JPS6314312B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6314312B2 JPS6314312B2 JP53113818A JP11381878A JPS6314312B2 JP S6314312 B2 JPS6314312 B2 JP S6314312B2 JP 53113818 A JP53113818 A JP 53113818A JP 11381878 A JP11381878 A JP 11381878A JP S6314312 B2 JPS6314312 B2 JP S6314312B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor shaft
- stators
- stator
- step motor
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N Lithium Chemical compound [Li] WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 229910052744 lithium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005405 multipole Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04C—ELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
- G04C3/00—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
- G04C3/008—Mounting, assembling of components
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ステツプモータにより指針を運針
して時刻を表示する指針式電子腕時計等に用いら
れる電子時計用ステツプモータに関するものであ
る。
して時刻を表示する指針式電子腕時計等に用いら
れる電子時計用ステツプモータに関するものであ
る。
水晶発振回路等のような高安定周波数源からの
基準クロツクパルスを電子回路にて分周し、この
分周して得られた信号により、ステツプモータを
駆動し、さらに輪列構を介して指針を動かして時
刻を表示する構造の電子時計は広く実用化されて
いる。
基準クロツクパルスを電子回路にて分周し、この
分周して得られた信号により、ステツプモータを
駆動し、さらに輪列構を介して指針を動かして時
刻を表示する構造の電子時計は広く実用化されて
いる。
この種の電子腕時計では、時計自体の薄型化、
小型化を計る必要がある。それ故、部品自体も非
常に小型化、薄型化がなされているもので、例え
ばステツプモータには6極或いは12極の小型のも
のが用いられており、第1図に示す如くこのステ
ツプモータを構成するロータ1、ステータ2、お
よびコイル3を直接地板4に装着している。そし
て、このステツプモータのロータ軸5の駆動力は
駆動歯車6から軸7に固着した中間歯車8、およ
び中間歯車8のカナから分針軸9に固着した分針
歯車10を介して分針軸9を駆動し、分針11を
運針して分単位を表示する。さらに分針脂車10
のカナから軸12に固着した中間歯車13を介し
て、分針軸9に遊嵌された時針軸14を駆動して
時針15を運針して時単位を表示するようになつ
ている。このように、従来は地板4と輪列受との
間にステツプモータを構成するロータ1、ステー
タ2及びコイル3と、ロータの回転を指針に伝達
するための歯車とを配置したので、地板にステツ
プモータ構成部品を取り付けた後歯車を組み立て
るとき小さい部品であるロータ1、ステータ2及
びコイル3に衝撃が加わり、位置づれを起こした
り、ゴミ等が付着してしまうため、歯車組立時に
十分注意しなければならず組立及び修理が極めて
面倒である。
小型化を計る必要がある。それ故、部品自体も非
常に小型化、薄型化がなされているもので、例え
ばステツプモータには6極或いは12極の小型のも
のが用いられており、第1図に示す如くこのステ
ツプモータを構成するロータ1、ステータ2、お
よびコイル3を直接地板4に装着している。そし
て、このステツプモータのロータ軸5の駆動力は
駆動歯車6から軸7に固着した中間歯車8、およ
び中間歯車8のカナから分針軸9に固着した分針
歯車10を介して分針軸9を駆動し、分針11を
運針して分単位を表示する。さらに分針脂車10
のカナから軸12に固着した中間歯車13を介し
て、分針軸9に遊嵌された時針軸14を駆動して
時針15を運針して時単位を表示するようになつ
ている。このように、従来は地板4と輪列受との
間にステツプモータを構成するロータ1、ステー
タ2及びコイル3と、ロータの回転を指針に伝達
するための歯車とを配置したので、地板にステツ
プモータ構成部品を取り付けた後歯車を組み立て
るとき小さい部品であるロータ1、ステータ2及
びコイル3に衝撃が加わり、位置づれを起こした
り、ゴミ等が付着してしまうため、歯車組立時に
十分注意しなければならず組立及び修理が極めて
面倒である。
そこで、モータ構成部品をケースで覆つてユニ
ツト化することも考えられるが、ケースでモータ
構成部品を覆つた場合、ケース内に無駄な空間が
生じ、時計が厚型化してしまうおそれがある。
ツト化することも考えられるが、ケースでモータ
構成部品を覆つた場合、ケース内に無駄な空間が
生じ、時計が厚型化してしまうおそれがある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、時
計の組立及び修理が容易に行え、しかも時計の薄
型化が計れる電子時計用ステツプモータを提供す
るものである。
計の組立及び修理が容易に行え、しかも時計の薄
型化が計れる電子時計用ステツプモータを提供す
るものである。
以下、この発明の実施例を第2図ないし第7図
にもとづいて具体的に説明する。第2図及び第3
図は、この発明を電子腕時計に適用したもので、
符号21は上面にガラス22が嵌着されている腕
時計ケースであつて、この腕時計ケース21の内
部には、時計の文字板23、回路基板24、ユニ
ツト化したステツプモータ25、およびリチウム
電池等の電源電池26等がそれぞれ所定の位置に
配設されている。また、符号28,29は夫々回
路基板24に取着されたLSI、水晶振動子であ
り、裏蓋27には電池26を交換するための電池
蓋27aが設けられている。上記回路基板24と
電池26とは、回路基板24及び電池26との接
触面を除き表面が絶縁膜で覆われているフレキシ
ブル配線板30によつて電気的に導通されている
ものである。
にもとづいて具体的に説明する。第2図及び第3
図は、この発明を電子腕時計に適用したもので、
符号21は上面にガラス22が嵌着されている腕
時計ケースであつて、この腕時計ケース21の内
部には、時計の文字板23、回路基板24、ユニ
ツト化したステツプモータ25、およびリチウム
電池等の電源電池26等がそれぞれ所定の位置に
配設されている。また、符号28,29は夫々回
路基板24に取着されたLSI、水晶振動子であ
り、裏蓋27には電池26を交換するための電池
蓋27aが設けられている。上記回路基板24と
電池26とは、回路基板24及び電池26との接
触面を除き表面が絶縁膜で覆われているフレキシ
ブル配線板30によつて電気的に導通されている
ものである。
上記ステツプモータ25は、水晶振動子29の
発振クロツク信号をLSI28内の電子回路で分周
したパルスにより駆動されるものであり、このス
テツプモータ25の上面の凹部31から突出して
いるモータ軸32には分針33が取付けられ、ま
た、上記モータ軸32の回転はモータ軸32と一
体に形成された分針歯車34及び中間歯車35を
介して時針歯車36に伝えられ、時針37を運針
するものである。
発振クロツク信号をLSI28内の電子回路で分周
したパルスにより駆動されるものであり、このス
テツプモータ25の上面の凹部31から突出して
いるモータ軸32には分針33が取付けられ、ま
た、上記モータ軸32の回転はモータ軸32と一
体に形成された分針歯車34及び中間歯車35を
介して時針歯車36に伝えられ、時針37を運針
するものである。
次に、第4図及び第5図を用いてステツプモー
タ25の構成を説明する。ステツプモータ25は
中央に凹部31が形成された皿状の上部ケース4
1aと有底円筒状の下部ケース41bとからなる
ケース41を有し、この上部ケース41a及び下
部ケース41bの外周部付近には夫々30本の細片
が切起されていて第1のステータ42a及び第2
のステータ42bが形成されている。そして、上
部ケース41aと下部ケース41bとを組合せた
ときに上記ステータ42a,42bが互いちがい
に配設されるようになつている。この場合ステー
タ42bの幅はステータ42aの幅より細くなつ
ており、しかもステータ42bの位置は隣接する
2つのステータ42aの中間より時計回り方向に
ずれていて、ロータ45の回転方向を決めるよう
になつている。また、上記ステータ42a,42
bで形成される円筒の外側には絶縁板43が配設
され、その外側には銅線が巻回されコイル44が
形成されている。また、ステータの内側には軸受
46,47によつて軸支されたモータ軸32に固
定されたロータ45が回転可能に設けられてい
る。上記ロータ45は外周面にN極とS極が交互
に夫々30づつ形成された円筒状の永久磁石であ
るマグネツト45aとこのマグネツト45aをモ
ータ軸32に固定するためのマグネツト保持板4
5bとからなる。マグネツト保持板45bは上記
マグネツト45aの軸方向の中心より下方に位置
して配設されており、このため上下ケース41a
のモータ軸32周辺部に凹部31が形成できる。
この凹部31には前述した輪列機構が収納される
と共に、パルスモータ25の上部に載置された回
路基板24の前記凹部31に対応した位置に装着
されたLSI28、水晶振動子29等の電子部品が
この凹部31に収納されるよう構成されているも
のである。
タ25の構成を説明する。ステツプモータ25は
中央に凹部31が形成された皿状の上部ケース4
1aと有底円筒状の下部ケース41bとからなる
ケース41を有し、この上部ケース41a及び下
部ケース41bの外周部付近には夫々30本の細片
が切起されていて第1のステータ42a及び第2
のステータ42bが形成されている。そして、上
部ケース41aと下部ケース41bとを組合せた
ときに上記ステータ42a,42bが互いちがい
に配設されるようになつている。この場合ステー
タ42bの幅はステータ42aの幅より細くなつ
ており、しかもステータ42bの位置は隣接する
2つのステータ42aの中間より時計回り方向に
ずれていて、ロータ45の回転方向を決めるよう
になつている。また、上記ステータ42a,42
bで形成される円筒の外側には絶縁板43が配設
され、その外側には銅線が巻回されコイル44が
形成されている。また、ステータの内側には軸受
46,47によつて軸支されたモータ軸32に固
定されたロータ45が回転可能に設けられてい
る。上記ロータ45は外周面にN極とS極が交互
に夫々30づつ形成された円筒状の永久磁石であ
るマグネツト45aとこのマグネツト45aをモ
ータ軸32に固定するためのマグネツト保持板4
5bとからなる。マグネツト保持板45bは上記
マグネツト45aの軸方向の中心より下方に位置
して配設されており、このため上下ケース41a
のモータ軸32周辺部に凹部31が形成できる。
この凹部31には前述した輪列機構が収納される
と共に、パルスモータ25の上部に載置された回
路基板24の前記凹部31に対応した位置に装着
されたLSI28、水晶振動子29等の電子部品が
この凹部31に収納されるよう構成されているも
のである。
尚、ステツプモータ25のコイル44と回路基
板24の接続は、例えば上部ケース41aの上面
にコイル導出端子部(図示せず)を形成し、この
導出端子部が回路基板24に形成された導入端子
部(図示せず)と接触するようにすればよいもの
である。
板24の接続は、例えば上部ケース41aの上面
にコイル導出端子部(図示せず)を形成し、この
導出端子部が回路基板24に形成された導入端子
部(図示せず)と接触するようにすればよいもの
である。
しかして、上記時計用ステツプモータを駆動す
る場合はコイル44に1分毎に電流の方向が異な
る信号、即ち1/120Hzのパルス信号を供給する。
それにより、ステータ42a,42bは1分毎に
異なる極に励磁されロータ磁石45aが時計回り
に回転する。即ち、コイル44にパルス信号が供
給され、ステータ42aがN極、ステータ42b
がS極に励磁されていると、ロータ磁石45aの
S極はステータ42aに対向し、N極はステータ
42bに対向して停止している。この状態で、逆
相のパルスがコイル44に供給されるとステータ
42aがS極、ステータ42bがN極に励磁され
る。この場合、ステータ42bの幅がステータ4
2aより細く、その位置がステータ42aの中間
位置よりも時計回り方向にずれているので、ロー
タ磁石45aのN極と今まで対向していたステー
タ42bの時計回り方向隣のステータ42aとの
磁気吸引力が、ロータ磁石45aのS極と今まで
対向していたステータ42aの反時計回り方向隣
のステータ42bとの磁気吸引力より大きいので
ロータ磁石45aは時計回り方向に回転すること
になる。従つて、ロータ磁石45aは1分毎に1
ステツプつまり6度回転され、ロータ磁石45a
に固定されているモータ軸32も回転されること
になるので、分針33は1分運針される。また、
このモータ軸32の回転は分針歯車34及び中間
歯車35を介して時針車36にも伝達され、時針
37が運針される。
る場合はコイル44に1分毎に電流の方向が異な
る信号、即ち1/120Hzのパルス信号を供給する。
それにより、ステータ42a,42bは1分毎に
異なる極に励磁されロータ磁石45aが時計回り
に回転する。即ち、コイル44にパルス信号が供
給され、ステータ42aがN極、ステータ42b
がS極に励磁されていると、ロータ磁石45aの
S極はステータ42aに対向し、N極はステータ
42bに対向して停止している。この状態で、逆
相のパルスがコイル44に供給されるとステータ
42aがS極、ステータ42bがN極に励磁され
る。この場合、ステータ42bの幅がステータ4
2aより細く、その位置がステータ42aの中間
位置よりも時計回り方向にずれているので、ロー
タ磁石45aのN極と今まで対向していたステー
タ42bの時計回り方向隣のステータ42aとの
磁気吸引力が、ロータ磁石45aのS極と今まで
対向していたステータ42aの反時計回り方向隣
のステータ42bとの磁気吸引力より大きいので
ロータ磁石45aは時計回り方向に回転すること
になる。従つて、ロータ磁石45aは1分毎に1
ステツプつまり6度回転され、ロータ磁石45a
に固定されているモータ軸32も回転されること
になるので、分針33は1分運針される。また、
このモータ軸32の回転は分針歯車34及び中間
歯車35を介して時針車36にも伝達され、時針
37が運針される。
しかして、このような構成の電子時計用パルス
モータでは、60極のステツプモータ25のモータ
軸32に直接分針を固定して駆動するので、従来
のように、ステツプモータの回転力を最小時刻単
位の指針に伝達するための輪列機構は不必要とな
り、大巾に精密加工部品の部品点数削滅が可能と
なつた。
モータでは、60極のステツプモータ25のモータ
軸32に直接分針を固定して駆動するので、従来
のように、ステツプモータの回転力を最小時刻単
位の指針に伝達するための輪列機構は不必要とな
り、大巾に精密加工部品の部品点数削滅が可能と
なつた。
また、多数極のステツプモータはその構成上ど
うしても大型になりやすく、このステツプモータ
を時計ケース内部に収納し、更にLSI、水晶発振
子等の電子部品や、指針を駆動する輪列機構が時
計ケース内部に取着した場合、時計全体の厚みが
増加する傾向にあるが、本発明では、上記ステツ
プモータ25のケース41内のデツドスペースを
有効に利用し、輪列機構や電子部品等を収納する
ために、上部ケース41aの上面の一部に凹部3
1を形成し、この凹部31に輪列機構、電子部品
等を装着したので、薄型の電子時計を構成するこ
とが可能となつた。
うしても大型になりやすく、このステツプモータ
を時計ケース内部に収納し、更にLSI、水晶発振
子等の電子部品や、指針を駆動する輪列機構が時
計ケース内部に取着した場合、時計全体の厚みが
増加する傾向にあるが、本発明では、上記ステツ
プモータ25のケース41内のデツドスペースを
有効に利用し、輪列機構や電子部品等を収納する
ために、上部ケース41aの上面の一部に凹部3
1を形成し、この凹部31に輪列機構、電子部品
等を装着したので、薄型の電子時計を構成するこ
とが可能となつた。
なお、上記上部ケース41aに形成した凹部3
1は、収納すべき部品によつてもその形状、位
置、大きさが異なり、第6図に示すように、下部
ケース41bの下面にも、電源電池6が収納され
るべく凹部48を形成してもよい。また、第7図
aのようにケースの中心部と周縁部を除いた部分
を凹ませたり、bのように中心部と周縁部を凹ま
せたり、或いはcのように中心と周縁との間に小
さい凹部を設けるようにしてもよい。さらに、こ
れ以外に上部、下部ケースを組み合せることによ
り凹部を形成しても良いことは言うまでもない。
1は、収納すべき部品によつてもその形状、位
置、大きさが異なり、第6図に示すように、下部
ケース41bの下面にも、電源電池6が収納され
るべく凹部48を形成してもよい。また、第7図
aのようにケースの中心部と周縁部を除いた部分
を凹ませたり、bのように中心部と周縁部を凹ま
せたり、或いはcのように中心と周縁との間に小
さい凹部を設けるようにしてもよい。さらに、こ
れ以外に上部、下部ケースを組み合せることによ
り凹部を形成しても良いことは言うまでもない。
また、本実施例ではステツプモータ25のモー
タ軸32に直接分針33を取り付けて運針するよ
うにしたが、モータ軸32に直接秒針を取り付
け、3針の電子時計にも適用できる。
タ軸32に直接分針33を取り付けて運針するよ
うにしたが、モータ軸32に直接秒針を取り付
け、3針の電子時計にも適用できる。
更に、本発明は電子腕時計に限らず携帯時計等
の電子時計に広く適用できる。
の電子時計に広く適用できる。
本発明の電子時計用ステツプモータは以上説明
したように、モータの構成部品であるロータ、ス
テータ及びロータ等をケースで覆うと共に、ケー
スの外側にコイル、ステータ及びロータ磁石を配
置し、ロータ磁石を保持板でモータ軸に固定する
ことにより、ケース外表面の保持板に対応する部
分をコイル、ステータ及びロータ磁石を覆う部分
より薄く形成することにより、ケース外表面から
保持板に向つて陥没する凹部を形成し、かつこの
凹部底面に輪列を軸支する軸受部を設け、輪列機
構を軸受部に軸支して凹部内に収納するようにし
たので、時計ケース内部のスペースを有効に利用
できるばかりか、輪列受が不要となり、時計の薄
型化が計れるものである。
したように、モータの構成部品であるロータ、ス
テータ及びロータ等をケースで覆うと共に、ケー
スの外側にコイル、ステータ及びロータ磁石を配
置し、ロータ磁石を保持板でモータ軸に固定する
ことにより、ケース外表面の保持板に対応する部
分をコイル、ステータ及びロータ磁石を覆う部分
より薄く形成することにより、ケース外表面から
保持板に向つて陥没する凹部を形成し、かつこの
凹部底面に輪列を軸支する軸受部を設け、輪列機
構を軸受部に軸支して凹部内に収納するようにし
たので、時計ケース内部のスペースを有効に利用
できるばかりか、輪列受が不要となり、時計の薄
型化が計れるものである。
第1図は従来の指針式電子時計を示す要部の縦
断面図、第2図は本発明による電子時計の一実施
例を示す縦断面図、第3図は同じく主要部品の分
解斜視図、第4図及び第5図はステツプモータの
縦断面図及び要部拡大断面図、第6図は本発明の
他の実施例を示す縦断面図、第7図a〜cは本発
明の他の実施例を示す斜視図である。 21……腕時計ケース、24……回路基板、2
5……ステツプモータ、28……LSI、29……
水晶振動子、31……凹路、32……モータ軸、
33……分針、35……中間歯車、36……時針
歯車、37……時針、41……ケース、42a,
42b……ステータ、44……コイル、45……
ロータ、48……凹部。
断面図、第2図は本発明による電子時計の一実施
例を示す縦断面図、第3図は同じく主要部品の分
解斜視図、第4図及び第5図はステツプモータの
縦断面図及び要部拡大断面図、第6図は本発明の
他の実施例を示す縦断面図、第7図a〜cは本発
明の他の実施例を示す斜視図である。 21……腕時計ケース、24……回路基板、2
5……ステツプモータ、28……LSI、29……
水晶振動子、31……凹路、32……モータ軸、
33……分針、35……中間歯車、36……時針
歯車、37……時針、41……ケース、42a,
42b……ステータ、44……コイル、45……
ロータ、48……凹部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ステツプモータにより指針を運針して時刻を
表示する電子時計に用いられるステツプモータに
おいて、 上部ケースもしくは下部ケースの一方から等間
隔に切り起こし形成されモータ軸を中心に円周状
に配置されたn個の第1のステータと、 前記上部ケースもしくは下部ケースの他方から
等間隔に切り起こし形成され前記n個の第1のス
テータと同心円上に前記n個の第1のステータと
互い違いに位置すると共に隣接する2個の第1の
ステータの中間位置より時計回り方向にずれて位
置するn個の第2のステータと、 前記n個の第1、第2ステータの外側に前記モ
ータ軸を中心に円周状に配置されたコイルと、 N極とS極とが夫々n個づつ交互に円周方向に
沿つて等間隔に形成され前記n個の第1、第2の
ステータの内側に設けられたロータ磁石と、 このロータ磁石を前記モータ軸に固定する円板
状の保持板とを具備し、 前記上部ケースは前記コイル、ステータ、ロー
タ磁石及び保持板を覆うように設けられ、 前記上部ケース外表面の前記保持板に対応する
部分には前記上部ケース外表面から前記保持板に
向かつて陥没する凹部を前記モータ軸の周囲に形
成すると共にこの凹部底面に軸受部を形成し、こ
の軸受部に前記モータ軸の回転を減速させるため
の輪列を軸支してなる電子時計用ステツプモー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11381878A JPS5540929A (en) | 1978-09-16 | 1978-09-16 | Step motor for electronic watch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11381878A JPS5540929A (en) | 1978-09-16 | 1978-09-16 | Step motor for electronic watch |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5540929A JPS5540929A (en) | 1980-03-22 |
JPS6314312B2 true JPS6314312B2 (ja) | 1988-03-30 |
Family
ID=14621807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11381878A Granted JPS5540929A (en) | 1978-09-16 | 1978-09-16 | Step motor for electronic watch |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5540929A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5968213A (ja) * | 1982-10-13 | 1984-04-18 | Toray Ind Inc | 二軸延伸ポリエステルフイルム |
JPS59179555A (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-12 | Teijin Ltd | 二軸延伸ポリエステルフイルム |
JPS6267290U (ja) * | 1986-09-24 | 1987-04-27 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5031921A (ja) * | 1973-07-25 | 1975-03-28 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51141314U (ja) * | 1975-05-08 | 1976-11-13 |
-
1978
- 1978-09-16 JP JP11381878A patent/JPS5540929A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5031921A (ja) * | 1973-07-25 | 1975-03-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5540929A (en) | 1980-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4426159A (en) | Electronic time keeping device | |
US4376996A (en) | Thin stepping motor watch | |
EP0990961B1 (en) | Electromagnetic transducer and electronic device including the transducer | |
JP2007121075A (ja) | 多針時計および標準時刻電波受信型多針時計 | |
JPS6314312B2 (ja) | ||
CN109557797B (zh) | 轮系装置及钟表 | |
US3902312A (en) | Quartz crystal wrist watch | |
JP2007121076A (ja) | 電波受信型多針時計 | |
US3824781A (en) | Horological movement employing inductive stepping motor | |
JPH01131483A (ja) | ステップモータを備えた水晶アナログ時計ムーブメント | |
JP7195965B2 (ja) | 時計 | |
JPS606789Y2 (ja) | 電子時計の輪列構造 | |
JPS60111178A (ja) | 指針表示式電子時計 | |
JPS6138422B2 (ja) | ||
JPH10253776A (ja) | 電子機器 | |
JPS6116545Y2 (ja) | ||
GB2064831A (en) | Electronic time keeping device | |
JPS6153669B2 (ja) | ||
JPH06265648A (ja) | 振動アラーム付電子機器 | |
US20220373976A1 (en) | Horological movement comprising a generator | |
JPH0247715B2 (ja) | ||
JPS6015893B2 (ja) | 電子時計 | |
JPH0618315Y2 (ja) | 針式時計 | |
JPS6052393B2 (ja) | 腕時計の輪列構造 | |
JPH0533990Y2 (ja) |