JP3143601B2 - 車両の車内鍵忘れ防止装置 - Google Patents

車両の車内鍵忘れ防止装置

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JP3143601B2
JP3143601B2 JP14306397A JP14306397A JP3143601B2 JP 3143601 B2 JP3143601 B2 JP 3143601B2 JP 14306397 A JP14306397 A JP 14306397A JP 14306397 A JP14306397 A JP 14306397A JP 3143601 B2 JP3143601 B2 JP 3143601B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
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    • E05B77/14Specially controlled locking actions in case of open doors or in case of doors moved from an open to a closed position, e.g. lock-out prevention or self-cancelling
    • E05B77/16Preventing locking with the bolt in the unlatched position, i.e. when the door is open
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    • Y10T292/1047Closure

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の車内鍵忘れ防止
装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、車両では、不用意にシルノブを施錠
操作して閉扉し、車内に鍵の置き忘れをすることがあ
り、これを防止するために、インナー又はアウターハン
ドルを開扉操作しなければシルノブによる施錠操作はで
きないようにして、ワンモーションを入れなければ施錠
はできないようにしたもの、及びシルノブを施錠操作し
てもアウターハンドルを開扉操作しながら閉扉しないと
施錠はされないようにしたものなどがすでに提案されて
いる。しかし、慣れてくると、無意識でインナー又はア
ウターハンドルを開扉操作しその状態でシルノブを施錠
操作して閉扉したり、及びシルノブを施錠操作しアウタ
ーハンドルを開扉操作しながら閉扉することがあり、前
記装置は、車内鍵忘れ対策としては完全ではないことが
指摘されていた。そこで、図1及び図2のようなものも
提案されている。図1及び図2において、aはストライ
カ、bはストライカaと係合して回転するラッチ、cは
ラッチbの周面に形成した係合段部に係合して該ラッチ
の逆転を防止するラチェット、dはロックレバーであ
り、前記ラッチbの軸eにはカムfを取付け、カムfに
ブロックレバーgを当接させ、ロックレバーdとブロッ
クレバーgは、開扉状態(図2)では係合してロックレ
バーdは施錠回転はしないようにし、閉扉状態ではロッ
クレバーdとブロックレバーgの係合は外れてロックレ
バーdは施錠回転するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記、図1及び図2の
ものは、開扉状態ではロックレバーdはブロックレバー
gに係合して施錠回転はしないようにしてあるから、無
意識の、車内鍵忘れは防止できるが、実施しにくい。そ
の理由の第1は、ラッチbとカムfとを、図1のように
軸方向に重合させているからであり、そのため、軸方向
の厚みtを厚くしている。軸方向の厚みtが厚いとそれ
だけ窓ガラスの前後巾は小さくなる。その理由の第2
は、カムfの分及び、軸方向の厚みtを厚くした分だ
け、コストアップになることである。特に、軸方向の厚
みtを厚くした分に基づくコストアップは、全体的に大
きくなるので、かなりのものになる。よって、本発明
は、前記別個のカムによらない装置につき、鋭意工夫し
たものであり、殆ど、コストに影響がなく、また、軸方
向の厚みも従来通りで実施できるものにしたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、扉側
のロック装置に、閉扉すると車体側のストライカと係合
して回転するラッチと、該ラッチの周面に形成した係合
段部に係合して該ラッチの逆転を防止するラチェット
と、前記ラッチに係合している前記ラチェットを前記係
合段部より離脱させて開扉させるオープンレバーと、該
オープンレバーと前記ラチェットとを係合離脱させるロ
ックレバーと、開扉状態では該ロックレバーに係合して
該ロックレバーの施錠回動を不能にするブロックレバー
とを設け、該ブロックレバーは、閉扉して前記ラッチが
回転すると、該ラッチの周面の一部に形成した突出部に
より直接押されて前記ロックレバーより離脱し、該ロッ
クレバーの施錠回動を可能にした車両の車内鍵忘れ防止
装置としたものである。また、本発明は、前記装置にお
いて、前記ロック装置は、正面側の金属板カバープレー
トと、背面側の金属板バックプレートと、その中間の合
成樹脂製ボディの3重構成にし、該合成樹脂製ボディの
正面側に凹部を形成して該凹部内にラッチを軸止し、前
記凹部の前記ラッチの下部の左右いずれか一方に前記ラ
チェットをいずれか他方に前記ブロックレバーを夫々軸
止した車両の車内鍵忘れ防止装置としたものである。ま
た、本発明は、前記装置において、前記ブロックレバー
は略V字型であって一方は第一アームに他方は第二アー
ムに形成し、前記第一アームには前記ラッチの外周の突
出部と係合する突起を形成し、前記第二アームには前記
合成樹脂ボディに形成した窓孔を通って裏側に突出し前
記ロックレバーに係合する突起を形成した車両の車内鍵
忘れ防止装置としたものである。また、本発明は、前記
装置において、前記ブロックレバーの前記第二アームに
形成した突起には金属ピンを挿通した車両の車内鍵忘れ
防止装置としたものである。また、本発明は、前記装置
において、前記ブロックレバーは、合成樹脂の射出成形
とした車両の車内鍵忘れ防止装置としたものである。ま
た、本発明は、前記装置において、前記ロックレバーに
は、前記ブロックレバーの前記突起が係合する係合段部
を形成した車両の車内鍵忘れ防止装置としたものであ
る。また、本発明は、前記装置において、前記ラッチ
は、ストライカが係合する係合溝と、該係合溝の後側突
起と該係合溝の前側突起が形成され、前記後側突起の先
端は前記突起に突当って前記ブロックレバーを回転させ
うる突出部とした車両の車内鍵忘れ防止装置としたもの
である。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は車体側に固定されるストライカ(通常金属コ型杆と
金属台座から形成される)、2は扉側に固定されるロッ
ク装置でり、該ロック装置2は、図14のように正面側
の金属カバープレート3と背面側の金属バックプレート
4と前後中間の合成樹脂製ボディ5の三重構造である。
【0006】前記合成樹脂製ボディ5の正面側には凹部
6が設けられ、該凹部6内には閉扉のとき前記ストライ
カ1と係合して正回転する金属板製のラッチ7が軸8で
軸止される。前記ラッチ7の外表面には異音防止の樹脂
被膜が設けられる。前記ラッチ7の外周縁には、閉扉の
とき前記ストライカ1が係合する係合溝9とハーフラッ
チ係合段部10とフルラッチ係合段部11とが設けら
れ、前記凹部6内の前記ラッチ7の下方には、前記ラッ
チ7と同一平面の閉扉のとき前記ハーフラッチ係合段部
10又はフルラッチ係合段部11に係合して前記ラッチ
7の逆転を防止するラチェット12が軸13で軸止され
る。14は前記ラチェット12の爪で、前記ハーフラッ
チ係合段部10又はフルラッチ係合段部11に係合す
る。
【0007】前記ラッチ7には背面方向に突出する突起
15が設けられ、該突起15は合成樹脂製ボディ5に形
成した一部が軸8を中心とする円弧の円弧溝16に係合
し、該円弧溝16内にはコイルバネ17を係合させてコ
イルバネ17の弾力で前記ラッチ7を常時逆転するよう
に付勢している。18は前記ラチェット12を前記ラッ
チ7に弾着させるコイルバネである。
【0008】前記凹部6内には、軸19でブロックレバ
ー20を軸着する。該ブロックレバー20は、前記ラチ
ェット12の側部に軸着され、図8及び図9のような構
造であり、正面からみると逆V型であって、一方の第一
アーム21には前記ラッチ7の外周と係合する突起22
が形成されている。実施例では前記ラッチ7の前記係合
溝9の後側突起23の突出部24を通常より長く形成し
ておいて閉扉してラッチ7が正回転すると、前記突出部
24が前記突起22に突当って、図3においてブロック
レバー20を弾力に抗して右転させるようにする。な
お、前記突出部24は、金属を膨出させないで、外部を
包囲する樹脂部を膨出させると、従来品の金属ラッチを
そのまま利用できる。25は前記後側突起23に対応す
るラッチ7の前側突起であるが、前側突起25よりも後
側突起23の方が遥かに長く突き出している。したがっ
て、前側突起25は突起22には当接しないが、後側突
起23の突出部24は突起22に突き当る。
【0009】図8で前記ブロックレバー20の他方の第
二アーム26の先端には合成樹脂製ボディ5に形成した
窓孔27を通って合成樹脂製ボディ5の裏側迄突き出す
突起28を形成する(図9)。実施例の前記ブロックレ
バー20は金属ではなく合成樹脂の射出成形で形成され
ているので、前記突起28は余り堅牢ではないから、こ
れを補強する意味で、突起28には金属ピン29を埋設
してある。
【0010】前記突起28は、図3のように開扉されて
いる状態とか、ハーフラッチ状態では、図10の実線表
示のようにロックレバー30の係合部31が衝突して、
キー操作で施錠回転させたり、シルノブ操作で施錠回転
させたりはできないようにする。なお、図10の仮線表
示のようにロックレバー30の係合部31が衝突しない
位置になると、キー操作で施錠回転させたり、シルノブ
操作で施錠回転させたりできる。図4と図6はロック装
置の背面図を示し、上部に、オープンレバー32を軸止
し、オープンレバー32には第一オープンリンク33の
上端を軸34で軸止し、前記第一オープンリンク33の
下端は合成樹脂製ボディ5の下端付近まで伸びていて下
端には第二オープンリンク35の一端を軸36で軸止
し、第二オープンリンク35の他端は軸37で前記ロッ
クレバー30に軸着する。前記オープンレバー32はイ
ンナハンドルかアウタハンドルの開扉操作で軸8を中心
に図6で左回転し、第一オープンリンク33を下動させ
る。
【0011】第一オープンリンク33の上下中間位置の
右側には、係合凹部39が設けられる。係合凹部39の
上側は第一オープンリンク33を図15のように曲げて
当接部39’を形成する。アンロック状態ではラチェッ
ト12より突出する係合ピン40は当接部39’に係合
し、第一オープンリンク33が下動するとラチェット1
2の爪14はフルラッチ係合段部11より外れて開扉す
る。ロック状態では、当接部39’と係合ピン40は図
6のように離れていて、第一オープンリンク33が下動
しても係合ピン40を押し下げられないから開扉はでき
ない。実施例の前記ロックレバー30はラチェット軸1
3に軸着されており、軸13を中心に左方と右方に突出
しており、図4において左方の第一アーム41には上下
に長い円弧の長孔42が形成されてキーシリンダに至る
ロッドが連結され、図4において右方の第二アーム43
にはシルノブに至るロッド44が連結される。また、第
二アーム43側には下方に伸びる第三アーム45が設け
られ、第三アーム45の長さ方向中間位置には、図10
のように前記突起28が係合する係合部31が膨出して
設けられ、図10の実線のように係合部31に突起28
が臨むときは、キー操作かシルノブ操作でロックレバー
30を図10で左転させて施錠位置に回動させようとし
ても、係合部31が突起28に当接して回動させられな
いから、施錠はできない。図10の仮線のように係合部
31が突起28から外れると、キー操作かシルノブ操作
でロックレバー30を図10で左転させて施錠位置に回
動させうる。47はバネである。
【0012】
【作用】次に作用を述べる。図3のように開扉状態では
ブロックレバー20はバネ47の作用で左回転し、ブロ
ックレバー20の第一アーム21の突起22はラッチ7
方向に突出しているがラッチ7には当接していない。
又、第二アーム26の金属ピン29で補強されている突
起28は、ロックレバー30の第三アーム45の係合部
31の回動方向に臨む位置(図10も参照)になる。
【0013】この状態では、キー操作又はシルノブのロ
ック操作で、ロックレバー30を図4の状態から右転さ
せて、施錠しようとしても、係合部31の回動方向に突
起28が臨んでいるので施錠回転はさせられない。即
ち、扉を開いた状態では、無意識に施錠操作しても施錠
はされず、車内に鍵の置き忘れを防止する。
【0014】しかし、図5のように閉扉すると、ストラ
イカ1はラッチ7の係合溝9に係合してラッチ7をコイ
ルバネ17の弾力に抗して正回転させ、ラッチ7のフル
ラッチ係合段部11にラチェット12の爪14をコイル
バネ18の弾力で係合させてフルラッチにすると、上記
ラッチ7の閉扉のときの強力な回転により、前記ブロッ
クレバー20を回転させることになる。即ち、ラッチ7
の後側突起23の突出部24は、通常よりは長く突き出
ているから、ブロックレバー20の第一アーム21の突
起22に突当り、突起22を突出部24により押すの
で、ブロックレバー20は図5で右転させられ、その第
二アーム26を図5のように左方に移動させ、係合部3
1に対する突起28の係合を離脱解除させる。
【0015】係合部31に対する突起28の係合が離脱
解除すれば、ロックレバー30は回動するので、キー又
はシルノブ操作でロックレバー30を回動させると図6
のようになり、図6におけるロックレバー30の右転で
第三アーム45は左動し、第二オープンリンク35を介
して第一オープンリンク33を左動させ、係合凹部39
の当接部39’と係合ピン40は離れてロックになる。
図6の状態になれば、開扉操作してオープンレバー32
を回転させて第一オープンリンク33を下動させても当
接部39’と係合ピン40は空振りであり、開扉はでき
ない。
【0016】
【発明の効果】前記、図1及び図2のものは、開扉状態
ではロックレバーdはブロックレバーgに係合して施錠
回転はしないようにしてあるから、無意識の、車内鍵忘
れは防止できるが、実施しにくい。その理由の第1は、
ラッチbとカムfとを、図1のように軸方向に重合させ
ているからであり、そのため、軸方向の厚みtを厚くし
ている。軸方向の厚みtが厚いとそれだけ窓ガラスの前
後巾は小さくなる。その理由の第2は、カムfの分及
び、軸方向の厚みtを厚くした分だけ、コストアップに
なることである。特に、軸方向の厚みtを厚くした分に
基づくコストアップは、全体的に大きくなるので、かな
りのものになる。しかるに、本発明は、扉側のロック装
置に、閉扉すると車体側のストライカ1と係合して回転
するラッチ7と、該ラッチ7の周面に形成した係合段部
11に係合して該ラッチ7の逆転を防止するラチェット
12と、前記ラッチ7に係合している前記ラチェット1
2を前記係合段部11より離脱させて開扉させるオープ
ンレバー32と、該オープンレバー32と前記ラチェッ
ト12とを係合離脱させるロックレバー30と、開扉状
態では該ロックレバー30に係合して該ロックレバー3
0の施錠回動を不能にするブロックレバー20とを設
け、該ブロックレバー20は、閉扉して前記ラッチ7が
回転すると、該ラッチ7の周面の一部に形成した突出部
24により直接押されて前記ロックレバー30より離脱
し、該ロックレバー30の施錠回動を可能にした車両の
車内鍵忘れ防止装置としたものであるから、公知例とは
異なり、別個のカムは必要とせず、ラッチ7の周面の一
部に形成した突出部24によりブロックレバー20を直
接押して前記ロックレバー30より離脱し、該ロックレ
バー30の施錠回動を可能にするから、ロック装置の前
後方向の厚みを厚くしないので、窓ガラスを大きくで
き、かつコスト安価にできる効果を奏する。また、本発
明は、前記装置において、前記ロック装置は、正面側の
金属板カバープレート3と、背面側の金属板バックプレ
ート4と、その中間の合成樹脂製ボディ5の3重構成に
し、該合成樹脂製ボディ5の正面側に凹部6を形成して
該凹部6内にラッチ7を軸止し、前記凹部6の前記ラッ
チ7の下部の左右いずれか一方に前記ラチェット12を
いずれか他方に前記ブロックレバー20を夫々軸止した
車両の車内鍵忘れ防止装置としたものであるから、ロッ
ク装置の前後方向の厚み及び左右方向の巾を大きくしな
い。また、本発明は、前記装置において、前記ブロック
レバー20は略V字型であって一方は第一アーム21に
他方は第二アーム26に形成し、前記第一アーム21に
は前記ラッチ7の外周の突出部24と係合する突起22
を形成し、前記第二アーム26には前記合成樹脂製ボデ
ィ5に形成した窓孔27を通って裏側に突出し前記ロッ
クレバー30に係合する突起28を形成した車両の車内
鍵忘れ防止装置としたものであるから、最も合理的に構
成できる。また、本発明は、前記装置において、前記ブ
ロックレバー20の前記第二アーム26に形成した突起
28には金属ピン29を挿通した車両の車内鍵忘れ防止
装置としたものであるから、補強できて、作用確実であ
る。また、本発明は、前記装置において、前記ブロック
レバー20は、合成樹脂の射出成形とした車両の車内鍵
忘れ防止装置としたものであるから、安価簡単に製造で
きる。また、本発明は、前記装置において、前記ロック
レバー30には、前記ブロックレバー20の前記突起2
8が係合する係合部31を形成した車両の車内鍵忘れ防
止装置としたものであるから、ブロックが確実である。
また、本発明は、前記装置において、前記ラッチ7は、
ストライカ1が係合する係合溝9と、該係合溝9の後側
突起23と該係合溝9の前側突起25が形成され、前記
後側突起23の先端は前記突起22に突当って前記ブロ
ックレバー20を回転させうる突出部24とした車両の
車内鍵忘れ防止装置としたものであるから、製造容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知例一部断面図。
【図2】 公知例一部断面正面図。
【図3】 開扉状態一部断面正面図。
【図4】 開扉状態一部断面背面図。
【図5】 閉扉状態一部断面正面図。
【図6】 閉扉状態一部断面背面図。
【図7】 ラッチ正面図。
【図8】 ブロックレバー正面図。
【図9】 ブロックレバーA−A断面図。
【図10】 ロックレバー正面図。
【図11】 ロックレバー背面図。
【図12】 ロックレバーB−B断面図。
【図13】 ロックレバーC−C断面図。
【図14】 ロック装置のD−D断面図。
【図15】 図4のE−E断面図。
【符号の説明】
1…ストライカ、2…ロック装置、3…金属カバープレ
ート、4…金属バックプレート、5…合成樹脂製ボデ
ィ、6…凹部、7…ラッチ、8…軸、9…係合溝、10
…ハーフラッチ係合段部、11…フルラッチ係合段部、
12…ラチェット、13…軸、14…爪、15…突起、
16…円弧溝、17…コイルバネ、18…コイルバネ、
19…軸、20…ブロックレバー、21…第一アーム、
22…突起、23…後側突起、24…突出部、25…前
側突起、26…第二アーム、27…窓孔、28…突起、
29…金属ピン、30…ロックレバー、31…係合部、
32…オープンレバー、33…第一オープンリンク、3
4…軸、35…第二オープンリンク、36…軸、37…
軸、39…係合凹部、39’…当接部、40…係合ピ
ン、41…第一アーム、42…長孔、43…第二アー
ム、44…ロッド、45…第三アーム、47…バネ。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉側のロック装置に、閉扉すると車体側
    のストライカと係合して回転するラッチと、該ラッチの
    周面に形成した係合段部に係合して該ラッチの逆転を防
    止するラチェットと、前記ラッチに係合している前記ラ
    チェットを前記係合段部より離脱させて開扉させるオー
    プンレバーと、該オープンレバーと前記ラチェットとを
    係合離脱させるロックレバーと、開扉状態では該ロック
    レバーに係合して該ロックレバーの施錠回動を不能にす
    るブロックレバーとを設け、該ブロックレバーは、閉扉
    して前記ラッチが回転すると、該ラッチの周面の一部に
    形成した突出部により直接押されて前記ロックレバーよ
    り離脱し、該ロックレバーの施錠回動を可能にした車両
    の車内鍵忘れ防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項第1項において、前記ロック装置
    は、正面側の金属板カバープレートと、背面側の金属板
    バックプレートと、その中間の合成樹脂製ボディの3重
    構成にし、該合成樹脂製ボディの正面側に凹部を形成し
    て該凹部内にラッチを軸止し、前記凹部の前記ラッチの
    下部の左右いずれか一方に前記ラチェットをいずれか他
    方に前記ブロックレバーを夫々軸止した車両の車内鍵忘
    れ防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項第1項において、前記ブロックレ
    バーは略V字型であって一方は第一アームに他方は第二
    アームに形成し、前記第一アームには前記ラッチの外周
    の突出部と係合する突起を形成し、前記第二アームには
    前記合成樹脂ボディに形成した窓孔を通って裏側に突出
    し前記ロックレバーに係合する突起を形成した車両の車
    内鍵忘れ防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項第3項において、前記ブロックレ
    バーの前記第二アームに形成した突起には金属ピンを挿
    通した車両の車内鍵忘れ防止装置。
  5. 【請求項5】 請求項第3項において、前記ブロックレ
    バーは、合成樹脂の射出成形とした車両の車内鍵忘れ防
    止装置。
  6. 【請求項6】 請求項第3項において、前記ロックレバ
    ーには、前記ブロックレバーの前記突起が係合する係合
    部を形成した車両の車内鍵忘れ防止装置。
  7. 【請求項7】 請求項第1項において、前記ラッチは、
    ストライカが係合する係合溝と、該係合溝の後側突起と
    該係合溝の前側突起が形成され、前記後側突起の先端は
    前記突起に突当って前記ブロックレバーを回転させうる
    突出部とした車両の車内鍵忘れ防止装置。
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