JP3164520B2 - 車両バックドア等のラッチ装置 - Google Patents

車両バックドア等のラッチ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両ドアのラッチ装置
に関するものであり、特に、ワゴン車、ワンボックス車
等の後面に取付けられるバックドア用のラッチ装置に関
するものである。
【0002】
【従来技術】従来、車両ドアには、車体側に固定のスト
ライカと係合することによりドアを閉扉状態に保持する
ラッチ装置と、ラッチ装置を前記ストライカから解放さ
せるための手動オープンハンドルが取付けられている。
ラッチ装置とオープンハンドルの配置位置は、それぞれ
のドアの形式よって異なるが、本発明では、オープンハ
ンドルに対してラッチ装置が比較的離れて配置されると
きに発生し易い課題をを対象としているため、ワゴン
車、ワンボックス車等の後面に取付けられるバックドア
を用いて説明する。一般的なバックドアでは、図1に示
すように、ドアAの下端部に車体Bに固定のストライカ
Cと係合するラッチ装置Dが取付けられ、ラッチ装置D
を解放させるオープンハンドルEは、ドアAの上下の中
程に取付けられ、オープンハンドルEとラッチ装置Dと
は開扉操作ロッドFで連結されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記ラッチ装置Dは、
オープンハンドルEによりロッドFが下動(上動の場合
もある)すると、ストライカCとの係合が解除されるよ
うに構成されるが、ラッチ装置DとオープンハンドルE
の距離が比較的離れているドアにあっては、衝突等でド
アAが変形するとオープンハンドルEの回転とは無関係
にラッチ装置DがストライカCから解放されて、ドアA
が開いてしまうことがある。具体的に説明すると、図1
において、ラッチ装置DがロッドFの下動によりドアA
を解放する構成であるときは、ドアAの衝突変形により
ラッチ装置DとオープンハンドルEとの相対的距離Gが
短くなると、ラッチ装置DはオープンハンドルEに近付
くことになる。このとき、ロッドFの上端はオープンハ
ンドルEに連結されていてロッドF自体は上動しないか
ら、オープンハンドルEに接近するラッチ装置Dは、ロ
ッドFに対して上動することになる。これは、相対的に
見ると、ロッドFがラッチ装置Dに対して下動したこと
に等しいから、ラッチ装置Dに開扉作用が働いて、ドア
Aが開くことになる。この問題は、ラッチ装置およびオ
ープンハンドル自体の補強では解決できず、補強により
対処するときは、ドア全体の強度を向上させることにな
るから、重量および費用において、問題が大きくなる。
【0004】
【発明の目的】よって、本発明の目的は、ドアの衝突変
形により、ラッチ装置とオープンハンドルの相対的距離
が変化しても、ドアが開かないようにすることになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、車両
ドア2の端部に車体1側に固定のストライカ4と係合す
るラッチ装置3を設け、前記車両ドア2の所望位置に開
扉操作ロッド6を介して前記ラッチ装置3に連結される
オープンハンドル5を取付けたものにおいて、前記ラッ
チ装置3には、前記ストライカ4と係合して回転するラ
ッチ10と、該ラッチ10と係合して該ラッチ10と前
記ストライカ4との係合を保持するラチェット11と、
前記開扉操作ロッド6の一端に接続され該開扉操作ロッ
ド6が第1方向に移動すると開扉回転して前記ラチェッ
ト11を前記ラッチ10から離脱させるオープンレバー
19と、前記オープンレバー19の前記開扉回転を前記
ラチェット11に伝達する連結状態と前記オープンレバ
ー19の開扉回転を前記ラチェット11に伝達しない非
連結状態とに切り替わるクラッチ機構とを設け、該クラ
ッチ機構にはアンチオープンロッド30の一端31を連
結し、前記アンチオープンロッド30は前記ラッチ装置
3に対して前記第1方向に添って相対的に移動すると前
記クラッチ機構を非連結状態に切り替えるように構成
し、前記アンチオープンロッド30の他端32は前記オ
ープンハンドル5の近傍位置の不動部材に固定した車両
バックドア等のラッチ装置としたものである。また、本
発明は、車両ドア2の端部に車体1側に固定のストライ
カ4と係合するラッチ装置3を設け、前記車両ドア2の
所望位置に開扉操作ロッド6を介して前記ラッチ装置3
に連結されるオープンハンドル5を取付けたものにおい
て、前記ラッチ装置3には、前記ストライカ4と係合し
て回転するラッチ10と、該ラッチ10と係合して該ラ
ッチ10と前記ストライカ4との係合を保持するラチェ
ット11と、前記開扉操作ロッド6の一端に接続され該
開扉操作ロッド6が第1方向に移動すると開扉回転して
前記ラチェット11を前記ラッチ10から離脱させるオ
ープンレバー19と、前記オープンレバー19の前記開
扉回転を前記ラチェット11に伝達する連結状態と前記
オープンレバー19の開扉回転を前記ラチェット11に
伝達しない非連結状態とに切り替わるクラッチ機構とを
設け、該クラッチ機構にはアンチオープンロッド30の
一端31を連結し、前記アンチオープンロッド30は前
記ラッチ装置3に対して前記第1方向に添って相対的に
移動すると前記クラッチ機構を非連結状態に切り替える
ように構成し、前記アンチオープンロッド30の他端3
2には手動操作ノブ35を取付け、前記アンチオープン
ロッド30の他端32側には前記オープンハンドル5の
近傍位置の不動部材に当接して前記アンチオープンロッ
ド30が前記第1方向と反対の第2方向へ移動すること
を規制する当接部36を形成した車両バックドア等のラ
ッチ装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は車体、2は車両ドアである。車両ドア2は、車体1
の後面に取付けられるバックドアとして図示してある
が、これに限定されるものではない。3は車両ドア2の
下端部に取付けられたラッチ装置であり、車体1に固定
のストライカ4と係合することによりドア2を閉扉状態
に保持する。5は前記ラッチ装置3に対して比較的離れ
たところに設けられた手動オープンハンドルであり、オ
ープンハンドル5とラッチ装置3とは上下方向の開扉操
作ロッド6で連結する。
【0007】前記ラッチ装置3は、図3のように、カバ
ープレート7およびベースプレート8からなるラッチボ
ディ9を備えており、ラッチボディ9はボルト等(図示
なし)によりドア2に固定される。ラッチボディ9の内
部には、前記ストライカ4と係合して回転するラッチ1
0と、該ラッチ10と係合して該ラッチ10と前記スト
ライカ4との係合を保持するラチェット11が軸12、
13によりそれぞれ回転自在に設けられる。前記ラッチ
10は、図4の展開図において図示のないバネにより右
転方向に、また、ラチェット11は左転方向に付勢され
ており、閉扉によりラッチ10の係合溝14にストライ
カ4が係合するとラッチ10は左転し、ついでラチェッ
ト11の爪部15はラッチ10の係合段部16に係合し
て、ラッチ10とストライカ4との係合が保持される。
【0008】前記カバープレート7には、一体的に取付
片17が屈曲形成され、取付片17にはラチェットレバ
ー18およびオープンレバー19を軸20により軸支す
る。前記ラチェットレバー18はバネ(図示なし)によ
り右転方向に付勢される。ラチェットレバー18の回動
端21は、図4のように、前記ラチェット11の先端部
22に臨ませ、ラチェットレバー18が左転すると、ラ
チェット11はラッチ10から離脱して、ドア2が開扉
される。
【0009】前記オープンレバー19の一端には前記開
扉操作ロッド6の下端が連結され、オープンレバー19
の他端部には前記軸20の放射方向に伸びる長孔23を
形成し、該長孔23にはクラッチピン24をスライド自
在に挿入する。クラッチピン24は、前記長孔23の内
端(軸20に近接する位置)にあると連結状態(クラッ
チ入り)となって前記ラチェットレバー18に形成した
係合面25と対峙し、前記オープンレバー19の開扉回
転(左転)によりクラッチピン24が移動すると、クラ
ッチピン24は係合面25を押圧して、前記ラチェット
レバー18を左転させ、これによりラチェット11はラ
ッチ10から離脱して開扉となる。クラッチピン24が
長孔23の外端(軸20から離間した位置)に移動する
と、クラッチピン24は前記係合面25から離脱して非
連結状態(クラッチ切り)となって、これにより、オー
プンレバー19の開扉回転(左転)はラチェットレバー
18には伝達されなくなる。
【0010】26はカバープレート7に形成した別の取
付片27に軸28で軸支したクラッチレバーであり、ク
ラッチレバー26の一端には、先端に前記クラッチピン
24を植設したクラッチリンク29の基部を軸支する。
クラッチレバー26の他端には、アンチオープンロッド
30の一端31を係止し、アンチオープンロッド30の
他端32は、図2のように前記オープンハンドル5の近
傍の不動部材(車両ドア2のパネル33若しくはオープ
ンハンドル5の取付ケース34等)に固定する。アンチ
オープンロッド30の一端31が取付けられたクラッチ
レバー26は、アンチオープンロッド30の他端32が
不動部材に固定されているため、通常では回転不能の固
定状態となり、この固定状態において、前記クラッチピ
ン24は長孔23の内端に臨む位置になるようにして、
オープンレバー19の開扉回転がラチェットレバー18
に伝達されるようにする。
【0011】図2〜図4に示した構成では、開扉操作ロ
ッド6が下動すると、前記オープンレバー19は開扉回
転する構成であるから、構造的には、車両ドア2の衝突
変形により、ラッチ装置3とオープンハンドル5との距
離が短くなると、開扉操作ロッド6がラッチ装置3に対
して相対的に下動してオープンハンドル19が開扉回転
することになる。そこで、本発明では、ラッチ装置3と
オープンハンドル5との距離が短くなったときは、アン
チオープンロッド30の作用でクラッチレバー26を回
転させて、クラッチピン24が長孔23の外端に移動す
るように設定する。
【0012】つまり、本発明のアンチオープンロッド3
0は、開扉操作ロッド6と略同じ条件となるように、一
端31側をラッチ装置3に接続し、他端32側をオープ
ンハンドル5の近傍に取付けてあるから、車両ドア2の
衝突変形により、開扉操作ロッド6がラッチ装置3に対
して相対的に移動するときは、これと同じ方向に相対的
に移動することが期待できる。したがって、アンチオー
プンロッド30がラッチ装置3に対して相対的に下動し
たときは、クラッチレバー26が転するように設定す
ると、クラッチピン24を長孔23の内端から外端に移
動させることができ、これにより、オープンレバー19
の開扉回転がラチェットレバー18に伝達されないよう
にすることができる。このため、本発明では、車両ドア
2の衝突変形によりオープンレバー19が開扉回転して
も、ラッチ装置3が解放されることを防止できる。
【0013】図5は、アンチオープンロッド30の他端
32に手動操作ノブ35を取付けた実施例を示してあ
る。この実施例では、他端32は不動部材に固定せず、
図5の状態から上動はしないが、下動はするように、ア
ンチオープンロッド30の他端32側に当接部36を形
成し、該当接部36を不動部材(ドアパネル33)に固
定した係合部37に当接させてある。この構成において
も、アンチオープンロッド30は上動できないようにな
っているから、ラッチ装置3とオープンハンドル5の距
離が短くなるようにドアが変形したときは、アンチオー
プンロッド30はラッチ装置3に対して相対的に下動す
ることになり、これにより、ラッチ装置3の解放は防止
できると共に、他端32に手動操作ノブ35を取付けて
あるから、手動でアンチオープンロッド30を下動させ
ると、クラッチピン24を非連結状態に切り替えること
ができ、これにより、クラッチピン24をロック機構と
して使用することが可能となる。なお、当接部36と係
合部37とは、できるだけオープンハンドル5に近接配
置する。
【0014】
【作用】本発明の構成は以上のとおりであり、オープン
ハンドル5を開操作して、開扉操作ロッド6を下動させ
ると、オープンレバー19は開扉回転(左転)し、オー
プンレバー19の長孔23に係合したクラッチピン24
は、ラチェットレバー18の係合面25に係合してラチ
ェットレバー18を左転させ、ラチェットレバー18の
回動端21は、ラチェット11の先端部22と係合し
て、ラチェット11をラッチ10から離脱させ、開扉と
なる。
【0015】衝突等により車両ドア2が変形して、ラッ
チ装置3とオープンハンドル5の距離が短くなったとき
は、開扉操作ロッド6はラッチ装置3に対して相対的に
下動するから、オープンレバー19は開扉回転すること
になるが、これと同時に、開扉操作ロッド6と略同じ条
件になるように一端31をラッチ装置3に連結し他端3
2をオープンハンドル5の近傍に固定したアンチオープ
ンロッド30も、開扉操作ロッド6と同様にラッチ装置
3に対して相対的に下動するから、クラッチレバー26
は右転して、クラッチリンク29のクラッチピン24を
長孔23の外端に移動させる。すると、オープンレバー
19の回転によりクラッチピン24が移動しても、クラ
ッチピン24はラチェットレバー18の係合面25に当
接しないから、ラチェットレバー18は回転せず、ラッ
チ装置3の解放は防止される。
【0016】なお、実施に当たっては、オープンレバー
19の開扉回転によりラチェット11がラッチ10から
離脱する前に、クラッチピン24が移動するように、ク
ラッチレバー26の回転量をオープンレバー19の回転
量より小さく設定したり、各部に遊びを設けることもあ
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明は、車両ドア2の
端部に車体1側に固定のストライカ4と係合するラッチ
装置3を設け、前記車両ドア2の所望位置に開扉操作ロ
ッド6を介して前記ラッチ装置3に連結されるオープン
ハンドル5を取付けたものにおいて、前記ラッチ装置3
には、前記ストライカ4と係合して回転するラッチ10
と、該ラッチ10と係合して該ラッチ10と前記ストラ
イカ4との係合を保持するラチェット11と、前記開扉
操作ロッド6の一端に接続され該開扉操作ロッド6が第
1方向に移動すると開扉回転して前記ラチェット11を
前記ラッチ10から離脱させるオープンレバー19と、
前記オープンレバー19の前記開扉回転を前記ラチェッ
ト11に伝達する連結状態と前記オープンレバー19の
開扉回転を前記ラチェット11に伝達しない非連結状態
とに切り替わるクラッチ機構とを設け、該クラッチ機構
にはアンチオープンロッド30の一端31を連結し、前
記アンチオープンロッド30は前記ラッチ装置3に対し
て前記第1方向に添って相対的に移動すると前記クラッ
チ機構を非連結状態に切り替えるように構成し、前記ア
ンチオープンロッド30の他端32は前記オープンハン
ドル5の近傍位置の不動部材に固定した車両バックドア
等のラッチ装置としたため、ドアの衝突変形等により、
ラッチ装置3とオープンハンドル5との距離に変化が生
じて、オープンレバー19が開扉回転しても、アンチオ
ープンロッド30の作用によって、クラッチ機構が非連
結状態に切り替わるので、簡単な構成で、ドアの衝突変
形による開扉を防止できる。また、本発明は、車両ドア
2の端部に車体1側に固定のストライカ4と係合するラ
ッチ装置3を設け、前記車両ドア2の所望位置に開扉操
作ロッド6を介して前記ラッチ装置3に連結されるオー
プンハンドル5を取付けたものにおいて、前記ラッチ装
置3には、前記ストライカ4と係合して回転するラッチ
10と、該ラッチ10と係合して該ラッチ10と前記ス
トライカ4との係合を保持するラチェット11と、前記
開扉操作ロッド6の一端に接続され該開扉操作ロッド6
が第1方向に移動すると開扉回転して前記ラチェット1
1を前記ラッチ10から離脱させるオープンレバー19
と、前記オープンレバー19の前記開扉回転を前記ラチ
ェット11に伝達する連結状態と前記オープンレバー1
9の開扉回転を前記ラチェット11に伝達しない非連結
状態とに切り替わるクラッチ機構とを設け、該クラッチ
機構にはアンチオープンロッド30の一端31を連結
し、前記アンチオープンロッド30は前記ラッチ装置3
に対して前記第1方向に添って相対的に移動すると前記
クラッチ機構を非連結状態に切り替えるように構成し、
前記アンチオープンロッド30の他端32には手動操作
ノブ35を取付け、前記アンチオープンロッド30の他
端32側には前記オープンハンドル5の近傍位置の不動
部材に当接して前記アンチオープンロッド30が前記第
1方向と反対の第2方向へ移動することを規制する当接
部36を形成した車両バックドア等のラッチ装置とした
ため、前記同様の効果に加えて、クラッチ機構を周知の
ロック機構として使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知例図。
【図2】 本発明のラッチ装置とオープンハンドルの配
置関係を示す断面図。
【図3】 ラッチ装置の正面図。
【図4】 ラッチ装置の各部の展開図。
【図5】 第2実施例図。
【符号の説明】
1…車体、2…車両ドア、3…ラッチ装置、4…ストラ
イカ、5…手動オープンハンドル、6…開扉操作ロッ
ド、7…カバープレート、8…ベースプレート、9…ラ
ッチボディ、10…ラッチ、11…ラチェット、12、
13…軸、14…係合溝、15…爪部、16…係合段
部、17…取付片、18…ラチェットレバー、19…オ
ープンレバー、20…軸、21…回動端、22…先端
部、23…長孔、24…クラッチピン、25…係合面、
26…クラッチレバー、27…取付片、28…軸、29
…クラッチリンク、30…アンチオープンロッド、31
…一端、32…他端、33…パネル、34…取付ケー
ス、35…手動操作ノブ、36…当接部、37…係合
部。
フロントページの続き (72)発明者 渡邊 和則 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 実開 昭63−83364(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/32 B60J 5/10 E05B 17/20 E05B 65/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ドア2の端部に車体1側に固定のス
    トライカ4と係合するラッチ装置3を設け、前記車両ド
    ア2の所望位置に開扉操作ロッド6を介して前記ラッチ
    装置3に連結されるオープンハンドル5を取付けたもの
    において、前記ラッチ装置3には、前記ストライカ4と
    係合して回転するラッチ10と、該ラッチ10と係合し
    て該ラッチ10と前記ストライカ4との係合を保持する
    ラチェット11と、前記開扉操作ロッド6の一端に接続
    され該開扉操作ロッド6が第1方向に移動すると開扉回
    転して前記ラチェット11を前記ラッチ10から離脱さ
    せるオープンレバー19と、前記オープンレバー19の
    前記開扉回転を前記ラチェット11に伝達する連結状態
    と前記オープンレバー19の開扉回転を前記ラチェット
    11に伝達しない非連結状態とに切り替わるクラッチ機
    構とを設け、該クラッチ機構にはアンチオープンロッド
    30の一端31を連結し、前記アンチオープンロッド3
    0は前記ラッチ装置3に対して前記第1方向に添って相
    対的に移動すると前記クラッチ機構を非連結状態に切り
    替えるように構成し、前記アンチオープンロッド30の
    他端32は前記オープンハンドル5の近傍位置の不動部
    材に固定した車両バックドア等のラッチ装置。
  2. 【請求項2】 車両ドア2の端部に車体1側に固定のス
    トライカ4と係合するラッチ装置3を設け、前記車両ド
    ア2の所望位置に開扉操作ロッド6を介して前記ラッチ
    装置3に連結されるオープンハンドル5を取付けたもの
    において、前記ラッチ装置3には、前記ストライカ4と
    係合して回転するラッチ10と、該ラッチ10と係合し
    て該ラッチ10と前記ストライカ4との係合を保持する
    ラチェット11と、前記開扉操作ロッド6の一端に接続
    され該開扉操作ロッド6が第1方向に移動すると開扉回
    転して前記ラチェット11を前記ラッチ10から離脱さ
    せるオープンレバー19と、前記オープンレバー19の
    前記開扉回転を前記ラチェット11に伝達する連結状態
    と前記オープンレバー19の開扉回転を前記ラチェット
    11に伝達しない非連結状態とに切り替わるクラッチ機
    構とを設け、該クラッチ機構にはアンチオープンロッド
    30の一端31を連結し、前記アンチオープンロッド3
    0は前記ラッチ装置3に対して前記第1方向に添って相
    対的に移動すると前記クラッチ機構を非連結状態に切り
    替えるように構成し、前記アンチオープンロッド30の
    他端32には手動操作ノブ35を取付け、前記アンチオ
    ープンロッド30の他端32側には前記オープンハンド
    ル5の近傍位置の不動部材に当接して前記アンチオープ
    ンロッド30が前記第1方向と反対の第2方向へ移動す
    ることを規制する当接部36を形成した車両バックドア
    等のラッチ装置。
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