JP3818363B2 - スプリングリターン型操作器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば流体通路を流れる流体の流量を制御する弁等の被操作対象物体の回転軸に回転を付与するスプリングリターン型操作器に関する。
【0002】
【従来の技術】
流体通路を流れる水、蒸気、ガス、空気、油等の流体の流量を制御する弁装置としてスプリングリターン型弁装置がある。図11は、従来のスプリングリターン型弁装置の一例を示し、流体通路(図示せず)に介挿されて当該流体通路を開閉制御する弁70と、弁70に装着されてスプリングのバネ力により一方向に回転力を付与するリターンスプリング部80と、リターンスプリング部80に装着されて電気モータの回転力によりリターンスプリング部80のバネ力に抗して弁70を開弁もしくは閉弁させる電動アクチュエータ90から成る。
【0003】
リターンスプリング部80のハウジング81の下面は、回転軸82周りに形成された凹部83が弁70のハウジング71の弁軸72周りに形成されたインロウ部73に嵌合して弁70に載置装着され、ハウジング81の下端面に形成されたフランジ84がハウジング71の上端面に形成されたフランジ74にボルト100により複数箇所で固定される。弁軸73の先端と回転軸82の一端は、ハウジング81の凹部83内においてジョイント110により連結される。
【0004】
電動アクチュエータ90のハウジング91の底面は、出力軸92周りに形成された凹部93がハウジング81の上端面に回転軸82周りに形成されたインロウ部85に嵌合してリターンスプリング部80に載置装着され、ハウジング91の下端面に形成されたフランジ95がハウジング81の上端面に形成されたフランジ86にボルト101により複数箇所で固定される。回転軸82の他端と出力軸92は、ハウジング91の凹部93内においてジョイント111により連結される。
【0005】
リターンスプリング部80は、ハウジング81と回転軸82との間に設けられたリターンスプリング87のバネ力により回転軸82を回転させて、弁軸72を回転させて弁体75を一方向に回転させる。電動アクチュエータ90は、モータ96の回転を歯車列から成る減速機構97を介して出力軸92に伝達し、リターンスプリング87のバネ力に抗して弁軸72を回転させて所定の開弁位置に開弁させ、流量を制御する。リターンスプリング部80は、モータ96への通電が遮断されて当該モータ96の回転力が消滅すると弁70を一方向に回転する。これにより、弁70が安全側に制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構造のリターンスプリング型弁装置は、弁70の弁軸72とリターンスプリング部80の回転軸82と電動アクチュエータ90の出力軸92との各連結部分が夫々ハウジング81、91の凹部83、93内に収納されているために、外部から弁70の開弁状態を視認することができない。このため、例えば、電動アクチュエータ90が故障(例えば、減速機構97の歯車の折損によりロックする等)して弁70がある開度で停止した場合に電動アクチュエータ90を取り外す際、作業者が不用意にボルト101を取り外すと、リターンスプリング部80のバネ力(復帰力)により電動アクチュエータ90全体が急激に回される虞がある。特に、大型の弁においてはリターンスプリングのバネ力が大きく、作業者が咄嗟に支えきれない場合がある。また、リターンスプリング部80は、故障の原因である電動アクチュエータ90が取り外されると、無負荷状態となり、弁70を急激に閉弁させることで、ウォターハンマが発生して弁70が破損する虞がある。
【0007】
また、リターンスプリング部80は、ハウジング81が弁70のハウジング71に直接装着されているため、弁70が蒸気等の高温の流体通路に接続されている場合には弁70からの熱の影響を受けて高温となっている。このため、故障等によりリターンスプリング部80を取り外す場合、取り外し作業が困難である。また、弁軸72と回転軸82の一端、当該回転軸82の他端と出力軸92とをジョイント110、111により結合する場合、これら各軸の平取り部72aと82a、82bと92aとの向きを揃えておきジョイント110、111に挿入する必要があるが、これらのジョイント110、111がハウジング81、91の凹部83、93内に入り込んでいるために外部から視認することができず、組み付ける際に作業性が悪い。また、各ハウジング71、81、91間のインロー部73、85の周縁部や、凹部83、93の開口部等が傷付いたり変形したり、異物の付着、錆の発生等により組み付け不良の原因となる場合がある。
【0008】
更に、電動アクチュエータ90を取り外した後、弁70からリターンスプリング部80を取り外す際、或いは組み付ける際に、ハウジング81の大きさや高さ等によっては、ドライバ等がハウジング81の上端のフランジ86に干渉して下端のフランジ84のねじ100の脱着作業をすることができず、このため先端がL型に曲がった工具等を使用してハウジング81の側方からの作業となり、作業性が悪い。
【0009】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、弁等の被操作対象物体、スプリングユニット及びアクチュエータの組付性の向上を図ると共に、スプリングユニットの前記被操作対象物体からの熱の影響を少なくするようにしたスプリングリターン型操作器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明に係るスプリングリターン型操作器は、回転操作される操作対象物と、電動モータによって回転される出力軸を有するアクチュエータと、一端が前記出力軸に連結されると共に他端が前記操作対象物体に連結されて該操作対象物体に回転力を伝達する回転軸およびこの回転軸に一方向の回転力を付与するバネを有するスプリングユニットと、前記回転軸の一端に前記出力軸を連結して前記アクチュエータを着脱自在に固定すると共に、このアクチュエータの取り付け前の状態においてだけ前記回転軸の他端に前記操作対象物を連結して前記スプリングユニットを着脱自在に固定し、且つこのスプリングユニットの取り付け前の状態においてだけ前記操作対象物に着脱自在に固定されて前記操作対象物、スプリングユニットおよびアクチュエータを順に連結して支持するヨークとを備えたことを特徴とする。
【0011】
好ましくは前記ヨークは、少なくともその一側面を開放して前記スプリングユニットにおける回転軸の一端と前記アクチュエータの出力軸との連結部、および前記スプリングユニットにおける回転軸の他端と前記操作対象物との連結部を、それぞれ外部から視認可能に露出させた構造を有する。
【0012】
また前記ヨークは、略U形をなし、その中央底部を前記操作対象物体に固定される第1の取付部とする共に、上記中央底部に連なって相対向する両側立ち上がり部の略中央に前記スプリングユニットを取り付ける為の第2の取付部を形成し、更に前記両側立ち上がり部の上端に前記アクチュエータを取り付ける為の第3の取付部を形成した構造を有することが好ましい。
【0013】
更に本発明の好ましい態様は、前記第1の取り付け部は、前記操作対象物の操作軸が挿通される軸孔を備え、この軸孔に操作軸を挿通させて前記ヨークの下面側に位置付けられた前記操作対象物を該ヨークの上方側からねじ止めするものであって、
前記第2の取り付け部は、前記第1の取り付け部に前記操作対象物を固定したねじの操作を阻止する状態で前記スプリングユニットを支持して該スプリングユニットを前記ヨークの上方側からねじ止めするものであり、
更に前記第3の取り付け部は、前記第2の取り付け部に前記スプリングユニットを固定したねじの操作を阻止する状態で前記アクチュエータを支持して該アクチュエータを前記ヨークの上方側からねじ止めするものとして実現される。
【0014】
また本発明の好ましい態様として、前記操作対象物の操作軸に、その回転角を示す指針を設けるようにしても良い。
【0015】
ちなみに前記操作対象物体は、弁軸の回転操作により流体流路の開度を変化させて流体流量を制御する弁からなる。
【0016】
好ましくは、前記第1の取付部は、中央部の中央に前記弁軸が遊貫する軸孔が設けられ、前記軸孔の周りに前記弁装置の弁軸の周りに設けられた複数のボルト孔と対応して複数のボルト挿通孔が穿設されていることを特徴とする。
好ましくは、前記ボルト挿通孔は、半径方向に長い長孔とされていることがよい。
【0017】
好ましくは、前記ボルト挿通孔は、周方向に沿って等間隔に配置されていることがよい。
好ましくは、前記第2の取付部は、前記両側部の一部を切り起こして内側に逆L形に折曲して形成され、且つ前記スプリングユニットを取り付けるねじ孔が穿設されていることがよい。
【0018】
好ましくは、前記第3の取付部は、前記両側部の上端の一部を内側に逆L形に折曲して形成され、且つ前記アクチュエータを取り付けるねじ孔が穿設されていることがよい。
好ましくは、前記第3の取付部は、前記第2の取付部に対して少なくともこれらのねじ孔に螺合するねじ頭部の大きさ分ずれて設けられていることがよい。
【0020】
好ましくは、前記指示手段は、マーキングであることがよい。
好ましくは、前記弁開度は、終端位置であることがよい。
被操作対象物体、又は弁にヨークの第1の取付部としての下面を載置し、軸孔に被操作対象物体の回転軸又は弁の弁軸を遊貫してボルトにより固定した後、スプリングユニットをヨークの両側部間に収納し、その回転軸の一端を被操作対象物体の回転軸又は弁の弁軸に結合する。このときスプリングユニットの回転軸と被操作対象物体の回転軸又は弁軸との結合部分を外部から目視することができるため、これら両軸を容易に結合することができる。そして、スプリングユニットをヨークの第2の取付部に載置してボルトにより固定する。
【0021】
次いで、アクチュエータをヨークの両側部間に収納し、出力軸の先端をスプリングユニットの回転軸の他端に結合する。このとき、回転軸と出力軸の結合部分を外部から目視することができるため、これら両軸を容易に結合することができる。そして、アクチュエータをヨークの第3の取付部に載置してボルトにより固定する。このようにして被操作対象物体又は弁にヨークを介してスプリングユニットとアクチュエータを順次組み付ける。
【0022】
ヨークの第1の取付部は、第2及び第3の取付部が空いているとき即ち、スプリングユニット及びアクチュエータが取り付けられていない状態のときにのみ被操作対象物体又は弁への着脱が可能とされ、スプリングユニットは、第3の取付部が空いているとき即ち、アクチュエータが取り付けられていない状態のときにのみヨークへの着脱が可能である。そして、これらの取り付け、取り外しの際におけるボルトの着脱作業は、全て上方から行うことが可能であり、作業性がよい。また、被操作対象物体の回転軸の回転位置又は弁の弁開度を外部から認識可能であり、故障時に有効に対処可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を実施例により説明する。
図1は、本発明に係るスプリングリターン型弁装置の正面図、図2は、図1の側面図、図3は、図1の平面図、図4は、図1の矢線IV−IVに沿う底面図である。
【0024】
図1乃至図3に示すようにスプリングリターン型弁装置1は、流体通路の途中に介挿されて該流体通路を開閉する弁2と、バネ力により弁2を一方向(例えば、閉弁方向)に回転させるスプリングユニット3と、スプリングユニット3のバネ力に抗して弁2を他方向(例えば、開弁方向)に回転させるアクチュエータ4と、弁2に着脱可能に取り付けられ、スプリングユニット3とアクチュエータ4が前記順序で取り付けられるヨーク5とから成る。
【0025】
弁2は、ハウジング21内に回動可能に収納された回転形の弁体(図示せず)が弁軸22に固定されており、ハウジング21の外部へ一端が導出された弁軸22の回動操作により前記弁体が回動して流体通路の断面積即ち、弁開度を変化させて流体流量を制御する。弁軸22の一端は、ハウジング21の上面21aから突出されており、図5に示すように外周面が四角形状に面取りされて平取り部22aとされている。ハウジング21の上面21aは、ヨーク5の取付面とされており、弁軸22の周りに同心的に複数例えば、4本のボルト孔(図示せず)が同一円周上に周方向に等間隔で穿設されている。尚、回転形の弁体として、ボール形、バタフライ形、偏心形等の形状のものを用途に応じて用いることができる。
【0026】
また、弁軸22の端部には弁開度位置例えば、閉弁位置を示す弁開度指示手段としてのマーキング22b(図1)が設けられている。このマーキング22bは、前記弁体の開度位置(向き)と対応しており、例えば、図1に示すようにハウジング21の上部外周面に設けられた閉弁位置を示す突起等のマーク21bと合致する位置即ち、流体通路に対して直行する方向に向いているときに閉弁位置を指示するように設けられている。特に、ボール形弁体の場合、弁軸を360°以上回転させることが可能であるため、閉弁位置標示は有用である。尚、ハウジング21側のマーク21bは、所望の弁開度位置毎に設けてもよい。
【0027】
図5に示すようにスプリングユニット3は、回転軸32の両端がハウジング31の本体31a、蓋体31bから突出され、軸心に弁軸22の平取り部22aと同軸に嵌合する角孔32aが貫通して設けられている。本体31a内には例えば、ゼンマイ形のリターンスプリングが収納されており、その一端が本体31aの内面に固定され、他端が回転軸32に固定されて当該回転軸32に復帰力を付与している。
【0028】
更に詳述すると、本体31aの内面には、回転軸32の閉弁方向の回転限度位置を規制するストッパ(図示せず)が設けられている。この回転限度位置は、弁体を完全に閉弁状態にできる位置である。回転軸32がストッパに接触して回転限度位置にある状態で、ゼンマイ形リターンスプリングは所定量だけ巻き込まれて閉弁方向のトルクを発生している。このときのトルクの大きさは、弁軸22を回動操作するのに十分な大きさに予め設定されている。これにより、リターンスプリングを用いて完全に閉弁操作を行うことが可能である。尚、アクチュエータ4により、弁軸22が開弁方向に回動されるにつれてゼンマイ形リターンスプリングも巻き込まれて行き、ゼンマイ形リターンスプリングが発生するトルクが増大する。図9は、弁開度に応じてゼンマイ形リターンスプリングのバネにより発生するトルクの一例を示す概略図である。図9に示すように、弁開度が0%(全閉)の前記回転限度位置において、リターンスプリングのトルクがT1に設定されており、弁開度が100%(全開)の状態においてトルクがT2(>T1)となる。
【0029】
ハウジング31は、本体31aと蓋体31bとが図1に点線で示すように複数のボルト34により固定され、且つこれらのボルト34は、本体31aの下側からのみ着脱可能とされており、スプリングユニット3をヨーク5から取り外した状態においてのみボルト34を取り外して本体31aから蓋体31bを取り外すことができるようになっている。これにより、作業者がヨーク5からスプリングユニット3を取り外す際に間違えて本体31aから蓋体31bを取り外すことが防止される。本体31aの両側部には四隅所定位置にヨーク5への取付部31cが設けられており、蓋体31bと本体31aとを貫通してボルト挿通孔が穿設されており、蓋体31bの上方から取付用のボルト62が挿通可能とされている。
【0030】
アクチュエータ4は、例えば、電動アクチュエータで、ハウジング41の本体41a内にモータと、このモータの回転を減速して出力軸42(図5)に伝達する減速機構(歯車機構)と、モータと減速機構との間に介在してモータの回転力を減速機構へ伝達する状態又は非伝達状態にする電磁クラッチ、電磁クラッチが非伝達状態になされたときに、リターンスプリングのトルクにより閉弁状態へ復帰する速度を制限する発電ブレーキ機構、及びこれらのモータや電磁クラッチを制御する制御回路等(何れも図示せず)が収納されている。即ち、出願人が特開平10−164878号公報に開示した電動アクチュエータを適用することができる。蓋体41bは、ボルト44(図1)により本体41aに固定されている。図5に示すように出力軸42の先端は、本体41aの下面から突出しており、外周面が四角形状に面取りされて平取り部42aとされ、スプリングユニット3の回転軸32の角孔32aに同軸に嵌合可能とされ、出力軸42の回転力が回転軸32へ伝達される。本体41aの両側部には四隅所定位置にヨーク5への取付部41cが設けられており、上方から取付用のボルト63が挿通可能とされている。
【0031】
また、出力軸42の平取り部42aの基端には弁2の弁開度位置例えば、閉弁位置を示す弁開度指示手段としての指針45が設けられている(図1、図2)。一方、図1に示すようにアクチュエータ4の本体41aの外周面下端所定位置には閉弁位置を示す突起等のマーク41dが設けられており、指針45の先端45aの指示方向が当該マーク41dと合致したときに閉弁位置を指示するようになっている。このマーク41dは、図1及び図2に示すように指針45の指示方向がヨーク5の両側部52、52'と平行をなすときに閉弁位置を指示するような位置に設けると視認し易い。尚、本体41a側の弁開度位置を示すマーク41dは、所望の弁開度位置毎に設けてもよい。
【0032】
尚、弁2の弁開度指示手段として弁軸22のマーキング22bに代えて前記指針を設けてもよい。また、出力軸42の弁開度手段として前記指針45に代えてマーキングを設けてもよい。
図2及び図3に示すようにスプリングユニット3のヨーク5への取付部31cの前記ボルト挿通孔とアクチュエータ4のヨーク5への取付部41cの前記ボルト挿通孔の位置は、少なくともこれらをヨーク5に固定する前記ボルト62と63の頭部の大きさ以上離れて設けられている。
【0033】
図6は、図1に示すヨーク5の正面図、図7は、図6の平面図、図8は、図6の側面図である。図6乃至図8に示すようにヨーク5は、正面視略U字形状をなし、対向する両側部52、52’ の間にスプリングユニット3、アクチュエータ4が収納可能とされている。ヨーク5は、中央部(下面)51が弁2のハウジング21の上面21aへの取付部(第1の取付部)とされており、対向する両側部52、52’の略中央位置にスプリングユニット3の取付部(第2の取付部)53が、上端にアクチュエータ4の取付部(第3の取付部)54が夫々形成されている。
【0034】
図7に示すようにヨーク5の第1の取付部としての下面51の中央に弁2の弁軸22が遊貫する軸孔51aが穿設されており、この軸孔51の周りにボルト挿通孔51bが弁2のハウジング21の上面21aに設けられた前記4本のボルト孔と対応して穿設されている。これらのボルト挿通孔51bは、半径方向に長い長孔とされており、基端側が軸孔51aに開口している。尚、ボルト挿通孔51bの基端側は、必ずしも軸孔51aに開口する必要はない。このようにボルト挿通孔51bを半径方向に長い長孔とすることで、弁2のボルト孔の弁軸22からの半径方向の位置が異なる場合にも対応することが可能であり、種々の弁装置に適用可能となる。
【0035】
また、弁2の前記ボルト孔を4本として周方向に等間隔で配置し、ヨーク5のボルト挿通孔51bを対応して設けることで、弁2に対してヨーク5を軸周りに90°回した位置に取り付けることが可能となる。また、弁軸22の先端の平取り部22a、回転軸32の軸孔32a、及び出力軸42の先端の平取り部42aを、四角形状とすることで、軸周りに90°毎に軸孔32aと平取り部42aとを嵌め合わせることができ、これら軸間の回転方向の結合の自由度が大きくなる。これにより、後述するように流体通路へのスプリングリターン型弁装置1の取付の自由度が大きくなる。
【0036】
図7及び図8に示すように第2の取付部53は、両側部52、52’の各一側端及び板面の一部を夫々内側に逆L形に切り起こして形成された対向する舌片状の2対の支持片53a、53b、53a’、53b’から成り、スプリングユニット3の両側部に形成されている取付部31cが載置可能とされており(図1、図2)、当該取付部31cの各ボルト挿通孔と対応する位置に夫々ねじ孔53cが穿設されている。
【0037】
第3の取付部54は、両側部52、52’の上端の一部を夫々内側に逆L形に切り起こして形成された対向する舌片状の2対の支持片54a、54b、54a’、54b’から成り、アクチュエータ4の両側部に形成されている取付部41cが載置可能とされており(図1、図2)、当該取付部41cの各ボルト挿通孔と対応する位置に夫々ねじ孔54cが穿設されている。
【0038】
前述したようにスプリングユニット3の取付部31cのボルト挿通孔とアクチュエータ4の取付部41cのボルト挿通孔の位置は、少なくともこれらをヨーク5に固定するボルト62、63の頭部の大きさ以上の間隔を存して一側にずれて設けられていることで、これに応じて図7に示すようにヨーク5の取付部53と54の支持片53a、53bと54a、54b、及び53a’、53b’と54a’、54b’、及びこれらの各ねじ孔53cと54cとが前記間隔を存して一側にずれて配置されている。これにより、下側に位置する取付部53の取付台53a、53b、53a’、53b’に螺合する各ボルト62の上方からの着脱に際してドライバ等の工具が上側に位置する取付部54の取付台54a、54b、54a’、54b’により干渉されることが防止される。
【0039】
また、下側の取付部53の2対の支持片のうち、板面に切り起こして形成された1対の支持片53bと53b’は、上側の取付部54に取り付けられるアクチュエータ4の下方に位置するように形成されている(図2)。これにより、アクチュエータ4を取り外した後でなければ、出力軸42の平取り部42aと回転軸32の軸孔32aとの嵌め合い、及び弁軸22の平取り部22aと回転軸32の軸孔32aとの嵌め合いを解除することができないので、スプリングユニット3を取り外すことができないようになっている。
【0040】
尚、取付部53の支持片53a、53a'は、両側部52、52’の各一側端を切り起こして形成したが、これに限るものではなく、支持片53bと53b’と同様に板面に切り起こして形成してもよい。
また、ヨーク5の両側部52、52’の他側端には夫々補強用のリブ52d、52e、52d’、52e’が内方に略直角に折曲されて形成されている。かかる構造のヨーク5は、金属板により一体に形成されており、放熱板(又は吸熱板)としての機能も有している。
【0041】
以下に組み付け手順について説明する。
まず、図1に示すように弁2の弁軸22のマーキング22bを閉弁位置に合わせて当該弁2を閉弁状態に設定した後、ハウジング21の上面21aにヨーク5の中央部(下面)51を載置し、軸孔51a(図7)に弁軸22を遊貫し、ボルト挿通孔51b(図6)を介してボルト61により固定する。
【0042】
次いで、スプリングユニット3をヨーク5の両側部52、52’間に収納し、回転軸32の角孔32aの下端に弁軸22の先端の平取り部22aを嵌合してこれらを結合する(図5)。このとき弁軸22及び回転軸32の各先端即ち、結合部分を外部から目視することができるため、これら両軸を容易に結合することができる。更に、弁軸22の先端平取り部22aと回転軸32の角孔32aが四角形状とされていることで、これら両軸を結合する際の回転方向の整合可能位置が90°毎となり、自由度が大きく、組み付け作業が容易となる。次いで、ハウジング31の両側部の各取付部31cをヨーク5の取付部53に載置してボルト62により固定する。
【0043】
次いで、アクチュエータ4をヨーク5の両側部52、52’間の上部に収納し、出力軸42の先端の平取り部42aをスプリングユニット3の回転軸32の角孔32aの上端に嵌合してこれらを結合する(図5)。このとき、出力軸42に取り付けられている指針45を閉弁位置に合わせて弁軸の22のマーキング22bと一致させる。回転軸32及び出力軸42の各先端即ち、結合部分を外部から目視することができるため、これら両軸を容易に結合することができる。更に、出力軸42の先端平取り部42aと回転軸32の角孔32aが四角形状とされていることで、これら両軸を結合する際の回転方向の整合可能位置が90°となり、自由度が大きく、組み付け作業が容易となる。次いで、アクチュエータ4の両側部の各取付部41cをヨーク5の取付部54に載置してボルト63により固定する(図3)。そして、これらの取り付けの際におけるボルト61〜63の取り付け作業は、全て上方から行うことが可能であり、作業性がよい。このようにして弁2にヨーク5を介してスプリングユニット3とアクチュエータ4を順次組み付けてリターンスプリング型弁装置1を構成する。
【0044】
図1及び図2に示すように、ヨーク5の下面(第1の取付部)51を弁2に固定する4本のボルト61は、スプリングユニット3の下方に位置しており、当該スプリングユニット3が第2の取付部53に取り付けられている状態においては取り外し工具が周囲と干渉して操作が困難であるためボルト61の取り外しはできないか、或いは非常に困難である。また、スプリングユニット3をヨーク5の第2の取付部53に固定する4本のボルト62のうち、支持片53b、53b'に螺合する2本のボルトは、アクチュエータ4の下方に位置しており、当該アクチュエータ4が第3の取付部54に取り付けられている状態においては取り外し工具が周囲と干渉して操作が困難であるためこれらの2本のボルトの取り外しはできない。
【0045】
換言すれば、ヨーク5の中央部(第1の取付部)51は、第2及び第3の取付部が空いているとき即ち、スプリングユニット3及びアクチュエータ4が取り付けられていない状態のときにのみ弁2への着脱が可能とされ、スプリングユニット3は、第3の取付部54が空いているとき即ち、アクチュエータ4が取り付けられていない状態のときにのみヨーク5への着脱が可能である。
【0046】
このリターンスプリング型弁装置1は、弁2が図示しない流体通路に介挿されて接続される。前述したように、弁2のヨーク5を取り付けるボルト孔を4本として周方向に等間隔で配置し、ヨーク5のボルト挿通孔51bを対応して設けることで(図4、図7)、弁2に対してヨーク5を90°回した位置に取り付けることが可能となり、更に、弁軸22の先端平取り部22a、回転軸32の角孔32aが四角形状とされていることで、これら両軸を結合する際の回転方向の整合可能位置が90°毎となり、弁2へのスプリングユニット3及びアクチュエータ4の取付の自由度が大きくなり、リターンスプリング型弁装置1の前記流体通路への取付の自由度が大きくなる。これにより、前記流体通路に応じてスプリングユニット3及びアクチュエータ4を作業しやすい向きに取り付けることが可能となる。
【0047】
このリターンスプリング型弁装置1は、アクチュエータ4(モータ及び電磁クラッチ及び制御回路)に外部から給電されていないとき(以下「初期状態」という)には、スプリングユニット3のリターンスプリングの予め与えられたバネ力(図9のT1)により弁2が閉弁されており、前記流体通路が閉塞されている。アクチュエータ4に外部から給電されると、電磁クラッチが通電励磁されてモータの出力軸と減速機構とを機械的に結合して回転力を伝達可能な状態にすると共に、制御回路が動作状態になる。制御回路には外部から弁開度設定値が与えられ、現在の弁開度が設定値と異なる場合には、弁開度を設定値に一致させるようにモータに開閉駆動力を与える。前記モータは、前述した制御回路により通電されると、出力軸42が回転してスプリングユニット3の前記リターンスプリングのバネ力に抗して弁軸22を開閉方向に回転させて所定の弁開度位置まで駆動され、当該位置でモータへの通電が停止され、モータの保持力によりリターンスプリングのバネ力に抗して停止する。
【0048】
もし、停電等によりアクチュエータ4への外部からの給電が途絶えた場合、前記電磁クラッチへの通電がなくなり、モータの出力軸と減速機構との間の機械的結合が解除されると、モータの保持力がリターンスプリングのトルクを拘束しなくなるためスプリングユニット3のリターンスプリングのバネ力により弁2が閉弁されて、前記流体通路が閉塞される。このようにして、前記流体通路を流れる流体が制御される。また、前記流体通路内を蒸気等の高温の流体が流れている場合には、ヨーク5が弁2からの熱を放熱してスプリングユニット3、アクチュエータ4への熱伝達が抑えられ、これらスプリングユニット3、アクチュエータ4の熱の影響による劣化が軽減され、耐久性が向上する。
【0049】
また、弁2の流路に低温の流体が流れている場合には、弁2全体が低温になるが、ヨーク5が外気から吸熱してスプリングユニット3及びアクチュエータ4の温度が低下するのを防ぐ。これにより、スプリングユニット3及びアクチュエータ4の内部の結露を防止或いは低減する。そして、金属部品の錆発生や電気回路の水滴による短絡を防ぐことができる。
【0050】
アクチュエータ4が故障例えば、万が一内蔵する減速機構の歯車が折損してロックし、弁2が全開付近で停止した場合、作業者は、アクチュエータ4の出力軸42に固定されている指針45により、弁2の弁開度が全開位置付近にあることを知ることができる。これにより、作業者は、アクチュエータ4の取り外し作業を慎重にすべく認識することができる。作業者は、スプリングリターン型弁装置1のアクチュエータ4、スプリングユニット3及び弁2が全て全閉状態にあるとき以外は、前記交換作業を行わないようにすることが好ましい。
【0051】
作業者は、アクチュエータ4を取り外す場合には、ボルト63を取り外し、当該アクチュエータ4を上方に引き上げることで、スプリングユニット3との結合を簡単に解除することができ、アクチュエータ4をヨーク5から取り外すことができる。また、スプリングユニット3が故障して交換する場合には、上述したようにアクチュエータ4を取り外し、次いで、ボルト62を取り外して上方に持ち上げて弁軸との結合を解除し、ヨーク5から取り外す。前述したように前記流体通路に高温の流体が流れている場合でも、ヨーク5により放熱されてアクチュエータ4のハウジング41やボルト62等の作業部の温度が低くなっており、作業しやすい。
【0052】
スプリングユニット3は、ヨーク5から取り外した後でなければハウジング31の本体31aから蓋体31bを取り外すことができないように構成されているため、作業者の不慣れや不注意によるスプリングユニット3の取り外す際のリターンスプリングに起因する事故を防止することができる。
また、ヨーク5を弁2から取り外す場合には、前述したようにアクチュエータ4、スプリングユニット3を取り外した後、ボルト61を取り外して、弁2から取り外す。このように、リターンスプリング型弁装置1の組み付け、分解作業は、所定の手順に従ってのみ可能とされることで、作業者の不注意等による事故を未然に防止することが可能となる。
【0053】
尚、上記実施の形態においては、弁2が全閉した状態を初期状態として説明したが、これに限るものではなく、どのような弁開度を初期状態としてもよい。全閉全開のみならず中間開度でもよい。
また、上記実施の形態では、中間開度で制御可能な調節弁を示したが、単なる開閉二位置弁装置にも適用可能である。
【0054】
また、上記実施の形態では、被操作対象物体として弁を使用し、流体流量を制御するスプリングリターン型弁装置について記述したが、これに限るものではなく、被操作対象物体として他の例えば、ダンパ、ドアの開閉装置、バスや電話ボックス等の折り畳み式扉のヒンジ操作、或いはロボットアームの操作等に適用しもよいことは勿論である。
【0055】
図10は、弁装置の他の実施形態を示す。この弁装置は、スプリングリターン機能を持たないノンスプリングリターン型弁装置で、弁2にヨーク7を介してアクチュエータ4を取り付け、ジョイント8により弁軸22とアクチュエータ4の出力軸42とを結合した構成としたものである。
ヨーク7は、図1に示すヨーク5のスプリングユニット3を取り付けるための取付部が設けられていない点を除いて同様に形成されており、中央部7aが弁2のハウジング21の上面21aへの取付部とされ、対向する両側部7b、7bの上端にアクチュエータ4の取付部41cを取り付ける取付部としての支持片7c、7cが形成されており、両側部7b、7bの間にアクチュエータ4が収納可能とされている。
【0056】
ヨーク7は、弁2のハウジング21の上面21aに中央部7aが載置され、軸孔(図示せず)に弁軸22が遊貫されてボルト61により固定されている。アクチュエータ4は、ヨーク7の両側部7b間に収納され、両側の各取付部41cが夫々ヨーク7の支持片7cに載置されてボルト63により固定されている。
ジョイント8は、軸心に角孔(図示せず)が貫設されており、下端が弁軸22の上端の平取り部に嵌合され、上端がアクチュエータ4の出力軸42の平取り部に嵌合されて、これら両軸を結合している。これにより、スプリングリターン型弁装置とノンスプリングリターン型弁装置とにおいて、アクチュエータ4を共用することが可能となる。
【0057】
このノンリターンスプリング型弁装置は、初期状態のときには例えば、弁2が閉弁されており、流体通路が閉塞されている。アクチュエータ4に外部から給電されると、電磁クラッチが通電励磁されてモータの出力軸と減速機構とを機械的に結合して回転力を伝達可能な状態にすると共に、制御回路が動作状態になる。制御回路には外部から弁開度設定値が与えられ、現在の弁開度が設定値と異なる場合には、弁開度を設定値に一致させるようにモータに開閉駆動力を与える。前記モータは、前述した制御回路により通電されると、出力軸42が回転して弁軸22を開閉方向に回転させて所定の弁開度位置まで駆動され、当該位置でモータへの通電が停止される。このようにして、前記流体通路を流れる流体が制御される。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、被操作対象物体又は弁に着脱可能にヨークを取り付け、前記ヨークに、回転軸の一端が前記被操作対象物体の回転軸又は弁の弁軸に結合されてバネ力により一方向に回転させるスプリングユニットと、出力軸が前記スプリングユニットの回転軸の他端に結合されて前記スプリングユニットのバネ力に抗して前記被操作対象物体の回転軸又は弁軸を他方向に回転させるアクチュエータとを取り付けることで、スプリングユニットの回転軸の一端を被操作対象物体の回転軸又は弁軸に結合するとき、及びアクチュエータの出力軸をスプリングユニットの回転軸の他端に結合するときに、これらの結合部分を外部から目視することができるために結合が容易となり、組み付けの作業性の向上が図られる。
【0059】
また、被操作対象物体や弁にヨークを介してスプリングユニットとアクチュエータとを組み付けることで、前記被操作対象物体や弁の温度が高温の場合には当該弁からの熱がヨークにより放熱され、被操作対象物体や弁の温度が低温の場合には、前記ヨークが外気から吸熱して前記スプリングユニット及びアクチュエータへの熱の影響を少なくすることが可能となり、スプリングユニットやアクチュエータの耐久性の向上が図られる。
【0060】
ヨークは、正面視略U形をなし、中央部(下面)が被操作対象物体又は弁への第1の取付部とされ、対向する両側部の略中央にスプリングユニットを取り付ける第2の取付部が、上端にアクチュエータを取り付ける第3の取付部が形成されていることで、極めて簡単な構造とすることができ、コストの低減が図られる。
【0061】
ヨークの第1の取付部は、スプリングユニット及びアクチュエータが取り付けられていない状態のときにのみ被操作対象物体又は弁への着脱が可能とされ、前記スプリングユニットは、前記アクチュエータが取り付けられていない状態のときにのみヨークへの着脱が可能であることで、分解作業時における事故や種々の不具合を防止することが可能となる。
【0062】
また、前記ヨークの第1の取付部に設けられた前記弁への取付用の複数のボルト挿通孔は、半径方向に長い長孔とされていることで、ボルト孔の位置が異なる弁装置に対応可能となり、汎用性が向上する。
更に、ボルト挿通孔は、周方向に沿って等間隔に配置されていることで、弁装置に対するヨークの取り付け方向を変えることが可能であり、流体通路に応じた取り付けが可能であり、作業性の向上が図られる。
【0063】
前記弁の弁軸及びアクチュエータの出力軸に弁開度を示す指示手段が設けられていることで、弁の弁開度を外部から簡単に知ることが可能となり、作業者に注意を喚起することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプリングリターン型弁装置の正面図である。
【図2】図1に示すスプリングリターン型弁装置の側面図である。
【図3】図1に示すスプリングリターン型弁装置の平面図である。
【図4】図1に示すスプリングリターン型弁装置の矢線IV―IVに沿う底面図である。
【図5】図1に示すスプリングリターン型弁装置の弁軸とスプリングユニットの回転軸とアクチュエータの出力軸との各結合部を示す要部断面図である。
【図6】図1に示すスプリングリターン型弁装置のヨークの正面図である。
【図7】図6に示すヨークの平面図である。
【図8】図6に示すヨークの側面図である。
【図9】弁開度に応じてゼンマイ形リターンスプリングのバネにより発生するトルクの一例を示す概略図である。
【図10】弁装置の他の実施形態を示す正面図である。
【図11】従来のスプリングリターン型弁装置の断面図である。
【符号の説明】
1 スプリングリターン型弁装置
2 弁
3 スプリングユニット
4 アクチュエータ
5、7 ヨーク
8 ジョイント
21 ハウジング
22 弁軸
22a 平取り部
22b マーキング(弁開度指示手段)
31 ハウジング
31c 取付部
32 回転軸
32a 角孔
41 ハウジング
41c 取付部
42 出力軸
42a 平取り部
45 指針(弁開度指示手段)
51 中央部(第1の取付部)
52、52' 側部
53 第2の取付部
53a、53a'、53b、53b' 支持片
54 第3の取付部
54a、54a'、54b、54b' 支持片
61〜63 ボルト
Claims (6)
- 回転操作される操作対象物と、
電動モータによって回転される出力軸を有するアクチュエータと、
一端が前記出力軸に連結されると共に他端が前記操作対象物体に連結されて該操作対象物体に回転力を伝達する回転軸およびこの回転軸に一方向の回転力を付与するバネを有するスプリングユニットと、
前記回転軸の一端に前記出力軸を連結して前記アクチュエータを着脱自在に固定すると共に、このアクチュエータの取り付け前の状態においてだけ前記回転軸の他端に前記操作対象物を連結して前記スプリングユニットを着脱自在に固定し、且つこのスプリングユニットの取り付け前の状態においてだけ前記操作対象物に着脱自在に固定されて前記操作対象物、スプリングユニットおよびアクチュエータを順に連結して支持するヨークと
を具備したことを特徴とするスプリングリターン型操作器。 - 前記ヨークは、少なくともその一側面を開放して前記スプリングユニットにおける回転軸の一端と前記アクチュエータの出力軸との連結部、および前記スプリングユニットにおける回転軸の他端と前記操作対象物との連結部を、それぞれ外部から視認可能に露出させた構造を有する請求項1に記載のスプリングリターン型操作器。
- 前記ヨークは、略U形をなし、その中央底部を前記操作対象物体に固定される第1の取付部とする共に、上記中央底部に連なって相対向する両側立ち上がり部の略中央に前記スプリングユニットを取り付ける為の第2の取付部を形成し、更に前記両側立ち上がり部の上端に前記アクチュエータを取り付ける為の第3の取付部を形成した構造を有する請求項1に記載のスプリングリターン型操作器。
- 前記第1の取り付け部は、前記操作対象物の操作軸が挿通される軸孔を備え、この軸孔に操作軸を挿通させて前記ヨークの下面側に位置付けられた前記操作対象物を該ヨークの上方側からねじ止めするものであって、
前記第2の取り付け部は、前記第1の取り付け部に前記操作対象物を固定したねじの操作を阻止する状態で前記スプリングユニットを支持して該スプリングユニットを前記ヨークの上方側からねじ止めするものであり、
更に前記第3の取り付け部は、前記第2の取り付け部に前記スプリングユニットを固定したねじの操作を阻止する状態で前記アクチュエータを支持して該アクチュエータを前記ヨークの上方側からねじ止めするものである請求項3に記載のスプリングリターン型操作器。 - 前記操作対象物の操作軸には、その回転角を示す指針が設けられている請求項1に記載のスプリングリターン型操作器。
- 前記操作対象物体は、弁軸の回転操作により流体流路の開度を変化させて流体流量を制御する弁である請求項1に記載のスプリングリターン型操作器。
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