JP3190969B2 - 埋設式ガス栓 - Google Patents

埋設式ガス栓

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JP3190969B2 JP33006997A JP33006997A JP3190969B2 JP 3190969 B2 JP3190969 B2 JP 3190969B2 JP 33006997 A JP33006997 A JP 33006997A JP 33006997 A JP33006997 A JP 33006997A JP 3190969 B2 JP3190969 B2 JP 3190969B2
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慎一 西堀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、埋設式ガス栓、
特に、壁又は床に埋設されたガス栓部に接続されたソケ
ットを解除できる埋設式ガス栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の埋設式ガス栓(9) の使用
状態を示す断面図であり、図10は、図9の埋設式ガス
栓(9) の他の使用状態を示す断面図である。同図に示す
埋設式ガス栓(9) は、壁に埋設された円筒形状のガス栓
部(91)と前記壁の外部からソケット(90)をガス栓部(91)
に着脱自在とする為の開口(92)とを有するガス栓本体(9
a)を具備する構成である。
【0003】そして、ガス栓本体(9a)には、開口(92)を
開閉する為の蓋体(9b)が装着されている。この蓋体(9b)
は、前記開閉するように回動自在に支持され且つ前記開
状態でガス栓本体(9a)の内方側にスライド自在となるよ
うにも支持されている。更に、この埋設式ガス栓(9) に
は、ガス栓本体(9a)により回動自在に支持されるレバー
部材(9d)が設けられている。このレバー部材(9d)は、前
記開状態での蓋体(9b)の押込みによって一方側端部が押
圧される。これによって、レバー部材(9d)が支点部を中
心に回動してガス栓部(91)に装着されたソケット(90)の
先端面を他方側端部が押圧する。この押圧によって、ソ
ケット(90)がガス栓部(91)から取り外される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
技術では、蓋体(9b)を回動させる為の軸部がスライド自
在となるように構成されているから、蓋体(9b)の回動時
に蓋体(9b)がスライドして前記回動が不安定となり易
く、蓋体(9b)のスライド時に蓋体(9b)がふらついて前記
スライドが不安定となり易い。
【0005】従って、この従来のものでは、蓋体開閉と
ソケット解除の各々の操作性能がよくないという問題が
あった。本発明は、蓋体開閉及びソケット解除の各々の
操作性能を向上させた埋設式ガス栓を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題解決手段
は、『壁又は床に埋設されたガス栓部と前記壁又は前記
床の外部からソケットを前記ガス栓部に着脱自在とする
為の開口とを有するガス栓本体と、前記開口を開閉する
ように回動自在に支持される蓋体と、前記開状態にて前
記壁又は前記床の外部から前記内方側に押込み可能とな
るように前記ガス栓本体に対してスライド自在に装着さ
れるスライド部材と、前記開状態での前記スライド部材
の押込みによって、前記スライド部材の前記内方側の端
部に対向する一方側端部が押圧されて支点部を中心に回
動して他方側端部が前記ガス栓部に装着されたソケット
の先端面を押圧するレバー部材と、を具備し、前記スラ
イド部材は、前記閉状態の前記蓋体に隣接するように配
置され、前記閉状態の前記蓋体を開方向に付勢する付勢
手段と、前記蓋体を前記スライド部材に係合させて前記
閉状態に維持し且つ前記閉状態での前記スライド部材の
押込みによって前記係合を解除する係合手段と、を更に
具備する』ことを特徴とする。
【0007】このものでは、蓋体を回動させることによ
って開口が開閉される。そして、蓋体の開状態にてスラ
イド部材を前記内方側に押し込むと、スライド部材の前
記内方側の端部によってレバー部材の一方側端部が押圧
される。この押圧によって、レバー部材が支点部を中心
に回動してレバー部材の他方側端部がガス栓部に装着さ
れたソケットの先端面を押圧する。この押圧によって、
ソケットが解除される。
【0008】
【0009】また、蓋体が閉じられると、係合手段によ
って蓋体とスライド部材とが係合して前記閉状態に維持
される。そして、前記閉状態にてスライド部材が押し込
まれると、係合手段によって蓋体とスライド部材との係
合が解除される。この係合が解除されると、付勢手段に
よって蓋体が開方向に回動されて前記開状態となる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、蓋体
の開状態でのスライド部材の押込みによってレバー部材
が回動してソケットが解除される構成、つまり、蓋体は
回動のみしてスライドせず且つスライド部材はスライド
のみして回動しない構成である。従って、蓋体は回動時
にスライドせず且つスライド部材はスライド時に回動し
ないものとなり、蓋体開閉とソケット解除の各々の操作
性能が向上する。
【0011】また、スライド部材が閉状態の蓋体に隣接
するように配置されているから、これら両者が離れて設
置されるものに比べて、この埋設式ガス栓の全体が小型
化される。そして、前記閉状態でのスライド部材の押圧
操作によって蓋体が自動的に開状態となるから、蓋体を
回動操作して開状態とするものに比べて、前記開状態と
する為の操作が容易となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面に基づいて説明する。図1は、本願発明の実施の形
態に於ける埋設式ガス栓(100) の正面図であり、図2
は、図1のIIーIIに於ける埋設式ガス栓(100) の断
面図である。尚、IIーIIで本体部(1b)及びレバー部
材(4) を断面としていない。
【0013】図3は、図1のIIIーIIIに於ける蓋
体(2) の閉状態での埋設式ガス栓(100) の断面図であ
り、図4は、図1のIIIーIIIに於ける蓋体(2) の
開状態での埋設式ガス栓(100) の断面図であり、図5
は、図1のIIIーIIIに於けるソケット装着状態で
の埋設式ガス栓(100) の断面図である。尚、IIIーI
IIで本体部(1b)及びレバー部材(4) を断面としていな
い。
【0014】図6は、図4のVIーVIに於ける埋設式
ガス栓(100) の一部の断面図である。尚、VIーVIで
本体部(1b)を断面としていない。図7は、埋設式ガス栓
(100) の蓋体(2) の斜視図であり、図8は、埋設式ガス
栓(100) のスライド部材(3) とスカート部(15)との嵌合
状態を示す斜視図である。
【0015】図1〜図3に示すように、埋設式ガス栓(1
00) は、ガス栓本体(1) と、蓋体(2) と、スライド部材
(3) と、レバー部材(4) と、から構成されている。尚、
この埋設式ガス栓(100) は、図2に示すように、壁(8)
に対してその室内側の壁板(81)を貫通するように装着さ
れている。 [埋設式ガス栓(100) の各部の構成について] *ガス栓本体(1) * ガス栓本体(1) は、図1〜図5に示すように、ケース体
(1a)と、本体部(1b)と、化粧板(1c)と、当て板(1d)と、
から構成される。
【0016】ケース体(1a)は、室内側に開放する矩形箱
状に形成され、前記室内側の端縁には全周に亙ってフラ
ンジ部(11)が張り出す構成となっている。このフランジ
部(11)が壁板(81)に対して室内側から添接されている。
又、このケース体(1a)には、図2に示すように、胴部の
一部を切除した切除部(12)が形成されている。本体部(1
b)は、その上流側端部が切除部(12)から露出するように
ケース体(1a)に収容され、その下流側端部には円筒形状
のガス栓部(13)が室内側に向って突出している。このガ
ス栓部(13)にソケット(7) が接続されるとガス栓部(13)
内の栓体(図示せず)が開状態となり且つソケット(7)
が取り外されると前記栓体が閉状態となるように構成さ
れている。
【0017】この本体部(1b)には、ガス栓部(13)に対し
て上流側に連続する基台(17)が備えられ、これら基台(1
7)とガス栓部(13)との境界部には、Ω字状のリング体
(5) が外嵌状態に装着されている。このリング体(5) の
両端部の各々が後述のレバー部材(4) を支持する為の軸
部(51)となる。化粧板(1c)は、フランジ部(11)を含むケ
ース体(1a)の室内側端部全体を被覆する矩形状に形成さ
れている。この化粧板(1c)には、ソケット(7) をガス栓
部(13)に着脱自在とする為の矩形開口(14)が形成されて
いる。この矩形開口(14)は、後述の蓋体(2) により開閉
される第1開口(14a) と、この第1開口(14a) に隣接す
る第2開口(14b) と、からなる。第1開口(14a) が既述
請求項1に記載の「開口」に相当する。
【0018】この化粧板(1c)の裏面には、図2〜図6及
び図8に示すように、矩形開口(14)の周縁部から直立状
態に突出するコ字状断面のスカート部(15)が形成されて
いる。このスカート部(15)は、矩形開口(14)の一対の長
辺に沿って位置する一対の対向壁部(15b) と、この対向
壁部(15b) 相互をつなぐように矩形開口(14)の一方の短
辺に沿って位置する連結壁部(15a) と、連結壁部(15a)
の上記内方側端縁の中程から前記内方側に延びる延長壁
部(15c) と、からなる。尚、このスカート部(15)の断面
に対して開放側にある空間が、蓋体(2) を開閉するとき
の蓋体(2) の移動域となる。
【0019】又、連結壁部(15a) に対して所定間隔をあ
けて平行となる壁部(18)が対向壁部(15b) 相互間に架設
されている。この壁部(18)は、その上端が閉状態の蓋体
(2)の内方側近傍に位置する構成となっている。この壁
部(18)、連結壁部(15a) 及び対向壁部(15b) で囲まれた
空間が上記の第2開口(14a) に対応している。当て板(1
d)は、図2に示すように、壁板(81)を挟んでフランジ部
(11)に対向するように配置され、これらフランジ部(11)
と当て板(1d)のネジ止めによって、この埋設式ガス栓(1
00) が壁板(81)に固定されている。
【0020】*蓋体(2) * 蓋体(2) は、図2〜図7に示すように、矩形開口(14)を
開閉するようにスカート部(15)により回動自在に支持さ
れる構成となっている。具体的には、矩形皿状の蓋本体
(20)と、この蓋本体(20)の長手方向の一端の両側に設け
られた一対の腕部(21)と、を備えている。腕部(21)は、
上記した蓋体(2) の移動域からスカート部(15)の外側空
間に延びている。そして、これら腕部(21)の各々には、
スカート部(15)に向って突出する一対の軸部(23)が形成
され、これら軸部(23)の各々がスカート部(15)に設けた
丸孔部(図示せず)に嵌入されている。これら構成によ
って、蓋体(2) がスカート部(15)に対して回動自在に支
持されている。
【0021】そして、蓋体(2) の開状態にて蓋本体(20)
が矩形開口(14)よりも内方側に延びた姿勢となるように
腕部(21)の大きさや前記丸孔部の位置等が設定されてい
る。又、上記の本体部(1b)(基台(17))には、前記開状
態にて蓋本体(20)が当接して蓋本体(20)を化粧板(1c)に
対して直角姿勢に維持する為のストッパー片(16)が設け
られている。
【0022】更に、前記開状態での蓋体(2) の外方側端
面には、その長手方向に延びる三角形断面の凸条(25)が
形成されている。又、これら腕部(21)の各々と対向壁部
(15b) の各々との間には、閉状態の蓋体(2) を開方向に
付勢する一対のバネ(6a)が掛け渡されている。この為、
腕部(21)の各々には、その外面から突出してバネ(6a)の
一端を掛ける為の係合軸部(24)が設けられ、対向壁部(1
5b) の各々には、その外面から突出してバネ(6a)の他端
を掛ける為の係合軸部(19)が設けられている。これら一
対のバネ(6a)が既述請求項1に記載の「付勢手段」に相
当する。
【0023】*スライド部材(3) * スライド部材(3) は、図1、図3及び図4に示すよう
に、蓋体(2) の開状態にて壁(8) の外部からガス栓本体
(1) の内方側に押込み可能となるようにガス栓本体(1)
に対してスライド自在に装着されている。具体的には、
スライド部材(3) は、前記押込み方向に延びる厚肉の矩
形板状体に形成されている。又、このスライド部材(3)
は、壁部(18)、連結壁部(15a) 及び対向壁部(15b) によ
り形成される孔部と、第2開口(14a) とに挿通されてい
る。
【0024】上記の延長壁部(15c) は、このスライド部
材(3) よりも前記内方側に延びており、スライド部材
(3) の前記内方側の端部と延長壁部(15c) の先端部との
間には、スライド部材(3) を前記内方側に付勢するバネ
(6b)が設けられている。この為、スライド部材(3) の前
記内方側の端部には、バネ(6b)の一端が係合する係合軸
部(35)が設けられ、延長壁部(15c) の先端部には、バネ
(6b)の他端が係合する係合軸部(155) が設けられてい
る。
【0025】更に、延長壁部(15c) の基端部には、バネ
(6b)によるスライド部材(3) の前記内方側への移動によ
ってスライド部材(3) の前記内方側の端部が当接するス
トッパー部(151) が設けられている。このスライド部材
(3) に於ける壁部(18)との対向面には、ガス栓本体(1)
の外方側の端部から突出する三角形断面の凸条(31)が設
けられている。この凸条(31)は、蓋体(2) の閉状態で凸
条(25)に対してその延長方向に亙って係合可能に延びる
構成となっている。そして、バネ(6a)による付勢力より
もバネ(6b)による付勢力の方が大きくなるように、これ
らバネ(6a)(6b)の強さが設定されている。従って、前記
係合によって蓋体(2) が閉状態に維持されるものとな
る。このものでは、凸条(31)(25)が既述請求項1に記載
の「係合手段」に相当する。
【0026】更に、このスライド部材(3) を壁部(18)に
押し付ける為の板バネ(33)が設けられている。この板バ
ネ(33)によって、凸条(31)と凸条(25)とが確実に係合
し、又、スライド部材(3) の押込みによってスライド部
材(3) が僅かながら連結壁部(15a) 側に動いて前記係合
の解除がスムーズとなっている。又、このスライド部材
(3) に於ける壁部(18)よりも上記内方側には、ガス栓部
(13)側からその反対側に貫通する矩形孔部(32)が形成さ
れている。この矩形孔部(32)に後述のレバー部材(4) の
作動片(41)が入り込んでいる。
【0027】*レバー部材(4) * レバー部材(4) は、図4〜図6に示すように、ガス栓部
(13)を挟むように配置され且つガス栓部(13)に装着され
たソケット(7) の先端面に対向する一対のレバー片(43)
と、これらレバー片(43)相互を連結する連結片(42)と、
この連結片(42)からレバー片(43)とは反対側に突出する
作動片(41)と、から構成されている。
【0028】そして、レバー片(43)の各々に於ける連結
片(42)側の端部がリング体(5) の軸部(51)の各々を回動
自在に保持する保持部(40)となっている。従って、レバ
ー部材(4) は、軸部(51)の各々を中心に回動するものと
なっている。尚、これら軸部(51)の各々が既述請求項1
に記載の「支点部」に相当する。 [埋設式ガス栓(100) の使用について]この埋設式ガス
栓(100) にソケット(7) を接続しないときには、図1〜
図3に示すように、蓋体(2) を閉状態としておく。この
とき、凸条(31)と凸条(25)とが係合され且つバネ(6a)(6
b)の強さが上記のバランスに設定されていることから、
蓋体(2) の閉状態が維持される。この閉状態では、ケー
ス体(1a)内のガス栓部(13)等にホコリが付着するような
不都合が防止される。
【0029】この埋設式ガス栓(100) にソケット(7) を
接続するときには、スライド部材(3) を押圧操作する。
これによって、スライド部材(3) の凸条(31)が蓋体(2)
の凸条(25)を越えて相対的に内方側に移動し、凸条(31)
と凸条(25)との係合が解除される。この係合解除によっ
て、蓋体(2) がバネ(6a)の付勢力によって回動し、図4
のような開状態となる。このとき、蓋体(2) の蓋本体(2
0)がストッパー片(16)に当接して蓋本体(20)が化粧板(1
c)に対して直角な姿勢に維持される。又、前記係合解除
によって、スライド部材(3) がバネ(6b)の付勢力によっ
て内方側に移動してストッパー部(151) に当接する。こ
の当接によって、スライド部材(3) の所定以上の内方側
への移動が阻止されている。
【0030】そして、図5に示すように、ソケット(7)
を矩形開口(14)(第1開口(14a) )に挿通させてガス栓
部(13)に接続する。この接続によって、レバー部材(4)
のレバー片(43)の各々がソケット(7) の先端部の環状体
(71)により押圧される。この押圧によってレバー部材
(4) が軸部(51)の各々を中心に回動して、作動片(41)が
スライド部材(3) をバネ(6b)の付勢力に抗して上記外方
側に押圧する。これによって、スライド部材(3) が前記
外方側にスライドして、ストッパー部(151) との当接位
置から所定距離移動したものとなる。
【0031】一方、ソケット(7) を取り外すときには、
スライド部材(3) を上記内方側に押圧操作する。これに
よって、スライド部材(3) が前記内方側にスライドし、
レバー部材(4) の作動片(41)を押圧する。この押圧によ
って、レバー部材(4) の全体が軸部(51)の各々を中心に
回動して、レバー片(43)の各々がソケット(7) の環状体
(71)を前記外方側に押圧する。この押圧によって、環状
体(71)が外方側に移動してソケット(7) がガス栓部(13)
から取り外される。
【0032】このものでは、以上説明したように、蓋体
(2) の開状態でのスライド部材(3)の押込みによってレ
バー部材(4) が回動してソケット(7) が解除される構
成、つまり、蓋体(2) は回動のみしてスライドせず且つ
スライド部材(3) はスライドのみして回動しない構成と
なっている。従って、蓋体(2) は回動時にスライドせず
且つスライド部材(3) はスライド時に回動しないものと
なり、蓋体(2) の開閉とソケット(7) の解除の各々の操
作性能が向上する。
【0033】又、スライド部材(3) が閉状態の蓋体(2)
に隣接するように配置されているから、これら両者が離
れて設置されるものに比べて、この埋設式ガス栓(100)
の全体が小型化される。更に、前記閉状態でのスライド
部材(3) の押圧操作によって蓋体(2) が自動的に開状態
となるから、蓋体(2) を回動操作して開状態とするもの
に比べて、前記開状態とする為の操作が容易となってい
る。 [他の実施の形態] .上記の実施の形態では、蓋体(2) を飾り板(1c)のス
カート部(15)により支持したが、これを、他の部分で支
持してもよい。例えば、本体部(1b)やケース体(1a)で支
持してもよい。
【0034】.上記の実施の形態では、スライド部材
(3) を閉状態の蓋体(2) に隣接するように配置したが、
これら両者が離れて配置される構成でもよい。 .上記の実施の形態では、既述請求項1に記載の「支
点部」を、上記の本体部(1b)に設けたが、これを、他の
部分、例えば、スカート部(15)やケース体(1a)で支持し
てもよい。更に、ガス栓本体(1) 以外に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に於ける埋設式ガス栓(1
00) の正面図
【図2】図1のIIーIIに於ける埋設式ガス栓(100)
の断面図
【図3】図1のIIIーIIIに於ける蓋体(2) の閉状
態での埋設式ガス栓(100) の断面図
【図4】図1のIIIーIIIに於ける蓋体(2) の開状
態での埋設式ガス栓(100) の断面図
【図5】図1のIIIーIIIに於けるソケット装着状
態での埋設式ガス栓(100) の断面図
【図6】図4のVIーVIに於ける埋設式ガス栓(100)
の一部の断面図
【図7】埋設式ガス栓(100) の蓋体(2) の斜視図
【図8】埋設式ガス栓(100) のスライド部材(3) とスカ
ート部(15)との嵌合状態を示す斜視図
【図9】従来の埋設式ガス栓(9) の使用状態を示す断面
【図10】図9の埋設式ガス栓(9) の他の使用状態を示
す断面図
【符号の説明】
(1) ・・・ガス栓本体 (13)・・・ガス栓部 (14)・・・開口 (2) ・・・蓋体 (3) ・・・スライド部材 (4) ・・・レバー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−68286(JP,A) 特開 平9−68285(JP,A) 特開 平8−247305(JP,A) 特開 平9−264445(JP,A) 特開 平8−334183(JP,A) 実開 平3−96475(JP,U) 実開 平3−69768(JP,U) 特許2552545(JP,B2) 実用新案登録2527207(JP,Y2) 実公 昭61−39900(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 5/00 - 5/22 F16K 35/00 - 35/16 F16K 27/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁又は床に埋設されたガス栓部と前記壁
    又は前記床の外部からソケットを前記ガス栓部に着脱自
    在とする為の開口とを有するガス栓本体と、 前記開口を開閉するように回動自在に支持される蓋体
    と、 前記開状態にて前記壁又は前記床の外部から前記内方側
    に押込み可能となるように前記ガス栓本体に対してスラ
    イド自在に装着されるスライド部材と、 前記開状態での前記スライド部材の押込みによって、前
    記スライド部材の前記内方側の端部に対向する一方側端
    部が押圧されて支点部を中心に回動して他方側端部が前
    記ガス栓部に装着されたソケットの先端面を押圧するレ
    バー部材と、 を具備し、 前記スライド部材は、前記閉状態の前記蓋体に隣接する
    ように配置され、 前記閉状態の前記蓋体を開方向に付勢する付勢手段と、 前記蓋体を前記スライド部材に係合させて前記閉状態に
    維持し且つ前記閉状態での前記スライド部材の押込みに
    よって前記係合を解除する係合手段と、 を更に具備する埋設式ガス栓。
JP33006997A 1997-12-01 1997-12-01 埋設式ガス栓 Expired - Fee Related JP3190969B2 (ja)

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