JPH07116879B2 - 車両扉用のロック装置 - Google Patents

車両扉用のロック装置

Info

Publication number
JPH07116879B2
JPH07116879B2 JP397489A JP397489A JPH07116879B2 JP H07116879 B2 JPH07116879 B2 JP H07116879B2 JP 397489 A JP397489 A JP 397489A JP 397489 A JP397489 A JP 397489A JP H07116879 B2 JPH07116879 B2 JP H07116879B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
protrusion
ratchet
lever
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP397489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02186084A (ja
Inventor
哲郎 水木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP397489A priority Critical patent/JPH07116879B2/ja
Priority to US07/461,904 priority patent/US5015020A/en
Priority to GB9000373A priority patent/GB2228041B/en
Publication of JPH02186084A publication Critical patent/JPH02186084A/ja
Publication of JPH07116879B2 publication Critical patent/JPH07116879B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両扉用のロック装置に係るものである。
(従来技術) 従来公知の、特開昭55−136379号公報には、合成樹脂ボ
ディの正面側に凹部を形成して該凹部内に閉扉のとき車
体側に固定のストライカと係合して正転するラッチと閉
扉により正転した該ラッチのフルラッチ係合段部に係合
して逆転を防止するラチェットとを設け、該ラチェット
は軸心が表裏方向であるラチェット軸により前記凹部内
に軸止するとともに該ラチェットの回動端の一部に形成
した当接部を前記凹部内に設け、前記ラチェット軸の前
記ボディの裏側に突出した突出部には左右方向に長く開
扉ハンドルを開扉操作すると左右両端が上下揺動するオ
ープンレバーを軸着し、該オープンレバーの一方の他片
に前記軸より放射方向に長い横長孔を形成し、前記オー
プンレバーの下方位置にロックアンロック位置に切替回
動するロックレバーを金属バックプレートに軸着して設
け、該ロックレバーは上方に向けて突出する上方突出片
と左右両側方に向けて突出する側方突出片とを有するT
型とし、前記上方突出片には前記横長孔内に摺動自在に
係合しロック位置では前記当接部に係合しないがアンロ
ック位置では前記当接部に係合する突起を有する摺動部
材の基部を軸により軸着したものにおいて、前記摺動部
材は前記ロックレバーに対して着脱不可能に軸着し、前
記摺動部材の突起は前記合成樹脂ボディに形成した左右
に大きい窓内で前記当接部に臨むアンロック位置と前記
当接部から外れるロック位置との間摺動変移するように
形成したものについて、記載されている。
また、特開昭63−93979号公報には、合成樹脂ボディの
下部にモーター室を有するアクチュエーターケースを取
付け、該アクチュエーターケースの上部に背面側に突出
するアクチュエーター出力軸を設け、ロックレバーは該
アクチュエーター出力軸に固定した車両用のロック装置
について記載されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記公知例のうち、特開昭55−136379号公報に記載され
たものの摺動部材は、ロックレバーに対して取外しは不
能状態に軸着されているが、この構造では、摺動部材を
ロックレバーに対し軸着してから、摺動部材とロックレ
バーを一緒に軸着しなければならず、組立てが大変であ
る。また、該公知例は、摺動部材の突起は、合成樹脂ボ
ディに形成した左右に大きい窓を通ってボディ表側の凹
部内のラチェットの当接部に臨む構造であるから、合成
樹脂ボディに前記摺動部材の前記突起が左右上下に動き
うる大きな窓孔を形成する必要があるので、大きな窓孔
から、洗車とか雨降りの水が侵入する心配があるばかり
でなく、摺動部材の突起が表側のラチェット迄届く程異
常に長いので、強度面の心配もあり、たわんだりして作
用が円滑でなくなることもある。
また、特開昭63−93979号公報に記載されたものは、合
成樹脂ボディの下部にモーター室を有するアクチュエー
ターケースを取付け、該アクチュエーターケースの上部
に背面側に突出するアクチュエーター出力軸を設け、ロ
ックレバーは該アクチュエーター出力軸に固定した車両
用のロック装置としているが、その開扉ハンドルの開扉
作用を見ると、第14図のように、開扉アウターハンドル
の開扉作用で回動するオープンレバーaの端部に、開扉
作用で垂直上下摺動する切替部材bの上端を係止し、切
替部材bが下動すると、その当接部cでラチェットレバ
ーdの係合部eを押してラチェットをラッチより離脱さ
せるが、ロックレバーfをアンロックに切替えと切替部
材bはその長孔gのところが横に移動して当接部cが係
合部eに当接しなくなるものである。したがって、切替
部材bは垂直上下摺動して当接部cにより係合部eを押
下げる構造だから、円弧に動く係合部eを垂直に押すの
で無理があり、ぎすぎすした感じになり高級感は得られ
ず、そこに問題がある。
(発明の目的) 組立容易・堅牢且つ高級感のある車両ロックを得る。
(課題を解決するための手段) よって、本発明は、合成樹脂ボディ1の正面側に凹部2
を形成して該凹部2内に閉扉のとき車体側に固定のスト
ライカ7と係合して正転するラッチ4と閉扉により正転
した該ラッチのフルラッチ係合段部10に係合して逆転を
防止するラチェット6とを設け、該ラチェット6は軸心
が表裏方向であるラチェット軸5により前記凹部2内に
軸止するとともに該ラチェット6の回動端の一部に形成
した突起12を前記ボディ1に形成した上下方向の透孔11
より前記ボディ1の裏側に突出させ、前記ラチェット軸
5の前記ボディ1の裏側に突出した突出部には左右方向
に長く開扉ハンドルを開扉操作とすると左右両端が上下
揺動するオープンレバー21を軸着し、該オープンレバー
21の一方の他片24に前記軸5より放射方向に長い横長孔
25を形成し、前記オープンレバー21の下方位置にロック
アンロック位置に切替回動するロックレバー29を設け、
該ロックレバー29は上方に向けて突出する上方突出片31
と側方に向けて突出する側方突出片32とを有するL型と
し、前記上方突出片31には前記横長孔25内に摺動自在に
係合しロック位置では前記突起12に係合しないがアンロ
ック位置では前記突起12に係合する突起36を有する摺動
部材34の基部を軸35により軸着したものにおいて、前記
摺動部材34の基部に形成した前記軸35は前記摺動部材34
と一体構造であり、且つ前記軸35はその頭部の一部に上
下方向に突出する上下突出部35aを一体的に形成し、前
記ロックレバー29の前記上方突出片31の先端には前記軸
35及び前記上下突出部35aが挿入される左右切欠部33a付
の軸孔33を形成して前記軸35を前記軸孔33に挿入後半回
転させると着脱自在に係合するようにし、前記摺動部材
34の前記突起36は前記合成樹脂ボディ1の裏側位置で前
記突起12の上部に臨むアンロック位置と前記突起12の上
部から外れるロック位置との間摺動変移するようにし、
前記摺動部材34の軸35はアンロック位置では前記ラチェ
ット軸5の軸心上に臨むようにした車両扉用のロック装
置としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、1は合成樹
脂製ボディで、その表側には凹部2が形成され、凹部2
内には前後方向の軸3により閉扉のとき車体側に固定の
ストライカ7と係合して正転するラッチ4と閉扉により
正転した該ラッチのフルラッチ係合段部10に係合して逆
転を防止するラチェット6とを設ける。5は前後方向の
ラチェット軸である。8はストライカ7が係合する係合
溝、9はハーフラッチ係合段部、aはストライカ7の進
入溝である。11はボディ1に形成したラチェット軸5を
中心とする円弧の上下方向の透孔で、ラチェット6の先
端に設けた突起12が透孔11を通って裏側に突出してい
る。
13はボディ1の裏側に設けた金属板よりなるバックプレ
ート(第2図以降)である。バックプレート13は、ボデ
ィ1に当てがわれて固定される平板部15と直角に起立す
る起立部16とを有する(第4図)。なお、14はロック装
置を扉に固定するねじ、17はボディ1の下部に設けたア
クチュエーターケース、18はモーター室で、アクチュエ
ーターケース17の上部に出力軸19が設けられる。アクチ
ュエーターケース17は表裏二つ割れ構造で、ネジ20によ
り止着される。アクチュエーターケース17の表部は、ボ
ディ1と一体成形にするのがよく、これに裏蓋を被せて
ネジ20により止着する。
前記ラチェット軸5は前後方向に設けられ、その後側に
はオープンレバー21が回動自在に軸着される(第9図・
第10図)。オープンレバー21は左右に長く、その中心に
前記ラチェット軸5に嵌合する軸孔22を形成する。23は
オープンレバー21の一片、24はオープンレバー21の他片
であり、他片24には、放射方向の横長孔25が設けられ
る。26はアウターハンドルに至るロッドが取付けられる
アウター取付部であり、一片23の下部にはインナーハン
ドルで回転する作動レバー27(第10図)が臨んでいて、
作動レバー27がイ方向に上動すると一片23を押上げて、
オープンレバー21を左転させる。28は復帰バネで、オー
プンレバー21を常時右転させて、前記一片23をバックプ
レート13の起立部16の一部に当接させて停止させる。前
記横長孔25は、前記突起12の上方位置まで伸びている。
前記出力軸19の軸心は前後方向であり、出力軸19にはロ
ックレバー29が取付けられる(第7図・第8図)。ロッ
クレバー29は出力軸19に嵌合する異径透孔30と、左右動
する上方突出片31及び上下動する側方突出片32よりL型
に形成される。上方突出片3には左右両側に左右切欠部
33a、33aのある軸孔33を形成し、軸孔33に左右移動する
摺動部材34(第11図・第12図)の基部を着脱自在に軸着
する。摺動部材34(第11図・第12図)の基部には上下両
側に上下突出部35a、35aのある軸35を一体的に設け、軸
35をロックレバー29の前記軸孔33に係合して半回転させ
ることにより着脱自在に嵌合し、使用状態では外れな
い。摺動部材34の先端には突起36を突出させ、突起36を
オープンレバー21の横長孔25に係合させるが、突起36は
ボディ1の裏側で、前記突起12の上下重合するアンロッ
ク状態から非重合状態のロック状態の間移動するように
する。
ロックアンロックの切替で上下動する側方突出片32の透
孔37にはロッド38の下端を軸着し、ロッド38の上端は、
起立部16に軸40で軸着されている中間レバー39(第5図
・第6図)に軸着する。中間レバー39は、前後に回動す
る一片42と上下に回動する他片41を有する。
(作用) 次に作用を述べる。
合成樹脂ボディ1の下部に一体または別体のアクチュエ
ーターケース17を設け、その出力軸19にL型のロックレ
バー29を固定する。ロックレバー29はアクチュエーター
でも回転するが、シルノブの手動操作でも回転する。他
方合成樹脂ボディ1の裏側に突出したラチェット軸5に
はオープンレバー21を軸止し、その横長孔25に摺動部材
34の突起36を係合させ、前記ロックレバー29の上方突出
片31に形成した軸孔33に、摺動部材34の基部の軸35を軸
着するが、前記摺動部材34の基部の軸35は頭部に上下突
出部35a、35aが一体的に設けられ、軸孔33の左右両側に
は左右切欠部33aが設けられているので、軸35を軸孔33
に挿入後半回転させれば簡単に装着でき、使用状態では
外れず、容易に組立られる。
しかして、第3図はロック状態であるが、例えばシルノ
ブを引上げると中間レバー39は回転してロッド38を下動
させ、ロッド38の下端によりロックレバー29の側方突出
片32を下動させ、ロックレバー29を出力軸19を中心に左
転させる。すると、ロックレバー29の上方突出片31は左
動して第2図のアンロック状態になる。アンロック状態
では、上方突出片31の軸孔33に軸着されている摺動部材
34を左動させ、摺動部材34の先端に形成されている突起
36は横長孔25内を左動し、突起12の上部に臨む位置にな
る。以上はシルノブ操作によるアンロック切替えである
が、スイッチのオンでモーターに通電してアクチュエー
ターにより出力軸19を直接回転させて、ロックレバー29
を直接回転させてもアンロック切替えはできる。以上の
切替による突起36の移動は、公知例のようにボディに設
けた窓孔内を移動するのでなく、ボディ1の裏側を移動
するのだから、ボディ1に形成する透孔11は小さくてす
ませられ、洗車とか雨降りの水が侵入しない。
アンロック状態では、第10図のようにアウターハンドル
を開扉操作して、アウター取付部26をロ方向に回動させ
るか又はインナーハンドル作を開扉操作して作動レバー
27をイ方向に回動させて一片23を押上げてオープンレバ
ー21を左転させると、オープンレバー21の横長孔25に係
合している突起36は第2図において下動し、突起36によ
り突起12を下動させてラチェット6のラッチ4に対する
係合を離脱させ、開扉できる。
次に、第2図のアンロック状態で、シルノブ41操作によ
り中間レバー39を回転させ、中間レバー39に上端が結合
しているのでロッドを引き上げ、ロッド38の下端により
ロックレバー29の側方突出片32を上動させ、ロックレバ
ー29を出力軸19を中心に右転させると、ロックレバー29
の上方突出片31は右動して第3図のロック状態になる。
ロック状態では、上方突出片31の軸孔33に軸着されてい
る摺動部材34を右動させ、摺動部材34の先端に形成され
ている突起36は横長孔25内を右動し、突起12の上部より
外れた位置になる。以上はシルノブ操作によるロック切
替えであるが、スイッチのオンでモーターに通電してア
クチュエーターにより出力軸19を直接回転させて、ロッ
クレバー29を直接回転させてもロック切替えはできる。
ロック状態では、第10図のようにアウターハンドルを開
扉操作して、アウター取付部26をロ方向に回動させるか
又はインナーハンドル作を開扉操作して作動レバー27を
イ方向に回動させて一片23を押上げてオープンレバー21
を左転させて、オープンレバー21の横長孔25に係合して
いる突起36を、第3図において下動させても、突起36で
突起12を下動させられないからラチェット6の係合は離
脱せず、開扉はできない。
(効果) 前記のように、特開昭55−136379号公報に記載されたも
のの摺動部材は、ロックレバーに対して取外しは不能状
態に軸着されているが、この構造では、摺動部材をロッ
クレバーに対し軸着してから、摺動部材とロックレバー
を一緒に軸着しなければならず、組立てが大変である。
また、該公知例は、摺動部材の突起は、合成樹脂ボディ
に形成した左右に大きい窓を通ってボディ表側の凹部内
のラチェットの当接部に臨む構造であるから、合成樹脂
ボディに前記摺動部材の前記突起が左右上下に動きうる
大きな窓孔を形成する必要があるので、大きな窓孔か
ら、洗車とか雨降りの水が侵入する心配があるばかりで
なく、摺動部材の突起が表側のラチェット迄届く程異常
に長いので、強度面の心配もあり、たわんだりして作用
が円滑でなくなることもある。
また、特開昭63−93979号公報に記載されたものは、合
成樹脂ボディの下部にモーター室を有するアクチュエー
ターケースを取付け、該アクチュエーターケースの上部
に背面側に突出するアクチュエーター出力軸を設け、ロ
ックレバーは該アクチュエーター出力軸に固定した車両
用のロック装置としているが、その開扉ハンドルの開扉
作用を見ると、第14図のように、開扉アウターハンドル
の開扉作用で回動するオープンレバーaの端部に、開扉
作用で垂直上下摺動する切替部材bの上端を係止し、切
替部材bが下動すると、その当接部cでラチェットレバ
ーdの係合部eを押してラチェットをラッチより離脱さ
せるが、ロックレバーfをアンロックに切替えと切替部
材bはその長孔gのところが横に移動して当接部cが係
合部eに当接しなくなるものである。したがって、切替
部材bは垂直上下摺動して当接部cにより係合部eを押
下げる構造だから、円弧に動く係合部eを垂直に押すの
で無理があり、ぎすぎすした感じになり高級感は得られ
ず、そこに問題がある。
しかるに、本発明は、合成樹脂ボディ1の正面側に凹部
2を形成して該凹部2内に閉扉のとき車体側に固定のス
トライカ7と係合して正転するラッチ4と閉扉により正
転した該ラッチのフルラッチ係合段部10に係合して逆転
を防止するラチェット6とを設け、該ラチェット6は軸
心が表裏方向であるラチェット軸5により前記凹部2内
に軸止するとともに該ラチェット6の回動端の一部に形
成した突起12を前記ボディ1に形成した上下方向の透孔
11より前記ボディ1の裏側に突出させ、前記ラチェット
軸5の前記ボディ1の裏側に突出した突出部には左右方
向に長く開扉ハンドルを開扉操作すると左右両端が上下
揺動するオープンレバー21を軸着し、該オープンレバー
21の一方の他片24に前記軸5より放射方向に長い横長孔
25を形成し、前記オープンレバー21の下方位置にロック
アンロック位置に切替回動するロックレバー29を設け、
該ロックレバー29は上方に向けて突出する上方突出片31
と側方に向けて突出する側方突出片32とを有するL型と
し、前記上方突出片31には前記横長孔25内に摺動自在に
係合しロック位置では前記突起12に係合しないがアンロ
ック位置では前記突起12に係合する突起36を有する摺動
部材34の基部を軸35により軸着したものにおいて、前記
摺動部材34の基部に形成した前記軸35は前記摺動部材34
と一体構造であり、且つ前記軸35はその頭部の一部に上
下方向に突出する上下突出部35aを一体的に形成し、前
記ロックレバー29の前記上方突出片31の先端には前記軸
35及び前記上下突出部35aが挿入される左右切欠部33a付
の軸孔33を形成して前記軸35を前記軸孔33に挿入後半回
転させると着脱自在に係合するようにし、前記摺動部材
34の前記突起36は前記合成樹脂ボディ1の裏側位置で前
記突起12の上部に臨むアンロック位置と前記突起12の上
部から外れるロック位置との間摺動変移するようにし、
前記摺動部材34の軸35はアンロック位置では前記ラチェ
ット軸5の軸心上に臨むようにした車両扉用のロック装
置としたものであるから、 イ、摺動部材34の基部に形成した軸35は前記摺動部材34
と一体構造であるから、製造容易である。
ロ、前記軸35はその頭部の一部を上下方向に突出させて
上下突出部35a、35aを形成し、前記ロックレバー29の前
記上方突出片31の先端には前記軸35及び前記上下突出部
35aが挿入される左右切欠部33a付の軸孔33を形成したか
ら、前記軸35を前記軸孔33に挿入後半回転させると着脱
自在に係合でき、使用状態では外れず、摺動部材34を簡
単容易に取付けできる。
ハ、前記摺動部材34の前記突起36は前記合成樹脂ボディ
1の裏側位置で前記突起12の上部に臨むアンロック位置
と前記突起12の上部から外れるロック位置との間摺動変
移するようにしたから、ラチェット6の回動端の一部に
形成した突起12が前記ボディ1に形成した上下方向の透
孔11より前記ボディ1の裏側に突出した構成と相俟っ
て、突起36と突起12はボディ1の裏側で係合するので、
透孔11は突起12が上下する幅だけあればよいので洗車、
雨降りの水の侵入も殆どない構造にできる。
ニ、前記ハ項の構造から、突起36の長さは、公知例より
短かくできるので、強度も向上するばかりでなく、たわ
みが小さいので、作用も円滑になる。
ホ、前記摺動部材34の軸35はアンロック位置では前記ラ
チェット軸5の軸心上に臨むようにしたから、円弧に上
下動する突起36で円弧に上下動する突起12を押すので、
こじれはなく円滑に押圧できる。
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はロック装置の表側の断面図、第2図はロック装
置の裏側のアンロック状態背面図、第3図はロック装置
の裏側のロック状態背面図、第4図はバックプレートの
断面図、第5図は中間レバー側面図、第6図は中間レバ
ー背面図、第7図はロックレバー側面図、第8図はロッ
クレバー背面図、第9図はオープンレバー側面図、第10
図はオープンレバー背面図、第11図は摺動部材側面図、
第12図は摺動部材背面図、第13図は要部分解図、第14図
は公知例図である。 符号の説明 1……ボディ、2……凹部、3……軸、4……ラッチ、
5……軸、6……ラチェット、7……ストライカ、8…
…係合溝、9……ハーフラッチ係合段部、10……フルラ
ッチ係合段部、11……透孔、12……突起、13……金属バ
ックプレート、14……ねじ、15……平板部、16……起立
部、17……アクチュエーターケース、18……モーター
室、19……出力軸、20……ネジ、21……オープンレバ
ー、22……軸孔、23……一片、24……他片、25……横長
孔、26……アウター取付部、27……作動レバー、28……
復帰バネ、29……ロックレバー、30……透孔、31……上
方突出片、32……側方突出片、33……軸孔、33a……左
右切欠部、34……摺動部材、35……軸、35a……上下突
出部、36……突起、37……透孔、38……ロッド、39……
中間レバー、40……軸、41……他片、42……一片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂ボディ1の正面側に凹部2を形成
    して該凹部2内に閉扉のとき車体側に固定のストライカ
    7と係合して正転するラッチ4と閉扉により正転した該
    ラッチのフルラッチ係合段部10に係合して逆転を防止す
    るラチェット6とを設け、該ラチェット6は軸心が表裏
    方向であるラチェット軸5により前記凹部2内に軸止す
    るとともに該ラチェット6の回動端の一部に形成した突
    起12を前記ボディ1に形成した上下方向の透孔11より前
    記ボディ1の裏側に突出させ、前記ラチェット軸5の前
    記ボディ1の裏側に突出した突出部には左右方向に長く
    開扉ハンドルを開扉操作すると左右両端が上下揺動する
    オープンレバー21を軸着し、該オープンレバー21の一方
    の他片24に前記軸5より放射方向に長い横長孔25を形成
    し、前記オープンレバー21の下方位置にロックアンロッ
    ク位置に切替回動するロックレバー29を設け、該ロック
    レバー29は上方に向けて突出する上方突出片31と側方に
    向けて突出する側方突出片32とを有するL型とし、前記
    上方突出片31には前記横長孔25内に摺動自在に係合しロ
    ック位置では前記突起12に係合しないがアンロック位置
    では前記突起12に係合する突起36を有する摺動部材34の
    基部を軸35により軸着したものにおいて、前記摺動部材
    34の基部に形成した前記軸35は前記摺動部材34と一体構
    造であり、且つ前記軸35はその頭部の一部に上下方向に
    突出する上下突出部35aを一体的に形成し、前記ロック
    レバー29の前記上方突出片31の先端には前記軸35及び前
    記上下突出部35aが挿入される左右切欠部33a付の軸孔33
    を形成して前記軸35を前記軸孔33に挿入後半回転させる
    と着脱自在に係合するようにし、前記摺動部材34の前記
    突起36は前記合成樹脂ボディ1の裏側位置で前記突起12
    の上部に臨むアンロック位置と前記突起12の上部から外
    れるロック位置との間摺動変移するようにし、前記摺動
    部材34の軸35はアンロック位置では前記ラチェット軸5
    の軸心上に臨むようにした車両扉用のロック装置。
JP397489A 1989-01-11 1989-01-11 車両扉用のロック装置 Expired - Fee Related JPH07116879B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP397489A JPH07116879B2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11 車両扉用のロック装置
US07/461,904 US5015020A (en) 1989-01-11 1990-01-08 Vehicular door locking device
GB9000373A GB2228041B (en) 1989-01-11 1990-01-08 Vehicular door locking device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP397489A JPH07116879B2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11 車両扉用のロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02186084A JPH02186084A (ja) 1990-07-20
JPH07116879B2 true JPH07116879B2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=11572035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP397489A Expired - Fee Related JPH07116879B2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11 車両扉用のロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07116879B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015004283A1 (de) * 2015-04-08 2016-10-13 Kiekert Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugtürverschluss

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55136379A (en) * 1979-04-09 1980-10-24 Mitsui Mining & Smelting Co Automobile lock
JPH06102943B2 (ja) * 1986-10-06 1994-12-14 アイシン精機株式会社 ドアロツク装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02186084A (ja) 1990-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2573536B2 (ja) スーパーロック機構付車両ドアロック装置
JP3694837B2 (ja) 車両ドアラッチシステム
US5558385A (en) Movable glove compartment having a rear mounted, remotely actuated lock
JPH0723658B2 (ja) 車両用ロック機構
JP3143601B2 (ja) 車両の車内鍵忘れ防止装置
JPH09100667A (ja) 車両用チャイルドロック装置
JP2532993B2 (ja) 車両ドアロツク装置
US5984384A (en) Vehicle door latch device with self-cancelling mechanism
JP3312829B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置におけるロックレバー保護装置
JPH07116879B2 (ja) 車両扉用のロック装置
JPH07116880B2 (ja) 車両後席扉用のロック装置
JPH0742816B2 (ja) 車輌用ドアのロツク装置
JPH09144408A (ja) 車両ロック装置における盗難防止装置
JP3647555B2 (ja) 扉錠のハンドル装置
JP3364566B2 (ja) 車両用スライド扉の中継機構
JP2573539B2 (ja) 車両用ワンモーションロック装置
JP2532978B2 (ja) 車両ドアロツク装置
JP3201985B2 (ja) 車両ロック装置
JP4126181B2 (ja) 電気錠の切換えレバーと支持枠との構造
JP2782485B2 (ja) スライド式ドア用ロック装置
JP2604951Y2 (ja) 家具等における扉のラッチ装置
AU2009101386A4 (en) A Sliding Door Lock
JP3502573B2 (ja) 車両ドアラッチ装置におけるゴムストッパー
JP2004225384A (ja) プッシュ・プル錠
JP5130256B2 (ja) 室内扉のサムターン錠の締め出し防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees