JPS647350Y2 - - Google Patents

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JPS647350Y2
JPS647350Y2 JP19802183U JP19802183U JPS647350Y2 JP S647350 Y2 JPS647350 Y2 JP S647350Y2 JP 19802183 U JP19802183 U JP 19802183U JP 19802183 U JP19802183 U JP 19802183U JP S647350 Y2 JPS647350 Y2 JP S647350Y2
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JP
Japan
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positioning
operation display
spring piece
front frame
positioning spring
Prior art date
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JP19802183U
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JPS60106187U (ja
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  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイマ等の動作表示装置に関するもの
である。
従来の動作表示装置では、一秒間に180度間欠
的に回転する動作表示車をモータのロータに連動
回転させ、前枠に設けた表示窓から動作表示車の
前面を2分して設けてある二つの表示面を交互に
現出させて動作状態を表示させるものがある。こ
の構成のものでは、表示窓には必ず二つの表示面
のうちのいずれか一方のみが対向するように間欠
回転されねばならず、もし二つの表示面の境界が
表示窓に対向する位置で間欠回転されるとロータ
のステツプ動作時のハンチングにより表示が極め
て見苦しいものとなる。このことを避けるにはロ
ータおよび動作表示車を組込むときに、両者を相
対的に正しい位置に組込まねばならない。しかし
組込時には動作表示車を背面から見て作業をする
ものであるし、ロータと動作表示車とがフリーな
状態のままで他の歯車を組込んで行き、後で両者
が駆動歯車と噛合されるので、その間に動作表示
車が動いて正しい位置からずれてしまうことがし
ばしば生じていた。このために両者を正しい位置
で組込むことは極めて煩雑で時間のかかる作業で
あつた。
本考案の目的は、組込み作業に際して何ら熟練
を要求されず、しかも極めて容易に組込みがで
き、しかも動作表示窓からは一つの表示面のみが
正しく現出する位置に組込みでき、かつ構成が簡
単で安価に提供できるところにある。
本考案の構成の特徴は、前枠内面から離反した
部分を有する位置決めバネ片を設け、この位置決
めバネ片のその離反した一部に位置出し突起を突
設し、動作表示車の外周に、位置出し突起に嵌合
する位置出し凹部を形成しておき、組込み作業時
には位置出し突起と位置出し凹部とが嵌合して動
作表示車は回転不能となり、後枠を組込んだとき
に位置決めバネ片が前枠内面側に押されて突起が
凹部から離れて動作表示車は回転可能となるよう
に構成したところにある。
本考案の一実施例について説明する。タイマの
枠体は前枠1と後枠2とがつき合わされて構成し
てあり、前枠1と後枠2とによつてタイマの駆動
輪列が組込まれている。すなわちモータのコイル
3はボビン4に巻回されており、ボビン4の中心
をコ字状のステータ5の一方の脚片が貫通してい
る。ステータの両脚片の先端には、対向的に磁極
部5a,5bが設けてあり、この磁極部間にロー
タ6が所定間隙で設けてある。ボビン4の一部か
ら前枠1の内面に沿つて位置決めバネ片4aが延
伸している。この位置決めバネ片4aは先端へ行
く程前枠内面から離れる方向にたわませてあり、
その一部に位置出し突起4bが突設してある。先
端には後枠方向へ押出突起4cが形成されてい
る。位置決めバネ片4a全体は透明なABS樹脂
などで作つてあり、位置決めバネ片4aの前枠に
穿設してある動作表示窓1aに対向する位置は、
凸部7となつて凸レンズ作用をする。なお位置決
めバネ片4aを不透明樹脂で形成する場合は凸部
7を透孔とする。
動作表示車8は前枠1から突出する軸9に軸支
してあり、前面は180度に分割されて、二つの表
示面8aと8bとがたとえば赤と白に色別けされ
て設けてある。動作表示車8の外周には、一方の
表示面8aが動作表示窓1aに正しく対向するよ
うに、位置出し突起4bに嵌合するように位置出
し凹部8cが形成してある。動作表示車8と同軸
的にカナ8dが設けてある。カナ8dはロータカ
ナ6aと同数の歯数を有するものである。
カナ8dとロータカナ6aとには、駆動歯車1
0が噛み合つており、駆動カナ10aに秒歯車1
1が噛み合つており、秒カナ11aに中間歯車1
2が噛み合つており、中間カナ12aに分歯車1
3が噛み合つている。14は回路基板で、回路素
子15……および電池接片16,17が回路パタ
ーン(図示せず)の所定位置に接続してある。1
8は電池収納室である。
輪列の組立てに際しては、まずモータのステー
タ磁極の間隙にロータ6を前枠1の軸受部にて軸
受させる。ついで動作表示車8を軸9にて軸受さ
せ、位置出し凹部8cを位置出し突起4bに嵌合
させる。位置決めバネ片4aの先端部は第3図鎖
線に示すように前枠1の内面から離れて浮き上つ
た状態であるので、凹部と突起は確実に嵌合状態
を保ち、このために動作表示車8は動作表示窓1
aに対し相対的な正しい位置に保持される。つい
で分歯車13を軸受させ、これに中間カナ12a
を噛み合わせて中間歯車12を軸受させる。つい
で駆動歯車10をロータカナ6aと正しく位置保
持されている動作表示車8のカナ8dとに噛み合
わせ、最後に秒カナ11aと中間歯車12とを噛
み合わせると同時に駆動カナ10aと秒歯車11
とを噛み合わせる。各歯車の他方の軸受部を後枠
2の軸受2aにて軸支し、後枠を前枠に固定する
ことにより組立てが完了する。後枠2が前枠1に
固定されると、第3図実線図示のように、後枠2
の押圧突起2bにて位置決めバネ片先端の押圧突
起4cを押し戻す。これにより位置出し突起4b
と位置出し凹部8cとの嵌合が外ずれるので、動
作表示車8は解放され、自由に回転できる。
他の実施例については第4図および第5図にみ
られるように位置出し突起の位置を動作表示車8
の外周でボビン側の適宜の一部4′bの位置に決
めることができる。また押圧突起4cについても
第5図のようにあえて作らずに後枠の押圧突起2
bを延ばすことができる。逆に押圧突起2bを作
らずに後枠2が前枠1に固定されたときに後枠2
によつて押圧突起4cが押し戻されるように押圧
突起4cを延ばしてもよい。位置決めバネ片4a
はボビンから独立したものを前枠内面に設けても
よい。
このように本考案によれば、ロータと連結され
るまでの間、動作表示車を正しい位置に位置保持
しているので、何らの熟練および煩雑な作業を必
要とせず、常に正しい位置での組込みが短時間で
可能であり、構成が簡単で安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
後枠を取り外ずした背面図、第2図は要部の拡大
背面図、第3図は第2図−線断面図、第4図
は他の実施例の要部の拡大背面図、第5図はさら
に他の実施例の拡大断面図である。 1……前枠、1a……動作表示窓、2……後
枠、2a……押圧突起、4a……位置決め片、4
b,4′b……位置出し突起、4c……立上り片、
6……ロータ、8……動作表示車、8a,8b…
…表示面、8c……位置出し凹部、10……駆動
歯車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モータに連動して回転する動作表示車と、そ
    の動作表示面を透視する動作表示窓を有する前
    枠とを含み、 上記動作表示車の外周部に位置出し用凹部を
    形成し、 上記前枠内面と上記動作表示車との間に位置
    決めバネ片が延伸し、 上記位置決めバネ片は、上記前枠内面から離
    反した部分を有し、かつこの離反した部分に上
    記位置出し用凹部と係合する位置出し突起を備
    えており、 上記前枠に後枠を接合したときに上記位置決
    めバネ片を上記前枠側へ押圧する押圧突起を、
    上記位置決めバネ片と上記後枠との少なくとも
    一方に形成し、 上記押圧突起による上記位置決めバネ片の押
    圧により、上記位置出し用突起と上記位置出し
    用凹部との係合が離脱するようにした、 ことを特徴とする動作表示装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、位
    置決めバネ片は透明プラスチツクでできており
    動作表示窓に嵌合する凸部を有し、この凸部が
    凸レンズの作用をするようにした動作表示装
    置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    において、位置決めバネ片はモータのコイルボ
    ビンの一部から一体的に延伸形成してある動作
    表示装置。
JP19802183U 1983-12-23 1983-12-23 動作表示装置 Granted JPS60106187U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19802183U JPS60106187U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 動作表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19802183U JPS60106187U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 動作表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60106187U JPS60106187U (ja) 1985-07-19
JPS647350Y2 true JPS647350Y2 (ja) 1989-02-27

Family

ID=30756662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19802183U Granted JPS60106187U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 動作表示装置

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JP (1) JPS60106187U (ja)

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JPS60106187U (ja) 1985-07-19

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