JP3173029B2 - リツドロツク装置 - Google Patents

リツドロツク装置

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JP3173029B2
JP3173029B2 JP6663491A JP6663491A JP3173029B2 JP 3173029 B2 JP3173029 B2 JP 3173029B2 JP 6663491 A JP6663491 A JP 6663491A JP 6663491 A JP6663491 A JP 6663491A JP 3173029 B2 JP3173029 B2 JP 3173029B2
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元 良 一 福
垣 和 秀 板
谷 和 宏 角
木 康 明 鈴
江 剛 司 大
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、車両ボデーに形成され
た燃料供給口等の開口を開閉するリツド体を閉位置にて
保持可能とするリツドロツク装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のリツドロツク装置として
は、これは、進退可能に支持され車両ボデーに形成され
た開口を開閉するリツド体を閉位置に保持するロツク機
構と、回動可能に支持されシヤフトに連係されたギヤ機
構と、該ギヤ機構に連係されたモータとを有するもの
で、モータを作動させることによりギヤ機構を回動させ
てシヤフトを退行させ、これにより、リツド体の閉位置
での保持を解除するものであつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したリツ
ドロツク装置であると、シヤフトとモータとはギヤ機構
を介して連係されておりギヤ機構の回動によつてシヤフ
トを進退させるものであるため、従動側であるシヤフト
と駆動側であるモータとは常に近接した位置で一つのケ
ース内に配設されることとなる。このため、搭載スペー
スに余裕のない車両においては、その搭載が困難なもの
となるものであつた。
【0005】故に、本発明は、従動側と駆動側とが分離
したリツドロツク装置を提供することを、その技術的課
題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、車両ボデ
ーに形成された開口と、該開口を開閉するリッド体と、
該リッド体を閉位置に保持するロック機構と、前記ロッ
ク機構を作動させるモータと、前記ロック機構を作動さ
せるハンドルと、前記モータにギヤ機構を介して連係さ
れたドラムと、前記ギヤ機構と前記ドラムとの間に配設
されたクラッチ機構と、一端が前記ロック機構に連結さ
れ且つ他端が前記ドラムに係止され前記ドラムによって
巻き取られる第1ワイヤと、一端が前記ハンドルに連係
され且つ他端が前記ドラムに係止され前記ドラムによっ
て巻き取られる第2ワイヤとを有し、前記クラッチ機構
を、前記ドラムに形成された当接片と、前記ギヤ機構に
形成され前記モータによる前記ギヤ機構の一方向の作動
時にのみ前記当接片と当接する伝達部とを有して構成
し、前記クラッチ機構により前記ドラムの一方向の回動
時においては前記ギヤ機構と前記ドラムとを連係状態と
し且つ前記ハンドルによる前記ドラムの一方向の回動時
においては前記ギヤ機構と前記ドラムとを非連係状態と
した、ことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。モータ
の作動により第1ワイヤを巻き取ることによりロツク機
構が作動する。これにより、駆動側であるモータと従動
側であるロツク機構とが分離され得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1及び図2に示されるように、車両ボデ
ー1には燃料タンク等の供給口となる開口2が形成され
ている。車両ボデー1にはこの開口2を開閉するリツド
体3が回動可能に支持されており、このリツド体3は後
述するリツドロツク装置4によつて開口2を閉状態とす
る閉位置に保持可能となつている。
【0011】リツドロツク装置4は、リツド体3を閉位
置に保持するためのロツク機構5と、ロツク機構5を作
動させリツド体3の閉位置での保持を解除させる第1駆
動機構6と、ロツク機構5と第1駆動機構6とを連係す
る第1連係手段7と、ロツク機構5を作動させリツド体
3の閉位置での保持を解除させる第2駆動機構8と、ロ
ツク機構5と第2駆動機構8とを第1駆動機構及び第1
連係手段7を介して連係する第2連係手段9とを備え
る。
【0012】ロツク機構5は、ベース10と、シヤフト
11と、リテーナ12と、スプリング13とから構成さ
れている。ベース10は一枚の板材よりなり、前端及び
後端は、折り曲げられて支持部10a,10bが形成さ
れている。シヤフト11は、図3及び図4に示されるよ
うに、先端部分に位置するシヤフト部11aと、フラン
ジ部11bと、足部11cと、後端部分に位置する係止
部11dとを一体に形成している。図1及び図2に示さ
れるように、シヤフト部11aは支持部10aに固着さ
れたガイド部材14を介して摺動自在に支持されてお
り、その先端は、リツド体3に形成された係合凹部3a
と係合可能となつている。ガイド部材14にはネジ部1
4aが形成されており、このネジ部14aは車両ボデー
1に固定されたパネル15の貫通穴15aに挿入されパ
ネル15を挟んで位置するナツト(図示せず)に締結さ
れている。これにより、シヤフト11はパネル15に進
退自在に支持されることとなる。シヤフト11a回りの
ガイド部材14とフランジ部11bとの間にはシール部
材16が配設されており、このシール部材16によりガ
イド部材14とシヤフト11との間から水やほこり及び
ガソリン蒸気等が侵入するのを防止している。リテーナ
12はシヤフト11と同一軸心上で支持部10bに固着
されている。このリテーナ12には係止部12aが形成
されており、スプリング13は係止部11dと係止部1
2aとに係止されてシヤフト11とリテーナ12との間
に配設され、シヤフト11を突出方向(図1示左方向)
に常時付勢している。リテーナ12の係止部12aとシ
ヤフト11の係止部11dとは互いに対向して位置する
ため、係止部12aはシヤフト11の没入方向(図1示
右方向)への退行を規制するストツパとして機能する。
足部11cはベース10に形成された壁部10cに当接
しており、シヤフト11の回り止めがなされている。
又、図3及び図4に示されるように、シヤフト11に
は、シヤフト11の後端に開口し且つ軸心方向に延在し
た空洞部17が形成されており、この空洞部17には係
止壁17aが形成されている。
【0013】図1,図2及び図5に示されるように、第
1連係手段6は、アウタチユーブ18と、アウタチユー
ブ18内に摺動自在に挿通されたインナワイヤ19とか
ら構成されている。アウタチユーブ18の一端はリング
20によりリテーナ12に係止されており、インナワイ
ヤ19の一端はリテーナ12及びスプリング13の軸心
上を挿通し、それに固着された係止片19aを介して係
止壁17aにシヤフト11の軸心上で係止されている。
このように、インナワイヤ19と係止壁17aとの係止
点はシヤフト11及びスプリング12と同一軸心上に位
置する。これにより、インナワイヤ19のシヤフト11
に対する着力方向とスプリング13による付勢方向とを
同一方向とすることができるので、シヤフト11の進退
動作時、シヤフト11がガイド部材14に対してこじれ
たりすることがなく、作動抵抗の少ない円滑な動作を確
保することができる。又、アウタチユーブ18を係止す
る機能及びシヤフト11の没入方向への後退を規制する
ストツパとしての機能の両方の機能を一つのリテーナ1
2で有しているため、部品点数を削減することができ
る。
【0014】図1及び図2に示されるように、第2駆動
機構は室内やトランクルーム内に配設されたハンドル3
2であつて、このハンドル32には第2連係手段である
ワイヤ33が連結されている。
【0015】図6及び図7に示されるように、第1駆動
機構7は、ケース21と、モータ22と、ギヤ機構23
と、ドラム24とから構成される。
【0016】ケース21は、ハウジング25と、ハウジ
ング25に厚み方向(図2示上下方向)において重合す
るカバー26とから構成されモータ22,ギヤ機構23
及びドラム24が配置される内部空間27を形成してい
る。モータ22はハウジング25に形成された保持部2
5a,25b,25cにより保持されており、先端がハ
ウジング25に形成された軸受部25dに回転自在に支
持された回転軸25aを備えている。この回転軸22a
にはウオームギヤ28が一体回転するように固着されて
いる。ハウジング25にはギヤシヤフト29が一体的に
形成されている。このギヤシヤフト29にはウオームホ
イールギヤ31が回動自在に支持されており、ウオーム
ギヤ31はウオームギヤ28と噛合している。このウオ
ームギヤ28及びオームホイールギヤ31の歯部は、進
み角が大きく設定されており、ウオームギヤ28からウ
オームホイールギヤ31への回動及びウオームホイール
ギヤ31からウオームギヤ28への回動に両方を回動が
可能となつている。ギヤシヤフト29の先端はカバー2
6に形成された凹部30に支持されている。これによ
り、作動時、ウオームホイールギヤ31からギヤシヤフ
ト29に加わる負荷をハウジング25とカバー26の両
方で分担して受けることができる。ウオームホイールギ
ヤ31の軸部31a回りにはドラム24が回動自在に支
持されている。図8ないし第12図に示されるように、
ドラム24の外周面は、セパレータ34により厚み方向
(図7示上下方向)において二分されており、セパレー
タ34の一方側の外周面がワイヤ巻回部35となり且つ
他方側の外周面がワイヤ巻回部36となる。このワイヤ
巻回部35側には係止部37が設けられている。インナ
ワイヤ19の他端側はハウジング25に形成された通穴
25fに挿通されて内部空間27内に配索され、ワイヤ
巻回部35に巻回されて先端に固着された係止片38に
より係止部37に係止されている。アウタチユーブ18
の他端はハウジング25に形成された嵌合部25eに圧
入嵌合されて固定されている。又、ワイヤ巻回部36側
には係止部39が設けられている。ワイヤ33の他端側
は後述するように形成された通穴46,47内に挿通さ
れて内部空間27内に配索され、ワイヤ巻回部36に巻
回されて先端に固着された係止片40により係止部39
に係止されている。ドラム24には係止部37と一体に
当接片41が形成されており、ウオームホイールギヤ3
1には、図12ないし図14に示されるように、ウオー
ムホイールギヤ31の一方向の回動時のみ係止部37と
当接する伝達部42が形成されている。尚、ウオームホ
イールギヤ31とドラム24との組付け時、伝達部42
とセパレータ34とでインナワイヤ19を挟み込むのを
防止するために、その間にインナワイヤ19の径より大
きい隙間43が設定されている。又、ハウジング25と
ウオームホイールギヤ31との間及びカバー26とウオ
ームホイールギヤ31及びドラム24との間には夫々ワ
ツシヤ44が配設されており、このワツシヤ44により
作動時おいてウオームヒールギヤ31に加わる負荷に対
するスラスト方向の反力を受け、ハウジング25とウオ
ームホイールギヤ31との間及びカバー26とウオーム
ホイールギヤ31及びドラム24との間で作動抵抗が増
大するのを防止している。更に、カバー26のドラム2
4回りにはワツシヤ44よりドラム24側に突出する突
出部45が形成されており、この突出部45の存在によ
りワイヤ33がドラム24とカバー26との間に挟み込
まれるのを防止している。
【0017】図7及び図15に示されるように、ハウジ
ング25には一対の壁48,49が立設されており、こ
の壁48,49の先端には凹部50,51が形成されて
いる。カバー26には凹部50,51内に入り込む凸部
52,53が形成されており、この凹部50,51と凸
部52,53との間で夫々ワイヤ33が挿通される通穴
46,47を形成している。
【0018】図6,図7及び図15に示されるように、
壁48,49間には通路54が形成されており、この通
路54にはモータ22に接続されたリード線55が配索
される。このリード線55はハウジング25に形成され
た貫通穴25gより外部に配設され、カバーグ26にブ
ラケツト56を介して固定されたコネクタ57(図1及
び図2参照)に接続されている。又、ケース26には通
路54内に入り込む一対の壁58,59が形成されてお
り、この壁58,59によりリード線55を通路54の
底部に保持し、ワイヤ33と接触するのを防止してい
る。
【0019】尚、ケース21はハウジング25に固定さ
れたブラケツト60を介してパネル15に保持される。
【0020】次に上記した構成のリッドロック装置4の
作動ついて説明する。
【0021】図1及び図2はリツド体3が閉位置に位置
した開口2の閉状態を示し、シヤフト11はスプリング
13の付勢力を受けて突出し、シヤフト11のシヤフト
部11aがリツド体3の係合凹部3aと係合してリツド
体3を閉位置に保持している。この状態において、モー
タ22を作動させると、回転軸22a及びウオームギヤ
28を介してウオームホイールギヤ31が一方向に回動
する。このウオームホイールギヤ31の一方向の回動に
より当接片41と伝達部42とが当接してドラム24も
ウオームホイールギヤ31と共に一方向に回動する。こ
のドラム24の回動によりワイヤ巻取部35にインナワ
イヤ19が巻き取られて引張られ、これにより、係合片
19aと係止壁17aとが当接してシヤフト11がスプ
リング13の付勢力に抗して没入方向に退行する。この
時、インナワイヤ19のシヤフト11に対する着力方向
とスプリング13による付勢方向とが同一方向であるこ
とにより作動抵抗の少ない円滑な動作を確保することが
できることから、モータ22は小さな出力で済み、モー
タ22を小型化することができる。この結果、シヤフト
部11aと係合凹部3aとの係合が解除され、リツド体
3の閉位置での保持が解除される。この後、モータ22
の作動を停止させると、シヤフト11はスプリング13
の付勢力を受けて初期状態に復帰すると共にインナワイ
ヤ19もシヤフト11の復帰動作及びスプリング13の
付勢力を受けてウオームギヤ28及びウオームホイール
ギヤ31の歯部の進み角の設定によりウオームホイール
ギヤ28及びドラム24も他方向に回動して初期位置に
復帰する。又、リツド体3を開位置から閉位置とする場
合には作業者がリツド体3を回動させて係合凹部3aと
シヤフト部11aとが係合するように押し込めばよい。
この時、シヤフト部11aは係合凹部3aを乗り越える
ために没入方向に一旦退行するが、インナワイヤ19の
係合片19aはシヤフト11の空洞部17内を摺動する
のみであるため、シヤフト11の退行によりインナワイ
ヤ19が圧縮されるようなことはない。これにより、イ
ンナワイヤ19の耐久性が向上する。更に、リツド体3
の閉位置での保持状態において、ハンドル32を操作す
ると、ワイヤ33が引張られてドラム24がワイヤ巻回
部36にてワイヤ33を巻き取りながら一方向に回動す
る。
【0022】この時、当接片41と伝達部42との相対
位置関係からドラム24の回動はウオームホイールギヤ
31に伝達されない。これにより、ハンドル32の操作
はウオームホイールギヤ31,ウオームギヤ28及びモ
ータ22を引きずることがなく、その操作は大変軽いも
のとなり、操作フイーリングを向上させることができ
る。このドラム24の一方向の回動により、インナワイ
ヤ19がワイヤ毎回部35に巻き取られ、この結果、前
述の如く、シヤフト11がスプリング13の付勢力に抗
して没入方向に退行し、リツド3の閉状態での保持が解
除される。
【0023】上記したように、ロツク機構5の作動は第
1駆動機構の作動による第1連係手段6の巻き取りによ
り行われる。これにより、ロツク機構5と第1駆動機構
7とを分離して配設するとができ、搭載スペースの少な
い車両においても容易に搭載することができる。又、ハ
ンドル32の操作によるシヤフト11の進退動作はワイ
ヤ33を介してドラム24を回動させ、最終的にモータ
22の作動によるシヤフト11の進退動作と同様にイン
ナワイヤ19を巻き取ることにより行われる。
【0024】これにより、ハンドル22の操作によるシ
ヤフト11への着力方向もモータ22の作動によるシヤ
フト11への着力方向と同様にスプリング13の付勢方
向と同方向とすることができる。この結果、ハンドル2
2の操作によつてもシヤフト11の進退動作にこじれが
発生することがなく、シヤフト11の円滑な進退動作を
確保することができる。その上、ロツク機構5の作動は
第1連係手段6の巻き取りにより行われるため、作動音
が少なく静粛なものであると共にロツク機構5及び第1
駆動機構7の配設位置のバラツキをも吸収することがで
き、確実なロツク機構5の作動を確保することができ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明は、車両ボデーに形成された開口
と、該開口を開閉するリッド体と、該リッド体を閉位置
に保持するロック機構と、前記ロック機構を作動させる
モータと、前記ロック機構を作動させるハンドルと、前
記モータにギヤ機構を介して連係されたドラムと、前記
ギヤ機構と前記ドラムとの間に配設されたクラッチ機構
と、一端が前記ロック機構に連結され且つ他端が前記ド
ラムに係止され前記ドラムによって巻き取られる第1ワ
イヤと、一端が前記ハンドルに連係され且つ他端が前記
ドラムに係止され前記ドラムによって巻き取られる第2
ワイヤとを有し、前記クラッチ機構を、前記ドラムに形
成された当接片と、前記ギヤ機構に形成され前記モータ
による前記ギヤ機構の一方向の作動時にのみ前記当接片
と当接する伝達部とを有して構成し、前記クラッチ機構
により前記ドラムの一方向の回動時においては前記ギヤ
機構と前記ドラムとを連係状態とし且つ前記ハンドルに
よる前記ドラムの一方向の回動時においては前記ギヤ機
構と前記ドラムとを非連係状態としたので、以下の如く
効果を有する。
【0026】ロツク機構とモータとを分離して配設する
とができ、搭載スペースの少ない車両においても容易に
搭載することができる。
【0027】作動音が少なく静粛なものであると共にロ
ツク機構及びモータの配設位置のバラツキを連係手段に
て吸収することができ、確実なロツク機構の作動を確保
することができる。
【0028】ハンドルの作動はギヤ機構及びモータを引
きずらず、よつて、ハンドルの操作フイーリングを向上
させることができる。又、ハンドルの作動によるロツク
機構の作動は最終的にモータの作動と同様に第1ワイヤ
を巻き取ることにより行わせることができる。これによ
り、ロツク機構への連係として部品点数を削減すること
ができると共にロツク機構の作動方向とハンドルの作動
によるロツク機構への着力方向にオフセツトが生じるこ
とがなく、モータ及びハンドルの作動におけるロツク機
構の円滑な作動を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリツドロツク装置を搭載した状態
を示す平面巣である。
【図2】本発明に係るリツドロツク装置を搭載した状態
を示す下面図である。
【図3】シヤフトの平面図である。
【図4】シヤフトの側面図である。
【図5】第1連係手段の平面図である。
【図6】第1駆動機構の平面図である。
【図7】ドラム及びウオームホイールギヤの支持状態を
示す図6の横断面図である。
【図8】ドラムの前方から見た正面図である。
【図9】ドラムの下方から見た平面図である。
【図10】ドラムの後方から見た正面図である。
【図11】ドラムの上方から見た平面図である。
【図12】ドラム及びウオームホイールギヤの組付け状
態を示す拡大平面図である。
【図13】ウオームホイールギヤの平面図である。
【図14】ウオームホイールギヤの断面図である。
【図15】ワイヤの係止状態を示す図6の部分縦断面図
である。
【符号の説明】
1 車両ボデー 2 開口 3 リツド体5 ロツク機構 19 インナワイヤ(第1ワイヤ) 22 モータ 24 ドラム 28 ウオームギヤ(ギヤ機構) 31 ウオームホイールギヤ(ギヤ機構)32 ハンドル 33 ワイヤ(第2ワイヤ) 41 当接片(クラツチ機構) 42 伝達部(クラツチ機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大 江 剛 司 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 審査官 中田 誠 (56)参考文献 特開 平2−209581(JP,A) 特開 平1−303320(JP,A) 実開 平3−5874(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/12 - 65/42 E05B 47/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両ボデーに形成された開口と、該開口を
    開閉するリッド体と、該リッド体を閉位置に保持するロ
    ック機構と、前記ロック機構を作動させるモータと、前
    記ロック機構を作動させるハンドルと、前記モータにギ
    ヤ機構を介して連係されたドラムと、前記ギヤ機構と前
    記ドラムとの間に配設されたクラッチ機構と、一端が前
    記ロック機構に連結され且つ他端が前記ドラムに係止さ
    れ前記ドラムによって巻き取られる第1ワイヤと、一端
    が前記ハンドルに連係され且つ他端が前記ドラムに係止
    され前記ドラムによって巻き取られる第2ワイヤとを有
    し、前記クラッチ機構を、前記ドラムに形成された当接
    片と、前記ギヤ機構に形成され前記モータによる前記ギ
    ヤ機構の一方向の作動時にのみ前記当接片と当接する伝
    達部とを有して構成し、前記クラッチ機構により前記モ
    ータによる前記ドラムの一方向の回動時においては前記
    ギヤ機構と前記ドラムとを連係状態とし且つ前記ハンド
    ルによる前記ドラムの一方向の回動時においては前記ギ
    ヤ機構と前記ドラムとを非連係状態とする、リッドロッ
    ク装置。
JP6663491A 1991-03-29 1991-03-29 リツドロツク装置 Expired - Lifetime JP3173029B2 (ja)

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DE19924210403 DE4210403C2 (de) 1991-03-29 1992-03-30 Deckelverriegelungsvorrichtung

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