JP6867250B2 - 車両ドアラッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両ドアラッチ装置に関するもので、特に、ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置に変位させるパワーシンチング機構(POWERED CINCHING MECHANISM)を備えた車両ドアラッチ装置に関するものである。
従来、モータ動力でラッチの拘束を解除して開扉可能とするパワーリリース機構を備えた車両ドアラッチ装置は公知である(特許文献1)。また、ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置にするパワーシンチング機構(パワークローズ機構と呼称されるときもある)を備えた車両ドアラッチ装置も公知である(特許文献2)。
特開2002−295095号公報 特開2016−98628号公報
従来、パワーリリース機構は小出力で足るため、その動力部はラッチ・ラチェットを備えたラッチユニット側に一体的に設けることが多く、これに対して、パワーシンチング機構は大きな出力が求められるため、その動力部はラッチユニットとは別体として、車両ドアの中央付近に配置される傾向にある。
ラッチユニットは、車両ドアの回動端部の狭い限られたスペースに取り付けられるため、設計的上、多数の制約を受けるが、別体となるパワーシンチング機構の動力部は、設計自由度が格段に高くなるにも拘わらず、高級自動車であっても、その作動音は大きく、車両ドアに大量に使用された防音吸音材により作動音が抑えられている現状であった。
よって、本発明は、ストライカ15との係合によりアンラッチ位置からフルラッチ位置に向けて回転するラッチ16と、前記ラッチ16のハーフラッチ段部16bおよびフルラッチ段部16cに係合することで前記ラッチ16のアンラッチ回転を規制するラチェット17と、シンチ回転すると前記ラッチ16をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に変位させうるシンチレバー25とを有し、車両ドアの回動端部に取り付けられるラッチユニット12と;モータ67と、前記シンチレバー25に至るケーブル58の巻き取り及び繰り出しを行うケーブルドラム68と、前記モータ67の動力を前記ケーブルドラム68に伝達する減速機構69と、前記モータ67及び前記ケーブルドラム68並びに前記減速機構69を収納する閉鎖型ハウジング63とを有し、前記ハウジング63の直上300ミリメートルでの作動音が電圧9ボルトのとき42.2〜40.9デシベル、電圧12ボルトのとき47.5〜43.9デシベル、電圧16ボルトのとき49.7〜46.5デシベルとなり、前記ラッチユニット12から離間させて前記車両ドアに取り付けられる動力ユニット14とを備えた車両ドアラッチ装置において;前記減速機構69はウォーム歯車及びはすば歯車による減速機構とし;前記減速機構69は、中心軸70aをそれぞれ軸芯とした一体成形の大径歯車70bおよび小径歯車70cを有し、前記大径歯車70bは前記モータ67の円筒ウォーム72と噛合するウォームホイールギヤとし、前記小径歯車70cは、前記ケーブルドラム68の外周面のドラムギヤ68aと噛合するはすば歯車とした車両ドアラッチ装置としたものである。
本発明の請求項1〜に係る発明では、動力ユニット14本体の作動音を良好なレベルに抑えることができ、コストも安価に抑えられる。
本発明に係わる車両ドアラッチ装置を車両ドアのインサイドドアパネルに取り付けた状態の室内側側面図である。 車両ドアラッチ装置の全体斜視図である。 車両ドアラッチ装置のフルラッチ状態におけるラッチユニットの正面図である。 車両ドアラッチ装置のラッチユニット及び操作ユニットの背面側斜視図である。 車両ドアラッチ装置の待機状態のパワーシンチング機構の一部を示す正面図である。 図5の部材をフルラッチ状態に変位させ、かつ、復帰レバーを加えた正面図である。 操作ユニットのハウジングのメインケースの正面側斜視図である。 メインケースの側方収納部に収納される機構部の側面図である。 L型ブラケットとパワーレバーとシンチレバーの正面側斜視図である。 L型ブラケットとパワーレバーとシンチレバーの背面側斜視図である。 シンチレバーの正面図である。 クラッチレバーの正面図である。 オープンリンクの拡大斜視図である。 パワーレバーの拡大斜視図である。 インサイドドアパネルと防音吸音カバーの分解斜視図である。 制御ブロック回路図である。 駆動系カバーを外した状態の動力ユニットの室内側側面図である。 動力ユニットのハウジングの分解斜視図である。 動力ユニットのハウジングのメインボディの室外側斜視図である。 動力ユニットの駆動部の室外側斜視図である。 メインボディの連結片と制振ラバーの斜視図である。 動力ユニットのモータの内部構造を示した略図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明による車両ドアラッチ装置10と、車両ドアラッチ装置10が取り付けられる車両ドアの金属製インサイドドアパネル11とが示されている。図1ではインサイドドアパネル11の中央部、及び、後側部を図示し、前側部は省略している。
車両ドアラッチ装置10は、車両ドア(インサイドドアパネル11)の後端部に固定されるラッチユニット12と、ラッチユニット12の背面側に連設される操作ユニット13と、車両ドアをフルラッチさせるドアシンチング用の動力を操作ユニット13に供給する動力ユニット14とを備えている。なお、ラッチユニット12と操作ユニット13とは厳密に区別・区画されるものでなく、これらを一体としてラッチユニット12と表現することもできる。
ラッチユニット12は、車両ドアの回動端部となる後部に、図3に示した正面側が車両後方に対面するように配置される。ラッチユニット12は、車体側のストライカ15と係合するラッチ16、および、ラッチ16とストライカ15との係合状態を維持するラチェット17を備えている。ラッチ16およびラチェット17は、合成樹脂製のラッチボディ18に収納され、ラッチ軸19およびラチェット軸20を中心にそれぞれ回転する。
車両ドアが十分な手動閉扉力により閉扉方向に移動すると、ストライカ15はラッチボディ18に形成されたストライカ進入路18a内に相対的に進入して、図3にて仮想線で示したアンラッチ位置のラッチ16のストライカ係合溝16aに当接し、ラッチ16をアンラッチ位置からラッチバネ(図示なし)の弾力に抗してフルラッチ方向(反時計回転方向)に回転させる。ラッチ16がハーフラッチ位置に至ると、ラチェットバネ(図示なし)の弾力により反時計回転方向(ラッチ係合方向)に付勢されたラチェット17の係合端17aは、ラッチ16のハーフラッチ段部16bと係合可能になり、また、ラッチ16がフルラッチ位置に至ると、ラッチ16のフルラッチ段部16cと係合可能となる。ラチェット17の係合端17aがフルラッチ段部16cと係合するとラッチ16はフルラッチ位置に保持され、ドアは閉扉状態に保たれる。
図2のように、ラッチボディ18の正面側には、金属カバープレート21が固定され、カバープレート21にはストライカ進入路18aに対応する切欠通路21aが形成される。車両ドアが通常のスイング式ドアの場合、ラッチ軸19及びラチェット軸20の軸芯は前後方向となり、ストライカ進入路18aおよび切欠通路21aは水平に設定される。
図4のように、ラッチボディ18の背面側には上部の金属製バックプレート22及び、下部の金属製L型ブラケット23(図9、10)が固定される。図4ではバックプレート22は操作ユニット13のハウジング24により略覆われている。バックプレート22及びブラケット23は一枚の金属プレートとして形成しても良い。ブラケット23はドアの厚さ方向に対して並行の固定横平面23aと、ドア側面に対して並行の固定縦平面23bとを備え、ハウジング24の下部は固定縦平面23bに固定される。
ラッチボディ18とブラケット23の固定横平面23aとの間には、略水平に伸びるシンチレバー25(図11)を配置し、シンチレバー25の一端25aには連結ピン26によりシンチ杆27の下端を連結する。シンチレバー25の他端25bには受動ピン28を設ける。受動ピン28には、後述するように、動力ユニット14からの駆動力が伝達され、この動力により下方に押圧されて移動する構成となっている。
図5のように、シンチレバー25の左右中央には移動軸29が設けられる。シンチレバー25と移動軸29とは固定関係でよい。シンチレバー25の下方にはクラッチレバー30(図12)が配置され、クラッチレバー30は止着軸31によりブラケット23の固定横平面23a若しくはカバープレート21等の不動体に軸止される。クラッチレバー30はクラッチバネ32(図4)により図5において時計回転方向に付勢される。
クラッチレバー30には略水平の軸受面30aを形成し、軸受面30aによりシンチレバー25の移動軸29を下方から支持する。移動軸29は軸受面30aに載置されるだけであり、ラッチボディ18およびブラケット23等の不動体に対して軸受けされていない移動可能な軸である。このようなシンチレバー25は、梃子の原理で作動し、受動ピン28が力点、連結ピン26が作用点、移動軸29(軸受面30a)が支点にそれぞれ該当し、動力ユニット14からの駆動力が「力点」となる受動ピン28を押し下げると、シンチレバー25は「支点」を中心に反時計回転してシンチ杆27を上動させる。
シンチ杆27の上部にはガイドピン33が設けられ、ガイドピン33はラッチボディ18の正面側に形成した上下方向のガイド溝18bに摺動自在に係合させる。シンチ杆27の上端にはラッチ押圧部27aが設けられる。ラッチ押圧部27aは上動すると、ハーフラッチ位置のラッチ16のラッチアーム16dに当接可能で、これにより、ラッチ16をフルラッチ位置まで回転させることができる。
開扉状態では、シンチレバー25はシンチバネ34(図4)の弾力で図5において時計回転方向に付勢され、図5の待機位置に保持される。図5の待機状態では、ラッチ16のラッチアーム16dは、シンチ杆27のラッチ押圧部27aの側方に位置し、非対峙状態である。図5の状態で、車両ドアが手動閉扉力により閉扉方向に移動して、ラッチ16がハーフラッチ位置まで回転すると、ラッチ16のラッチアーム16dはラッチ押圧部27aの上部近傍に移動する。また、ハーフラッチ状態になると、動力ユニット14が起動してシンチレバー25を反時計回転させシンチ杆27を上動させる。これにより、シンチ杆27のラッチ押圧部27aはハーフラッチ位置のラッチ16のラッチアーム16dの下面に当接し、ラッチ16をフルラッチ位置まで回転させ、車両ドアをモータ動力で閉扉状態にすることができる。これがパワーシンチング機構(POWERED CINCHING MECHANISM)と呼称される。
前述したように、シンチレバー25の移動軸29は、クラッチレバー30の水平の軸受面30aにより下方から支持されているだけである。この特徴は、動力ユニット14とシンチ杆27との間の動力伝達回路の切断に大きく寄与する。つまり、動力伝達回路を切断するには、梃子の「支点」である移動軸29(軸受面30a)から「支点」としての機能を奪えば良く、クラッチレバー30を図5において反時計回転させれば、移動軸29は支えを失って、至極簡単に動力伝達回路を切断できる。このとき、軸受面30aを移動軸29から離間させる際の摩擦力は、ラッチ押圧部27aをラッチアーム16dから側方に離間させる際の摩擦力に対して、格段に小さいため、極僅かな操作力でクラッチレバー30を切断方向に回転させることができる。
シンチレバー25の他端25bの上方には、エマージェンシーレバー35が軸36によりラッチボディ18の背面側に軸止され、エマージェンシーレバー35の屈曲部35aはクラッチレバー30の当接部30bの近傍に臨ませる。エマージェンシーレバー35はバネ(図示なし)により図5において反時計回転方向に付勢されており、バネ弾力に抗して時計回転すると、クラッチレバー30を切断方向に回転させることができる。
図6に示したように、シンチ杆27の下部の連結ピン26には復帰レバー37の回動端も連結させ、復帰レバー37の基部は軸38によりカバープレート21に軸止する。軸38は移動軸29とは別軸である。移動軸29の軸芯は、シンチレバー25が待機位置のとき、軸38の軸芯と前後方向において一致させるのが望ましいが、完全に一致させる必要はない。復帰レバー37は、復帰バネ39(図4)により図6において時計回転方向に付勢される。復帰レバー37は、シンチレバー25の移動軸29が「支点」としての機能を失ったとき、上動したシンチ杆27を復帰バネ39の弾力で速やかに下方の待機位置に下動させ、ラッチ16が瞬時にアンラッチ回転できるようにする。
クラッチレバー30はエマージェンシーレバー35との当接から開放されると、クラッチバネ32の弾力で時計回転し、軸受面30aは「支点」を失ったシンチレバー25の移動軸29の下方に移動して、図5の待機状態に復帰する。なお、図5の待機状態では、クラッチレバー30の軸受面30aは移動軸29に対して若干間隙をおいて対峙させるのが好ましく、これにより、クラッチレバー30のクラッチバネ32の弾力による復帰が円滑に行える。なお、シンチレバー25を動力ユニット14で反時計回転させるときは、シンチレバー25の移動軸29が間隙分だけ下方に移動し、軸受面30aに当接すると「支点」としての機能を得ることになる。
操作ユニット13のハウジング24は、図7のように、L型のメインケース24aと、メインケース24aの側方収納部24bを閉塞するケースカバー24c(図2)とを備えている。側方収納部24bは、ブラケット23の固定縦平面23bと並行に広がっており、側方収納部24bには、図8に示した主な部材が収納され、ケースカバー24cで覆われる。
側方収納部24b内には、動力ユニット14と比較すると格段に小型の開扉用モータ40を設け、モータ40の円筒ウォームギヤ41には、ウォームホイールギヤ42を噛合させる。ホイールギヤ42はメインケース24aに左右方向のホイール軸42bで軸止され、そのホイール面にはカム溝42aを刻設する。
ホイールギヤ42の近傍にはオープンレバー43をオープン軸44でメインケース24aに軸止し、オープンレバー43の左方に伸びるカムアーム43aには従動ピン45を植設し、従動ピン45をカム溝42aに摺動自在に係合させる。
ホイールギヤ42は、通常は、図示のないリターンバネの弾力で図8の位置に保持され、モータ40の動力により時計回転すると、オープンレバー43はカム溝42aにより押し出されてオープンバネ46の弾力に抗して、反時計回転する。
オープンレバー43の右方に伸びる当接アーム43bと重なる位置には、縦に伸びるオープンリンク47(図13)を配設する。オープンリンク47の下部には連結孔47aを設け、連結孔47aにはエマージェンシーレバー35の連結アーム35b(図5)の先端を挿通連結させ、オープンリンク47が上動すると、エマージェンシーレバー35が図5において時計回転するように構成する。
オープンリンク47の上下の中央付近には、屈曲当接部47bを設け、屈曲当接部47bの下方には、オープンレバー43の右方に伸びる当接アーム43bの端部を臨ませ、オープンレバー43がモータ40の駆動力で反時計回転すると、オープンリンク47は上動することになる。
オープンリンク47の屈曲当接部47bの上方近傍には、ラチェット17の端部に設けたラチェットピン17bを臨ませ、オープンリンク47が上動すると、ラチェット17はラチェットバネ(図示なし)の弾力に抗して、図3において、時計回転してラッチ16から離脱し、ドアは開扉可能状態になる。
ラチェット17をラッチ16から動力で離脱させるモータ40は、ケースカバー24cで閉塞されるハウジング24の側方収納部24bに配置されるため、その作動音は遮蔽されて良好な音圧に抑えられる。また、モータ40の動力は、ホイールギヤ42に形成したカム溝42aと、オープンレバー43に設けた従動ピン45とを介して伝達されるため、良好な音圧・音質を維持できる。
本発明におけるオープンレバー43(オープンリンク47)は、モータ40の駆動力によってオープン回転(オープン移動)することを原則とし、モータ40は車両ドアのドアグリップ等に設けられる感知センサー48からの感知信号、若しくはドライバーが所持するリモコン発信器49からのオープン信号に基づいて起動する。このため、本発明に掛かる車両ドアラッチ装置10は、従来公知の車両ドアラッチ装置が必須としていたロック状態とアンロック状態とに切り替わる所謂「ロック機構」を省くことに成功し、構造がとても簡素化されている。即ち、モータ40は特定者のみが作動可能であるから、所謂「ロック機構」のような動力伝達経路を遮断する切断機構を省略可能となる。
なお、モータ40またはその動力伝達経路の作動不良に備えて、2つの安全対策も施している。一番目は、ドアキーシリンダ50によるものである。ドアキーシリンダ50は車両ドアの金属製アウトサイドドアパネル(図示なし)に設けられる。従来のドアキーシリンダ50は、本発明では備えていない「ロック機構」に連結されて、「ロック機構」をロック状態とアンロック状態とへの切替に用いられていたが、本発明では、ドアキーシリンダ50は、ハウジング24の側方収納部24bに設けられた補助オープンレバー51に連結される。補助オープンレバー51には連結ロッド52の上部を係合させ、連結ロッド52の下部52aはオープンリンク47の縦スロット47cに遊びを持って連結させる。
これにより、不測の事態においても、適切なキープレートを用いてドアキーシリンダ50を回転させることで、連結ロッド52を介して、オープンリンク47を上動させ、ラチェット17をラッチ16から離脱開放させ、ドアを開扉可能状態にすることができる。
二番目の対策は、車両ドアの室内側面にインサイドオープンハンドル53を設け、インサイドオープンハンドル53に、ハウジング24の側方収納部24bに設けたインナーレバー54を連結することである。インナーレバー54は、インサイドオープンハンドル53の開扉操作で、図8においてインナー軸55を中心に時計回転し、インナーレバー54の当接部54aがオープンリンク47の下端に当接すると、オープンリンク47は上動して、ラチェット17をラッチ16から離脱開放させ、ドアを開扉可能状態にすることができる。
以上までの構成において、オープンリンク47の下部をエマージェンシーレバー35の連結アーム35bにて支持させる構造にも有意な特徴が存在する。日常的使用形態においては、モータ40の動力によってのみ上動するオープンリンク47は、上動移動する毎に、エマージェンシーレバー35を介してクラッチレバー30を作動させ、シンチレバー25の「支点」解除を行うことになる。このため、動力ユニット14の障害により仮にシンチ杆27がフルラッチ位置まで上動した状態で停止したとしても、作動信号でモータ40が起動すると、シンチレバー25の「支点」解除も同時に行われるため、復帰バネ39の弾力でシンチ杆27は速やかに下方の待機位置に復帰し、ラッチ16のアンラッチ回転はシンチ杆27に干渉されずに行われる。
加えて、オープンリンク47をエマージェンシーレバー35で支持させているため、構造が簡素化して、合理的な設計が行える。
図9、10に示したように、ブラケット23の固定縦平面23bの下部には、左右方向の取付軸56によりパワーレバー57が軸止される。パワーレバー57はケーブル58を介して動力ユニット14に連結される。パワーレバー57には、左右方向の当接ピン59が取り付けられ、当接ピン59はシンチレバー25の受動ピン28に対して係合可能に対峙し、動力ユニット14の動力でパワーレバー57が回転すると、当接ピン59が受動ピン28を押し下げ、シンチレバー25を図5において反時計回転させてシンチ杆27を上動させ、もって、ラッチ16のハーフラッチからフルラッチへの閉扉が行われる。
動力ユニット14は、図1に示したようにインサイドドアパネル11のサービスホール60に対して、ドアの幅方向において重合する位置に配置され、複数の固定プレート61によりインサイドドアパネル11に止着される。動力ユニット14のインサイドドアパネル11への止着終了後、サービスホール60は防音吸音カバー62で覆われる。
動力ユニット14は防音・防振型の動力ユニットであり、防音吸音カバー62との相乗効果により、動力ユニット14をインサイドドアパネル11の金属面の裏側に配置して、動力ユニット14をインサイドドアパネル11の金属面とドアの幅方向において重合配置させた場合に比して、優れた音圧・音質レベルを確保できている。
動力ユニット14のハウジング63は、図18に良く示されているように、樹脂製のメインボディ64と、メインボディ64の室内側に形成した駆動系収容室64aを閉塞する樹脂製の表側カバー65と、メインボディ64の室外側に形成した裏側空間64b(図19)を閉塞する裏側カバー66とを備えている。表側カバー65および裏側カバー66は、防水シール部材(図示なし)を介在させてメインボディ64に水密に固定される。
メインボディ64の駆動系収容室64aには、動力源となるモータ67と、ケーブル58の巻き取りおよび引き出しを行うケーブルドラム68と、モータ67の動力をケーブルドラム68に伝達する減速機構69とを収納させる。ケーブルドラム68によりケーブル58が巻き取られることで、操作ユニット13のパワーレバー57が回転し、シンチレバー25が作動する。
図17のように、モータ67は、駆動系収容室64aの下部で、モータ67の出力軸が水平方向に伸びるように配置し、減速機構69及びケーブルドラム68は、駆動系収容室64aの一方側に縦方向に並列させ、モータ67、減速機構69及びケーブルドラム68は、全体としてL字型に配置している。これにより、駆動系収容室64aの他方側の上方は、可動部材が配置されないスペース64cを形成し、スペース64cを利用してメインボディ64の裏側(室内側)に裏側空間64bを形成する。
減速機構69の要となる二段ギヤ70は樹脂により一体成形され、中空の中心軸70aにはメインボディ64に形成した支持軸71が挿通され、メインボディ64に軸止される。二段ギヤ70の大径歯車70bは、モータ67の出力軸に取り付けた円筒ウォーム72と噛合するウォームホイールギヤに形成され、大径歯車70bと同じ軸芯の小径歯車70cは、はすば歯車(歯スジがツルマキ線状の円筒歯車)に形成する。ケーブルドラム68の外周面には小径歯車70cと噛合するはすば歯車状のドラムギヤ68aを刻設する。
一般的なヒンジ式車両ドアに用いられる車両ドアラッチ装置10の動力ユニット14では、ケーブル58の外端(操作ユニット13に連結される先端)での牽引力として、周囲温度23度、供給電圧12ボルトのとき、615N(ニュートン)程度の出力が求められる。このような、動力ユニット14の出力特性は、周囲温度−40〜80度、供給電圧9〜16ボルトにおいて、315.5〜1144N程度となる。また、動力ユニット14のモータ67は、ウォーム歯車、及び、はすば歯車による減速機構69を用いると、同じ条件下において、210N程度の出力のものを使用できる。
メインボディ64の裏側空間64bには、可動部材は配設しておらず、本実施例では、電気ケーブル73に接続される配線基盤(図示なし)を配設している。電気ケーブル73にはモータ67への電力線や、ケーブルドラム68の回転位置を検出するドラムセンサー74の信号線が含まれる。ドラムセンサー74はケーブルドラム68のカム突起68bとの当接で作動して、ケーブルドラム68の初期位置(ケーブルを引き出した位置)を検出する。
ケーブルドラム68は、ラッチ16がハーフラッチになるとモータ67により牽引回転してケーブル58を巻き取り、ラッチ16がフルラッチになるとモータ67は逆転してケーブルドラム68を逆回転させケーブル58を引き出し、ケーブルドラム68が初期位置に復帰するとカム突起68bがドラムセンサー74に接触してモータ67は停止し、動力ユニット14は初期状態となる。
可動部材が設けられていない裏側空間64bを裏側カバー66で蓋すると、裏側空間64bの反対側の駆動系収容室64aに設けられた可動部材の作動音に対する消音性・防音性で有利となる。
動力ユニット14のメインボディ64の外周には、複数の連結片75を設け、連結片75には制振ラバー76(図21)を介して各固定プレート61の端部を固定し、動力ユニット14の振動を効果的に吸収させる。
動力ユニット14のモータ67は、ブラシ付きDCモータであり、図22の略図のように、一対のブラシアーム77には制振ダンパー78をそれぞれ貼着する。制振ダンパー78は、ブラシアーム77の屈曲部にそれぞれ設け、図示のように、1本のブラシアーム77に対して2個の制振ダンパー78を設けるのが望ましく、これにより、モータ67の作動音の低減が図られる。
上記のように、本発明による動力ユニット14には、多数の防音・防振・制振対策が施され、同等の出力を備えた従来製品に対して作動音を良好に軽減することができた。作動音の測定比較においては、動力ユニット14を固定部材(インサイドドアパネル11と同等品)に止着し、防音吸音カバー62に相当する部材は取り付けず、動力ユニット14単体での作動音の測定を行っている。測定用のマイク(株式会社小野測器製:LA−5111)は動力ユニット14の直上300mmの位置に設置した。
測定によると、本実施例による動力ユニット14の作動音は、周囲温度23度、電圧9ボルトでは42.2〜40.9デシベル、電圧12ボルトでは47.5〜43.9デシベル、電圧16ボルトでは49.7〜46.5デシベルの範囲となった。
10…車両ドアラッチ装置、11…インサイドドアパネル、12…ラッチユニット、13…操作ユニット、14…動力ユニット、15…ストライカ、16…ラッチ、16a…ストライカ係合溝、16b…ハーフラッチ段部、16c…フルラッチ段部、16d…ラッチアーム、17…ラチェット、17a…係合端、17b…ラチェットピン、18…ラッチボディ、18a…ストライカ進入路、18b…ガイド溝、19…ラッチ軸、20…ラチェット軸、21…カバープレート、21a…切欠通路、22…バックプレート、23…ブラケット、23a…固定横平面、23b…固定縦平面、24…ハウジング、24a…メインケース、24b…側方収納部、24c…ケースカバー、25…シンチレバー、25a…一端、25b…他端、26…連結ピン、27…シンチ杆、27a…ラッチ押圧部、28…受動ピン、29…移動軸、30…クラッチレバー、30a…軸受面、31…止着軸、32…クラッチバネ、33…ガイドピン、34…シンチバネ、35…エマージェンシーレバー、35a…屈曲部、35b…連結アーム、36…軸、37…復帰レバー、38…軸、39…復帰バネ、40…モータ、41…ウォームギヤ、42…ホイールギヤ、42a…カム溝、42b…ホイール軸、43…オープンレバー、43a…カムアーム、44…オープン軸、45…従動ピン、46…オープンバネ、47…オープンリンク、47a…連結孔、48…感知センサー、49…リモコン発信器、50…ドアキーシリンダ、51…補助オープンレバー、52…連結ロッド、52a…下部、53…インサイドオープンハンドル、54…インナーレバー、54a…当接部、55…インナー軸、56…取付軸、57…パワーレバー、58…ケーブル、59…当接ピン、60…サービスホール、61…固定プレート、62…防音吸音カバー、63…ハウジング、64…メインボディ、64a…駆動系収容室、64b…裏側空間、64c…スペース、65…表側カバー、66…裏側カバー、67…モータ、68…ケーブルドラム、68a…ドラムギヤ、68b…カム突起、69…減速機構、70…二段ギヤ、70a…中心軸、70b…大径歯車、70c…小径歯車、71…支持軸、72…円筒ウォーム、73…電気ケーブル、74…ドラムセンサー、75…連結片、76…制振ラバー、77…ブラシアーム、78…制振ダンパー。

Claims (5)

  1. ストライカ(15)との係合によりアンラッチ位置からフルラッチ位置に向けて回転するラッチ(16)と、前記ラッチ(16)のハーフラッチ段部(16b)およびフルラッチ段部(16c)に係合することで前記ラッチ(16)のアンラッチ回転を規制するラチェット(17)と、シンチ回転すると前記ラッチ(16)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に変位させうるシンチレバー(25)とを有し、車両ドアの回動端部に取り付けられるラッチユニット(12)と;
    モータ(67)と、前記シンチレバー(25)に至るケーブル(58)の巻き取り及び繰り出しを行うケーブルドラム(68)と、前記モータ(67)の動力を前記ケーブルドラム(68)に伝達する減速機構(69)と、前記モータ(67)及び前記ケーブルドラム(68)並びに前記減速機構(69)を収納する閉鎖型ハウジング(63)とを有し、前記ハウジング(63)の直上300ミリメートルでの作動音が電圧9ボルトのとき42.2〜40.9デシベル、電圧12ボルトのとき47.5〜43.9デシベル、電圧16ボルトのとき49.7〜46.5デシベルとなり、前記ラッチユニット(12)から離間させて前記車両ドアに取り付けられる動力ユニット(14)とを備えた車両ドアラッチ装置において;
    前記減速機構(69)はウォーム歯車及びはすば歯車による減速機構とし
    前記減速機構(69)は、中心軸(70a)をそれぞれ軸芯とした一体成形の大径歯車(70b)および小径歯車(70c)を有し、前記大径歯車(70b)は前記モータ(67)の円筒ウォーム(72)と噛合するウォームホイールギヤとし、前記小径歯車(70c)は、前記ケーブルドラム(68)の外周面のドラムギヤ(68a)と噛合するはすば歯車とした車両ドアラッチ装置。
  2. 請求項1において、前記モータ(67)のブラシアーム(77)には制振ダンパー(78)を貼着した車両ドアラッチ装置。
  3. 請求項1又は2において、前記ハウジング(63)の連結片(75)は制振ラバー(76)を介して車両ドアのインサイドドアパネル(11)に固定される車両ドアラッチ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、前記ハウジング(63)は、メインボディ(64)と、前記メインボディ(64)の室内側に形成され前記モータ(67)及び前記ケーブルドラム(68)並びに前記減速機構(69)を収納する駆動系収容室(64a)を閉塞する表側カバー(65)と、前記メインボディ(64)の室外側に形成した裏側空間(64b)を閉塞する裏側カバー(66)とを備えた車両ドアラッチ装置。
  5. 請求項1〜のいずれか一項において、前記動力ユニット(14)は、前記ケーブル(58)の外端での牽引力として、周囲温度−40〜80度、供給電圧9〜16ボルトにおいて、315.5〜1144Nの出力を備えた車両ドアラッチ装置。
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