JPH0742814B2 - 車両用ドアロツク装置 - Google Patents
車両用ドアロツク装置Info
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- JPH0742814B2 JPH0742814B2 JP5702388A JP5702388A JPH0742814B2 JP H0742814 B2 JPH0742814 B2 JP H0742814B2 JP 5702388 A JP5702388 A JP 5702388A JP 5702388 A JP5702388 A JP 5702388A JP H0742814 B2 JPH0742814 B2 JP H0742814B2
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- JP
- Japan
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- actuator
- motor
- lid
- resin body
- synthetic resin
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
- E05B81/02—Power-actuated vehicle locks characterised by the type of actuators used
- E05B81/04—Electrical
- E05B81/06—Electrical using rotary motors
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B77/00—Vehicle locks characterised by special functions or purposes
- E05B77/36—Noise prevention; Anti-rattling means
- E05B77/38—Cushion elements, elastic guiding elements or holding elements, e.g. for cushioning or damping the impact of the bolt against the striker during closing of the wing
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
- E05B81/12—Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
- E05B81/16—Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators operating on locking elements for locking or unlocking action
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
- E05B81/24—Power-actuated vehicle locks characterised by constructional features of the actuator or the power transmission
- E05B81/32—Details of the actuator transmission
- E05B81/34—Details of the actuator transmission of geared transmissions
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
- E05B81/24—Power-actuated vehicle locks characterised by constructional features of the actuator or the power transmission
- E05B81/32—Details of the actuator transmission
- E05B81/42—Cams
- E05B81/44—Cams in the form of grooves
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、車両用ドアロック装置に係るものである。
（従来技術） 従来公知の実開昭63-25768号公報には、閉扉したとき車
体側に固定のストライカと係合して正転するラッチと前
記正転したラッチに係合してその逆転を防止するラチェ
ットとを収納した合成樹脂ボディと、該合成樹脂ボディ
側に回転自在に支持されロック位置とアンロック位置と
に切り替わるロックレバーと、該ロックレバーを切替え
るアクチュエータとを有するロック装置において、前記
アクチュエータは前記合成樹脂ボディとは別体構造の収
納容器内に収納させ、該収納容器は防振ゴムを用いて扉
のパネルに取付けた構造について記載されている。
体側に固定のストライカと係合して正転するラッチと前
記正転したラッチに係合してその逆転を防止するラチェ
ットとを収納した合成樹脂ボディと、該合成樹脂ボディ
側に回転自在に支持されロック位置とアンロック位置と
に切り替わるロックレバーと、該ロックレバーを切替え
るアクチュエータとを有するロック装置において、前記
アクチュエータは前記合成樹脂ボディとは別体構造の収
納容器内に収納させ、該収納容器は防振ゴムを用いて扉
のパネルに取付けた構造について記載されている。
また、従来公知の特公昭58-30473号公報には、閉扉した
とき車体側に固定のストライカと係合して正転するラッ
チと前記正転したラッチに係合してその逆転を防止する
ラチェットとを収納した合成樹脂ボディと、該合成樹脂
ボディ側に回転自在に支持されロック位置とアンロック
位置とに切り替わるロックレバーと、該ロックレバーを
切替えるアクチュエータとを有するロック装置におい
て、前記アクチュエータは前記合成樹脂ボディとは別体
構造の収納容器内に収納させ、前記アクチュエータのモ
ータは防振ゴムを用いて前記収納容器内に取付けた構造
について記載されている。
とき車体側に固定のストライカと係合して正転するラッ
チと前記正転したラッチに係合してその逆転を防止する
ラチェットとを収納した合成樹脂ボディと、該合成樹脂
ボディ側に回転自在に支持されロック位置とアンロック
位置とに切り替わるロックレバーと、該ロックレバーを
切替えるアクチュエータとを有するロック装置におい
て、前記アクチュエータは前記合成樹脂ボディとは別体
構造の収納容器内に収納させ、前記アクチュエータのモ
ータは防振ゴムを用いて前記収納容器内に取付けた構造
について記載されている。
（発明が解決しようとする課題） 前記公知のものは、いずれも、アクチュエータの収納容
器が合成樹脂ボディとは別体構造であるから、収納容器
を取付ける工数が増加してコストアップするばかりでな
く、合成樹脂ボディ側のロックレバーとアクチュエータ
側の出力軸との関係位置が１個ずつばらばらになるの
で、その調整に手間がかかる課題がある。
器が合成樹脂ボディとは別体構造であるから、収納容器
を取付ける工数が増加してコストアップするばかりでな
く、合成樹脂ボディ側のロックレバーとアクチュエータ
側の出力軸との関係位置が１個ずつばらばらになるの
で、その調整に手間がかかる課題がある。
また、後者のものは、モータだけを防振構造にしている
が、アクチュエータの駆動部材は防振構造でないから、
アクチュエータの振動は収納容器に直接伝わり全体の防
振効果は充分でない。
が、アクチュエータの駆動部材は防振構造でないから、
アクチュエータの振動は収納容器に直接伝わり全体の防
振効果は充分でない。
（課題を解決するための手段） よって、本発明は、閉扉したとき車体側に固定のストラ
イカ６と係合して正転するラッチ４と前記正転したラッ
チ４に係合してその逆転を防止するラチェット５とを収
納した合成樹脂ボディ３と、該合成樹脂ボディ３側に回
転自在に支持されロック位置とアンロック位置とに切り
替わるロックレバー28と、該ロックレバー28を切替える
アクチュエータ13と、側面には開口部36を形成し内部に
は前記アクチュエータ13を収納する凹所27を設け前記合
成樹脂ボディ３と一体形成されたアクチュエータ収納容
器10と、前記開口部36を閉塞する蓋35とからなり、前記
アクチュエータ13はフレーム16にモータ17と該モータ17
の減速機構と該減速機構により回転する出力軸25とを取
付けた構造とし、前記フレーム16には前記蓋35を前記開
口部36に取付けると前記アクチュエータ収納容器10の内
面と前記蓋35の内面とにより挟持されて前記モータ17お
よび前記減速機構並びに前記出力軸25を前記フレーム16
ごと前記凹所27内に宙吊状態に維持する弾性部材26を取
付けた車両用ドアロック装置として、アクチュエータ全
体を防振構造とし、且つ、簡易に組立られるようにした
ものである。
イカ６と係合して正転するラッチ４と前記正転したラッ
チ４に係合してその逆転を防止するラチェット５とを収
納した合成樹脂ボディ３と、該合成樹脂ボディ３側に回
転自在に支持されロック位置とアンロック位置とに切り
替わるロックレバー28と、該ロックレバー28を切替える
アクチュエータ13と、側面には開口部36を形成し内部に
は前記アクチュエータ13を収納する凹所27を設け前記合
成樹脂ボディ３と一体形成されたアクチュエータ収納容
器10と、前記開口部36を閉塞する蓋35とからなり、前記
アクチュエータ13はフレーム16にモータ17と該モータ17
の減速機構と該減速機構により回転する出力軸25とを取
付けた構造とし、前記フレーム16には前記蓋35を前記開
口部36に取付けると前記アクチュエータ収納容器10の内
面と前記蓋35の内面とにより挟持されて前記モータ17お
よび前記減速機構並びに前記出力軸25を前記フレーム16
ごと前記凹所27内に宙吊状態に維持する弾性部材26を取
付けた車両用ドアロック装置として、アクチュエータ全
体を防振構造とし、且つ、簡易に組立られるようにした
ものである。
（実施例） 本発明の一実施例を図面により説明すると、１は表側の
カバープレート、２は裏側のバックプレートで、それぞ
れ金属板で形成される。金属カバープレート１と金属バ
ックプレート２の間には、合成樹脂ボディ３が設けられ
る。合成樹脂ボディ３内の表側にはカバープレート１で
閉塞される凹部が形成され、凹部内に閉扉のとき車体側
に取付けられたストライカ６と係合して正転するラッチ
４と、正転したラッチ４に係合してその逆転を止めるラ
チェット５が設けられる。７はラッチ４の外周に形成し
たストライカ６の係合する係合溝、８は同ハーフラッチ
係合段部、９は同フルラッチ係合段部である。
カバープレート、２は裏側のバックプレートで、それぞ
れ金属板で形成される。金属カバープレート１と金属バ
ックプレート２の間には、合成樹脂ボディ３が設けられ
る。合成樹脂ボディ３内の表側にはカバープレート１で
閉塞される凹部が形成され、凹部内に閉扉のとき車体側
に取付けられたストライカ６と係合して正転するラッチ
４と、正転したラッチ４に係合してその逆転を止めるラ
チェット５が設けられる。７はラッチ４の外周に形成し
たストライカ６の係合する係合溝、８は同ハーフラッチ
係合段部、９は同フルラッチ係合段部である。
前記合成樹脂ボディ３の下部の一部は、一体的に延長し
て、そこにアクチュエータ収納容器10を形成する。アク
チュエータ収納容器10は、モータ収容部11とギヤ収容部
12とから構成され、側面には開口部36を形成し、また、
内部には凹所27が形成される。35は前記開口部36を閉塞
する蓋である。
て、そこにアクチュエータ収納容器10を形成する。アク
チュエータ収納容器10は、モータ収容部11とギヤ収容部
12とから構成され、側面には開口部36を形成し、また、
内部には凹所27が形成される。35は前記開口部36を閉塞
する蓋である。
13はアクチュエータ収納容器10の凹所27に収納されるユ
ニット構造のアクチュエータで、前側金属板14と後側金
属板15とを合せて形成したフレーム16に、モータ17と、
モータ17の歯車18に噛合う中間歯車19と、中間歯車19と
一体的の小歯車20と、小歯車20に噛合うカム歯車21と、
カム歯車21のカム溝22に係合する作動腕23とを取付けた
構造である。カム歯車21は、その一面にカム溝22を形成
する。
ニット構造のアクチュエータで、前側金属板14と後側金
属板15とを合せて形成したフレーム16に、モータ17と、
モータ17の歯車18に噛合う中間歯車19と、中間歯車19と
一体的の小歯車20と、小歯車20に噛合うカム歯車21と、
カム歯車21のカム溝22に係合する作動腕23とを取付けた
構造である。カム歯車21は、その一面にカム溝22を形成
する。
24は前記作動腕23の先端に形成した突起で、突起24をカ
ム溝22に係合させる。25は作動腕23の基部に形成した出
力軸であり、第６図のように、前記フレーム16およびア
クチュエータ収納容器10を貫通して外部に突出す。
ム溝22に係合させる。25は作動腕23の基部に形成した出
力軸であり、第６図のように、前記フレーム16およびア
クチュエータ収納容器10を貫通して外部に突出す。
しかして、別工程で量産できるユニット構造のアクチュ
エータ13は、フレーム16に一体的に組付けたまま、前記
アクチュエータ収納容器10の凹所27内に収納させるが、
このとき、弾性部材26を用いて、アクチュエータ13を前
記凹所27内に宙吊状態で取付ける。
エータ13は、フレーム16に一体的に組付けたまま、前記
アクチュエータ収納容器10の凹所27内に収納させるが、
このとき、弾性部材26を用いて、アクチュエータ13を前
記凹所27内に宙吊状態で取付ける。
すなわち、前記前側金属板14と前記後側金属板15との外
周の合せ部に３〜４箇所の合せ用突起14a、15aを設け、
合せ用突起14a、15aを合せた係合部34に断面がコ型の結
合用の弾性部材26をそれぞれ係合させてから、アクチュ
エータ13を凹所27内に挿着して蓋35を閉じると、弾性部
材26は、第６図のように、アクチュエータ収納容器10の
内面と、蓋35の内面とで挟持され、フレーム16を樹脂製
の容器または蓋に対して当接させることなく宙吊状態に
収納させることができる。
周の合せ部に３〜４箇所の合せ用突起14a、15aを設け、
合せ用突起14a、15aを合せた係合部34に断面がコ型の結
合用の弾性部材26をそれぞれ係合させてから、アクチュ
エータ13を凹所27内に挿着して蓋35を閉じると、弾性部
材26は、第６図のように、アクチュエータ収納容器10の
内面と、蓋35の内面とで挟持され、フレーム16を樹脂製
の容器または蓋に対して当接させることなく宙吊状態に
収納させることができる。
図中、28はロックレバー、29はアクチュエータ13の出力
軸25に固定した出力レバー、30は回転すると前記ラチェ
ット５をラッチ４より離脱させるオープンレバー、31は
インナー開扉ハンドルで回動するインサイドレバー、32
は出力レバー29の二又部、33はロックレバー28の突起
で、二又部32が係合する。
軸25に固定した出力レバー、30は回転すると前記ラチェ
ット５をラッチ４より離脱させるオープンレバー、31は
インナー開扉ハンドルで回動するインサイドレバー、32
は出力レバー29の二又部、33はロックレバー28の突起
で、二又部32が係合する。
（作用） 次に作用を述べる。
アクチュエータ13は、前側金属板14と後側金属板15を前
後から合せて形成したフレーム16に、モータ17と、モー
タ17の歯車18と噛合う中間歯車19と、中間歯車19と一体
的の小歯車20と、小歯車20に噛合うカム歯車21と、カム
歯車21の一面に形成されたカム溝22に係合する作動腕23
とを一体的に取付けたユニット構造であるから、これら
は別工程で量産でき、量産したアクチュエータ13のフレ
ーム16の複数の係合部34には、断面がコ型の弾性部材26
をそれぞれ係合させる。
後から合せて形成したフレーム16に、モータ17と、モー
タ17の歯車18と噛合う中間歯車19と、中間歯車19と一体
的の小歯車20と、小歯車20に噛合うカム歯車21と、カム
歯車21の一面に形成されたカム溝22に係合する作動腕23
とを一体的に取付けたユニット構造であるから、これら
は別工程で量産でき、量産したアクチュエータ13のフレ
ーム16の複数の係合部34には、断面がコ型の弾性部材26
をそれぞれ係合させる。
このようにして準備したアクチュエータ13は、モータ17
側をモータ収容部11に、また、フレーム16側をギヤ収容
部12に合わせるようにして、アクチュエータ収納容器10
内の凹所27内に挿着してから、アクチュエータ収納容器
10に蓋35を取付けると、弾性部材26は、第６図のよう
に、アクチュエータ収納容器10の内面と、蓋35の内面と
で挟持され、フレーム16を樹脂製の容器または蓋に対し
て当接させることなく宙吊状態に収納させることができ
る。
側をモータ収容部11に、また、フレーム16側をギヤ収容
部12に合わせるようにして、アクチュエータ収納容器10
内の凹所27内に挿着してから、アクチュエータ収納容器
10に蓋35を取付けると、弾性部材26は、第６図のよう
に、アクチュエータ収納容器10の内面と、蓋35の内面と
で挟持され、フレーム16を樹脂製の容器または蓋に対し
て当接させることなく宙吊状態に収納させることができ
る。
このようにして形成されたロック装置では、モータ17に
通電すると、その歯車18が回動し、歯車18と係合してい
る中間歯車19を回転させ、中間歯車19と一体の小歯車20
が回転してカム歯車21を回転させ、カム歯車21に形成さ
れているカム溝22に作動腕23の突起24が係合しているの
で、カム歯車21の回転により作動腕23は出力軸25を中心
に回動し、出力軸25に係合している出力レバー29を回動
させ、出力レバー29の二又部32で突起33を移動させ、ロ
ックレバー28をロック位置とアンロック位置に切替え
る。
通電すると、その歯車18が回動し、歯車18と係合してい
る中間歯車19を回転させ、中間歯車19と一体の小歯車20
が回転してカム歯車21を回転させ、カム歯車21に形成さ
れているカム溝22に作動腕23の突起24が係合しているの
で、カム歯車21の回転により作動腕23は出力軸25を中心
に回動し、出力軸25に係合している出力レバー29を回動
させ、出力レバー29の二又部32で突起33を移動させ、ロ
ックレバー28をロック位置とアンロック位置に切替え
る。
前記の場合、アクチュエータ13の駆動部材となる、モー
タ17、歯車18、小歯車20、中間歯車19、カム歯車21、作
動腕23はフレーム16に取付けられているが、このフレー
ム16は、樹脂製の容器または蓋に対して直接接すること
のないように弾性部材26を介して宙吊状態に設けられて
いるので、アクチュエータ13の振動は弾性部材26で良く
吸収されて静粛状態で回転する。また、アクチュエータ
13は蓋35により密閉状に閉塞されるから、防音・消音効
果は更に向上する。
タ17、歯車18、小歯車20、中間歯車19、カム歯車21、作
動腕23はフレーム16に取付けられているが、このフレー
ム16は、樹脂製の容器または蓋に対して直接接すること
のないように弾性部材26を介して宙吊状態に設けられて
いるので、アクチュエータ13の振動は弾性部材26で良く
吸収されて静粛状態で回転する。また、アクチュエータ
13は蓋35により密閉状に閉塞されるから、防音・消音効
果は更に向上する。
（効果） 前記公知のものは、いずれも、アクチュエータの収納容
器が合成樹脂ボディとは別体構造であるから、収納容器
を取付ける工数が増加してコストアップするばかりでな
く、合成樹脂ボディ側のロックレバーとアクチュエータ
側の出力軸との関係位置が１個ずつばらばらになるの
で、その調整に手間がかかる課題がある。モータだけを
防振構造にしたものでは、アクチュエータの駆動部材は
防振構造でないから、アクチュエータの振動は収納容器
に直接伝わり全体の防振効果は充分でない。
器が合成樹脂ボディとは別体構造であるから、収納容器
を取付ける工数が増加してコストアップするばかりでな
く、合成樹脂ボディ側のロックレバーとアクチュエータ
側の出力軸との関係位置が１個ずつばらばらになるの
で、その調整に手間がかかる課題がある。モータだけを
防振構造にしたものでは、アクチュエータの駆動部材は
防振構造でないから、アクチュエータの振動は収納容器
に直接伝わり全体の防振効果は充分でない。
しかるに、本発明は、閉扉したとき車体側に固定のスト
ライカ６と係合して正転するラッチ４と前記正転したラ
ッチ４に係合してその逆転を防止するラチェット５とを
収納した合成樹脂ボディ３と、該合成樹脂ボディ３側に
回転自在に支持されロック位置とアンロック位置とに切
り替わるロックレバー28と、該ロックレバー28を切替え
るアクチュエータ13と、側面には開口部36を形成し内部
には前記アクチュエータ13を収納する凹所27を設け前記
合成樹脂ボディ３と一体形成されたアクチュエータ収納
容器10と、前記開口部36を閉塞する蓋35とからなり、前
記アクチュエータ13はフレーム16にモータ17と該モータ
17の減速機構と該減速機構により回転する出力軸25とを
取付けた構造とし、前記フレーム16には前記蓋35を前記
開口部36に取付けると前記アクチュエータ収納容器10の
内面と前記蓋35の内面とにより挟持されて前記モータ17
および前記減速機構並びに前記出力軸25を前記フレーム
16ごと前記凹所27内に宙吊状態に維持する弾性部材26を
取付けた車両用ドアロック装置とし、 イ．車体側に固定のストライカ６と係合して正転するラ
ッチ４と前記正転したラッチ４に係合して逆転を防止す
るラチェット５とを収納した合成樹脂ボディ３と、アク
チュエータ13を収納する凹所27を有するアクチュエータ
収納容器10とを一体的に設けたから、組付工数は少なく
てすみ、また、合成樹脂ボディ３側のロックレバー28と
アクチュエータ13側の出力軸25との相対的関係位置が一
定になるので、調整が容易である。
ライカ６と係合して正転するラッチ４と前記正転したラ
ッチ４に係合してその逆転を防止するラチェット５とを
収納した合成樹脂ボディ３と、該合成樹脂ボディ３側に
回転自在に支持されロック位置とアンロック位置とに切
り替わるロックレバー28と、該ロックレバー28を切替え
るアクチュエータ13と、側面には開口部36を形成し内部
には前記アクチュエータ13を収納する凹所27を設け前記
合成樹脂ボディ３と一体形成されたアクチュエータ収納
容器10と、前記開口部36を閉塞する蓋35とからなり、前
記アクチュエータ13はフレーム16にモータ17と該モータ
17の減速機構と該減速機構により回転する出力軸25とを
取付けた構造とし、前記フレーム16には前記蓋35を前記
開口部36に取付けると前記アクチュエータ収納容器10の
内面と前記蓋35の内面とにより挟持されて前記モータ17
および前記減速機構並びに前記出力軸25を前記フレーム
16ごと前記凹所27内に宙吊状態に維持する弾性部材26を
取付けた車両用ドアロック装置とし、 イ．車体側に固定のストライカ６と係合して正転するラ
ッチ４と前記正転したラッチ４に係合して逆転を防止す
るラチェット５とを収納した合成樹脂ボディ３と、アク
チュエータ13を収納する凹所27を有するアクチュエータ
収納容器10とを一体的に設けたから、組付工数は少なく
てすみ、また、合成樹脂ボディ３側のロックレバー28と
アクチュエータ13側の出力軸25との相対的関係位置が一
定になるので、調整が容易である。
ロ．アクチュエータ13はフレーム16にモータ17と該モー
タ17の減速機構と該減速機構により回転する出力軸25と
を取付けた別工程で生産可能のユニット構造としたか
ら、アクチュエータ13の組立は容易である。
タ17の減速機構と該減速機構により回転する出力軸25と
を取付けた別工程で生産可能のユニット構造としたか
ら、アクチュエータ13の組立は容易である。
ハ．フレーム16にはアクチュエータ収納容器10と蓋35と
により挟持されることによりモータ17、減速機構および
出力軸25を前記フレーム16ごと宙吊状態に維持する弾性
部材26を取付けたから、弾性部材26を取付けてからアク
チュエータ13を凹所27に挿着して蓋35をするだけで、ア
クチュエータ13を宙吊状態に取付けられ、優れた防振防
音効果を発揮できる。
により挟持されることによりモータ17、減速機構および
出力軸25を前記フレーム16ごと宙吊状態に維持する弾性
部材26を取付けたから、弾性部材26を取付けてからアク
チュエータ13を凹所27に挿着して蓋35をするだけで、ア
クチュエータ13を宙吊状態に取付けられ、優れた防振防
音効果を発揮できる。
という効果を奏する。
第１図は背面図、第２図は第１図の左側面図、第３図は
要部の縦断側面図、第４図は正面図、第５図は右側面
図、第６図は要部断面図、第７図は合成樹脂ボディとア
クチュエータ取付容器の斜視図、第８図はアクチュエー
タの分解斜視図である。 符号の説明 １……金属カバープレート、２……金属バックプレー
ト、３……合成樹脂ボディ、４……ラッチ、５……ラチ
ェット、６……ストライカ、７……係合溝、８……ハー
フラッチ係合段部、９……フルラッチ係合段部、10……
アクチュエータ収納容器、11……モータ収容部、12……
ギヤ収容部、13……アクチュエータ、14……前側金属
板、14a……合せ用突起、15……後側金属板、15a……合
せ用突起、16……フレーム、17……モータ、18……歯
車、19……中間歯車、20……小歯車、21……カム歯車、
22……カム溝、23……作動腕、24……突起、25……出力
軸、26……弾性部材、27……凹所、28……ロックレバ
ー、29……出力レバー、30……オープンレバー、31……
インサイドレバー、32……二又部、33……突起、34……
係合部、35……蓋、36……開口部。
要部の縦断側面図、第４図は正面図、第５図は右側面
図、第６図は要部断面図、第７図は合成樹脂ボディとア
クチュエータ取付容器の斜視図、第８図はアクチュエー
タの分解斜視図である。 符号の説明 １……金属カバープレート、２……金属バックプレー
ト、３……合成樹脂ボディ、４……ラッチ、５……ラチ
ェット、６……ストライカ、７……係合溝、８……ハー
フラッチ係合段部、９……フルラッチ係合段部、10……
アクチュエータ収納容器、11……モータ収容部、12……
ギヤ収容部、13……アクチュエータ、14……前側金属
板、14a……合せ用突起、15……後側金属板、15a……合
せ用突起、16……フレーム、17……モータ、18……歯
車、19……中間歯車、20……小歯車、21……カム歯車、
22……カム溝、23……作動腕、24……突起、25……出力
軸、26……弾性部材、27……凹所、28……ロックレバ
ー、29……出力レバー、30……オープンレバー、31……
インサイドレバー、32……二又部、33……突起、34……
係合部、35……蓋、36……開口部。
Claims (1)
- 【請求項１】閉扉したとき車体側に固定のストライカ６
と係合して正転するラッチ４と前記正転したラッチ４に
係合してその逆転を防止するラチェット５とを収納した
合成樹脂ボディ３と、該合成樹脂ボディ３側に回転自在
に支持されロック位置とアンロック位置とに切り替わる
ロックレバー28と、該ロックレバー28を切替えるアクチ
ュエータ13と、側面には開口部36を形成し内部には前記
アクチュエータ13を収納する凹所27を設け前記合成樹脂
ボディ３と一体形成されたアクチュエータ収納容器10
と、前記開口部36を閉塞する蓋35とからなり、前記アク
チュエータ13はフレーム16にモータ17と該モータ17の減
速機構と該減速機構により回転する出力軸25とを取付け
た構造とし、前記フレーム16には前記蓋35を前記開口部
36に取付けると前記アクチュエータ収納容器10の内面と
前記蓋35の内面とにより挟持されて前記モータ17および
前記減速機構並びに前記出力軸25を前記フレーム16ごと
前記凹所27内に宙吊状態に維持する弾性部材26を取付け
た車両用ドアロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5702388A JPH0742814B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 車両用ドアロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5702388A JPH0742814B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 車両用ドアロツク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01230878A JPH01230878A (ja) | 1989-09-14 |
| JPH0742814B2 true JPH0742814B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=13043833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5702388A Expired - Fee Related JPH0742814B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 車両用ドアロツク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742814B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4306142C2 (de) * | 1993-02-27 | 1998-09-17 | Kiekert Ag | Kraftfahrzeug-Türverschluß mit einem Schloßblech sowie mit einem Schloßgehäuse mit Gehäuseboden und Stirnwand |
| US5582449A (en) * | 1993-11-26 | 1996-12-10 | Bomoro Bocklenberg & Motte Gmbh & Co. Kg | Automobile door lock |
| JP6867250B2 (ja) * | 2017-07-19 | 2021-04-28 | 三井金属アクト株式会社 | 車両ドアラッチ装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5830473A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-22 | Nissan Motor Co Ltd | デイ−ゼルエンジンの自動始動暖機運転装置 |
| JPS6325768U (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-19 |
-
1988
- 1988-03-10 JP JP5702388A patent/JPH0742814B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01230878A (ja) | 1989-09-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |