JP5002381B2 - 指針計器用の駆動装置 - Google Patents
指針計器用の駆動装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5002381B2 JP5002381B2 JP2007236737A JP2007236737A JP5002381B2 JP 5002381 B2 JP5002381 B2 JP 5002381B2 JP 2007236737 A JP2007236737 A JP 2007236737A JP 2007236737 A JP2007236737 A JP 2007236737A JP 5002381 B2 JP5002381 B2 JP 5002381B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- case
- wiring board
- yoke
- front side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
この指針計器用の駆動装置は、図1、図2にに示すように、図示略の目盛板の背後に該目盛板と略平行に配設される配線板10と、この配線板10の裏側から表側に貫通し、表側に貫通した先端に指針(図示略)が連結される指針軸1と、配線板10の表側に固定される表側ユニット100と、配線板10の裏側に固定される裏側ユニット200と、からなる。
表側ユニット100と裏側ユニット200の間に挟まれた形になる配線板10には、後述する裏側ユニットケースBのロータ収容突出部250を配線板10の表側に突出させるための円形の開口11と、裏側ユニットケースBの指針軸保持ボス部260を配線板10の表側に突出させるための貫通孔12と、表側ユニットケースAを配線板10に固定するための係止孔13と、裏側ユニットケースBを配線板10に固定するための係止孔14とが設けられている。
表側ユニット100の主要素である表側ユニットケースAは、配線板10側の第1ケースA1と、反対側の第2ケースA2を合体することで構成されている。
図4、図5に示すように、第1ケースA1は、三角形の3つの角を面取したような形状の主面板111と、該主面板111の周縁部に起立形成された周壁112と、該周壁112の前記面取部分に設けられた切欠113(後述するコイル400の端子板402を嵌める部分)と、第2ケースA2と合体するために周壁112の外面に設けられた係止爪114と、表側ユニット100を配線板10に固定するために主面板111の外面に突設された係止突起115と、後述するヨーク300の位置決め用のピン360の一方の端部を保持するピン保持穴116と、前記主面板111の中央より切欠113のない面取部分側に寄せた位置に設けられた円形貫通孔の周縁に起立形成された円筒状の嵌合筒壁120と、を有している。
一方、第2ケースA2は、全体が第1ケースA1に対応する形状をなしており、三角形の3つの角を面取したような形状の主面板141と、該主面板141の周縁部に起立形成された周壁142と、該周壁142の前記面取部分に前記第1ケースA側の切欠113に嵌まるように設けられた突片143(第1ケースA側の切欠113に嵌ったコイル400の端子板402を押えると共に、切欠113を塞ぐ役目を果たす部分)と、第1ケースA1と合体するために周壁142の先端に突設された複数の係止枠144と、ヨーク300の位置決め用のピン360の他方の端部を保持するピン保持穴145と、コイル400及びヨーク300を収容した状態で第1ケースAと合わせたときに、コイル400やステータ300をガタつかないように押える押圧壁146と、後述するコイル400の端子ピン頭部410を位置決め保持する端子ピン頭部保持穴147と、前記主面板141上の円形貫通孔の周縁に前記第1ケースA1側の嵌合筒壁120と対応するように設けられた嵌合筒壁150と、を有する。
ヨーク300は、図11に示すように、第1ケースA1の嵌合筒壁120の周囲に配置された状態で第1ケースA1内に納まる積層板状のもので、連続した外周輪郭をなす外周枠部305と、第1ケースA1の嵌合筒壁120の外周に嵌まる円形孔301と、該円形孔301の内周縁に突設された内方に凸の周方向45°間隔の8個の磁極302と、前記円形孔301の周縁から2本の溝を該円形孔301の放射方向にコイル収容部320として形成することで、一端に前記磁極302を有するように構成されたコイル支持軸部310と、第1ケースA1のピン保持穴116と第2ケースA2のピン保持穴145に両端が保持された位置決め用のピン360が貫通することで、ヨーク300を表側ユニットケースAに位置決めするピン貫通孔345と、を有している。
コイル400は、樹脂製の中空ボビン401の外周に巻線405を巻いたもので、一端にボビン401の端板に垂直な端子板402を有し、その端子板402の先端から2本の端子420を突出させている。2本の端子420は、ボビン401にモールドされた端子ピンにより構成され、ボビン410の端子板402側の端板の上端から端子ピン頭部410が突出し、ここに巻線405の両端末が接合されている。端子板402から突出した2本の端子420の先端は、表側ユニット100を配線板10に組み付けた状態で配線板10上の導体パターンに接触するようにL字形に曲げられている。
図10に示すように、上述したコイル400の中空部を、ヨーク300に形成した各コイル支持軸部310に嵌め込むことで、ステータSが構成されており、そのステータSを、第1ケースA1の主面板111の上に載置し、位置決め用のピン360でヨーク300を位置決めした状態で、その上から第2ケースA2を被せて、第1ケースA1の係止爪114に第2ケースA2の係止枠144を係合させ、第1ケースA1と第2ケースA2を合体させることで、表側ユニット100が構成されている。
次に裏側ユニット200について説明する。
裏側ユニット200の主要素である裏側ユニットケースBは、配線板10側の第1ケースA1と、反対側の第2ケースA2を合体することで構成されている。
図6、図7に示すように、第1ケースB1は、略長方形状の主面板241と、該主面板241の周縁部に起立形成された周壁242と、第2ケースB2と合体するために周壁242の外面に設けられた係止爪244と、裏側ユニット200を配線板10に固定するために周壁242に耳部を介して突設された係止突起270と、主面板241の外面に突設された円筒状のロータ収容突出部250と、このロータ収容突出部250と平行に主面板241の外面に突設された指針軸保持ボス部260と、を有している。
一方、第2ケースB2は、全体が第1ケースB1に対応する形状をなしており、略長方形状の主面板211と、該主面板211の周縁部に起立形成された周壁212と、第1ケースB1と合体するために周壁212に突設され係止枠214と、第1ケースB1の係止突起270の基部の係合穴271に嵌まる位置決めピン216と、ロータ500の軸512の他端が回転自在に嵌まるよう主面板211の内面に形成されたロータ軸保持穴225と、中間ギヤ550の軸552の他端が嵌まる中間軸保持穴226と、指針軸1の基端を回転自在に支持するため主面板211に形成された軸受孔220と、該軸受孔220の周囲を補強する円筒ボス部221と、を有する。
ロータ500は、中心に金属製のロータ軸522を貫通配備した樹脂製のロータ本体511の一端外周にロータマグネット525を装着し、他端外周にピニオン527を形成したものである。
ギヤ列Gは、ロータ本体511の外周に設けられた第1ピニオン527と、中間軸552に支持されて第1ピニオン527に噛み合う中間ギヤ550と、中間ギヤ550と一体に回転する第2ピニオン551と、指針軸1に一体回転するように設けられて第2ピニオン551に噛み合う最終ギヤ570と、からなる。
裏側ユニット200を組み立てる場合は、図3に示すように、指針軸1の先端を、第1ケースB1の指針軸保持ボス部260の指針軸挿入孔261に挿入し、指針軸保持ボス部260の先端の指針軸支持孔261を通して外部に突出させる。
10 配線板
100 表側ユニット
120,150 嵌合筒壁
123 開口
200 裏側ユニット
250 ロータ収容突出部
252 凹部
300 ヨーク
302 磁極
400 コイル
420 端子
500 ロータ
525 ロータマグネット
A 表側ユニットケース
B 裏側ユニットケース
M ステッピングモータ
S ステータ
Claims (2)
- 配線板の裏側から表側に貫通し、表側に貫通した先端に指針が連結される指針軸と、前記配線板の表側に固定される表側ユニットケース内に、ステッピングモータの要素であるコイルとヨークよりなるステータを内装した表側ユニットと、前記配線板の裏側に固定される裏側ユニットケース内に、ステッピングモータの要素であり前記ステータからの磁力を受けて回転するロータと該ロータの回転を前記指針軸に伝達するギヤ列を内装した裏側ユニットと、を備え、前記コイルの端子が前記配線板に半田付けされる指針計器用の駆動装置であって、
前記裏側ユニットケースに、前記配線板の裏側から表側に突出し、内部に前記ロータを収容したロータ収容突出部が設けられ、前記表側ユニットケースに、前記ロータ収容突出部が内周に密接嵌合される嵌合筒壁が設けられ、前記嵌合筒壁の周囲に前記ヨークが配置されると共に、該嵌合筒壁に形成した開口から、前記ヨークの磁極が、前記ロータ収容突出部内に収容されたロータの外周に向けて突出していることを特徴とする指針計器用の駆動装置。 - 請求項1に記載の指針計器用の駆動装置であって、
前記ロータ収容突出部の周壁の外面に、前記嵌合筒壁の開口から突出した前記ヨークの磁極の嵌まる凹部が設けられており、該凹部の薄肉の底壁を介して、前記ヨークの磁極の先端と前記ロータのマグネットとが対峙していることを特徴とする指針計器用の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007236737A JP5002381B2 (ja) | 2007-09-12 | 2007-09-12 | 指針計器用の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007236737A JP5002381B2 (ja) | 2007-09-12 | 2007-09-12 | 指針計器用の駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009068953A JP2009068953A (ja) | 2009-04-02 |
JP5002381B2 true JP5002381B2 (ja) | 2012-08-15 |
Family
ID=40605373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007236737A Active JP5002381B2 (ja) | 2007-09-12 | 2007-09-12 | 指針計器用の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5002381B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015171195A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 日本電産サンキョー株式会社 | モータ、モータ装置および指針式表示装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3407790B2 (ja) * | 1997-04-28 | 2003-05-19 | 矢崎総業株式会社 | 指示計器用ムーブメント構造 |
JP3551885B2 (ja) * | 1999-10-27 | 2004-08-11 | 株式会社デンソー | 指針計器 |
JP2007116852A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | ステッピングモータ |
JP2007244152A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Citizen Holdings Co Ltd | モータ及び駆動ユニット |
-
2007
- 2007-09-12 JP JP2007236737A patent/JP5002381B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009068953A (ja) | 2009-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3777290B2 (ja) | モータ | |
JP5945726B2 (ja) | ブラシレスモータおよびその製造方法 | |
JP2007097338A (ja) | 電動モータ及びその製造方法 | |
JP4703192B2 (ja) | ステッピングモータ | |
JP2011061982A (ja) | モータ | |
JP2007097339A (ja) | 電動モータ | |
JP4738009B2 (ja) | ステッピングモータ | |
JP2000224795A (ja) | 小型モータ | |
JP5002381B2 (ja) | 指針計器用の駆動装置 | |
JP2010190748A (ja) | 指示計器用の駆動装置 | |
JP5919164B2 (ja) | モータ | |
JP2010166680A (ja) | 制御回路部材及びモータ | |
JP2007020347A (ja) | モータ | |
JP2007020346A (ja) | モータ | |
JP4901257B2 (ja) | ステッピングモータ | |
CN109428419B (zh) | 转子及电动机 | |
JP3828714B2 (ja) | ステッピングモータ | |
JP4875910B2 (ja) | モータの給電部構造 | |
JP2019115153A (ja) | モータ | |
JP2001128409A (ja) | リード線付き小型モータ | |
JP2000333402A (ja) | モータの組立構造 | |
JP2007259516A (ja) | モータ | |
JP2003070193A (ja) | 回転電機のマグネット固定構造 | |
JP4679114B2 (ja) | ステッピングモータ。 | |
JP6293851B2 (ja) | モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120502 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120508 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5002381 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |