JPH09100667A - 車両用チャイルドロック装置 - Google Patents

車両用チャイルドロック装置

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JPH09100667A
JPH09100667A JP28800295A JP28800295A JPH09100667A JP H09100667 A JPH09100667 A JP H09100667A JP 28800295 A JP28800295 A JP 28800295A JP 28800295 A JP28800295 A JP 28800295A JP H09100667 A JPH09100667 A JP H09100667A
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shaft
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 チャイルドロック装置におけるチャイルド手
動レバーとチャイルドリンクの簡易な組付け。 【解決手段】 チャイルドロックノブを操作することに
より、インナーハンドルの開扉操作によるインナレバー
34とは係合しないチャイルドロック位置に切替えるチ
ャイルド手動レバ26を設けたロック装置において、チ
ャイルド手動レバーにはロック装置本体に設けた係合孔
24に対して差しこんで半回転させると係合する軸27
を形成し、チャイルドリンク36にはチャイルド手動レ
バーに設けた係合丸孔30に対して押し込むと係合突起
40が弾力的に縮小して係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用チャイルドロッ
ク装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、扉内に取付けられたロック装置本体
と、車体側に固定されたストライカと、前記ロック装置
本体に軸止された閉扉のとき前記ストライカと係合して
正転するラッチ及び該ラッチのフルラッチ係合段部に係
合して前記ラッチの逆転を防止するラチェットと、該ラ
チェットに接続されて前記ロック装置本体の裏側に突出
する連結ピンと、前記ロック装置本体の裏側に設けたオ
ープンレバー及びロックとアンロックの切替用のロック
レバーと、前記オープンレバーに接続され前記連結ピン
の近傍を通り前記ロックレバーに接続され該ロックレバ
ーの切替操作により前記連結ピンと係合したり離脱した
りする開扉リンクを設けたものは公知である。また、前
記公知のものにおいて、図1のように、前記オープンレ
バーに一端が係合し、軸aによりロック装置本体のバッ
クプレートgに回動自在に軸止された長孔bを有するリ
ンク杆cと、該リンク杆cの前記軸aに同軸に軸止され
たインナハンドルで開扉回動するインナレバーdと、前
記長孔bに係合する突起軸eを有するチャイルドリンク
fと、前記バックプレートgにピンhで軸止したチャイ
ルド手動レバーiとを有し、チャイルドリンクfにはチ
ャイルド手動レバーiの係合孔jに差込んでから半回転
させると係合する軸kを形成したものは公知である。な
お、公知例は、オープンレバーに接続され前記連結ピン
の近傍を通り前記ロックレバーに接続され該ロックレバ
ーの切替操作により前記連結ピンと係合したり離脱した
りする開扉リンクとを有するものとして説明してある
が、特開平2−27078号、特開平2−96074
号、特開平2−186084号公報に見られるように、
ロック装置本体の裏側に、前記連結ピンに接続されて前
記ラチェットと共回りし前記ロックレバーの切替操作に
より前記オープンレバーと係合離脱するラチェットレバ
ーとする構成にした例も数多く見られる。また、前記連
結ピンはなくオープンレバーで直接ラチェットを回動さ
せるようにしたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1のチャイルドリン
クfは、その突起軸eが長孔bの上方にあればインナレ
バーdに係合するチャイルドアンロック位置であり、長
孔bの下方にあればチャイルドロック位置であるから、
この切替は、直接チャイルドリンクfを手動で上下動さ
せてもよいわけだが、突起軸eはチャイルドロック、ア
ンロックの各位置で停止したまま盲動しないようにする
必要があるので、節動するチャイルド手動レバーiを設
け、該チャイルド手動レバーiにチャイルドリンクfを
接続する構造としているので、面倒な課題が生じてく
る。即ち、図1のチャイルドリンクfは、チャイルド手
動レバーiの係合孔jに対し、差込んでから上部を半回
転させると係合する軸kを形成した構造である。また、
チャイルドリンクfの突起軸eも長孔bに対し差込んで
から半回転させると係合する構造である。そのため、突
起軸eと軸kは、例えば突起軸eの方を先に係合させる
と、チャイルドリンクfはチャイルド手動レバーiに対
して半回転させられないので、取付けに苦労する。実際
は、リンク杆cの長孔bにチャイルドリンクfの突起軸
eを係合させ、チャイルドリンクfの軸kをチャイルド
手動レバーiの係合孔jに結合させるときは、チャイル
ド手動レバーiの方を半回転させて結合し、その状態
で、チャイルド手動レバーiをピンhでバックプレート
gにカシメ付けているから、作業は非常にやりにくい。
【0004】
【発明の目的】チャイルド手動レバーとチャイルドリン
クの簡易な組付。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、扉内
に取付けられたロック装置本体と、車体側に固定された
ストライカと、前記ロック装置本体に軸止された閉扉の
とき前記ストライカと係合して正転するラッチ及び該ラ
ッチのフルラッチ係合段部に係合して前記ラッチの逆転
を防止するラチェットと、前記ロック装置本体の裏側に
設けた前記ラチェットを回転させて前記ラッチより離脱
させるオープンレバー及び該オープンレバーと前記ラッ
チとを継脱させてロック状態とアンロック状態とに切替
えるロックレバーと、前記オープンレバーに一端が係合
し回転すると前記オープンレバーを回転させる前記ロッ
ク装置本体に回動自在に軸止された放射方向の長孔を有
するリンク杆と、該リンク杆の軸に同軸に軸止されたイ
ンナハンドルの開扉操作で回転するインナレバーと、前
記リンク杆の長孔に係合する突起軸を有するチャイルド
リンクと、前記突起軸を前記長孔内を摺動させて前記イ
ンナレバーと係合するチャイルドアンロック位置と前記
インナレバーとは係合しないチャイルドロック位置に切
替えるチャイルド手動レバーとを設けたものにおいて、
前記チャイルド手動レバーには前記ロック装置本体に設
けた係合孔に対して差込んで半回転させると係合する軸
を形成し、前記チャイルドリンクには前記チャイルド手
動レバーに設けた係合丸孔に対して押し込むと弾力的に
縮小して係合する係合突起を形成した車両用チャイルド
ロック装置としたものである。また、本発明は、扉内に
取付けられたロック装置本体と、車体側に固定されたス
トライカと、前記ロック装置本体に軸止された閉扉のと
き前記ストライカと係合して正転するラッチ及び該ラッ
チのフルラッチ係合段部に係合して前記ラッチの逆転を
防止するラチェットと、該ラチェットに接続されて前記
ロック装置本体の裏側に突出する連結ピンと、前記ロッ
ク装置本体の裏側に設けた前記ラチェットを回転させて
前記ラッチより離脱させるオープンレバー及び該オープ
ンレバーに接続され前記連結ピンの近傍を通る開扉リン
ク及びロック状態とアンロック状態とに切替えられ前記
開扉リンクを前記連結ピンに係合離脱させるロックレバ
ーと、前記オープンレバーに一端が係合し回転すると前
記オープンレバーを回転させる前記ロック装置本体に回
動自在に軸止された放射方向の長孔を有するリンク杆
と、該リンク杆の軸に同軸に軸止されたインナハンドル
の開扉操作で回転するインナレバーと、前記リンク杆の
長孔に係合する突起軸を有するチャイルドリンクと、前
記突起軸を前記長孔内を摺動させて前記インナレバーと
係合するチャイルドアンロック位置と前記インナレバー
とは係合しないチャイルドロック位置に切替えるチャイ
ルド手動レバーとを設けた装置において、前記チャイル
ド手動レバーには前記ロック装置本体に設けた係合孔に
対して差込んで半回転させると係合する軸を形成し、前
記チャイルドリンクには前記チャイルド手動レバーに設
けた係合丸孔に対して押し込むと弾力的に縮小して係合
する係合突起を形成した車両用チャイルドロック装置と
したものである。また、前記車両用チャイルドロック装
置において、前記チャイルド手動レバー26の前記ロッ
ク装置本体に設けた係合孔24に対して係合する前記軸
27は、中央にスリット29’を設け、その両側に係止
突起28’を設けた軸27’としたものである。また、
前記車両用チャイルドロック装置において、前記チャイ
ルド手動レバー及び前記チャイルドリンクは、合成樹脂
により形成したものである。また、前記車両用チャイル
ドロック装置において、前記チャイルド手動レバーの取
付用の軸は、前記ロック装置本体に設けた係合孔と略同
一直径で、周面に複数個の係合突起を形成し、前記ロッ
ク装置本体に設けた係合孔には前記係合突起が係合する
複数の切欠きを形成したものである。また、前記車両用
チャイルドロック装置において、前記チャイルドリンク
に形成されるチャイルド手動レバーの係合丸孔に対し押
し込むと弾力的に縮小して係合する係合突起は、前記チ
ャイルドリンクに切込状のスリットを設け、該スリット
の両側にまたがって形成したものである。また、前記車
両用チャイルドロック装置において、前記係合突起の先
端には、前記係合丸孔に強く押圧すれば、弾力的に縮小
して係合し係合後は弾力的に拡大して係止する突起を設
けたものである。また、扉内に取付けられたロック装置
本体1と、車体側に固定されたストライカ5と、前記ロ
ック装置本体1に軸止された前記ストライカ5と係合し
て正転するラッチ2及び該ラッチ2のフルラッチ係合段
部7に係合して前記ラッチ2の逆転を防止するラチェッ
ト9と、該ラチェット9に前端が接続され後端は前記ロ
ック装置本体1の裏側に突出する連結ピン14と、前記
ロック装置本体1の裏側に設けたアウタハンドル又はイ
ンナハンドルの開扉操作で回転するオープンレバー15
及び該オープンレバー15の開扉回動で前記連結ピン1
4を移動させて開扉させる開扉リンク17及び前記連結
ピン14と前記開扉リンク17とを係合離脱させる切替
用のロックレバー16と、前記オープンレバー15に一
端が係合し軸32により金属バックプレート21の屈曲
取付片22に回動自在に軸止された長孔33を有するリ
ンク杆31と、前記軸32に軸止されたインナハンドル
の開扉操作で回動するインナレバー34と、前記リンク
杆31の長孔33に係合する突起軸37を一体的に有す
るチャイルドリンク36と、前記長孔33内で前記突起
軸37を前記インナレバー34の回動端部35と係合す
るチャイルドアンロック位置と前記インナレバー34の
回動端部35とは係合しないチャイルドロック位置とに
摺動切替えるチャイルド手動レバー26とを設けたもの
において、該チャイルド手動レバー26には、前記取付
片22に設けたアンロック凹部43とロック凹部44に
切替係合する凸部42を設け、かつ、前記取付片22に
設けた複数個の切欠き23のある係合孔24に対して係
合する複数の係合突起28のある軸27を形成して前記
切欠き23に前記係合突起28を合せて差込んでから半
回転させると係合するよう構成し、前記チャイルドリン
ク36には端部まで切れているスリット39を形成し、
該スリット39の先端の両側に前記係合丸孔30に嵌合
する係合突起40、40を形成し、該係合突起40、4
0は前記係合丸孔30に嵌合するとその先端は前記係合
丸孔30より突出するようにし、該突出部の外面に係止
突起41、41を形成し、前記係合突起40、40を前
記係合丸孔30に対して押し込むと前記スリット39に
より弾力的に縮小して係合するようにした車両用チャイ
ルドロック装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は扉内に取付けられるロック装置本体、2はロック装
置本体1の表側の凹部内に軸3により軸止されたラッ
チ、4は軸3の外周面に形成されたストライカ係合溝
で、閉扉すると車体側に固定されたストライカ5はスト
ライカ係合溝4に係合してラッチ2を正転させる。6は
ラッチ2の外周面に形成したハーフラッチ係合段部、7
は同じくフルラッチ係合段部であり、フルラッチ係合段
部7にはラッチ2の下方位置に軸8により軸止されたラ
チェット9の爪10が係合してラッチ2の逆転を防止す
る。11はラッチ2を逆転させるバネ、12はラチェッ
ト9をラッチ2に弾着させるバネ、13はロック装置本
体1に形成した軸8を中心とする表裏貫通している円弧
溝であり、前記ラチェット9に一端を連結した連結ピン
14を、前記円弧溝13を通してロック装置本体1の裏
側に突き出させる。なお、連結ピン14を必要としない
こともある。
【0007】図3のように前記ロック装置本体1の裏側
には、オープンレバー15とロックレバー16と開扉リ
ンク17等が設けられる。オープンレバー15はラッチ
軸3に直接又は間接的に軸着され、左右方向に長く形成
されてその中間が軸止され、オープンレバー15の一端
(左側)には前記開扉リンク17の上端が軸止されてい
る。開扉リンク17は前記連結ピン14の近傍を通って
下方に伸び、その中間位置に係合凹部18が形成され、
前記ロックレバー16をロック位置に回転させると、連
結リンク19を介して開扉リンク17は左方に移動して
その係合凹部18は前記連結ピン14と離脱し(図3の
状態)、ロックレバー16をアンロック位置に回転させ
ると、連結リンク19を介して開扉リンク17を右方に
移動して係合凹部18を前記連結ピン14に係合させ、
この状態でオープンレバー15を開扉回動させると、開
扉リンク17を介して係合凹部18を下降させて連結ピ
ン14を下降させ、ラチェット9の爪10をフルラッチ
係合段部7より離脱させて開扉させる。(なお、特開平
2−27078号、特開平2−96074号、特開平2
−186084号公報に見られるように、ロック装置本
体の裏側に連結ピンに接続されてラチェットと共回りし
ロックレバーの切替操作によりレリーズブッシュが移動
して前記オープンレバーと係合離脱するラチェットレバ
ーを設ける構成にすることもある。図は省略)。
【0008】20はチャイルドロック機構であり、ロッ
クすると子供がインナーハンドルを開扉操作しても開扉
はされないようにするものである。21はロック装置本
体1の裏側に取付けた薄金属のバックプレートであり、
バックプレート21の右端側は直角に折曲げて取付片2
2を形成する。取付片22は平坦なものでもかまわない
が、僅かに屈曲させておくと、部品の取付けが容易にな
る。取付片22の下方位置には周囲に複数の切欠き23
のある係合孔24を形成する(図5)。なお、図13の
実施例のときは、切欠き23のない係合丸孔にする。取
付片22の上下中間位置の前記オープンレバー15の端
部近傍位置には軸孔25を形成する。
【0009】前記係合孔24には合成樹脂のL形チャイ
ルド手動レバー26に一体的に設けた軸27を係合させ
る。軸27は係合孔24に係合する直径であって前記切
欠き23、23に挿入させる複数の係合突起28を有し
ている。係合突起28を切欠き23に合わせて軸27を
挿入したのち半回転させると、係合突起28が引っ掛っ
て簡単に係合される。図13の実施例のときは、係合丸
孔に押込むだけで係合する。L形チャイルド手動レバー
26の一端には右側(外方)に突出している手動操作突
起29が一体的に形成され、L形チャイルド手動レバー
26の他端には係合丸孔30が形成される。
【0010】前記取付片22の軸孔25には軸32が挿
通されて、軸32により前後方向に長いリンク杆31の
中間位置を軸着する。リンク杆31の取付片22より突
出した部分には、軸孔25より放射方向(前後方向)に
長い長孔33が形成される。前記軸32にはインナハン
ドルに連結されるインナレバー34も軸着される。イン
ナレバー34の回動端部35は前記長孔33の後端部に
臨んでいてインナーハンドルを開扉操作すると該回動端
部35は長孔33の後端部を横切る。
【0011】前記長孔33にはチャイルドリンク36の
一端(後端)に形成した突起軸37が係合する。突起軸
37の直径は長孔33の巾と略同一で長孔33内に係合
し前後に摺動する。突起軸37には長孔33の巾より大
であり上下方向に突出する係合突起38が設けられ、チ
ャイルドリンク36を上下方向にして長孔33に係合突
起38を合せてから突起軸37を挿入し前後方向に半回
動させて係合させる。チャイルドリンク36の他端(前
側)には端まで切れているスリット39が設けられ、ス
リット39にまたがって係合突起40、40が形成され
る。係合突起40は前記L形チャイルド手動レバー26
の係合丸孔30に係合するが、係合突起40の頭の部分
は図9のように前記係合丸孔30に係合したのち開いて
抜け止めになる係止突起41、41を夫々形成する。前
記係合突起40、40は係合丸孔30に当接してから強
く押圧すれば、前記係止突起41、41の部分はスリッ
ト39の作用でいったん縮小して係合し、係合後弾力的
に拡大して係止する。前記係合突起40、40は前記係
合丸孔30に係合すると抜けなくなる。
【0012】前記突起軸37は図8のように比較的長く
形成され、その基部に前記インナレバー34の回動端部
35が突き当ってリンク杆31を回転させ、リンク杆3
1の回動で前記オープンレバー15を回動させて開扉さ
せる。
【0013】前記L形チャイルド手動レバー26の軸2
7と係合丸孔30の間にはイボのような凸部42が形成
されている。該凸部42は弾力的に取付片22に形成さ
れた2個の凹部43、44のいずれかに係合する。
【0014】図13の軸27’は、中央にスリット2
9’を設け、スリット29’の両側に係止突起28’を
設けた構造である。
【0015】
【作用】
(一般的チャイルドロックの作用)閉扉すると車体側の
ストライカ5は扉側のロック装置本体1のラッチ2のス
トライカ係合溝4に係合して、バネ11の弾力に抗して
ラッチ2を正転させ、ラチェット9の爪10はフルラッ
チ係合段部7に係合してラッチ2の逆転を防止しフルラ
ッチする。
【0016】この状態で、キーまたはシルノブ操作によ
りロックレバー16を図3の位置に回動させるとロック
レバー16に連結されている開扉リンク17の下端を連
結リンク19を介して左方に移動させるから、開扉リン
ク17の係合凹部18と連結ピン14の係合は外れ、ア
ウタハンドル又はインナハンドルを開扉操作してオープ
ンレバー15を左回転させ、開扉リンク17を下降させ
ても連結ピン14は動かず開扉はできない。
【0017】しかし、ロックレバー16をシルノブ又は
キー操作でアンロック位置に切替えると、連結リンク1
9は右に移動し、開扉リンク17の下端を右に移動させ
るから係合凹部18は連結ピン14に係合し、その状態
で開扉操作してオープンレバー15を左回転させると、
係合凹部18により連結ピン14を下降させ、連結ピン
14を介してラチェット9の爪10をフルラッチ係合段
部7より離脱させるから開扉できる。
【0018】なお、ロック装置本体1の裏側に前記連結
ピン14に接続されて前記ラチェット9と共回りし前記
ロックレバー16の切替操作によりレリーズブッシュが
移動して前記オープンレバー15と係合離脱するラチェ
ットレバーを設ける構成にしてあっても、作用は同一で
ある。
【0019】(チャイルドロック作用)前記において、
図4のチャイルド手動レバー26の手動操作突起29を
持って下方に回動させると、チャイルド手動レバー26
は軸27を中心に回転してその凸部42は取付片22に
形成した凹部44に係合し、チャイルド手動レバー26
の係合丸孔30に係合しているチャイルドリンク36を
前方に移動させ、チャイルドリンク36の後端に形成さ
れている突起軸37を、リンク杆31の長孔33に沿っ
て前方(軸孔25の近く)に移動させる。
【0020】この状態では、子供がインナハンドルを回
動させてインナレバー34を回動させても、その回動端
部35は突起軸37には当らず、空振りになるから、リ
ンク杆31は回転せず、したがってオープンレバー15
は回転しないから開扉せずチャイルドロックされる。
【0021】手動操作突起29を操作してチャイルド手
動レバー26の凸部42を取付片22に形成した凹部4
3に係合させると、チャイルド手動レバー26の係合丸
孔30に係合しているチャイルドリンク36の突起軸3
7は、リンク杆31の長孔33を摺動して後方に移動す
る。この状態でインナハンドルを回動させて開扉操作す
るとインナレバー34は回転し、インナレバー34の回
動端部35は突起軸37に突き当ってこれを押し、突起
軸37を介してリンク杆31を回転させるからリンク杆
31によりオープンレバー15を回転させて開扉するこ
とができる。
【0022】(本発明独自の作用)本発明のチャイルド
手動レバー26は係合突起28付きの軸27が係合され
ていて、軸27を取付片22の係合孔24に当てがい、
その切欠き23に係合突起28を合わせて押し込んでか
ら半回転させるとL形チャイルド手動レバー26は取付
片22に取付けられる。
【0023】又、チャイルドリンク36を上下方向にし
てその係合突起38、38を前後方向とし、リンク杆3
1の長孔33に突起軸37ごと係合させてからチャイル
ドリンク36を前後方向に半回動させると、チャイルド
リンク36はリンク杆31に取付けることができる。
【0024】又、チャイルドリンク36の前端の係合突
起40、40をL形チャイルド手動レバー26の係合丸
孔30に当接して押し込むと、係止突起41、41を有
する係合突起40、40は、端まで切れているスリット
39の先端両側に形成されているから、係止突起41、
41を縮小させて簡単に係合する。それゆえ、チャイル
ド手動レバー26を取付片22に取付け、ついで、チャ
イルドリンク36をリンク杆31に取付けたのち、チャ
イルドリンク36の係合突起40、40をチャイルド手
動レバー26の係合丸孔30に当接して押し込むと、そ
れだけで簡単に係合でき、係合容易である。
【0025】
【発明の効果】従来のものは、チャイルドリンクfは、
チャイルド手動レバーiの係合孔jに対し、差込んでか
ら半回転させると係合する軸kを形成した構造である。
また、チャイルドリンクfの突起軸eも長孔bに対し、
差込んでから半回転させると係合する構造である。その
ため、突起軸eと軸kは、例えば突起軸eの方を先に係
合させると、チャイルドリンクfは半回転させられない
ので、取付に苦労する。実際は、チャイルド手動レバー
iごと半回転させている。このような構造であるのに、
公知のものは、チャイルド手動レバーiはピンhでバッ
クプレートgにカシメ付けする構造だから、組立作業は
非常にやりにくい。しかるに、本発明は、扉内に取付け
られたロック装置本体と、車体側に固定されたストライ
カと、前記ロック装置本体に軸止された閉扉のとき前記
ストライカと係合して正転するラッチ及び該ラッチのフ
ルラッチ係合段部に係合して前記ラッチの逆転を防止す
るラチェットと、前記ロック装置本体の裏側に設けた前
記ラチェットを回転させて前記ラッチより離脱させるオ
ープンレバー及び該オープンレバーと前記ラッチとを継
脱させてロック状態とアンロック状態とに切替えるロッ
クレバーと、前記オープンレバーに一端が係合し回転す
ると前記オープンレバーを回転させる前記ロック装置本
体に回動自在に軸止された放射方向の長孔を有するリン
ク杆と、該リンク杆の軸に同軸に軸止されたインナハン
ドルの開扉操作で回転するインナレバーと、前記リンク
杆の長孔に係合する突起軸を有するチャイルドリンク
と、前記突起軸を前記長孔内を摺動させて前記インナレ
バーと係合するチャイルドアンロック位置と前記インナ
レバーとは係合しないチャイルドロック位置に切替える
チャイルド手動レバーとを設けたものにおいて、前記チ
ャイルド手動レバーには前記ロック装置本体に設けた係
合孔に対して差込んで半回転させると係合する軸を形成
し、前記チャイルドリンクには前記チャイルド手動レバ
ーに設けた係合丸孔に対して押し込むと弾力的に縮小し
て係合する係合突起を形成した車両用チャイルドロック
装置としたものであるから、チャイルド手動レバーをロ
ック装置本体に取付け、ついで、チャイルドリンクの突
起軸をリンク杆の長孔に係合させたのち、チャイルドリ
ンクの係合突起をチャイルド手動レバーに当接して押し
込むと、それだけで簡単に係合でき、組立容易である効
果を奏する。また、本発明は、扉内に取付けられたロッ
ク装置本体と、車体側に固定されたストライカと、前記
ロック装置本体に軸止された閉扉のとき前記ストライカ
と係合して正転するラッチ及び該ラッチのフルラッチ係
合段部に係合して前記ラッチの逆転を防止するラチェッ
トと、該ラチェットに接続されて前記ロック装置本体の
裏側に突出する連結ピンと、前記ロック装置本体の裏側
に設けた前記ラチェットを回転させて前記ラッチより離
脱させるオープンレバー及び該オープンレバーに接続さ
れ前記連結ピンの近傍を通る開扉リンク及びロック状態
とアンロック状態とに切替えられ前記開扉リンクを前記
連結ピンに係合離脱させるロックレバーと、前記オープ
ンレバーに一端が係合し回転すると前記オープンレバー
を回転させる前記ロック装置本体に回動自在に軸止され
た放射方向の長孔を有するリンク杆と、該リンク杆の軸
に同軸に軸止されたインナハンドルの開扉操作で回転す
るインナレバーと、前記リンク杆の長孔に係合する突起
軸を有するチャイルドリンクと、前記突起軸を前記長孔
内を摺動させて前記インナレバーと係合するチャイルド
アンロック位置と前記インナレバーとは係合しないチャ
イルドロック位置に切替えるチャイルド手動レバーとを
設けた装置において、前記チャイルド手動レバーには前
記ロック装置本体に設けた係合孔に対して差込んで半回
転させると係合する軸を形成し、前記チャイルドリンク
には前記チャイルド手動レバーに設けた係合丸孔に対し
て押し込むと弾力的に縮小して係合する係合突起を形成
した車両用チャイルドロック装置としたものであるか
ら、ロックレバーにより開扉リンクと連結ピンを係合離
脱させる構造においても、チャイルド手動レバーをロッ
ク装置本体に取付け、ついで、チャイルドリンクの突起
軸をリンク杆の長孔に取付けたのち、チャイルドリンク
の係合突起をチャイルド手動レバーに簡単に係合でき、
組立容易である効果を奏する。また、前記車両用チャイ
ルドロック装置において、前記チャイルド手動レバー2
6の前記ロック装置本体に設けた係合孔24に対して係
合する前記軸27は、中央にスリット29’を設け、そ
の両側に係止突起28’を設けた軸27’としたもので
あるから、前記チャイルド手動レバー26は回動させる
必要なく、そのまま押込んで係合できるから、一層取付
容易である。また、前記車両用チャイルドロック装置に
おいて、前記チャイルド手動レバー及び前記チャイルド
リンクは、合成樹脂により形成したものであるから、製
造容易である。また、前記車両用チャイルドロック装置
において、前記チャイルド手動レバーの取付用の軸は、
前記ロック装置本体に設けた係合孔と略同一直径で、周
面に複数個の係合突起を形成し、前記ロック装置本体に
設けた係合孔には前記係合突起が係合する複数の切欠き
を形成したものであるから、係合突起を切欠きに合せて
差込んだあと反回転させればよいのであるから、チャイ
ルド手動レバーのロック装置本体に対する取付は容易で
ある。また、前記車両用チャイルドロック装置におい
て、前記チャイルドリンクに形成される係合突起は、前
記端部にまで切込みのあるスリットを設け、該スリット
の両側にまたがって係合突起を形成したものであるか
ら、端部にまで切込みのあるスリットにより弾力的に縮
小し、係合容易である。また、前記車両用チャイルドロ
ック装置において、前記係合突起の先端には、前記係合
丸孔に強く押圧すれば、弾力的に縮小して係合し係合後
は弾力的に拡大して係止する突起を設けたものであるか
ら、一旦係合すれば外れない効果を奏する。また、扉内
に取付けられたロック装置本体1と、車体側に固定され
たストライカ5と、前記ロック装置本体1に軸止された
前記ストライカ5と係合して正転するラッチ2及び該ラ
ッチ2のフルラッチ係合段部7に係合して前記ラッチ2
の逆転を防止するラチェット9と、該ラチェット9に前
端が接続され後端は前記ロック装置本体1の裏側に突出
する連結ピン14と、前記ロック装置本体1の裏側に設
けたアウタハンドル又はインナハンドルの開扉操作で回
転するオープンレバー15及び該オープンレバー15の
開扉回動で前記連結ピン14を移動させて開扉させる開
扉リンク17及び前記連結ピン14と前記開扉リンク1
7とを係合離脱させる切替用のロックレバー16と、前
記オープンレバー15に一端が係合し軸32により金属
バックプレート21の屈曲取付片22に回動自在に軸止
された長孔33を有するリンク杆31と、前記軸32に
軸止されたインナハンドルの開扉操作で回動するインナ
レバー34と、前記リンク杆31の長孔33に係合する
突起軸37を一体的に有するチャイルドリンク36と、
前記長孔33内で前記突起軸37を前記インナレバー3
4の回動端部35と係合するチャイルドアンロック位置
と前記インナレバー34の回動端部35とは係合しない
チャイルドロック位置とに摺動切替えるチャイルド手動
レバー26とを設けたものにおいて、該チャイルド手動
レバー26には、前記取付片22に設けたアンロック凹
部43とロック凹部44に切替係合する凸部42を設
け、かつ、前記取付片22に設けた複数個の切欠き23
のある係合孔24に対して係合する複数の係合突起28
のある軸27を形成して前記切欠き23に前記係合突起
28を合せて差込んでから半回転させると係合するよう
構成し、前記チャイルドリンク36には端部まで切れて
いるスリット39を形成し、該スリット39の先端の両
側に前記係合丸孔30に嵌合する係合突起40、40を
形成し、該係合突起40、40は前記係合丸孔30に嵌
合するとその先端は前記係合丸孔30より突出するよう
にし、該突出部の外面に係止突起41、41を形成し、
前記係合突起40、40を前記係合丸孔30に対して押
し込むと前記スリット39により弾力的に縮小して係合
するようにした車両用チャイルドロック装置としたもの
であるから、前記した効果は期待できるばかりでなく実
施化容易である効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知例図。
【図2】ロック装置本体の正面図。
【図3】ロック装置本体の背面図。
【図4】ロック装置本体の左側面図。
【図5】ロック装置本体の左側面の分解図。
【図6】チャイルドリンクの側面図。
【図7】図6の左側面図。
【図8】図7の平面図。
【図9】図7の底面図。
【図10】チャイルド手動レバーの側面図。
【図11】図10の一部切欠き平面図。
【図12】図10の左側面図。
【図13】第2実施例図。
【符号の説明】
1…ロック装置本体、2…ラッチ、3…ラッチ軸、4…
ストライカ係合溝、5…ストライカ、6…ハーフラッチ
係合段部、7…フルラッチ係合段部、8…ラチェット
軸、9…ラチェット、10…ラチェットの爪、11…ラ
ッチ用バネ、12…ラチェット用バネ、13…円弧溝、
14…連結ピン、15…オープンレバー、16…ロック
レバー、17…開扉リンク、18…係合凹部、19…連
結リンク、20…チャイルドロック機構、21…バック
プレート、22…取付片、23…切欠き、24…係合
孔、25…軸孔、26…チャイルド手動レバー、27…
軸、27’…軸、28…係合突起、28’…係止突起、
29…手動操作突起、29’…スリット、30…係合丸
孔、31…リンク杆、32…軸、33…長孔、34…イ
ンナレバー、35…回動端部、36…チャイルドリン
ク、37…突起軸、38…係合突起、39…スリット、
40…係合突起、41…係止突起、42…凸部、43…
凹部、44…凹部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉内に取付けられたロック装置本体と、
    車体側に固定されたストライカと、前記ロック装置本体
    に軸止された閉扉のとき前記ストライカと係合して正転
    するラッチ及び該ラッチのフルラッチ係合段部に係合し
    て前記ラッチの逆転を防止するラチェットと、前記ロッ
    ク装置本体の裏側に設けた前記ラチェットを回転させて
    前記ラッチより離脱させるオープンレバー及び該オープ
    ンレバーと前記ラッチとを継脱させてロック状態とアン
    ロック状態とに切替えるロックレバーと、前記オープン
    レバーに一端が係合し回転すると前記オープンレバーを
    回転させる前記ロック装置本体に回動自在に軸止された
    放射方向の長孔を有するリンク杆と、該リンク杆の軸に
    同軸に軸止されたインナハンドルの開扉操作で回転する
    インナレバーと、前記リンク杆の長孔に係合する突起軸
    を有するチャイルドリンクと、前記突起軸を前記長孔内
    を摺動させて前記インナレバーと係合するチャイルドア
    ンロック位置と前記インナレバーとは係合しないチャイ
    ルドロック位置に切替えるチャイルド手動レバーとを設
    けたものにおいて、前記チャイルド手動レバーには前記
    ロック装置本体に設けた係合孔に対して差込んで半回転
    させると係合する軸を形成し、前記チャイルドリンクに
    は前記チャイルド手動レバーに設けた係合丸孔に対して
    押し込むと弾力的に縮小して係合する係合突起を形成し
    た車両用チャイルドロック装置。
  2. 【請求項2】 扉内に取付けられたロック装置本体と、
    車体側に固定されたストライカと、前記ロック装置本体
    に軸止された閉扉のとき前記ストライカと係合して正転
    するラッチ及び該ラッチのフルラッチ係合段部に係合し
    て前記ラッチの逆転を防止するラチェットと、該ラチェ
    ットに接続されて前記ロック装置本体の裏側に突出する
    連結ピンと、前記ロック装置本体の裏側に設けた前記ラ
    チェットを回転させて前記ラッチより離脱させるオープ
    ンレバー及び該オープンレバーに接続され前記連結ピン
    の近傍を通る開扉リンク及びロック状態とアンロック状
    態とに切替えられ前記開扉リンクを前記連結ピンに係合
    離脱させるロックレバーと、前記オープンレバーに一端
    が係合し回転すると前記オープンレバーを回転させる前
    記ロック装置本体に回動自在に軸止された放射方向の長
    孔を有するリンク杆と、該リンク杆の軸に同軸に軸止さ
    れたインナハンドルの開扉操作で回転するインナレバー
    と、前記リンク杆の長孔に係合する突起軸を有するチャ
    イルドリンクと、前記突起軸を前記長孔内を摺動させて
    前記インナレバーと係合するチャイルドアンロック位置
    と前記インナレバーとは係合しないチャイルドロック位
    置に切替えるチャイルド手動レバーとを設けた装置にお
    いて、前記チャイルド手動レバーには前記ロック装置本
    体に設けた係合孔に対して差込んで半回転させると係合
    する軸を形成し、前記チャイルドリンクには前記チャイ
    ルド手動レバーに設けた係合丸孔に対して押し込むと弾
    力的に縮小して係合する係合突起を形成した車両用チャ
    イルドロック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記チャイルド手動
    レバー及び前記チャイルドリンクは、合成樹脂により形
    成した車両用チャイルドロック装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記チャイルド手動
    レバーの取付用の軸は、前記ロック装置本体に設けた係
    合孔と略同一直径で、周面に複数個の係合突起を形成
    し、前記ロック装置本体に設けた係合孔には前記係合突
    起が係合する複数の切欠きを形成した車両用チャイルド
    ロック装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記チャイルドリン
    クに形成される係合突起は、前記端部にまで切込みのあ
    るスリットを設け、該スリットの両側にまたがって係合
    突起を形成した車両用チャイルドロック装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記係合突起の先端
    には、前記係合丸孔に強く押圧すれば、弾力的に縮小し
    て係合し係合後は弾力的に拡大して係止する係止突起を
    設けた車両用チャイルドロック装置。
  7. 【請求項7】 扉内に取付けられたロック装置本体1
    と、車体側に固定されたストライカ5と、前記ロック装
    置本体1に軸止された前記ストライカ5と係合して正転
    するラッチ2及び該ラッチ2のフルラッチ係合段部7に
    係合して前記ラッチ2の逆転を防止するラチェット9
    と、該ラチェット9に前端が接続され後端は前記ロック
    装置本体1の裏側に突出する連結ピン14と、前記ロッ
    ク装置本体1の裏側に設けたアウタハンドル又はインナ
    ハンドルの開扉操作で回転するオープンレバー15及び
    該オープンレバー15の開扉回動で前記連結ピン14を
    移動させて開扉させる開扉リンク17及び前記連結ピン
    14と前記開扉リンク17とを係合離脱させる切替用の
    ロックレバー16と、前記オープンレバー15に一端が
    係合し軸32により金属バックプレート21の屈曲取付
    片22に回動自在に軸止された長孔33を有するリンク
    杆31と、前記軸32に軸止されたインナハンドルの開
    扉操作で回動するインナレバー34と、前記リンク杆3
    1の長孔33に係合する突起軸37を一体的に有するチ
    ャイルドリンク36と、前記長孔33内で前記突起軸3
    7を前記インナレバー34の回動端部35と係合するチ
    ャイルドアンロック位置と前記インナレバー34の回動
    端部35とは係合しないチャイルドロック位置とに摺動
    切替えるチャイルド手動レバー26とを設けたものにお
    いて、該チャイルド手動レバー26には、前記取付片2
    2に設けたアンロック凹部43とロック凹部44に切替
    係合する凸部42を設け、かつ、前記取付片22に設け
    た複数個の切欠き23のある係合孔24に対して係合す
    る複数の係合突起28のある軸27を形成して前記切欠
    き23に前記係合突起28を合せて差込んでから半回転
    させると係合するよう構成し、前記チャイルドリンク3
    6には端部まで切れているスリット39を形成し、該ス
    リット39の先端の両側に前記係合丸孔30に嵌合する
    係合突起40、40を形成し、該係合突起40、40は
    前記係合丸孔30に嵌合するとその先端は前記係合丸孔
    30より突出するようにし、該突出部の外面に係止突起
    41、41を形成し、前記係合突起40、40を前記係
    合丸孔30に対して押し込むと前記スリット39により
    弾力的に縮小して係合するようにした車両用チャイルド
    ロック装置。
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