JPH0223670B2 - - Google Patents

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JPH0223670B2
JPH0223670B2 JP6913483A JP6913483A JPH0223670B2 JP H0223670 B2 JPH0223670 B2 JP H0223670B2 JP 6913483 A JP6913483 A JP 6913483A JP 6913483 A JP6913483 A JP 6913483A JP H0223670 B2 JPH0223670 B2 JP H0223670B2
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JP
Japan
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lever
latch member
locking
door
lock
Prior art date
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Application number
JP6913483A
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English (en)
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JPS59195973A (ja
Inventor
Ryoji Shimura
Osamu Seko
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohi Seisakusho Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ohi Seisakusho Co Ltd, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority to JP58069134A priority Critical patent/JPS59195973A/ja
Priority to DE8484104292T priority patent/DE3483731D1/de
Priority to EP84104292A priority patent/EP0123251B1/en
Priority to US06/601,599 priority patent/US4634156A/en
Publication of JPS59195973A publication Critical patent/JPS59195973A/ja
Publication of JPH0223670B2 publication Critical patent/JPH0223670B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/20Bolts or detents
    • E05B85/24Bolts rotating about an axis
    • E05B85/243Bolts rotating about an axis with a bifurcated bolt
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/14Specially controlled locking actions in case of open doors or in case of doors moved from an open to a closed position, e.g. lock-out prevention or self-cancelling
    • E05B77/16Preventing locking with the bolt in the unlatched position, i.e. when the door is open
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S292/00Closure fasteners
    • Y10S292/26Automatic undogging or reconnecting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/08Bolts
    • Y10T292/1043Swinging
    • Y10T292/1044Multiple head
    • Y10T292/1045Operating means
    • Y10T292/1047Closure

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ドアロツク装置、特にキーレスロツ
ク機能を不能とした自動車用のドアロツク装置に
関する。
従来、自動車用のドアロツク装置の中には、キ
ーレスロツク機能を有するものが数多く存在して
おり、実公昭55―11405号公報、実公昭50―18259
号公報等でも公知である。
キーレスロツク機能とは、キーなしで、車外よ
りドアロツク装置を施錠状態とし得ることをい
い、例えば、開扉した状態でドア内面のノブを押
し下げ、次いで、アウトサイドハンドルを手前に
引いた状態で閉扉するという操作を行なうことに
より、キーレスロツクが可能となるようにしたド
アロツク装置が一般的である。
しかし、このようなキーレスロツク機能を有す
るドアロツク装置が普及したため、車内にキーを
置き忘れたまま、キーレスロツクによりドアを施
錠し、再度開扉することができなくなつてしまう
という事故が、近年頻繁に起こるようになつてい
る。
かかる場合、専門家を呼び寄せなければなら
ず、待ち時間と面倒な作業を要求される。
一方、実公昭50―20427号公報や特開昭52―
137817号公報によりキーレスロツク機能ができな
いようにしたドアロツク装置も公知となつてい
る。しかしながら、これらのいわゆる「キーレス
ロツク不能」ロツク装置は、フリーホイール機能
(空振り機能)を持たず装置の耐久性が悪く、し
かも、ドアを全閉、すなわちフルラツチ状態でな
いと、施錠操作できないため、施錠操作性が悪い
ばかりか、キーを無理やり回転させて、錠を破損
させることもある。
本発明は、このようなキーレスロツク機能を有
するドアロツク装置の現状に鑑み、開扉状態で
は、ノブ操作又はキー操作のいずれによつてもド
アロツクを施錠状態とすることができないように
することにより、キーレスロツクを不能とし、車
内にキーを置き忘れることを防止し得るようにす
るとともに、単にキーレスロツクを不能とするだ
けでなく、ドアが、いわゆる半ドアの状態をなす
ハーフラツチ状態においても、キーにより、施錠
操作し得るようにしたドアロツク装置を提供する
ことを目的とするものである。
以下本発明を、添付図面に示す実施例に基づい
て説明する。
第1図に示すように、ドアロツク装置1は、硬
質合成樹脂製の箱状の本体2と、その後面を覆う
カバープレート3と、本体2の前面に取付けられ
たベースプレート4とを備え、カバープレート3
側をドアのインナーパネルにおける後端壁(図示
略)の内面に密接させた状態でドア内に取付けら
れる。
第2図及び第3図に示すように、本体2内の中
位部には、車体側に固着されたピン形又は平面コ
字形のストライカ5が進入するための案内溝6が
形成され、この案内溝6の上方には、前後方向の
軸7をもつて、二股状のラツチ部材8が枢着され
ている。
ラツチ部材8の両足片8a,8bの先端は軸7
の中心より等距離にあり、一方の足片8aの先端
には、軸7を中心とする弧状のカム面8cが形成
されている。
このラツチ部材8は、第2図に想像線で示すよ
うに、他方の足片8bが、本体2の適所に形成さ
れたストツパ9に当接し、ストライカ5と完全に
離脱した開放位置と、第3図に示すように、案内
溝6内に進入してきたストライカ5が、両足片8
a,8b間に辛うじて係合するハーフラツチ位置
と、第2図に実線で示すように、両足片8a,8
b間にストライカ5が完全に噛合し、ストライカ
5を案内溝6の奥部に保持するフルラツチ位置と
の間を、軸7を中心として回動することができ
る。
また、このラツチ部材8は、本体2内に設けら
れた適宜のねじりコイルばね10により、第2図
及び第3図における反時計方向に常時付勢されて
いる。
本体2における案内溝6の下部には、前後方向
をなす軸11が回動自在に枢支され、この軸11
の中間には、半月状をなすつめ部材12が一体的
に形成されている。
このつめ部材12は、ラツチ部材8をストライ
カ5との噛合状態で拘束する係止部材13の一部
をなすもので、第2図及び第3図に実線で示すよ
うに、ラツチ部材8の両足片8a,8bの先端の
回動軌跡内に突入して、ラツチ部材8がストライ
カ5と離脱する方向、すなわち第2図及び第3図
における反時計方向に回動するのを阻止する第1
停止位置と、この第1停止位置から第2図及び第
3図における反時計方向(以下この方向を解除方
向という)に若干回動し、ラツチ部材8の回動軌
跡から完全に外れて、ラツチ部材8の拘束を解除
する解除位置(実質的に第2図に想像線で示す位
置に一致する)と、この解除位置からさらに解除
方向に若干回動した位置(図示略)との間を回動
することができる。
また、このつめ部材12は、第2図に想像線で
示すように、ラツチ部材8が開放位置にあるとき
は、ラツチ部材8のカム面8cに当接した第2停
止位置に停止し、この状態からラツチ部材8の足
片8aがつめ部材12の先端を通過するまでラツ
チ部材8が回動すると、第3図に示すように第1
停止位置に復帰し、ラツチ部材8をハーフラツチ
位置に拘束し、さらにラツチ部材8がハーフラツ
チ位置からフルラツチ位置に回動する際には、ラ
ツチ部材8の足片8bの先端がつめ部材12を通
過するときに、該足片の先端により一旦第2停止
位置まで戻され、足片8bの通過後即座に第1停
止位置に復帰し、ラツチ部材8をフルラツチ位置
に拘束する。
なお、この実施例においては、ラツチ部材8の
両足片8a,8bの先端から軸7の中心までの距
離を常に一定としてあるので、つめ部材12がラ
ツチ部材8のカム面8cに当接した第2停止位置
と、つめ部材12がラツチ部材8の回動軌跡から
外れる解除位置とは実質的に同一位置となつてい
る。したがつて、以下の説明では、この位置をす
べて第2停止位置と呼ぶこととする。しかし、カ
ム面8cの形状を適宜変更することにより、この
第2停止位置と解除位置とをずらせることもでき
る。
また、つめ部材12を第1停止位置で停止させ
るストツパ手段、及びつめ部材12を第2図にお
ける時計方向に付勢する手段については後述す
る。
さらに、本体2内におけるその他の部材につい
ては、本発明に直接関係しないので、詳細な説明
を省略する。
第1図、第4図乃至第7図に示すように、ベー
スプレート4は、本体2側に固着された基部4a
と、その基部4aの第4図における左側縁に直角
に折曲形成された上下の側片4b,4cとからな
り、それらには以下に説明するような各種の操作
機構が装着されている。
第4図に示すように、基部4aの中位部には、
上述のつめ部材12と一体をなす軸11が、本体
2と基部4aとを貫通して前方に突出し、その先
端には、オープンレバー14が嵌合固着されてい
る。
しかして、この互いに一体となつたオープンレ
バー14と軸11とつめ部材12とにより、係止
部材13が形成されている。
オープンレバー14は、第4図左方を向く第1
腕部14aと、先端がベースプレート4の基部4
a側に折曲された右方を向く第2腕部14bと、
先端が第4図左方に屈曲する下向きの第3腕部1
4cとを備えている。
ベースプレート4の基部4aとオープンレバー
14との間における軸11まわりには、ねじりコ
イルばね15が巻設されており、このばね15の
一端はベースプレート4の基部4aの適所に前方
に向けて山形に打出し形成した打出し片16に、
かつ他端は、オープンレバー14の第1腕部14
aの上縁に、それぞれ係止されている。このばね
15により、オープンレバー14は、第4図にお
ける反時計方向に、かつつめ部材12は、第2図
における時計方向に、それぞれ付勢されている。
つめ部材12が第1停止位置にあるときは、オ
ープンレバー14は、第4図及び第5図に示すよ
うに、第1腕部14aが、ベースプレート4の基
部4aの左側縁部適所を前方に向けて折曲形成し
たストツパ17に当接した第1停止位置に停止す
るようになつている。すなわち、第2図及び第3
図に実線で示すつめ部材12の位置と、第4図及
び第5図に示すオープンレバー14の位置とが互
いに対応している。
また、つめ部材12が第2停止位置にあるとき
は、オープンレバー14は、第6図に示すような
状態をなす第2停止位置に位置する。すなわち、
第2図に想像線で示すつめ部材12の位置と、第
6図に示すオープンレバー14の位置とが互いに
対応している。
さらに、オープンレバー14に関しては、解除
方向は第4図における時計方向となり、ばね15
の付勢力に抗して、オープンレバー14をこの解
除方向に強制的に回動させることにより、つめ部
材12をラツチ部材8から離脱させてラツチ解除
し、ドアを開けることができる。
ベースプレート4の基部4aの上部中央には、
拡径頭部を備える軸18をもつて、左右方向をな
すアウトサイドレバー19の中央部が枢着されて
いる。
アウトサイドレバー19より前方の軸18まわ
りには、ねじりコイルばね20が巻設されてお
り、このばね20の一端は、ベースプレート4の
基部4aの上縁中央より前方に向けて折曲形成さ
れた突片21に、同じく他端は、アウトサイドレ
バー19の下縁にそれぞれ係止され、このばね2
0により、アウトサイドレバー19は、常時第4
図における反時計方向に付勢されている。
アウトサイドレバー19の右端には、ドアのア
ウトサイドハンドル(図示略)に連係されたロツ
ド22の下端が連係され、アウトサイドハンドル
の開扉操作により、このロツド22を下方に押動
させることにより、ばね20の付勢力に抗して、
アウトサイドレバー19を第4図における時計方
向をなす解除方向に回動し得るようになつてい
る。
また、アウトサイドレバー19の右端下部に
は、ほぼ上下方向をなすサブレバー23の上端が
連結されている。このサブレバー23は、左側縁
中位部より左方に突出する突部23aを備え、そ
の下端部が左右に揺動することにより、前記突部
23aがオープンレバー14の第2腕部14bの
回動軌跡と整合する第4図に示す解錠位置と、突
部23aがオープンレバー14の第2腕部14b
の回動軌跡から右方に外れた第5図に示す施錠位
置とに移動し得るようになつている。
サブレバー23の左側縁における突部23aの
やや上方には、右方を向く水平段部23bが形成
され、この段部23bがベースプレート4の基部
4aの適所より切り起こされたストツパ24に当
接することにより、サブレバー23の上方への移
動、及びアウトサイドレバー19の反時計方向へ
の回動が阻止されるようになつている。
かくして、サブレバー23が解錠位置にあると
きは、アウトサイドハンドルの開扉操作により、
ロツド22を介してアウトサイドレバー19を解
除方向に回動させ、サブレバー23を押し下げる
ことにより、突部23aでオープンレバー14の
第2腕部14bを押動して、オープンレバー14
を解除方向に回動させ、ドアを開くことができ、
かつサブレバー23が施錠位置にあるときは、い
くらアウトサイドハンドルを開扉操作しても、サ
ブレバー23の突部23aがオープンレバー14
の第2腕部14bに対して空振りするだけで、ラ
ツチ解除できないようになつている。
なお、サブレバー23の下部には、ほぼ上下方
向を向く長孔25が穿設されている。
ベースプレート4の基部4aの下部中央には、
ほぼ左右方向をなす施解錠レバー26の中央部
が、軸27をもつて枢着されている。
施解錠レバー26の中央より上方に延出する突
片26aには、上記サブレバー23の長孔25に
係合するピン28が、後方に向けて突設されてい
る。また、施解錠レバー26の左端は、ベースプ
レート4の下方の側片4cに穿設された上下方向
に長い矩形の開口29を貫通して、側片4cの左
方に突出している。さらに、施解錠レバー26の
右端は、ロツド30を介して、キーシリンダ(図
示略)に連係されている。
しかして、施解錠レバー26は、キー操作又は
後述するノブ操作により、サブレバー23を解錠
位置に保持する第4図に示す解錠位置と、サブレ
バー23を施錠位置に保持する第5図に示す施錠
位置とに、移動可能である。
31は、一端をベースプレート4の基部4a
に、かつ他端を施解錠レバー26の左側部にそれ
ぞれ係止されたオーバーセンタースプリングで、
この他端が施解錠レバー26とともに、その一端
と軸27の中心とを結ぶ線を横切つて通過するこ
とにより、このばねの付勢力が反転し、施解錠レ
バー26を施錠位置と解錠位置とのいずれかに、
選択的に付勢するようになつている。
施解錠レバー26における左側部の上縁には、
前方を向く当接部26bが直角に折曲形成されて
いる。
この当接部26bと、オープンレバー14の第
3腕部14cとは、オープンレバー14が第1停
止位置にあるとき(第4図及び第5図)は、第3
腕部14cの先端が当接部26bの回動軌跡から
右側方に外れ、施解錠レバー26の移動を何ら拘
束しないが、オープンレバー14が第2停止位置
にあるとき(第6図)及びそれよりさらに解除方
向にあるときは、第3腕部14cの先端が、当接
部26bの移動軌跡内に突入し、施解錠レバー2
6が解錠位置から施錠位置へ移動するのを阻止す
る(第6図想像線)ような関係としてある。
また、施解錠レバー26が、第5図に示すよう
に施錠位置にある状態で、ラツチ部材8がハーフ
ラツチ位置からフルラツチ位置に自由に回動し得
るようにするため、その際のラツチ部材8の移動
に伴なうオープンレバー14の第1停止位置から
第2停止位置への瞬間的な往復回動動作(上述の
つめ部材12とラツチ部材8との移動関係の説明
参照)が、当接部26bによつて妨げられないよ
うに、オープンレバー14の第3腕部14cにお
ける左側縁の中間に、施錠位置にある当接部26
bが進入し得るコ字状の逃し部14dを形成して
ある。
なお、この実施例では、逃し部14dをオープ
ンレバー14の第3腕部14c側に設けてある
が、施解錠レバー26の当接部26b側に形成し
てもよい。
第1図及び第7図に示すように、ベースプレー
ト4における下方の側片4cの下部には、ほぼ前
後方向をなすノブレバー32の中間部が、左右方
向の軸33をもつて枢着されている。
このノブレバー32の後端には、コ字状の係合
溝34が切設され、この係合溝34に施解錠レバ
ー26の左端が嵌合することにより、ノブレバー
32と施解錠レバー26とは互いに連動するよう
に連結され、ノブレバー32は、施解錠レバー2
6が解錠位置にあるときは、第7図に示すような
解錠位置となり、かつ施解錠レバー26が施錠位
置に切換えられたときは、第1図に示すような施
錠位置に位置するようになつている。
ノブレバー32の中央部下縁には、ベースプレ
ート4の下方の側片4cにおける下端部適所を右
方に直角に折曲して形成したストツパ35を、前
後方向より所要の遊びをもつて挾むように、1対
の腕部32a,32bが連設され、ノブレバー3
2が解錠位置となつたときには、一方の腕部32
bがストツパ35の後面に当接して、ノブレバー
32を停止させ(第7図)、ノブレバー32が施
錠位置となつたときには、他方の腕部32aがス
トツパ35の前面に当接して、ノブレバー32を
停止させるようになつている。35aは、ストツ
パ35に嵌着されたゴム等よりなる緩衝材であ
る。
ノブレバー32の中央部上縁には、上方を向く
腕部32cが連設されている。
また、ノブレバー32の前端には、一端を、ド
アの内面に出没自在に設けられた施解錠操作用の
ノブ(図示略)に連結されたロツド36(第1
図)の他端が連結され、このノブの操作により、
ノブレバー32及び施解錠レバー26を施錠位置
又は解錠位置に移動し得るようになつている。
ベースプレート4における側片4cの上部に
は、ほぼ上下方向をなすインサイドレバー37の
下端部が、左右方向をなす軸38をもつて枢着さ
れている。
インサイドレバー37の下端部には、オープン
レバー14が第1停止位置にあるとき、オープン
レバー14の第1腕部14aの下縁に係合し得る
ように、ベースプレート4の基部4a側に向けて
延出する突片37aと、ノブレバー32が施錠位
置(第1図)にあるとき、ノブレバー32の腕部
32cの先端前縁に係合し得るように、右方に向
けて直角に折曲形成された突片37bとが連設さ
れている。
39は、ほぼ軸38を使り巻くように巻回され
たねじりコイルばねで、その一端は、インサイド
レバー37の適所を右向き折曲して形成した突片
37cに、かつ他端は、ベースプレート4の側片
4cにおける前縁適所にそれぞれ係止されてい
る。
インサイドレバー37は、このばね39によ
り、第1図及び第7図における時計方向に付勢さ
れ、常時は、上端部より後方に向けて延出した停
止片37dの先端が、ベースプレート4の基部4
aに当接した第1図及び第7図に示す状態で停止
している。
インサイドレバー37の上端部には、一端を、
ドアの内面に設けられたインサイドハンドル(図
示略)に連結されたロツド40(第1図)の他端
が連結されている。
しかして、インサイドハンドルの操作により、
ロツド40を牽引し、インサイドレバー37を、
ばね39の付勢力に抗して、第1図及び第7図に
おける反時計方向をなす解除方向に回動させるこ
とにより、突片37aをもつて、オープンレバー
14の第1腕部14aを解除方向に押動し、ラツ
チ解除すると同時に、ノブレバー32がそれまで
施錠位置に位置していた場合には、突片37bを
もつて、ノブレバー32の腕部32cを解錠方向
に押動し、ノブレバー32及び施解錠レバー26
を、必ず解錠位置に復帰させることができるよう
になつている。
したがつて、インサイドハンドルを操作した場
合には、そのときノブレバー32及び施解錠レバ
ー26がいかなる位置にあるかに拘らず、即座に
ドアロツク装置1を解除してドアを開けることが
できるとともに、それと同時にドアロツク装置1
を必ず解錠状態に復帰させることができる。これ
がいわゆるオーバーライド機構であり、これによ
つて事故時等における車内からの緊急脱出が可能
となる。
次に、この実施例の作動及び取扱いについて説
明する。
ドアが開いた状態からドアを閉じると、車体側
のストライカ5が本体2内の案内溝6に相対的に
進入し、ラツチ部材8と噛合して、ラツチ部材8
を開放位置からハーフラツチ位置を経て、フルラ
ツチ位置まで回動させ、この状態でつめ部材12
が、ばね15の付勢力により、第1停止位置に位
置させられることによつて、ラツチ部材8の開放
方向への回動が阻止され、ドアは閉じた状態で保
持される。
この状態からドアを開けるには、まず施解錠レ
バー26が解錠位置にあるときは、アウトサイド
ハンドルを操作して、アウトサイドレバー19を
解除方向に、かつサブレバー23を下方に移動さ
せ、突部23aでオープンレバー14の第2腕部
14bを解除方向に回動させ、ラツチ解除してド
アを開けることができる。
また、インサイドハンドルを用いれば、上述の
オーバーライド機構により即座にドアを開けるこ
とができる。
次に、ドアが閉じた状態で、キー操作又はノブ
操作により、施解錠レバー26及びノブレバー3
2を施錠位置としているときには、アウトサイド
ハンドルをいくら操作しても、上述のように、サ
ブレバー23が空振りするだけで開扉できない。
しかし、インサイドハンドルを用いれば、オー
バーライド機構により即座に開扉できることは上
述したとおりである。
施錠状態で車外から開扉したい場合には、キー
操作又はノブ操作により、施解錠レバー26を解
錠位置に移動し、しかる後アウトサイドハンドル
を操作すればよい。
上述のような解錠操作及びラツチ解除操作をし
てドアを開くと、ラツチ部材8は第2図に想像線
で示すように開放位置となり、かつつめ部材12
及びオープンレバー14は第2図想像線及び第6
図に示すように第2停止位置となる。
この状態で、従来のキーレスロツク操作と同様
の操作をしようとして、まず開扉状態でノブによ
り施解錠レバー26を施錠位置にしようとして
も、オープンレバー14は第2停止位置にあるの
で、その第3腕部14cは当接部26bの回動軌
跡内に突入し、施解錠レバー26が施錠位置に移
動するのを妨げる。すなわち、ノブを押し下げよ
うとしても開扉状態ではノブは降りないのであ
る。
したがつて、この段階ですでにキーレスロツク
は不能である。
また、アウトサイドハンドルを操作して、サブ
レバー23を下降させ、オープンレバー14を解
除方向にいつぱいに回動させた状態で、ノブによ
り施解錠レバー26を施錠位置に移動しようとし
ても、このときにも当接部26bが第3腕部14
cに当接し、施解錠レバー26を施錠位置とする
ことはできない。
これによつて、キーを車内に残したままキーレ
スロツクを行なうという事態を未然に防止でき
る。
施錠を行なうには、ドアをハーフラツチ状態か
又はフルラツチ状態まで閉じた状態で、車外から
キー操作により、又は車内からノブ操作により行
なうことができる。
けだし、このときオープンレバー14は第1停
止位置にあり、その第3腕部14cは、当接部2
6bの回動軌跡から側方に外れているので、施解
錠レバー26の施錠位置の回動が第3腕部14c
により妨げられることはないからである。
なお、ハーフラツチ状態で施錠し、その後ドア
がいわゆる半ドアであることに気づいたときに
は、一旦ドアを解錠したり、開扉したりすること
なく、単にドアを強く押すだけで、施錠状態のま
ま、フルラツチ状態とすることができる。
このとき、ラツチ部材8のハーフラツチ位置か
らフルラツチ位置への回動に伴ない、つめ部材1
2及びオープンレバー14は、第1停止位置から
一旦第2停止位置まで解除方向に回動し、再度第
1停止位置に復帰するが、このときのオープンレ
バー14の往復回動動作は、第3腕部14cに逃
し部14dを設けたことによつて許容される。
すなわち、この逃し部14dがないと、第3腕
部14cが当接部26bに当接し、このオープン
レバー14の往復回動が阻止されるが、この逃し
部14dがあることによつて、ここに当接部26
bが相対的に進入することにより、オープンレバ
ー14の往復回動が許容される。
以上から明らかなように、本発明によると、装
置としてフリーホイール機能を主としているため
装置の耐久性が良く、開扉状態では施錠できず、
かつギーレスロツクもできない構造としたから、
車から離れる場合は必ずキーを用いて施錠するの
で、車内にキーを忘れたまま施錠してしまうこと
がなくなり、有意義である。
また、本発明においては、ハーフラチ状態でも
施錠できるので、従来のように、ハーフラツチ状
態で施錠しようとして、キーを無理矢理回転させ
て変形させてしまうという恐れはなく、実用性に
富んでいる。さらに、この場合、ハーフラツチに
気づけば、一旦解錠したり、開扉したりすること
なく、単にドアを押し込むだけでフルラツチ状態
とすることができるので、好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の側面図で、ノブ
レバーが施錠位置にある状態を示す図、第2図
は、カバープレートを取り外して本体内を第1図
右方より見た背面図で、ラツチ部材がフルラツチ
位置にある状態を実線で、かつラツチ部材が解放
位置にある状態を想像線で示す図、第3図は、ラ
ツチ部材がハーフラツチ位置にある状態を示す、
第2図と同様な背面図、第4図は、ベースプレー
トの側片を縦断して、ベースプレートの基部側の
操作機構部を示す正面図で、オープンレバーが第
1停止位置にあり、かつ施解錠レバーが解錠位置
にある状態を示す図、第5図は、第4図示の状態
より、施解錠レバーを施錠位置とした状態を示す
図、第6図は、オープンレバーが第2停止位置に
あり、かつ施解錠レバーが解錠位置にある状態を
示す、第4図と同様な正面図、第7図は、ベース
プレートの基部を縦断して、ベースプレートの側
片側の操作機構部を示す側面図で、ノブレバーが
解錠位置にある状態を示す図である。 1…ドアロツク装置、2…本体、3…カバープ
レート、4…ベースプレート、5…ストライカ、
8…ラツチ部材、12…つめ部材、13…係止部
材、14…オープンレバー、14a…第1腕部、
14b…第2腕部、14c…第3腕部、14d…
逃し部、19…アウトサイドレバー、23…サブ
レバー、26…施解錠レバー、26b…当接部、
32…ノブレバー、37…インサイドレバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車体側に設けられたストライカとの噛合状態
    で、本体内のラツチ部材を拘束する係止部材を、
    前記ラツチ部材がストライカと辛うじて係合する
    ハーフラツチ位置、及び、ストライカと完全に噛
    合するフルラツチ位置にあるときは、ラツチ部材
    の移動軌跡内に突入して、ラツチ部材がストライ
    カと離脱する方向に移動するのを阻止する第1停
    止位置に停止し、前記ラツチ部材がストライカと
    離脱した開放位置にあるときは、前記第1停止位
    置よりラツチ部材の移動軌跡から離れる方向に若
    干移動した適宜の第2停止位置に停止し、かつ前
    記ラツチ部材の移動軌跡から完全に離脱すること
    により、ラツチ部材の拘束を解除し得るように、
    前記本体に移動可能に設ける一方、施錠位置と解
    錠位置とに移動可能なように前記本体に設けられ
    た施解錠機能を有する施解錠レバーの適所に当接
    部を設け、前記係止部材に、該係止部材が第1停
    止位置にあるときは、前記当接部の移動軌跡から
    外れ、施解錠レバーの移動を拘束しないが、係止
    部材が第2停止位置にあるとき及びその位置より
    ラツチ部材から離れる方向に位置するときは、前
    記当接部の移動軌跡内に突入し、前記施解錠レバ
    ーが解錠位置から施錠位置に移動するのを阻止す
    るようにした腕部を設け、さらに、前記腕部と当
    接部のいずれか一方に、施解錠レバーが施錠位置
    にある状態で、ラツチ部材がハーフラツチ位置か
    らフルラツチ位置に移動する際の係止部材の第1
    停止位置よりラツチ部材から離れる方向への移動
    が、当接部によつて妨げられないようにするため
    の逃し部を設けたことを特徴とする自動車用ドア
    ロツク装置。
JP58069134A 1983-04-21 1983-04-21 自動車用ドアロツク装置 Granted JPS59195973A (ja)

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DE8484104292T DE3483731D1 (de) 1983-04-21 1984-04-16 Tuerverschluss.
EP84104292A EP0123251B1 (en) 1983-04-21 1984-04-16 Door lock device
US06/601,599 US4634156A (en) 1983-04-21 1984-04-18 Door lock device

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