JP2002035285A - 回転表示体 - Google Patents

回転表示体

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JP2002035285A
JP2002035285A JP2000227198A JP2000227198A JP2002035285A JP 2002035285 A JP2002035285 A JP 2002035285A JP 2000227198 A JP2000227198 A JP 2000227198A JP 2000227198 A JP2000227198 A JP 2000227198A JP 2002035285 A JP2002035285 A JP 2002035285A
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rotary display
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Application number
JP2000227198A
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English (en)
Inventor
Koji Fujisawa
孝治 藤澤
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SEVEN CORP KK
Seven Corp Co Ltd
Original Assignee
SEVEN CORP KK
Seven Corp Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の図柄表示装置に使用される回転表示
体の一層の軽量化を図ること。 【解決手段】 支持部16には径方向に延出されたフラ
ンジ部21、これと垂直な方向に延出された支持ベース
22、支持ベース22から径方向に突出する係合突起2
3が設けられている。係合突起23は支持部16の全周
にわたって等ピッチで12本設けられている。帯体12
には、係合突起23と同数の係合孔12aが係合突起2
3と同ピッチで設けられており、それぞれ係合突起23
と係合している。帯体12の内側をサポートする部材は
存在しないので、回転表示体10はきわめて軽量とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄表示装置を備
える遊技機の技術分野に属し、詳細にはその図柄表示装
置に用いられる回転表示体に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機やスロットマシン等の遊技機
には、リールあるいはドラムと呼ばれる回転表示体を用
いた図柄表示装置を備えるものがある。従来の回転表示
体は、図柄が描かれているテープとリール本体とからな
り、例えば特開平8−52254号公報に開示されるよ
うに、テープをリール本体の外周に貼着して製造されて
いた。
【0003】回転表示体は、その中心部に設けられてい
るハブがモータの出力軸に連結され、そのモータによっ
て回転駆動される。したがって、回転表示体の質量が小
さいほど小型のモータを使用でき、また消費電力も少な
くできる。このため、リールを軽量化するためのさまざ
まな工夫がなされてきた。リールの外周(テープが貼着
される部分)を特開平8−52254号公報の図1に示
されるように梯子状にするのもその一例であり、軽量化
の点では優れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、リールの外
周を梯子状にすると、成形金型が複雑化したり、内部か
らの照明の透過率が梯子部分と抜き部分とでことなるた
めに美観が損なわれる等の問題もあった。
【0005】本発明は、成形金型の複雑化や美観の低下
を招くことなく、回転表示体の一層の軽量化を図ること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載の回転表示体は、図柄
が設けられている円筒状の帯体と、該帯体を支持する支
持体とを備える回転表示体において、前記支持体を、前
記帯体の一方の縁部のみを支持する環状の支持部と、該
支持部の回転中心部に配されるハブと、該ハブと前記支
持部とを連結するスポークとで構成したことを特徴とす
る。
【0007】この支持体は、中心部のハブ、例えばハブ
から放射状に延出されたスポーク、スポークに連設され
た環状の支持部からなり、その支持部は帯体の一方の縁
部のみを支持する構成である。つまり、帯体の内側をサ
ポートする部材(従来の回転表示体におけるリールの円
筒状部分や梯子状部分)は存在しない。特開平8−52
254号公報の図1に示される構造との比較で説明すれ
ば、梯子の横木に相当する部分及び片方のリング部分が
存在しないから、きわめて軽量である。
【0008】帯体は、一方の縁部のみが支持され他方の
縁部は支持されないが、帯体には回転時の遠心力が作用
するだけであり、これを例えば押しつぶすような外力は
働かないから、帯体自体の機械的な強度で十分に円筒状
の形状を維持できる。なお、ハブの位置は環状の支持体
の中心部に限定されるものではなく、支持体の軸に沿っ
た適宜の位置であればよい。
【0009】スポークは棒状に限るものではなく、その
形状は任意でよい。また、隣り合うスポーク同士を連結
する部材を設けることもできる。ところで、従来技術に
おいては、リール本体と帯体(テープ)とを例えば両面
テープで貼り付けていたので、その作業は容易ではな
く、工数も多かった。
【0010】しかし、請求項2記載の回転表示体は、請
求項1記載の回転表示体において、前記帯体と前記支持
部とは、嵌合または係合によって連結されているので、
例えば両面テープや合成樹脂用の接着剤を用いる貼着作
業は必要としない。よって、回転表示体の製造工程が単
純化され、作業工数も低減される。
【0011】請求項3記載の回転表示体は、請求項2記
載の回転表示体において、前記係合は、前記支持部の外
周部に設けられた突起と前記帯体の縁部に設けられた孔
との係合によるので、帯体を支持部に巻き付けるように
しながら帯体の孔と支持部の突起とを係合させることが
できる。したがって、その作業はきわめて簡単である。
【0012】なお、帯体の一方の縁部のみを支持する構
造では不安を感じる場合には、請求項4記載の構成とす
ればよい。請求項4記載の回転表示体は、請求項1ない
し3のいずれか記載の回転表示体において、前記支持体
とは別体で、前記帯体の他方の縁部とのみ連結される補
助環体を備えたので、帯体の強度不足を補って、これを
良好に円筒状に維持する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例により発明
の実施の形態を説明する。
【0014】
【実施例1】図1は、本実施例の回転表示体10の斜視
図である。回転表示体10は複数の図柄(図示は省略)
が印刷されている円筒状の帯体12、この帯体12を支
持する支持体14とからなっている。
【0015】帯体12は、例えばポリカーボネートなど
の合成樹脂フィルムであり、その肉厚は約0.2mmで
ある。この帯体12は、平板状で印刷された後切断され
たものであり、図示する完成状態では両端を例えば両面
テープで張り合わせて円筒状とされている。
【0016】支持体14は、環状の支持部16、支持部
16から中心方向に延出されたスポーク18、スポーク
18が集中する位置(つまり回転中心部)に配され、各
スポーク18が連設された円盤状のハブ20とからなっ
ており、ハブ20にてモータの出力軸に連結される。こ
の支持体14は、例えばABS樹脂などの合成樹脂を使
用して射出成形されたものである。
【0017】帯体12と支持体14との連結構造は図2
(a)に示すとおりである。この図2(a)の例では、
支持部16には径方向に沿って延出されたフランジ部2
1、これと垂直な方向に延出された支持ベース22、支
持ベース22から径方向に突出する係合突起23が設け
られている。係合突起23は支持部16の全周にわたっ
て等ピッチで、本実施例の場合12本設けられている。
一方、帯体12には、係合突起23と同数の係合孔12
aが係合突起23と同ピッチで設けられており、それぞ
れ係合突起23と係合している。なお、係合孔12a
は、帯体12の縁をフランジ部21に接触させた際に係
合突起23に対応する位置になっている。
【0018】この回転表示体10は、各係合孔12aを
対応する係合突起23に係合させながら帯体12を支持
体14に巻き付け、一周したところで帯体12の両端を
両面テープで接着する手順で組み立てられている。この
ような手順で組み立てられるので、例えば両面テープや
合成樹脂用の接着剤を用いて帯体12を支持部16に張
り付ける必要はなく、回転表示体10の製造工程が単純
化され、作業工数も低減される。
【0019】しかも、帯体12と支持体14との連結
は、係合孔12aと係合突起23との係合によるから、
組み立て作業としては、帯体12を支持部16に巻き付
けるだけで済み、その作業はきわめて簡単である。その
巻き付け作業時には、フランジ部21が位置決め部材と
して機能するから、巻き付け及び係合を簡単に正確に行
える。
【0020】また、帯体12と支持体14との連結構造
を図2(b)に示す構造とすることもできる。この図2
(b)の例では、支持部16には軸方向に沿って延出さ
れた嵌合部24が形成されており、その嵌合部24には
帯体12の肉厚とほぼ等しい幅の嵌合溝24aが設けら
れている。そして、帯体12は、その縁部を嵌合溝24
aに嵌合させることで支持体14と連結されている。こ
の構成であると、帯体12の縁部を嵌合溝24aに嵌合
させる作業が必要で、図2(a)の例よりもやや作業性
が劣る。しかし、予め帯体12の両端を張り合わせて円
筒状にしておけるので、この張り合わせ作業が楽になる
という利点がある。
【0021】図2(a)あるいは図2(b)のどちらの
構造としても、帯体12の内側をサポートする部材(従
来の回転表示体におけるリールの円筒状部分や梯子状部
分)は存在しないので、回転表示体10はきわめて軽量
となる。なお、支持体14からスポーク18及びハブ2
0を取り去って支持部16のみとしたものに相当する補
助環体(図示は省略)を、帯体12の他方の縁部に取り
付けて支持体14と対にしてもよい。このような補助環
体を用いれば、帯体12の強度不足を補うことができ
る。
【0022】以上、実施例に従って、本発明の実施の形
態について説明したが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の回転表示体の斜視図である。
【図2】 実施例の回転表示体における帯体と支持体と
の連結構造の説明図である。
【符号の説明】
10 回転表示体 12 帯体 12a 係合孔 14 支持体 16 支持部 18 スポーク 20 ハブ 22 支持ベース 23 係合突起 24 嵌合部 24a 嵌合溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄が設けられている円筒状の帯体と、
    該帯体を支持する支持体とを備える回転表示体におい
    て、 前記支持体を、前記帯体の一方の縁部のみを支持する環
    状の支持部と、該支持部の回転中心部に配されるハブ
    と、該ハブと前記支持部とを連結するスポークとで構成
    したことを特徴とする回転表示体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転表示体において、 前記帯体と前記支持部とは、嵌合または係合によって連
    結されていることを特徴とする回転表示体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の回転表示体において、 前記係合は、前記支持部の外周部に設けられた突起と前
    記帯体の縁部に設けられた孔との係合によることを特徴
    とする回転表示体。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか記載の回転
    表示体において、 前記支持体とは別体で、前記帯体の他方の縁部とのみ連
    結される補助環体を備えたことを特徴とする回転表示
    体。
JP2000227198A 2000-07-27 2000-07-27 回転表示体 Pending JP2002035285A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022139339A (ja) * 2021-03-11 2022-09-26 株式会社藤商事 遊技機

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