JP3353678B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

車両用ドアロック装置

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JP3353678B2 JP34071397A JP34071397A JP3353678B2 JP 3353678 B2 JP3353678 B2 JP 3353678B2 JP 34071397 A JP34071397 A JP 34071397A JP 34071397 A JP34071397 A JP 34071397A JP 3353678 B2 JP3353678 B2 JP 3353678B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドアロック
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3はドアロック装置の代表例を示すも
ので、車両ドアの後縁の内側には上下方向のほぼ中央に
ドアロック装置Rが設置してあり、これによってドアは
閉鎖状態に保持される。図2に示すように、ドアロック
装置Rはドアの後縁面に沿うベース部材RBの後面に、
車体側に固定したストライカ1と係脱するラッチ2と、
該ラッチ2に係合してストライカ1とラッチ2とを係合
状態に保持するラチェット3を備えており、ドア閉鎖
時、ストライカ1とラッチ2の係合によりドアを閉鎖状
態に保持する。図において21はラッチ2をストライカ
1を受け入れる方向に付勢するスプリング、31はラチ
ェット3を上記スプリング21に抗してストライカ1と
係合したラッチ2を受け止める方向に付勢するスプリン
グである。
【0003】また、ドアロック装置Rは、図3に示すド
アハンドル91の操作でドアを閉鎖状態から開扉状態に
開放する開放手段を備え、更に、キーシリンダ92の操
作でドアを閉鎖状態に施錠し、また解錠する施錠手段を
備えている。
【0004】図4に示すように、上記ベース部材RBの
前面には、ほぼ中央位置に回動自在に設け上記ラチェッ
ト3を作動してラッチ2とラチェット3との係合を解除
するラチェットレバー4と、ラチェットレバー4の上方
に位置して上下回動可能に軸支されリンク部材9aを介
してドアハンドルと連結した第1のオープンレバー5a
と、第1のオープンレバー5aとラチェットレバー4と
の間に介在して第1のオープンレバー5aの下方回動に
よって下降し下端52がラチェットレバー4に衝合して
ラチェットレバー4をラッチ2とラチェット3との係合
解除方向に回動せしめる第2のオープンレバー5bが設
けてある。これ等によって、ドアハンドルの操作で第1
および第2のオープンレバー5a,5bが作動してラチ
ェットレバー4を回動し、ラッチ2とラチェット3との
係合を解除することでストライカ1とラッチ2との係合
を解除し、ドアを閉鎖状態から開扉状態に開放する開放
手段が構成されている。
【0005】また、ベース部材RBの前面にはその下方
側にキーシリンダの操作によって回動するキーレバー6
が回動自在に設けてある。キーレバー6は、その基端6
1がベース部材RBに支軸60により上下方向に回動自
在に軸支され、ドアアウタパネルP側に向かって横方向
に延びるレバーで、自由端62をベース部材RBの側縁
からドアアウタパネルP側に延出せしめ、自由端62が
リンク部材9bを介してキーシリンダに連結してある。
基端61には、その下縁に支軸60を中心とする円弧状
の係合溝63が形成してある。支軸60には、キーレバ
ー6とともにロックレバー8が回動自在に設けてある。
ロックレバー8はその突起83が上記係合溝63内に嵌
入してキーレバー6と連結してあり、ロックレバー8は
キーレバー6に連動してロック、アンロックの各位置に
回動する。ロックレバー8は一端81が第2のオープン
レバー5bに連結してこれを左右に移動可能にしてい
る。ロック位置では第2のオープンレバー5bの下端5
2とラチェットレバー4とを非衝合状態として、ドアハ
ンドルの操作によるストライカ1とラッチ2との係合解
除を不能にしている。一方、アンロック位置では両者を
衝合状態とし上記係合解除を可能にしている。図におい
てロックレバー8はアンロック位置にある。
【0006】上記のように構成した施錠手段において、
上記キーレバー6は、通常、ほぼ水平姿勢のA位置にあ
り、キーシリンダにキーを差し込み回転させるキーシリ
ンダの施錠操作で自由端62が上位となる傾斜姿勢のB
位置に回動し、ロックレバー8を時計方向のロック位置
に回動せしめて施錠する。その後、キー差し込み時の姿
勢まで逆回転させてからキーを抜くためキーレバー6は
A位置に復帰するがキーレバー6はA位置に復帰しても
ロックレバー8はロック位置に保持される。キーシリン
ダにキーを差し込み施錠時とは逆方向に回転させるキー
シリンダの解除操作でキーレバー6は自由端62が下位
となる傾斜姿勢のC位置に回動し、ロックレバー8を反
時計方向のアンロック位置に回動せしめ解錠する。その
後、キー差し込み時の姿勢まで逆回転させてからキーを
抜くためキーレバー6はA位置に復帰するが、ロックレ
バー8はアンロック位置に保持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のドアロッ
ク装置において、車両の側面衝突時、ドアアウタパネル
Pが内側に押し込まれて変形して、ドアロック装置Rの
外側に延出したキーレバー6の自由端62に当たる場合
がある。キーレバー6は一般に硬質合成樹脂で形成して
あるのでそれ自体は破損しにくいが、キーレバー6の設
置位置は一般に、衝突した相手車両のバンパーの若干上
方に位置しており、上記バンパーによって押し込まれた
アウタパネルPは、キーレバー6の自由端62を上方に
押し上げて、キーレバー6を施錠方向たるB位置に回動
せしめ、ロックレバー8がロック位置に回動してドアが
施錠状態になる。従って、例えばこれが運転席用ドアの
キーレバー6の施錠方向への回動に連動して全ドアを施
錠状態にする集中ドアロック装置を備えた車両の場合、
運転席用ドアへの上記の様な側面衝突時に全ドアが施錠
状態になるおそれがある。これを防ぐためには、キーレ
バー6の位置を変更したり、あるいはドアの厚さを大き
くしてドアアウタパネルPとキーレバー6との間に充分
な間隔を設ける必要がある。そこで本発明は、車両の側
面衝突時、ドアパネルが変形してドアパネルがキーレバ
ーを押し込んでもドアが施錠状態とならないドアロック
装置を提供することを課題としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】車両のドアの閉鎖、開放
に伴って、車体側に固定したストライカと係脱するラッ
チと、該ラッチに係合してストライカとラッチとを係合
状態に保持するラチェットを備え、上記ドアに内蔵され
たドアロック装置であって、ドアハンドルの操作によっ
てラッチとラチェットとの係合を解除してドアを開放せ
しめる開放手段と、キーによる施錠操作によって開放手
段の作動を不能ならしめてドアの開放を不能とする施錠
手段を有し、施錠手段は、基端がドアロック装置のベー
ス部材に上下方向回動自在に軸支され、自由端がベース
部材の外側縁よりもドアのアウタパネル側に延出し、か
つ、自由端がリンク部材を介してキーシリンダと連結す
金属板からなるキーレバーを備え、キーレバーが水平
状態から上方に回動した位置で施錠状態となり、キーレ
バーが水平状態から下方に回動した位置で解錠状態とな
るドアロック装置において、上記キーレバーには、ドア
のアウタパネルの内面と対向する自由端にアウタパネル
の内面に沿って下方へ延出する突出部を形成する。これ
により、車両の側面衝突時、ドアのアウタパネルが内側
に押し込まれ変形した場合、アウタパネルはキーレバー
の突出部の下端部に当たり、キーレバーを下方、即ち、
解錠方向に回動させ、ドアロック装置を解錠状態にす
る。
【0009】かつ上記キーレバーには、上記キーレバ
ー、その基端寄りの位置に、自由端にかかる所定量の荷
重により塑性変形しキーレバーをドアロック装置の他の
構造部材に当接せしめる易変形部を形成する。これによ
り、車両の側面衝突時、ドアのアウタパネルの変形によ
ってキーレバーが解錠位置に回動した後、なおもキーレ
バーに荷重が作用した場合、キーレバーは基端寄りの位
置で塑性変形してドアロック装置の他の構成部材に当接
し、その後何らかの作用によりキーレバーが施錠方向に
回転するのを防ぐ。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のドアロック装置は運転席
および助手席サイドのフロントドアに設置するドアロッ
ク装置で、図3に示すように、ドアロック装置Rはフロ
ントドアの後縁の内面側に設置してあり、ドアハンドル
91およびキーシリンダ92とリンク部材9a,9bを
介して連結してある。
【0011】図2はドア閉鎖時のドアロック装置Rを示
すもので、ドアロック装置Rは、ドアの後縁の内面に沿
うベース部材RBの後面に、ラッチ2とラチェット3を
備えている。ラッチ2は支軸20により回動自在に軸支
してあり、スプリング21によって常時時計方向の回動
力が付勢されている。ラッチ2の外周には係合溝22と
切欠き23,24が形成してある。ラチェット3は、ラ
ッチ2の下方位置で基端が支軸30により上下方向回動
自在に軸支してあり、スプリング31によって常時上方
の回動力が付勢されている。ラチェット3の自由端には
係止爪32が形成してある。また、ラチェット3の自由
端は、ベース部材RBに設けた長穴を貫通するピン33
が突設してあり、ピン33を介して後述のラチェットレ
バー4(図1)と連結してある。
【0012】ラッチ2は、ドア開放時には係合溝22を
ベース部材RBのストライカ進入路10に合致させた姿
勢をなし、ドア閉操作時、車体側のストライカ1が係合
溝22内に進入し、ラッチ2はストライカ1に押されて
反時計方向に回動する。ラッチ2は上記回動によってラ
チェット3の係合爪32が切欠き24に係合してハーフ
ラッチ位置となる。更に、ラッチ2の回動が進み、係合
爪32が切欠き23に係合してフルラッチ位置となり、
ドアを閉鎖状態に保持する。ドアを開放するには、ラチ
ェット3をスプリング31の付勢力に抗して下方に回動
せしめて係合爪32と切欠き23との係合を解除するこ
とで、ラッチ2がそのスプリング21の付勢力により時
計方向に回動して、ストライカ1とラッチ2との係合が
解除されてドアが開放する。
【0013】図1に示すように、ベース部材RBの前面
側にはそのほぼ中央位置に、一端を上記ピン33を介し
てラチェット3の自由端に連結したラチェットレバー4
が、ベース部材RBを貫通せしめた支軸30によりラチ
ェット3と同軸に回動自在に軸支してある。ラチェット
レバー4の上記一端には端末を屈曲することで突設した
衝合部41が形成してある。
【0014】ラチェットレバー4の上方には、第1およ
び第2のオープンレバー5a,5bが設けてある。第1
のオープンレバー5aは、基端が支軸50により上下方
向回動自在に軸支してあり、スプリング51の付勢力に
より常時上方への回動力が付勢されている。自由端は、
棒状のリンク部材9aの下端と連結して図3のドアハン
ドル91と連結してある。第2のオープンレバー5bは
上下方向に延びる板体で、上端が第1のオープンレバー
5aの自由端寄りの位置に左右に傾動可能に連結してあ
る。第2のオープンレバー5bの下端は、二又に分岐し
ており、その一方の側には端末を屈曲することで突出さ
せ、上記ラチェットレバー4の衝合部41に対応する衝
合部52が形成してある。他方の側には長穴53が形成
してある。
【0015】ラチェットレバー4の下方には、キーレバ
ー7およびロックレバー8が支軸70に同軸に支持せし
めてある。ベース部材RB側に設置したロックレバー8
は、そのほぼ中央部がこれを貫通する支軸70により支
持されて回動自在としてある。ロックレバー8には第2
のオープンレバー5bの上記二又に分岐した下端の他方
側に向かって延出する連結端81が形成してあり、連結
端81はその端末に突設したピン82を第2のオープン
レバー5bの長穴53に移動可能に貫通せしめて、第2
のオープンレバー5bと連結している。また、ロックレ
バー8の下縁には突起83が形成してある。
【0016】キーレバー7は、ドアアウタパネルP側に
向かって延びる金属板で、基端71が支軸70により支
持され上下方向回動自在としている。基端71の外周
は、支軸70を中心とするほぼ円弧状で、その下縁には
上記ロックレバー8の突起83に対応する位置に係合溝
72が形成してあり、係合溝72内に突起83を嵌入し
て、キーレバー7とロックレバー8とが連動するように
してある。また、基端71寄りの部位には、その上縁に
V字形の切欠きを形成して、キーレバー7の一般部より
も塑性変形しやすい狭幅部(易変形部)73が設けてあ
る。
【0017】キーレバー7の自由端74は、ベース部材
RBの外側縁より外側に突出して、ドアアウタパネルP
とドアロック装置Rとの間の間隙内に位置している。自
由端74には、上下方向に延びる棒状のリンク部材9b
の下端が連結してあり、キーレバー7はリンク部材9b
を介して図3のキーシリンダ92と連結してある。自由
端74には、一般部に対してほぼ直角方向に下方に向か
って延出する突出部75が一体に形成してあり、キーレ
バー7は全体がほぼL字形をなして、突出部75は外周
縁がドアアウタパネルPに沿うほぼ直線状で、下端に向
かって漸次先細の形状としてある。
【0018】ドアロック装置Rの作動は、ドア開放操作
時、ドアハンドルを操作すると第1のオープンレバー5
aが下方に回動する。第1のオープンレバー5aの回動
で第2のオープンレバー5bはほぼ垂直姿勢を維持した
まま下方に移動する。そして、第2のオープンレバー5
bの衝合部52とラチェットレバー4の衝合部41とが
衝合してラチェットレバー4が反時計方向に回動する。
これに伴って、ラチェット3がラッチ2との係合解除方
向に回動する。
【0019】一方、ドアを閉鎖状態で施錠するには、キ
ーシリンダにキーを差し込み回転させてキーシリンダを
施錠方向に操作し、水平なA位置に位置するキーレバー
7を上方に向かってB位置まで回動させる。これにより
キーレバー7は、その係合溝72の一方の側端がロック
レバー8の突起83を押してロックレバー8を時計方向
に回動せしめ、ロックレバー8を施錠位置とする。キー
シリンダの施錠操作を終え、キーを差し込み時の姿勢ま
で逆回転させてからキーを抜くとキーレバー7はA位置
に復帰するがロックレバー8は施錠位置を保持してい
る。
【0020】施錠位置において、ロックレバー8はその
連結端81が右方向に移動しているので第2のオープン
レバー5bは下端が右方の傾斜姿勢となる。ここで、ド
アハンドルを操作して第2のオープンレバー5bを下方
に移動させても、第2のオープンレバー5bはロックレ
バー8の連結端81の案内により斜め右下方へ降下す
る。よって、第2のオープンレバー5bの衝合部52と
ラチェットレバー4の衝合部41とが衝合せず、ラチェ
ットレバー4を回動させないようにして施錠している
(図1は解錠状態を示す)。
【0021】解錠するには、キーシリンダにキーを差し
込み施錠時とは逆方向に回転させてキーシリンダを解錠
操作し、キーレバー7をA位置からC位置まで下方に回
動させる。これによりキーレバー7は係合溝72の他方
の側端がロックレバー8の突起83を押してロックレバ
ー8を反時計方向に回動せしめて解錠状態に復帰させる
とともに、第2のロックレバー5bも原位置に復帰させ
て解錠する。その後、キーを差し込み時の姿勢まで逆回
転させてからキーを抜くためキーレバー7もA位置に復
帰する。
【0022】車両の側面衝突時、ドアアウタパネルPが
相手車両のバンパによって内側に押し込まれるように変
形すると、変形したドアアウタパネルPはA位置にある
キーレバー7の自由端74の突出部75に当たる。この
場合、キーレバー7は、その支点よりも下方の位置で内
側に向う衝突荷重を受けることとなり、上記荷重によっ
てキーレバー7は下方の解錠方向(C位置)に回動す
る。従って、ドアロック装置Rは、車両の側面衝突によ
って施錠状態となることがない。施錠状態で側面衝突が
発生したときには自動的に解錠となる。
【0023】キーレバー7が解錠位置に回動した後、な
おもキーレバー7に衝突荷重がかかり続けた場合、キー
レバー7はその狭幅部73で塑性変形してドアロック装
置Rの他の構成部材に当接し、この変形によってその後
何らかの作用によりキーレバー7が施錠方向に回転する
のを防止し、キーレバー7の解錠作用は保証される。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、車両の側面衝突が発生
すると、ドアは自動的に解錠状態となるから速やかにド
アを開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドアロック装置の前面図である。
【図2】本発明のドアロック装置の後面図である。
【図3】本発明のドアロック装置を適用する車両のドア
の後方斜視図である。
【図4】従来のドアロック装置の前面図である。
【符号の説明】
R ドアロック装置 RB ベース部材 P ドアアウタパネル 1 ストライカ 2 ラッチ 3 ラチェット 4 ラチェットレバー(開放手段) 5a,5b オープンレバー(開放手段) 7 キーレバー(施錠手段) 71 基端 73 狭幅部(易変形部) 74 自由端 75 突出部 8 ロックレバー(施錠手段) 9a,9b リンク部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/12 - 65/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のドアの閉鎖、開放に伴って、車体
    側に固定したストライカと係脱するラッチと、該ラッチ
    に係合してストライカとラッチとを係合状態に保持する
    ラチェットを備え、上記ドアに内蔵されたドアロック装
    置であって、ドアハンドルの操作によって上記ラッチと
    上記ラチェットとの係合を解除してドアを開放せしめる
    開放手段と、キーによる施錠操作によって上記開放手段
    の作動を不能ならしめてドアの開放を不能とする施錠手
    段を有し、上記施錠手段は、基端がドアロック装置のベ
    ース部材に上下方向回動自在に軸支され、自由端がベー
    ス部材の外側縁よりもドアのアウタパネル側に延出し、
    かつ、自由端がリンク部材を介してキーシリンダと連結
    する金属板からなるキーレバーを備え、上記キーレバー
    が水平状態から上方に回動した位置で施錠状態となり、
    キーレバーが水平状態から下方に回動した位置で解錠状
    態となるドアロック装置において、上記キーレバーに
    は、ドアのアウタパネルの内面と対向する上記自由端に
    上記アウタパネルの内面に沿って下方へ延出する突出部
    を形成し、かつ上記キーレバーには、その基端寄りの位
    置に、自由端にかかる所定量の荷重により塑性変形しキ
    ーレバーをドアロック装置の他の構造部材に当接せしめ
    る易変形部を形成したことを特徴とする車両用ドアロッ
    ク装置。
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