JPH083631Y2 - ドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置

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JPH083631Y2
JPH083631Y2 JP3524589U JP3524589U JPH083631Y2 JP H083631 Y2 JPH083631 Y2 JP H083631Y2 JP 3524589 U JP3524589 U JP 3524589U JP 3524589 U JP3524589 U JP 3524589U JP H083631 Y2 JPH083631 Y2 JP H083631Y2
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JP
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door lock
housing
lock device
locking
drive motor
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達之 高石
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ハウジングの内部に、ドアの施解錠操作を
行なうレバー部材が枢軸を中心にして施錠位置と解錠位
置とに揺動可能に枢支されており、ハウジングに駆動モ
ータを装着し、駆動モータの回転力を減速機構を介して
前記レバー部材に伝え、該レバー部材が各位置に揺動す
るようにしたドアロック装置に関する。
「従来の技術」 従来のドアロック装置としては、例えば、実開昭62-7
1251号公報に開示されたようなものがある。
すなわち、ハウジングの内部に施解錠レバーが枢軸に
より施錠位置と解錠位置とに揺動可能に枢支され、施解
錠レバーの基端部に出力部材が連結され、出力部材が回
動軸を中心にして揺動すると、施解錠レバーが揺動する
ようになっている。ハウジングの囲い壁の外壁側には駆
動モータが装着され、駆動モータの動力が減速機構を介
して出力部材に伝達されるようになっており、減速機構
は、数組の歯車を順次かみ合わせた歯車列で、ハウジン
グの内部に納められている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来のドアロック装置で
は、減速機構を構成する歯車が多いため、減速機構が大
型になり、ドアロック装置全体をコンパクトにする際の
支障になるとともに、コストが嵩むという問題点があっ
た。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、減速機構を構成する歯車の数を減らし、装置
全体をコンパクトにするとともにコストを低減すること
とができるドアロック装置を提供することを目的として
おり、さらに遊星歯車機構を用いることにより、さらに
装置全体をコンパクトにすることができるドアロック装
置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とするとこ
ろは、 1 ハウジングの内部に、ドアの施解錠操作を行なうレ
バー部材が枢軸を中心にして施錠位置と解錠位置とに揺
動可能に枢支されており、ハウジングに駆動モータを装
着し、駆動モータの回転力を減速機構を介して前記レバ
ー部材に伝え、前記レバー部材が各位置に揺動するよう
にしたドアロック装置において、 前記減速機構を構成する歯車の少なくとも一つを、前
記ハウジングに一体的に形成したことを特徴とするドア
ロック装置および、 2 前記減速機構を遊星歯車機構とするとともに、前記
少なくとも一つの歯車を、前記遊星歯車機構を構成する
太陽歯車である内歯車としたことを特徴とする項1記載
のドアロック装置に存する。
「作用」 ハウジングに、減速機構を構成する歯車が一体的に刻
設されており、前記歯車により、駆動モータの回転が適
当な速度に減速される。それにより、駆動モータの回転
力が適切な駆動力となってレバー部材を施錠位置と解錠
位置とに揺動するものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
各図は本考案の一実施例を示している。
第1図および第4図に示すように、図外のストライカ
は車体に固設されており、ストライカを臨む位置のドア
の端面にドアロック装置10が装着されている。
ドアロック装置10はハウジング20内に噛合機構および
操作機構が内装されている。ハウジング20は、ベースプ
レート21とカバープレート22とを合わせて噛合機構用の
収納部20aを有するとともに、カバープレート22と樹脂
カバー23とを合わせて操作機構用の収納部20bを有する
ように構成されている。
噛合機構用の収納部20aの内部空間の外周および噛合
機構との間の空間を充填するように樹脂ボディ24が内装
されている。
噛合機構用の収納部20aの前面に相当する樹脂ボディ2
4の部位と、同じく底面に相当するベースプレート21の
部位とにかけてストライカの進入溝25が穿設されてい
る。
噛合機構用の収納部20a内には、ストライカと係脱可
能なラッチ31と、ラッチ31に係脱する図示省略したロッ
キングプレートが内装されている。
ラッチ31は、ベースプレート21とカバープレート22と
の間に架設された支持軸41に枢支されており、図示省略
した付勢ばねで進入溝25の開口方向に付勢されている。
ロッキングプレートは同じくベースプレート21とカバ
ープレート22との間に架設された支持軸42に枢支されて
おり、図示省略した付勢ばねでラッチ31に係合する方向
へ付勢されている。ロッキングプレートはラッチ31の被
係止端に係脱する係止端を有するとともに、被操作端33
を有している。
ロッキングプレートの被操作端33が、カバープレート
22の貫通孔を通って操作機構用の収納部20b内に突出し
ており、この被操作端33を動作させる操作機構が、樹脂
カバー23のカバー面の後縁を折り曲げて立設した取付壁
26を基礎として設けられている。また、樹脂カバー23の
取付壁26は、同じくカバープレート22のカバー面の後縁
から折り曲げて立設した壁部22aを覆っている。
操作機構は、ロック解除動作をするオープンレバー51
と、中継レバー52と、施解錠レバー53とを備えて成る。
オープンレバー51は取付壁26に植設した支持軸54により
枢支され、施解錠レバー53は同じく取付壁26に形成した
枢支部27により枢支されている。
オープンレバー51は図示省略したロック解除手段であ
る車内に設けられるインサイドハンドルに連結される被
操作端51aを一端に有するとともに、他端51bには中継レ
バー52の基端52aが枢着されており、付勢ばねにより第
4図においてA方向から見て反時計方向に付勢されてい
る。
中継レバー52は、ロッキングプレート32の被操作端33
に係脱する動作端52bを中間部に有し、先端部には長孔5
2cが穿設されている。
施解錠レバー53は枢軸27を中心にシーソー運動可能で
反転して施錠位置と解錠位置との各位置を保持するよう
ターンオーバーばねで付勢されており、操作端に植設し
たピン部材53aが中継レバー52の長孔52cに移動可能に嵌
合している。施解錠レバー53の上端部には、図外の操作
ロッドの下端部が係合する貫通孔53bが穿設され、下端
部が、キーシリンダに連結される手動施解錠端53cとな
っている。
第1図から第3図に示すように、樹脂カバー23の取付
壁26の内壁には、操作機構用の収納部20b内に突出する
取付座26aが形成されている。
取付座26aには、略水平方向へ延び操作機構用の収納
部20b側から取付壁26の外壁に通ずる貫通孔28が穿設さ
れている。貫通孔28の先端側は、その基端側の径より大
きな大径部29となっている。
貫通孔28には、その基端に施解錠レバー53をかしめて
施解錠レバー53と一体的に回動可能な枢軸27が軸支され
ている。
枢軸27の中心軸線上に駆動モータ70の出力軸71が配設
されている。枢軸27が駆動モータ70の出力軸71に減速機
構である遊星歯車機構80を介して連動可能に連結され、
駆動モータ70および遊星歯車機構80がケーシング90内に
収納されている。
枢軸27の先端には、遊星歯車機構80の構成部材である
入力円板81が一体的に形成されている。枢軸27の基端側
の施解錠レバー53が取付座26aに当接するとともに、先
端側の入力円板81が貫通孔28と大径部29との段差部29b
に当接することにより、枢軸27が貫通孔28から抜けない
ようになっている。
入力円板81の周縁部には等間隔で四本のピン部材82,8
2…が植設され、ピン部材82の先が略水平方向に向いて
いる。大径部29の内周壁には、太陽歯車である内歯車83
が刻設されている。
入力円板81に対向して遊星歯車84が配され、遊星歯車
84には各ピン部材82が遊嵌する嵌合孔85が穿設されてい
る。駆動モータ70の出力軸71には中間円板86が固設され
ている。中間円板86には、出力軸71の中心線上から外れ
た偏心位置に回転軸部87が突出され、回転軸部87には遊
星歯車84が回転可能に支持されている。
すなわち、遊星歯車84が内歯車83に歯合しながら回転
することにより、嵌合孔85〜ピン部材82〜入力円板81を
介して枢軸27を回動するように構成されている。
ケーシング90の取付フランジ91がビスで取付壁26の外
壁に螺着されている。ケーシング90の後部開口からリー
ド線75が図外の電源へ延ばされている。
次に作用を説明する。
ハウジング20に駆動モータ70等を装着するには、予
め、樹脂カバー23の取付壁26に枢軸27により施解錠レバ
ー53を揺動可能に枢支し、枢軸27の先端に入力円板81を
固設しておく。
次に、ケーシング90に駆動モータ70等を収納したもの
を、遊星歯車84の嵌合孔85が入力円板81のピン部材82に
対応するように、取付壁26に近づけ、嵌合孔85にピン部
材82を嵌入する。
嵌合孔85にピン部材82が嵌入すると、ケーシング90の
取付フランジ91が取付壁26の外壁に密着するので、嵌合
孔85にピン部材82が嵌入したことを容易に確認すること
ができる。
次に、取付フランジ91を取付壁26にビスで螺着すれ
ば、ハウジング20に駆動モータ70等を簡単に装着するこ
とができる。
前述のようにハウジング20に駆動モータ70等を装着し
て成るドアロック装置10において、ドアロック装置10を
施錠状態から解錠状態にすべく、駆動モータ70を回転す
ると、中間円板86が出力軸71を中心にしてこれと一体的
に回転する。
中間円板86が回転すると、回転軸部87を中心にして遊
星歯車84が回転するとともに、内歯車83に歯合しなが
ら、第2図A1方向から見て時計方向に公転する。それに
より、嵌合孔85の周縁がピン部材82をこすりながら変位
させる。ピン部材82が変位するにともない入力円板81を
介して枢軸27が回動する。
それにより、施解錠レバー53が枢軸27を中心にして時
計方向へ揺動して、施錠位置から解錠位置になる。この
状態において、図外のインナハンドルを操作してオープ
ンレバー51を第4図において時計方向へ揺動すれば、中
継レバー52がロッキングプレート32の被操作端33を押込
む。それにより、ロッキングプレートがラッチ31から外
れ、ラッチ31が揺動してスライカから外れる。
反対にドアロック装置10を解錠状態から施錠状態にす
るには、駆動モータ70を回転して、遊星歯車84が、内歯
車83に歯合しながら、第2図A1方向から見て反時計方向
に公転するようにすればよい。
前記実施例においては、減速機構を遊星歯車機構80と
したが一般的な歯車列のものでもよく、また、遊星歯車
機構80はハウジング20内にあってもよい。さらに、取付
壁26の外壁に内歯車83を刻設したが、内壁に刻設しても
よく、内歯車83に限らず外歯車であってもよい。
前記実施例に係るドアロック装置によれば、内歯車83
を樹脂カバー23の取付壁26に形成したので、成形がしや
すい。
「考案の効果」 本考案に係るドアロック装置によれば、減速機構を構
成する歯車をハウジングに刻設したので、歯車の数が減
って、減速機構が小型になり、装置全体をコンパクトに
することができるともに、コストを低減することができ
る。さらに、減速機構として遊星歯車機構を用いたの
で、減速機構がさらに小型になり、さらに装置全体をコ
ンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の一実施例を示しており、第
1図はドアロック装置の全体斜視図、第2図は同じく要
部断面図、第3図は遊星歯車機構の一部を示す正面図、
第4図はドアロック装置の分解斜視図である。 10……ドアロック装置 20……ハウジング、21……ベースプレート 22……カバープレート、23……樹脂カバー 24……樹脂ボディ、26……取付壁 27……枢軸、31……ラッチ 53……施解錠レバー、70……駆動モータ 80……遊星歯車機構(減速機構) 83……内歯車、90……ハウジング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングの内部に、ドアの施解錠操作を
    行なうレバー部材が枢軸を中心にして施錠位置と解錠位
    置とに揺動可能に枢支されており、ハウジングに駆動モ
    ータを装着し、駆動モータの回転力を減速機構を介して
    前記レバー部材に伝え、前記レバー部材が各位置に揺動
    するようにしたドアロック装置において、 前記減速機構を構成する歯車の少なくとも一つを、前記
    ハウジングに一体的に形成したことを特徴とするドアロ
    ック装置。
  2. 【請求項2】前記減速機構を遊星歯車機構とするととも
    に、前記少なくとも一つの歯車を、前記遊星歯車機構を
    構成する太陽歯車である内歯車としたことを特徴とする
    請求項1記載のドアロック装置。
JP3524589U 1989-03-28 1989-03-28 ドアロック装置 Expired - Lifetime JPH083631Y2 (ja)

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