JPH11210294A - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

車両用ドアロック装置

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JPH11210294A
JPH11210294A JP1735698A JP1735698A JPH11210294A JP H11210294 A JPH11210294 A JP H11210294A JP 1735698 A JP1735698 A JP 1735698A JP 1735698 A JP1735698 A JP 1735698A JP H11210294 A JPH11210294 A JP H11210294A
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lever
lift
locking
locking member
lock device
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Shigeru Hayakawa
早川  茂
Kiichi Kobayashi
紀一 小林
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    • E05B81/02Power-actuated vehicle locks characterised by the type of actuators used
    • E05B81/04Electrical
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05B77/14Specially controlled locking actions in case of open doors or in case of doors moved from an open to a closed position, e.g. lock-out prevention or self-cancelling
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフトレバーを分割することなく、ワンモー
ションオープン機能及びワンステップロック機能を備え
た車両用ドアロック装置を提供すること。 【解決手段】 インサイドレバー46を、室内ハンドル
に連結されリフトレバー41と係合可能で且つロッキン
グ部材43、47、52と係合可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドアロック
装置に関するもので、室内ハンドルの操作で施錠状態に
あるドアを解錠状態とすると共に閉状態にあるドアを開
可能状態とするワンモーションオープン機能及びドアの
開状態において室内のロック操作部材の操作で施錠状態
とした後に室外ハンドルを操作することなく開状態にあ
るドアを閉状態とすることでドアを施錠状態及び閉状態
とするワンステップロック機能を有する車両用ドアロッ
ク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用ドアロック装置と
しては、実公昭58−31960号公報に示されるもの
が知られている。
【0003】これは、室内外のハンドルの操作によりオ
ープンレバーを回動させてリフトレバーを介してラッチ
機構を作動させると共にロック操作部材の操作によりロ
ッキング部材を回動させてオープンレバーとリフトレバ
ーとの連係を係脱する車両用ドアロック装置である。
【0004】この従来装置では、リフトレバーを、ロッ
キング部材と係合可能で且つインサイドレバーが係合可
能な第1リフトレバー及びラッチ機構に連係された第2
リフトレバーよりなる分割構成とし、第1リフトレバー
と第2リフトレバーとをラッチ機構を作動させる方向に
おいて互いに係合可能としている。
【0005】このような構成において、ロッキング部材
が施錠位置にある際に室内ハンドルの操作によりインサ
イドレバーを初期位置から回動させると、インサイドレ
バーが第1リフトレバーと係合し、第1リフトレバーが
ラッチ機構を作動させる方向に回動してロッキング部材
と係合すると共に第2リフトレバーと係合する。これに
より、施錠位置にあるロッキング部材が解錠位置へと回
動させられると共に第2リフトレバーもラッチ機構を作
動させる方向に回動してラッチ機構が作動させられる。
いわゆるワンモーションオープン機能を成す。又、ロッ
キング部材が施錠位置にある際にラッチ機構が作動させ
られると、第2リフトレバーがラッチ機構の作動に追従
して回動するが、第2リフトレバーの回動は第1リフト
レバーには伝達されないので、ロッキング部材が解錠位
置へと回動させられることがない。いわゆるワンステッ
プロック機能を成す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、リフトレバーとして分割構成された二つ
の第1リフトレバー及び第2リフトレバーを必要として
いる。このため、部品点数が多く、組付工数及びコスト
の面で不利なものである。又、リフトレバーを第1リフ
トレバー及び第2リフトレバーに分割構成することで各
リフトレバーに生じる夫々の寸法誤差を考慮して、両リ
フトレバー間にある程度のスキを設定しなければなら
ず、このスキにより、室内外の操作ハンドルに対するラ
ッチ機構の作動タイミングに遅れが生じる等、操作フィ
ーリングを悪化させる恐れがある。
【0007】故に、本発明は、リフトレバーを分割する
ことなく、ワンモーションオープン機能及びワンステッ
プロック機能を備えた車両用ドアロック装置を提供する
ことを、その技術的課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、インサイ
ドレバーを、室内ハンドルに連結されリフトレバーと係
合可能で且つロッキング部材と係合可能に構成した、こ
とである。
【0009】この技術的手段によれば、ロッキング部材
が施錠位置にある際に室内ハンドルの操作によりインサ
イドレバーを初期位置から回動させると、インサイドレ
バーがリフトレバーと係合すると共にロッキング部材と
係合する。これにより、施錠位置にあるロッキング部材
が解錠位置へと回動させられると共にリフトレバーも回
動してラッチ機構が作動させられる。いわゆるワンモー
ションオープン機能を成す。又、ロッキング部材が施錠
位置にある際にラッチ機構が作動させられると、リフト
レバーがラッチ機構の作動に追従して回動するが、リフ
トレバーの回動はインサイドレバーには伝達されないの
で、ロッキング部材が解錠位置へと回動させられること
がない。いわゆるワンステップロック機能を成す。この
ように、単一のリフトレバーでワンモーションオープン
機能及びワンステップロック機能を成すことができ、従
来のように、第1リフトレバー及び第2リフトレバーに
分割構成する必要がなくなる。
【0010】より好ましくは、前記インサイドレバー
を、前記ロッキング部材が施錠位置にある際に前記室内
ハンドルの操作により初期位置から回動して、前記ロッ
キング部材と係合する第1腕部分及び前記リフトレバー
と係合する第2腕部分を有して構成する、と良い。
【0011】より好ましくは、前記ラッチ機構が取り付
けられ、前記リフトレバーを支持する水平壁及び前記イ
ンサイドレバーを支持する垂直壁を備えたベースプレー
トを有する、と良い。
【0012】より好ましくは、前記ロッキング部材を、
前記インサイドレバーと係合可能なロッキングアクチュ
エータの出力レバーを有して構成する、と良い。
【0013】
【発明の実施の形態】車両のドア(図示せず)に設けら
れたドアロック装置1は、図1及び図2に示されるよう
に、ベースプレート2,ラッチ機構3,レバー機構4及
びロッキングアクチュエータ5を有して構成されてい
る。
【0014】ベースプレート2は、L字状を呈するもの
であって、水平壁21及び垂直壁22を備えている。
【0015】図4に示されるように、ラッチ機構3は、
ボディ31,ポール32及びラッチ33よりなるもので
ある。ボディ31は、ベースプレート2の水平壁21の
裏面に固定され、ポール32及びラッチ33を収容す
る。又、このボディ31には、ドア(図示せず)の開閉
動作に応じて車両のボディ(図示せず)に設けられたス
トライカ34が出入するための挿通溝31aが形成され
ている。ポール32及びラッチ33は、夫々、ピン32
a,33aによりボディ31に回転自在に支持されてい
る。又、ラッチ33の外周面には、ボディ31の挿通溝
31aに進入したストライカ34を受け入れるU字溝3
3b及びポール32と係脱可能な係合爪33cが形成さ
れている。ポール32は、その回転動作によりラッチ3
3の係合爪33cと係合するようになっている。このよ
うに構成されたポール32及びラッチ33において、ス
トライカ34がラッチ33のU字溝33b内に受け入れ
られた状態でポール32とラッチ33の係合爪33cが
係合してラッチ33の回転動作がポール32によって規
制されることでドアを閉状態で保持する。又、ポール3
2を回転動作してラッチ33の係合爪33cとの係合を
解除することでドアが開可能状態となる。
【0016】図1ないし図3に示されるように、レバー
機構4は、リフトレバー41,オープンレバー42,ロ
ッキングレバー43,スライドブッシュ45、インサイ
ドレバー46及びキーレバー47からなるものである。
【0017】リフトレバー41は、ベースプレート2の
水平壁21の表面上に配置され、ラッチ機構3のポール
32を支持するピン32aに回転自在に支持されてい
る。このリフトレバー41は、その一方の腕部分に形成
された嵌合フランジ部41aによりポール32に嵌合し
てポール32と一体に回転動作する。又、リフトレバー
41の他方の腕部分には、係合フランジ41cが形成さ
れている。更に、リフトレバー41には、他方の腕部分
と対向して脚部分41dが延在形成されている。
【0018】オープンレバー42は、リフトレバー41
と同様に水平壁21の表面上に配置されピン32aに回
動自在に支持されている。このオープンレバー42は、
その一方の腕部分でドアの室外側に設けられたアウトサ
イドハンドル(図示せず)にロッド(図示せず)を介し
て連結されている。尚、このオープンレバー42は、ピ
ン32a回りに配設され一端がオープンレバー42に係
止され且つ他端がベースプレート2に係止されたスプリ
ング48により初期位置に復帰すべく図1示時計方向に
常時回動付勢されている。
【0019】ロッキングレバー43は、水平壁21の表
面上に配置され、ピン43aによりベース部21に回動
自在に支持されている。このロッキングレバー43は、
後述するロッキングアクチュエータ5の出力レバー52
に連結されると共にこの出力レバー52及びロッド(図
示せず)を介してドアの室内側に設けられたロックノブ
(図示せず)に連結され、さらに、後述するキーレバー
47を介してドアの室外側に設けられたキーシリンダ機
構(図示せず)に連結されている。又、ロッキングレバ
ー43の他方の腕部分には、ピン32aを中心とした円
弧状の長穴43bが形成されている。
【0020】スライドブッシュ45は、オープンレバー
42の他方の腕部分にスライド自在に支持されている。
このスライドブッシュ45には、ピン部45aが形成さ
れており、ロッキングレバー43の長穴43bに摺動自
在に挿通されている。又、スライドブッシュ45には、
オープンレバー42の回動動作でリフトレバー41の係
合フランジ41cと係脱自在な係合突起45bが形成さ
れている。このように構成されたスライドブッシュ45
は、ロッキングレバー43の回動動作で長穴43bとピ
ン部45aとの挿通を介してオープンレバー42の他方
の腕部分に対してスライド動作させられ、これにより、
係合突起45bは、リフトレバー41の係合フランジ4
1cとの係合軌跡上に位置したり係合軌跡上からはずれ
たりする。結果、ドアの施錠状態及び解錠状態を作り出
す。尚、ロッキングレバー43は、この施錠状態及び解
錠状態を維持すべくロッキングレバー43とベースプレ
ート2との間に配設されたターンオーバースプリング4
9により施錠位置(図5示)及び解錠位置(図1示)に
付勢保持される。
【0021】インサイドレバー46は、垂直壁22にピ
ン44により回動自在に支持されている。このインサイ
ドレバー46は、ドアの室内側に設けられたインサイド
ハンドル(図示せず)にロッド(図示せず)を介して連
結されている。又、このインサイドレバー46には、第
1腕部46a及び第2腕部46bが一体に延在形成され
ている。
【0022】キーレバー47は、水平壁21の表面上に
配置され、ピン43aによりベース部21に回動自在に
支持されている。このキーレバー47には、係合突起4
7aが形成されており、この係合突起47aは、ロッキ
ングレバー43に形成された切り欠き43cに受けられ
ている。これにより、キーレバー47の回動動作により
切り欠き43cの壁部と係合突起47aとの当接により
キーレバー47の回動動作がロッキングレバー43に伝
達されることとなる。
【0023】図2及び図3に示されるように、ロッキン
グアクチュエータ5は、駆動源としてハウジング51内
に収容されたモータ(図示せず)を備えるものであっ
て、ベースプレート2の垂直壁22にブラケット23を
介して支持されている。このロッキングアクチュエータ
5の出力軸53は、ハウジング51を貫通して外部に延
在しており、この延在部位には、出力レバー52が一体
回転するように固定されている。尚、出力軸53は、周
知の中立位置復帰機能を持つ減速ギヤ構造(図示せず)
を介してモータに連結されている。この出力レバー52
は、その脚部分52bでロッキングレバー43に連結さ
れており、さらに、ロッド(図示せず)を介してロック
ノブ(図示せず)に連結されている。又、この出力レバ
ー52には、脚部分52aが一体に延在形成されてい
る。このようなアクチュエータ5の構成において、モー
タを作動させて出力軸53を回転させることにより、出
力レバー52が出力軸53と一体回転させられる。これ
により、ロッキングレバー43が回動動作させられる。
尚、出力レバー52もロッキングレバー43と同様にタ
ーンオーバスプリング49によって施錠位置(図6a
示)及び解錠位置(図9a示)に付勢保持される。
【0024】図2に示されるように、リフトレバー41
の脚部分41dは、インサイドレバー46が図2示の初
期位置から図2示時計方向(開操作方向)に回動した際
のインサイドレバー46の第1腕部分46aの回動軌跡
上に配置されており、第1腕部分46aは、脚部分41
dと係合可能となっている。又、出力レバー52が施錠
位置にある際、出力レバー52の脚部分52aは、イン
サイドレバー46が図2示の初期位置から図2示時計方
向に回動した際のインサイドレバー46の第2腕部分4
6bの回動軌跡上に配置されており、第2腕部分46b
は、脚部分52aと係合可能となっている。出力レバー
52が解錠位置にある際、出力レバー52の脚部分52
aは、インサイドレバー46の第2腕部分46bの回動
軌跡上から外れ、第2腕部分46bと係合不能となる。
【0025】次に作動について説明する。
【0026】図1及び図2は、ドアの解錠状態を示し、
オープンレバー42及びインサイドレバー46は初期位
置にあり、ロッキングレバー43及び出力レバー52
は、解錠位置にある。この状態において、アウトサイド
ハンドルを操作してオープンレバー42を図1示反時計
方向(開操作方向)にスプリング48の付勢力に抗して
回動動作させると、スライドブッシュ45の係合突起4
5bがリフトレバー41の係合フランジ41cと係合し
てリフトレバー41がオープンレバー42と同方向(開
操作方向)に回動する。これにより、ポール32が回動
して閉状態にあるドアが開可能状態となる。又、インサ
イドハンドルを操作してインサイドレバー46を図2示
時計方向(開操作方向)に回動動作させると、第1腕部
分46aが脚部分41dと係合して押圧し、リフトレバ
ー41が図1示反時計方向(開操作方向)に回動する。
これにより、ポール32が回動して閉状態にあるドアが
開可能状態となる。
【0027】図1において、ロックノブ、キーシリンダ
機構又はアクチュエータ5を操作してロッキングレバー
43を図1示時計方向(施錠操作方向)に回動動作さ
せ、ロッキングレバー43を施錠位置とすると、図5に
示されるように、スライドブッシュ45がオープンレバ
ー42に対してスライドさせられる。これにより、スラ
イドブッシュ45の係合突起45bがリフトレバー41
の係合フランジ41cとのオープンレバー42を回動動
作させた際の係合軌跡上から外れ、オープンレバー42
とリフトレバー41とは空振りする状態となる。結果、
解錠状態にあるドアが施錠状態となる。尚、この時、出
力レバー52も施錠位置となる。
【0028】図5において、インサイドハンドルを操作
してインサイドレバー46を開操作方向に回動動作させ
ると、図6ないし図9に示されるように、第1腕部分4
6aが脚部分41dと係合して押圧し、リフトレバー4
1が開操作方向に回動する。同時に、第2腕部分46b
が脚部分52aと係合して押圧し、出力レバー52が解
錠操作方向に回動して解錠位置となり、ロッキングレバ
ー43が解錠位置となる。これにより、施錠状態で閉状
態にあるドアが解錠状態で開可能状態となるいわゆるオ
ンモーションオープン機能が行われる。尚、解錠位置と
された出力レバー52の脚部分52aは、図9bに示す
ように、インサイドレバー46の回動時における第2腕
部分46bの軌跡上から外れるので、ドアの解錠状態に
おけるインサイドレバー46の回動動作には何ら支承が
ない。
【0029】ところで、乗員が車両から離れる際にドア
を施錠する場合において、ロックノブを操作してドアを
施錠状態としてさらにドアを閉操作するいわゆるキーレ
スロックを行うと、リフトレバー41は、ドアの閉操作
に連動したラッチ機構3の作動で、図10a及び図11
aに示すように、インサイドハンドル及びアウトサイド
ハンドルを操作した時と同様に、開操作方向に回動す
る。しかし、このリフトレバー41の開操作方向の回動
は、リフトレバー41の脚部分41dがインサイドレバ
ー46の第1腕部分46aから離れる方向の回動である
ので、図10b及び図11bに示すように、インサイド
レバー46が開操作方向に回動することはない。よっ
て、施錠位置にある出力レバー52が、インサイドレバ
ー46の第2脚部分46bと脚部分52aとの係合によ
って、解錠位置へと回動させられることはなく、施錠位
置で確実に保持される。これにより、キーレスロックを
行う際にアウトサイドハンドルの操作を必要としないい
わゆるワンステップロック機能が行われる。
【0030】尚、前述した実施の形態においては、ロッ
キングアクチュエータ5の出力レバー52を請求項1に
記載のロッキング部材としているが、ロッキングアクチ
ュエータ5を備えない場合には、ベースプレート2の垂
直壁22にレバーを回動自在に支持し、このレバーを出
力レバー52の代わりとして、請求項1に記載のロッキ
ング部材としてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、リフトレバーと係合可
能なインサイドレバーをロッキング部材と係合可能とし
たので、従来において第1及び第2リフトレバーに分割
構成としていたリフトレバーを単一として、部品点数を
増加することなく、ワンモーションオープン機能及びワ
ンステップロック機能を成すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ドアロック装置の平面図で
ある。
【図2】本発明に係る車両用ドアロック装置の側面図で
ある。
【図3】本発明に係る車両用ドアロック装置のレバー機
構の分解斜視図である。
【図4】本発明に係る車両用ドアロック装置のラッチ機
構を示す平面図である。
【図5】本発明に係る車両用ドアロック装置におけるド
アの施錠状態を示す図である。
【図6】本発明に係る車両用ドアロック装置のインサイ
ドレバーによるワンモーションオープン機能を示す作動
説明図である。
【図7】本発明に係る車両用ドアロック装置のインサイ
ドレバーによるワンモーションオープン機能を示す作動
説明図である。
【図8】本発明に係る車両用ドアロック装置のインサイ
ドレバーによるワンモーションオープン機能を示す作動
説明図である。
【図9】本発明に係る車両用ドアロック装置のインサイ
ドレバーによるワンモーションオープン機能を示す作動
説明図である。
【図10】本発明に係る車両用ドアロック装置のワンス
テップロック機能を示す作動説明図である。
【図11】本発明に係る車両用ドアロック装置のワンス
テップロック機能を示す作動説明図である。
【符号の説明】
2 ベースプレート 3 ラッチ機構 5 ロッキングアクチュエータ 21 水平壁 22 垂直壁 41 リフトレバー 42 オープンレバー 43 ロッキングレバー(ロッキング部材) 46 インサイドレバー 47 キーレバー(ロッキング部材) 52 出力レバー(ロッキング部材) 46a 第1腕部分 46b 第2腕部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内外のハンドルの操作によりインサイ
    ドレバー又はオープンレバーを回動させてリフトレバー
    を介してラッチ機構を作動させると共にロック操作部材
    の操作によりロッキング部材を回動させて前記オープン
    レバーと前記リフトレバーとの連係を係脱する車両用ド
    アロック装置において、前記インサイドレバーを、前記
    室内ハンドルに連結され前記リフトレバーと係合可能で
    且つ前記ロッキング部材と係合可能に構成したことを特
    徴とする、車両用ドアロック装置。
  2. 【請求項2】 前記インサイドレバーを、前記ロッキン
    グ部材が施錠位置にある際に前記室内ハンドルの操作に
    より初期位置から回動して、前記ロッキング部材と係合
    する第1腕部分及び前記リフトレバーと係合する第2腕
    部分を有して構成した、請求項1記載の車両用ドアロッ
    ク装置。
  3. 【請求項3】 前記ラッチ機構が取り付けられ、前記リ
    フトレバーを支持する水平壁及び前記インサイドレバー
    を支持する垂直壁を備えたベースプレートを有する、請
    求項1記載の車両用ドアロック装置。
  4. 【請求項4】 前記ロッキング部材は、前記インサイド
    レバーと係合可能なロッキングアクチュエータの出力レ
    バーを有する、請求項1記載の車両用ドアロック装置。
JP01735698A 1998-01-29 1998-01-29 車両用ドアロック装置 Expired - Fee Related JP4061514B2 (ja)

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