JPH0728438Y2 - ギヤードモータ - Google Patents

ギヤードモータ

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JPH0728438Y2
JPH0728438Y2 JP1988063930U JP6393088U JPH0728438Y2 JP H0728438 Y2 JPH0728438 Y2 JP H0728438Y2 JP 1988063930 U JP1988063930 U JP 1988063930U JP 6393088 U JP6393088 U JP 6393088U JP H0728438 Y2 JPH0728438 Y2 JP H0728438Y2
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gear
output gear
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cover
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真一 原田
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 この考案は、たとえばマイクロ・フロツピデイスク・カ
ートリツジのオートイジエクト機構の駆動装置等に適用
されるギヤードモータに関するものである。
〈従来技術とその課題〉 第4図は従来のギヤードモータの分解斜視図であり、同
図において、1はギヤーケースで、このギヤーケース1
はベースフレーム1Aとこのベースフレーム1Aに複数本の
ねじ2を介して締付け固定されるカバー1Bとからなる。
3は減速機構で、この減速機構3は入力ピニオンギヤー
4、出力ギヤー5、複数個の中間ギヤー6、7、8の組
合せからなり、そのうち中間ギヤー6、7、8は上記ベ
ースフレーム1Aから突設した支軸6A,7A,8Aに回転可能に
支承されている。
9はモータで、このモータ9は上記ベースフレーム1Aの
下面にこのモータ9の外形状とほぼ同一形状にして一体
に突出形成された保持部10内に嵌合され、かつこの保持
部10から突設した複数個の弾性係止片11によつてベース
フレーム1Aに固定される。そして、このモータ9の出力
軸9Aに上記入力ピニオンギヤー4が固着され、この入力
ピニオンギヤー4がベースフレーム1Aに形成した開口部
18を通つてギヤーケース1内に挿入されて中間ギヤー6
に噛合するように構成されている。
12は上記減速機構3における出力ギヤー5の偏心部から
突設した出力ピンである。
上記構成のギヤードモータにおいて、上記出力ギヤー5
をギヤーケース1に抜け止め状態で回転可能に保持する
ための構造として、従来、次のような構造のものが知ら
れている。
出力ギヤー5が樹脂成形品である場合、第5図で示す
ように、出力ギヤー5の軸部5Aの先端に形成したフツク
部5aを介して出力ギヤー5をベースフレーム1Aに抜け止
め状態で回転可能に保持する。
出力ギヤー5が金属製である場合、第6図で示すよう
に、ベースフレーム1Aに圧入して固定した軸13に出力ギ
ヤー5を挿入し、上記軸13の先端部に嵌着したワツシヤ
14を介して出力ギヤー5を抜け止め状態で回転可能に支
承する。
上記と同様に、出力ギヤー5が金属製である場合、
第7図で示すように、ベースフレーム1Aに圧入して固定
した軸13に出力ギヤー5を挿入し、上記軸13の先端部を
カシメることにより出力ギヤー5を抜止め状態で回転可
能に支承する。
なお、第4図中、16は上記モータ9のON-OFFスイツチ、
17はモータ制御機構である。
ところで、上記構成において、出力ギヤー5がベースフ
レーム1Aに支持されているのに対しカバー1Bに支持され
ていないのは、出力ピン12の旋回に支承を与えないため
である。
すなわち、上記出力ギヤー5の上下両面に、たとえば実
開昭53-157271号公報に開示されているような1対の軸
部(図示せず)を突設し、一方の軸部を上記ベースフレ
ーム1Aに嵌合させるとともに、他方の軸部を上記カバー
1Bに嵌合もしくは当接させて構成した場合、上記カバー
1Bが出力ピン12の旋回を阻害する。
そのため、上記出力ピン12が対向する上記カバー1Bに
は、たとえば実開昭63-29370号公報に開示されているよ
うな円弧状穴(図示せず)を上記軸部と同心状に形成
し、この円弧状穴に上記出力ピン12を挿入して、その旋
回を許容する構成とすることが要求される。
しかしながら、上記出力ピン12が1回転以上する場合に
は、上記円弧状穴を使用することができないため、少な
くとも上記出力ピン12が旋回する範囲内において、上記
カバー1Bを開放させなければならず、実質的には第5図
ないし第7図で示すような構造となる。
以上のように構成された従来のギヤードモータによれ
ば、モータ9の回転が入力ピニオンギヤー4、中間ギヤ
ー6、7、8を介して出力ギヤー5に減速されて伝達さ
れ、この出力ギヤー5に突設された出力ピン12が低速で
旋回運動して、たとえばマイクロ・フロツピデイスク・
カートリツジのオートイジエクト機構(図示せず)を駆
動する。
ところで、上記した従来のギヤードモータにおける出力
ギヤー5の抜止め保持構造によると、の場合は、部品
点数を少なくできるけれども、出力ギヤー5の形状が複
雑になり、金型のコストが増大し、かつ設計や製造時の
形状寸法に誤差のでないように十分な配慮を必要とする
欠点がある。
また、の場合は、軸13、ワツシヤ14の使用により部品
点数が多くなり、組立性が悪い。さらに、の場合は、
面倒なカシメ作業を必要とするために、組立性が悪く、
かつ品質、精度も安定しない欠点があつた。
さらに、上記出力ピン12はこれに対向配設された負荷
(図示せず)を駆動するものであるから、上記出力ピン
12の付根部に局部的な応力が作用し、とくに上記出力ギ
ヤー5を合成樹脂で製造した場合には破損し易くなる。
そのため、上記出力ギヤー5を厚肉に形成して、その機
械的強度を高めればよいけれども、上記出力ギヤー5を
厚肉に形成すると、これを収納するベースフレームとカ
バーとの間隔が実質的に増大して、それだけギヤードモ
ータが大型化する。
〈考案の目的〉 この考案は上記のような従来の問題点を解消するために
なされたもので、部品点数を低減するとともに、出力ギ
ヤーの形状を簡単にすることができ、しかも出力ギヤー
を容易に確実な抜止め状態に保持することができ、かつ
機械的強度の高いギヤードモータを提供することを目的
としている。
〈考案の構成と効果〉 この考案に係るギヤードモータは、出力ギヤーの軸部を
上記ベースフレームに形成された凹部に嵌合するととも
に、上記軸部とは反対側の出力ギヤーの表面に平坦な円
形膨出部を形成し、この円形膨出部をカバーに形成され
た円形貫通穴に嵌合させて上記ギヤーケースの外部に露
出させ、上記円形膨出部の露出表面に上記出力ピンを突
設してこれに対向配設された負荷を駆動するように構成
したことを特徴とする。
上記構成によれば、出力ギヤーの両面がベースフレーム
とカバーとで保持されるとともに、円形膨出部が上記カ
バーに形成された円形貫通穴に嵌合されるため、固定軸
やワツシヤなどの部品点数を増やすことなく、出力ギヤ
ーをギヤーケースに抜け止め状態で安定よく堅固に保持
できるとともに、出力ギヤーの形状を簡単にして、その
製造が容易かつ安価となる。
また、上記出力ピンは、円形膨出部における出力ギヤー
の厚肉部に突設されて、その付根部の機械的強度が高い
ため、これに対向配設された負荷を駆動する際、上記出
力ピンの付根部に局部的な応力が作用しても破損しにく
い。
さらに、上記出力ギヤーは円形膨出部の形成によつて厚
肉となるけれども、上記円形膨出部をカバーの円形貫通
穴に嵌合させるため、これを収納するベースフレームと
カバーとの間隔が実質的に増大せず、したがつて、ギヤ
ードモータの大型化を防止することができる。
〈実施例の説明〉 以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて説明す
る。
第1図はこの考案に係るギヤードモータの一例を示す分
解斜視図であり、同図において、第4図で示す従来例と
相違する点は出力ギヤー5の保持構造であり、その他の
構成は第4図で示すものと同一であるため、対応部分に
同一の符号を付して、それらの詳しい説明を省略する。
第2図は上記出力ギヤー5をギヤーケース1に対して抜
止め状態で回転可能に保持するための具体的な構造を示
す要部の拡大断面図である。
第2図において、出力ギヤー5は、先端にフツク部をも
たない軸部5Aと出力ピン12の圧入固定用凹部5Bならびに
抜止めのための円形膨出部5Dを含めて一体に樹脂成形さ
れたもので、上記軸部5Aの下端をベースフレーム1Aに形
成の凹部1aに嵌入するとともに、上記円形膨出部5Dを第
1図においても示すように、ギヤーケース1のカバー1B
に形成した円形貫通穴1bに嵌挿することにより、上記出
力ギヤー5をベースフレーム1Aとカバー1Bとで回転軸心
方向の両側から挟み込むようにして抜止め状態で回転可
能に保持したものである。
このような構成とすることで、出力ギヤー5の装着にカ
シメやワツシヤ等を必要としないばかりでなく、先端に
フツク部を形成しなくともよいから出力ギヤー5の形状
も簡単となり、部品点数の削減、金型費の節減、組立の
容易性が相まつて、全体のコストを低減することが可能
となる。
なお、第2図において、上記出力ギヤー5の表面の偏心
部に形成された凹部5Bには、出力ピン12を圧入してこの
ピン12を出力ギヤー5に固定している。
第3図はこの考案の他の実施例を示す要部の拡大断面図
であり、上記出力ギヤー5が、軸部5Aおよび円形膨出部
5Dを含めて一体に樹脂成形されていると同時に、表面側
の偏心部に凸部5Cを一体に成形し、この凸部5Cに筒状の
出力ピン12を圧入することにより、この出力ピン12を出
力ギヤー5に固定したものである。
以上の各実施例において、出力ピン12以外は全て一体に
成形可能であるため、出力ギヤー5全体としての形状は
自由に設定可能であるとともに、出力ギヤー5に対する
出力ピン12の固定にもカシメ等の面倒な作業が不要で、
出力ピン12を凹部5Bまたは凹部5Cに圧入するだけのごく
簡単な作業をもつて容易に組立てることができる。ま
た、出力ピン12を太い径のままで圧入して固定すること
ができるから、カシメ止めの場合に比べてピン12の取付
け強度を高めることができ、かつカシメ止めの場合のよ
うなばらつきがないので、品質、精度の安定化を図るこ
とが可能である。
とくに、上記構成によれば、出力ギヤー5の両面がベー
スフレーム1Aとカバー1Bとで保持されるとともに、円形
膨出部5Dが上記カバー1Bに形成された円形貫通穴1bに嵌
合されるため、上記出力ギヤー5をギヤーケース1に抜
け止め状態で安定よく堅固に保持できるとともに、出力
ギヤー5の形状を簡単にして、その製造が容易かつ安価
となる。
また、出力ピン12は、円形膨出部5Dにおける出力ギヤー
5の厚肉部に突設されて、その付根部の機械的強度が高
いため、これに対向配設された負荷(図示せず)を駆動
する際、上記出力ピン12の付根部に局部的な応力が作用
しても破損しにくい。
さらに、上記出力ギヤー5は円形膨出部5Dの形成によつ
て厚肉となるけれども、上記円形膨出部5Dをカバー1Bの
円形貫通穴1bに嵌合させるため、これを収納するベース
フレーム1Aとカバー1Bとの間隔が実質的に増大せず、し
たがつて、ギヤードモータの大型化を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るギヤードモータの一例を示す分
解斜視図、第2図は要部の拡大断面図、第3図はこの考
案の他の実施例を示す要部の拡大断面図、第4図は従来
のギヤードモータを示す分解斜視図、第5図ないし第7
図はそれぞれ従来のギヤードモータの要部の拡大断面図
である。 1……ギヤーケース、1A……ベースフレーム、1B……カ
バー、1a……凹部、1b……円形貫通穴、3……減速機
構、4……入力ピニオンギヤー、5……出力ギヤー、5A
……軸部、5D……円形膨出部、9……モータ、12……出
力ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースフレームおよびカバーからなるギヤ
    ーケースと、入力ギヤーおよび出力ギヤーを含む複数個
    のギヤーからなり上記ケースに装着される減速機構と、
    上記ケースに装着されて上記減速機構の入力ギヤーを駆
    動するモータと、上記減速機構の出力ギヤーの偏心部に
    突設された出力ピンとを具備したギヤードモータにおい
    て、上記出力ギヤーの軸部を上記ベースフレームに形成
    された凹部に嵌合するとともに、上記軸部とは反対側の
    出力ギヤーの表面に平坦な円形膨出部を形成し、この円
    形膨出部を上記カバーに形成された円形貫通穴に嵌合さ
    せて上記ギヤーケースの外部に露出させ、上記円形膨出
    部の露出表面に上記出力ピンを突設してこれに対向配設
    された負荷を駆動するように構成したことを特徴とする
    ギヤードモータ。
JP1988063930U 1988-05-13 1988-05-13 ギヤードモータ Expired - Lifetime JPH0728438Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53157271U (ja) * 1977-05-17 1978-12-09
JPS6329370U (ja) * 1986-08-05 1988-02-26

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