JPWO2002059513A1 - 回転弁駆動用アクチュエータ及びこれを備えた弁装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、弁に取り付けられ、この弁開度を変化させる回転力を与える回転弁駆動用アクチュエータ及びこれを備えた弁装置、より詳細には弁との着脱を容易に行なうことができる回転弁駆動用アクチュエータ及びこれを備えた弁装置に関する。
背景技術
弁に取り付けられ、この弁開度を変化させる回転力を与える回転弁駆動用アクチュエータは従来から知られている。
かかる従来型の回転弁駆動用アクチュエータとしては、例えば、実開平6−1951号公報の図4に記載のものがある。このアクチュエータは、アクチュエータを開閉弁に取り付けるに際してアクチュエータの出力軸の平面取り部と開閉弁の操作軸の平面取り部とをジョイントによって連結し、その後、アクチュエータのフランジ部に形成された取付け孔と開閉弁のフランジ部に形成された取付け孔とにボルトを挿通してナットで締結する構造を有しており、これによってアクチュエータを開閉弁にしっかりと取り付けるようになっている。
一方、他の従来型の回転弁駆動用アクチュエータとしては、例えば、特開2000−193129号公報の図1に記載のものがある。
このアクチュエータには、アクチュエータの出力軸の端部に割りリング装着用の装着溝が形成されている。一方、バルブに取り付けられたブラケットには、アクチュエータの出力軸を挿通する軸筒部と、このブラケットの所定位置に形成された割りリング係合用の係合溝が形成されている。そして、前記装着溝と前記係合溝に係着した割りリングによってアクチュエータがバルブから外れるのを防止している。
そして、例えばメンテナンス時にアクチュエータをバルブから取り外す場合、アクチュエータを引っ張ると割りリングが拡径して前記装着溝と割りリングとの係合状態が解除されることで、アクチュエータの出力軸をブラケットの軸筒部から引き抜くことを可能にしている。
前者の回転弁駆動用アクチュエータの場合、ボルトとナットからなる締結具を介してアクチュエータをバルブに取り付けているので、アクチュエータの取外しに際してねじ回し等の工具を使う必要がある。特に、アクチュエータと弁とが屋内の天井付近に設置されている場合等ではこの取外し作業に労力を有する。
一方、後者の回転弁駆動用アクチュエータの場合、割りリングの弾性力のみを利用してアクチュエータをバルブに取り付けているので、アクチュエータの取外しに際してねじ回し等の工具を必要としないが、アクチュエータのハウジングに所定以上の軸方向の外力を誤って加えるとアクチュエータが弁から外れてしまう。又、特開2000−193129号公報の図4乃至図9に記載された他の実施例も、アクチュエータの着脱に際して工具を必要としないが、ナットを何回転もさせなければならず、作業性が悪い。
発明の開示
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、回転弁駆動用アクチュエータと弁とを着脱する際、ねじ回し等の工具を必要とせず、且つアクチュエータのハウジングに作用する軸方向の外力によってこれらが不用意に外れることがなく、且つ結合用ナットを何回転も回転操作することなく着脱可能な回転弁駆動用アクチュエータ及びこれを備えた弁装置を提供することにある。
上述の目的を達成するべく本発明に係る回転弁駆動用アクチュエータを備えた弁装置は、請求の範囲第1項に記載の通り、弁体の回転位置に応じてその開度が決められて流体の流量を制御する弁と、前記弁の開度を変化させる回転弁軸に回転力を与えるアクチュエータと、前記弁と前記アクチュエータとを着脱可能に装着する着脱手段とを備え、前記着脱手段は、所定位置に係止用凹凸部が形成された係止エレメントと、所定位置に係合用凹凸部が形成された係合エレメントとを備え、前記係止エレメントと前記係合エレメントは前記回転弁軸廻りに所定の角度だけ相対回転可能であり、前記係合エレメントと前記係止エレメントとは、前記係合用凹凸部と前記係止用凹凸部とが噛合する係合位置において前記アクチュエータが前記弁から離脱するのを防止すると共に、前記係合用凹凸部と前記係止用凹凸部との噛合が解除する係合解除位置において前記アクチュエータと前記弁との離脱を可能としている。
係止エレメントと係合エレメントは回転弁軸廻りに所定の角度だけ相対回転可能であり、係合エレメントと係止エレメントとは、係合用凹凸部と係止用凹凸部とが噛合する係合位置においてアクチュエータが弁から離脱するのを防止すると共に、係合用凹凸部と係止用凹凸部との噛合が解除する係合解除位置においてアクチュエータと弁との離脱を可能としているので、回転弁駆動用アクチュエータと弁とを着脱する際、ねじ回し等の工具を必要とせず、容易に着脱動作を行なうことができる。又、アクチュエータのハウジングに作用する軸方向の外力によってアクチュエータが弁から不用意に外れることがなく、安全性に優れる。更に、結合用ナットを何回転も回転操作することなくアクチュエータと弁とを着脱できるため、着脱の作業性に優れる。
好ましくは、請求の範囲第5項に記載の通り、弁装置の着脱手段は、係合エレメントを回転弁軸廻りに所定の角度だけ回動自在に保持する保持部を有し、保持部はアクチュエータに固定されるようになっており、かつ係止エレメントは弁に固定されるようになっている。
保持部及びこの保持部によって所定の角度だけ回動自在に保持された係合エレメントがアクチュエータ側に取り付けられるようになっているので、弁側には係止エレメントのみを取り付けるだけで済み、様々な寸法・種類の弁を本発明にかかる弁装置に使用することができる。
発明を実施するための最良の形態
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態に係る回転弁駆動用アクチュエータを備えた弁装置について説明する。
本発明の第1の実施形態に係る回転弁駆動用アクチュエータ(以下、単に「アクチュエータ」とする。)を備えた弁装置1は、第1図に示すように、出力軸側に樹脂製のヨーク(保持部材)21及び樹脂製の係合エレメント(回動部材)22を備えたアクチュエータ20と、操作軸側にアクチュエータ20の係合エレメント22と係合する樹脂製の係止エレメント32を固定したボール弁30とから構成されている。
アクチュエータ20は、第2図に示すように、ケース23a及びカバー23bからなるハウジング23と、ハウジング23の底面に取付けられ、ハウジング23をボール弁30に連結するヨーク21と、ヨーク内に所定の範囲で回動可能に収容された係合エレメント22と、アクチュエータ20の出力軸とボール弁30の操作軸とを同軸に連結してトルクを伝達するジョイント24を備えている。
係合エレメント22は、第3図に示すように、有底円筒体を上下に反転した形状の本体部22aを有している。そして、本体部22aの外周面所定位置からは係合エレメント回動用の操作ノブ22bが外方に延在している。又、底部中央(図中では上部中央)にはボール弁30のステム33を挿通する挿通孔22cが穿設されている。そして、係合エレメント22の開口部の端面及び内周面に亘って係合凸部22dが等間隔で選択的に配置されている。
これによって、係合エレメント22の開口部の端面及び内周面に亘って実質上係合用凹凸部が選択的に形成されていることになる。
尚、隣接する係合凸部22dの間隔は後述する係止エレメント32の係止凸部32d(第5図)の周方向幅より僅かに大きく形成されている。そして、かかる係合凸部22dは、後に詳細に説明する通り、係止エレメントの係止凸部32dと協働してアクチュエータ20とボール弁30との係合状態を保つ役目を果たす。又、隣接する係合凸部22dで挟まれた内周壁部22eは、係止エレメント32の係止凸部32dと協働してアクチュエータ20とボール弁30とを係合解除状態にする役目を果たす。
係合エレメント22の開口部端面の外周部には、隣接する係合凸部22d同士で挟まれる位置に切欠き22fが周方向に等間隔で形成されている。各切欠き22fの周方向一側端部からは押し付け手段としての押動アーム22gが各切欠きの他側端部に向かって周方向に延在している。尚、各押動アーム22gの自由端には突起22hが開口部端面から軸線方向に突出するように形成されている。かかる押動アーム22gの突起22hは、後述するヨーク21のテーパ部21e及び段部21f(第4図)に沿って摺動し、係合エレメント22自体を軸線方向に移動させる役目を果たす。
ヨーク21は、第4図に示すように、係合エレメント収容用の大径の穴部21aを有している。この穴部21aの内径は係合エレメント22の外径よりもやや大きく、この穴部21aの深さは係合エレメント22の軸方向の長さよりもやや大きく形成されている。そして、穴部21aの下端には、係合エレメント22をヨーク内で回動可能に支持するフランジ部21bが全周に亘って内方に張り出している。このフランジ部21bによって形成される底部開口部21cの内径は、後述する係止エレメント32の外径より若干大きくなっている。
又、穴部21aの側壁には、係合エレメント22の操作ノブ22bをヨーク21から突出させる窓部21dが形成されている。尚、窓部21dは穴部の周方向に所定の幅を有しており、操作ノブ22bをこの範囲内で操作することで、穴部21aに収容した係合エレメント22をヨーク21内で所定角度(例えば、40°)だけ回動することができる。即ち、ヨーク21は係合エレメント22を所定の角度内で回転可能に保持する保持部としての役目を果たしている。
フランジ部21bの上面には傾斜部(テーパ部)21e及びこれに連なる段部21fが周方向に等間隔で選択的に配置されている。この傾斜部21e及び段部21fは、押動アーム22gの突起22hと協働して係合エレメント22の回動に応じて係合エレメント22をヨーク21の上部開口部21gに向かって軸線方向に変位させる。かかる段部21fは、アクチュエータ20をボール弁30に仮装着した状態で係合エレメント22を回動させたとき、押動アーム22gの突起22hが段部に乗り上げて係合エレメント22の係合凸部22dの上端面(第3図参照)と係止エレメント32の係止凸部32dの下端面(第5図参照)とが軸線方向に強く当接し合う程度の高さを有している。
ヨーク上端面の両端には、第4図に示すように、ケース23aとヨーク21を固定するための取付け部21hが形成され、図示しないボルトを介してヨーク21をケース23aに締結するようになっている。又、ヨーク上端面の取付け部近傍には側壁部21jが立設している。そして、一方の側壁部21jの一側には後述するクラッチ機構を収容する収容凹部21kが形成されている。
又、ヨーク21の底部には、ボール弁30のフランジ上面に形成された位置決め孔34bに嵌合してアクチュエータ20をボール弁30に仮装着する4つの位置決め突起21mが周方向に等間隔で突設されている(第1図参照)。この突起21mは、アクチュエータの出力軸からボール弁の操作軸33にトルクが伝達されるときの反作用によってアクチュエータ20とボール弁30とが軸を中心に回転するのを防止する機能を有する。
ハウジング23には、ここでは図示しないが、外部から電力の供給を受けて動作するモータ及びモータの駆動力を伝達する歯車列からなる減速機構、モータの回転を制御するスイッチや電気部品等が収容されており、モータの回転を減速しながら大きなトルクを出力軸(図示せず)に伝達するようになっている。
ヨーク21の収容凹部21kには、第2図に示すように、操作シャフト51及びコイルばね52が収容されている。操作シャフト51は、コイルばね52の付勢力によって一端が収容凹部21kの底部に穿設された孔から図中下方に突出している(第1図参照)。そして、この端部を指で押し込むと、操作シャフト51の他端がハウジング内の特定の減速歯車(図示せず)を軸線方向に偏移させてモータから出力軸への動力伝達を解除するクラッチとして機能する。即ち、モータの保持トルクが小さくても減速歯車列によって出力軸には大きな保持トルクが作用するので、出力軸を保持トルクから解放して回転自在とし、弁開閉の手動操作を容易にする。
ジョイント24には、アクチュエータ20の出力軸端部の両面取り部及びボール弁30の操作軸端部の両面取り部と嵌合する連結孔24a(第2図において一方のみ図示)が形成されると共に、ジョイント外周から弁開度の指針を兼ねた2つの手動操作ハンドル24bが外方に延在している。
尚、この手動操作ハンドル24bは、上述の操作シャフト51を押し込んで減速歯車列の噛合を解除したとき、操作者が手でつかんで回すことにより弁開度を手動で容易に調整するためのものである。
アクチュエータ20が取り付けられるボール弁30は、第1図に示すように、流体流入口31a及び流体流出口31bを備え、内部に流体の流れを調節するボール状の弁体(図示せず)を備えた弁本体31と、弁体を回動させる操作軸33と、操作軸33をその端部を除いて収容し、アクチュエータ取付け用フランジ34aが端部に形成された円筒状の支持ステー34と、操作軸33の周囲のフランジ34aに固定された係止エレメント32とを備えている。
尚、フランジ上面には、ヨーク底部の位置決め突起21mと係合する位置決め孔34bが四隅に穿設されている。
係止エレメント32はアクチュエータ20をボール弁30に容易に着脱するためのもので、第5図に示すように、略円筒形状を有し、外周面の一側(図中、上側)にアクチュエータ20の係合エレメント22の係合凸部22dと係合する係止凸部32dが周方向に等間隔で選択的に配置されている。これによって、係止エレメント32の周方向には、実質上係止用凹凸部が選択的に形成されていることになる。
尚、係止エレメント外周部の隣接する係止凸部32d間はリリース領域32eとして形成され、係合エレメント22の係合凸部22dと協働して係合解除状態を維持する。又、係止凸部32dと軸線方向に隣接する係止エレメントの外周部はロック領域32fであり、係合エレメント22の係合凸部22dと協働して係合状態を維持する。
係止エレメント32のリリース領域32e及びこれと同一周面上に形成されたロック領域32fとの外径寸法は、係合エレメント22の各係合凸部22dで形成される内径寸法よりも若干大きくなっている。これによって、係合エレメント22が解除位置にある場合、係合エレメント22を係止エレメント32の軸線方向に抵抗なく移動させることができる。
尚、各係止凸部32dの周方向の長さは、上述した通り、係合エレメント22の隣接する係合凸部22d間の周方向の間隔より若干小さくなっている。又、各係止凸部32dの下面の軸線方向の高さは、フランジ上面の位置決め孔34bにヨーク底部の位置決め突起21mを夫々嵌合してアクチュエータ20をボール弁30に装着し、係合エレメント22を係合位置まで回動して押動アーム22gの突起22hをヨーク21の段部21fに乗り上げさせた時、係合エレメント22の係合凸部22dの上端面(第3図参照)と係止エレメント32の係止凸部32dの下端面(第5図参照)とが強く当接し合う程度の寸法を有している。
係止エレメント32の各係止凸部32dの周方向一側面に形成されたテーパ部32gは、アクチュエータ20をボール弁10に仮装着して係合エレメント22を回動した際、係合エレメント22の各係合凸部22dが係止エレメント32のロック領域32fに干渉するのを防止する役目を果たす。
係止エレメント32の一側端面(第5図中、下端面)に形成された複数の突起32h(第5図では、代表的に一つのみ図示)は、係止エレメント32をボール弁30に固定する位置決め固定用突起であり、各突起32hがボール弁30のフランジ34aの位置決め孔34bに夫々係合するようになっている。係止エレメント32は、固定用のネジ(符号なし)によってフランジ34aに固定される。
尚、以上説明した係合エレメント32、係止エレメント22、ヨーク21とで着脱手段を構成している。
次に、以上の構成を備えたアクチュエータ20をボール弁30に取り付ける手順について説明する。
まず最初に、第1図に示すように、アクチュエータ20とボール弁30とを対向配置させると共に、アクチュエータ20の係合エレメント22を一方に、即ち係合解除側(図中、手前側)に回動させる。この状態でアクチュエータ20をボール弁30に近づけてヨーク21の位置決め突起21mを夫々フランジ34aの位置決め孔34bに挿入する。この際、アクチュエータ20の係合エレメント22は係合解除側に位置しているので、係合エレメント22の係合凸部22dは係止エレメント32の隣接する係止凸部32d間、即ちリリース領域32eを通過しながら軸線方向に移動する。これと同時に、係止エレメント32の係止凸部32dは係合エレメント22の隣接する係合凸部22d間を通過する。即ち、係合凸部22dと係止凸部32d同士が軸線方向に入れ違いに相対移動する。
そして、ヨーク21の位置決め突起21mがフランジ34aの位置決め孔34bに完全に嵌合する(アクチュエータ20とボール弁30とが水平方向に固定状態になる)と、係合エレメント22の係合凸部22dは係止エレメント32の係止凸部32dに対して軸線方向において弁側に位置するようになる(第6A図参照)。
次いで、アクチュエータ20の係合エレメント22を係合位置に向かって(第1図中、矢印X方向)回動させ始めると、係合エレメント22の係合凸部22dが係止エレメント32のロック領域32fに入り込んでいく。この際、係合エレメント22の係合凸部22dは、係止エレメント32にはテーパ部32gが形成されているので、この係合凸部22dが係止エレメント32の係止凸部32dに周方向において干渉することはない(第6B図参照)。
更に、アクチュエータ20の係合エレメント22を第7図及び第8図に示す位置まで回動させると、係合エレメント22の係合凸部22dが係止エレメント32のロック領域32fに完全に入り込む。この係合凸部22dがロック領域32fに入り込む動作と共に、係合エレメント22の押動アーム端部に形成された突起22hがヨーク21のテーパ部21eに沿って摺動し、その後、突起22hがヨーク底面に形成された段部21fに乗り上げる。押動アーム22gがこのように移動することで、係合エレメント22は段部21fの高さ分だけアクチュエータ側に引き寄せられる。これによって、係合エレメント22の係合凸部22dは係止エレメント32の係止凸部32dにしっかりと当接してその接触面に軸方向の応力を発生させる。この応力により、係合凸部22dと係止凸部32dとの接触面に摩擦力が発生して係合エレメント22が固定される。(第6C図及び第7図参照)このような係合操作には、大きなトルクが必要なので、操作ノブ22bを突設して手動で大きなトルクを発生できるようにした。
このように、アクチュエータ20の係合エレメント22を係合位置(第7図及び第8図に示す位置)まで回動することで、係合エレメント22の係合凸部22dが係止エレメント32のロック領域32fに完全に入り込むと共に、係止エレメント32の係止凸部32dに強く当接するようになる。従って、第7図に一部を示すように、アクチュエータ20とボール弁30とが完全に係合し合うようになり、アクチュエータ20に外力が不用意にかかっても、アクチュエータ20がボール弁30から外れるのを防ぐ。
このように、簡単な操作でアクチュエータ20をボール弁30に装着した後、アクチュエータ20を作動させてボール弁30の開閉若しくは開度調整を行なう。
続いて、アクチュエータ20をボール弁30から取り外すときは、係合エレメント22の操作ノブ22bを解除位置(第1図に示す位置)まで回動する。これによって、係合エレメント22の係合凸部22dが係止エレメント32のロック領域32fからリリース領域32e側に周方向に移動する。これと同時に、係合エレメント22の押動アーム端部の突起22hがヨーク21の段部21f、テーパ部21eを通過し、これに伴って係合エレメント22が係止エレメント32から軸線方向に若干離間する。これによって、係合凸部22dと係止凸部32dとが周方向に入れ違った位置(解除位置)に達し、係合エレメント22の係合凸部22dと係止エレメント32の係止凸部32dとの当接係合が解除される。
この状態でアクチュエータ20をボール弁30から引き離すと、係合エレメント22の係合凸部22dが係止エレメント32の隣接する係止凸部32d間、即ち、リリース領域32eを通過して係合エレメント22と係止エレメント32とを離間させる。これと同時にアクチュエータ20の出力軸(図示せず)とボール弁30の操作軸33との連結も解除され、アクチュエータ20をボール弁30から完全に離脱させることができる。この実施例においては、係合エレメント22の解除位置と結合位置との間の回転角度は40°に設計されている。
このように、本発明による回転弁駆動用アクチュエータ20及びこれを備えた弁装置1は、アクチュエータ20とボール弁30との着脱を容易に行なうことができる。その為、設置場所に関して制約を受けることが少なくなる。又、一旦、係合エレメント22を係合状態に位置させてアクチュエータ20をボール弁30に係合させれば、アクチュエータ20に不必要な外力がかかってもこれがボール弁30から不用意に外れることはない。
尚、ヨーク21の穴内壁と係合エレメント22の外周面との所定位置にラッチ係合のためのスナップ用凸部を形成し、かかるラッチ係合によって係合エレメント22の操作ノブ22bが解除位置と係止位置とで夫々留まるようにしても良い。
又、係合エレメント22を係合位置で保持できる上述のようなスナップ用凸部が形成されていれば、ヨーク21のフランジ部21bにテーパ部のみを形成し、段部の形成を省略しても良い。
又、本実施形態では、係合エレメント22の係合凸部22dと係止エレメント32の係止凸部32dとは4ヶ所づつ形成されているが、これら係合凸部22dと係止凸部32dとは少なくとも一ヶ所づつ形成されていれば良い。
又、係合位置において係合エレメント22の係合凸部22dと係止エレメント32の係止凸部32dとが夫々係合し、解除位置で係合凸部22dと係止凸部32dとの係合が夫々解除される構造を有すれば良く、係合エレメント22の押動アーム22gやヨーク21のテーパ部21e及び段部21fは必ずしも必要としない。
しかし、これらを備えることで係合位置において係合エレメント22と係止エレメント32をよりしっかりと係合させることができる。又、係合エレメント22と係止エレメント32との製作上の寸法精度を厳密に要求されずに済む。
又、ヨーク21、係合エレメント22、係止エレメント32の材質について断熱性が要求されなければ、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PC(ポリカーボネート)等の樹脂の代りに亜鉛めっき鋼板、アルミニウム等の金属を用いても良い。
尚、上述の実施形態ではバルブ用アクチュエータ20を三方ボール弁30に装着する場合について説明したが、バルブの用途や種類に限定されることはなく、バタフライ弁などの回転弁やダンパ装置に装着する場合も含まれることは言うまでもない。
続いて、本発明の第2の実施形態に係る弁装置について説明する。
尚、上述の実施形態と同等の構成については、対応する符号を付して詳細な説明を省略する。
本発明の第2の実施形態に係るアクチュエータを備えた弁装置2は、第9図に示すように、出力軸側に樹脂製のヨーク(保持部)121及び樹脂製の係合エレメント122を備えたアクチュエータ120と、操作軸側に係合エレメント122と係合する樹脂製の係止エレメント132を固定したボール弁130とから構成されている。
アクチュエータ120の下面略中央部からは、回転弁駆動用の出力軸120sが突出しており、弁130の端部から突出した操作軸133とジョイント124を介して連結されるようになっている。又、アクチュエータ120の下面からはロックノブ151を介してリリースクラッチ操作シャフト152が突出しており、当該操作シャフト152を押している間はアクチュエータ120の出力軸を自由に回転させることが可能になっている。尚、ロックノブ151はリリースクラッチ操作シャフト152をロック/解除するためのものである。
アクチュエータ120の下面には更に、操作シャフト120sを挟む位置にヨーク取付用のネジ穴120aが穿設されている。
係合エレメント122は、第1の実施形態と異なり、圧縮コイルばね153でヨーク底部に押し付けられた状態でヨーク121内に収容されるようになっている。係合エレメント122は、リング状の本体122aと、この本体の外周部から直径方向に突出した解除ノブ122bと、周方向に約90°隔てた位置に形成された半円状の回動阻止部122cと、係合エレメント122の片側(図中、下側)内周縁に沿って等間隔で選択的に形成された係合用凸部122dとを有している。これによって、係合エレメント122の内周縁には実質上係合用凹凸部が選択的に形成されていることになる。
ヨーク121は、カップ形状を有し、その底部には所定形状の孔121aが形成されている。ヨーク121の内周壁には、断面半円形状の凸部121bが互いに対向して形成され、凸部121bと周方向90°隔てた部分には切り欠き121cが形成されている。
孔121aは周囲方向に沿って2つの出っ張り部121dと2つの引っ込み部121eを等間隔で交互に備えている。尚、引っ込み部121eは、係合エレメント122をヨーク121に収容したとき、係合エレメント122の凸部122dのみが嵌合し、凸部122dの周囲面がヨーク121の底面に当接するような形状及び寸法で形成されている。
ヨーク121の切り欠き121cは係合エレメント122の解除ノブ122bと係合し、ヨーク121の凸部121bは係合エレメント122の切り欠き部122cと係合するようになっている。これによって、係合エレメント122は、ヨーク内で回動することなく、アクチュエータ120の出力軸線方向にのみ移動するようになっている。
又、ヨーク121の凸部121bには取り付け孔が貫通形成され、ネジ121gによってヨーク121をアクチュエータ120にしっかりと取り付けるようになっている。
一方、弁130の操作軸端部133には係止エレメント132が固定されている。係止エレメント132はリング形状を有し、その周囲には4つの凸部132aが等間隔で形成されている。これによって、係止エレメント132の周囲には、実質上係止用凹凸部が選択的に形成されていることになる。
尚、係止エレメント132の凸部132aは、ヨーク121の孔121aの引っ込み部121eに対応するように形成されている。即ち、係止エレメント132の凸部132aの外径は、ヨーク121の孔121aの引っ込み部121eの内径よりも若干小さくなると共に、凸部132aの周方向の長さは、孔121aの引っ込み部121eの周方向の長さよりも若干小さくなるように形成されている。又、係止エレメント132の凸部132aにおける外径は、ヨーク121の出っ張り部121dの内径よりも若干小さくなるように形成されている。
これによって、係止エレメント132がヨーク121の孔121aを通過してヨーク内部に入り込むと共に、係止エレメント132をヨーク内部に侵入させた状態で弁130を所定の角度(例えば、45°)だけ回転させると、係止エレメント132の凸部132aがヨーク121の孔の出っ張り部121dに重なるようになっている。
更に、係止エレメント132の凸部132aの周方向の長さは、係合エレメント122の隣接する凸部122d間の周方向の間隔よりも若干小さく形成されており、係止エレメント132をヨーク内部で回動させると、係止エレメント132の凸部132aが係合エレメント122の凸部122b間の間隙(実質的に凹部を形成した部分)に入り込むようになっている。
尚、上述した係合エレメント122、係止エレメント132、及びヨーク121とで着脱手段を形成している。
続いて、第10図乃至第12図に基づいてアクチュエータ120と弁130との装着手順について説明する。
尚、第11A図、第12A図は、ジョイント124を省略した状態で示している。又、第10B図、第11B図、第12B図は、装着過程を分かりやすく説明するために、便宜上、装着部分を部分的に周方向に展開して示している。
装着前においては、第10A図及び第10B図に示すように、係合エレメント122がコイルばね153の付勢力によってヨーク121の底部に押し付けられ、係合エレメント122の凸部122dがヨーク121の孔121aの引っ込み部121eに入り込んでいる(第10A図参照)。
この状態で、弁130をアクチュエータ120に近づけ、係止エレメント132の凸部132aを係合エレメント122の凸部122dと一致するように位置決めする(第10B図参照)。
次に、この状態で弁130をアクチュエータ側に押し付けて、係止エレメント132の凸部132aをヨーク内に侵入させる。これによって、係合エレメント122の凸部122dと係止エレメント132の凸部132a同士が当接したまま、係合エレメント122がコイルばね153の付勢力に抗して軸線方向(図11B中、X方向)に移動する。
次いで、この状態で、弁130を所定の角度(例えば、45°)だけ一方向(図11B中、Y方向)に回転させる。尚、弁130の回転に際して弁130の操作軸133も同時に回転するので、リリースクラッチ操作シャフト152を解除状態にしておき、弁130と一緒にアクチュエータ120が回転しないようにする。
これによって、係止エレメント132は係合エレメント122に対して相対的に回転し、遂には係止エレメント132の凸部132aが係合エレメント122の凸部122d間の間隙(凹部)に入り込む。これと同時に、係合エレメント122は、コイルばね153の付勢力によってアクチュエータ120から離間するように軸線方向(第11B図のZ方向)に移動し、第12A,B図に示す状態になる。
即ち、係止エレメント132の凸部132a及び(実質的に凹部を形成した)凸部間の隙間部と、係合エレメント122の(実質的に凹部を形成した)凸部122d間の隙間部及び凸部122dとが夫々噛合し合うようになる。
係合エレメント122は、上述の通りヨーク121によって軸線廻りの回動動作が規制されているので、係止エレメント132の回動も規制され、結果的に弁130がアクチュエータ120にしっかりと装着される。
このように、装着状態においては、係合エレメント122、係止エレメント132、及びヨーク121がしっかりと係合するので、アクチュエータ120の出力軸120sからジョイント124を介して弁130の操作軸133にトルクが伝達されるときに、その反作用でアクチュエータ120と弁130とが互いに回転してしまうことを防ぐ。
尚、アクチュエータ120と弁130との装着を解除するときは、作業者が解除ノブ122bをアクチュエータ方向に押し付けて係合エレメント122と係止エレメント132との噛合を解除する。そして、この状態でリリースクラッチ操作シャフト152を解除状態にし、再び弁130を装着前の方向に所定の角度(約45°)だけ回転させる。
これによって、係止エレメント132は、第11A,B図に示す状態に位置するようになり、係止エレメント132をヨーク121内から出してアクチュエータ120から弁130を引き離す。
尚、上述の実施形態では、係止エレメントの保持部であるヨークをアクチュエータ側に設けた構成を説明したが、必ずしもこれに限定されずヨークを弁側に設け、係止エレメントがこのヨーク内で所定の角度で回動可能にすると共に、係合エレメントをアクチュエータに固定するようにしても良い。
又、上述の実施形態においては、アクチュエータの動力として電動モータを例示したが、これに限定されることなく外部から供給される圧搾空気によって動力を発生する空気式のモータやエアシリンダを用いることも本件発明の適用範囲である。
即ち、本発明は、請求の範囲に記載した事項以外については実施例によって何ら限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施形態に係る弁装置を、アクチュエータについて斜め下方から、弁について斜め上方から見た斜視図、
第2図は、第1図のアクチュエータを一部分解して示した斜視図、
第3図は、第2図の係合エレメントを斜め下方から見た斜視図、
第4図は、第2図のヨークを斜め上方から見た斜視図、
第5図は、第1図の弁に固定された係止エレメントを単体で斜め下方から見た斜視図、
第6A図乃至第6C図は、アクチュエータと弁との係合状態と解除状態とを説明する図、
第7図は、弁とアクチュエータとの係合状態を一部破断して部分的に示す斜視図、
第8図は、アクチュエータを弁に取り付けた状態を示す斜視図、
第9図は、本発明の第2の実施形態に係る弁装置を、アクチュエータについて斜め下方から、弁について斜め上方から見た斜視図、
第10A図は、本発明の第2の実施形態に係るアクチュエータを、弁に装着する前の状態を部分的に示す斜視図、
第10B図は、第10A図を概略的に説明するために展開状態で示した断面図、
第11A図は、本発明の第2の実施形態に係るアクチュエータと弁との装着中の状態を部分的に示す斜視図、
第11B図は、第11A図を概略的に説明するために展開状態で示した断面図、
第12A図は、本発明の第2の実施形態に係るアクチュエータと弁との装着後の状態を部分的に示す斜視図、及び
第12B図は、第12A図を概略的に説明するために展開状態で示した断面図である。
第12B図は、第12A図を概略的に説明するために展開状態で示した断面図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態に係る回転弁駆動用アクチュエータを備えた弁装置について説明する。
本発明の第1の実施形態に係る回転弁駆動用アクチュエータ(以下、単に「アクチュエータ」とする。)を備えた弁装置1は、第1図に示すように、出力軸側に樹脂製のヨーク(保持部材)21及び樹脂製の係合エレメント(回動部材)22を備えたアクチュエータ20と、操作軸側にアクチュエータ20の係合エレメント22と係合する樹脂製の係止エレメント32を固定したボール弁30とから構成されている。
アクチュエータ20は、第2図に示すように、ケース23a及びカバー23bからなるハウジング23と、ハウジング23の底面に取付けられ、ハウジング23をボール弁30に連結するヨーク21と、ヨーク内に所定の範囲で回動可能に収容された係合エレメント22と、アクチュエータ20の出力軸とボール弁30の操作軸とを同軸に連結してトルクを伝達するジョイント24を備えている。
係合エレメント22は、第3図に示すように、有底円筒体を上下に反転した形状の本体部22aを有している。そして、本体部22aの外周面所定位置からは係合エレメント回動用の操作ノブ22bが外方に延在している。又、底部中央(図中では上部中央)にはボール弁30の操作軸33を挿通する挿通孔22cが穿設されている。そして、係合エレメント22の開口部の端面及び内周面に亘って係合凸部22dが等間隔で選択的に配置されている。
これによって、係合エレメント22の開口部の端面及び内周面に亘って実質上係合用凹凸部が選択的に形成されていることになる。
尚、隣接する係合凸部22dの間隔は後述する係止エレメント32の係止凸
し、段部の形成を省略しても良い。
又、本実施形態では、係合エレメント22の係合凸部22dと係止エレメント32の係止凸部32dとは4ヶ所づつ形成されているが、これら係合凸部22dと係止凸部32dとは少なくとも一ヶ所づつ形成されていれば良い。
又、係合位置において係合エレメント22の係合凸部22dと係止エレメント32の係止凸部32dとが夫々係合し、解除位置で係合凸部22dと係止凸部32dとの係合が夫々解除される構造を有すれば良く、係合エレメント22の押動アーム22gやヨーク21のテーパ部21e及び段部21fは必ずしも必要としない。
しかし、これらを備えることで係合位置において係合エレメント22と係止エレメント32をよりしっかりと係合させることができる。又、係合エレメント22と係止エレメント32との製作上の寸法精度を厳密に要求されずに済む。
又、ヨーク21、係合エレメント22、係止エレメント32の材質について断熱性が要求されなければ、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PC(ポリカーボネート)等の樹脂の代りに亜鉛めっき鋼板、アルミニウム等の金属を用いても良い。
尚、上述の実施形態ではバルブ用アクチュエータ20をボール弁30に装着する場合について説明したが、バルブの用途や種類に限定されることはなく、バタフライ弁などの回転弁やダンパ装置に装着する場合も含まれることは言うまでもない。
続いて、本発明の第2の実施形態に係る弁装置について説明する。
尚、上述の実施形態と同等の構成については、対応する符号を付して詳細な説明を省略する。
本発明の第2の実施形態に係るアクチュエータを備えた弁装置2は、第9図に示すように、出力軸側に樹脂製のヨーク(保持部)121及び樹脂製の係合エレメント122を備えたアクチュエータ120と、操作軸側に係合エレメント122と係合する樹脂製の係止エレメント132を固定したボール弁130
ヨーク121の切り欠き121cは係合エレメント122の解除ノブ122bと係合し、ヨーク121の凸部121bは係合エレメント122の切り欠き部122cと係合するようになっている。これによって、係合エレメント122は、ヨーク内で回動することなく、アクチュエータ120の出力軸線方向にのみ移動するようになっている。
又、ヨーク121の凸部121bには取り付け孔121fが貫通形成され、ネジ121gによってヨーク121をアクチュエータ120にしっかりと取り付けるようになっている。
一方、弁130の操作軸端部133には係止エレメント132が固定されている。係止エレメント132はリング形状を有し、その周囲には4つの凸部132aが等間隔で形成されている。これによって、係止エレメント132の周囲には、実質上係止用凹凸部が選択的に形成されていることになる。
尚、係止エレメント132の凸部132aは、ヨーク121の孔121aの引っ込み部121eに対応するように形成されている。即ち、係止エレメント132の凸部132aの外径は、ヨーク121の孔121aの引っ込み部121eの内径よりも若干小さくなると共に、凸部132aの周方向の長さは、孔121aの引っ込み部121eの周方向の長さよりも若干小さくなるように形成されている。又、係止エレメント132の凸部132aにおける外径は、ヨーク121の出っ張り部121dの内径よりも若干小さくなるように形成されている。
これによって、係止エレメント132がヨーク121の孔121aを通過してヨーク内部に入り込むと共に、係止エレメント132をヨーク内部に侵入させた状態で弁130を所定の角度(例えば、45°)だけ回転させると、係止エレメント132の凸部132aがヨーク121の孔の出っ張り部121dに重なるようになっている。
更に、係止エレメント132の凸部132aの周方向の長さは、係合エレメント122の隣接する凸部122d間の周方向の間隔よりも若干小さく形成さ
Claims (8)
- 弁体の回転位置に応じてその開度が決められて流体の流量を制御する弁と、前記弁の開度を変化させる回転弁軸に回転力を与えるアクチュエータと、
前記弁と前記アクチュエータとを着脱可能に装着する着脱手段とを備えた弁装置であって、
前記着脱手段は、所定位置に係止用凹凸部が形成された係止エレメントと、
所定位置に係合用凹凸部が形成された係合エレメントとを備え、
前記係止エレメントと前記係合エレメントは前記回転弁軸廻りに所定の角度だけ相対回転可能であり、
前記係合エレメントと前記係止エレメントとは、前記係合用凹凸部と前記係止用凹凸部とが噛合する係合位置において前記アクチュエータが前記弁から離脱するのを防止すると共に、前記係合用凹凸部と前記係止用凹凸部との噛合が解除する係合解除位置において前記アクチュエータと前記弁との離脱を可能とする弁装置。 - 弁体の回転位置に応じてその開度が決められて流体の流量を制御する弁と前記弁の開度を変化させる回転弁軸に回転力を与えるアクチュエータとを着脱可能に装着するための着脱手段であって、
前記着脱手段は、所定位置に係止用凹凸部が形成された係止エレメントと、
所定位置に係合用凹凸部が形成された係合エレメントとを備え、
前記係止エレメントと前記係合エレメントは前記回転弁軸廻りに所定の角度だけ相対回転可能であり、
前記係合エレメントと前記係止エレメントとは、前記係合用凹凸部と前記係止用凹凸部とが噛合する係合位置において前記アクチュエータが前記弁から離脱するのを防止すると共に、前記係合用凹凸部と前記係止用凹凸部との噛合が解除する係合解除位置において前記アクチュエータと前記弁との離脱を可能とする着脱手段。 - 弁の開度を変化させる回転弁軸に回転力を与えるアクチュエータであって、弁体の回転位置に応じてその開度が決められて流体の流量を制御する弁と着脱可能なアクチュエータにおいて、
前記アクチュエータは、所定位置に係合用凹凸部が形成された係合エレメントを備え、
前記係合エレメントは、前記弁に取り付けられ且つ所定位置に係止用凹凸部が形成された係止エレメントと前記回転弁軸廻りに所定の角度だけ相対回転可能であり、
前記係合エレメントは、その係合用凹凸部と前記係止エレメントの係止用凹凸部とが噛合する係合位置において前記アクチュエータが前記弁から離脱するのを防止すると共に、前記係合用凹凸部と前記係止用凹凸部との噛合が解除する係合解除位置において前記アクチュエータが前記弁から離脱可能とするアクチュエータ。 - 弁体の回転位置に応じてその開度が決められて流体の流量を制御する弁であって、前記弁の開度を変化させる回転弁軸に回転力を与えるアクチュエータと着脱可能な弁において、
前記弁は、所定位置に係止用凹凸部が形成された係止エレメントを備え、
前記係止エレメントは、前記アクチュエータに取り付けられ且つ所定位置に係合用凹凸部が形成された係合エレメントと前記回転弁軸廻りに所定の角度だけ相対回転可能であり、
前記係止エレメントは、その係止用凹凸部と前記係合エレメントの係合用凹凸部とが噛合する係合位置において前記弁が前記アクチュエータから離脱するのを防止すると共に、前記係止用凹凸部と前記係合用凹凸部との噛合が解除する係合解除位置において前記弁が前記アクチュエータから離脱可能とする弁。 - 前記着脱手段は、前記係合エレメントを前記回転弁軸廻りに所定の角度だけ回動自在に保持する保持部を有し、
前記保持部は前記アクチュエータに固定されるようになっており、かつ前記係止エレメントは前記弁に固定されるようになっている、請求の範囲第1項に記載の弁装置。 - 前記着脱手段は、前記係合エレメントを前記回転弁軸廻りに所定の角度だけ回動自在に保持する保持部を有し、
前記保持部は前記アクチュエータに固定されるようになっており、且つ前記係止エレメントは前記弁に固定されるようになっている、請求の範囲第2項に記載の着脱手段。 - 前記係合エレメントは、前記アクチュエータに固定された保持部によって、前記回転弁軸廻りに所定の角度だけ回動自在になっており、前記弁に固定された前記係止エレメントと係合又は係合解除が可能である、請求の範囲第3項に記載のアクチュエータ。
- 前記係止エレメントは前記弁に固定されており、前記アクチュエータに固定された保持部によって前記回転弁軸廻りに所定の角度だけ回動自在になっている前記係合エレメントと係合又は係合解除が可能である、請求の範囲第4項に記載の弁。
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