JP4304094B2 - 車両用ドアラッチアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、ドアラッチの施解錠機構を施解錠操作し得るとともに、施解錠機構を施錠状態にした状態で、車内側に設けられる施解錠操作用のロックノブの解錠操作を不能状態とする、いわゆるスーパーロック状態とすることを可能にした車両用ドアラッチアクチュエータに関する。
従来、車両用ドアラッチアクチュエータにおいて、施解錠用モータをもって、ドアラッチの施解錠機構を、ドアに設けたドアハンドルの開扉操作により、ドア開扉を可能とする解錠状態と不能とする施錠状態とに切り替え制御し、また、施解錠機構を施錠状態にした状態で、施解錠用モータとは別のスーパーロック用モータをもって、ドアの車内側に設けた施解錠操作用のロックノブと施解錠機構との操作力伝達経路を切断して、ロックノブの解錠操作が施解錠機構へ伝達されないようにすることにより、不正行為による施解錠機構の解錠操作を防止するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−195601号公報
しかし、上述のような従来の車両用ドアラッチアクチュエータにおいては、ドアラッチの施解錠機構の施解錠操作とスーパーロック操作とを行うために、施解錠用モータとスーパーロック用モータとの2個のモータを必要とし、コストが高くなる問題点を有する。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、1個のモータをもって、ドアラッチの施解錠機構の施解錠操作とスーパーロック操作とを行うことができるようにした車両用ドアラッチアクチュエータを提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)ドアラッチの施解錠機構を施解錠操作するための車両用ドアラッチアクチュエータにおいて、正逆回転可能なモータと、該モータにより、予め定めた中立位置から解錠方向及び施錠方向へ回動可能な回転体と、車内側に設けられる手動施解錠操作用のロックノブに連結され、該ロックノブの操作に応じて、解錠位置及び施錠位置に移動可能な第1連結手段と、前記ドアラッチの施解錠機構に連結され、前記施解錠機構の解錠状態に相当する解錠位置及び施錠状態に相当する施錠位置に移動可能であるとともに、解錠位置と施錠位置間の移動ストロークに相当する遊びを介して、前記回転体に連係され、前記回転体の解錠方向への回動に伴って解錠位置に移動し、また、前記回転体の施錠方向への回動に伴って施錠位置に移動可能な第2連結手段と、前記第1連結手段と前記第2連結手段間の操作力伝達経路に設けられ、前記第2連結手段の解錠位置及び施錠位置への移動に連動して、解錠位置及び施錠位置に移動可能な作動レバーと、前記第1連結手段が施錠位置から解錠位置へ移動することにより、その移動を前記作動レバーを介して、前記第2連結手段に伝達可能とする係合位置と伝達不能とする離脱位置とに移動可能な係脱レバーと、前記作動レバーが施錠位置にあるとき、前記回転体の施錠方向への回動に伴って、前記係脱レバーを係合位置から離脱位置へ移動させる制御レバーとを有する。
(2)上記(1)項において、係脱レバーに、該係脱レバーを離脱位置に保持可能な保持レバーを設ける。
(3)上記(1)または(2)項において、係脱レバー及び制御レバーを作動レバーに設けるとともに、前記制御レバーは、前記作動レバーが施錠位置にあるとき、前記回転体に設けた係合部の移動軌跡内に進入し、前記回転体の施錠方向への回動に伴って前記係合部に当接することにより、前記係脱レバーを係合位置から離脱位置へ移動させうるように移動する。
(4)上記(3)項において、係脱レバーと制御レバーとを同軸をもって、作動レバーに枢支する。
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、作動レバーが施錠位置から解錠位置へ移動することにより、係脱レバーは、離脱位置から係合位置へ移動する。
本発明によれば、次のような効果が奏せられる。
(a)請求項1記載の発明によると、1個のモータをもって、ドアラッチの施解錠機構の施解錠操作と、ロックノブの解錠操作を施解錠機構へ伝達不能とするスーパーロック操作とを行うことができる。
(b)請求項2記載の発明によると、係脱レバーを離脱位置に保持して、スーパーロック操作を確実に行うことができる。
(c)請求項3記載の発明によると、回転体の施錠方向への回動により、係脱レバーを係合位置から離脱位置へ移動させるだけの簡単な構成により、スーパーロック操作を行なうことができる。
(d)請求項4記載の発明によると、部品数を削減して、構成の簡素化を図ることができる。
(e)請求項5記載の発明によると、作動レバーを施錠位置から解錠位置へ移動させることにより、スーパーロック状態を解除することができる。したがって、万一、バッテリー上がり等により、モータによる操作が不能になった場合でも、例えばドアの車外側に設けたキーシリンダ等の手動操作をもって、ドアラッチの施解錠機構を解錠状態に切り替えて、第2連結手段を解錠位置に移動させることにより、スーパーロック状態を解除することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図10に基づいて説明する。図1は、アクチュエータ(1)の後面図、図2は、アクチュエータ(1)の内部構造を示す正面図である。
アクチュエータ(1)は、電動操作により、ドア(図示略)内に装着されるドアラッチ(図示略)の施解錠機構(図示略)の施錠及び解錠操作と、ドアの車内側に設けられる手動施解錠操作用のロックノブ(図示略)と施解錠機構との操作力伝達経路を切断して、ロックノブの解錠操作が施解錠機構へ伝達されないようにした、所謂スーパーロック操作とを行うことができる。
ドアラッチは、車体側に固着されるストライカ(図示略)と係合することにより、ドアを閉止状態に拘束可能な噛合機構(図示略)と、解錠状態と施錠状態とに切り替え可能な施解錠機構を有し、この施解錠機構は、解錠状態にある場合には、ドアの車内側及び車外側に設けたドア開扉操作用の操作ハンドル(図示略)の開扉操作により、噛合機構とストライカとの係合を解除してドア開扉を可能とし、また、施錠状態にある場合には、操作ハンドルが解除操作されても、その操作を無効にしてドア開扉を開けることができない構成を有している。
アクチュエータ(1)は、ドア内のドアラッチの近傍に装着されるとともに、ドア内に固定される合成樹脂製のケーシング(2)外には、ロックノブに連結部材(図示略)を介して連結される第1連結レバー(3)と、ドアラッチの施解錠機構に連結部材(図示略)を介して連結される第2連結レバー(4)と、ドアラッチの施解錠機構に連結部材(図示略)を介して連結される第3連結レバー(5)とがそれぞれ枢支されている。
ケーシング(2)内には、図2に示すように、正逆回転可能なモータ(6)と、回転体をなすウォームホイール(7)と、ピニオン(8)と、セクターギヤ(9)と、ロックレバー(10)と、連係手段(11)と、キーレバー(12)等が収容されている。なお、図2においては、ケーシング(2)の内部構造を示すため、ケーシング(2)のカバー(2a)を取り外した状態を示している。
ロックレバー(10)は、軸部(10b)を一体的に有し、この軸部(10b)によりケーシング(2)内に枢支されるとともに、軸部(10b)のケーシング(2)外に突出した部分には、第1連結レバー(3)が止着され、第1連結レバー(3)とロックレバー(10)とは一体的に回動しうるように連結されている。なお、第1連結レバー(3)とロックレバー(10)とは、常時一体的に回動しうるものであるから、これらは、総称して第1連結手段(3)(10)と称することとする。
第1連結手段(3)(10)は、ロックノブの施解錠操作に応じて、ロックノブの解錠位置及び施解錠機構の解錠状態に相当する図7に示す解錠位置と、ロックノブの施錠位置及び施解錠機構の施錠状態に相当する図2、8及び図9に示す施錠位置とに移動可能である。
セクターギヤ(9)は、ロックレバー(10)の軸部(10b)と同一方向を向く軸(9b)を有し、この軸部(9b)によりケーシング(2)内に枢支されるとともに、軸部(9b)のケーシング(2)外に突出した部分には、第2連結レバー(4)が止着され、第2連結レバー(4)とセクターギヤ(9)とは一体的に回動しうるように連結されている。なお、第2連結レバー(4)とセクターギヤ(9)とは、常時一体的に回動しうるものであるから、これらは、総称して第2連結手段(4)(9)と称することとする。
第2連結手段(4)(9)は、第1連結手段(3)(10)の施錠位置及び解錠位置への移動、及びピニオン(8)の正転及び逆転に応じて、施解錠機構の解錠状態に相当する図7に示す解錠位置と、施解錠機構の施錠状態に相当する図2、8に示す施錠位置とに移動可能である。しかし、後述のように、図9に示すスーパーロック状態のときには、ロックノブの解錠操作に応じて、第1連結手段(3)(10)が施錠位置から解錠位置へ移動しても、第2連結手段(4)(9)は、それに連動して施錠位置から解錠位置へ移動しないようになっている。また、ドアの車外側に設けたキーシリンダが施錠操作及び解錠操作された場合には、その操作に基づいて施解錠機構が施錠状態及び解錠状態に切り替えられるとともに、施解錠機構の切り替えに連動して、第2連結手段(4)(9)は、施錠位置及び解錠位置へ移動するように、施解錠機構に連結されている。
キーレバー(12)は、ロックレバー(10)の軸部(10b)と同一方向を向く軸部(12a)を有し、この軸部(12a)によりケーシング(2)内に枢支されるとともに、軸部(12a)のケーシング(2)外に突出した部分には、第3連結レバー(5)が止着され、第3連結レバー(5)とキーレバー(12)とは一体的に回動しうるように連結されている。なお、第3連結レバー(5)とキーレバー(12)とは、常時一体的に回動しうるものであるから、これらは、総称して第3連結手段(5)(12)と称することとする。
第3連結手段(5)(12)は、キーシリンダの操作に基づいて、ドアラッチの施解錠機構が施錠状態及び解錠状態に切り替えられると、それに連動して、図2に示す施錠位置と、施錠位置から反時計方向へ所定量回動した解錠位置とに移動可能である。
キーレバー(12)とカバー(2a)との対向面には、切り替えスイッチ(20)が設けられている。この切り替えスイッチ(20)は、キーシリンダの操作により、第3連結手段(5)(12)が施錠位置に移動した場合には、施錠側接点が閉成して、モータ(6)を正転させる制御を可能とし、また、同じく解錠位置に移動した場合には、解錠側接点が閉成して、モータ(6)を逆転させる制御を可能とする。
モータ(6)は、その回転軸に設けたウォーム(6a)がウォームホイール(7)に噛合し、運転席近傍に設けられた施解錠操作スイッチまたはリモートコントロールキースイッチ等の操作スイッチの施錠及び解錠操作によって、予め定められた方向へ回転制御され、ウォームホイール(7)を所定の方向へ回転させる。
ウォームホイール(7)は、ケーシング(2)に設けられ、ロックレバー(10)の軸部(10b)と同一方向を向く軸部(2e)により枢支されるとともに、軸部(2e)に巻装されたコイルスプリング(13)により、図2、7〜10に示す中立位置に付勢されている。
ウォームホイール(7)の外縁付近には、軸部(2e)の軸線方向に沿って突出する係合部(7d)が設けられ、また係合部(7d)が設けられた反対側の側面には、ケーシング(2)に設けられた図2、6に示すストッパー(2b)に当接可能なゴム等で形成される緩衝体(14)が設けられている。
ウォームホイール(7)は、モータ(6)の正転により、コイルスプリング(13)の付勢力に抗して、中立位置から施錠方向(図2、7〜10において時計方向)へ回動し、また、モータ(6)の逆転により、コイルスプリング(13)の付勢力に抗して、中立位置から解錠方向(図2、7〜10において反時計方向)へ回動するとともに、施錠方向または解錠方向へ所定角度回動すると、緩衝体(14)がストッパー(2b)に当接してその回動が阻止される。そして、その後、モータ(6)への電源供給が停止されると、ウォームホイール(6)は、コイルスプリング(13)の付勢力により、再び中立位置に復帰する。
ピニオン(8)は、ウォームホイール(7)の筒部(7a)(ケーシング(2)の軸部(2e)に回動可能に嵌合される部分)に回動可能に嵌合されるとともに、第2連結手段(4)(9)のうちのセクターギア(9)のギヤ部(9a)に噛合している。また、ピンオン(8)には、遠心方向へ突出する突起片(8a)が設けられ、この突起片(8a)は、ウォームホイール(7)が所定の方向へ回転することにより、ウォームホイール(7)に設けられた施錠係合部(7b)または解錠係合部(7c)に当接して、ピニオン(8)をウォームホイール(7)と同一方向へ回動させる。
図7に示すように、ウォームホイール(7)が中立位置にあって、第2連結手段(4)(9)が解錠位置にあるときには、ピニオン(8)の突起片(8a)とウォームホイール(7)の解錠係合部(7c)との間には、第2連結手段(4)(9)の解錠位置から施錠位置へ移動する移動ストロークに相当する遊び(A)が形成される。また、図8に示すように、ウォームホイール(7)が中立位置にあって、第2連結手段(4)(9)が施錠位置にあるときには、ピニオン(8)の突起片(8a)とウォームホイール(7)の解錠係合部(7c)との間には、第2連結手段(4)(9)の施錠位置から解錠位置へ移動する移動ストロークに相当する遊び(B)が形成される。
上述の構成により、第2連結手段(4)(9)は、第2連結手段(4)(9)の移動ストロークに相当する遊びを介して、ウォームホイール(7)に連係されるため、第2施解錠手段(4)(9)が解錠位置から施錠位置、またはその逆へ移動しても、ピニオン(8)が連動して回動するのみで、ウォームホイール(7)は回動することはない。したがって、ロックノブの施錠、解錠操作時に、ウォームホイール(7)及びモータ(6)の回転軸を逆転させることなく、軽快な操作を行うことが可能となる。
また、図8に示す状態、すなわち第1連結手段(3)(10)及び第2連結手段(4)(9)が施錠位置にある状態において、モータ(6)の正転駆動によりウォームホイール(7)が施錠方向へ回転しても、ウォームホイール(7)の施錠係合部(7b)とピニオン(8)の突起片(8a)との間には、遊び(B)が存在するため、ピニオン(8)、第2連結手段(4)(9)等が連動することはない。
連係手段(11)は、一端部(右端部)(15c)が第2連結手段(4)(9)のうちセクターギヤ(9)の遊端部に回動可能に連結され、また、他端部(左端部)(15d)がケーシング(2)に設けられた左右方向を向く案内溝(2c)に左右方向へ摺動可能に嵌合された作動レバー(15)を有し、この作動レバー(15)には、第1連結手段(3)(10)のうちロックレバー(10)に設けられた突部(10a)に係脱可能な係脱レバー(16)と、ウォームホイール(7)の回動に基づいて係脱レバー(16)を作動させる制御レバー(17)と、係脱レバー(16)に枢支された保持レバー(18)とが設けられている。
作動レバー(15)は、左右方向へ移動可能であって、第2連結手段(4)(9)と同期して、図7に示す解錠位置と、図2、8及び図9に示す施錠位置とに移動することができる。
作動レバー(15)の左部には、作動レバー(15)が施錠位置から解錠位置へ向けて移動するときのみ、第1連結手段(3)(10)の突部(10a)に対して当接可能な係合部(15a)が設けられている。
係脱レバー(16)は、作動レバー(15)の左右方向ほぼ中央に設けられ、ウォームホイール(7)の回転軸をなす軸部(2e)と同一方向を向く軸部(15b)に枢支されるとともに、左端部に設けたフック部(16b)が、第1連結手段(3)(10)の突部(10a)に係合する図2、7及び図8に示す係合位置と、突部(10a)から離脱する図9及び図10に示す離脱位置とに移動可能である。
係脱レバー(16)が係合位置にあるときは、第1連結手段(3)(10)の突部(10a)が、作動レバー(15)の係合部(15a)と係脱レバー(16)のフック部(16b)との間に係合することにより、第1連結手段(3)(10)と第2連結手段(4)(9)とは、作動レバー(15)を介して、相互に操作力が伝達し得るように連係される。また、係脱レバー(16)が離脱位置にあるときは、係脱レバー(16)のフック部(16b)が第1連結手段(3)(10)の突部(10a)から離脱し、ロックノブの解錠操作力が第2連結手段(4)(9)に伝達されない。
制御レバー(17)は、作動レバー(15)の軸部(15b)に枢支されるとともに、軸部(15b)に巻装されたスプリング(19)により、各図に示す中立位置に付勢されている。また、制御レバー(17)には、ウォームホイール(7)へ向けて突出するアーム部(17a)と、軸部(15b)を中心とする円孔状の長孔(17b)が穿設されている。
制御レバー(17)のアーム部(17a)は、作動レバー(15)が解錠位置にあるとき、ウォームホイール(7)における係合部(7d)の移動軌跡外に退避し、また、作動レバー(15)が施錠位置にあるとき、係合部(7d)の移動軌跡内に進入する。アーム部(17a)が係合部(7d)の移動軌跡内に進入した状態のときには、ウォームホイール(7)が中立位置から施錠方向へ回動すると、係合部(7d)がアーム部(17a)の下側に当接することにより、制御レバー(17)をスプリング(19)の付勢力に抗して、反時計方向へ回動させるとともに、係脱レバー(16)を後述のように係合位置から離脱位置へ回動させる。
係脱レバー(16)は、右端部に設けられた突部(16c)が制御レバー(17)の長孔(17b)内に摺動可能に嵌合するとともに、スプリング(19)により係合位置へ付勢されている。
作動レバー(15)が施錠位置にあり、かつ制御レバー(17)が中立位置にある場合には、係脱レバー(16)の突部(16c)が制御レバー(17)の長孔(17b)の下縁に当接した位置にあり、ウォームホイール(7)の施錠方向への回動に伴って、制御レバー(17)が中立位置から反時計方向へ回動すると、長孔(17b)の下縁が突部(16c)に当接し、係脱レバー(16)は、係合位置から離脱位置に移動させられる。そして、係脱レバー(16)が離脱位置へ回動した後、ウォームホイール(7)は、コイルスプリング(13)の付勢力により中立位置へ復帰する。
保持レバー(18)は、係脱レバー(16)の左端部に、軸部(15b)と同一方向を向く軸部(18b)により枢支されるとともに、下端部にケーシング(2)に設けた係合部(2d)に係合可能なフック部(18a)を有し、スプリング(19)により係合方向(各図において反時計方向)へ付勢されている。フック部(18a)は、図9に示すように、係脱レバー(16)が離脱位置に移動させられたとき、スプリング(19)の付勢力により係合部(2d)に係合することにより、係脱レバー(16)を離脱位置に保持する。
次に、上述の車両用ドアラッチアクチュエータの作動について説明する。
ドアラッチの施解錠機構が解錠状態にある場合には、図7に示すように、アクチュエータ(1)における第1連結手段(3)(10)、第2連結手段(4)(9)及び作動レバー(15)は、それぞれ解錠位置にある。この状態においては、係脱レバー(16)は係合位置にあって、第1連結手段(3)(10)と第2連結手段(4)(9)とは、作動レバー(15)を介して、相互に操作力が伝達可能に連係されている。
図7に示す解錠状態において、ロックノブが施錠操作されて、第1連結手段(3)(10)が施錠位置に移動すると、作動レバー(15)及び第2連結手段(4)(9)も施錠位置に移動して、ドアラッチの施解錠機構を施錠状態にすることができる。また、キーシリンダが施錠操作された場合には、ドアラッチの施解錠機構の解錠状態から施錠状態への切り替えに応じて、第2連結手段(4)(9)を介して、作動レバー(15)、第1連結手段(3)(10)、及びロックノブも施錠位置へ移動する。
また、操作スイッチが施錠操作された場合には、モータ(6)の正転により、ウォームホイール(7)が、コイルスプリング(13)の付勢力に抗して、中立位置から施錠方向への回転し、ウォームホイール(7)の施錠係合部(7b)がピニオン(8)の突起片(8a)に当接する。これにより、ピニオン(8)は、時計方向へ回動するとともに、第2連結手段(4)(9)は、解錠位置から施錠位置へ移動する。その後、ウォームホイール(7)は、コイルスプリング(13)の付勢力により、中立位置へ復帰する。そして、第2連結手段(4)(9)の施錠位置への移動に伴って、作動レバー(15)、第1連結手段(3)(10)も、解錠位置から施錠位置へ移動する。
上述のロックノブ、キーシリンダ、または操作スイッチのいずれかの施錠操作により、作動レバー(15)が施錠位置に移動すると、ドアラッチの施解錠機構が施錠状態に切り替えられ、アウトサイドハンドルまたはインサイドハンドルが開扉操作されても、ドアを開けることができない。
ドアラッチの施解錠機構が施錠状態にある場合には、図8に示すように、第1連結手段(3)(10)、作動レバー(15)及び第2連結手段(4)(9)は、施錠位置にあり、また、係脱レバー(16)は、係合位置にある。この状態においては、作動レバー(15)が施錠位置にあるため、制御レバー(17)のアーム部(17a)が、ウォームホイール(7)の係合部(7d)の移動軌跡内に進入している。
図8に示す施錠状態においては、係脱レバー(16)が係合位置にあって、第1連結手段(3)(10)と第2連結手段(4)(9)とは相互に操作力を伝達可能に連結されているため、ロックノブが解錠操作されると、第1連結手段(3)(10)を介して、作動レバー(15)及び第2連結手段(4)(9)が解錠位置に移動して、ドアロックの施解錠機構を解錠状態にすることができる。また、キーシリンダが解錠操作された場合には、ドアラッチの施解錠機構の解錠状態への切り替えに応じて、第2連結手段(4)(9)を介して、作動レバー(15)、第1連結手段(3)(10)、ロックノブも解錠位置へ移動する。
また、操作スイッチが解錠操作された場合には、モータ(6)の逆転により、ウォームホイール(7)が、コイルスプリング(13)の付勢力に抗して、中立位置から解錠方向への回転する。これにより、ウォームホイール(7)の解錠係合部(7c)は、ピニオン(8)の突起片(8a)に当接し、ピニオン(8)が反時計方向へ回動する。そして、ピニオン(8)の回動により、第2連結手段(4)(9)を施錠位置から解錠位置へ移動させた後、ウォームホイール(7)は、コイルスプリング(13)の付勢力により、中立位置へ復帰する。また、作動レバー(15)、第1連結手段(3)(10)、ロックノブも、第2連結手段(4)(9)の解錠位置への移動に同期して解錠位置へ移動する。
図8に示す施錠状態において、操作スイッチを施錠操作した場合には、モータ(6)の正転により、ウォームホイール(7)が、コイルスプリング(13)の付勢力に抗して、中立位置から施錠方向へ回転する。これにより、ウォームホイール(7)の係合部(7d)が、制御レバー(17)のアーム部(17a)に下側から当接し、制御レバー(17)は、スプリング(19)の付勢力に抗して、反時計方向へ回動させられる。
係脱レバー(16)は、制御レバー(17)の回動に応じて、係合位置から離脱位置へ回動させられ、保持レバー(18)のフック部(18a)は、ケーシング(2)の係合部(2d)に係合し、図9に示すように、係脱レバー(16)を離脱位置に保持する。その後、ウォームホイール(7)は、コイルスプリング(13)の付勢力により、中立位置へ復帰する。
保持レバー(18)のフック部(18a)が係合部(2d)に係合して、係脱レバー(16)が離脱位置に保持されると、係脱レバー(16)のフック部(16b)が第1連結手段(3)(10)の突部(10a)から離脱したスーパーロック状態となって、第1連結手段(3)(10)から第2連結手段(4)(9)へ解錠操作が伝達不能になり、ロックノブの解錠操作力が第2連結手段(4)(9)へ伝達されることがない。したがって、このスーパーロック状態においては、不正行為により、ロックノブが解錠操作されたとしても、ドアラッチの施解錠機構を解錠状態にすることはできない。
スーパーロック状態において、操作スイッチが解錠操作されると、モータ(6)が逆転制御される。これにより、ウォームホイール(7)及びピニオン(8)を介して、第2連結手段(4)(9)、作動レバー(15)は、施錠位置から解錠位置へ移動する。また、第1連結手段(3)(10)の突部(10a)が作動レバー(15)の係合部(15a)に当接することにより、第1連結手段(3)(10)も施錠位置から解錠位置へ移動する。そして、保持レバー(18)のフック部(18a)は、作動レバー(15)の解錠位置への移動により係合部(2d)から離脱し、係脱レバー(16)がスプリング(19)の付勢力により離脱位置から係合位置へ移動し、スーパーロック状態が解除される。
また、スーパーロック状態において、車外側からキーシリンダが解錠操作されると、第2連結手段(4)(9)が、ドアラッチの施解錠機構の解錠状態への切り替えに応じて、施錠位置から解錠方向へ移動して、作動レバー(15)も解錠方向へ移動するため、保持レバー(18)のフック部(18a)が係合部(2d)から離脱して、スーパーロック状態を解除することができる。したがって、例えば、バッテリー上がり等によって、モータ(6)駆動による解錠操作が不能になっても、キーシリンダの操作によって、スーパーロック状態を解除することができる。
アクチュエータの後面図である。 アクチュエータの内部構造を示す正面図である。 図2におけるIII−III線に沿う縦断面図である。 図2におけるIV−IV線に沿う横断面図である。 図2におけるV−V線に沿う縦断面図である。 図3におけるVI−VI線に沿う縦断面図である。 解錠状態にあるときの要部の正面図である。 施錠状態にあるときの要部の正面図である。 スーパーロック状態にあるときの要部の正面図である。 スーパーロック状態が解除される途中の要部の正面図である。
符号の説明
(1)アクチュエータ
(2)ケーシング
(2a)カバー
(2b)ストッパー
(2c)案内溝
(2d)係合部
(2e)軸部
(3)第1連結レバー(第1連結手段)
(4)第2連結レバー(第2連結手段)
(5)第3連結レバー(第3連結手段)
(6)モータ
(6a)ウォーム
(7)ウォームホイール(回転体)
(7a)筒部
(7b)施錠係合部
(7c)解錠係合部
(7d)係合部
(8)ピニオン
(8a)突起片
(9)セクターギヤ(第2連結手段)
(9a)ギヤ部
(9b)軸部
(10)ロックレバー(第1連結手段)
(10a)突部
(10b)軸部
(11)連係手段
(12)キーレバー(第3連結手段)
(12a)軸部
(13)コイルスプリング
(14)緩衝体
(15)作動レバー
(15a)係合部
(15b)軸部
(15c)一端部
(15d)他端部
(16)係脱レバー
(16b)フック部
(16c)突部
(17)制御レバー
(17a)アーム部
(17b)長孔
(18)保持レバー
(18a)フック部
(18b)軸部
(19)スプリング
(20)切り替えスイッチ

Claims (5)

  1. ドアラッチの施解錠機構を施解錠操作するための車両用ドアラッチアクチュエータにおいて、
    正逆回転可能なモータと、
    該モータにより、予め定めた中立位置から解錠方向及び施錠方向へ回動可能な回転体と、
    車内側に設けられる手動施解錠操作用のロックノブに連結され、該ロックノブの操作に応じて、解錠位置及び施錠位置に移動可能な第1連結手段と、
    前記ドアラッチの施解錠機構に連結され、前記施解錠機構の解錠状態に相当する解錠位置及び施錠状態に相当する施錠位置に移動可能であるとともに、解錠位置と施錠位置間の移動ストロークに相当する遊びを介して、前記回転体に連係され、前記回転体の解錠方向への回動に伴って解錠位置に移動し、また、前記回転体の施錠方向への回動に伴って施錠位置に移動可能な第2連結手段と、
    前記第1連結手段と前記第2連結手段間の操作力伝達経路に設けられ、前記第2連結手段の解錠位置及び施錠位置への移動に連動して、解錠位置及び施錠位置に移動可能な作動レバーと、
    前記第1連結手段が施錠位置から解錠位置へ移動することにより、その移動を前記作動レバーを介して、前記第2連結手段に伝達可能とする係合位置と伝達不能とする離脱位置とに移動可能な係脱レバーと、
    前記作動レバーが施錠位置にあるとき、前記回転体の施錠方向への回動に伴って、前記係脱レバーを係合位置から離脱位置へ移動させる制御レバーとを有することを特徴とする車両用ドアラッチアクチュエータ。
  2. 係脱レバーに、該係脱レバーを離脱位置に保持可能な保持レバーを設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用ドアラッチアクチュエータ。
  3. 係脱レバー及び制御レバーを作動レバーに設けるとともに、前記制御レバーは、前記作動レバーが施錠位置にあるとき、前記回転体に設けた係合部の移動軌跡内に進入し、前記回転体の施錠方向への回動に伴って前記係合部に当接することにより、前記係脱レバーを係合位置から離脱位置へ移動させうるように移動することを特徴とする請求項1または2記載の車両用ドアラッチアクチュエータ。
  4. 係脱レバーと制御レバーとを同軸をもって、作動レバーに枢支したことを特徴とする請求項3記載の車両用ドアラッチアクチュエータ。
  5. 作動レバーが施錠位置から解錠位置へ移動することにより、係脱レバーは、離脱位置から係合位置へ移動することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両用ドアラッチアクチュエータ。
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