JPH0720711Y2 - 外部駆動用オルゴ−ル - Google Patents

外部駆動用オルゴ−ル

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JPH0720711Y2
JPH0720711Y2 JP1985176917U JP17691785U JPH0720711Y2 JP H0720711 Y2 JPH0720711 Y2 JP H0720711Y2 JP 1985176917 U JP1985176917 U JP 1985176917U JP 17691785 U JP17691785 U JP 17691785U JP H0720711 Y2 JPH0720711 Y2 JP H0720711Y2
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JP
Japan
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music box
coil spring
crank
shaft
drum
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JP1985176917U
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JPS6287394U (ja
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正 上島
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ドラムに一体の突出軸に嵌めたコイルバネの
一端を延長して駆動用アームとして用いた外部駆動用オ
ルゴールに関する。
〔従来技術〕
従来、オルゴールのドラム軸等から回転力をクランクに
より往復運動に変える構造は例えば第6図のようにオル
ゴール1のドラム6のスプール軸を突出した一体の突出
軸7に、クランク板11の固定軸12を嵌合してビス13で固
定し、クランク板11に固定したクランクピン14に連結杆
10を嵌めていた。
従って部品点数が多く、クランク板、固定軸、クランク
ピンを一体化して部品コストを下げることも可能である
が、クランク板11のアーム部分lの長さは用途により自
由に変えられることが望ましいが上記前者及び後者の何
れの場合も長さを変えると部品点数が多くなってコスト
高になる欠点がある。更に突出軸7に固定軸12を嵌合し
てビス13で固定する時ビス13は小さいので作業が面倒で
あり、連結杆10から大きな外力が加えられた時その外力
が直接オルゴールのドラム軸に伝わってしまい、ドラム
6の回転速度が遅れて鳴奏テンポが乱れたり、連結杆10
で動作される人形等が落下等のショックで顔と体の向き
がズレることが生じたり、外力が大きい時にはオルゴー
ルを壊す等の欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点に鑑み、オルゴールのドラムに一体の
突出軸を設け、この突出軸にコイルバネを嵌め、このコ
イルバネの一端を延長して駆動用アームとしたので、コ
イルバネの取付けが極めて容易であると共に大きな外力
が加えられた時突出軸とコイルバネの間にスベリが生じ
てオルゴールの保護機能が働くと共に、駆動用アームと
したコイルバネの延長部分の長さを変えることでアーム
部分の長さがコストの上昇を少なく容易に変更出来る外
部駆動用オルゴールを提案することである。
〔考案の構成〕
本考案は、オルゴールのドラムに一体の突出軸を設け、
この突出軸に、コイルバネを嵌め、このコイルバネの一
端を延長して駆動用アームとしたことにある。
〔実施例〕
以下、第4図で図示の本考案の実施例を説明する前に本
考案の外部駆動用オルゴールの前提となる構成を第1
図、第2図及び第3図で説明する。
第1図、第2図でオルゴール1のフレーム2上に全舞が
内装された香箱3と振動板4と風切り調速機構5が固定
され、フレーム2の突堤2aと香箱3にドラム6がドラム
軸で回転自在に軸承され、突堤2aの一側からドラム軸が
延長された突出軸7が突出されてその外周にドラム6の
回転方向に巻いたコイルバネ8の一側が嵌められ、この
コイルバネ8の他側にクランク状の駆動用クランク9の
一側が嵌められ、駆動用クランク9の他側に連結杆10の
一端が嵌められている。
外部駆動用オルゴールの動作は、オルゴール1の底から
下方に突出された図示しない全舞巻き上げ軸に螺合され
た巻鍵で香箱3内の全舞が巻き上げられてドラム6は全
舞駆動源で回転され、オルゴール1は鳴奏されると共に
突出軸7の回転でドラム6の回転方向に巻いたコイルバ
ネ8が突出軸7に巻き締まってその摩擦抵抗でコイルバ
ネ8と駆動用クランク9が回転されて駆動用クランク9
のアーム部分9aの長さlに応じて連結杆10が上下に往復
運動される。
外部駆動用オルゴールが上記のように構成されると、外
力で連結杆10が上方に引き上げられて駆動用クランク9
が突出軸7の回転方向に回転されると、コイルバネ8は
巻き緩んで突出軸7との間にスベリが生じて保護機能が
働き、突出軸7がドラムの回転に負荷をかけることが防
止されるのでオルゴール1の鳴奏テンポが乱れたり、人
形等が落下等のショックで顔と体の向きがズレることが
解消され、更にオルゴールが壊されることがない。
更にクランク機構がコイルバネ8と駆動用クランク9で
構成されたからコイルが著しく低減され、上記突出軸7
にコイルバネ8が嵌められる時はコイルバネ8の一側を
突出軸7に押し付けてドラム6の停止状態でドラム6の
回転方向にコイルバネ8がねじ込まれるとコイルバネ8
が拡開することで容易に嵌められ、クランクのアーム部
分の長さlを変更する時には駆動用クランク9を変える
ことで容易に変更することが出来るので多機種での共通
化がはかれる。又突出軸7と駆動用クランク9を上記の
ようにコイルバネ8で結合すると超小型オルゴールの細
い突出軸の場合は他の固定方法では構造上難しいが本考
案の前提となるこの実施例を実施すると結合が極めて容
易になる。突出軸7にネジを切ってコイルバネ8を嵌合
してもよい。この場合、ネジの方向にコイルバネの方向
を一致させればよく、ネジはどの方向でもよい。
第3図は駆動用クランク9にワギーシャフトが用いられ
た第1図の変形例である。
第4図は本考案の実施例でコイルバネ8の他側を直線状
に延長して駆動用アームとし、アーム部分8aの長さlは
クランク機構として必要な長さに適宜自由に設定されて
連結杆10が係合されるピン部分8bが屈曲形成されてい
る。このように形成されるとコイルバネ8のみでクラン
ク機構が形成されてコストが極めて低減されると共に突
出軸7への組み立てが極めて容易になる。ピン部分8bを
屈曲しないでおいて用途に応じてアーム部分の長さを自
由に変えれば共通部品としての用途が広くなる。第4図
でピン部分8bの先端を更に屈曲して連結杆10の外れ防止
としてもよい。ピン部分8b先端の形状は第5図のように
円形にしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成されたから、コイルバネの取
付けが容易になると共にアーム部分の長さの変更も容易
で他機種での共通化がはかられる。更に構成が簡単でコ
ストが著しく低減され、駆動用アームに大きな外力が加
えられてもコイルバネと突出軸の間にスベリが生じて保
護機能が働きオルゴールを壊すことがない等実用上優れ
た効果を奏する外部駆動用オルゴールを提供することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本考案の前提となる構成を
示し、第1図では外部駆動用オルゴールの斜視図、第2
図は突出軸にコイルバネと駆動用クランクが嵌められる
要部分解斜視図、第3図は第1図の駆動用クランクを変
更した変形例要部斜視図、第4図は本願考案の構成でコ
イルバネの他側が延長されて駆動用アームとされた要部
斜視図、第5図は駆動用アームとされたコイルバネのピ
ン部分の変形例要部斜視図、第6図は従来の外部駆動用
オルゴールの要部斜視図である。 1……オルゴール、6……ドラム、7……突出軸、8…
…コイルバネ、8a……アーム部分、9……駆動用クラン
ク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−193058(JP,U) 実開 昭54−160300(JP,U) 実開 昭57−79220(JP,U) 実開 昭55−127125(JP,U) 実開 昭56−85064(JP,U) 実開 昭55−113834(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オルゴールのドラムに一体の突出軸を設
    け、この突出軸にコイルバネを嵌め、このコイルバネの
    一端を延長して駆動用アームとした外部駆動用オルゴー
    ル。
JP1985176917U 1985-11-19 1985-11-19 外部駆動用オルゴ−ル Expired - Lifetime JPH0720711Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985176917U JPH0720711Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19 外部駆動用オルゴ−ル

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6287394U JPS6287394U (ja) 1987-06-04
JPH0720711Y2 true JPH0720711Y2 (ja) 1995-05-15

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JP1985176917U Expired - Lifetime JPH0720711Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19 外部駆動用オルゴ−ル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58193058U (ja) * 1982-06-18 1983-12-22 三洋音響精機株式会社 動力用ゼンマイの巻き軸装置

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Publication number Publication date
JPS6287394U (ja) 1987-06-04

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