JPH0715770Y2 - 自動車用ドアロックの施解錠検出装置 - Google Patents

自動車用ドアロックの施解錠検出装置

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JPH0715770Y2
JPH0715770Y2 JP2367287U JP2367287U JPH0715770Y2 JP H0715770 Y2 JPH0715770 Y2 JP H0715770Y2 JP 2367287 U JP2367287 U JP 2367287U JP 2367287 U JP2367287 U JP 2367287U JP H0715770 Y2 JPH0715770 Y2 JP H0715770Y2
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JP
Japan
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door lock
rotary switch
door
lock
detection device
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JP2367287U
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JPS63130363U (ja
Inventor
治男 持田
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Ohi Seisakusho Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 −産業上の利用分野− 本考案は自動車用ドアロックに関し、特に、パッシブシ
ートベルト等に用いる自動車用ドアロックの施解錠検出
装置に関する。
−従来技術− 周知のように、自動車のパッシブシートベルトシステム
においては、乗員の着座等に応じてシートベルトを自動
的に拘束位置とし、乗降時に同シートベルトを自動的に
開放位置とするが、このパッシブシートベルトの駆動装
置の制御のため、従来では、特開昭56−75211号公報に
より第3図に示すような制御装置が提案されている。即
ち、第3図はパッシブシートベルトの駆動装置に指令信
号を入力させるドアロックの正面図であり、このドアロ
ックはラッチ軸Aを支点として回動できるラッチ爪Bを
備えており、同ラッチ爪Bにはラッチ爪Bを実線示のロ
ック位置に鎖錠できるポウルCが付設してあり、車体側
に設けるストライカDが図示のロック位置に鎖錠され
る。そして、前記ドアロックの基板の表面には、前記ラ
ッチ爪Bの突起Eを検出してパッシブシートベルトの駆
動装置に指令信号を入力するマイクロスイッチFが配置
され、このマイクロスイッチFによりラッチ爪Bがロッ
ク位置にあるとき拘束指令信号が送出される。
したがって、このようなドアロックによると、自動車用
ドアが閉じられてドアがロック状態におかれるとき、マ
イクロスイッチFの指令によりパッシブシートベルトが
拘束位置となり、乗員の身体がシートに拘束されること
になる。しかしながら、このようなラッチ爪Bとマイク
ロスイッチFの構成では、自動車用ドアが半ドアの状態
で、衝撃力が加わるとマイクロスイッチFやラッチ爪B
が振動してマイクロスイッチFが誤動作したり、マイク
ロスイッチF内に設けられるスプリング(図示せず)や
検知部材が寒冷時の凍結やほこり等の付着により動作が
緩慢になり、誤まってパッシブシートベルトが不意に拘
束位置となる可能性がある。
また、従来では、特公昭61−49471号公報により、ドア
ロックのラッチ爪の回動軸(ラッチ軸)に操作軸を結合
したロータリスイッチが記載されているが、このような
施解錠検出装置では、ロータリスイッチ本体はラッチ爪
の回動軸方向にラッチ爪に隣合った状態におかれるの
で、ドアロックの厚み方向寸法が大きくなり、自動車用
ドアの厚み方向寸法に悪影響が生じ、ロータリスイッチ
自体はドアロック外に設けられているため、防水、防塵
性の点でも問題があった。
−考案の目的− 本考案の目的は、以上に述べたような従来のパッシブシ
ートベルト等の自動車用ドアロックの施解錠検出装置の
問題を考慮し、衝撃や凍結、ほこり等による誤動作が発
生せず、ドアロックの厚みが増大することのない自動車
用ドアロックの施解錠検出装置を得るにある。
−考案の構成− この目的を達成するため、本考案は、ドアの開閉に伴う
解錠位置と施錠位置との間で回動される少なくともひと
つの回動部材を備える自動車用ドアロックにおいて、ド
アロック固定部に固定されて操作軸の回動操作により検
出信号を発信するロータリスイッチと、このロータリス
イッチの前記操作軸に固定されかつ同操作軸を中心とす
る2条の長孔を表面に形成した従動部材と、前記回動部
材に一端が設けられかつ前記従動部材の一方の前記長孔
に移動可能に他端が設けられた連結部材と、ドアの解錠
操作を行うハンドルレバーの一端部に設けられかつ前記
従動部材の他方の前記長孔に移動可能な係合部とで構成
することを提案するものである。
−実施例− 以下、第1図及び第2図について本考案の実施例の詳細
を説明する。
第1図はパッシブシートベルトシステムにおいて制御部
として用いる本考案のドアロックの正面図であり、同ド
アロックは車体側に設けるストライカ1を鎖錠できるラ
ッチ爪2を備えており、ラッチ軸3(回動軸)を支点と
して回動できるラッチ爪2は、実線で示すロック位置に
ボウル4で鎖錠できる。そして、ラッチ爪2は復帰ばね
5により前記ラッチ軸3を中心として反時計方向に付勢
してあり、ボウル4から開放された仮想線示の解錠位置
をとることができる。
また、中間部を支点ピン6でドアロックの基板7に枢支
されたハンドルレバー8の端部8aは、図示を省略するア
ウトサイドハンドルまたはインサイドハンドルにより仮
想線示の操作位置に回動されるもので、付勢ばね9によ
り前記支点ピン6を中心として時計方向に回動する回動
習性を与えてある。
前記基板7にはパッシブシートベルトの駆動装置10を制
御する検出信号を与えるロータリスイッチ11が配置して
ある。このロータリスイッチ11は、その操作軸11aをラ
ッチ爪2のラッチ軸3と平行な状態に向けた状態で前記
基板7に固定されており、このロータリスイッチ11は、
第2図に示すようにパッシブシートベルトの駆動装置10
に出力を与えるコントローラ12に指令信号を入力し、コ
ントローラ12での状態判定結果に応じて駆動装置10を動
作させる。前記ロータリスイッチ11の操作軸11aには従
動レバー13(従動部材)の基部が固定されるが、この従
動レバー13は、復旧ばね14で前記操作軸11aを中心とし
て反時計方向に付勢してある。また、同従動レバー13
は、実線で示した不感応位置及び仮想線で示した動作位
置をとることができ、従動レバー13が動作位置にあると
きにロータリスイッチ11から検出信号が発信される。即
ち、従動レバー13の表面には2本の円弧状長孔15A,15B
が形成してあり、一方の長孔15Aには前記ラッチ爪2に
一端16aを結合した連結ロッド16(連結部材)の抑止端1
6bが挿入され、他方の長孔15Bには前記ハンドルレバー
8の係合部としての折曲端8bが位置してある。
図示実施例は、以上のような構造であるから、ロータリ
スイッチ11がドアロッドの内部に組込まれるので、ドア
ロックの厚み方向寸法は従来と同様の寸法となり、同ロ
ータリスイッチ11を外部のほこり等から充分に保護でき
る。そして、ロータリスイッチ11自体は、回転運動を利
用しかつ連結ロッド16で強制的に回動動作するので、従
来のマイクロスイッチに比較して凍結により動作不良を
起こすおそれもない。
また、図示するドアロックのロック状態にあっては、ロ
ータリスイッチ11を動作させる従動レバー13が復旧ばね
14の力に抗して強制的に実線示の不感応位置に維持され
る。即ち、この状態では、ラッチ爪2に結合された連結
ロッド16及びハンドルレバー8の折曲端8bにより従動レ
バー13が不感応位置に保たれることになるので、仮にド
アロックのラッチ爪2が衝撃力等で振動したり、アウト
サイドハンドルまたはインサイドハンドルが不注意で操
作されても、従動レバー13が誤まって動作位置に移動す
るのが防止される。つまり、衝撃力またはハンドルレバ
ー8の誤動作により、連結ロッド16及びハンドルレバー
8の折曲端8bのいずれか一方が仮想線示の位置に移動し
ても、従動レバー13は他方のハンドルレバー8の折曲端
8bまたは連結ロッド16により不感応位置に維持されるか
ら、ロータリスイッチ11が誤動作指令信号を発信するこ
とはなくなる。
さらに、図示例の構造では、ラッチ爪2のロック位置以
外の位置への移動及びハンドルレバー8の操作位置への
移動を条件として初めてロータリスイッチ11が感応して
パッシブシートベルトの駆動装置10に開放動作指令が行
なわれる。即ち、ラッチ爪2に結合された連結ロッド16
及びハンドルレバー8が仮想線示の位置に共に移動され
ると、従動レバー13が自由になり、復旧ばね14の力によ
り従動レバー13が操作軸11aを中心として反時計方向へ
回動し、従動レバー13が仮想線で示した感応位置になる
から、ロータリスイッチ11によりコントローラ12に開放
指令信号が入力されるため、走行中や拘束必要時に誤ま
つてパッシブシートベルトが開放されることはなく、ハ
ンドルレバー8の操作のみで降車できる。
ところで、停車時や乗降中のドアの解錠状態では、ハン
ドルレバー8により従動レバー13が不感応位置に維持さ
れているので、パッシブシートベルトシステムの電源の
オン・オフだけではパッシブシートベルトで乗員の身体
を希望の時期に拘束できる。
なお、前記実施例においては、ロータリスイッチ11の信
号をパッシブシートベルトの指令信号として利用するも
のを説明したが、同ロータリスイッチ11の信号は他の目
的にも利用でき、また、前記実施例では、ラッチ爪2を
利用する場合を利用したが、ロータリスイッチ11は解錠
位置と施錠位置との間で回動操作される他の回動部材に
連結してもよい。
−考案の効果− 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、ロー
タリスイッチを用いた施解錠検出装置をドアロックの内
部に組込むので、ドアロックの厚み方向寸法が増大され
ることがなく、同ロータリスイッチを外部のほこり等か
ら充分に保護でき、機械的に連結された連結部材により
ロータリスイッチを強制的に回動操作するため、凍結に
よりロータリスイッチが誤動作を起こすことがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による施解錠検出装置を組込んだドアロ
ックの正面図、第2図は同ドアロックを用いたパッシブ
シートベルトシステムのブロック線図、第3図は従来の
パッシブシートベルトシステムに用いるドアロックの正
面図である。 2…ラッチ爪(回動部材)、3…ラッチ軸(回動軸)、
11…ロータリスイッチ、13…従動レバー(従動部材)、
16…連結ロッド(連結部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアの開閉に伴う解錠位置と施錠位置との
    間で回動される少なくともひとつの回動部材を備える自
    動車用ドアロックにおいて、ドアロック固定部に固定さ
    れて操作軸の回動操作により検出信号を発信するロータ
    リスイッチと、このロータリスイッチの前記操作軸に固
    定されかつ同操作軸を中心とする2条の長孔を表面に形
    成した従動部材と、前記回動部材に一端が設けられかつ
    前記従動部材の一方の前記長孔に移動可能に他端が設け
    られた連結部材と、ドアの解錠操作を行うハンドルレバ
    ーの一端部に設けられかつ前記従動部材の他方の前記長
    孔に移動可能な係合部とで構成したことを特徴とする自
    動車用ドアロックの施解錠検出装置。
JP2367287U 1987-02-20 1987-02-20 自動車用ドアロックの施解錠検出装置 Expired - Lifetime JPH0715770Y2 (ja)

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JPS63130363U JPS63130363U (ja) 1988-08-25
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JP2367287U Expired - Lifetime JPH0715770Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20 自動車用ドアロックの施解錠検出装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62283035A (ja) * 1986-05-31 1987-12-08 Johnan Seisakusho Co Ltd 車両のパツシブベルト装置用作動スイツチ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62283035A (ja) * 1986-05-31 1987-12-08 Johnan Seisakusho Co Ltd 車両のパツシブベルト装置用作動スイツチ

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