JP2002129807A - 車両用ドアロック装置 - Google Patents
車両用ドアロック装置Info
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- door lock
- unlocking
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- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B77/00—Vehicle locks characterised by special functions or purposes
- E05B77/22—Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle
- E05B77/24—Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like
- E05B77/28—Functions related to actuation of locks from the passenger compartment of the vehicle preventing use of an inner door handle, sill button, lock knob or the like for anti-theft purposes, e.g. double-locking or super-locking
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- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
- E05B81/12—Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
- E05B81/16—Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators operating on locking elements for locking or unlocking action
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- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
- E05B81/02—Power-actuated vehicle locks characterised by the type of actuators used
- E05B81/04—Electrical
- E05B81/06—Electrical using rotary motors
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- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
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- E05B81/32—Details of the actuator transmission
- E05B81/34—Details of the actuator transmission of geared transmissions
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- Y10T70/5889—For automotive vehicles
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- Y10T70/00—Locks
- Y10T70/70—Operating mechanism
- Y10T70/7051—Using a powered device [e.g., motor]
- Y10T70/7062—Electrical type [e.g., solenoid]
- Y10T70/7102—And details of blocking system [e.g., linkage, latch, pawl, spring]
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- Y10T70/7062—Electrical type [e.g., solenoid]
- Y10T70/7107—And alternately mechanically actuated by a key, dial, etc.
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両用ドアロック装置において、小型かつ簡
単な構成により、ドアロック本体をスーパーロック状態
にして防盗性の向上を図る。 【解決手段】 ドアロック本体1に固定されるアクチュ
エータ20のハウジング21に、適宜の操作スイッチに
より作動可能な第1及び第2モータ22、23と、第1
モータ22によって、ドアロック本体1の第1施解錠機
構6を解錠状態とする解錠位置と施錠状態とする施錠位
置とに作動される第1作動レバー24と、第2モータ2
3によって、ドアロック本体1の第2施解錠機構14を
解錠状態とする解錠位置と施錠状態とする施錠位置とに
作動される第2作動レバー25とを設ける。
単な構成により、ドアロック本体をスーパーロック状態
にして防盗性の向上を図る。 【解決手段】 ドアロック本体1に固定されるアクチュ
エータ20のハウジング21に、適宜の操作スイッチに
より作動可能な第1及び第2モータ22、23と、第1
モータ22によって、ドアロック本体1の第1施解錠機
構6を解錠状態とする解錠位置と施錠状態とする施錠位
置とに作動される第1作動レバー24と、第2モータ2
3によって、ドアロック本体1の第2施解錠機構14を
解錠状態とする解錠位置と施錠状態とする施錠位置とに
作動される第2作動レバー25とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防盗性の向上を図
った車両用ドアロック装置に関する。
った車両用ドアロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ドアロック装置は、ドアの
車外側に設けられたキーシリンダまたはアクチュエータ
により、ドアに設けられた車内側ハンドル及び車外側ハ
ンドルの開扉操作を無効にする施錠状態と有効にする解
錠状態とに作動可能な施解錠機構と、施解錠機構が施錠
状態にあっても、車内側ハンドルの開扉操作により、常
に、ドアを開けることができる、いわゆるオーバーライ
ド操作ができるようにしたオーバーライド機構とを備え
ているものがある。
車外側に設けられたキーシリンダまたはアクチュエータ
により、ドアに設けられた車内側ハンドル及び車外側ハ
ンドルの開扉操作を無効にする施錠状態と有効にする解
錠状態とに作動可能な施解錠機構と、施解錠機構が施錠
状態にあっても、車内側ハンドルの開扉操作により、常
に、ドアを開けることができる、いわゆるオーバーライ
ド操作ができるようにしたオーバーライド機構とを備え
ているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
車両用ドアロック装置では、施解錠機構を施錠状態にし
て、車外側ハンドルの開扉操作を無効にしても、駐車中
に、不正行為をもって、車外から車内側ハンドルが操作
されると、不用意にドアが開けられるという問題があ
る。
車両用ドアロック装置では、施解錠機構を施錠状態にし
て、車外側ハンドルの開扉操作を無効にしても、駐車中
に、不正行為をもって、車外から車内側ハンドルが操作
されると、不用意にドアが開けられるという問題があ
る。
【0004】この問題点を解消したものとして、例え
ば、特公平7−103736号公報に開示されているよ
うに、ドアロック本体にオーバーライド操作を無効にす
ることができるセーフティ機構を設け、このセーフティ
機構をアクチュエータによって作動させることにより、
車内側ハンドルの操作を無効にしたものがある。しか
し、このドアロック装置においては、施解錠機構を作動
させるアクチュエータと、セーフティ機構を作動させる
アクチュエータとが、それぞれ別々にドアロック本体に
ロッドを介して連結されているため、装置全体の構成が
複雑になり、かつ大型になる問題がある。
ば、特公平7−103736号公報に開示されているよ
うに、ドアロック本体にオーバーライド操作を無効にす
ることができるセーフティ機構を設け、このセーフティ
機構をアクチュエータによって作動させることにより、
車内側ハンドルの操作を無効にしたものがある。しか
し、このドアロック装置においては、施解錠機構を作動
させるアクチュエータと、セーフティ機構を作動させる
アクチュエータとが、それぞれ別々にドアロック本体に
ロッドを介して連結されているため、装置全体の構成が
複雑になり、かつ大型になる問題がある。
【0005】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、小型かつ簡単な構成により、第1及び
第2施解錠機構を施錠状態にすることができるようにし
て、防盗性の向上を図るようにした車両用ドアロック装
置を提供することを目的としている。
な問題点に鑑み、小型かつ簡単な構成により、第1及び
第2施解錠機構を施錠状態にすることができるようにし
て、防盗性の向上を図るようにした車両用ドアロック装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)車外側ハンドルの操作を有効にする解錠状態と無
効にする施錠状態とに作動可能な第1施解錠機構と、車
内側ハンドルの操作を有効にする解錠状態と無効にする
施錠状態とに作動可能な第2施解錠機構とを有するドア
ロック本体と、該ドアロック本体に取り付けられるアク
チュエータとを備え、該アクチュエータは、前記ドアロ
ック本体に固定されるハウジングと、該ハウジングに配
設され、かつ適宜の操作スイッチにより作動可能な第1
及び第2モータと、前記第1施解錠機構に連結され、か
つ前記第1モータによって前記第1施解錠機構を解錠状
態とする解錠位置と施錠状態とする施錠位置とに作動さ
れるよう前記ハウジングに支持された第1作動レバー
と、前記第2施解錠機構に連結され、かつ前記第2モー
タによって前記第2施解錠機構を解錠状態とする解錠位
置と施錠状態とする施錠位置とに作動されるよう前記ハ
ウジングに支持された第2作動レバーとを有する。
題は、次のようにして解決される。 (1)車外側ハンドルの操作を有効にする解錠状態と無
効にする施錠状態とに作動可能な第1施解錠機構と、車
内側ハンドルの操作を有効にする解錠状態と無効にする
施錠状態とに作動可能な第2施解錠機構とを有するドア
ロック本体と、該ドアロック本体に取り付けられるアク
チュエータとを備え、該アクチュエータは、前記ドアロ
ック本体に固定されるハウジングと、該ハウジングに配
設され、かつ適宜の操作スイッチにより作動可能な第1
及び第2モータと、前記第1施解錠機構に連結され、か
つ前記第1モータによって前記第1施解錠機構を解錠状
態とする解錠位置と施錠状態とする施錠位置とに作動さ
れるよう前記ハウジングに支持された第1作動レバー
と、前記第2施解錠機構に連結され、かつ前記第2モー
タによって前記第2施解錠機構を解錠状態とする解錠位
置と施錠状態とする施錠位置とに作動されるよう前記ハ
ウジングに支持された第2作動レバーとを有する。
【0007】(2)上記(1)項において、第1作動レバ
ーを、車外側に設けられたキーシリンダによって、施錠
位置及び解錠位置に作動可能とし、かつ施錠位置から解
錠位置への移動によって、第2作動レバーを解錠位置に
移動させるよう該第2作動レバーに連結する。
ーを、車外側に設けられたキーシリンダによって、施錠
位置及び解錠位置に作動可能とし、かつ施錠位置から解
錠位置への移動によって、第2作動レバーを解錠位置に
移動させるよう該第2作動レバーに連結する。
【0008】(3)上記(1)項または(2)項において、
第1作動レバーと第2施解錠機構とを、解錠状態にある
前記第2施解錠機構のオープン作動によって、前記第1
作動レバーを施錠位置から解錠位置に移動させるよう連
係する。
第1作動レバーと第2施解錠機構とを、解錠状態にある
前記第2施解錠機構のオープン作動によって、前記第1
作動レバーを施錠位置から解錠位置に移動させるよう連
係する。
【0009】(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、第1作動レバーと第1施解錠機構とのいずれか一方
に、他方に向けて突出し、かつ他方に設けられた連結孔
に係合することにより、前記第1作動レバーと第1施解
錠機構とを連結するようにした連結部を設ける。
て、第1作動レバーと第1施解錠機構とのいずれか一方
に、他方に向けて突出し、かつ他方に設けられた連結孔
に係合することにより、前記第1作動レバーと第1施解
錠機構とを連結するようにした連結部を設ける。
【0010】(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、第2作動レバーと第2施解錠機構とのいずれか一方
に、他方に向けて突出し、かつ他方に設けられた連結孔
に係合することにより、前記第2作動レバーと第2施解
錠機構とを連結するようにした係合部を設ける。
て、第2作動レバーと第2施解錠機構とのいずれか一方
に、他方に向けて突出し、かつ他方に設けられた連結孔
に係合することにより、前記第2作動レバーと第2施解
錠機構とを連結するようにした係合部を設ける。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図1及び
図2における左方を自動車の「後方」、右方を「前
方」、図3における左方を「車内側」、右方を「車外
側」とする。
に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図1及び
図2における左方を自動車の「後方」、右方を「前
方」、図3における左方を「車内側」、右方を「車外
側」とする。
【0012】(1)は、自動車におけるドアのサイドパネ
ルに複数のボルト(図示略)をもって固定されるドアロッ
ク本体で、そのボディ(2)には、噛合機構として、ドア
の開閉に伴って、車体側に固着されたストライカ(図示
略)と係脱可能なラッチ(図示略)と、ラッチに係合する
ことにより、ラッチの回動を阻止して、ドアを閉止位置
に拘束する係合部材(図示略)とが、それぞれ回動可能に
収容されている。
ルに複数のボルト(図示略)をもって固定されるドアロッ
ク本体で、そのボディ(2)には、噛合機構として、ドア
の開閉に伴って、車体側に固着されたストライカ(図示
略)と係脱可能なラッチ(図示略)と、ラッチに係合する
ことにより、ラッチの回動を阻止して、ドアを閉止位置
に拘束する係合部材(図示略)とが、それぞれ回動可能に
収容されている。
【0013】図3は、ドアロック本体(1)の正面図を示
し、(3)は、ボディ(2)の前面に枢着され、かつ係合部
材と一体的に回動可能なオープンレバーで、オープン方
向(図3において時計方向)に回動させることにより、
係合部材とラッチとの係合を解除して、ドアを開くこと
ができる。
し、(3)は、ボディ(2)の前面に枢着され、かつ係合部
材と一体的に回動可能なオープンレバーで、オープン方
向(図3において時計方向)に回動させることにより、
係合部材とラッチとの係合を解除して、ドアを開くこと
ができる。
【0014】(4)は、ボディ(2)の前面に、軸(5)をも
って枢着されたアウトサイドレバーで、車外側の端部
が、ケーブル(図示略)を介して、ドアの車外側に設けら
れた車外側ハンドル(図示略)に連結され、車外側ハンド
ルの開扉操作によって、オープン方向(図3において反
時計方向)に回動する。
って枢着されたアウトサイドレバーで、車外側の端部
が、ケーブル(図示略)を介して、ドアの車外側に設けら
れた車外側ハンドル(図示略)に連結され、車外側ハンド
ルの開扉操作によって、オープン方向(図3において反
時計方向)に回動する。
【0015】(6)は、車外側ハンドルの開扉操作に対し
て、ドアロック本体(1)を施錠状態、及び解錠状態とす
る第1施解錠機構で、ボディ(2)の前面に軸(7)をもっ
て枢着され、かつ遊端部に後方に向けて突出した連結部
(8a)を有する施解錠レバー(8)と、下部がアウトサイド
レバー(4)に枢着され、かつ上部が長孔(9a)を介して施
解錠レバー(8)の下端部に設けられた突起(8b)に摺動自
在に係合したサブレバー(9)とから構成されている。
て、ドアロック本体(1)を施錠状態、及び解錠状態とす
る第1施解錠機構で、ボディ(2)の前面に軸(7)をもっ
て枢着され、かつ遊端部に後方に向けて突出した連結部
(8a)を有する施解錠レバー(8)と、下部がアウトサイド
レバー(4)に枢着され、かつ上部が長孔(9a)を介して施
解錠レバー(8)の下端部に設けられた突起(8b)に摺動自
在に係合したサブレバー(9)とから構成されている。
【0016】サブレバー(9)は、アウトサイドレバー
(4)のオープン方向の回動に連動して下方に移動すると
ともに、その上下方向のほぼ中央には、下方に移動する
ことにより、オープンレバー(3)に設けられた第1係合
部(3a)に係脱可能な解除部(9b)が設けられている。
(4)のオープン方向の回動に連動して下方に移動すると
ともに、その上下方向のほぼ中央には、下方に移動する
ことにより、オープンレバー(3)に設けられた第1係合
部(3a)に係脱可能な解除部(9b)が設けられている。
【0017】第1施解錠機構(6)が施錠状態のときは、
施解錠レバー(8)及びサブレバー(9)は、それぞれ図3
に示す施錠位置にあって、車外側ハンドルの開扉操作に
より、アウトサイドレバー(4)を介して、サブレバー
(9)が下方に移動させられても、サブレバー(9)の解除
部(9b)が、オープンレバー(3)の第1係合部(3a)に空振
りして、ドアを開けることができない。
施解錠レバー(8)及びサブレバー(9)は、それぞれ図3
に示す施錠位置にあって、車外側ハンドルの開扉操作に
より、アウトサイドレバー(4)を介して、サブレバー
(9)が下方に移動させられても、サブレバー(9)の解除
部(9b)が、オープンレバー(3)の第1係合部(3a)に空振
りして、ドアを開けることができない。
【0018】また、第1施解錠機構(6)が解錠状態のと
きは、施解錠レバー(8)は、施錠位置より所定量反時計
方向に回動した解錠位置に、またサブレバー(9)は、施
錠位置より所定量時計方向に回動した解錠位置にあっ
て、車外側ハンドルの開扉操作により、アウトサイドレ
バー(4)を介して、サブレバー(9)が下方に移動させら
れることにより、サブレバー(9)の解除部(9b)が、オー
プンレバー(3)の第1係合部(3a)に係合して、オープン
レバー(3)をオープン方に回動させて、ドアを開けるこ
とができる。
きは、施解錠レバー(8)は、施錠位置より所定量反時計
方向に回動した解錠位置に、またサブレバー(9)は、施
錠位置より所定量時計方向に回動した解錠位置にあっ
て、車外側ハンドルの開扉操作により、アウトサイドレ
バー(4)を介して、サブレバー(9)が下方に移動させら
れることにより、サブレバー(9)の解除部(9b)が、オー
プンレバー(3)の第1係合部(3a)に係合して、オープン
レバー(3)をオープン方に回動させて、ドアを開けるこ
とができる。
【0019】図4は、ドアロック本体(1)の側面図を示
し、(10)は、ボディ(2)に固着された前方を向くベース
プレート(11)に軸(12)をもって枢着されたほぼL字状の
インサイドレバーで、下部に設けられた連結孔(10a)
が、ケーブル(13)を介してドアの車内側に設けられた車
内側ハンドル(図示略)に連結され、車内側ハンドルの開
扉操作によって、オープン方向(図1及び図2において
反時計方向、図4において時計方向)に回動する。イン
サイドレバー(10)の後部には、前後方向の長孔(10b)が
設けられている。
し、(10)は、ボディ(2)に固着された前方を向くベース
プレート(11)に軸(12)をもって枢着されたほぼL字状の
インサイドレバーで、下部に設けられた連結孔(10a)
が、ケーブル(13)を介してドアの車内側に設けられた車
内側ハンドル(図示略)に連結され、車内側ハンドルの開
扉操作によって、オープン方向(図1及び図2において
反時計方向、図4において時計方向)に回動する。イン
サイドレバー(10)の後部には、前後方向の長孔(10b)が
設けられている。
【0020】(14)は、車内側ハンドルの開扉操作に対し
て、ドアロック本体(1)を施錠状態、及び解錠状態とす
る第2施解錠機構で、ベースプレート(11)に軸(12)をも
って枢着された中間レバー(15)と、前後方向の長孔(16
a)が軸(12)に摺動可能に係合して前後方向に移動可能な
切替レバー(16)と、ベースプレート(11)に軸(17)をもっ
て枢着され、下端部が中間レバー(15)のアーム(15a)に
連結軸(18)をもって回動可能に連結されたオーバーライ
ドレバー(19)とから構成されている。
て、ドアロック本体(1)を施錠状態、及び解錠状態とす
る第2施解錠機構で、ベースプレート(11)に軸(12)をも
って枢着された中間レバー(15)と、前後方向の長孔(16
a)が軸(12)に摺動可能に係合して前後方向に移動可能な
切替レバー(16)と、ベースプレート(11)に軸(17)をもっ
て枢着され、下端部が中間レバー(15)のアーム(15a)に
連結軸(18)をもって回動可能に連結されたオーバーライ
ドレバー(19)とから構成されている。
【0021】中間レバー(15)には、インサイドレバー(1
0)の長孔(10b)に重合するL字型溝(15b)が設けられてい
る。
0)の長孔(10b)に重合するL字型溝(15b)が設けられてい
る。
【0022】切替レバー(16)は、中間レバー(15)のL字
型溝(15b)及びインサイドレバー(10)の長孔(10b)に摺動
自在に嵌入する係合部(16b)を有し、かつ係合部(16b)
が、L字型溝(15b)の角部に位置して、第2施解錠機構
(14)を施錠状態とする、主に図1に示す施錠位置と、係
合部(16b)がL字型溝(15b)の後端部に係合して、第2施
解錠機構(14)を解錠状態とする、図5に示す解錠位置と
に移動可能であり、施錠位置にあるときには、インサイ
ドレバー(10)のオープン方向の回動を中間レバー(15)に
伝達不能とし、また解錠位置にあるときには、インサイ
ドレバー(10)とともにオープン方向に回動して、そのオ
ープン作動を係合部(16b)を介して中間レバー(15)に伝
達可能にする。
型溝(15b)及びインサイドレバー(10)の長孔(10b)に摺動
自在に嵌入する係合部(16b)を有し、かつ係合部(16b)
が、L字型溝(15b)の角部に位置して、第2施解錠機構
(14)を施錠状態とする、主に図1に示す施錠位置と、係
合部(16b)がL字型溝(15b)の後端部に係合して、第2施
解錠機構(14)を解錠状態とする、図5に示す解錠位置と
に移動可能であり、施錠位置にあるときには、インサイ
ドレバー(10)のオープン方向の回動を中間レバー(15)に
伝達不能とし、また解錠位置にあるときには、インサイ
ドレバー(10)とともにオープン方向に回動して、そのオ
ープン作動を係合部(16b)を介して中間レバー(15)に伝
達可能にする。
【0023】オーバーライドレバー(19)は、中間レバー
(15)のオープン方向への回動に連動して、連結軸(18)を
介してオープン方向(図4において反時計方向)に回動
させられ、端部に設けられた解除部(19a)がオープンレ
バー(3)に設けた第2係合部(3b)に係合して、オープン
レバー(3)をオープン方向に回動させることができる。
(15)のオープン方向への回動に連動して、連結軸(18)を
介してオープン方向(図4において反時計方向)に回動
させられ、端部に設けられた解除部(19a)がオープンレ
バー(3)に設けた第2係合部(3b)に係合して、オープン
レバー(3)をオープン方向に回動させることができる。
【0024】第2施解錠機構(14)が解錠状態のときに
は、車内側ハンドルの開扉操作によって、インサイドレ
バー(10)とともに切替レバー(16)がオープン方向に回動
させられることにより、係合部(16b)がL字型溝(15b)に
係合して、中間レバー(15)をオープン方向に回動させ、
オーバーライドレバー(19)を介してオープンレバー(3)
をオープン方向に回動させることができる。
は、車内側ハンドルの開扉操作によって、インサイドレ
バー(10)とともに切替レバー(16)がオープン方向に回動
させられることにより、係合部(16b)がL字型溝(15b)に
係合して、中間レバー(15)をオープン方向に回動させ、
オーバーライドレバー(19)を介してオープンレバー(3)
をオープン方向に回動させることができる。
【0025】施解錠機構(14)が施錠状態のときは、イン
サイドレバー(10)がオープン方向に回動させられても、
係合部(16b)がL字型溝(15b)に対して空振りし、その回
動が中間レバー(15)及びオーバーライドレバー(19)に伝
達されることはない。したがって、車内側ハンドルによ
りドアを開けることはできない。
サイドレバー(10)がオープン方向に回動させられても、
係合部(16b)がL字型溝(15b)に対して空振りし、その回
動が中間レバー(15)及びオーバーライドレバー(19)に伝
達されることはない。したがって、車内側ハンドルによ
りドアを開けることはできない。
【0026】(20)は、図1に示すように、ドアロック本
体(1)に取り付けられるアクチュエータで、ベースプレ
ート(11)に固定される合成樹脂製のハウジング(21)に
は、図2に示すように、キー等に組み込まれた遠隔操作
スイッチ及び運転席近傍に設けられた操作スイッチの操
作により、予め定めた方向に回転可能な第1施解錠機構
用の第1モータ(22)と、キー等に組み込まれた遠隔操作
スイッチの操作により、予め定めた方向に回転可能な第
2施解錠機構用の第2モータ(23)と、第1施解錠機構
(6)に連結される第1作動レバー(24)と、第2施解錠機
構(14)に連結される第2作動レバー(25)とが設けられて
いる。
体(1)に取り付けられるアクチュエータで、ベースプレ
ート(11)に固定される合成樹脂製のハウジング(21)に
は、図2に示すように、キー等に組み込まれた遠隔操作
スイッチ及び運転席近傍に設けられた操作スイッチの操
作により、予め定めた方向に回転可能な第1施解錠機構
用の第1モータ(22)と、キー等に組み込まれた遠隔操作
スイッチの操作により、予め定めた方向に回転可能な第
2施解錠機構用の第2モータ(23)と、第1施解錠機構
(6)に連結される第1作動レバー(24)と、第2施解錠機
構(14)に連結される第2作動レバー(25)とが設けられて
いる。
【0027】第1作動レバー(24)は、長孔(24a)(24b)を
介してハウジング(21)に上下方向に摺動自在に支持さ
れ、かつ後方に向けて開口する連結孔(24c)に、施解錠
レバー(8)の連結部(8a)が係合することにより、第1施
解錠機構(6)は連結される。第1作動レバー(24)の上部
に設けられた溝部(24d)には、ラック(26)が上下方向に
摺動自在に嵌合されている。
介してハウジング(21)に上下方向に摺動自在に支持さ
れ、かつ後方に向けて開口する連結孔(24c)に、施解錠
レバー(8)の連結部(8a)が係合することにより、第1施
解錠機構(6)は連結される。第1作動レバー(24)の上部
に設けられた溝部(24d)には、ラック(26)が上下方向に
摺動自在に嵌合されている。
【0028】第1作動レバー(24)は、第1モータ(22)の
回転によって、第1モータ(22)の回転軸に固着されたウ
ォーム(22a)、ハウジング(21)に軸(27)をもって枢着さ
れ、かつウォーム(22a)に噛合したウォームホイール(2
8)、及びウォームホイール(28)に設けられたピニオン(2
8a)に噛合したラック(26)を介して、第1施解錠機構
(6)を施錠状態とする図2に示す施錠位置と、同じく解
錠状態とする図8に示す解錠位置とに移動させられる。
回転によって、第1モータ(22)の回転軸に固着されたウ
ォーム(22a)、ハウジング(21)に軸(27)をもって枢着さ
れ、かつウォーム(22a)に噛合したウォームホイール(2
8)、及びウォームホイール(28)に設けられたピニオン(2
8a)に噛合したラック(26)を介して、第1施解錠機構
(6)を施錠状態とする図2に示す施錠位置と、同じく解
錠状態とする図8に示す解錠位置とに移動させられる。
【0029】第1作動レバー(24)の上部には、車外側に
突出する突部(24e)が、また下端部には、前方に向けて
鈎状に折曲された当接部(24f)が、それぞれ設けられて
いる。
突出する突部(24e)が、また下端部には、前方に向けて
鈎状に折曲された当接部(24f)が、それぞれ設けられて
いる。
【0030】第1作動レバー(24)は、図9に示すように
施錠位置にあって、また切替レバー(16)が解錠位置にあ
るとき、切替レバー(16)がオープン方向に回動させられ
ることにより、切替レバー(16)の係合部(16b)に嵌入さ
れるピン(36)が当接部(24f)に係合して、強制的に施錠
位置から解錠位置に移動させられ、第1施解錠機構(6)
を解錠状態にさせるようになっている。
施錠位置にあって、また切替レバー(16)が解錠位置にあ
るとき、切替レバー(16)がオープン方向に回動させられ
ることにより、切替レバー(16)の係合部(16b)に嵌入さ
れるピン(36)が当接部(24f)に係合して、強制的に施錠
位置から解錠位置に移動させられ、第1施解錠機構(6)
を解錠状態にさせるようになっている。
【0031】第1作動レバー(24)の溝部(24d)の上下端
とラック(26)との間には、第1作動レバー(24)の施錠位
置と解錠位置間の作動ストロークと同等の遊びが設けら
れ、またラック(26)及びウォームホイール(28)は、スプ
リング(図示略)の付勢力により中立位置に付勢されてお
り、第1作動レバー(24)が、ドアの車外側に設けられた
キーシリンダの操作によって施錠位置または解錠位置に
移動させられたとき、逆転しないようになっている。
とラック(26)との間には、第1作動レバー(24)の施錠位
置と解錠位置間の作動ストロークと同等の遊びが設けら
れ、またラック(26)及びウォームホイール(28)は、スプ
リング(図示略)の付勢力により中立位置に付勢されてお
り、第1作動レバー(24)が、ドアの車外側に設けられた
キーシリンダの操作によって施錠位置または解錠位置に
移動させられたとき、逆転しないようになっている。
【0032】(29)は、車外側に延出する軸(29a)をもっ
てハウジング(21)の支持部(21a)に枢着されたキーレバ
ーで、第1作動レバー(24)の突部(24e)に係合可能な上
下1対のアーム部(29b)(29b)を有している。支持部(21
a)から車外側に突出する端部には、図10に示すよう
に、キーシリンダに連結されるキー連結レバー(30)が、
キーレバー(29)と一体なって回動しうるよう嵌着されて
いる。
てハウジング(21)の支持部(21a)に枢着されたキーレバ
ーで、第1作動レバー(24)の突部(24e)に係合可能な上
下1対のアーム部(29b)(29b)を有している。支持部(21
a)から車外側に突出する端部には、図10に示すよう
に、キーシリンダに連結されるキー連結レバー(30)が、
キーレバー(29)と一体なって回動しうるよう嵌着されて
いる。
【0033】キーレバー(29)は、キーシリンダの操作に
よって、キー連結レバー(30)を介して、図2及び図8に
おいて時計方向または反時計方向に回動させられること
により、上側のアーム部(29b)または下側のアーム部(29
b)が第1作動レバー(24)の突部(24e)に係合して、第1
作動レバー(24)を解錠位置または施錠位置に作動させる
ことができる。
よって、キー連結レバー(30)を介して、図2及び図8に
おいて時計方向または反時計方向に回動させられること
により、上側のアーム部(29b)または下側のアーム部(29
b)が第1作動レバー(24)の突部(24e)に係合して、第1
作動レバー(24)を解錠位置または施錠位置に作動させる
ことができる。
【0034】(31)は、ハウジング(21)に軸(32)をもって
枢着された中継レバーで、遊端部に設けられた係合部(3
1a)が、第1作動レバー(24)に設けられた係合溝(24g)に
係合して、第1作動レバー(24)に連動して、図2及び図
9に示す施錠位置と図8に示す解錠位置とに移動可能で
ある。
枢着された中継レバーで、遊端部に設けられた係合部(3
1a)が、第1作動レバー(24)に設けられた係合溝(24g)に
係合して、第1作動レバー(24)に連動して、図2及び図
9に示す施錠位置と図8に示す解錠位置とに移動可能で
ある。
【0035】第2作動レバー(25)は、ハウジング(21)の
下部に軸(33)をもって枢着され、かつ前後方向に回動す
る上向きのアーム(25a)の上縁には、歯部(25b)が、また
軸(33)と歯部(25b)との間には、上下方向の連結孔(25c)
が、それぞれ設けられている。連結孔(25c)には、図4
に示す切替レバー(16)の係合部(16b)に嵌入されるピン
(36)が摺動自在に係合されている。
下部に軸(33)をもって枢着され、かつ前後方向に回動す
る上向きのアーム(25a)の上縁には、歯部(25b)が、また
軸(33)と歯部(25b)との間には、上下方向の連結孔(25c)
が、それぞれ設けられている。連結孔(25c)には、図4
に示す切替レバー(16)の係合部(16b)に嵌入されるピン
(36)が摺動自在に係合されている。
【0036】第2作動レバー(25)は、第2モータ(23)の
回転によって、第2モータ(23)の回転軸に固着されたウ
ォーム(23a)、中継レバー(31)と同軸(32)をもって枢着
され、かつウォーム(23a)に噛合するウォームホイール
(34)、及びウォームホイール(34)に噛合する歯部(25b)
を介して、時計方向及び反時計方向に回動させられ、連
結孔(25c)とピン(36)との係合によって、第2施解錠機
構(14)を施錠状態とする図2に示す施錠位置と、同じく
解錠状態とする図8及び図9に示す解錠位置とに回動さ
せられる。
回転によって、第2モータ(23)の回転軸に固着されたウ
ォーム(23a)、中継レバー(31)と同軸(32)をもって枢着
され、かつウォーム(23a)に噛合するウォームホイール
(34)、及びウォームホイール(34)に噛合する歯部(25b)
を介して、時計方向及び反時計方向に回動させられ、連
結孔(25c)とピン(36)との係合によって、第2施解錠機
構(14)を施錠状態とする図2に示す施錠位置と、同じく
解錠状態とする図8及び図9に示す解錠位置とに回動さ
せられる。
【0037】連結孔(25c)は、切替レバー(16)がオープ
ン方向に回動したとき、ピン(36)が連結孔(25c)に干渉
することがないように、軸(12)を中心とする上下方向を
向く円弧状となっている。
ン方向に回動したとき、ピン(36)が連結孔(25c)に干渉
することがないように、軸(12)を中心とする上下方向を
向く円弧状となっている。
【0038】(35)は、上端が中継レバー(31)に連結さ
れ、かつ下端部(35a)が第2作動レバー(25)に設けられ
た上下方向の長孔(25d)に摺動自在に係合した連結部材
で、図2に示すように、第1作動レバー(24)、中継レバ
ー(31)、及び第2作動レバー(25)が、それぞれ施錠位置
にあるとき、下端部(35a)が長孔(25d)の上端に位置する
ようになっている。
れ、かつ下端部(35a)が第2作動レバー(25)に設けられ
た上下方向の長孔(25d)に摺動自在に係合した連結部材
で、図2に示すように、第1作動レバー(24)、中継レバ
ー(31)、及び第2作動レバー(25)が、それぞれ施錠位置
にあるとき、下端部(35a)が長孔(25d)の上端に位置する
ようになっている。
【0039】図2に示す状態において、キーシリンダの
操作によって、キー連結レバー(30)及びキーレバー(29)
を介して、第1作動レバー(24)及び中継レバー(31)を施
錠位置から解錠位置に移動させることにより、連結部材
(35)を介して、第2作動レバー(25)を強制的に解錠位置
に移動させて、第2施解錠機構(14)を解錠状態とするこ
とができる。
操作によって、キー連結レバー(30)及びキーレバー(29)
を介して、第1作動レバー(24)及び中継レバー(31)を施
錠位置から解錠位置に移動させることにより、連結部材
(35)を介して、第2作動レバー(25)を強制的に解錠位置
に移動させて、第2施解錠機構(14)を解錠状態とするこ
とができる。
【0040】ハウジング(21)は、ベースプレート(11)に
設けられた複数の爪部(11a)に係合させることにより、
ドアロック本体(1)の各レバーを被うようにベースプレ
ート(11)に固定され、アクチュエータ(20)の各構成部品
を収容する機能と、ドアロック本体(1)の防水、防盗用
カバーの機能とを兼ね備えている。ハウジング(21)のほ
ぼ上半分は、カバー(21b)によって閉塞される。
設けられた複数の爪部(11a)に係合させることにより、
ドアロック本体(1)の各レバーを被うようにベースプレ
ート(11)に固定され、アクチュエータ(20)の各構成部品
を収容する機能と、ドアロック本体(1)の防水、防盗用
カバーの機能とを兼ね備えている。ハウジング(21)のほ
ぼ上半分は、カバー(21b)によって閉塞される。
【0041】ハウジング(21)をベースプレート(11)に固
定するとき、第1作動レバー(24)の連結孔(24c)に施解
錠レバー(8)の連結部(8a)を、また第2作動レバー(25)
の連結孔(25c)に切替レバー(16)の係合部(16b)に嵌入さ
れるピン(36)を、それぞれ係合させることにより、第1
作動レバー(24)と第1施解錠機構(6)とが、また第2作
動レバー(25)と第2施解錠機構(14)とが、それぞれ連結
される。
定するとき、第1作動レバー(24)の連結孔(24c)に施解
錠レバー(8)の連結部(8a)を、また第2作動レバー(25)
の連結孔(25c)に切替レバー(16)の係合部(16b)に嵌入さ
れるピン(36)を、それぞれ係合させることにより、第1
作動レバー(24)と第1施解錠機構(6)とが、また第2作
動レバー(25)と第2施解錠機構(14)とが、それぞれ連結
される。
【0042】なお、従来のドアロック装置は、ドアの車
内側に設けられたロックノブを操作することにより、第
1施解錠機構を施錠または解錠状態に操作しうるように
なっているが、本発明の実施形態におけるドアロック装
置は、不正行為によってロックノブが解錠操作されない
ように、ロックノブを備えていない。したがって、第1
施解錠機構(6)の操作は、車外からは、上述のようにキ
ーシリンダ及び遠隔操作スイッチのいずれかで行われ、
また、室内からは、運転席近傍に設けた操作スイッチの
操作のみ可能で、手動による操作はできないようになっ
ている。
内側に設けられたロックノブを操作することにより、第
1施解錠機構を施錠または解錠状態に操作しうるように
なっているが、本発明の実施形態におけるドアロック装
置は、不正行為によってロックノブが解錠操作されない
ように、ロックノブを備えていない。したがって、第1
施解錠機構(6)の操作は、車外からは、上述のようにキ
ーシリンダ及び遠隔操作スイッチのいずれかで行われ、
また、室内からは、運転席近傍に設けた操作スイッチの
操作のみ可能で、手動による操作はできないようになっ
ている。
【0043】次に、本発明における実施形態の各状態の
作用について説明する。 (第1施解錠機構(6)及び第2施解錠機構(14)が、それ
ぞれ解錠状態)第2施解錠機構(14)については図5に、
またアクチュエータ(20)については図8に、それぞれ示
す。この状態においては、車外側ハンドル及び車内側ハ
ンドルの操作によって、車内外のいずれからでもドアを
開けることができる。
作用について説明する。 (第1施解錠機構(6)及び第2施解錠機構(14)が、それ
ぞれ解錠状態)第2施解錠機構(14)については図5に、
またアクチュエータ(20)については図8に、それぞれ示
す。この状態においては、車外側ハンドル及び車内側ハ
ンドルの操作によって、車内外のいずれからでもドアを
開けることができる。
【0044】すなわち、車外側ハンドルが開扉操作され
ると、アウトサイドレバー(4)及びサブレバー(9)を介
して、オープンレバー(3)をオープン方向に回動させて
ドアを開けることができる。
ると、アウトサイドレバー(4)及びサブレバー(9)を介
して、オープンレバー(3)をオープン方向に回動させて
ドアを開けることができる。
【0045】車内から車内側ハンドルが開扉操作される
と、インサイドレバー(10)、切替レバー(16)、中間レバ
ー(15)、及びオーバーライドレバー(19)を介して、オー
プンレバー(3)をオープン方向に回動させてドアを開け
ることができる。
と、インサイドレバー(10)、切替レバー(16)、中間レバ
ー(15)、及びオーバーライドレバー(19)を介して、オー
プンレバー(3)をオープン方向に回動させてドアを開け
ることができる。
【0046】この状態から、キーシリンダーがキーをも
って施錠操作されると、第1作動レバー(24)は、キー連
結レバー(30)及びキーレバー(29)を介して、施錠位置に
移動させられ、第1施解錠機構(6)を施錠状態にする。
って施錠操作されると、第1作動レバー(24)は、キー連
結レバー(30)及びキーレバー(29)を介して、施錠位置に
移動させられ、第1施解錠機構(6)を施錠状態にする。
【0047】また、車内の操作スイッチが施錠操作され
ると、第1モータ(22)のみが回転し、第1作動レバー(2
4)は、ウォーム(22a)、ウォームホイール(28)、及びラ
ック(26)を介して、施錠位置に移動させられ、第1施解
錠機構(6)を施錠状態にする。
ると、第1モータ(22)のみが回転し、第1作動レバー(2
4)は、ウォーム(22a)、ウォームホイール(28)、及びラ
ック(26)を介して、施錠位置に移動させられ、第1施解
錠機構(6)を施錠状態にする。
【0048】キーシリンダ及び車内の操作スイッチによ
る施錠操作の場合には、第2施解錠機構(14)は、解錠状
態に保たれる。
る施錠操作の場合には、第2施解錠機構(14)は、解錠状
態に保たれる。
【0049】遠隔操作スイッチが施錠操作されると、ま
ず、第1モータ(22)が回転し、第1作動レバー(24)は、
上述と同様にして施錠位置に移動させられて、第1施解
錠機構(6)を施錠状態にする。次いで、第2モータ(23)
が回転し、第2作動レバー(25)は、ウォーム(23a)及び
ウォームホイール(34)を介して、施錠位置に移動させら
れ、第2施解錠機構(14)を施錠状態にする。すなわち、
遠隔操作スイッチが施錠操作されることにより、第1施
解錠機構(6)及び第2施解錠機構(14)がともに施錠状態
となる、いわゆるスーパーロック状態となる。
ず、第1モータ(22)が回転し、第1作動レバー(24)は、
上述と同様にして施錠位置に移動させられて、第1施解
錠機構(6)を施錠状態にする。次いで、第2モータ(23)
が回転し、第2作動レバー(25)は、ウォーム(23a)及び
ウォームホイール(34)を介して、施錠位置に移動させら
れ、第2施解錠機構(14)を施錠状態にする。すなわち、
遠隔操作スイッチが施錠操作されることにより、第1施
解錠機構(6)及び第2施解錠機構(14)がともに施錠状態
となる、いわゆるスーパーロック状態となる。
【0050】(第1施解錠機構(6)が施錠状態、第2施
解錠機構(14)が解錠状態)第1施解錠機構(6)について
は図3に、第2施解錠機構(14)については図5に、また
アクチュエータ(20)については図9に、それぞれ示す。
解錠機構(14)が解錠状態)第1施解錠機構(6)について
は図3に、第2施解錠機構(14)については図5に、また
アクチュエータ(20)については図9に、それぞれ示す。
【0051】この状態においては、車内側ハンドルを操
作すると、第2施解錠機構(14)が解錠状態であるため、
第1施解錠機構(6)が施錠状態にあっても、オーバーラ
イド操作によってドアを開けることができ、かつ第1施
解錠機構(6)を施錠状態から解錠状態に切り替えること
ができる。
作すると、第2施解錠機構(14)が解錠状態であるため、
第1施解錠機構(6)が施錠状態にあっても、オーバーラ
イド操作によってドアを開けることができ、かつ第1施
解錠機構(6)を施錠状態から解錠状態に切り替えること
ができる。
【0052】すなわち、切替レバー(16)がインサイドレ
バー(10)とともにオープン方向に回動することにより、
切替レバー(16)の係合部(16b)に嵌入されるピン(36)
が、第1作動レバー(24)の当接部(24f)に係合して、第
1作動レバー(24)を施錠位置から解錠位置に強制的に移
動させることによって、第1施解錠機構(6)は、施錠状
態から解錠状態に切り替えられる。
バー(10)とともにオープン方向に回動することにより、
切替レバー(16)の係合部(16b)に嵌入されるピン(36)
が、第1作動レバー(24)の当接部(24f)に係合して、第
1作動レバー(24)を施錠位置から解錠位置に強制的に移
動させることによって、第1施解錠機構(6)は、施錠状
態から解錠状態に切り替えられる。
【0053】(第1施解錠機構(6)及び第2施解錠機構
(14)が、それぞれ施錠状態)第1施解錠機構(6)につい
ては図3に、第2施解錠機構(14)については図4に、ま
たアクチュエータ(20)については図2に、それぞれ示
す。
(14)が、それぞれ施錠状態)第1施解錠機構(6)につい
ては図3に、第2施解錠機構(14)については図4に、ま
たアクチュエータ(20)については図2に、それぞれ示
す。
【0054】この状態は、スーパーロック状態であり、
車外から車外側ハンドル、また車内から車内側ハンドル
のいずれが操作されても、ドアを開けることはできな
い。したがって、不正行為により車内側ハンドルが操作
された場合でも、ドアが開けられることがない。
車外から車外側ハンドル、また車内から車内側ハンドル
のいずれが操作されても、ドアを開けることはできな
い。したがって、不正行為により車内側ハンドルが操作
された場合でも、ドアが開けられることがない。
【0055】スーパーロック状態の解錠は、遠隔操作ス
イッチの解錠操作によって行うことができる。すなわ
ち、遠隔操作スイッチが操作されると、まず、第2モー
タ(23)が回転して、第2作動レバー(25)を施錠位置から
解錠位置に移動させ、第2施解錠機構(14)を解錠状態に
する。次いで、第1モータ(22)が回転して、第1作動レ
バー(24)を施錠位置から解錠位置に移動させ、第1施解
錠機構(6)を解錠状態にする。遠隔装置スイッチは、第
1施解錠機構(6)と第2施解錠機構(14)の施解錠スイッ
チを別々にし、任意に操作する事も可能であるので安全
である。
イッチの解錠操作によって行うことができる。すなわ
ち、遠隔操作スイッチが操作されると、まず、第2モー
タ(23)が回転して、第2作動レバー(25)を施錠位置から
解錠位置に移動させ、第2施解錠機構(14)を解錠状態に
する。次いで、第1モータ(22)が回転して、第1作動レ
バー(24)を施錠位置から解錠位置に移動させ、第1施解
錠機構(6)を解錠状態にする。遠隔装置スイッチは、第
1施解錠機構(6)と第2施解錠機構(14)の施解錠スイッ
チを別々にし、任意に操作する事も可能であるので安全
である。
【0056】また、スーパーロック状態にある場合にお
いて、キーシリンダが解錠操作されたときには、前述の
ように、第2作動レバー(25)を施錠位置から解錠位置に
移動させることができる。すなわち、スーパーロック状
態のとき、バッテリー上がり等により、第1モータ(22)
及び第2モータ(23)が作動不能になっても、キーシリン
ダの操作によって、第1施解錠機構(6)及び第2施解錠
機構(14)を解錠状態にして、ドアを開けることができ、
安全である。
いて、キーシリンダが解錠操作されたときには、前述の
ように、第2作動レバー(25)を施錠位置から解錠位置に
移動させることができる。すなわち、スーパーロック状
態のとき、バッテリー上がり等により、第1モータ(22)
及び第2モータ(23)が作動不能になっても、キーシリン
ダの操作によって、第1施解錠機構(6)及び第2施解錠
機構(14)を解錠状態にして、ドアを開けることができ、
安全である。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a)請求項1記載の発明によると、アクチュエータに
よって、ドアロック本体の第1施解錠機構及び第2施解
錠機構を施錠状態にすることができるので、防盗性の向
上を図ることができる。しかも、アクチュエータのハウ
ジングに、第1モータ、第2モータ、第1作動レバー、
及び第2作動レバーを集約して配設し、かつハウジング
をドアロック本体に固定したことにより、装置全体の構
成を簡単にし、かつ小型化を図ることができる。
ることができる。 (a)請求項1記載の発明によると、アクチュエータに
よって、ドアロック本体の第1施解錠機構及び第2施解
錠機構を施錠状態にすることができるので、防盗性の向
上を図ることができる。しかも、アクチュエータのハウ
ジングに、第1モータ、第2モータ、第1作動レバー、
及び第2作動レバーを集約して配設し、かつハウジング
をドアロック本体に固定したことにより、装置全体の構
成を簡単にし、かつ小型化を図ることができる。
【0058】(b)請求項2記載の発明によると、バッ
テリー上がり等によって、アクチュエータによるスーパ
ーロック状態の解錠が不能になっても、車外からキーシ
リンダの操作によって、スーパーロック状態を解錠で
き、また、施錠する場合においても、キーシリンダの操
作によってスーパーロック状態とする事ができるので、
バッテリー上がり等の状態においても防盗性を保つこと
ができる。
テリー上がり等によって、アクチュエータによるスーパ
ーロック状態の解錠が不能になっても、車外からキーシ
リンダの操作によって、スーパーロック状態を解錠で
き、また、施錠する場合においても、キーシリンダの操
作によってスーパーロック状態とする事ができるので、
バッテリー上がり等の状態においても防盗性を保つこと
ができる。
【0059】(c)請求項3記載の発明によると、オー
バーライド操作時に、第1施解錠機構を施錠状態から解
錠状態に切り替えることができ、操作性の向上を図るこ
とができる。また、その切り替えは、アクチュエータ側
に設けた第1作動レバーを介して行われるので、ドアロ
ック本体の構成を簡単にすることができ、オーバーライ
ド操作の有無等に関わりなく、フロントドア、リアドア
等の全てのドアロック装置のドアロック本体の共用化を
図ることができる。
バーライド操作時に、第1施解錠機構を施錠状態から解
錠状態に切り替えることができ、操作性の向上を図るこ
とができる。また、その切り替えは、アクチュエータ側
に設けた第1作動レバーを介して行われるので、ドアロ
ック本体の構成を簡単にすることができ、オーバーライ
ド操作の有無等に関わりなく、フロントドア、リアドア
等の全てのドアロック装置のドアロック本体の共用化を
図ることができる。
【0060】(d)請求項4記載の発明によると、第1
施解錠機構と第1作動レバーとを、簡単かつ確実に連結
することができる。
施解錠機構と第1作動レバーとを、簡単かつ確実に連結
することができる。
【0061】(e)請求項5記載の発明によると、第2
施解錠機構と第2作動レバーとを、簡単かつ確実に連結
することができる。
施解錠機構と第2作動レバーとを、簡単かつ確実に連結
することができる。
【図1】本発明のドアロック装置の一実施形態の側面図
である。
である。
【図2】同じく、ドアロック本体とアクチュエータとを
連結する前の状態を示す側面図である。
連結する前の状態を示す側面図である。
【図3】同じく、ドアロック本体の正面図である。
【図4】同じく、図3におけるIV矢視図である。
【図5】同じく、第2施解錠機構の解錠状態を示す正面
図である。
図である。
【図6】同じく、図4におけるVI−VI線に沿う横断平面
図である。
図である。
【図7】同じく、要部の分解斜視図である。
【図8】同じく、アクチュエータの作動状態を説明する
側面図である。
側面図である。
【図9】同じく、アクチュエータの作動状態を説明する
要部の側面図である。
要部の側面図である。
【図10】同じく、図2におけるX−X線に沿う横断平
面図である。
面図である。
【図11】同じく、図4におけるXI−XI線に沿う縦断側
面図である。
面図である。
(1)ドアロック本体 (2)ボディ (3)オープンレバー (3a)第1係合部 (3b)第2係合部 (4)アウトサイドレバー (5)軸 (6)第1施解錠機構 (7)軸 (8)施解錠レバー (8a)連結部 (8b)突起 (9)サブレバー (9a)長孔 (9b)解除部 (10)インサイドレバー (10a)連結孔 (10b)長孔 (11)ベースプレート (11a)爪部 (12)軸 (13)ケーブル (14)第2施解錠機構 (15)中間レバー (15a)アーム (15b)L字型溝 (16)切替レバー (16a)長孔 (16b)係合部 (17)軸 (18)連結軸 (19)オーバーライドレバー (19a)解除部 (20)アクチュエータ (21)ハウジング (21a)支持部 (21b)カバー (22)第1モータ (22a)ウォーム (23)第2モータ (23a)ウォーム (24)第1作動レバー (24a)(24b)長孔 (24c)連結孔 (24d)溝部 (24e)突部 (24f)当接部 (24g)係合溝 (25)第2作動レバー (25a)アーム (25b)歯部 (25c)連結孔 (25d)長孔 (26)ラック (27)軸 (28)ウォームホイール (28a)ピニオン (29)キーレバー (29a)軸 (29b)アーム部 (30)キー連結レバー (31)中継レバー (31a)係合部 (32)軸 (33)軸 (34)ウォームホイール (35)連結部材 (35a)下端部 (36)ピン(係合部)
フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA21 HH02 JJ05 JJ34 JJ48 KK02 NN01 PP12 PP13 PP15 QQ03 QQ04 QQ10 RR25 RR33 RR34 RR55 RR57
Claims (5)
- 【請求項1】 車外側ハンドルの操作を有効にする解錠
状態と無効にする施錠状態とに作動可能な第1施解錠機
構と、車内側ハンドルの操作を有効にする解錠状態と無
効にする施錠状態とに作動可能な第2施解錠機構とを有
するドアロック本体と、該ドアロック本体に取り付けら
れるアクチュエータとを備え、 該アクチュエータは、前記ドアロック本体に固定される
ハウジングと、該ハウジングに配設され、かつ適宜の操
作スイッチにより作動可能な第1及び第2モータと、前
記第1施解錠機構に連結され、かつ前記第1モータによ
って前記第1施解錠機構を解錠状態とする解錠位置と施
錠状態とする施錠位置とに作動されるよう前記ハウジン
グに支持された第1作動レバーと、前記第2施解錠機構
に連結され、かつ前記第2モータによって前記第2施解
錠機構を解錠状態とする解錠位置と施錠状態とする施錠
位置とに作動されるよう前記ハウジングに支持された第
2作動レバーとを有することを特徴とする車両用ドアロ
ック装置。 - 【請求項2】 第1作動レバーを、車外側に設けられた
キーシリンダによって、施錠位置及び解錠位置に作動可
能とし、かつ施錠位置から解錠位置への移動によって、
第2作動レバーを解錠位置に移動させるよう該第2作動
レバーに連結した請求項1記載の車両用ドアロック装
置。 - 【請求項3】 第1作動レバーと第2施解錠機構とを、
解錠状態にある前記第2施解錠機構のオープン作動によ
って、前記第1作動レバーを施錠位置から解錠位置に移
動させるよう連係した請求項1または2記載の車両用ド
アロック装置。 - 【請求項4】 第1作動レバーと第1施解錠機構とのい
ずれか一方に、他方に向けて突出し、かつ他方に設けら
れた連結孔に係合することにより、前記第1作動レバー
と第1施解錠機構とを連結するようにした連結部を設け
た請求項1〜3のいずれかに記載の車両用ドアロック装
置。 - 【請求項5】 第2作動レバーと第2施解錠機構とのい
ずれか一方に、他方に向けて突出し、かつ他方に設けら
れた連結孔に係合することにより、前記第2作動レバー
と第2施解錠機構とを連結するようにした係合部を設け
た請求項1〜4のいずれかに記載の車両用ドアロック装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000327522A JP2002129807A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 車両用ドアロック装置 |
| FR0113754A FR2815988B1 (fr) | 2000-10-26 | 2001-10-24 | Ensemble de verrouillage de porte pour automobiles |
| US09/983,820 US6655179B2 (en) | 2000-10-26 | 2001-10-26 | Automotive door lock assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000327522A JP2002129807A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 車両用ドアロック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002129807A true JP2002129807A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18804518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000327522A Pending JP2002129807A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 車両用ドアロック装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6655179B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002129807A (ja) |
| FR (1) | FR2815988B1 (ja) |
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| CN103835594A (zh) * | 2012-11-27 | 2014-06-04 | 株式会社有信 | 门锁装置 |
| JP2015229824A (ja) * | 2014-06-03 | 2015-12-21 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
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-
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- 2001-10-24 FR FR0113754A patent/FR2815988B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-26 US US09/983,820 patent/US6655179B2/en not_active Expired - Fee Related
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| FR2815988A1 (fr) | 2002-05-03 |
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