JP3235011B2 - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

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JP3235011B2
JP3235011B2 JP14294495A JP14294495A JP3235011B2 JP 3235011 B2 JP3235011 B2 JP 3235011B2 JP 14294495 A JP14294495 A JP 14294495A JP 14294495 A JP14294495 A JP 14294495A JP 3235011 B2 JP3235011 B2 JP 3235011B2
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正純 宮川
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B17/00Accessories in connection with locks
    • E05B17/007Devices for reducing friction between lock parts

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロックボディに、ドア
に設けた操作手段に連結部材を介して連結される回動レ
バーを枢着した自動車用ドアロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用ドアロック装置は、一般
に、図6に示すように、ドア(101)後部のドア厚み方向
に延出する取付パネル(101a)に取り付けられたロックボ
ディ(102)の取付部(103)に、回動レバー(104)を軸(図示
略)をもって取付部(103)とほぼ平行な面で回動し得るよ
うに枢着し、この回動レバー(104)をドア(101)の外側パ
ネルに設けられた開扉ハンドル(105)に連結されたレバ
ー(105a)にロッド(106)を介して連結して、開扉ハンド
ル(105)の操作力がレバー(105a)を介してロッド(106)を
上下方向に移動させ、回動レバー(104)を回動させるこ
とによって、ドア開扉が行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の装置に
おいては、一般に、ドアの造形上、取付パネル(101a)は
傾斜しており、また開扉ハンドル(105)に連結されたレ
バー(105a)はほぼ垂直方向に回動するため、開扉ハンド
ル(105)の操作力の一部が、回動レバー(104)をロックボ
ディ(102)の取付面(103)側に押しつけるような分力とし
て、回動レバー(104)に伝達されるので、回動レバー(10
4)が板厚方向に変形させられて、円滑な作動ができなく
なるおそれがある。
【0004】また、回動レバー(104)とロックボディ(10
2)の枢着部を、例えば鉄製のシャフトによりかしめるこ
とが多いが、回動レバー(104)が円滑に回動できるよう
にするため、通常、ロックボディ(102)の軸と、回動レ
バー(104)の軸孔(図示略)の間にクリアランスを設けて
いる。そのため、回動レバー(104)に上述の分力が作用
すると、回動レバー(104)がガタついてしまい、回動レ
バー(104)が円滑に回動できなくなる。
【0005】上述の問題点を解消したものとして、例え
ば特開昭59-44477号公報に開示されているようなものが
ある。この装置は、ドアに固定されたバックプレートの
一部をL型に折曲げて立上部を形成し、この立上部に回
動レバーを軸着して、開扉ハンドルと回動レバーとをロ
ッドを介して連結することにより、ロッドの作動方向と
回動レバーの回動方向を一致させ、開扉ハンドルの操作
力の全てが、回動レバーを回動させるための力として伝
達されるようにしている。しかし、この装置は、ロッド
の作動方向と回動レバーの回転方向とを一致させるため
に、立上部を形成しなければならず、構成が複雑になる
とともに。大きなスペースを必要とするという問題点を
有する。
【0006】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、簡単な構成により、回動レバーの変形
を抑えて、円滑な作動を可能にした自動車用ドアロック
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 一端が、ドアに設けた操作手段に連結部材を介し
て連結されるとともに、他端が前記連結部材の作動方向
に直交する面に対して傾く軸をもってロックボディに枢
着され、操作手段の操作により、非作動位置と作動位置
との間を回動させうるようにした回動レバーを備える自
動車用ドアロック装置において、前記ロックボディに、
前記回動レバーにおける連結部材との連結部寄りであっ
て、かつ前記操作手段と反対側の側面に摺接可能な張出
部を設ける。
【0008】(2) 上記(1)項において、張出部と回動
レバーとの対向面のいずれか一方に突条部を設ける。
【0009】(3) 上記(1)または(2)項において、張
出部を合成樹脂製とする。
【0010】
【作用】開扉ハンドル操作により、連結部材を介して回
動レバーは非作動位置から作動位置に回動させられる。
そのとき、連結部材が連結された回動レバーの連結部に
ロックボディ側に押し付けるような分力が作用しても、
連結部寄りの側面が張出部に摺接しながら回動すること
により、回動レバーの連結部寄りが板厚方向に変形する
ことがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図5に基づい
て説明する。図1は、ドアロック装置の正面図、図2
は、図1におけるII−II線拡大断面図、図3は、図1に
おけるIII−III線断面図、図4は、ドアロック装置の側
面図、図5はドアロック装置の平面図を示す。
【0012】図中(1)は、自動車のドア後端のドア厚み
方向を向く取付パネルにボルト(図示略)により固定さ
れ、凹状の収納部(1a)を有する矩形状の合成樹脂性の
ロックボディ、(2)は、ロックボディ(1)の収納部(1
a)を閉塞するように取付パネルに対向するロックボディ
(1)の表面側に固定された金属製のカバープレート、
(3)は、ロックボディ(1)の垂直壁(1b)に固定された
合成樹脂性の平面視ほぼL字状のサイドボディである。
【0013】ロックボディ(1)の収納部(1a)には、車
体側に固定されたストライカに係脱可能なラッチ(4)及
びラッチ(4)に係脱可能なロッキングプレート(図示略)
がそれぞれ車両前後方向を向く軸(5)(6)をもって回動
可能に枢着されている。
【0014】ロックボディ(1)の上壁(1c)には、垂直
壁(1b)から連続してドア取付面と平行に上方に延出す
る舌片状の張出部(1d)が連設されている。この張出部
(1d)は、ロックボディ(1)と同様に合成樹脂製であ
り、上壁(1c)と張出部(1d)との間に突設された2個の
補強用リブ(1f)によって補強されている。
【0015】ロックボディ(1)の垂直壁(1b)に対向し
たサイドボディ(3)の取付部(3a)には、車外側のドア
のアウターパネルに設けられた車外側の開扉ハンドル
(いずれも図示略)に連結されたオープンレバー(7)と、
ドアのアウターパネルに設けられた施解錠操作用のキー
シリンダー(図示略)に連結されたロックレバー(8)と
が、ドア取付面に直交する軸(9)(10)をもってそれぞれ
回動可能に枢着されている。
【0016】なお、オープンレバー(7)は、円滑に回動
しうるようにするため、軸(9)に弛く嵌合されている。
【0017】また、取付部(3a)に対して直角に折曲さ
れ、ドア取付面に直交するサイドボディ(3)の直角部
(3b)には、ドアのインナーパネルに設けられた車内側
の開扉ハンドルに連結されたインサイドレバー(11)が軸
(12)をもって回動可能に枢着されている。
【0018】オープンレバー(7)は、サイドボディ(3)
からアウターパネル側(図1の左側)に向かって突出する
とともに、先端に孔(7a)が穿設された連結部(7b)を有
している。オープンレバー(7)の連結部(7b)付近より
下方にある側面は、張出部(1d)の後面と対向するよう
になり、この張出部(1d)と対向する側面には、張出部
(1d)側に向けて突出して張出部(1d)に摺接可能な突条
部(7c)が放射方向に形成されている(図3参照)。連結
部(7b)は、孔(7a)に嵌合したホルダー(14)及びホルダ
ー(14)に連結されたロッドを(13)を介して、アウターパ
ネルに設けられたアウトサイドハンドル(図示略)に連結
されている。
【0019】アウトサイドハンドルの開扉操作により、
オープンレバー(7)は、図1において実線で示す非作動
位置から想像線で示す作動位置に移動して、サイドボデ
ィ(3)内に収納されたオープンレバー(7)と係合する各
種レバー(図示略)を作動させることにより、ロッキング
プレートをラッチ(4)から離脱させて、ドアを開くこと
ができる。
【0020】開扉ハンドルの操作によりロッド(13)が下
方に押動されると、オープンレバー(7)は、ロッド(13)
及びホルダー(14)を介して非作動位置から作動位置に回
動させられる。そのとき、オープンレバー(7)の連結部
(7b)に対して、オープンレバー(7)の軸(9)方向に向
く分力が作用した場合は、オープンレバー(7)の突条部
(7c)が張出部(1d)に摺接しながら回動することによ
り、連結部(7b)寄りの板厚方向への変形が抑止される
とともに、オープンレバー(7)と軸(9)の間にクリアラ
ンスが設けてあっても、オープンレバー(7)ががたつく
のを阻止するので、オープンレバー(7)の円滑な回動を
得ることができる。
【0021】また、突条部(7c)と張出部(2b)との摺接
面積は微少なので、摩擦抵抗は小さく、オープンレバー
(7)は円滑に回動することができる。
【0022】なお、突条部は、張出部側に設けることも
あり、オープンレバーと張出部との接触面積を減少させ
る形状であれば位置及び形状は本実施例のものに限定さ
れない。
【0023】
【発明の効果】
(a) 本発明によると、ロックボディに設けられた張出
部により、回動レバーの板厚方向への変形が抑止される
ので、簡単な構成により回動レバーの板厚を厚くするこ
となく変形を抑止できるとともに、回動レバーのがたつ
きを阻止でき、回動レバーの円滑な作動を得ることがで
きる(全請求項)。
【0024】(b) 請求項2記載の発明によれば、突条
部と張出部の摺接面積は微少なので、両者の摩擦抵抗は
小さく、回動レバーを円滑に回動させることができる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアロック装置の正面図である。
【図2】図1におけるII−II線拡大断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】ドアロック装置の側面図である。
【図5】ドアロック装置の平面図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
(1)ロックボディ (1b)垂直壁 (1c)上壁 (1d)張出部 (1f)補強用リブ (3)サイドボディ (3a)取付部 (7)オープンレバー(回動レバー) (7c)突条部 (13)ロッド(連結手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/12 - 65/42 B60J 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が、ドアに設けた操作手段に連結部
    材を介して連結されるとともに、他端が前記連結部材の
    作動方向に直交する面に対して傾く軸をもってロックボ
    ディに枢着され、操作手段の操作により、非作動位置と
    作動位置との間を回動させうるようにした回動レバーを
    備える自動車用ドアロック装置において、 前記ロックボディに、前記回動レバーにおける連結部材
    との連結部寄りであって、かつ前記操作手段と反対側の
    側面に摺接可能な張出部を設けたことを特徴とする自動
    車用ドアロック装置。
  2. 【請求項2】 張出部と回動レバーとの対向面のいずれ
    か一方に突条部を設けた請求項1記載の自動車用ドアロ
    ック装置。
  3. 【請求項3】 張出部が合成樹脂製である請求項1また
    は2記載の自動車用ドアロック装置。
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JP6446854B2 (ja) * 2014-06-20 2019-01-09 株式会社アンセイ 車両用ドアロック装置

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