JPS5817874B2 - キ−レスロック防止機構を備えたドアロック装置 - Google Patents

キ−レスロック防止機構を備えたドアロック装置

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JPS5817874B2
JPS5817874B2 JP51053961A JP5396176A JPS5817874B2 JP S5817874 B2 JPS5817874 B2 JP S5817874B2 JP 51053961 A JP51053961 A JP 51053961A JP 5396176 A JP5396176 A JP 5396176A JP S5817874 B2 JPS5817874 B2 JP S5817874B2
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lever
locking
knob
lock
outside
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドアロック装置におけるキーレスロック防止機
構に関するものである。
一般にドアロック装置にはキーレスロック(キーを使用
せずにドアをロックできるようにした機構)のできるタ
イプとできないタイプとがあるが、特にキーレスロック
できないタイプに注目すると、ドア開時にはドアインサ
イドロッキングノブ(以下単にロッキングノブと称す)
は単独でロック位置へはブロックされて動くことができ
ないようになつ′〔いる。
しかしながらドア開時にロッキングノブをロック位置へ
操作しながらドアインサイドバンドル(以下単にインサ
イドバンドルと称す)又はドアアウトサイドバンドル(
以下単にアウトサイドバンドルと称す)を操作するとロ
ッキングノブをブロックすることなくロック位置へ動か
すことができる場合があり、ロッキングノブをロック位
置へ動かした後ドアを閉めるとキーレスロックと同様ロ
ックしてしまう恐れがある。
また、インサイド又はアウトサイドのバンドルを操作し
た後ロッキングノブをロック位置と操作しながらインサ
イド又はアウトサイドのバンドルを戻したときにも前述
と同様ロッキングノブをロック位置へ動かすことができ
、ドアがキーレスロックする恐れがある。
これら変則的な操作手順を行なうことによって、キーレ
スロックできないタイプのロック装置がキーレスロック
できてしまうのはドア閉時にロッキングノブをロック位
置にすることによってインサイドバンドル及びアウトサ
イドバンドルがブロックされて操作不能になるタイプの
ドアロック装置に多くみられる。
このように本来はキーレスロックできないものができる
ようになるということについての評価は二つに分かれる
すなわち、一つはキーレスロックのできるタイプはキー
レスロツりできないものに比べ、かなり高価であり、安
価なキーレスロックできないものが操作手順を変則的に
するだけでキーレスロツ、/7できるようになるのであ
るから歓迎すべきである。
もう一つは本来キーレスロックできないタイプが通常の
キーレスロック操作手順(すなわちドア開時にロッキン
グノブをロック位置にする第1の操作とその後アウトサ
イドハンドルを操作した状態でドアを閉める第2の操作
とを経て行なう。
或いはドア開時にアウトサイドハンドルを操作した状態
でロッキングノブをロック位置にする第1の操作とその
後アウトサイドハンドルを操作した状態でドアを閉める
第2の操作とを経て行なう)を経ずに変則的な操作手順
を経るのはドアロック性能上問題である。
すなわちキーレスロックできるロッキングノブとインサ
イド及びアウトサイドのハンドルの操作位置をさがすに
は手間がかかり、ドアロックの信頼性を欠くものであり
、一種の誤動作であってトラブルの発生原因である。
以上二つの相反する評価があるが、本発明は上述評価の
後者の観点に立ちいかなる変則的な操作手順を行なって
もキーレスロックのできないドアロック装置すなわちキ
ーレスロック防止機構を備えたドアロック装置を提供す
るもので、ドアロック装置の仕様(キーレスロックでき
ないタイプ)を明確にし、誤作動をなくしてトラブルの
発生を防止したものである。
本発明の概略を言えば、ロッキングノブのロック位置へ
の移行をインサイドハンドル操作時には、このインサイ
ドハンドルと連結したインサイドレバーによりブロック
することが特徴である。
以下図面に示す実姉例により説明する。
まずドアロックLの噛み合い機構を説明する。
第1図及び第2図において1.1はベースプレートで、
主に噛み合い機構の構成部品が設置される一方のプレー
ト片1aと、後述操作機構の構成部品が設置される他方
のプレート片1bとから成っている。
2は前記一方のプレート片1aと共にドア(図示せず)
又は車体固定側(図示せず)のどちらか一方に固定され
るカバー。
3はドア又は車体固定側のいずれか他方に前記ベースプ
レート1に相対して固定されたストライカ−で、ドア開
時は二点鎖線位置、ドア閉時は実線位置となる。
4はベースプレート1のプレート片1aとカバー2とに
回動自在に軸4a支持されたラッチで、ドア閉時に前記
ストライカ−3と係合しく実線位置)ドア開時にはスト
ライカ−3と離脱してスプリングS1の附勢力により二
点鎖線位置となる。
5はベースプレート1のプレート片1aとカバー2とに
回動自在に軸5a支持されたディテントで、ドア閉時に
ラッチ4とストライカ−3との係合を保持すべくラッチ
4の係合歯4bと凹部5b部分で係合してラッチ4の回
動を拘束するようになっており、常時スプリングS2に
より第1図時計方向に附勢されており、このスプリング
S2に抗して第1図反時計方向に回動することによって
ラッチ4との保合を解除する。
同軸5aとカバー2との間にはブツシュ8が介在してい
る。
6はディテント5と同軸上に固定されて連動するロッキ
ングレバーで、ディテント5の回動はこのロッキングレ
バー6の操作によって行なわれるが詳細は後述する。
7はベースプレートのプレート片1aとカバー2との間
の空間部に配置され、ストライカ−3の進入位・置を規
制すると共にストライカ−3とドアロックLとの衝合を
防止するバンパーラバー。
以上により噛合作用を説明すると、ドア開時(アンラッ
チと称す)にはストライカ−3、ラッチ4はそれぞれ二
点鎖線位置にあり、ドア閉操作によりストライカ−3は
矢印方向から相対的に進入しラッチの受は入れ歯4Cと
衝合してラッチ4をスプリングS1の附勢力に抗して回
動し、受は入れ歯4cとディテント5とが係合した状態
が半ドア状態(ハーフラッチと称す)であり更にストラ
イカ−3が進入して受は入れ歯を押すことによってラッ
チ4の係合歯4bとディテント5とが係合した状態すな
わちストライカ−3、ラッチ4、ディテント5がそれぞ
れ実線位置にある状態がドア全閉状態(フルラッチと称
す)である。
このフルラッチ時からアンラッチに戻すにはロッキング
レバー6を回動すなわちディテント5を回動してディテ
ント5とラッチ4との係合を解除することによってラッ
チ4とストライカ−3とは離脱する3次にドアロックL
の操作機構について説明する。
第3図及び第4図において、10は図示しない車外側に
設置されたアウトサイドハンドルのリンケージと第1の
操作片部10aにおいて連結し、ラッチ4と同軸4a上
にラッチ4と無関係に回動自在に支持された、アウトサ
イドレバーで、常時140− スプリングS3により第3図反時計方向に附勢され、ベ
ースプレート1のプレート片1b側の上部に開設された
長孔1c内に貫通した第2の操作片部10bが長孔1c
下壁に当接して停止している1そしてアンラッチ時にア
ウトサイドレバー10を第3図時計方向に回動すること
によって第3の操作片部10cがロッキングレバー6を
第3図時計方向に回動してディテント5を回動するよう
になっている。
このアウトサイドレバー10は第1の操作片部10aと
第3の操作片部10cにおいてそれぞれ折曲片10a1
.1(lclを有し、これら折曲片10a1,10c1
においてそれぞれアウトサイドバンドルリンケージ、ロ
ッキングレバーと係合するようになっている。
ロッキングレバー6は前述したようにディテント5と同
軸5a□でかつ連動するようになっており、常時スプリ
ングS2により第3図反時計方向(第1図では時計方向
)に附勢され、ストッパ部6aがベースプレート1のプ
レート片1b側の上部に開設された長孔1d内に貫通し
、長孔1d下壁に当接して停止している。
11はベースプレート1のプレート片1bに回動自在に
支持11aされたインサイドレバーで一方のアーム部1
1bにおいて図示しない車室内側に配設されたインサイ
ドバンドルと連結し、他方のアーム部11.cにおいて
前記アウトサイドレバーの第2の操作片部10bと保合
できるようになっており、常態にあってはプレート片1
bに切起し成形されたストッパ片1eに自重により当接
している。
そしてこのインサイドレバー11の他方のアーム部11
cには後述するストッパ部11dが折曲形成゛されてい
る。
12は、ベースプレート1のプレート片1bに回動自在
に支持され、上端部12aにおいて図示しない車室内側
に配設されたロッキングノブと連結したノブレバーで二
点鎖線位置がロックオン位置、実線位置がロックオフ位
置で、両位置への移動はトラブルスプリングS4により
節度感を付与し、折曲形成されたストッパ片12bによ
りプレート片1bに形成された切欠1fで規制されてい
る。
ノブレバー12の支持部について詳述するとノブレバー
12とベースプレート片1bとはリベット13により固
定され、リベット13の角孔13aに図示しないドアア
ウタパネリに配設されたこれまた図示しない施解錠用シ
リンダ錠の角状ロッドが嵌入するようになっている。
ノブレバー12には二点鎖線位置(ロックオン)にある
とき、アウトサイドレバー10の第2の操作片部10b
の第3図時計方向への回動を長孔1cをさえぎってブラ
ンクする係止片12cと実線位置(ロックオフ)にある
ときアウトサイドレバー10の第2の操作片部10bの
第3図時計方向への回動を許すための切欠部12dとが
形成されている。
従ってノブレバー12が二点鎖線位置(ロックオン)に
あるときはインサイドレバー11の第4図反時計方向の
回動もアウトサイドレバー10の第2の操作片部10b
のブロックと同様フ七ツクされる。
ここで、操作機構の原則的な作用を述べると、(1)ア
ンラッチ操作(すなわちフルラッチ位置からアンラッチ
位置までの操作):フルラッチ時、ロッキングレバー6
はラッチ4とディテント5との保合により実線位置にあ
り、アウトサイドバンドルを操作することによってアウ
トサイドレバー10はまずLlのストロークだけ遊動し
、更にL2のストロークだけ回動してロッキングレバー
6をストロークM1だけ回動してディテント5をハーフ
ラッチにする。
このフルラッチからハーフラッチまでの操作でラッチ4
の保合歯4bとディテンl−5との保合からラッチ4の
受は入れ歯4cとディテント5との係合に移行する。
アウトサイドレバー10がストロークL3だけ回動する
と、ロッキングレバー6はストロークM2だけ回動して
ディテントをアンラッチにする。
このハーフラッチからアンラッチまでの操作でラッチ4
は受は入れ歯4cとディテント5との保合から二点鎖線
位置になってドアは開く。
次にアンラッチ操作をインサイドバンドルにより行なう
場合は、インサイドレバー11はストッパ1eとの当接
位置(二点鎖線)から実線位置すなわちアーム部11c
がアウトサイドレバー10の第2操作片部10bと当接
する位置まで遊動し、更にインサイドレバー11を第4
図反時計方向に回動することによって、アーム部11c
がアウトサイドレバー10の第2操作片部10bを持ち
上げ、アウトサイドレバー10をストロークLl t
L27 L3の三つの位置を経てアンラッチする。
結局、直接インサイドレバー11によりロッキングレバ
ー6を回動するのではなく、アウトサイドレバー10を
介してアンラッチ操作するのである。
部上のアンラッチ操作時は当然のことながらノブレバー
12は第4図実線位置にある。
尚、アウトサイド、インサイドのバンドルによるアンラ
ッチ操作はアウトサイドレバー10の回動を一挙に行な
うので、各ストロークL1.L2.L3が順次行なわれ
るのではなく、ストロークL1からストロークL3まで
連続した操作となる。
そしてアウトサイドレバー10がストロークし、に在る
位置がアウトサイドレバー10、インサイドレバー11
の作動位置となる。
(2)ロックオンロックオフ操作 フルラッチ時にノブレバー12を実線位置(ロックオフ
)から二点鎖線位置(ロックオン)にロッキングノブ(
図外)により回動させる。
ノブレバー12の二点鎖線位置で、アウトサイドレバー
10及びインサイドレバー11を回動してアンラッチに
しようとしても、アウトサイドレバー10の第2操作片
部10bはノブレバー12の係止片12cによりブロッ
クされて、ロッキングレバー6を回動するまでに至らず
、アンラッチできない。
次にノブレバー12を実線位置(ロックオフ)に回動さ
せると、アウトサイドレバー10の第2操作部10bは
切欠部12dによって長孔1c内を自由に動けるのでア
ウトサイドレバー10、インサイドレバー11はアンラ
ッチ操作のための回動ができるようになる。
従ってアウトサイドバンドル、インサイドバンドルによ
りアンラッチ操作が可能となる。
また車外からキーによってロックオンからロックオフに
する場合はキーの回動によってシリンダ錠の角状ロンド
(図示せず)を回転させて、この角状ロンドの回転によ
ってリベット13の角孔を経てノブレバー12をロック
オフ位置(実線位置)にできる。
同様に車外からキーによってノブレバー12を田ツクオ
フ位置(実線位置)からロックオン位置(二点鎖線位置
)へ回動できる。
ノブレバー12はロックオン位置が作動位置である。
次に第5図、第6図によりキーレスロック防止機構につ
いて説明する。
第5図は第4図の要部構成を示すもので、インサイドレ
バー11の実線位置は第4図と同様アウトサイドレバー
10の第2操作片部10bと当接した位置であり、ノブ
レバー12の実線位置も第4図と同様ロックオフ位置で
ある。
アウトサイドレバー10の第2操作片部10bの実線位
置は第3図及び第4図における実線位置すなわち非作動
位置である。
同図から明らかなように、インサイドレバー11をアン
ラッチ操作方向すなわち第5図反時計方向に回動してア
ウトサイドレバー10の第2操作片部10bを持ち上げ
、この第2操作片部10bの上端10b′が7プレパー
12の係止片12cの回動軌跡N、に達する直前の位置
(二点鎖線位置)にノブレバー12をロックオフからロ
ックオンの位置へ回動しようとしても、インサイドレバ
ー11に設けられたストッパ部11dにノブレバー12
の下端部12eが衝合して(二点鎖線位置)それ以上ノ
ブレバー12がロックオン位置へ移動するのを拘束する
要するにインサイドレバー11のストッパ部lidをノ
ブレバー12のロックオン位置への移行中にノブレバー
下端部12eの回動軌跡N2中に位置させてノブレバー
12の回動をブロックするようにしている。
第6図は第3図にインサイドレバー11及びノブレバー
12を明記したもので、ロッキングレバー6、アウトサ
イドレバー10、インサイドレバー11、ノブレバー1
2の各実線位置は、第3図及び第4図における実線位置
と同様である。
今、アウトサイドレバー10をロッキングレバー6が二
点鎖線で示すアンラッチ位置にある状態でアンラッチ操
作すべく第6図時計方向に回動させてその第2操作片部
10bかノブレバー12の係止片12cの回動軌跡に達
する直前までの位置(二点鎖線位置)ではロッキングレ
バー6が二点鎖線で示すアンラッチ位置で回動せずノブ
レバー12の先端部12eと図面上オーバーラツプする
ように設定しである。
従ってアウトサイドレバー10の二点鎖線位置に至る間
にノブレバー12をrツクオフ位置からロックオン位置
へ回動しようとしても常にロッキングレバー6の上端部
がノブレバー12の先端部12eの動きを拘束し、ロッ
クオンできないようになっている。
すなわち、ロッキングレバー6とアウトサイドレバー1
0との係脱関係を適切に設定し、ロッキングレバー6の
上端部をノブレバー12の回動軌跡中に進出させること
により、ロッキングレバー6かノブレバー12のロック
オンへの移動をブロックするようにしているのである。
かかる構成により、キーレスロックしようとして、イン
サイドハンドルを操作してインサイドレバー11を回動
しながらロッキングノブを操作してノブレバー12をロ
ックオンにしようとしても、ノブレバー12はその先端
部12eがインサイドレバー11のストッパ部11dに
よりブロックされて、ノブレバー12はロックオンでき
ない。
また、アウトサイドハンド)しを操作してアウトサイド
レバー10を回動しながらロッキングノブを操作してノ
ブレバー12をロックオンにしようとしても、ノブレバ
ー12はその先端部12eがロッキングレバー6により
ブロックされてノブレバー12はロックオンできない。
以上の説明により明らかなように本発明は次の特徴点を
備えている。
すなわち、インサイドレバー、411に、インサイドレ
バー11の作動位置への回動途中或いは作動位置から非
作動位置への回動途中でノブレバー12のロックオフか
らロックオンへの回動をブロックするストッパ部11d
を設0ていることである。
尚上記実瘤例ではインサイドレバー11或いはアウトサ
イドレバー10の作動位置への回動途中或いは作動位置
から非作動位置への回動途中でノブレバー12のロック
オフからロックオンへの回動をロッキングレバーがフ沖
ツクするようにしているが、これは装置全体として最適
なものを示しており、その理由は後述す乞。
而してインサイドロッキングノブがインサイドハンドル
と近接した位置例えばドアの中央から前半分の適宜な位
置に設けである場合、同一人がアウトサイドハンドルと
インサイドロッキングツブとを両方−緒に操作しに<<
、実質的にアウトサイドハンドルとインサイドロッキン
グノブとを同時に操作できにくい。
このようなドア田ツク装置ではアウトサイドハンドルの
操作時にノブレバー12をブロックする必要がないので
上記本発明の特徴点を備えていれば良く、実施例で示し
た如くの田ンキングレバー6でノブレバー12をブロッ
クしてやる必要はない。
また、インサイドロッキングノブがアウトサイドハンド
ルと近い位置、例えばインサイドロッキングノブがドア
ウェスト部後方の適宜な位置に設けである場合、同一人
がアウトサイドハンドルとインサイドロッキングノブと
を両方−緒に操作できるので、その場合、アウトサイド
ハンドル操作時にノブレバー12をブロックする必要が
あり、この場合は、アウトサイドレバー10とインサイ
ドレバー11とを連動させるようにすれば(すなわちイ
ンサイドレバー11をアウトサイドレバー10の第2操
作片部10bへ反力の小さなスプリングによって常時接
触させておく)インサイドレバー11のストッパ部11
dがアウトサイドレバー10を操作した時にもノブレバ
ー12の作動位置への移行をブロックすることになる。
尚このアウトサイドレバー10とインサイドレバー11
とを連動させるようにした場合、必要に応じてインサイ
ドレバー11とインサイドハンドルとの間のリンケージ
に遊び機構を設ければ良い。
この遊び機構はピンと長孔との結合により簡単に構成で
きる。
上記実施例でロッキングレバー6によりノブレバー12
をブロックするようにしたものを開示したが、これはイ
ンサイドロッキングノブがアウトサイドハンドルと近い
位置に配設されているドアにおいて最適な例である。
すなわち、同一人がアウトサイドハンドルとインサイド
ロッキングノブとを両方−緒に操作できるし、インサイ
ドハンドルとインサイドロッキングノブとを両方−緒に
操作もできる。
従ってアウトサイドハンドル或いはインサイドハンドル
とインサイドロッキングノブとを一緒に操作したときに
ノブレバー12はロッキングレバー6によってブロック
されるため、キーレスロックができないのである。
このロッキングレバー6によりノブレバー12をブロッ
クするようにしたキーレス田ンク防止機構と本発明に係
るインサイドレバーに形成されたストッパ部によるノブ
レバー12のキーレスロック防止機構とを組み合わせる
ことにより耐久性の優れたドアロックが得られる。
すなわちインサイドハンドル操作とロッキングノブ操作
を一緒に行なった場合、ロッキングレバー6には力がか
からないのでアウトサイドハンドル操作とロッキングノ
ブ操作を一緒にしたときとは別系統でノブレバー12を
ブロックするようになるので装置として耐久性が向上す
ることになり、ロッキングレバー6の長期使用によるへ
たり・変形を少なくすることができる。
よって本発明によれば、変則的な操作手順を行なっても
キーレスロックができず、ドアロック装置の仕様を極め
て明確化でき、誤動作をせず、無用のトラブルを発生す
ることもない品質・性能の優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の正面図、第2図は第1図I−
I線に沿う断面図、第3図は一方のベースプレーNbを
切断して示した第1図の背面図、第4図は他方のベース
プレーleaを切断して示した第1図■視図、第5図は
キーレス防止機構を示す第4図の要部構成図、第6図は
キーレス防止機構を示す第1図背面図である。 1・・、・・・・ベースプレート、2・・・・・・カバ
ー、3・・・・・・ストライカ−14・・・・・・ラッ
チ、5・・・・・・ディテント6・・・・・・ロッキン
グレバー、10・・・・・・アウトサイドレバー、11
・・・・・・インサイドレバー、12・・・・・・ノブ
レバー、11d・・・・・・ストッパ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 二つのプレート片より成るベースプレートと該ベー
    スプレートの一方のプレート片に軸支されストライカ−
    と係脱するラッチと、該ベースプレートの一方のプレー
    ト片に軸支され、前記ラッチの回動をストライカ−との
    係合時に拘束するディテントと、該ディテントと同軸上
    に軸支されて連動するロッキングレバーと、前記ベース
    プレートの一方のプレート片に軸支され該ロッキングレ
    バーを回動してラッチとストライカ−との係合を解除す
    る作動位置を有するアウトサイドレバーと、前記ベース
    プレートの他方のプレート片に軸支され、該アウトサイ
    ドレバーを介して前記rノキングレバーを回動してラッ
    チとストライカ−との係合を解除する作動位置を有する
    インサイドレバーと、同じくベースプレートの他方のプ
    レート片に軸支され前記アウトサイドレバー及びインサ
    イドレバーのロッキングレバーとの係合を拘束する作動
    位置を有するノブレバーとを備えたドアロック装置にお
    いて、前記インサイドレバーの作動位置への移行途中で
    前記ノブレバーの作動位置への移行をブロックするスト
    ッパ部をインサイドレバーに形成したことを特徴とする
    キーレスロック防止機構を備えたドアロック装置。
JP51053961A 1976-05-12 1976-05-12 キ−レスロック防止機構を備えたドアロック装置 Expired JPS5817874B2 (ja)

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JPS59168275U (ja) * 1983-04-27 1984-11-10 田辺金属株式会社 刃物類の鞘
JPS646773Y2 (ja) * 1984-11-30 1989-02-22

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