JPS6116545Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116545Y2 JPS6116545Y2 JP13879780U JP13879780U JPS6116545Y2 JP S6116545 Y2 JPS6116545 Y2 JP S6116545Y2 JP 13879780 U JP13879780 U JP 13879780U JP 13879780 U JP13879780 U JP 13879780U JP S6116545 Y2 JPS6116545 Y2 JP S6116545Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation display
- rotor
- drive
- drive signal
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、時針、分針の二針からなる針式電子
時計の動作表示に関するものである。
時計の動作表示に関するものである。
ステツプモーターで駆動される二針時計は、一
般に10秒ステツプ運針、或は、20秒ステツプ運針
等の複数秒の間欠運針になつている。従つて、時
計が動いているのか、止まつているのかの動作確
認を目視で行なおうとすると、例えば、10秒ステ
ツプ運針の場合、10秒に1回、0.6゜回転する分
針の動きを目で確認する以外なく、確認に時間が
かかる事、及び、微小回転のため判り難い等の欠
点が有つた。
般に10秒ステツプ運針、或は、20秒ステツプ運針
等の複数秒の間欠運針になつている。従つて、時
計が動いているのか、止まつているのかの動作確
認を目視で行なおうとすると、例えば、10秒ステ
ツプ運針の場合、10秒に1回、0.6゜回転する分
針の動きを目で確認する以外なく、確認に時間が
かかる事、及び、微小回転のため判り難い等の欠
点が有つた。
本考案は、ステツプモーターに、指針を駆動す
るローターの他に動作表示用のローターを設けて
上述の欠点を解消した動作表示を実現するもので
ある。
るローターの他に動作表示用のローターを設けて
上述の欠点を解消した動作表示を実現するもので
ある。
以下に、本考案を図を用いて説明する。
第1図は、本考案の一実施例のムーブメントを
示す平面図で、第2図は、第1図の要部断面図で
ある。第3図は、その駆動信号を示す波形図であ
る。又第4図は、動作表示の状態を示す動作表示
板の平面図である。
示す平面図で、第2図は、第1図の要部断面図で
ある。第3図は、その駆動信号を示す波形図であ
る。又第4図は、動作表示の状態を示す動作表示
板の平面図である。
本実施例は、10秒運針の時計である。
第1図、第2図に於て、駆動用ローター5と動
作表示用ローター2が、地板4と受9とで支持さ
れて1個のステーター3の中に設けられている。
駆動用ローター5は、1ステツプ180゜回転する
二極モーターを成し、輪列6,7を介して、分車
8に連なる。一方、動作表示用ローター2には、
文字板側に動作表示板1が固定され、その表面に
は、図に示したパターン1aが設けられている。
文字板10には、時計の外部から動作表示板1の
動きを観察出来る様に、動作表示板1に対応して
切欠き10aが設けられており、切欠き10aよ
り動作表示用ローター2の静的安定位置で、前記
パターン1aを見る事が出来る。動作表示用ロー
ター2は、駆動用ローター5に較べて、回転軸ま
わりの慣性能率が小さく作られており、微小な駆
動力にも追従して回転できる。
作表示用ローター2が、地板4と受9とで支持さ
れて1個のステーター3の中に設けられている。
駆動用ローター5は、1ステツプ180゜回転する
二極モーターを成し、輪列6,7を介して、分車
8に連なる。一方、動作表示用ローター2には、
文字板側に動作表示板1が固定され、その表面に
は、図に示したパターン1aが設けられている。
文字板10には、時計の外部から動作表示板1の
動きを観察出来る様に、動作表示板1に対応して
切欠き10aが設けられており、切欠き10aよ
り動作表示用ローター2の静的安定位置で、前記
パターン1aを見る事が出来る。動作表示用ロー
ター2は、駆動用ローター5に較べて、回転軸ま
わりの慣性能率が小さく作られており、微小な駆
動力にも追従して回転できる。
次に本考案において、コイル11に加えられる
駆動信号は、パルス巾τ1の大きな駆動信号A
と、パルス巾τ2の小なる駆動信号Bの大小2種
類の信号から成つている。上記パルス巾の異る
大・小2種類の信号は、例えば実開昭50−136463
号公報に開示されている公知の駆動回路により発
生されたものである。駆動信号Aは、10秒周期で
駆動用ローター5を1ステツプすなわち180゜回
転させる。又、駆動信号Bは1秒周期で動作表示
用ローター2を90゜以下の回転角で揺動させる。
これらの駆動信号A,Bは、第3図の如く駆動信
号Aと後に続く駆動信号Bとが逆位相になるよう
にコイル11に加えられる。
駆動信号は、パルス巾τ1の大きな駆動信号A
と、パルス巾τ2の小なる駆動信号Bの大小2種
類の信号から成つている。上記パルス巾の異る
大・小2種類の信号は、例えば実開昭50−136463
号公報に開示されている公知の駆動回路により発
生されたものである。駆動信号Aは、10秒周期で
駆動用ローター5を1ステツプすなわち180゜回
転させる。又、駆動信号Bは1秒周期で動作表示
用ローター2を90゜以下の回転角で揺動させる。
これらの駆動信号A,Bは、第3図の如く駆動信
号Aと後に続く駆動信号Bとが逆位相になるよう
にコイル11に加えられる。
次に本考案に於てどの様に動作表示が行なわれ
るかを第4図で説明する。図は理解し易い様に、
文字板10を省き、動作表示板1の上の文字板1
0の切欠き10aのみを想像線で示した。従つて
実際に目で見られる動作表示板1は、切欠き10
aの内部だけである。第4図イは、駆動信号Aが
加わる直前の状態で切欠き10aにパターン1a
が見られる。そして駆動信号Aが加わると、動作
表示用ローター2は、駆動用ローター5と共に
180゜回転するから、第4図ロの如く再びパター
ン1aが切欠き10aの中に現れる。次に駆動信
号Bが加わると、動作表示板1が回転し、第4図
ハの如く切欠き10aよりパターン1aが隠れる
が、動作表示板1は180゜回転しないで戻るの
で、第4図ニの如く切欠き10aにパターン1a
が再び現われる。
るかを第4図で説明する。図は理解し易い様に、
文字板10を省き、動作表示板1の上の文字板1
0の切欠き10aのみを想像線で示した。従つて
実際に目で見られる動作表示板1は、切欠き10
aの内部だけである。第4図イは、駆動信号Aが
加わる直前の状態で切欠き10aにパターン1a
が見られる。そして駆動信号Aが加わると、動作
表示用ローター2は、駆動用ローター5と共に
180゜回転するから、第4図ロの如く再びパター
ン1aが切欠き10aの中に現れる。次に駆動信
号Bが加わると、動作表示板1が回転し、第4図
ハの如く切欠き10aよりパターン1aが隠れる
が、動作表示板1は180゜回転しないで戻るの
で、第4図ニの如く切欠き10aにパターン1a
が再び現われる。
上記の様にして、切欠き10a内に、1秒毎に
パターン1aが見え隠れし、時計の動作表示を行
なうものである。
パターン1aが見え隠れし、時計の動作表示を行
なうものである。
本考案によれば、通常のステツプモーターに、
支持軸及び磁石とから成る動作表示用ローター2
と、動作表示板1を付加する丈で良く、かつ動作
表示用ローター2は、直接時計の余力に関係しな
いので、小型に出来又高い加工精度を必要としな
いので、構造上容易にかつ安価に二針時計の動作
表示が得られる。
支持軸及び磁石とから成る動作表示用ローター2
と、動作表示板1を付加する丈で良く、かつ動作
表示用ローター2は、直接時計の余力に関係しな
いので、小型に出来又高い加工精度を必要としな
いので、構造上容易にかつ安価に二針時計の動作
表示が得られる。
又、駆動信号Bの大きさは、駆動信号Aの1/40
から1/80で良いから、消費電流の増加はわずかで
あり時計の電池寿命に影響しないメリツトも有
る。
から1/80で良いから、消費電流の増加はわずかで
あり時計の電池寿命に影響しないメリツトも有
る。
その他、動作表示板1のパターン1aを180゜
毎に色分けるる事により、電池電圧が許容限界に
下がつた時、駆動信号Bのパルス巾を大きく切替
えて、動作表示板1を180゜回転させ、動作表示
板による電池寿命表示も出来る。さらに、動作表
示用ローター2の回転を別に設けた秒車に1/30の
回転比に減速して伝えれば、秒針、分針を独立し
たローターで駆動する三針時計のシステムも可能
であり、本考案の効果は大きい。
毎に色分けるる事により、電池電圧が許容限界に
下がつた時、駆動信号Bのパルス巾を大きく切替
えて、動作表示板1を180゜回転させ、動作表示
板による電池寿命表示も出来る。さらに、動作表
示用ローター2の回転を別に設けた秒車に1/30の
回転比に減速して伝えれば、秒針、分針を独立し
たローターで駆動する三針時計のシステムも可能
であり、本考案の効果は大きい。
第1図、第2図、第3図及び第4図は本考案の
一実施例であり、第1図は、ムーブメントを示す
平面図、第2図は第1図の要部断面図。第3図は
駆動信号を示す波形図、第4図は動作表示の状態
を示す動作表示板の平面図である。 1……動作表示板、2……動作表示用ロータ
ー、5……駆動用ローター。
一実施例であり、第1図は、ムーブメントを示す
平面図、第2図は第1図の要部断面図。第3図は
駆動信号を示す波形図、第4図は動作表示の状態
を示す動作表示板の平面図である。 1……動作表示板、2……動作表示用ロータ
ー、5……駆動用ローター。
Claims (1)
- 1個のステーター内に設けられた駆動用ロータ
ー及び動作表示用ローターと、前記2個のロータ
ーを駆動するための1個の駆動用コイルよりなる
ステツプモーター、前記駆動用コイルにパルス巾
の異る大・小2種類の信号を供給するための駆動
回路を有し、前記駆動用のコイルにパルス巾の異
なる大・小2種類の信号を供給することにより大
なる駆動信号で駆動用ローターを1ステツプ回転
させ、小なる駆動信号で動作表示用ローターを揺
動回転させる事を特徴とした動作表示を有する二
針の電子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13879780U JPS6116545Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13879780U JPS6116545Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5764688U JPS5764688U (ja) | 1982-04-17 |
JPS6116545Y2 true JPS6116545Y2 (ja) | 1986-05-21 |
Family
ID=29498792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13879780U Expired JPS6116545Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116545Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010101775A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Nanan Seiko:Kk | 振り子付きムーブメントおよびクオーツ時計 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0453173Y2 (ja) * | 1985-05-09 | 1992-12-14 |
-
1980
- 1980-09-30 JP JP13879780U patent/JPS6116545Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010101775A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Nanan Seiko:Kk | 振り子付きムーブメントおよびクオーツ時計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5764688U (ja) | 1982-04-17 |
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