JPS606789Y2 - 電子時計の輪列構造 - Google Patents
電子時計の輪列構造Info
- Publication number
- JPS606789Y2 JPS606789Y2 JP1976011150U JP1115076U JPS606789Y2 JP S606789 Y2 JPS606789 Y2 JP S606789Y2 JP 1976011150 U JP1976011150 U JP 1976011150U JP 1115076 U JP1115076 U JP 1115076U JP S606789 Y2 JPS606789 Y2 JP S606789Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- rotor
- stator
- electronic
- electro
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電気−機械変換器を有する電子腕時計におけ
る輪列構造に関するものである。
る輪列構造に関するものである。
より小型・薄型化した電子時計を得るためには、時間標
準源の水晶発振器、該時間標準源の振動を持続・分周し
電気信号を発生させる電子回路、該電子回路の電気信号
を機械運動に変換する変換器機械運動を時刻表示する時
刻標示部、これらすべてを小型・薄型化することが必要
となる。
準源の水晶発振器、該時間標準源の振動を持続・分周し
電気信号を発生させる電子回路、該電子回路の電気信号
を機械運動に変換する変換器機械運動を時刻表示する時
刻標示部、これらすべてを小型・薄型化することが必要
となる。
しかし、近年の電子技術の進歩により時間標準源、電子
回路部の小型化には目覚しいものが有るが、変換器及び
時刻標示部については、出力トルク、消費電流等の品質
特性や強度上・加工上の面から、ある一定の大きさより
小さくすることは非常に困難な状態にある。
回路部の小型化には目覚しいものが有るが、変換器及び
時刻標示部については、出力トルク、消費電流等の品質
特性や強度上・加工上の面から、ある一定の大きさより
小さくすることは非常に困難な状態にある。
以上のことから時計の小型・薄型化にはより効果的な配
置設計が要求される。
置設計が要求される。
本考案は、より小型、より薄型化した時計体を提供しよ
うとするもので、電子時計における輪列構造の改良に関
するものである。
うとするもので、電子時計における輪列構造の改良に関
するものである。
従来、ローターを有する電子時計の輪列の大部分は、ロ
ーターに噛合する車が時計中心に位置する秒針車である
。
ーターに噛合する車が時計中心に位置する秒針車である
。
本中三針あるいはそれに準する周知の輪列構造であった
。
。
従って、ローターの磁気的駆動要素であるステーターと
周知の二番車との平面的重なりが絶対不可欠となってお
り、機械体の薄型化を阻害し、商品的価値を下げる欠点
を有していた。
周知の二番車との平面的重なりが絶対不可欠となってお
り、機械体の薄型化を阻害し、商品的価値を下げる欠点
を有していた。
本考案は前述の欠点を回避する手段として、前記ロータ
ーと、四番車との間に少なくとも1つ以上の中間車を配
置しようとするもので、以下本考案を図面に従って説明
する。
ーと、四番車との間に少なくとも1つ以上の中間車を配
置しようとするもので、以下本考案を図面に従って説明
する。
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図の部分断面図である。
図の部分断面図である。
1は地板、2は電池、3は電子回路ブロックで、時間標
準源である水晶振動子、発振・分周回路等で構成され変
換器へパルス信号を伝達している。
準源である水晶振動子、発振・分周回路等で構成され変
換器へパルス信号を伝達している。
6はローターで、対称位置に配置されたN極、S極l対
の永久磁石6aを有し、ローターカナ6bにより地板1
と紐受4に案内・保持されている。
の永久磁石6aを有し、ローターカナ6bにより地板1
と紐受4に案内・保持されている。
このローター6は、駆動コイル9を備えたステーター7
.8の間に設置され、周知のとおり、回路部からの反転
パルス信号による磁気的吸引・反発作用により、2秒間
に1回転する。
.8の間に設置され、周知のとおり、回路部からの反転
パルス信号による磁気的吸引・反発作用により、2秒間
に1回転する。
10は中間車で、ローター6と同様に地板1と紐受4と
の間に案内・保持され、前記ローターカナ6bに噛合し
、以下秒表示車である四番車11、二番率12、二番率
13を経て分針及び時針へと伝動している。
の間に案内・保持され、前記ローターカナ6bに噛合し
、以下秒表示車である四番車11、二番率12、二番率
13を経て分針及び時針へと伝動している。
以上の様に、本考案の輪列は、中間車を設置することに
より二番率とステーターとの平面的重なりを完全になく
することが可能となるため、機械体の厚みを無理なく薄
くすることができる。
より二番率とステーターとの平面的重なりを完全になく
することが可能となるため、機械体の厚みを無理なく薄
くすることができる。
又、この際ロータ6と中間車10と四番車11が紐受4
によって支持され、又、紐受4は駆動コイル9と重なら
ないので、輪列部をたいへん薄くすることができる。
によって支持され、又、紐受4は駆動コイル9と重なら
ないので、輪列部をたいへん薄くすることができる。
更に中間車10に減速段となる歯車を用いたことにより
四番車の径が大きくなるのを防いで、時計の小型化を図
っている。
四番車の径が大きくなるのを防いで、時計の小型化を図
っている。
しかも、従来のローターは秒針車と直接噛合うために、
歯数比を最大限とってもローター磁石は6極の極性を持
たせ、ローターを6秒間に1回転する形式しかとれなか
った。
歯数比を最大限とってもローター磁石は6極の極性を持
たせ、ローターを6秒間に1回転する形式しかとれなか
った。
そのために着磁を考えると周知の白金・コバルト磁石等
の等方性を有する高価な材料を使用しなければならない
が、本考案の場合はローターを2極にすることが可能と
なり、これも周知であるサマリュウムコバルト磁石等の
異方性磁石を使用することができ、安価なしかも、磁石
の軽量化に伴う出力トルクの高い安定した変換器を得る
ことができる。
の等方性を有する高価な材料を使用しなければならない
が、本考案の場合はローターを2極にすることが可能と
なり、これも周知であるサマリュウムコバルト磁石等の
異方性磁石を使用することができ、安価なしかも、磁石
の軽量化に伴う出力トルクの高い安定した変換器を得る
ことができる。
本実施例は、電気−機械変換器として2極ステツプモー
ターを使用した場合で説明したが、他のどんな電気−機
械変換器の場合にも同様である。
ターを使用した場合で説明したが、他のどんな電気−機
械変換器の場合にも同様である。
第1図は本考案の一実施例を示す組立平面図。
第2図は第1図の組立断面図である。
6はローター 6aはローター磁石、7及び8はステー
ター 9は駆動コイル、10は中間車、11は四番車、
13は二番率。
ター 9は駆動コイル、10は中間車、11は四番車、
13は二番率。
Claims (1)
- 電気−機械変換器及び小型化された時間標準源、電子回
路を有する電子腕時計において、前記電気−機械変換器
としてのステップモータは永久磁石からなるロータ6と
前記ロータ外周を包囲して磁極を形成する板状ステータ
7.8及び前記ステータとほぼ同一面上に配置される駆
動コイルとからなり、前記ロータと四番車の間に減速段
となる1つの中間車を配置することにより、前記ステー
タと二番車とを平面的にずらして配置し、且つ前記ロー
タと前記中間車及び四番車とを総軸で軸支するとともに
、前記紐受は少くとも前記駆動コイルと実質的に重なり
合わないよう配置されたことを特徴とする電子腕時計の
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976011150U JPS606789Y2 (ja) | 1976-02-03 | 1976-02-03 | 電子時計の輪列構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976011150U JPS606789Y2 (ja) | 1976-02-03 | 1976-02-03 | 電子時計の輪列構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51118768U JPS51118768U (ja) | 1976-09-27 |
JPS606789Y2 true JPS606789Y2 (ja) | 1985-03-05 |
Family
ID=28083899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976011150U Expired JPS606789Y2 (ja) | 1976-02-03 | 1976-02-03 | 電子時計の輪列構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606789Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-02-03 JP JP1976011150U patent/JPS606789Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51118768U (ja) | 1976-09-27 |
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