JP2579643Y2 - リツドロツク装置 - Google Patents

リツドロツク装置

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JP2579643Y2
JP2579643Y2 JP2003491U JP2003491U JP2579643Y2 JP 2579643 Y2 JP2579643 Y2 JP 2579643Y2 JP 2003491 U JP2003491 U JP 2003491U JP 2003491 U JP2003491 U JP 2003491U JP 2579643 Y2 JP2579643 Y2 JP 2579643Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本考案は、車両ボデーに形成され
た燃料供給口等の開口を開閉するリツド体を閉位置にて
保持可能とするリツドロツク装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のリツドロツク装置として
は、実開平2−96072号公報に示されるものが知ら
れている。これは、進退可能に支持され車両ボデーに形
成された開口を開閉するリツド体を閉位置に保持するロ
ツク機構と、回動可能に支持されシヤフトに連係された
ギヤ機構と、該ギヤ機構に連係されたモータとを有する
もので、モータを作動させることによりギヤ機構を回動
させてシヤフトを退行させ、これにより、リツド体の閉
位置での保持を解除するものであつた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記したリツ
ドロツク装置であると、シヤフトとモータとはギヤ機構
を介して連係されておりギヤ機構の回動によつてシヤフ
トを進退させるものであるため、従動側であるシヤフト
と駆動側であるモータとは常に近接した位置で一つのケ
ース内に配設されることとなる。このため、搭載スペー
スに余裕のない車両においては、その搭載が困難なもの
となるものであつた。
【0005】故に、本考案は、従動側と駆動側とが分離
したリツドロツク装置を提供することを、その技術的課
題とするものである。
【0006】
【考案の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本考案において講じた技術的手段は、車両ボデ
ーに形成された開口と、該開口を開閉するリツド体と、
進退可能に支持され前記リツド体を閉位置に保持するシ
ヤフトと、該シヤフト回りに配設され前記シヤフトを前
記リツド体を保持する方向に常時付勢するスプリング
と、前記シヤフトに形成され前記シヤフトの軸心方向に
延在し且つ前記シヤフトの軸心上に配置された前記シヤ
フトの進退方向に略直交する係止壁を有する空洞部と、
該空洞部に挿入され且つ前記係止壁に係止されて前記シ
ヤフトに前記シヤフトの中心軸線上で係止されたワイヤ
と、該ワイヤを巻き取るドラム及び該ドラムに連係され
前記ドラムが前記ワイヤを巻き取るように前記ドラムを
回動させるモータを有する第1駆動機構と、前記ドラム
に巻回され前記モータとは独立して前記ドラムが前記ワ
イヤを巻き取るように前記ドラムを回動させる前記ワイ
ヤと同一直線状に配置された第2駆動機構とを有したこ
とである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。第1又
は第2駆動機構の作動させワイヤを巻き取ることにより
スプリングの付勢力に抗してシヤフトが退行し、リツド
体の閉位置での保持が解除される。これにより、駆動側
である第1及び第2駆動機構と従動側であるシヤフトと
が分離され得る。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1及び図2に示されるように、車両ボデ
ー1には燃料タンク等の供給口となる開口2が形成され
ている。車両ボデー1にはこの開口2を開閉するリツド
体3が回動可能に支持されており、このリツド体3は後
述するリツドロツク装置4によつて開口2を閉状態とす
る閉位置に保持可能となつている。
【0011】リツドロツク装置4は、リツド体3を閉位
置に保持するためのロツク機構5と、ロツク機構5を作
動させリツド体3の閉位置での保持を解除させる第1駆
動機構6と、ロツク機構5と第1駆動機構とを連係す
る第1連係手段と、ロツク機構5を作動させリツド体
3の閉位置での保持を解除させる第2駆動機構と、ロ
ツク機構5と第2駆動機構とを第1駆動機構及び第
1連係手段を介して連係する第2連係手段とを備え
る。
【0012】ロツク機構5は、ベース10と、シヤフト
11と、リテーナ12と、スプリング13とから構成さ
れている。ベース10は一枚の板材よりなり、前端及び
後端は、折り曲げられて支持部10a,10bが形成さ
れている。シヤフト11は、図3及び図4に示されるよ
うに、先端部分に位置するシヤフト部11aと、フラン
ジ部11bと、足部11cと、後端部分に位置する係止
部11dとを一体に形成している。図1及び図2に示さ
れるように、シヤフト部11aは支持部10aに固着さ
れたガイド部材14を介して摺動自在に支持されてお
り、その先端は、リツド体3に形成された係合凹部3a
と係合可能となつている。ガイド部材14にはネジ部1
4aが形成されており、このネジ部14aは車両ボデー
1に固定されたパネル15の貫通穴15aに挿入されパ
ネル15を挟んで位置するナツト(図示せず)に締結さ
れている。これにより、シヤフト11はパネル15に進
退自在に支持されることとなる。シヤフト11a回りの
ガイド部材14とフランジ部11bとの間にはシール部
材16が配設されており、このシール部材16によりガ
イド部材14とシヤフト11との間から水やほこり及び
ガソリン蒸気等が侵入するのを防止している。リテーナ
12はシヤフト11と同一軸心上で支持部10bに固着
されている。このリテーナ12には係止部12aが形成
されており、スプリング13は係止部11dと係止部1
2aとに係止されてシヤフト11とリテーナ12との間
に配設され、シヤフト11を突出方向(図1示左方向)
に常時付勢している。リテーナ12の係止部12aとシ
ヤフト11の係止部11dとは互いに対向して位置する
ため、係止部12aはシヤフト11の没入方向(図1示
右方向)への退行を規制するストツパとして機能する。
足部11cはベース10に形成された壁部10cに当接
しており、シヤフト11の回り止めがなされている。
又、図3及び図4に示されるように、シヤフト11に
は、シヤフト11の後端に開口し且つ軸心方向に延在し
た空洞部17が形成されており、この空洞部17には係
止壁17aが形成されている。
【0013】図1,図2及び図5に示されるように、第
1連係手段6は、アウタチユーブ18と、アウタチユー
ブ18内に摺動自在に挿通されたインナワイヤ19とか
ら構成されている。アウタチユーブ18の一端はリング
20によりリテーナ12に係止されており、インナワイ
ヤ19の一端はリテーナ12及びスプリング13の軸心
上を挿通し、それに固着された係止片19aを介して係
止壁17aにシヤフト11の軸心上で係止されている。
このように、インナワイヤ19と係止壁17aとの係止
点はシヤフト11及びスプリング12と同一軸心上に位
置する。これにより、インナワイヤ19のシヤフト11
に対する着力方向とスプリング13による付勢方向とを
同一方向とすることができるので、シヤフト11の進退
動作時、シヤフト11がガイド部材14に対してこじれ
たりすることがなく、作動抵抗の少ない円滑な動作を確
保することができる。又、アウタチユーブ18を係止す
る機能及びシヤフト11の没入方向への後退を規制する
ストツパとしての機能の両方の機能を一つのリテーナ1
2で有しているため、部品点数を削減することができ
る。
【0014】図1及び図2に示されるように、第2駆動
機構は室内やトランクルーム内に配設されたハンドル
32であつて、このハンドル32には第2連係手段
あるワイヤ33が連結されている。
【0015】図6及び図7に示されるように、第1駆動
機構7は、ケース21と、モータ22と、ギヤ機構23
と、ドラム24とから構成される。
【0016】ケース21は、ハウジング25と、ハウジ
ング25に厚み方向(図2示上下方向)において重合す
るカバー26とから構成されモータ22,ギヤ機構23
及びドラム24が配置される内部空間27を形成してい
る。
【0017】モータ22はハウジング25に形成された
保持部25a,25b,25cにより保持されており、
先端がハウジング25に形成された軸受部25dに回転
自在に支持された回転軸25aを備えている。この回転
軸22aにはウオームギヤ28が一体回転するように固
着されている。ハウジング25にはギヤシヤフト29が
一体的に形成されている。このギヤシヤフト29にはウ
オームホイールギヤ31が回動自在に支持されており、
ウオームギヤ31はウオームギヤ28と噛合している。
このウオームギヤ28及びオームホイールギヤ31の歯
部は、進み角が大きく設定されており、ウオームギヤ2
8からウオームホイールギヤ31への回動及びウオーム
ホイールギヤ31からウオームギヤ28への回動に両方
を回動が可能となつている。ギヤシヤフト29の先端は
カバー26に形成された凹部30に支持されている。こ
れにより、作動時、ウオームホイールギヤ31からギヤ
シヤフト29に加わる負荷をハウジング25とカバー2
6の両方で分担して受けることができる。ウオームホイ
ールギヤ31の軸部31a回りにはドラム24が回動自
在に支持されている。図8ないし第12図に示されるよ
うに、ドラム24の外周面は、セパレータ34により厚
み方向(図7示上下方向)において二分されており、セ
パレータ34の一方側の外周面がワイヤ巻回部35とな
り且つ他方側の外周面がワイヤ巻回部36となる。この
ワイヤ巻回部35側には係止部37が設けられている。
インナワイヤ19の他端側はハウジング25に形成され
た通穴25fに挿通されて内部空間27内に配索され、
ワイヤ巻回部35に巻回されて先端に固着された係止片
38により係止部37に係止されている。アウタチユー
ブ18の他端はハウジング25に形成された嵌合部25
eに圧入嵌合されて固定されている。又、ワイヤ巻回部
36側には係止部39が設けられている。ワイヤ33の
他端側は後述するように形成された通穴46,47内に
挿通されて内部空間27内に配索され、ワイヤ巻回部3
6に巻回されて先端に固着された係止片40により係止
部39に係止されている。ドラム24には係止部37と
一体に当接片41が形成されており、ウオームホイール
ギヤ31には、図12ないし図14に示されるように、
ウオームホイールギヤ31の一方向の回動時のみ係止部
37と当接する伝達部42が形成されている。尚、ウオ
ームホイールギヤ31とドラム24との組付け時、伝達
部42とセパレータ34とでインナワイヤ19を挟み込
むのを防止するために、その間にインナワイヤ19の径
より大きい隙間43が設定されている。又、ハウジング
25とウオームホイールギヤ31との間及びカバー26
とウオームホイールギヤ31及びドラム24との間には
夫々ワツシヤ44が配設されており、このワツシヤ44
により作動時おいてウオームヒールギヤ31に加わる負
荷に対するスラスト方向の反力を受け、ハウジング25
とウオームホイールギヤ31との間及びカバー26とウ
オームホイールギヤ31及びドラム24との間で作動抵
抗が増大するのを防止している。更に、カバー26のド
ラム24回りにはワツシヤ44よりドラム24側に突出
する突出部45が形成されており、この突出部45の存
在によりワイヤ33がドラム24とカバー26との間に
挟み込まれるのを防止している。
【0018】図7及び図15に示されるように、ハウジ
ング25には一対の壁48,49が立設されており、こ
の壁48,49の先端には凹部50,51が形成されて
いる。カバー26には凹部50,51内に入り込む凸部
52,53が形成されており、この凹部50,51と凸
部52,53との間で夫々ワイヤ33が挿通される通穴
46,47を形成している。
【0019】図6,図7及び図15に示されるように、
壁48,49間には通路54が形成されており、この通
路54にはモータ22に接続されたリード線55が配索
される。このリード線55はハウジング25に形成され
た貫通穴25gより外部に配設され、カバー26にブラ
ケツト56を介して固定されたコネクタ57(図1及び
図2参照)に接続されている。又、ケース26には通路
54内に入り込む一対の壁58,59が形成されてお
り、この壁58,59によりリード線55を通路54の
底部に保持し、ワイヤ33と接触するのを防止してい
る。
【0020】尚、ケース21はハウジング25に固定さ
れたブラケツト60を介してパネル15に保持される。
【0021】次に上記した構成のリツドロツク装置4の
作動ついて説明する。
【0022】図1及び図2はリツド体3が閉位置に位置
した開口2の閉状態を示し、シヤフト11はスプリング
13の付勢力を受けて突出し、シヤフト11のシヤフト
部11aがリツド体3の係合凹部3aと係合してリツド
体3を閉位置に保持している。この状態において、モー
タ22を作動させると、回転軸22a及びウオームギヤ
28を介してウオームホイールギヤ31が一方向に回動
する。このウオームホイールギヤ31の一方向の回動に
より当接片41と伝達部42とが当接してドラム24も
ウオームホイールギヤ31と共に一方向に回動する。こ
のドラム24の回動によりワイヤ巻取部35にインナワ
イヤ19が巻き取られて引張られ、これにより、係合片
19aと係止壁17aとが当接してシヤフト11がスプ
リング13の付勢力に抗して没入方向に退行する。この
時、インナワイヤ19のシヤフト11に対する着力方向
とスプリング13による付勢方向とが同一方向であるこ
とにより作動抵抗の少ない円滑な動作を確保することが
できることから、モータ22は小さな出力で済み、モー
タ22を小型化することができる。この結果、シヤフト
部11aと係合凹部3aとの係合が解除され、リツド体
3の閉位置での保持が解除される。この後、モータ22
の作動を停止させると、シヤフト11はスプリング13
の付勢力を受けて初期状態に復帰すると共にインナワイ
ヤ19もシヤフト11の復帰動作及びスプリング13の
付勢力を受けてウオームギヤ28及びウオームホイール
ギヤ31の歯部の進み角の設定によりウオームホイール
ギヤ28及びドラム24も他方向に回動して初期位置に
復帰する。又、リツド体3を開位置から閉位置とする場
合には作業者がリツド体3を回動させて係合凹部3aと
シヤフト部11aとが係合するように押し込めばよい。
この時、シヤフト部11aは係合凹部3aを乗り越える
ために没入方向に一旦退行するが、インナワイヤ19の
係合片19aはシヤフト11の空洞部17内を摺動する
のみであるため、シヤフト11の退行によりインナワイ
ヤ19が圧縮されるようなことはない。これにより、イ
ンナワイヤ19の耐久性が向上する。更に、リツド体3
の閉位置での保持状態において、ハンドル32を操作す
ると、ワイヤ33が引張られてドラム24がワイヤ巻回
部36にてワイヤ33を巻き取りながら一方向に回動す
る。この時、当接片41と伝達部42との相対位置関係
からドラム24の回動はウオームホイールギヤ31に伝
達されない。これにより、ハンドル32の操作はウオー
ムホイールギヤ31,ウオームギヤ28及びモータ22
を引きずることがなく、その操作は大変軽いものとな
り、操作フイーリングを向上させることができる。この
ドラム24の一方向の回動により、インナワイヤ19が
ワイヤ回部35に巻き取られ、この結果、前述の如
く、シヤフト11がスプリング13の付勢力に抗して没
入方向に退行し、リツド3の閉状態での保持が解除され
る。
【0023】上記したように、ロツク機構5の作動は第
1駆動機構の作動による第1連係手段6の巻き取りによ
り行われる。これにより、ロツク機構5と第1駆動機構
7とを分離して配設するとができ、搭載スペースの少な
い車両においても容易に搭載することができる。又、ハ
ンドル32の操作によるシヤフト11の進退動作はワイ
ヤ33を介してドラム24を回動させ、最終的にモータ
22の作動によるシヤフト11の進退動作と同様にイン
ナワイヤ19を巻き取ることにより行われる。これによ
り、ハンドル22の操作によるシヤフト11への着力方
向もモータ22の作動によるシヤフト11への着力方向
と同様にスプリング13の付勢方向と同方向とすること
ができる。この結果、ハンドル22の操作によつてもシ
ヤフト11の進退動作にこじれが発生することがなく、
シヤフト11の円滑な進退動作を確保することができ
る。その上、ロツク機構5の作動は第1連係手段6の巻
き取りにより行われるため、作動音が少なく静粛なもの
であると共にロツク機構5及び第1駆動機構7の配設位
置のバラツキをも吸収することができ、確実なロツク機
構5の作動を確保することができる。
【0024】
【考案の効果】本考案は、車両ボデーに形成された開口
と、該開口を開閉するリツド体と、進退可能に支持され
前記リツド体を閉位置に保持するシヤフトと、該シヤフ
ト回りに配設され前記シヤフトを前記リツド体を保持す
る方向に常時付勢するスプリングと、前記シヤフトに形
成され前記シヤフトの軸心方向に延在し且つ前記シヤフ
トの軸心上に配置された前記シヤフトの進退方向に略直
交する係止壁を有する空洞部と、該空洞部に挿入され且
つ前記係止壁に係止されて前記シヤフトに前記シヤフト
の中心軸線上で係止されたワイヤと、該ワイヤを巻き取
ドラム及び該ドラムに連係され前記ドラムが前記ワイ
ヤを巻き取るように前記ドラムを回動させるモータを有
する第1駆動機構と、前記ドラムに巻回され前記モータ
とは独立して前記ドラムが前記ワイヤを巻き取るように
前記ドラムを回動させる前記ワイヤと同一直線状に配置
された第2駆動機構とを有してリツドロツク装置を構成
したので、以下の如く効果を有する。
【0025】シヤフトと第1及び第2駆動機構とを分離
して配設するとができ、搭載スペースの少ない車両に
おいても容易に搭載することができる。
【0026】第1及び第2駆動機構によるワイヤのシヤ
フトに対する着力方向とスプリングによる付勢方向とを
同一方向とすることができるので、シヤフトの進退動作
時、シヤフトがガイド部材に対してこじれたりすること
がなく、作動抵抗の少ない円滑な動作を確保することが
できる。これにより、第1及び第2駆動機構は小さな出
力で済み、第1及び第2駆動機構を小型化することがで
きる。又、第2駆動機構をワイヤと同一直線上に配置し
ているので、第2駆動機構の操作時におけるワイヤのこ
じれもなく、第2駆動機構の操作力を軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るリツドロツク装置を搭載した状態
を示す平面である。
【図2】本考案に係るリツドロツク装置を搭載した状態
を示す下面図である。
【図3】シヤフトの平面図である。
【図4】シヤフトの側面図である。
【図5】第1連係手段の平面図である。
【図6】第1駆動機構の平面図である。
【図7】ドラム及びウオームホイールギヤの支持状態を
示す図6の横断面図である。
【図8】ドラムの前方から見た正面図である。
【図9】ドラムの下方から見た平面図である。
【図10】ドラムの後方から見た正面図である。
【図11】ドラムの上方から見た平面図である。
【図12】ドラム及びウオームホイールギヤの組付け状
態を示す拡大平面図である。
【図13】ウオームホイールギヤの平面図である。
【図14】ウオームホイールギヤの断面図である。
【図15】ワイヤの係止状態を示す図6の部分縦断面図
である。
【符号の説明】
1 車両ボデー 2 開口 3 リツド体6 第1駆動機構 8 第2駆動機構 11 シヤフト 13 スプリング 19 インナワイヤ(ワイヤ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大 江 剛 司 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 審査官 鈴野 幹夫 (56)参考文献 特開 昭63−223278(JP,A) 実開 昭59−69019(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 65/12

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両ボデーに形成された開口と、該開口を
    開閉するリツド体と、進退可能に支持され前記リツド体
    を閉位置に保持するシヤフトと、該シヤフト回りに配設
    され前記シヤフトを前記リツド体を保持する方向に常時
    付勢するスプリングと、前記シヤフトに形成され前記シ
    ヤフトの軸心方向に延在し且つ前記シヤフトの軸心上に
    配置された前記シヤフトの進退方向に略直交する係止壁
    を有する空洞部と、該空洞部に挿入され且つ前記係止壁
    に係止されて前記シヤフトに前記シヤフトの中心軸線上
    で係止されたワイヤと、該ワイヤを巻き取るドラム及び
    該ドラムに連係され前記ドラムが前記ワイヤを巻き取る
    ように前記ドラムを回動させるモータを有する第1駆動
    機構と、前記ドラムに巻回され前記モータとは独立して
    前記ドラムが前記ワイヤを巻き取るように前記ドラムを
    回動させる前記ワイヤと同一直線状に配置された第2駆
    動機構とを有するリツドロツク装置。
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JPH04116567U (ja) 1992-10-19

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