JP6697367B2 - ドアロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の車両のドアに設けられるドアロック装置に関する。
自動車の車両のドアに設けられるドアロック装置として、例えば子供等によって車両ドアのインサイドハンドルに対して開扉操作がなされた際に車両ドアの開扉を防止するチャイルドプルーフ機構を備えたドアロック装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたドアロック装置は、インサイドハンドルに対する開扉操作に応じて回動されるインサイドレバーと、インサイドレバーの回動が伝達されることにより、ドアロックのラッチ状態を解除するドアラッチ解除方向に移動可能なオープン部材とを備える。そして、チャイルドプルーフ機構として、セット位置とアンセット位置とに切り替え操作可能なチャイルドプロテクタ部材と、チャイルドプロテクタ部材に設けられた円弧状案内面に沿って回動可能にチャイルドプロテクタ部材に支持された移動操作子を備える。
チャイルドプロテクタ部材がアンセット位置にあるときに、移動操作子は、回動されたインサイドレバーに係合して押圧され、チャイルドプロテクタ部材の円弧状案内面に沿って回動される。そして、移動操作子の回動を介してインサイドレバーの回動がオープン部材に伝達される。これにより、ドアロックのラッチ状態が解除される。一方、チャイルドプロテクタ部材がセット位置にあるときには、移動操作子はインサイドレバーとの係合から解放される。このため、インサイドレバーの回動はオープン部材に伝達されず、インサイドハンドルが開扉操作されたとしても車両ドアの開扉は防止される。
特許第4342502号公報
特許文献1に記載されたドアロック装置では、チャイルドプロテクタ部材がアンセット位置からセット位置に移動される際に、移動操作子がインサイドレバーの回動軸から離間される。インサイドレバー及び移動操作子の可動域は、インサイドレバーの回動軸を中心とし且つ回動軸からインサイドレバーの最遠点までの距離を半径とする円の外側に及んでおり、ドアロック装置の小型化及び軽量化の妨げとなる虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、小型化及び軽量化が可能なドアロック装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様のドアロック装置は、車両ボディに設けられたストライカと係合して車両ドアを閉状態に保持するラッチ状態と、アンラッチ状態とに切り替え可能なラッチ機構と、前記車両ドアのインサイドハンドルに対する開扉操作に応じて回動されるインサイドレバーと、前記インサイドレバーの回動が伝達されることによって前記ラッチ機構を前記アンラッチ状態に切り替えるオープン部材と、前記車両ドアのパネルに形成される孔を通して露出される操作部を有し、前記操作部に対する操作に応じてセット位置とアンセット位置との間で並進移動されるチャイルドレバーと、前記チャイルドレバーと一体に並進移動されるブッシュと、を備える。前記チャイルドレバーは、片側が開放された溝が形成された保持部を有し、前記溝は、前記チャイルドレバーが前記アンセット位置に配置された状態において前記インサイドレバーの回転軸と同心の円弧形状を有し、前記ブッシュは、前記インサイドレバーの前記回転軸と同方向に突出し、前記溝に挿通されるノックピンを有する。前記ブッシュは、前記チャイルドレバーが前記アンセット位置に配置されている場合に、回動された前記インサイドレバーと係合して前記溝に沿って移動して、前記インサイドレバーの回動を前記オープン部材に伝達する。また、前記ブッシュは、前記チャイルドレバーが前記セット位置に配置されている場合には、前記インサイドレバーとの係合から解放される。前記チャイルドレバー及び前記ブッシュの可動域は、前記インサイドレバーの回動軸を中心とし且つ前記回動軸から前記インサイドレバーの最遠点までの距離を半径とする円内に内包されている。
本発明によれば、小型化及び軽量化が可能なドアロック装置を提供することができる。
本発明の実施形態を説明するための、ドアロック装置を搭載した車両の一例の斜視図である。 図1の破線円IIで囲まれた部分の拡大図である。 図1の車両ドアに設けられたドアロック装置の斜視図である。 図3のドアロック装置のラッチ機構及びオープン部材並びに施解錠機構を分解して示す斜視図である。 図4のラッチ機構の動作を示す模式図である。 図4のラッチ機構の動作を示す模式図である。 図4のラッチ機構の動作を示す模式図である。 図4の施解錠機構の動作を示す模式図である。 図4の施解錠機構の動作を示す模式図である。 図4の施解錠機構の動作を示す模式図である。 図4の施解錠機構のロックレバーを分解して示す斜視図である。 図11のロックレバーの動作を示す模式図である。 図3のドアロック装置のインサイドレバー及びチャイルドプルーフ機構の正面図である。 図13のインサイドレバー及びチャイルドプルーフ機構を分解して示す斜視図である。 図13のインサイドレバー及びチャイルドプルーフ機構の動作を示す模式図である。 図13のインサイドレバー及びチャイルドプルーフ機構の動作を示す模式図である。 図13のインサイドレバー及びチャイルドプルーフ機構の動作を示す模式図である。 図13のインサイドレバー及びチャイルドプルーフ機構の動作を示す模式図である。
図1は、本発明の実施形態を説明するための、ドアロック装置を搭載した車両の一例を示す。
図1及び図2に示す車両は、ドアロック装置2が設けられている車両ドア1を備える。車両ドア1は、車両前後方向におけるドア前端側において車両上下方向に延びる回動軸Xまわりに回動されることにより、車幅方向に開閉される。
ドアロック装置2は、ラッチ機構と、オープン部材とを備える。
ラッチ機構は、車両ボディに設けられたストライカ3と係合して車両ドア1を閉状態に保持するラッチ状態と、ストライカ3との係合を解除して車両ドア1を開扉可能とするアンラッチ状態とに切り替え可能に構成されている。
オープン部材は、車両ドア1のインサイドハンドル4又はアウトサイドハンドル(図示せず)が開扉操作された際にラッチ解除動作し、ラッチ機構をラッチ状態からアンラッチ状態に切り替える。
車両ドア1のインナーパネル5のドア後端側端面5aには、上記ラッチ機構に対するストライカ3の進入方向に延びる切り欠き6が形成されている。ドアロック装置2は、インナーパネル5のドア後端側端面5aに、ボルト等の締結具を用いて取り付けられている。
ドアロック装置2は、施解錠機構と、チャイルドプルーフ機構とをさらに備える。
施解錠機構は、インサイドハンドル4又はアウトサイドハンドルに対する開扉操作に基づく上記オープン部材のラッチ解除動作を無効としてラッチ機構のアンラッチ状態への切り替わりを阻止するロック状態と、アンロック状態とに切り替え可能に構成されている。施解錠機構のロック状態及びアンロック状態の切り替えは、車両ドア1のロックノブ7又は車両の運転席等に設けられる操作スイッチ(図示せず)に対する施解錠操作に基づいてなされる。
チャイルドプルーフ機構は、インサイドハンドル4に対する開扉操作に基づく上記オープン部材のラッチ解除動作を阻止してラッチ機構のアンラッチ状態への切り替わりを阻止するセット状態と、アンセット状態とに切り替え可能に構成されている。チャイルドプルーフ機構のセット状態とアンセット状態との切り替えは、インナーパネル5に形成された孔8を通して露出されたチャイルドプルーフ機構の操作部93に対する操作に基づいてなされる。
図3は、ドアロック装置2の外観を示す。
ドアロック装置2は、車両ドア1のインナーパネル5のドア後端側端面5a(以下、ドアロック取付面という)に取り付けられる金属製のカバープレート10と、カバープレート10に組み付けられている樹脂製のボディ11及びケース12並びにカバー13とに、上記ラッチ機構、施解錠機構、及びチャイルドプルーフ機構を構成する種々の部材、並びにオープン部材が組み付けられて構成されている。カバープレート10には、インナーパネル5に形成された切り欠き6(図1及び図2参照)に重なって配置され、車両ドア1が閉扉される際にストライカ3が進入するストライカ進入溝14が形成されている。
以下、ドアロック装置2のラッチ機構、オープン部材、施解錠機構、及びチャイルドプルーフ機構について順に説明する。
図4は、ラッチ機構及びオープン部材並びに施解錠機構の構成を示す。
ラッチ機構は、ラッチ20と、ラチェット30及びラチェットレバー31とを含む。
ラッチ20はラッチ軸21によって回動可能に支持されており、ラチェット30及びラチェットレバー31はラチェット軸32によって回動可能に支持されており、ラッチ軸21及びラチェット軸32は、ケース12に固定されるバックプレート15によって支持されている。
ラッチ20は、ストライカ3と係合可能なストライカ係合溝22を有し、ストライカ係合溝22の入口がカバープレート10のストライカ進入溝14に重なって配置されるリリース位置(図5参照)と、ストライカ係合溝22の入口がストライカ進入溝14から外れて配置されるフルラッチ位置(図6参照)との間で回動可能とされている。
ラチェット30は、ラッチ20の外周部に設けられているフルラッチ係合部23と係合可能な係止部33を有する。また、ラチェットレバー31は、ラチェット30に形成された係合孔34に係合する係合突起35を有し、係合孔34と係合突起35との係合によってラチェット30と一体に回動される。
オープン部材40は、アウトサイドレバー50の一端に設けられている支持部51によって支持されており、アウトサイドレバー50は、ケース12に設けられたアウトサイドレバー軸52によって回動可能に支持されている。アウトサイドレバー50は、ケーブル(図示せず)を介してアウトサイドハンドルに連結されており、アウトサイドハンドルに対する開扉操作に応じて回動され、オープン部材40はアウトサイドレバー50の回動に応じて上方に移動される。
オープン部材40は、ラチェットレバー31に設けられている被押圧部36の下部に対向して配置される押圧部41を有する。オープン部材40がアウトサイドレバー50の回動に応じて上方に移動されることにより、押圧部41は被押圧部36の下部に当接して被押圧部36を押し上げる。
図5から図7はラッチ機構の動作を示す。なお、車両ドア1は開扉されているものとする。
図5に示すように、車両ドア1が閉扉されるのに伴い、ストライカ3は、カバープレート10のストライカ進入溝14に進入し、リリース位置にあるラッチ20のストライカ係合溝22に受容される。ラッチ20は、ストライカ係合溝22の側面に当接したストライカ3によって押圧され、リリース位置からフルラッチ位置に向けて図中矢印A方向に回動される。
図6は、ラッチ状態にあるラッチ機構を示している。ラッチ20のフルラッチ係合部23とラチェット30の係止部33とが係合しており、ラチェット30が図示しないトーションばねによって図中矢印C方向に付勢されていることにより、フルラッチ係合部23と係止部33との係合が維持される。このため、ラッチ20のリリース位置に向けた図中矢印B方向の回動は阻止され、車両ドア1は閉状態に保持される。
図7は、アンラッチ状態に切り替えられたラッチ機構を示している。アウトサイドハンドルに対する開扉操作に応じてアウトサイドレバー50が回動されると、オープン部材40が上方に移動され、上方に移動されたオープン部材40の押圧部41によってラチェットレバー31の被押圧部36が押し上げられる。
そして、被押圧部36が押し上げられることにより、ラチェット30及びラチェットレバー31がトーションばねに抗して図中矢印D方向に回動され、フルラッチ係合部23と係止部33との係合が解除される。これにより、ラッチ20はリリース位置に向けて図中矢印B方向に回動可能とされ、ストライカ3はストライカ進入溝14から脱出可能となり、車両ドア1は開扉可能となる。
再び図4を参照して、施解錠機構について説明する。
施解錠機構は、ロックレバー60と、モータ61及びウォームギヤ62並びにウォームホイール63とを備える。
ロックレバー60は、ケース12に設けられているロックレバー軸64によって回動可能に支持されており、ラッチ機構をアンラッチ状態に切り替えるべくラチェットレバー31の被押圧部36を押し上げるオープン部材40のラッチ解除動作を有効とするアンロック位置(図8参照)と、オープン部材40のラッチ解除動作を無効とするロック位置(図9参照)との間で回動される。そして、ロックレバー60は、ロックレバー60の回動に伴って付勢方向を反転させるトグルばね65によってアンロック位置及びロック位置の各位置に保持される。
ロックレバー60は、オープン部材40に設けられている係合枠42に係合する係合突起66を有する。係合枠42は上下方向に延びており、係合突起66は、アウトサイドレバー50の回動に応じてオープン部材40が上方に移動される際に係合枠42の内縁を係合枠42の延在方向に相対的に摺動可能に係合枠42に係合している。
オープン部材40は、アウトサイドレバー50の支持部51によって揺動可能に支持されており、ロックレバー60の回動に応じ、ロックレバー60の係合突起66によって押し引きされて揺動される。ロックレバー60がアンロック位置に配置される場合に、オープン部材40の押圧部41はラチェットレバー31の被押圧部36の下部に対向して配置され、一方、ロックレバー60がロック位置に配置される場合には、押圧部41は被押圧部36の下部に対向する位置から外れて配置される。
そして、ロックレバー60は、ケーブル接続部67に接続されるケーブル16(図8参照)を介して車両ドア1のロックノブ7(図1参照)と連結されており、ロックレバー60はロックノブ7に対する施解錠操作に基づいて回動される。また、ロックレバー60はウォームホイール63と係合し、例えば車両の運転席に設けられる操作スイッチに対する施解錠操作に基づいてモータ61が駆動され、ウォームギヤ62を介してウォームホイール63が回動されることによってもロックレバー60は回動される。
図8及び図9は、ロックノブ7の施解錠操作に基づいてロックレバー60が回動される場合の施解錠機構の動作を示す。
図8は、アンロック状態にある施解錠機構を示している。ロックノブ7が解錠操作され、ケーブル16が引かれることにより、ロックレバー60はアンロック位置に向けて図中矢印E方向に回動される。ロックレバー60の回動に応じてオープン部材40もまた揺動され、ロックレバー60がアンロック位置に配置された状態で、オープン部材40の押圧部41はラチェットレバー31の被押圧部36の下部に対向して配置されている。
ロックレバー60がアンロック位置に配置された状態で、アウトサイドハンドルが開扉操作された場合に、図7に示したように、被押圧部36を押し上げるオープン部材40のラッチ解除動作によって、ラッチ機構がラッチ状態からアンラッチ状態に切り替えられる。
図9はロック状態にある施解錠機構を示している。ロックノブ7が施錠操作され、ケーブル16が押されることにより、ロックレバー60は、ロック位置に向けて図中矢印F方向に回動される。ロックレバー60がロック位置に配置された状態で、オープン部材40の押圧部41はラチェットレバー31の被押圧部36の下部に対向する位置から外れて配置されている。
ロックレバー60がロック位置に配置された状態で、アウトサイドハンドルが開扉操作された場合に、オープン部材40は上方に移動されるが、押圧部41は被押圧部36に当接せずに空振りする。これにより、被押圧部36を押し上げるオープン部材40のラッチ解除動作は無効とされ、ラッチ機構はラッチ状態に維持される。
図10は、モータ61の操作スイッチに対する施解錠操作に基づいてロックレバー60が回動される場合の施解錠機構の動作を示す。
ロックレバー60は、ウォームホイール63の両側面に突設されたカム68a,68bと係合するカムフォロア69a,69bを有する。操作スイッチが解錠操作され、ウォームホイール63が図中矢印G方向に回動されると、カム68bとカムフォロア69bとが係合し、ロックレバー60はアンロック位置に向けて図中矢印E方向に回動される。また、操作スイッチが施錠操作され、ウォームホイール63が図中矢印H方向に回動されると、カム68aとカムフォロア69aとが係合し、ロックレバー60はロック位置に向けて図中矢印F方向に回動される。
ここで、ロックノブ7又はモータ61の操作スイッチに対する解錠操作と、アウトサイドハンドルに対する開扉操作とが略同時になされた場合などに、オープン部材40の押圧部41がラチェットレバー31の被押圧部36の下部に対向して配置される前にオープン部材40が上方に移動されてしまい、空振りした押圧部41がラチェットレバー31の被押圧部36の側部に当接する、所謂パニック状態が生じる場合がある。
パニック状態が生じた場合に、アウトサイドハンドルに対する開扉操作が一旦中止されてオープン部材40が下方に移動されることにより、押圧部41は被押圧部36の下部に対向して配置され得るが、その際のロックノブ7等に対する再度の解錠操作を不要とすべく、ロックレバー60は、メインレバー70と、サブレバー71と、トーションばね72とを含んで構成されている。
図11は、ロックレバー60の構成を示す。
メインレバー70は、ケース12のロックレバー軸64によって回動可能に支持されている。そして、メインレバー70は、ロックレバー軸64と同軸に設けられたサブレバー軸73と、サブレバー軸73から延びるメインアーム74とを有する。
そして、メインレバー70には、ロックノブ7とロックレバー60とを連結するケーブル16が接続されるケーブル接続部67が設けられており、また、ウォームホイール63のカム68a,68bと係合するカムフォロア69a,69bが設けられている。したがって、ロックノブ7又はモータ61の操作スイッチに対する施解錠操作に基づき、メインレバー70が、アンロック位置に向けて図中矢印E方向に、又はロック位置に向けて図中矢印F方向に直接的に回動される。そして、メインレバー70はトグルばね65によって付勢されており、アンロック位置及びロック位置の各位置に保持される。
サブレバー71は、メインレバー70に設けられているサブレバー軸73によって回動可能に支持されている。そして、サブレバー71は、メインアーム74に重ねられるサブアーム75を有する。サブアーム75には、オープン部材40の係合枠42に係合する係合突起66が設けられている。
トーションばね72は、メインレバー70とサブレバー71との間でサブレバー軸73の周囲に巻かれており、トーションばね72の一端はメインレバー70に係止され、他端はサブレバー71に係止されている。トーションばね72は、メインレバー70に対し、サブレバー71を矢印E方向に付勢する。
メインアーム74の基端部には、サブアーム75の縁に係合するストッパ76が設けられており、サブアーム75の先端部には、メインアーム74の縁に係合するストッパ77が設けられている。ストッパ76がサブアーム75に、ストッパ77がメインアーム74にそれぞれ係合することによって、サブアーム75がメインアーム74を矢印E方向に越えるメインレバー70とサブレバー71との相対回動が規制され、メインレバー70及びサブレバー71は、常時はメインアーム74とサブアーム75とが重なった状態で一体に回動される。
図12は、パニック状態が生じた場合のロックレバー60の動作を示す。
図12に示すように、パニック状態において、空振りしたオープン部材40の押圧部41はラチェットレバー31の被押圧部36の側部に当接している。サブアーム75の係合突起66がオープン部材40の係合枠42に係合していることから、サブレバー71はアンロック位置に向けた矢印E方向の回動を阻止される。一方、メインレバー70は、トーションばね72に捩じりを生じさせながら、トグルばね65が付勢力を反転させる死点を越えて矢印E方向に回動され、単独でアンロック位置に配置されている。
アウトサイドハンドルに対する開扉操作が一旦中止されてオープン部材40が下方に移動されると、押圧部41と被押圧部36の側部との当接が解除され、サブレバー71はアンロック位置に向けて矢印E方向に回動可能とされる。このとき、メインレバー70は既にアンロック位置に配置されており、アンロック位置に配置されているメインレバー70のメインアーム74にサブアーム75が重なるように、トーションばね72によって付勢されているサブレバー71は矢印E方向に回動される。これにより、メインレバー70及びサブレバー71をアンロック位置に移動させるためのロックノブ7等に対する再度の解錠操作を要することなく、サブレバー71がアンロック位置に配置される。
そして、サブレバー71の回動に応じてオープン部材40が揺動され、押圧部41が被押圧部36の下部に対向して配置される。この後、アウトサイドハンドルに対する再度の開扉操作に応じてオープン部材40がラッチ解除動作し、ラッチ機構がラッチ状態からアンラッチ状態に切り替えられる。
ここまで、アウトサイドハンドルに対する開扉操作によって車両ドア1が開扉される場合のドアロック装置2の動作を説明したが、インサイドハンドル4(図1参照)に対する開扉操作によって車両ドア1が開扉される場合も、ドアロック装置2は基本的には同様に動作し、オープン部材40がラッチ解除動作してラッチ機構がラッチ状態からアンラッチ状態に切り替えられる。ただし、インサイドハンドル4に対する開扉操作は、インサイドレバー及びチャイルドプルーフ機構を介してオープン部材40に伝達される。以下、インサイドレバー及びチャイルドプルーフ機構について説明する。
図13及び図14は、インサイドレバー及びチャイルドプルーフ機構の構成を示す。
インサイドレバー80は、ケース12に設けられているインサイドレバー軸81によって回動可能に支持されている。インサイドレバー80は、ケーブル接続部82に接続されているケーブル17を介してインサイドハンドル4(図1参照)に連結されており、インサイドハンドル4に対する開扉操作に応じて回動される。
チャイルドプルーフ機構は、チャイルドレバー90と、ブッシュ100とを含み、上記のとおり、インサイドハンドル4に対する開扉操作に基づいてオープン部材40をラッチ解除動作させるアンセット状態と、オープン部材40のラッチ解除動作を阻止するセット状態とに切り替え可能に構成されている。
チャイルドレバー90は、カバー13に設けられているレバー支持部91によって支持されている。レバー支持部91は、インサイドレバー軸81の上側で車両前後方向に延びるガイド溝91aと、ガイド溝91aを挟んで対向する溝縁部91b,91cによって構成されている。レバー支持部91によって支持されるチャイルドレバー90の被支持部92は、レバー支持部91の溝縁部91b,91cを挟み込む一対の対向片92a,92bと、ガイド溝91aを通して一対の対向片92a,92bを相互に連結している連結片とを有する。
一対の対向片92a,92bによってレバー支持部91の溝縁部91b,91cを挟み込み、上記連結片によって溝縁部91b,91cを摺動することにより、チャイルドレバー90はレバー支持部91のガイド溝91aの延在方向に並進移動可能に案内される。そして、一方の溝縁部91cの中央部には、ガイド溝91a側に膨出する弾性片91dが設けられており、上記連結片が弾性片91dを乗り越えることによって、チャイルドレバー90は、ガイド溝91aの一端側のアンセット位置P1及びガイド溝91aの他端側のセット位置P2のいずれかの位置に保持される。
チャイルドレバー90は、操作部93と、ブッシュ支持部94とをさらに有する。
操作部93は、被支持部92に設けられており、車両ドア1のインナーパネル5に形成された孔8(図2参照)を通して露出される。露出された操作部93に対する操作に応じて、チャイルドレバー90はアンセット位置P1とセット位置P2との間で並進移動される。
セット位置P2における操作部93(チャイルドレバー90)は、アンセット位置P1における操作部93(チャイルドレバー90)よりも、カバープレート10側に近接して配置され、換言すればカバープレート10が取り付けられるインナーパネル5のドアロック取付面5aに近接して配置される。
なお、操作部93が、カバー13のレバー支持部91によって直接支持されている被支持部92に設けられていることにより、操作部93の安定性が高まり、操作性が向上する。
ブッシュ支持部94は、被支持部92から円弧状に延びており、チャイルドレバー90の並進移動方向にインサイドレバー軸81を挟んでカバープレート10とは反対側、すなわちインナーパネル5のドアロック取付面5aとは反対側で、並進移動方向に間隔をあけてインサイドレバー軸81の側方に配置されている。チャイルドレバー90がアンセット位置P1に配置されている場合に、ブッシュ支持部94の中心軸はインサイドレバー軸81に一致する。
ブッシュ100は筒状に形成されており、ブッシュ100にはチャイルドレバー90のブッシュ支持部94が挿通されている。ブッシュ100は、ブッシュ支持部94によって規定される円弧状の軌道T1に沿って移動可能にブッシュ支持部94によって支持されており、チャイルドレバー90の並進移動に応じてチャイルドレバー90と一体に並進移動される。
セット位置P2におけるブッシュ100は、アンセット位置P1におけるブッシュ100とインサイドレバー軸81との間に配置され、アンセット位置P1におけるブッシュ100よりもインサイドレバー軸81に近接して配置される。
そして、インサイドレバー80は、ブッシュ100を押圧する押圧部84を有し、オープン部材40を支持しているアウトサイドレバー50は、ブッシュ100によって押圧される被押圧部53を有し、ブッシュ100は、押圧部84及び被押圧部53と係合するノックピン101を有し、インサイドレバー80の回動はブッシュ100を介してアウトサイドレバー50に伝達される。
ノックピン101は、チャイルドレバー90及びブッシュ100の並進移動に応じ、押圧部84の円弧状の軌道T2(図15参照)を並進移動方向に横切る線に沿って移動され、チャイルドレバー90がアンセット位置P1に配置されている場合に押圧部84の軌道T2上に配置され、チャイルドレバー90がセット位置P2に配置されている場合には押圧部84の軌道T2から外れて配置される。
図15及び図16、並びに図17及び図18は、チャイルドプルーフ機構の動作を示す。
図15及び図16は、アンセット状態にあるチャイルドプルーフ機構の動作を示しており、まず、図15に示すように、チャイルドレバー90はアンセット位置P1に配置されており、ブッシュ100のノックピン101は、インサイドレバー80の押圧部84の軌道T2上に配置されている。
図16に示すように、インサイドハンドル4に対する開扉操作に応じてインサイドレバー80が回動されると、押圧部84がノックピン101に係合し、ブッシュ100が軌道T1に沿って押し上げられる。そして、ブッシュ100が軌道T1に沿って押し上げられることにより、ノックピン101がアウトサイドレバー50の被押圧部53に係合し、アウトサイドレバー50が、アウトサイドハンドルが開扉操作された場合と同様に回動される。これにより、オープン部材40がラッチ解除動作し、施解錠機構がアンロック状態にある場合には、ラッチ機構がラッチ状態からアンラッチ状態に切り替えられ、施解錠機構がロック状態にある場合には、ラッチ機構はラッチ状態に維持される。
ここで、チャイルドレバー90がアンセット位置P1に配置されている場合に、円弧状のブッシュ支持部94の中心軸はインサイドレバー軸81に一致しており、したがってブッシュ支持部94によって規定されるブッシュ100の円弧状の軌道T1は押圧部84の円弧状の軌道T2と同軸となる。軌道T1と軌道T2とが同軸であることにより、ブッシュ100の移動方向と押圧部84の移動方向とが平行となり、ブッシュ100が円滑に移動される。
ブッシュ100を円滑に移動させる観点から、本例では、軌道T1に沿ったブッシュ100の移動をガイドするブッシュガイド部102がカバー13に設けられている。ブッシュガイド部102は一対のガイド壁103,104を有し、ガイド壁103は軌道T1の中心軸方向にブッシュ100の片側に配置され、ガイド壁104はブッシュ100の反対側に配置されており、いずれも軌道T1に沿って移動される際のブッシュ100の移動範囲の全長に亘ってブッシュ100に重なって配置されている。一対のガイド壁103,104によってブッシュ100の傾きが抑制され、ブッシュ100を一層円滑に移動させることができる。一対のガイド壁103,104のうちいずれか一方のガイド壁だけでもブッシュ100の傾きを抑制することはできるが、図示の例のように、一対のガイド壁103,104によって軌道T1の中心軸方向にブッシュ100を挟むことが好ましい。
図17及び図18は、セット状態にあるチャイルドプルーフ機構の動作を示しており、まず、図17に示すように、チャイルドレバー90はセット位置P2に配置されており、ブッシュ100のノックピン101は、インサイドレバー80の押圧部84の軌道T2から外れて配置されている。
図18に示すように、インサイドハンドル4に対する開扉操作に応じてインサイドレバー80が回動されたとしても、ノックピン101が押圧部84の軌道T2から外れて配置されているため、押圧部84はノックピン101に係合せず、ブッシュ100が軌道T1に沿って押し上げられることはない。したがって、ノックピン101がアウトサイドレバー50の被押圧部53に係合せず、アウトサイドレバー50が回動されることもない。この結果、オープン部材40のラッチ解除動作は阻止され、施解錠機構がアンロック状態にある場合にも、ラッチ機構はラッチ状態に維持される。
以上のチャイルドプルーフ機構の動作において、インサイドレバー軸81を中心とし、インサイドレバー軸81からインサイドレバー80の最遠点であるケーブル接続部82までの距離を半径とする円Cに対し、図15及び図16に示したアンセット状態において、アンセット位置P1に配置されたチャイルドレバー90は円C内にあり、ブッシュ100もまた円C内で移動されている。
そして、上記のとおり、チャイルドレバー90のブッシュ支持部94及びブッシュ支持部94に支持されているブッシュ100は、インサイドレバー軸81を挟んでインナーパネル5のドアロック取付面5aとは反対側でインサイドレバー軸81の側方に配置されており、チャイルドレバー90は、アンセット位置P1からセット位置P2に向けてインナーパネル5のドアロック取付面5a側に並進移動される。
したがって、図17及び図18に示したセット状態において、セット位置P2に配置されたチャイルドレバー90のブッシュ支持部94及びブッシュ支持部94に支持されているブッシュ100は、アンセット状態におけるブッシュ支持部94及びブッシュ100とインサイドレバー軸81との間に配置され、アンセット状態におけるブッシュ支持部94及びブッシュ100よりもインサイドレバー軸81に近接して配置される。このため、チャイルドレバー90及びブッシュ100は、セット状態においても円C内に配置されている。
このように、チャイルドレバー90及びブッシュ100の可動域が円C内に内包されていることにより、チャイルドプルーフ機構が小型化及び軽量化され、ドアロック装置2の小型化及び軽量化が可能となる。
1 車両ドア
2 ドアロック装置
3 ストライカ
4 インサイドハンドル
5 インナーパネル
5a ドア後端側端面
5a ドアロック取付面
7 ロックノブ
8 孔
10 カバープレート
11 ボディ
12 ケース
13 カバー
14 ストライカ進入溝
15 バックプレート
16 ケーブル
17 ケーブル
20 ラッチ
21 ラッチ軸
22 ストライカ係合溝
23 フルラッチ係合部
30 ラチェット
31 ラチェットレバー
32 ラチェット軸
33 係止部
34 係合孔
35 係合突起
36 被押圧部
40 オープン部材
41 押圧部
42 係合枠
50 アウトサイドレバー
51 支持部
52 アウトサイドレバー軸
53 被押圧部
60 ロックレバー
61 モータ
62 ウォームギヤ
63 ウォームホイール
64 ロックレバー軸
66 係合突起
67 ケーブル接続部
68a,68b カム
69a,69b カムフォロア
70 メインレバー
71 サブレバー
73 サブレバー軸
74 メインアーム
75 サブアーム
76 ストッパ
77 ストッパ
80 インサイドレバー
81 インサイドレバー軸
82 ケーブル接続部
84 押圧部
90 チャイルドレバー
91 レバー支持部
91a ガイド溝
91b,91c 溝縁部
91d 弾性片
92 被支持部
92a,92b 対向片
93 操作部
94 ブッシュ支持部
100 ブッシュ
101 ノックピン
102 ブッシュガイド部
103 ガイド壁
104 ガイド壁
C 円
P1 アンセット位置
P2 セット位置
T1 軌道
T2 軌道
X 回動軸

Claims (4)

  1. 車両ボディに設けられたストライカと係合して車両ドアを閉状態に保持するラッチ状態と、アンラッチ状態とに切り替え可能なラッチ機構と、
    前記車両ドアのインサイドハンドルに対する開扉操作に応じて回動されるインサイドレバーと、
    前記インサイドレバーの回動が伝達されることによって前記ラッチ機構を前記アンラッチ状態に切り替えるオープン部材と、
    前記車両ドアのパネルに形成される孔を通して露出される操作部を有し、前記操作部に対する操作に応じてセット位置とアンセット位置との間で並進移動されるチャイルドレバーと、
    前記チャイルドレバーと一体に並進移動されるブッシュと、
    を備え、
    前記チャイルドレバーは、片側が開放された溝が形成された保持部を有し、
    前記溝は、前記チャイルドレバーが前記アンセット位置に配置された状態において前記インサイドレバーの回転軸と同心の円弧形状を有し、
    前記ブッシュは、前記インサイドレバーの前記回転軸と同方向に突出し、前記溝に挿通されるノックピンを有し、
    前記ブッシュは、
    前記チャイルドレバーが前記アンセット位置に配置されている場合に、回動された前記インサイドレバーと係合して前記溝に沿って移動して、前記インサイドレバーの回動を前記オープン部材に伝達し、
    前記チャイルドレバーが前記セット位置に配置されている場合には、前記インサイドレバーとの係合から解放され、
    前記チャイルドレバー及び前記ブッシュの可動域は、前記インサイドレバーの回動軸を中心とし且つ前記回動軸から前記インサイドレバーの最遠点までの距離を半径とする円内に内包されているドアロック装置。
  2. 請求項1記載のドアロック装置であって、
    前記セット位置に配置された前記チャイルドレバーは、前記アンセット位置に配置された前記チャイルドレバーよりも、前記ラッチ機構に対する前記ストライカの進入方向に延びる切り欠きが形成された前記パネルの端面に近接して配置され、
    前記チャイルドレバーが前記セット位置に配置された際の前記ブッシュは、前記チャイルドレバーが前記アンセット位置に配置された際の前記ブッシュよりも、前記インサイドレバーの前記回動軸に近接して配置されるドアロック装置。
  3. 請求項1又は2記載のドアロック装置であって、
    前記チャイルドレバーを並進移動可能に支持するレバー支持部を有するカバーをさらに備え、
    前記チャイルドレバーは、前記レバー支持部に支持される被支持部を有し、
    前記操作部は、前記被支持部に設けられているドアロック装置。
  4. 請求項3記載のドアロック装置であって、
    前記ブッシュは、前記チャイルドレバーが前記アンセット位置に配置された際に前記インサイドレバーの前記回動軸と同軸となる円弧軌道に沿って移動可能に前記チャイルドレバーによって支持されており、回動された前記インサイドレバーと係合することによって前記円弧軌道に沿って移動され、
    前記カバーは、前記ブッシュをガイドするブッシュガイド部をさらに有し、
    前記ブッシュガイド部は、前記円弧軌道の中心軸方向に前記ブッシュの少なくとも一方側に重なるガイド壁であって、前記チャイルドレバーが前記アンセット位置に配置され且つ前記ブッシュが前記インサイドレバーと係合することにより前記円弧軌道に沿って回動される際の前記ブッシュの回動範囲の全長に亘って重なるガイド壁を有するドアロック装置。
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