JPH1113790A - 遠心クラッチ - Google Patents

遠心クラッチ

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JPH1113790A
JPH1113790A JP17191897A JP17191897A JPH1113790A JP H1113790 A JPH1113790 A JP H1113790A JP 17191897 A JP17191897 A JP 17191897A JP 17191897 A JP17191897 A JP 17191897A JP H1113790 A JPH1113790 A JP H1113790A
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driven
drive
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rod
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JP17191897A
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English (en)
Inventor
Seiji Kawasaki
誠二 川崎
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Kii & Craft Kk
Original Assignee
Kii & Craft Kk
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Publication date
Application filed by Kii & Craft Kk filed Critical Kii & Craft Kk
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で安価にでき、しかも動作の信頼
性が高い遠心クラッチを提供する。 【解決手段】 モータ51が回転駆動する駆動シャフト57
に板ばね66を固定し、この板ばね66の自由端部に重錘74
を設ける。駆動シャフト57に対して断続する従動ロータ
58の筒状部79の内周面に当接面81a ,81b を形成する。
モータ51の停止時には、重錘74は当接面81a ,81b に当
たらず、駆動シャフト57から遮断された従動ロータ58が
自由に回転できる。モータ51の作動時には、遠心力によ
り板ばね66が弾性変形して重錘74が当接面81a ,81b に
当たる。これにより、従動ロータ58が駆動シャフト57と
一体的に回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアロッ
ク用アクチュエータなどに利用される遠心クラッチに関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動車のドアロック用
アクチュエータは、例えば、キーレススイッチの操作な
どの遠隔操作に応じて、モータの動力によりドアの施錠
および解錠を行うものであるが、手動操作による施錠お
よび解錠も行えるように、クラッチを介してモータの動
力伝達を行うようにしている。
【0003】従来のドアロック用アクチュエータとして
は、例えば特開平3−212586号公報に記載のもの
が知られている。この公報に記載のアクチュエータのク
ラッチは、遠心クラッチではないが、リターンスプリン
グの両端部にそれぞれ設けたローラにより、クラッチ入
力ギアとクラッチ出力ギアとを接続するものである。そ
して、クラッチ入力ギアが回転すると、ブレーキスプリ
ングにより保持されたレバードラムのレバーがローラを
クラッチ入力ギアの径方向外方へ押してその内壁に固定
し、さらに、ローラがクラッチ出力ギアの伝達凸部に当
接して、このクラッチ出力ギアがクラッチ入力ギアと一
体的に回転する。一方、クラッチ入力ギアが停止してい
るときには、レバーからの力が作用しないため、リター
ンスプリングの力によりローラがクラッチ入力ギア内で
その径方向内方へ移動した状態になる。この状態では、
ローラはクラッチ出力ギアの伝達凸部に当接せず、この
クラッチ出力ギアは、クラッチ入力ギヤとは無関係に自
由に回転できる。
【0004】しかし、このような従来のクラッチでは、
部品点数も多く、構造が複雑であるため、組立工数が多
く必要で、高価になる問題があった。また、構造が複雑
であるために、故障も生じやすく、高い信頼性が得られ
ない問題もあった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、構造が簡単で安価にでき、しかも動作の
信頼性が高いクラッチを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の遠心ク
ラッチは、前記目的を達成するために、回転駆動源によ
り回転駆動される駆動側部材と、この駆動側部材の回転
が伝達されるとともにこの伝達が解除可能な従動側部材
とを備え、前記駆動側部材に、重錘を有する板ばねの一
端部を固定し、この板ばねの自由端部に、前記駆動側部
材および従動側部材の回転中心から外れて位置する駆動
側係合部を設け、前記従動側部材に、前記駆動側部材の
停止時には前記駆動側係合部が外れ、前記駆動側部材の
回転時に遠心力により変形した前記板ばねの駆動側係合
部が係合する従動側係合部を設けたものである。
【0007】回転駆動源の駆動により駆動側部材が回転
すると、遠心力により板ばねが回転中心に対して径方向
外方へ変形し、この板ばねの駆動側係合部が従動側部材
の従動側係合部に係合する。これにより、駆動側部材と
ともに従動側部材が回転する。一方、駆動側部材が停止
すると、遠心力が作用しないことにより、板ばねは自身
の弾性によってより径方向内方に位置し、駆動側係合部
が従動側係合部から外れる。この状態では、従動側部材
が自由に回転できる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明の遠心
クラッチにおいて、前記駆動側部材および従動側部材が
収納される筐体を備え、前記従動側部材は、前記駆動側
部材および従動側部材の回転中心と同軸的に位置する筒
状部を有するとともに、この筒状部の内周側に前記従動
側係合部を有し、前記板ばねは、前記駆動側部材に固定
された一端部から前記筐体の内面へ向かった後、ほぼこ
の筐体の内面に沿って前記従動側部材の方へ屈曲し、さ
らに前記駆動側部材の方へ屈曲して自由端部が前記駆動
側部材の筒状部内に位置する形状としたものである。
【0009】このように板ばねを屈曲させると、筐体内
の限られた空間で板ばねの全長を長くでき、この板ばね
が無理なく円滑に弾性変形するようにできる。なお、駆
動側部材の回転時には、板ばねが径方向外方へ変形し、
その駆動側係合部が従動側部材の筒状部の内周側にある
従動側係合部に係合する。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の遠心クラッチにおいて、前記従動側部材は、前記駆
動側部材および従動側部材の回転中心と同軸的に位置す
る筒状部を有するとともに、この筒状部の内周側に前記
従動側係合部を有し、この従動側係合部は、前記駆動側
係合部の側縁が当接する当接面からなり、この当接面を
前記板ばねの変形方向に対してアンダーカット状に傾斜
させたものである。
【0011】駆動側部材が回転すると、遠心力により板
ばねが径方向外方へ変形し、その駆動側係合部の側縁が
従動側部材の筒状部の内周側の従動側係合部をなす当接
面に当接し、これにより駆動側部材と従動側部材とが接
続されて、これら駆動側部材および従動側部材が一体的
に回転する。このとき、当接面が板ばねの変形方向に対
してアンダーカット状に傾斜していることにより、例え
ば従動側部材に外力の負荷がかかってこの従動側部材が
停止したとしても、駆動側部材側のトルクがある限り
は、板ばねの駆動側係合部が当接面から外れず、この駆
動側部材と当接面との係合が確実に保持される。一方、
駆動側部材側のトルクがなくなれば、板ばねは自身の弾
性によってより径方向内方に変形し、駆動側係合部が当
接面を乗り越えて外れる。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明の遠心クラッチの一実
施例について、図面を参照しながら説明する。本実施例
の遠心クラッチは、自動車のドアロック用アクチュエー
タに利用されるものである。
【0013】まず自動車のドアロック装置について、図
8を参照しながら説明する。1は車体(図示していな
い)に設けられたストライカで、このストライカ1は、
例えば自動車の運転席などに隣接したドア(図示してい
ない)を閉めたときに、このドアに設けられたロック装
置本体2のスロットル3に係合するものである。ロック
装置本体2は、前記スロットル3とロックプレート4と
ロックアーム5とラッチプレート6と回転ロッド7と第
2ベルクランク8などからなる。また、11はドアの外側
のドアノブ(図示していない)に連結された開放レバ
ー、12はドアの内側のドアノブ(図示していない)に連
結された開放レバーで、これら開放レバー11,12を引く
とドアが開くようになっている。前記スロットル3は、
前記ロックプレート4の揺動により動きが規制され、ス
トライカ1を施錠するものである。ロックプレート4
は、ロックアーム5を介してラッチプレート6に連結さ
れている。ロックアーム5は、ラッチプレート6の回転
運動をロックプレート4に伝達するリンク部材である。
ラッチプレート6は、回転軸13を中心として矢印M,N
方向に回動し、ドアを施錠または解錠する。
【0014】16はドアの内側に設けられたロックノブ
で、このロックノブ16は、第1ノブロッド17、第1ベル
クランク18、第2ノブロッド19、回動阻止機構20、ロッ
ド21および前記回転ロッド7を介してラッチプレート6
に連結されている。そして、このロックノブ16は、矢印
A方向に押し下げられるとドアを施錠し、この施錠時お
よびデッドロック時に矢印A方向に下降した状態にあ
る。また、ロックノブ16は、デッドロック時以外に矢印
B方向に引き上げられるとドアを解錠する。ロックノブ
16は、常に第1ノブロッド17と第1ベルクランク18と第
2ノブロッド19と回動阻止機構20のケース23とともに移
動する。
【0015】また、第1ノブロッド17は、上端部がロッ
クノブ16に枢着され、下端部が第1ベルクランク18に枢
支された棒状リンク部材である。第1ベルクランク18
は、一端部に第1ノブロッド17、他端部に第2ノブロッ
ド19が枢支され、第1ノブロッド17の運動方向を約90°
変換して第2ノブロッド19に伝達するL字型の回動部材
である。そして、第1ベルクランク18は、ロックノブ16
を矢印A,B方向に押し引きすると、軸24を中心として
矢印C,D方向に回動する。第2ノブロッド19は、一端
部に第1ベルクランク18、他端部に回動阻止機構20が連
結された棒状リンク部材である。この回動阻止機構20
は、施錠時に第2ノブロッド19とロッド21とをクラッチ
的に接続し、デッドロック時に遮断してラッチプレート
6の回動を許容または阻止する断続部材である。前記第
2ベルクランク8は、回転ロッド7を中心として矢印
I,J方向に回動し、この回転ロッド7の回動をロッド
21が移動する矢印G,H方向のほぼ直線運動に変換する
ものである。回転ロッド7は、一端部が第2ベルクラン
ク8に、他端部がラッチプレート6に枢着されるととも
に、中央部がロック装置本体2に軸支された軸棒部材で
ある。回転ロッド7の第2ベルクランク8側の一端部
は、例えば第2ベルクランク8を貫通してL字状に屈曲
したフックを形成している。回転ロッド7のラッチプレ
ート6側の他端部はL字状に屈曲するとともに、先端部
の連結部がラッチプレート6の長孔に軸支されている。
【0016】31はドアの外側に設けられたキーシリンダ
で、このキーシリンダ31は、キーシリンダロッド32を介
してラッチプレート6に連結されている。また、このキ
ーシリンダロッド32は、一端部がキーシリンダ31に枢着
され、他端部がラッチプレート6に枢着された棒状のリ
ンク部材である。さらに、33はキーシリンダスイッチ
で、このキーシリンダスイッチ33は、キー34の回動でオ
ン・オフし、キーシリンダ31が施錠状態のときに施錠信
号、解錠状態のときに解錠信号を発するものである。
【0017】36はドアロック用アクチュエータで、この
ドアロック用アクチュエータ36は、制御装置37からの施
錠信号または解錠信号でドアを施錠または解錠するもの
である。ドアロック用アクチュエータ36については後で
詳述するが、出力ロッド38を有している。この出力ロッ
ド38は、矢印O,P方向に揺動してラッチプレート6を
矢印M,N方向に回動させるものである。なお、前記制
御装置37は、回動阻止機構20に内蔵された駆動装置(図
示していない)とキーシリンダスイッチ33とドアロック
用アクチュエータ36とに接続されている。
【0018】つぎに、前記ドアロック装置の作動を説明
する。ドアを閉めると、車体のストライカ1にスロット
ル3が係合する。ドアが解錠状態のとき、このドアの内
側にあるロックノブ16および第1ノブロッド17が矢印B
方向へ引き上げられ、第1ベルクランク18が矢印D方向
に回動し、第2ノブロッド19および回動阻止機構20が矢
印F方向に移動した状態にある。さらに、ロッド21が矢
印H方向に移動し、第2ベルクランク8が矢印J方向に
回動し、回転ロッド7が矢印L方向に回動した状態にあ
り、ラッチプレート6が矢印N方向に回動した解錠状態
にある。この解錠状態で開放レバー11,12に連結された
ドアの内側または外側のドアノブを引くと、ドアが開
く。
【0019】一方、ロックノブ16を矢印A方向に押し下
げて施錠操作すると、このロックノブ16とともに第1ノ
ブロッド17が下降し、第1ベルクランク18が軸24を中心
に矢印C方向に回動し、第2ノブロッド19が矢印E方向
に移動する。回動阻止機構20およびロッド21は第2ノブ
ロッド19に押されて矢印G方向に移動する。また、第2
ベルクランク8はロッド21に押されて矢印I方向に回動
し、回転ロッド7は矢印K方向に回動する。これによ
り、ラッチプレート6は矢印M方向に回動し、ロックア
ーム5、キーシリンダロッド32および出力ロッド38もラ
ッチプレート6とともに揺動する。そして、ロックアー
ム5がロックプレート4を揺動させてスロットル3を施
錠する。また、キーシリンダロッド32は、ラッチプレー
ト6の回動により矢印Q方向に移動し、キーシリンダ31
を施錠する。このとき、ドアロック用アクチュエータ36
の出力ロッド38は、ラッチプレート6の回動により矢印
O方向に揺動する。
【0020】前述の施錠状態から解錠するときは、ロッ
クノブ16を矢印B方向に引き上げる。これに伴い、第1
ノブロッド17も矢印B方向に引き上げられ、第1ベルク
ランク18が矢印F方向に回動する。また、回動阻止機構
20および第2ノブロッド19は矢印Fに移動し、ロッド21
は回動阻止機構20に引かれて矢印H方向に移動する。ま
た、第2ベルクランク8はロッド21に引かれて矢印I方
向に回動し、回転ロッド7は矢印L方向に回動して、ラ
ッチプレート6を矢印N方向に回動させてロックプレー
ト4が解錠状態になる。また、ラッチプレート6の回動
によりロックアーム5、キーシリンダロッド32および出
力ロッド38が解錠方向に回動し、解錠状態になる。キー
シリンダロッド32は、ラッチプレート6の回動により矢
印R方向に移動し、キーシリンダ31を解錠する。また、
出力ロッド38は、ラッチプレート6の回動により矢印P
方向に揺動して、ドアロック用アクチュエータ36を解錠
状態にする。
【0021】閉じたドアをその外側から施錠するときに
は、キー34をキーシリンダ31に差し込み操作するか、あ
るいは、キーレススイッチを操作して施錠する。例え
ば、キーシリンダ31に差し込んだキー34を施錠位置に回
動させる。キーシリンダスイッチ33はキーシリンダ31の
回動を検出してオンし、制御装置37が施錠信号を発し
て、回動阻止機構20がロッド21を固定した施錠状態を保
持する。キーシリンダロッド32は、キーシリンダ31の回
動により矢印Q方向に押され、ラッチプレート6が矢印
M方向に回動して施錠状態になる。ロックアーム5、回
転ロッド7および出力ロッド38はラッチプレート6とと
もに揺動して施錠状態になる。ロックアーム5は、ロッ
クプレート4を揺動させ、スロットル3を施錠する。回
転ロッド7は、ラッチプレート6の回動により矢印K方
向に回動する。第2ベルクランク8は、回転ロッド7の
回動により矢印I方向に回動する。また、回動阻止機構
20およびロッド21は回転ロッド7に押されて矢印G方向
に移動する。第2ノブロッド19は回動阻止機構20に引か
れて矢印E方向に移動する。第1ベルクランク18は第2
ノブロッド19に引かれて矢印C方向に回動する。第1ノ
ブロッド17およびロックノブ16は第1ベルクランク18に
より引き下げられて施錠位置に下降する。また、ドアロ
ック用アクチュエータ36の出力ロッド38はラッチプレー
ト6の回動により矢印O方向に施錠位置まで揺動する。
また、キーシリンダスイッチ33は、キーシリンダ31の施
錠状態を検出して施錠信号を制御装置37に発する。これ
に伴い、ドアロック用アクチュエータ36がドアを施錠す
る。
【0022】なお、キーレススイッチを施錠操作した場
合には、まずドアロック用アクチュエータ36が作動して
その出力ロッド38が矢印O方向に回動し、ラッチプレー
ト6が矢印M方向に回動する。そして、このラッチプレ
ート6の回動によりキーシリンダロッド32が矢印Q方向
に移動し、キーシリンダ31が回動する。
【0023】ドアをその外側から解錠するときには、キ
ー34をキーシリンダ31に差し込み解錠方向に回動させ
る。あるいは、キーレススイッチでドアロック用アクチ
ュエータ36を作動させて解錠する。例えば、キー34を用
いた場合には、キーシリンダロッド32が矢印R方向に移
動して、ラッチプレート6を矢印Nの解錠方向に回動さ
せる。このラッチプレート6の回動によりロックアーム
5、回転ロッド7および出力ロッド38が解錠状態の方向
に回動する。ロックアーム5は、ロックプレート4を揺
動させ、スロットル3を解錠状態にする。また、回転ロ
ッド7の矢印L方向への回動により第2ベルクランク8
が矢印J方向に回動し、ロッド21が矢印H方向に移動す
る。さらに、回動阻止機構20が第2ノブロッド19ととも
に矢印F方向に移動し、第1ベルクランク18を矢印D方
向に回動させる。この第1ベルクランク18の回動により
第1ノブロッド17およびロックノブ16は矢印B方向に上
昇し、解錠状態になる。また、キーシリンダ31が解錠状
態になると、それをキーシリンダスイッチ33が検出し
て、解錠信号を制御装置37に発する。そして、ドアロッ
ク用アクチュエータ36の出力ロッド38は、前記ラッチプ
レート6の回動と、前記解錠信号に伴うドアロック用ア
クチュエータ36の作動で矢印P方向に回動し、解錠状態
になる。
【0024】なお、キーレススイッチを解錠操作した場
合には、まずドアロック用アクチュエータ36が作動して
その出力ロッド38が矢印P方向に回動し、ラッチプレー
ト6が矢印N方向に回動する。そして、このラッチプレ
ート6の回動によりキーシリンダロッド32が矢印R方向
に移動し、キーシリンダ31が回動する。
【0025】つぎに、前記ドアロック用アクチュエータ
36の構成を図1から図7に基づいて詳細に説明する。41
は筐体で、この筐体41は、第1筐体部材42と第2筐体部
材43とを結合してなるものであり、筐体41の上部には取
り付け孔44が形成されている。そして、筐体41内には、
モータ収納室46とクラッチ収納室47とギア収納室48とが
下から上に並べて形成されている。モータ収納室46内に
は、回転駆動源であるモータ51が収納され、このモータ
51の一対の端子52が筐体41の下部から外方へ突出してい
る。また、モータ51の回転出力軸53は、クラッチ収納室
47内へ突出している。
【0026】また、このクラッチ収納室47内には、遠心
クラッチ56が収納されている。この遠心クラッチ56は、
モータ51により回転駆動される駆動側部材である駆動シ
ャフト57と、この駆動シャフト57の回転が伝達されると
ともにこの伝達が解除可能な従動側部材である従動ロー
タ58とを備えている。前記駆動シャフト57は、ほぼ角柱
形状のシャフト本体部61と、このシャフト本体部61の上
側の先端面から同軸的に突出したより細い支軸部62とか
らなっている。そして、前記シャフト本体部61の下側の
基部に形成された固定孔63に前記モータ51の回転出力軸
53が同軸的に嵌合されて固定されている。また、前記支
軸部62の先端部は、前記両筐体部材42,43間に形成され
た軸受孔64内に嵌合されて回動自在に支持されている。
そして、駆動シャフト57の中心軸がこの駆動シャフト57
および従動ロータ58の回転中心となる。
【0027】そして、前記シャフト本体部61には板ばね
66が組み付けられている。この板ばね66は、その一端部
をなす円板状の基板部67を有しており、この基板部67の
中央部に形成された角孔68がシャフト本体部61の基部に
嵌合され、止め具69により基板部67がシャフト本体部61
に固定されている。基板部67は、駆動シャフト57の中心
軸と直交する方向性を有し、外周は筐体41のクラッチ収
納室47の内面近傍に位置している。また、基板部67の外
周部両側からそれぞれ突片部71が支軸部62の方へ屈曲さ
せて形成されている。これら突片部71は、ほぼクラッチ
収納室47の内面に沿っているが、先端へ向かって駆動シ
ャフト57に近付く方向に若干傾斜している。また、両突
片部71の先端からそれぞれ駆動シャフト57の径方向内方
へ屈曲させて段差片部72が形成されており、これら段差
片部72の先端から支軸部62の方へ屈曲させて先端片部73
が形成されている。これら先端片部73は、駆動シャフト
57の中心軸とほぼ平行である。なお、基板部67および各
片部71,72,73間の屈曲部は適度に滑らかにしたほうが
よい。そして、板ばね66の自由端部である前記先端片部
73に駆動側係合部を兼ねる重錘74がそれぞれ固定されて
いる。これら重錘74は、ほぼ平板状になっているが、両
側縁は断面ほぼ円弧状に形成されて滑らかになってい
る。
【0028】前記従動ロータ58は、貫通孔76を有し、こ
の貫通孔76が前記駆動シャフト57の支軸部62に回動自在
に嵌合されている。なお、従動ロータ58の両端面と駆動
シャフト57のシャフト本体部61の先端面および筐体41の
内面との間には、支軸部62に嵌合されたワッシャ77,78
がそれぞれ介在させてある。そして、従動ロータ58に
は、駆動シャフト57の中心軸と同軸的に位置するほぼ円
筒状の筒状部79がモータ51側に形成されているととも
に、ウォーム部80が反対側に形成されている。前記板ば
ね66の先端片部73は、筒状部79内に位置している。そし
て、筒状部79の内周面には、前記板ばね66の各重錘74が
それぞれ係合する従動側係合部としての第1当接面81a
および第2当接面81b が一対ずつ形成されている。これ
ら当接面81a,81b は、筒状部79の軸方向に沿う方向性
を有し、前記重錘74の側縁が当接するものである。そし
て、一対の第1当接面81a は、従動ロータ58に対して駆
動シャフト57が一方向に回転したとき重錘74が当接する
ものであり、筒状部79の中心軸に対して軸対称な位置に
ある。また、一対の第2当接面81b は、従動ロータ58に
対して駆動シャフト57が逆方向に回転したとき重錘74が
当接するものであり、筒状部79の中心軸に対して軸対称
な位置にある。さらに、各当接面81a ,81b は、この当
接面81a ,81b に重錘74が当接した位置での板ばね66の
変形方向、より詳しくはその先端片部73の変位方向に対
してアンダーカット状に傾斜している。この傾斜角度α
は約20°である。また、各当接面81a ,81b には、ラバ
ーなどからなる薄板状の緩衝材82がそれぞれ設けられて
いる。さらに、筒状部79の内周面には、前記当接面81a
,81b に隣接して、重錘74の背面が当接する平面状の
平坦面83が形成されている。この平坦面83と重錘74の背
面とはほぼ同幅である。
【0029】また、前記筐体41のギア収納室48内には、
支軸91によりウォームホイール92が回動自在に支持され
ており、このウォームホイール92が前記従動ロータ58の
ウォーム部80に噛合している。また、このウォームホイ
ール92には小歯車部93が一体的に設けられている。さら
に、筐体41のギア収納室48内には、支軸94により揺動歯
車95が揺動自在に支持されており、この揺動歯車95が小
歯車部93に噛合している。揺動歯車95の揺動範囲は、ギ
ア収納室48内に設けられた一対のストッパー96により一
定範囲に規制されている。そして、前記支軸94には、筐
体41外に位置するレバー97が固定されており、このレバ
ー97の先端部に、前記ラッチプレート6に係合する前記
出力ロッド38が設けられている。レバー97は、揺動歯車
95と一体に回転するものである。
【0030】つぎに、前記ドアロック用アクチュエータ
の作動を説明する。まず遠心クラッチ56の作動を説明す
る。モータ51および駆動シャフト57が停止していて、板
ばね66に遠心力が加わっていない状態では、図1に示す
ように、この板ばね66の両片部71,72,73は駆動シャフ
ト57に、より近付いて位置しており、板ばね66の重錘74
は、従動ロータ58の当接面81a ,81b の回転軌跡より径
方向内方に位置している。したがって、従動ロータ58が
回転しても、その当接面81a ,81b に重錘74が当たるこ
とはなく、従動ロータ58は、モータ51のコギングトルク
の影響を受けることなく回転できる。
【0031】一方、モータ51が作動して駆動シャフト57
が回転したときには、重錘74を含めて板ばね66にかかる
遠心力により、その両片部71,72,73が駆動シャフト57
の径方向外方へ変形して撓む。モータ51の回転数が小さ
いと、両重錘74は従動ロータ58の当接面81a ,81b にま
だ当接しないが、モータ51の回転数が所定値を越える
と、図2に示すように、両重錘74の側縁が従動ロータ58
の第1の当接面81a または第2の当接面81b に当接する
とともに、両重錘74の背面が従動ロータ58の平坦面83に
当接する。どちらの当接面81a ,81b に当接するかは、
駆動シャフト57の回転方向による。これにより、駆動シ
ャフト57と従動ロータ58とが接続され、従動ロータ58は
駆動シャフト57と一体的に回転する。
【0032】そして、モータ51が停止して駆動シャフト
57が停止すると、板ばね66にかかる遠心力がなくなるた
め、板ばね66が自身の弾性により復元し、その両片部7
1,72,73が駆動シャフト57の径方向内方へ変形し、重
錘74が当接面81a ,81b から外れ、駆動シャフト57と従
動ロータ58とが遮断される。
【0033】ところで、前述のように駆動シャフト57と
従動ロータ58とが接続された後、モータ51にトルクがか
かった状態で、外力の負荷により従動ロータ58側が停止
したとき、モータ51から伝わるトルクと当接面81a ,81
b の角度αのアンダーカット形状と重錘74および従動ロ
ータ58間の摩擦とにより、これら従動ロータ58と重錘74
との係合状態が保持される。すなわち、モータ51のトル
クにより、重錘74の断面ほぼ円弧状の側縁が当接面81a
,81b に食い込むような状態で係合し、また、重錘74
の背面が従動ロータ58の平坦面83に当接することによる
摩擦もあるので、従動ロータ58と重錘74との係合状態が
保持される。このようにして、モータ51側のトルクがな
くなるまでは、従動ロータ58と板ばね66とはロックされ
たままの状態を保つことができる。モータ51側のトルク
がなくなれば、板ばね66の弾性力により、重錘74が当接
面81a ,81b を乗り越えて従動ロータ58から外れる。
【0034】ドアロック用アクチュエータ36の作動は、
施錠または解錠のいずれかに応じて、駆動シャフト57が
モータ51により正逆いずれかの方向に回転駆動される。
そして、この回転が遠心クラッチ56をなす板ばね66、従
動ロータ58、そのウォーム部80、ウォームホイール92、
その小歯車部93および揺動歯車95を介してレバー97に伝
達され、このレバー97とともに出力ロッド38が揺動す
る。そして、先に説明したように、この出力ロッド38の
揺動によりラッチプレート6が回動し、施錠または解錠
が行われる。
【0035】また、ロックノブ16またはキー34の操作に
より施錠または解錠が行われるときには、ラッチプレー
ト6の回動により、出力ロッド38とともにレバー97が回
動し、揺動歯車95、ウォームホイール92およびウォーム
部80を介して従動ロータ58が回動する。このとき、モー
タ51が作動していなければ、従動ロータ58と駆動シャフ
ト57とは非接続状態であり、駆動シャフト57により干渉
されることなく、従動ロータ58は自由に回転できる。
【0036】前記実施例の遠心クラッチ56によれば、駆
動シャフト57と、この駆動シャフト57に固定された板ば
ね66と、この板ばね66に設けられた重錘74が係合される
当接面81a ,81b を有する従動ロータ58とからなるもの
なので、構造が簡単で、部品点数も少なくて済み、組立
も簡単で、安価にできる。
【0037】また、板ばね66は、駆動シャフト57に固定
され筐体41のクラッチ収納室47の内面へ向かって延びる
基板部67と、この基板部67の外周部両側から従動ロータ
58の方へ屈曲しほぼクラッチ収納室47の内面に沿う突片
部71と、これら突片部71の先端から段差片部72を介して
従動ロータ58の方へ屈曲しその筒状部79内に位置する先
端片部73とからなる形状にしたので、筐体41のクラッチ
収納室47内で板ばね66を配置する空間に制約があって
も、板ばね66の固定端から自由端までの全長を長くでき
る。これにより、板ばね66が無理なく円滑に弾性変形で
き、板ばね66における局所的な応力集中を防止でき、無
理な力が加わることによる板ばね66の破損も防止でき
る。したがって、遠心クラッチ56の耐久性が向上し、動
作の信頼性がいっそう向上する。
【0038】また、板ばね66は、重錘74の側縁が従動ロ
ータ58の筒状部79の内周面にある当接面81a ,81b に当
接するが、この当接面81a ,81b は、板ばね66の片部7
1,72,73の変形方向に対してアンダーカット状に傾斜
させたので、重錘74が当接面81a ,81b に当接した後、
例えば従動ロータ58に外力の負荷がかかってこの従動ロ
ータ58が停止したとしても、モータ51のトルクがある限
りは、重錘74が当接面81a ,81b から安易に外れず、こ
の重錘74と当接面81a ,81b と係合が確実に保持され
る。これにより、動作の信頼性がさらに向上する。
【0039】さらに、当接面81a ,81b には緩衝材82を
設けたので、重錘74が当接面81a ,81b に当たった際の
音を低減でき、静音化を図ることができる。
【0040】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、静音化のために、従動ロータ58の当接
面81a ,81b に従動ロータ58自体とは別体の緩衝材82を
設けたが、従動ロータ58自体を適度な柔軟性を有する材
料からなるものとすることにより、静音化を図ってもよ
い。また、前記実施例では、従動ロータ58の中心軸と平
坦面83の中線とを結ぶ平面に対して当接面81a ,81b が
なす角度αをアンダーカット方向へ20°としたが、角度
αはそれに限るものではない。ただし、モータ51がトル
クを生じている状態で従動ロータ58が負荷により停止し
たときには重錘74と当接面81a ,81b との係合が確実に
保持され、モータ51のトルクがなくなったときには重錘
74が当接面81a ,81b から支障なく外れる程度の角度に
設定すべきである。また、前記実施例では、板ばね66の
片部71,72,73および重錘74を一対にしたが、片部およ
び重錘の数はそれに限るものではない。さらに、駆動側
部材、従動側部材および板ばねの構造や形状も、前記実
施例のものには限らない。
【0041】さらに、前記実施例では、遠心クラッチ56
を自動車のドアロック用アクチュエータに利用した例に
ついて説明したが、本遠心クラッチ56は、ドアロック用
アクチュエータ以外のものにも応用できる。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明の遠心クラッチによれ
ば、駆動側部材に重錘を有する板ばねの一端部を固定
し、この板ばねの自由端部に駆動側係合部を設け、従動
側部材に、駆動側部材の静止時には駆動側係合部が外
れ、駆動側部材の回転時に遠心力により変形した板ばね
の駆動側係合部が係合する従動側係合部を設けたので、
構造が簡単で安価にでき、しかも動作の信頼性が高い遠
心クラッチを提供できる。
【0043】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、駆動側部材および従動側部材が収納さ
れる筐体を備え、従動側部材は、筒状部の内周側に従動
側係合部を有し、板ばねは、駆動側部材に固定された一
端部から筐体の内面へ向かった後、ほぼこの筐体の内面
に沿って従動側部材の方へ屈曲し、さらに駆動側部材の
方へ屈曲して自由端部が駆動側部材の筒状部内に位置す
る形状としたので、筐体内で板ばねを配置する空間に制
約があっても、板ばねの全長を長くでき、この板ばねが
無理なく円滑に弾性変形するようにできる。したがっ
て、無理な力が加わることによる板ばねの破損も防止で
き、動作の信頼性がいっそう向上する。
【0044】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の発明の効果に加えて、従動側部材は、筒状部の内周
側に従動側係合部を有し、この従動側係合部は、駆動側
係合部の側縁が当接する当接面からなり、この当接面を
前記板ばねの変形方向に対してアンダーカット状に傾斜
させたので、従動側係合部が当接面に当接した後、例え
ば従動側部材に外力の負荷がかかってこの従動側部材が
停止したとしても、駆動側部材側のトルクがある限り
は、板ばねの駆動側係合部が当接面から安易に外れず、
この駆動側部材と当接面との係合が確実に保持され、動
作の信頼性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠心クラッチの一実施例を示すもの
で、モータの停止時を示し、(a)は縦断面図、(b)
は横断面図である。
【図2】同上モータの作動時を示し、(a)は縦断面
図、(b)は横断面図である。
【図3】本遠心クラッチを用いたドアロック用アクチュ
エータの縦断面図である。
【図4】同上図3のIV−IV断面図である。
【図5】同上図3のV−V断面図である。
【図6】同上板ばねの平面図である。
【図7】同上従動ロータの一部の横断面図である。
【図8】本ドアロック用アクチュエータを用いたドアロ
ック装置の説明図である。
【符号の説明】
41 筐体 51 モータ(回転駆動源) 56 遠心クラッチ 57 駆動シャフト(駆動側部材) 58 従動ロータ(従動側部材) 66 板ばね 74 重錘(駆動側係合部) 79 筒状部 81a ,81b 当接面(従動側係合部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動源により回転駆動される駆動側
    部材と、この駆動側部材の回転が伝達されるとともにこ
    の伝達が解除可能な従動側部材とを備え、前記駆動側部
    材に、重錘を有する板ばねの一端部を固定し、この板ば
    ねの自由端部に、前記駆動側部材および従動側部材の回
    転中心から外れて位置する駆動側係合部を設け、前記従
    動側部材に、前記駆動側部材の停止時には前記駆動側係
    合部が外れ、前記駆動側部材の回転時に遠心力により変
    形した前記板ばねの前記駆動側係合部が係合する従動側
    係合部を設けたことを特徴とする遠心クラッチ。
  2. 【請求項2】 前記駆動側部材および従動側部材が収納
    される筐体を備え、前記従動側部材は、前記駆動側部材
    および従動側部材の回転中心と同軸的に位置する筒状部
    を有するとともに、この筒状部の内周側に前記従動側係
    合部を有し、前記板ばねは、前記駆動側部材に固定され
    た一端部から前記筐体の内面へ向かった後、ほぼこの筐
    体の内面に沿って前記従動側部材の方へ屈曲し、さらに
    前記駆動側部材の方へ屈曲して自由端部が前記駆動側部
    材の筒状部内に位置する形状としたことを特徴とする請
    求項1記載の遠心クラッチ。
  3. 【請求項3】 前記従動側部材は、前記駆動側部材およ
    び従動側部材の回転中心と同軸的に位置する筒状部を有
    するとともに、この筒状部の内周側に前記従動側係合部
    を有し、この従動側係合部は、前記駆動側係合部の側縁
    が当接する当接面からなり、この当接面を前記板ばねの
    変形方向に対してアンダーカット状に傾斜させたことを
    特徴とする請求項1または2記載の遠心クラッチ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008143229A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Toyota Motor Corp ステアリング装置
CN103696636A (zh) * 2013-12-30 2014-04-02 安徽中科中佳科学仪器有限公司 旋转机构式离心机门锁

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