JPS6245191Y2 - - Google Patents

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JPS6245191Y2
JPS6245191Y2 JP977781U JP977781U JPS6245191Y2 JP S6245191 Y2 JPS6245191 Y2 JP S6245191Y2 JP 977781 U JP977781 U JP 977781U JP 977781 U JP977781 U JP 977781U JP S6245191 Y2 JPS6245191 Y2 JP S6245191Y2
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JP
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rotor
operation display
line
front surface
motor
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JP977781U
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JPS57124785U (ja
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  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、指針を有しないタイマ等の作動表示
兼電池寿命表示装置に関するものである。
従来電池を用いた種々の機器において、電池電
圧を知るために、特別に電池電圧検出回路を設
け、その出力によつて、たとえば電磁装置を作動
させて電池電圧を表示しているものがある。しか
しこれによると、余分な回路構成や機械的構成を
必要とし、構成が複雑なものとなつていた。
本考案は、何ら特別な回路を必要とせず、視覚
により電池電圧の状態を知ることができ、構成が
極めて簡単な装置を提供するものである。
以下に、本考案を電池によつて駆動するタイマ
ーに実施した図示の例に基づいて説明する。
第1図において、タイマー1の前面には、中央
部に円形のタイマーセツトダイヤル2が回転自在
に支持してあり、その外周には分目盛が刻設して
ある。この例では、ダイヤル2を時計方向に回転
させて最大60分間のタイムセツトが可能であり、
時の経過とともに、反時計方向に65分間で1回転
の速度で回転する。0分目盛と60分目盛との間に
OFF目盛が付してある。枠体3には基準目盛3
aが刻設してあるとともに、一隅に表示窓4が開
設してある。
第2図において、枠体3内の電池収納室5には
電池6が収納されている。7は駆動モータで、ヨ
ーク8と、これに捲回してあるコイル9と、ヨー
ク8の磁極部10,11間に配設してあるロータ
12とからなつている。ロータ12に固着したロ
ータカナ13から、伝達車14,15,16を介
して65分に1回転する分歯車17に至る減速輪列
を構成している。18は中板、19は下板、20
はプリント基板である。中板18から垂下する軸
21と下板19の中心孔とにより、出力軸22が
回転自在に保持してあり、この出力軸にタイマー
セツトダイヤル2が固着してある。23はブザー
である。
第2,3図示において、表示窓4に対向する位
置には、作動表示板24が軸25の前端に形成し
てあり、軸25の後端には作動表示カナ26が形
成してある。作動表示カナ26は伝達車14に噛
み合つており、ロータカナ13と同数の歯形が形
成してある。したがつて、ロータカナ13の1回
転により、伝達車14を介して同一方向に1回転
する。作動表示板24の前面は区分線27cによ
つて丁度二分されて、一方の半円状の作動表示部
(着色部)27aと他方の半円状の作動表示部
(着色部)27bとが、窓4と対向可能な位置に
形成してある。たとえば、作動表示部27aを白
で形成するときは、作動表示部27bは赤などの
極めて目立つ色彩が用いられる。
表示窓4と作動表示部27a,27bとは、ロ
ータ12の位置によつて規制されるものであつ
て、まず第4〜5図を参照してモータの動作につ
いて詳細に説明する。本考案に用いられるモータ
7は方向性を持ち、自起動する2極のモータであ
つて、磁極10,11間に位置するロータ12は
2極に着磁してある。モータのコイル9に電圧が
印加されないときは、ロータ12のN,S極はA
−A線方向に沿つて静止するように、磁極10,
11が形成してある。したがつてA−A線はロー
タの静的安定位置である。モータのコイル9に電
圧が印加されたときは、磁極10,11にはB−
B線に沿う位置に、あたかもN,S極が形成され
ているように働く。したがつてB−B線はロータ
の動的安定位置である。モータの非駆動時には、
第4図t1〜t2のように、コイルにはパルス電圧が
供給されておらず、したがつて第5図aおよび第
6図a図示のように、ロータ12はA−A線にそ
の極を向けて静止している。
いまモータの駆動に際し、電池電圧が十分高い
ときには、第4図t2〜t3のようなパルス電圧が供
給されると、磁極10,11にはB−B線に沿つ
て、たとえば磁極10にS極を、磁極11にN極
を生じる。このために、第5図aからbのよう
に、ロータのS極(およびN極)は磁極10のS
極(および磁極11のN極)に反発して時計方向
に起動力を受けて回転する。この回転により、第
5図bのようにロータ12のS極(およびN極)
が磁極11のN極(および磁極10のS極)に吸
引されて対向しようとするとき、第4図t3〜t5
ようにパルス電圧の供給が断たれると、その慣性
によりさらに時計方向に回転し、第5図c図示の
ように、元の位置(第5図a)から180度回転し
たA−A線にその極を向けて静止する。ついでこ
の状態から第4図t5〜t6のようなパルス電圧が供
給されると、磁極10,11にはそれぞれB−B
線に沿つてN極およびS極を生じ、ロータは同様
に反発により時計方向に180度回転する。すなわ
ち、電池電圧が十分高いときには、ロータは1パ
ルスごとに180度回転する。
つぎに電池電圧が低いときには、第4図t2〜t3
のようなパルス電圧が供給されたとき、第6図a
からbのように、ロータは反発により時計方向に
起動力を受けて回転するが、第6図b図示のよう
にC−C線を乗り越えるだけの十分な起動トルク
は得られない。そこで第4図t3〜t4のように、パ
ルス電圧の供給が断たれると、第6図c図示のよ
うに、ロータの磁極はC−C線を乗り越えていな
いので、慣性による時計方向の回転力よりも、静
的安定位置A−A線からの吸引力による反時計方
向の回転力の方が大きいので、第6図d図示のよ
うに元の位置(第6図a)に戻つてしまう。C−
C線の位置は、モータを自起動させるための磁極
の形状、磁束密度、間隙などにより異なるが、90
度より大きく180度未満であり、図示のような形
状では、A−A線からほぼ110度回転した位置の
近傍にある。すなわち、電圧が不足するときは、
ロータ12は静的安定位置からほぼ110度の範囲
内で往復揺動し、180度まで回転することができ
ない。
本考案は、このロータの動きに着目して、通常
の作動表示を電池電圧の表示に利用した。すなわ
ち第7図において、上記したようにロータカナ1
3に噛み合う伝達車14には、ロータカナと同じ
歯数の作動表示カナ26が噛み合わせてあり、こ
のカナと一体的に作動表示板24が回転するよう
になつているので、作動表示板24はロータ12
の回転動作がそのまま伝えられることになる。し
たがつてロータの静的安定位置A−A線には、作
動表示板24の安定位置A′−A′線が対応してお
り、同様にC−C線にはC′−C′線が対応してい
る。作動表示部27a,27bは、作動表示板2
4の前面のA′−A′線位置をその区分線27cと
して区分されている。また表示窓4は、区分線2
7cが揺動する範囲外、すなわち∠A′OC′および
∠A″OC″の範囲内において、作動表示板24の
前面と対向した位置にあり、図示の例では、
A′−A′線から反回転方向にほぼ40度の位置に対
向する枠体3の位置に設けられている。
表示窓4および作動表示部27a,27bをこ
のような位置に設けたことによる作動は、つぎの
ようである。モータが駆動されないときは、表示
窓4からは一方の作動表示部、図示の状態では2
7b、すなわち赤色が見えている。そこでモータ
が駆動され、ロータ12が静的安定位置A−A線
において起動力を受けて時計方向に回転すると、
作動表示板24も同方向に回転する。もし電池電
圧が十分に高いときは、ロータ12はC−C線を
乗り越えて180度回転し、A−A線にその極を向
けて停止する。これに連動して作動表示板24も
180度回転して停止するので、作動表示部27a
と27bとの区分線27cは窓4を通過し、表示
部27bから27aへ変わる。したがつて表示窓
4からは、表示部27bの赤色から表示部27a
の白色へ変つたのが見える。ロータ12は1パル
スごとに上記した180度回転を行なうので、作動
表示部は1パルスごとに27aと27bとが交互
に交替する。したがつてモータを駆動したとき
に、窓から白色と赤色とが交替して見えるとき
は、電池電圧が十分であり、モータが正常に動作
していることがわかる。
また、もし電池電圧が十分でなく、電池の交換
が必要なときには、ロータ12が静的安定位置か
ら起動してもC−C線を乗り越えられず戻つてし
まうので、作動表示板24も同様に、ほぼ110度
の範囲で揺動するのみである。したがつて作動表
示部27aと27bとの区分線27cは、表示窓
4を通過せず、この表示窓からはモータが駆動さ
れないときの色のまま変化しない。この例では、
元の表示部27bの赤色のままである。
このように、表示窓から白色と赤色とが交互に
見えるときは正常動作時であり、白色のみ、ある
いは赤色のみで変化しないときは、電池電圧が低
下しており、電池を交換しなければならないとい
うことがただちに判る。
このように本考案によれぱ、何ら特別な回路構
成を必要とせず、極めて簡単な構成によつて、視
覚により電池電圧の状態を知ることができ、作動
表示部が区分線を境として、それぞれ半円形を占
めているので、表示窓を若干大きくすることが可
能であり、実用上極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は後枠を取り外ずした一部切欠
拡大背面図、第3図は要部の拡大断面図、第4図
はモータ駆動波形図、第5図a〜cは、電池電圧
が十分に高いときのモータの動作説明図、第6図
a〜dは、電池電圧が低いときのモータの動作説
明図、第7図は作動を説明するための拡大説明図
である。 A−A線……ロータの静的安定位置、A′−
A′線……A−A線に対応する作動表示板の安定
位置、3……枠体、4……表示窓、……モー
タ、12……ロータ、24……作動表示板、27
a,27b……作動表示部(着色部)、27c…
…区分線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 180度ずつ間歇的に歩進するステツプ式モータ
    のロータと、 上記ロータに連動して同一回転比で回転する作
    動表示板と、 上記作動表示板の前面を透視し得るように枠体
    に開設されている表示窓とからなり、 上記作動表示板の前面は、それぞれ異なつた色
    に着色された2つの着色部に2分割してあり、 上記表示窓は、上記ステツプ式モータに供給さ
    れる電圧が所定値以下に降下して上記ロータが往
    復揺動運動を行なうようになつた際に、上記両着
    色部の区分線が揺動する範囲外において、上記作
    動表示板の前面に対向して位置している ことを特徴とするタイマ等の作動表示兼電池寿
    命表示装置。
JP977781U 1981-01-27 1981-01-27 Expired JPS6245191Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP977781U JPS6245191Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

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JP977781U JPS6245191Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

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Publication Number Publication Date
JPS57124785U JPS57124785U (ja) 1982-08-03
JPS6245191Y2 true JPS6245191Y2 (ja) 1987-12-02

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ID=29807888

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