JP2006233456A - ドアロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レバーの揺動による異音の発生を防止し、更に密閉性を高めることが可能な構造のドアロック装置を提供する。
【解決手段】 ラッチ機構に連係される第一レバー31と、ドアハンドルに連動する第二レバー32と、第一レバー31に摺動可能に取り付けられ、所定の係合位置において第一レバー31と第二レバー32とを係合し、前記係合位置から変位した解除位置において第一レバー31と第二レバー32との係合を解除する係合ピン41aを備える係合部材41と、係合ピン41aを動作させる動作レバー42とを備え、第一レバー31、第二レバー32、係合部材41及び動作レバー42は、ベース部材52の一方側に配置され、ベース部材52は、一方側に設けられ、前記解除位置にある状態での係合ピン41aの揺動軸6を中心とする周方向の移動を規制する規制突部56を有する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ドアを閉めた状態で係止可能なドアロック装置であって、特にドアハンドルを操作してもドアの係止を解除できなくするロック機構を備えたドアロック装置に関する。
ドアハンドルの操作によってもドアの係止を解除できなくする機構を備えたドアロック装置として、例えば下記の特許文献1には、以下のような車両用のドアロック装置に関する技術が開示されている。この特許文献1に記載されたドアロック装置は、インサイドハンドルを操作してもドアの係止を解除できなくする、いわゆるチャイルドロック機構を備えている。
このドアロック装置は、具体的には、図13に示すように、ハウジング101と、ハウジング101に配設されてドアのインサイドハンドルに連動するインサイドレバー102と、車両ドアを車両ボデーに対して係止するラッチ機構に連係されるオープンレバー103と、インサイドハンドルの操作によってラッチ機構を作動させるアンロック状態と、インサイドハンドルを操作してもラッチ機構が作動不能なチャイルドロック状態を切り替えるための動作を行うチャイルドロックレバー104とを備えている。ここで、インサイドレバー102とオープンレバー103は、ハウジング101を挟んで、車両室内側と車両外側の面にそれぞれ配設されている。また、チャイルドロックレバー104は、入力サブレバー104Aとこれに連結された作用サブレバー104Bから構成されている。入力サブレバー104Aは、操作者が操作する操作軸104Aaを有するとともに、ハウジング101に対してスライド及び回動可能に配設されている。作用サブレバー104Bは、その一端にハウジング101側に延在する連結軸104Baを備えている。この連結軸104Baは、インサイドレバー102の長孔102a若しくは長孔102b、ハウジング101の長孔101a若しくは長孔101b、オープンレバー103の長孔103a内を一体的に挿通する構成となっている。
そして、操作軸104Aaが操作されて作用サブレバー104Bの連結軸104Baがインサイドレバー102の長孔102a及びオープンレバー103の長孔103a内を上下に移動することにより、アンロック状態とチャイルドロック状態との切り替えが行われる。この際、連結軸104Baは、インサイドレバー102とオープンレバー103の間に挟まれているハウジング101の長孔101a及び長孔101b内をも移動することになる。図14(a)は、操作軸104Aaが下方向に操作され、作用サブレバー104Bの連結軸104Baがインサイドレバー102の長孔102aとオープンレバー103の長孔103aの略上端の位置であるチャイルドロック位置に位置している状態を示している。
特開2003−328623号公報(第3−4頁、第3−6図)
しかしながら、上記ドアロック装置は、図14(b)に示されるように、作用サブレバー104Bの連結軸104Baがインサイドレバー102の長孔102aとオープンレバー103の長孔103aの略上端の位置であるチャイルドロック位置にある状態で、インサイドハンドルが操作されてインサイドレバー102が反時計方向に回動した場合、オープンレバー103がドアロック解除の際に係合対象となるロックリンクに衝突して異音を発生させる原因となる問題があった。すなわち、上記図14(b)に示される状態では、連結軸104Baに対するインサイドレバー102の長孔102aによる右側の移動規制がなくなるため、オープンレバー103は、ハウジング101の長孔101a内で反時計方向に自由に揺動可能な状態となる。ここで、ハウジング101の長孔101aは、連結軸104Baの径に対して十分に余裕を持った幅に形成されているので、オープンレバー103はそのような連結軸104Baの長孔101aに対する余裕幅に応じた角度範囲で揺動可能な状態となり、車両の振動等によりオープンレバー103が揺動してロックリンクに衝突することがあった。
また、上記ドアロック装置は、インサイドレバー102とオープンレバー103は、ハウジング101を挟んで、車両室内側と車両外側の面にそれぞれ配設されており、ハウジング101に作用サブレバー104Bの連結軸104Baを挿通するための長孔101a及び長孔101bが形成されている。このため、ドアロック装置を覆うハウジングの密閉性が低くならざるを得ず、ドアロック装置の防水性を高めることが困難な構成となっていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、レバーの揺動による異音の発生を防止し、更に密閉性を高めることが可能な構造のドアロック装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るドアロック装置の特徴構成は、揺動軸が支持されるベース部材と、前記揺動軸に揺動可能に支持され、ドアを係止可能なラッチ機構に連係される第一レバーと、前記揺動軸に揺動可能に支持され、ドアハンドルに連動する第二レバーと、前記第一レバーに摺動可能に取り付けられ、所定の係合位置において前記第一レバーと前記第二レバーとを係合し、前記係合位置から変位した解除位置において前記第一レバーと前記第二レバーとの係合を解除する係合ピンを備える係合部材と、該係合部材に連係されて前記係合ピンを前記係合位置と前記解除位置との間で動作させる動作レバーとを備え、前記第一レバー、前記第二レバー、前記係合部材及び前記動作レバーは、前記ベース部材の一方側に配置され、前記ベース部材は、前記一方側に設けられ、前記解除位置にある状態での前記係合ピンの前記揺動軸を中心とする周方向の移動を規制する規制突部を有する点にある。
この特徴構成によれば、ベース部材の一方側に設けられた規制突部が、解除位置にある状態での係合ピンの揺動軸を中心とする周方向の移動を規制するので、係合ピンが設けられた係合部材と一体的に揺動する第一レバーの揺動軸を中心とする周方向の移動も規制される。したがって、第一レバーと第二レバーとの係合が解除された状態で、車両の振動等により第一レバーが揺動して他の部材に衝突することを防止でき、当該衝突による異音の発生を防ぐことができる。
また、第一レバー、第二レバー、係合部材及び動作レバーを、ベース部材の一方側に配置し、規制突部も当該一方側に設けているので、係合ピンを挿通するための開口部をベース部材に設ける必要がない。したがって、ベース部材が第一レバー、第二レバー、係合部材及び動作レバーを収納するハウジングを兼ねる構成とした場合であっても、当該ハウジングによるドアロック装置の密閉性を高めることができる。
ここで、前記規制突部は、前記係合ピンの動作経路を案内する案内突条の一部により構成されることとすると好適である。
このように規制突部を案内突条の一部により構成すれば、規制突部を独立して設ける場合と比較して規制突部の強度を高めることが容易になるとともに、製造コストの低減も図ることができる。また、係合ピンは、案内突条によりその動作経路を案内されつつ規制突部により規制される解除位置に移動するので、規制突部が係合ピンの移動の妨げになることを防止できる。
また、前記ベース部材は、前記第一レバー、前記第二レバー、前記係合部材及び前記動作レバーを収納するハウジングを兼ねている構成とすると好適である。
これにより、ベース部材を独立して設ける場合と比較して部材コストを低減することができる。また、第一レバー、第二レバー、係合部材及び動作レバーを、ハウジングの一方側に配置し、規制突部も当該一方側に設けているので、係合ピンを挿通するための開口部をハウジングに設ける必要がなく、当該ハウジングによるドアロック装置の密閉性を高めることができる。
以下に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態においては、本発明に係るドアロック装置1を車両用ドアのロック装置として適用した場合について説明する。
〔全体構成〕
図1は、本実施形態に係るドアロック装置1の分解斜視図である。この図に示すように、本実施形態に係るドアロック装置1は、主たる構成として、図示しない車体側に固定されたストライカに係合又は離脱することによりドアを車体側に係止可能なラッチ機構2と、図示しないアウトサイドドアハンドル又はインサイドドアハンドルの操作に連動してラッチ機構2を作動させるリンク機構3と、インサイドドアハンドルの操作に関わらずラッチ機構2を動作させなくするチャイルドロック機構4と、ラッチ機構2、リンク機構3及びチャイルドロック機構4を収容するハウジング5とを有している。
〔ハウジング〕
ハウジング5は、主たる構成として、メインケース51と、第一カバー52と、第二カバー53とを有している。ここでは、メインケース51及び第一カバー52は合成樹脂により形成されている。メインケース51は、第一ケース部51aと、この第一ケース部51aに隣接する第二ケース部51bとの2つの区画に分けられている。
第一カバー52は、メインケース51の第一ケース部51aを覆うように配置され、第一ケース部51aと第一カバー52とに囲まれる密閉された第一収容空間Aを形成する。本実施形態においては、このハウジング5の第一カバー52が、本発明におけるベース部材を構成している。また、第二カバー53は、メインケース51の第二ケース部51bを覆うように配置され、第二ケース部51bと第二カバー53とに囲まれる第二収容空間Bを形成する。
第一収容空間Aの略中央位置には、後述するインサイドオープンレバー31、インサイドレバー32、及びロッキングレバー33を支持する揺動軸6が設けられる。ここでは、揺動軸6は、メインケース51に突出して形成された揺動シャフト支持部61、及びこの揺動シャフト支持部61と第一カバー52に形成された図示しない支持部とにより両端が支持された揺動シャフト62により構成されている。
第二カバー53は、箱状に形成された第二カバー本体53aと、第二カバー本体53aの外側に配置されるベースプレート53bと、第二カバー本体53aの内部に配置されるサブベースプレート53cとを有して構成されている。ここでは、第二カバー本体53aは合成樹脂により形成され、ベースプレート53b及びサブベースプレート53cは金属板により形成されている。第二カバー本体53aは、サブベースプレート53cを介してメインケース51に取り付けられる。ベースプレート53bは第二カバー本体53aの外側に配置され、第二カバー本体53aとベースプレート53bとに囲まれる第三収容空間Cを形成する。また、第二カバー本体53a及びベースプレート53bには、ドアの開閉時に車体側に固定されたストライカ(図示せず)が挿通される溝部54a、54bがそれぞれ形成されている。
〔ラッチ機構〕
ラッチ機構2は、第二カバー本体53aとベースプレート53bとに囲まれる第三収容空間Cに配置される。ラッチ機構2は、第二カバー本体53aとベースプレート53bとに両端部が支持されたラッチ軸21と、このラッチ軸21によりベースプレート53bに対して回動可能に支持されるラッチ22と、ラッチ軸21に対して平行に配置されて第二カバー本体53aとベースプレート53bとに両端部が支持されたポール軸23と、このポール軸23に一体的に設けられてベースプレート53bに対して回動可能に支持されるポール24と、を有して構成されている。
ラッチ22の周面には、図示しない車体側のストライカに係合する係合溝22a、及びポール24に係合する爪部22bが形成されている。そして、ラッチ22はラッチ軸21の外周に設けられたラッチばね25によって一方向に回転付勢されている。一方、ポール24は、ポール軸23の外周に設けられたポールばね26によってラッチ22とは反対の他方向に回転付勢されている。
ラッチ機構2は、ストライカに係合した状態で保持されるラッチ状態と、ストライカが離脱可能なアンラッチ状態との2つの状態を取り得る。このうちラッチ状態では、ラッチ機構2は、ラッチ22の係合溝22a内にストライカが係合し、係合溝22aの開口方向が第二カバー本体53a及びベースプレート53bに形成された溝部54a、54bの開口方向と交差する方向に回転した状態で、ラッチ22の爪部22bにポール24が係合する。このポール24の係合により、ラッチ22は、ラッチばね25の付勢力による一方向に回転することが規制され、ストライカを係止した状態で保持される。したがって、ドアは車体に対して閉状態で保持される。一方、このようなラッチ状態から、ポール24をポールばね26の付勢力に抗して回転させると、ラッチ22の爪部22bとポール24との係合が解除され、ラッチ22はラッチばね25の付勢力により一方向に回転する。これにより、ラッチ22の係合溝22aの開口方向が前記溝部54a、54bの開口方向と一致し、ストライカは溝部54a、54bに沿って相対的に移動してラッチ22の係合溝22aから離脱可能なアンラッチ状態となる。したがって、ドアは車体に対して開動作可能な状態となる。
〔リンク機構〕
図1〜8に示すように、リンク機構3は、主たる構成として、リフトレバー34、アウトサイドオープンレバー35、オープンリンク36、インサイドオープンレバー31、インサイドレバー32、及びロッキングレバー33を有している。このうち、リフトレバー34及びアウトサイドオープンレバー35は、ハウジング5の第二収容空間Bに配置されている。一方、オープンリンク36、インサイドオープンレバー31、インサイドレバー32、及びロッキングレバー33は、ハウジング5の第一収容空間Aに配置されている。
ここで、ポール24と一体的に形成されているポール軸23は、第二カバー本体53a及びサブベースプレート53cを貫通して第二収容空間B内まで延設されている。リフトレバー34は、このポール軸23の延設部23aに、ポール軸23と一体的に回転するように固着されている。また、リフトレバー34には、ポール軸23周りのリフトレバー本体34aの回転面に対して略垂直に立設されたフランジ部34bが形成されている。
図2に示されているように、アウトサイドオープンレバー35は、サブベースプレート53cに固定されたレバー軸35cにより、サブベースプレート53cに対して回動可能に支持されている。また、アウトサイドオープンレバー35は、図示しないドアのアウトサイドハンドルの操作により、その一端部に立設された連係ピン35aを介してレバー軸35cを中心に回動動作を行うように前記アウトサイドハンドルに連係されている。また、アウトサイドオープンレバー35は、レバー軸35cの外周側に設けられた付勢ばね35dにより、アウトサイドハンドルが操作されていない状態では初期位置に保持される方向に付勢されている。
図2〜4に示されているように、オープンリンク36は、アウトサイドオープンレバー35に対して略直交して配置されている。そして、オープンリンク36の基端部36aは、アウトサイドオープンレバー35の連係ピン35aが設けられているのとは反対側の他端に形成された支持部35bに対して揺動可能に支持されており、図3に示される開錠位置と図4に示される施錠位置との間で揺動可能となっている。そして、オープンリンク36が開錠位置にある状態では、ドアロック装置1は開錠状態となり、オープンリンク36が施錠位置にある状態では、ドアロック装置1は施錠状態となる。ここでドアロック装置1の開錠状態とは、ドアが閉状態の場合に、図示しないインサイドドアハンドル又はアウトサイドドアハンドルが操作されればラッチ機構2が動作し、ドアが開動作可能な状態である。一方、ドアロック装置1の施錠状態とは、ドアが閉状態の場合に、図示しないインサイドドアハンドル又はアウトサイドドアハンドルが操作されてもラッチ機構2が動作せず、ドアが開動作不可能な状態である。オープンリンク36の先端部近傍には、その長手方向に沿って長孔36bが形成されている。また、オープンリンク36の中間部には、オープンリンク36の厚さ方向に突出し、断面L字形に形成された当接部36cが設けられている。この当接部36cは、図3に示されるようにその上端部がリフトレバー34の上記フランジ部34bに当接可能に配置されており、図2に示されるようにその下端部がインサイドオープンレバー31に当接可能に配置されている。
インサイドオープンレバー31は、揺動軸6の揺動シャフト62に揺動可能に支持されている。図2及び図5に示されているように、インサイドオープンレバー31の一端側には、図5における左方に延出され、オープンリンク36の当接部36cに対して下側から当接可能に形成されたアーム部31aが設けられている。また、図5及び図6に示されているように、インサイドオープンレバー31の他端側には、図5及び図6における下方に延出され、チャイルドロック機構4を構成するスライドブッシュ41を摺動可能に支持するスライドブッシュ支持部31bが形成されている。ここでは、スライドブッシュ支持部31bは、スライドブッシュ41の摺動方向に長い略長方形の板状に形成されている。本実施形態においては、このインサイドオープンレバー31が、本発明における第一レバーを構成する。
インサイドレバー32は、インサイドオープンレバー31と同様に、揺動軸6の揺動シャフト62に揺動可能に支持されている。図5及び図6に示されているように、インサイドレバー32の一端側には、図5及び図6における下方に延出され、チャイルドロック機構4を構成するスライドブッシュ41の係合ピン41aが挿通される異形長孔32aが形成され、スライドブッシュ41を介してインサイドオープンレバー31と連係されるオープンレバー連係部32bが設けられている。異形長孔32aは、オープンレバー連係部32bの長手方向(図5及び図6における上下方向)に沿って直線的に形成された直線長孔部32a1と、図5及び図6における直線長孔部32a1の上端部から揺動軸6を中心として反時計方向に略円弧状に延びる円弧長孔部32a2とを有し、大略L字状に形成されている。そして、このオープンレバー連係部32bの異形長孔32aとスライドブッシュ41の係合ピン41aとの作用により、インサイドレバー32とインサイドオープンレバー31との係合又はその係合の解除が制御される構成となっている。また、インサイドレバー32の他端側には、ドアハンドル連係部32cが形成されており、図示しないインサイドドアハンドルに連係されるケーブル32d(図1参照)の一端が係止されることにより、インサイドドアハンドルに連係されている。本実施形態においては、このインサイドレバー32が、本発明における第二レバーを構成する。
ロッキングレバー33は、図3及び図4に示されているように、アクティブレバー33Aとサブレバー33Bとを有して構成されている。アクティブレバー33A及びサブレバー33Bは、揺動軸6の揺動シャフト支持部61の周囲に揺動可能に支持されている。
アクティブレバー33Aの一端側には、図3における左上方に延出され、後述するアクチュエータ7と連係する係合凹部33Aaが設けられている。また、アクティブレバー33Aの他端側には、図3における下方に延出されたロックノブ連係部33Abが形成されており、ドアの室内側に設けられた図示しないロックノブに連係されるケーブル33a(図1参照)の一端が係止されている。したがって、アクティブレバー33Aは、アクチュエータ7の動作又はロックノブの操作に連動してドアの開錠方向(図3及び図4における時計方向)又は施錠方向(図3及び図4における反時計方向)に回転する動作を行う。
サブレバー33Bは、アクティブレバー33Aに対して図3における右上方に突出するように設けられている。サブレバー33Bの先端部33Baは、オープンリンク36の長孔36bに挿通されることにより、オープンリンク36と連係されている。そして、サブレバー33Bは、アクティブレバー33Aとともにドアの開錠方向(図3及び図4における時計方向)又は施錠方向(図3及び図4における反時計方向)に回転し、オープンリンク36を開錠位置(図3に示される位置)又は施錠位置(図4に示される位置)に切り換える動作を行う。ここで、サブレバー33Bは、アクティブレバー33Aが施錠方向に回転する際には、アクティブレバー33Aと一体的に回転し、アクティブレバー33Aが開錠方向に回転する際には、アクティブレバー33Aに対して相対回転可能となるように取り付けられているとともに、揺動軸6周りに配設されたロッキングばね33bにより常にアクティブレバー33Aとの相対位置が初期位置(図3及び図4に示される相対位置)となる方向に付勢されている。
また、第一収容空間A内には、ロッキングレバー33のアクティブレバー33Aを回転動作させるためのアクチュエータ7が設けられている。このアクチュエータ7は、駆動源としての電動モータ71と、この電動モータ71により駆動され、アクティブレバー33Aの係合凹部33Aaに係合可能な係合突起72aを有する駆動ホイール72とを有して構成されている。ここでは、駆動ホイール72は、ハウジング5のメインケース51に支持されたホイール軸72bに回転自在に取り付けられている。そして、図1に示されているように、駆動ホイール72の外周には電動モータ71の駆動軸に設けられたウォームギヤ71aと噛み合うギヤ72cが形成されており、これを介して駆動される。また、図3及び図4に示されているように、駆動ホイール72は、図3及び図4における背面側に突出する一対の係合突起72aを有している。この係合突起72aは、駆動ホイール72の回転に伴ってアクティブレバー33Aの係合凹部33Aaに係合又は離脱し、アクティブレバー33Aを開錠方向(図3及び図4における時計方向)又は施錠方向(図3及び図4における反時計方向)に回転させる。したがって、この駆動ホイール72の動作により、アクティブレバー33A及びサブレバー33Bを介してオープンリンク36が開錠位置(図3に示される位置)又は施錠位置(図4に示される位置)に切り換えられ、ドアの開錠又は施錠が行われる。
〔チャイルドロック機構〕
チャイルドロック機構4は、主たる構成として、スライドブッシュ41及び動作レバー42を有している。また、インサイドオープンレバー31のスライドブッシュ支持部31b及びインサイドレバー32のオープンレバー連係部32bも、チャイルドロック機構4を構成している。そして、スライドブッシュ41及び動作レバー42は、インサイドオープンレバー31及びインサイドレバー32と同様に、ハウジング5の第一収容空間Aに配置されている。
図5〜7に示されているように、スライドブッシュ41は、インサイドオープンレバー31のスライドブッシュ支持部31bにより支持されるスライドブッシュ本体41bと、このスライドブッシュ本体41bからインサイドレバー32側(図7における下側)に突出する係合ピン41aとを有して構成されている。スライドブッシュ本体41bは、図7にも示されているように、インサイドオープンレバー31のスライドブッシュ支持部31bに外嵌することにより、スライドブッシュ支持部31bに対してその長手方向に沿って摺動可能に支持されている。係合ピン41aは、ここでは円柱状に形成されている。この係合ピン41aは、インサイドレバー32のオープンレバー連係部32bに形成された異形長孔32aと、動作レバー42の一端側の係合ピン連係部42aに形成された円弧状の連係長孔42bとに挿通されている。
そして、係合ピン41aは、図5に示すように、スライドブッシュ支持部31bの先端側に位置するときに、インサイドレバー32の異形長孔32aの直線長孔部32a1に挿通された状態となり、インサイドオープンレバー31とインサイドレバー32との相対回転を規制してこれらを係合状態とする。すなわち、図5に示されるスライドブッシュ支持部31bの先端側の位置が係合ピン41aの係合位置となる。このように係合ピン41aが係合位置にあるときに、ドアロック装置1はチャイルドロックを無効にしたチャイルドロック解除状態となる。
一方、係合ピン41aは、図6に示すように、スライドブッシュ支持部31bの基端側に位置するときに、インサイドレバー32の異形長孔32aの円弧長孔部32a2に挿通された状態となり、この円弧長孔部32a2に沿った方向のインサイドオープンレバー31とインサイドレバー32との相対回転を許容してこれらの係合の解除状態とする。すなわち、図6に示されるスライドブッシュ支持部31bの基端側の位置が係合ピン41aの解除位置となる。このように係合ピン41aが解除位置にあるときに、ドアロック装置1はチャイルドロックを有効にしたチャイルドロック状態となる。
本実施形態においては、このスライドブッシュ41が、本発明における係合部材に相当する。
図5及び図6に示されているように、動作レバー42は、第一カバー52に固定された動作レバー軸42cにより揺動可能に支持されている。そして、動作レバー42の一端側には、図5及び図6における右側に延出され、スライドブッシュ41の係合ピン41aが挿通される円弧状の連係長孔42bが形成された係合ピン連係部42aが設けられている。そして、動作レバー42は、図5に示すように係合ピン41aを係合位置とするチャイルドロック解除位置と図6に示すように係合ピン41aを解除位置とするチャイルドロック位置との間で揺動するように操作されることにより、係合ピン41aの位置を切り換える動作を行う。
ここで、連係長孔42bは、係合ピン41aが上記係合位置(図5に示される位置)にある状態、すなわち動作レバー42がチャイルドロック解除位置にある状態で、図5及び図10に示すように、インサイドドアハンドルが操作された場合にインサイドレバー32及びインサイドオープンレバー31が揺動軸6を中心として揺動することを許容する形状とする。具体的には、図5に示すように、連係長孔42bは、係合ピン41aが係合位置にある状態で、揺動軸6を中心とする円弧形状となるように形成されている。
また、動作レバー42の他端側には、メインケース51の第一ケース部51aと第一カバー52とに囲まれる第一収容空間Aから外方側(図5及び図6においては左方側)に延出され、操作者により操作可能に形成された操作部42dが設けられている。ここでは、操作部42dが図5及び図6における上下方向に操作されることにより、動作レバー42が動作レバー軸42cを中心に揺動して係合ピン連係部42aが上下方向に動作する。よって、係合ピン41aをインサイドオープンレバー31のスライドブッシュ支持部31bに沿って動作させることができる。
また、この際、動作レバー42の動作レバー軸42cを中心とする揺動に節度感を持たせるため、動作レバー42には、動作レバー軸42cの径方向に弾性変形可能な弾性突部42eが形成されている。この弾性突部42eは、第一カバー52に形成された断面山形の当接壁52cに当接するように配置され、動作レバー42の揺動に伴って当接壁52cの表面に沿って摺動する。このとき、弾性突部42eが当接壁52cの山形の頂点を乗り越える際に節度感が生じるように構成されている。
また、図5〜7及び図9に示されているように、第一カバー52には、係合ピン41aの動作経路を案内するための案内突条55が形成されている。ここで、係合ピン41aは、インサイドオープンレバー31及びインサイドレバー32が図5及び図6に示される初期位置にある状態において、スライドブッシュ支持部31bに沿ってスライドブッシュ41が摺動して図5に示される係合位置と図6に示される解除位置との間で移動可能とする必要がある。また、係合ピン41aは、係合位置にあってインサイドオープンレバー31とインサイドレバー32とを係合した状態でインサイドドアハンドルが操作された場合には、図10に示すように、インサイドレバー32及びインサイドオープンレバー31とともに揺動軸6を中心として図5に示される初期位置からアンラッチ方向(図5における時計方向)に揺動可能とする必要がある。したがって、案内突条55は、このような係合ピン41aの動作経路を案内するように形成される。具体的には、案内突条55は、図7に示すように、第一カバー52のインサイドレバー32やインサイドオープンレバー31等が配置されている一方側に突出して形成され、係合ピン41aの両側又は片側を案内する。また、案内突条55は、図9に示すように、係合ピン41aの揺動軸6を中心とする揺動方向の車両取付方向(ラッチ方向)側(図9における右方向)に設けられた直線形状の第一案内部55aと、アンラッチ方向側(図9における左方向)に設けられた略「レ」の字形状の第二案内部55bとを有して形成されている。本実施形態において、車両取付方向とは、ドアロック装置1が設けられるドアの車両への取付部が設けられる方向であって、動作レバー42の操作部42dが延出される方向と反対の方向である。また、ラッチ方向とは、アンラッチ方向と反対の方向である。ここでは車両取付方向とラッチ方向は同じ方向を表している。
ここで、第二案内部55bは、第一案内部55aに対向する直線状の直線案内領域55b1と、この直線案内領域55b1の端部から係合位置にある係合ピン41aの揺動方向に沿って形成された円弧状の揺動案内領域55b2とに区分できる。また、第一案内部55aは、第二案内部55bの直線案内領域55b1と対向して形成されている第一領域55a1と、第二案内部55bに対向していない第二領域55a2とに区分できる。
また、本実施形態においては、図6及び図11に示すように、係合ピン41aが解除位置にある状態において、案内突条55が係合ピン41aの揺動軸6を中心とする周方向両側に位置し、係合ピン41aの揺動を規制している(図9参照)。具体的には、互いに対向して形成されている第一案内部55aの第一領域55a1と第二案内部55bの直線案内領域55b1とが、解除位置にある係合ピン41aの揺動軸6を中心とする周方向両側に位置する。したがって、これらの第一案内部55aの第一領域55a1及び第二案内部55bの直線案内領域55b1が、解除位置にある状態での係合ピン41aの揺動軸6を中心とする周方向の移動を規制する規制突部56を構成する。ここで、規制突部56は、解除位置にある係合ピン41aが規制突部56により規制されている範囲内で最大限揺動した場合であっても、係合ピン41aとともに揺動するインサイドオープンレバー31がドアロック装置1の他の部材に当らない範囲内に係合ピン41aの揺動を規制できるように配置すると好適である。すなわち、係合ピン41aが係合位置にありインサイドオープンレバー31とインサイドレバー32とが一体的に係合されている状態では、インサイドレバー32がケーブル32d(図1参照)により保持されていることから、車両の振動等によってインサイドオープンレバー31が揺動することはない。しかし、係合ピン41aが解除位置にある状態では、インサイドオープンレバー31は、係合ピン41aが異形長孔32a内にある範囲でインサイドレバー32に対して自由に揺動可能である。そこで、このドアロック装置1は、解除位置にある係合ピン41aの揺動を規制突部56により規制することでインサイドオープンレバー31の揺動を規制し、車両の振動等によりインサイドオープンレバー31が揺動してドアロック装置1の他の部材に衝突することを防止する構成としている。
特に、本実施形態に係るドアロック装置1においては、インサイドオープンレバー31のアーム部31aは、揺動軸6を中心としてアンラッチ方向(図6における時計方向)に揺動することによりオープンリンク36の当接部36cに当接する構成となっているため、このインサイドオープンレバー31のアーム部31aとオープンリンク36の当接部36cとの衝突が問題となる。すなわち、図6に示されるようにインサイドレバー32が初期位置にある状態では、係合ピン41aの時計方向の揺動はインサイドレバー32の異形長孔32aによりある程度規制されているために、インサイドオープンレバー31がアンラッチ方向に大きく揺動することはない。しかし、図11に示すように、係合ピン41aが解除位置にある状態でインサイドドアハンドルが操作され、インサイドレバー32が揺動軸6を中心として図6に示される初期位置からアンラッチ方向に揺動した状態では、係合ピン41aはアンラッチ方向に揺動可能となり、インサイドオープンレバー31もアンラッチ方向に揺動可能となる。そこで、このようなインサイドオープンレバー31のアンラッチ方向の揺動によるアーム部31aとオープンリンク36の当接部36cとの衝突を防止できるように規制突部56を配置すると好適である。具体的には、図12に示すように、インサイドオープンレバー31がアンラッチ方向に最大限揺動して係合ピン41aが当該直線案内領域55b1に当接した状態で、アーム部31aがオープンリンク36の当接部36cに当接しないように、規制突部56の一方(アンラッチ側)を構成する第二案内部55bの直線案内領域55b1を配置するとよい。これにより、車両の振動等によりインサイドオープンレバー31が揺動してアーム部31aがオープンリンク36の当接部36cに衝突することを防止でき、当該衝突による異音の発生を防ぐことができる。
また、案内突条55における第二案内部55bの揺動案内領域55b2は、図10に示すように、インサイドドアハンドルが操作されてインサイドレバー32及びインサイドオープンレバー31がアンラッチ方向(図5における時計方向)に一体的に揺動した状態で、動作レバー42がチャイルドロック位置側に動作して係合ピン41aが解除位置側に移動した場合(図示省略)における係合ピン41aの案内を行う。すなわち、この状態からインサイドドアハンドルが離された場合には、インサイドレバー32及びインサイドオープンレバー31は車両取付方向(ラッチ方向)(図10における反時計方向)に揺動して図5に示される初期位置に戻る。よって、係合ピン41aは、第二案内部55bの揺動案内領域55b2の壁面に沿って摺動しつつ、インサイドオープンレバー31とともに車両取付方向(ラッチ方向)(図10における反時計方向)に揺動する。この際、係合ピン41aは、揺動案内領域55b2の壁面によって図5及び図10における下方側に押し下げられるが、係合ピン41aが最も押し下げられる位置、ここでは第二案内部55bの揺動案内領域55b2と直線案内領域55b1との境界の位置にある状態においても、動作レバー42の弾性突部42eが当接壁52cの山形の頂点を乗り越えないように、揺動案内領域55b2及び当接壁52cは形成されている。このようにすることにより、インサイドオープンレバー31が図5に示される初期位置に移動した際に、動作レバー42は弾性突部42eの弾性によりチャイルドロック位置側に復帰し、係合ピン41aが解除位置に戻るようにすることができる。
〔ドアロック装置の動作〕
次に、本実施形態に係るドアロック装置1の基本動作について説明する。図3は、ラッチ機構2がラッチ状態にあり、ドアが開錠可能な開錠状態にある際のドアロック装置1のリンク機構3の状態を示している。この状態において、アウトサイドドアハンドルが操作されると、アウトサイドオープンレバー35が動作し、オープンリンク36を図3における上方に動作させる。また、インサイドドアハンドルが操作されると、インサイドレバー32及びインサイドオープンレバー31が揺動軸6を中心としてアンラッチ方向(図5における時計方向)に揺動する。これにより、インサイドオープンレバー31のアーム部31aがオープンリンク36の当接部36cを上方に押し上げ(図2参照)、オープンリンク36を図3における上方に動作させる。このようにオープンリンク36が動作すると、オープンリンク36の当接部36cによりフランジ部34bが押されてリフトレバー34が回転する。これにより、リフトレバー34と一体回転するポール24が動作し、ラッチ機構2はドアを開動作可能なアンラッチ状態となる。
また、図3に示される状態から、アクチュエータ7が駆動又は図示しないロックノブが操作され、ロッキングレバー33がドアの施錠方向(図3における反時計方向)に回転すると、サブレバー33Bの先端部33Baに連係されているオープンリンク36が、図4に示されるように施錠位置に切り替えられる。これにより、ドアロック装置1は施錠状態となる。すなわち、オープンリンク36が施錠位置にある場合には、オープンリンク36の当接部36cの動作軌跡上にリフトレバー34のフランジ部34bが存在しないので、上記のようにアウトサイドドアハンドル又はインサイドドアハンドルが操作されてもラッチ機構2がアンラッチ状態となることはない。また、図4に示される状態から、アクチュエータ7が駆動又は図示しないロックノブが操作され、ロッキングレバー33がドアの開錠方向(図4における時計方向)に回転すると、サブレバー33Bの先端部33Baに連係されているオープンリンク36が、図3に示されるように開錠位置に切り替えられる。これにより、ドアロック装置1は開錠状態となる。
〔チャイルドロック機構の動作〕
次に、本実施形態に係るドアロック装置1におけるチャイルドロック機構4の動作について説明する。図5は、スライドブッシュ41の係合ピン41aが係合位置にあり、チャイルドロックが無効にされたチャイルドロック解除状態でのチャイルドロック機構4の状態を示している。この状態では、インサイドレバー32とインサイドオープンレバー31とが、スライドブッシュ41の係合ピン41aにより係合状態とされている。したがって、インサイドドアハンドルが操作されると、インサイドレバー32とインサイドオープンレバー31とが、図5に示される初期位置から図10に示すように揺動軸6を中心としてアンラッチ方向(図5における時計方向)に一体的に揺動する。これにより、インサイドオープンレバー31のアーム部31aがオープンリンク36の当接部36cを上方に押し上げ(図2参照)、オープンリンク36を図3における上方に動作させる。したがって、上記のとおり、ラッチ機構2はドアを開動作可能なアンラッチ状態となる。
図6は、スライドブッシュ41の係合ピン41aが解除位置にあり、チャイルドロックが有効にされたチャイルドロック状態でのチャイルドロック機構4の状態を示している。この状態では、スライドブッシュ41の係合ピン41aによる係合は解除されており、インサイドオープンレバー31とインサイドレバー32との相対回転が許容される。すなわち、解除位置にある係合ピン41aはインサイドレバー32の異形長孔32aの円弧長孔部32a2に挿通された状態となり、係合ピン41aが円弧長孔部32a2に沿ってインサイドレバー32に対して相対的に移動可能となるため、インサイドオープンレバー31とインサイドレバー32との相対回転が許容される。したがって、インサイドドアハンドルが操作されても、図11に示すように、インサイドレバー32のみが揺動軸6を中心としてアンラッチ方向(図6における時計方向)に揺動することになる。よって、インサイドオープンレバー31は動作せず、ラッチ機構2はラッチ状態に維持される。すなわち、インサイドドアハンドルの操作によってもドアは開動作することができない。
なお、スライドブッシュ41の係合ピン41aの位置の切り換えは、係合ピン41aと連係されている動作レバー42の動作により行われる。すなわち、動作レバー42の操作部42dが図5に示すチャイルドロック解除位置にある状態から反時計方向に揺動するように操作されて図6に示すチャイルドロック位置に変位すると、係合ピン41aは解除位置に移動し、チャイルドロックは有効になる。また、動作レバー42の操作部42dが図6に示すチャイルドロック位置にある状態から、時計方向に揺動するように操作されて図5に示すチャイルドロック解除位置に変位すると、係合ピン41aは係合位置に移動し、チャイルドロックは解除される。
〔その他の実施形態〕
(1)上記実施形態においては、規制突部56を案内突条55の一部により構成する場合について説明したが、規制突部56の構成はこれに限定されるものではない。すなわち、係合ピン41aの動作経路を案内する案内突条55とは独立して、解除位置にある状態での係合ピン41aの揺動軸6を中心とする周方向の移動を規制する規制突部56を設けた構成とすることも好適な実施形態の一つである。この場合、上述したように、インサイドオープンレバー31のアーム部31aとオープンリンク36の当接部36cとの衝突による異音の発生を防止するため、規制突部56として、少なくとも解除位置にある係合ピン41aのアンラッチ方向(図6における時計方向)側に、係合ピン41aの当該方向への移動を規制する壁体等の突部を設けると好適である。
(2)上記実施形態においては、ハウジング5の第一カバー52が、本発明におけるベース部材を構成する場合について説明したが、ベース部材の構成はこれに限定されるものではない。すなわち、ベース部材をハウジングとは独立して設ける構成とすることも当然に可能である。
本発明の実施形態に係るドアロック装置の分解斜視図 本発明の実施形態に係るドアロック装置の側面の断面図 本発明の実施形態に係るドアロック装置のリンク機構の一部を装置の正面側からみた内部構造図(開錠状態) 本発明の実施形態に係るドアロック装置のリンク機構の一部を装置の正面側からみた内部構造図(施錠状態) 本発明の実施形態に係るドアロック装置のリンク機構の一部及びチャイルドロック機構を装置の背面側からみた内部構造図(チャイルドロック解除状態) 本発明の実施形態に係るドアロック装置のリンク機構の一部及びチャイルドロック機構を装置の背面側からみた内部構造図(チャイルドロック状態) 図6のX−X線断面図 本発明の実施形態に係るドアロック装置の縦断面図 本発明の実施形態に係るドアロック装置の第一カバーに形成された案内突条の形状の例を示す図 図5に示すチャイルドロック解除状態からインサイドドアハンドルが操作されたときの状態を示す図 図6に示すチャイルドロック状態からインサイドドアハンドルが操作されたときの状態を示す図 図11に示す状態からインサイドオープンレバーがアンラッチ方向に最大限揺動した状態を示す図 背景技術に係るドアロック装置の分解斜視図 背景技術に係るドアロック装置のインサイドレバー、オープンレバー、及びチャイルドロックレバーの連結軸の状態を示す図
符号の説明
1:ドアロック装置
2:ラッチ機構
3:リンク機構
4:チャイルドロック機構
5:ハウジング
6:揺動軸
31:インサイドオープンレバー(第一レバー)
32:インサイドレバー(第二レバー)
41:スライドブッシュ(係合部材)
41a:係合ピン
42:動作レバー
52:第一カバー(ベース部材)
55:案内突条
56:規制突部

Claims (3)

  1. 揺動軸が支持されるベース部材と、前記揺動軸に揺動可能に支持され、ドアを係止可能なラッチ機構に連係される第一レバーと、前記揺動軸に揺動可能に支持され、ドアハンドルに連動する第二レバーと、前記第一レバーに摺動可能に取り付けられ、所定の係合位置において前記第一レバーと前記第二レバーとを係合し、前記係合位置から変位した解除位置において前記第一レバーと前記第二レバーとの係合を解除する係合ピンを備える係合部材と、該係合部材に連係されて前記係合ピンを前記係合位置と前記解除位置との間で動作させる動作レバーとを備え、
    前記第一レバー、前記第二レバー、前記係合部材及び前記動作レバーは、前記ベース部材の一方側に配置され、
    前記ベース部材は、前記一方側に設けられ、前記解除位置にある状態での前記係合ピンの前記揺動軸を中心とする周方向の移動を規制する規制突部を有するドアロック装置。
  2. 前記規制突部は、前記係合ピンの動作経路を案内する案内突条の一部により構成される請求項1に記載のドアロック装置。
  3. 前記ベース部材は、前記第一レバー、前記第二レバー、前記係合部材及び前記動作レバーを収納するハウジングを兼ねている請求項1又は2に記載のドアロック装置。
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