JP2531406Y2 - 給紙装置における回転伝達機構 - Google Patents

給紙装置における回転伝達機構

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JP2531406Y2
JP2531406Y2 JP1989010277U JP1027789U JP2531406Y2 JP 2531406 Y2 JP2531406 Y2 JP 2531406Y2 JP 1989010277 U JP1989010277 U JP 1989010277U JP 1027789 U JP1027789 U JP 1027789U JP 2531406 Y2 JP2531406 Y2 JP 2531406Y2
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frame
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JP1989010277U
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尚登 山口
法広 佐々木
宏文 菅根
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、給紙装置における回転伝達機構に関する。
(従来の技術) 回転伝達機構として、実開昭58−173867号公報に開示
されたものは、フレーム上に片持梁状に立設した軸に、
圧縮バネを介して被動歯車を軸方向に摺動かつ回転可能
に取付け、この被動歯車を駆動歯車に係脱させることに
よって、駆動歯車からの回転駆動力を受けるように構成
されている。
ところが、このような回転伝達機構を小型プリンタ等
の給紙装置に適用した場合には、駆動力伝達の際のトル
クが片持梁状の軸に作用する結果、プラスチックによっ
て一体形成されたフレームが変形したり、あるいは軸に
傾きが生じるといった不都合が生じるばかりではなく、
圧縮バネの有効長を確保するためにフレームと外カバー
との間に大きなスペースが必要となって、装置を小型化
し得ないといった問題が生じる。
(考案が解決しようとする課題) 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、フレームの変形や軸の傾き生じ
させることなく、しかも装置の小形化を可能にする新た
な回転伝達機構を提供することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案はこのような課題を達成するため
に、給紙装置本体のフレームに片持梁状に立設した軸
に、駆動歯車と係脱する被動歯車を圧縮バネを介して摺
動自在かつ回転自在に取付けてなる給紙装置における回
転伝達機構において、その軸の先端に嵌合孔を形成し
て、この嵌合孔に、フレームと対向する外カバー内面に
突設した突部を嵌合する一方、被動歯車のボス部に収納
凹部を形成して、この収納凹部に、外カバーとの間に介
在させた圧縮バネの先端部を収納するようにしたもので
ある。
(実施例) そこで、以下に本考案の実施例について説明する。
図面はいずれも本考案の一実施例を示したものであ
る。
図において符号1は給紙装置のフレームで、このフレ
ーム1の外面には、先端に嵌合孔2aを有する軸2が片持
梁状に立設され、さらにこの軸2には、駆動歯車7と係
脱する被動歯車3が摺動自在にかつ回転自在に取付けら
れている。
一方、この被動歯車3には、そのボス部3bに、先端に
向かって開放された凹部3aが形成されていて、ここに
は、外カバー4との間に介在させた圧縮バネ5を収容す
るように構成されている。
他方、上記したフレーム1に対向させてその外側に配
設した外カバー4には、軸2の先端と対向する部分の内
面に、軸2先端の嵌合孔2aに嵌入して軸2を両端支持状
に支持する突部6が設けられ、また、この突部6の基端
部には、圧縮バネ5を巻回支持するボス部6aが形成され
ている。
このように構成された実施例において、いま、フレー
ム1の外側に外カバー4を被嵌すると、外カバー4内面
のボス部6aに巻回支持された圧縮バネ5の先端は、被動
歯車3のボス部6aに形成した凹部3aに入り込んで、被動
歯車をフレーム1側に押圧する一方、ボス部6aから突出
した突部6は、軸2先端の嵌合孔2aに嵌入して、この軸
2をフレーム1と外カバー4とにより両端支持状に強固
に支持する。
このため、被動歯車3が駆動歯車7と噛み合って駆動
力を受けた際、そのトルクが被動歯車3を介して軸2に
作用してもこの軸2の倒れは抑えられ、また、この軸2
を介してトルクが樹脂成形された薄肉のフレーム1に作
用しても、フレーム1には何らの変形も生じない。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、フレームに片持梁
状に立設した軸の端部に嵌合孔を設け、外カバーの内面
に突出した突部をこの嵌合孔に嵌合させることによって
軸を両端から支持するようにしたので、駆動力伝達の際
に生じるトルクによって軸の倒れやフレームの歪みを抑
えることができるばかりでなく、嵌合孔と突部との係合
によって、外カバーをフレームに正しく位置決め保持す
ることができる。
しかも、この軸に取付けた被動歯車には、そのボス部
に凹部を形成して、外カバーとの間に介在させた圧縮バ
ネをここに収納するようにしたので、圧縮バネに所要の
有効長を確保しつつ、フレームと外カバーとを近接させ
ることを可能として、この種の装置をより小型に構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、非噛み合い状態での本考案の一実施例を示し
た装置の側面図、第2図は、噛み合い状態での同上装置
を示した側面図である。 1……フレーム 2……軸 2a……嵌合孔 3……被動歯車 3a……収納凹部 3b……ボス部 4……外カバー 5……圧縮バネ 6……突部 7……駆動歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 菅根 宏文 東京都日野市日野347番地 オリエント 時計株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−136444(JP,A) 実開 昭50−10703(JP,U) 実開 昭58−173867(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙装置本体のフレームに片持梁状に立設
    した軸に、駆動歯車と係脱する被動歯車を圧縮バネを介
    して摺動自在かつ回転自在に取付けてなる給紙装置にお
    ける回転伝達機構において、 上記軸の先端に嵌合孔を形成して、該嵌合孔に、上記フ
    レームと対向する外カバー内面に突設した突部を嵌合す
    る一方、上記被動歯車のボス部に収納凹部を形成して、
    該収納凹部に、上記外カバーとの間に介在させた圧縮バ
    ネの先端部を収納させたことを特徴とする給紙装置にお
    ける回転伝達機構。
JP1989010277U 1989-01-31 1989-01-31 給紙装置における回転伝達機構 Expired - Lifetime JP2531406Y2 (ja)

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JPH02102052U JPH02102052U (ja) 1990-08-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58173867U (ja) * 1982-05-14 1983-11-21 松下電器産業株式会社 平歯車を用いた回転力伝達装置

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JPH02102052U (ja) 1990-08-14

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