JP2002206656A - スプリングリターン型操作器及びスプリングリターン型弁装置 - Google Patents

スプリングリターン型操作器及びスプリングリターン型弁装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁とスプリングユニット及びアクチュエータ
の組付性の向上及びスプリングユニットの弁からの熱の
影響を少なくするようにしたスプリングリターン型弁装
置を提供する。 【解決手段】 弁軸22の回転操作により流体流路の開
度を変化させて流体流量を制御する弁2と、電動モータ
によって回転される出力軸42を有するアクチュエータ
4と、一端が出力軸42からの回転力を受けると共に他
端が弁軸22へ回転力を伝達する回転軸32とこの回転
軸32に一方向の回転力を付与するバネとを有するスプ
リングユニット3と、アクチュエータ4とスプリングユ
ニット3と弁2とが所定の位置関係を持つようにそれぞ
れを着脱可能に支持するヨーク5とを備えた構成とした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被操作対象物体の
回転軸に回転力を付与するスプリングリターン型操作器
及び流体通路を流れる流体の流量を制御する弁の弁軸に
回転力を付与するスプリングリターン型弁装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】流体通路を流れる水、蒸気、ガス、空
気、油等の流体の流量を制御する弁装置としてスプリン
グリターン型弁装置がある。図11は、従来のスプリン
グリターン型弁装置の一例を示し、流体通路(図示せ
ず)に介挿されて当該流体通路を開閉制御する弁70
と、弁70に装着されてスプリングのバネ力により一方
向に回転力を付与するリターンスプリング部80と、リ
ターンスプリング部80に装着されて電気モータの回転
力によりリターンスプリング部80のバネ力に抗して弁
70を開弁もしくは閉弁させる電動アクチュエータ90
から成る。
【0003】リターンスプリング部80のハウジング8
1の下面は、回転軸82周りに形成された凹部83が弁
70のハウジング71の弁軸72周りに形成されたイン
ロウ部73に嵌合して弁70に載置装着され、ハウジン
グ81の下端面に形成されたフランジ84がハウジング
71の上端面に形成されたフランジ74にボルト100
により複数箇所で固定される。弁軸73の先端と回転軸
82の一端は、ハウジング81の凹部83内においてジ
ョイント110により連結される。
【0004】電動アクチュエータ90のハウジング91
の底面は、出力軸92周りに形成された凹部93がハウ
ジング81の上端面に回転軸82周りに形成されたイン
ロウ部85に嵌合してリターンスプリング部80に載置
装着され、ハウジング91の下端面に形成されたフラン
ジ95がハウジング81の上端面に形成されたフランジ
86にボルト101により複数箇所で固定される。回転
軸82の他端と出力軸92は、ハウジング91の凹部9
3内においてジョイント111により連結される。
【0005】リターンスプリング部80は、ハウジング
81と回転軸82との間に設けられたリターンスプリン
グ87のバネ力により回転軸82を回転させて、弁軸7
2を回転させて弁体75を一方向に回転させる。電動ア
クチュエータ90は、モータ96の回転を歯車列から成
る減速機構97を介して出力軸92に伝達し、リターン
スプリング87のバネ力に抗して弁軸72を回転させて
所定の開弁位置に開弁させ、流量を制御する。リターン
スプリング部80は、モータ96への通電が遮断されて
当該モータ96の回転力が消滅すると弁70を一方向に
回転する。これにより、弁70が安全側に制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造のリター
ンスプリング型弁装置は、弁70の弁軸72とリターン
スプリング部80の回転軸82と電動アクチュエータ9
0の出力軸92との各連結部分が夫々ハウジング81、
91の凹部83、93内に収納されているために、外部
から弁70の開弁状態を視認することができない。この
ため、例えば、電動アクチュエータ90が故障(例え
ば、減速機構97の歯車の折損によりロックする等)し
て弁70がある開度で停止した場合に電動アクチュエー
タ90を取り外す際、作業者が不用意にボルト101を
取り外すと、リターンスプリング部80のバネ力(復帰
力)により電動アクチュエータ90全体が急激に回され
る虞がある。特に、大型の弁においてはリターンスプリ
ングのバネ力が大きく、作業者が咄嗟に支えきれない場
合がある。また、リターンスプリング部80は、故障の
原因である電動アクチュエータ90が取り外されると、
無負荷状態となり、弁70を急激に閉弁させることで、
ウォターハンマが発生して弁70が破損する虞がある。
【0007】また、リターンスプリング部80は、ハウ
ジング81が弁70のハウジング71に直接装着されて
いるため、弁70が蒸気等の高温の流体通路に接続され
ている場合には弁70からの熱の影響を受けて高温とな
っている。このため、故障等によりリターンスプリング
部80を取り外す場合、取り外し作業が困難である。ま
た、弁軸72と回転軸82の一端、当該回転軸82の他
端と出力軸92とをジョイント110、111により結
合する場合、これら各軸の平取り部72aと82a、8
2bと92aとの向きを揃えておきジョイント110、
111に挿入する必要があるが、これらのジョイント1
10、111がハウジング81、91の凹部83、93
内に入り込んでいるために外部から視認することができ
ず、組み付ける際に作業性が悪い。また、各ハウジング
71、81、91間のインロー部73、85の周縁部
や、凹部83、93の開口部等が傷付いたり変形した
り、異物の付着、錆の発生等により組み付け不良の原因
となる場合がある。
【0008】更に、電動アクチュエータ90を取り外し
た後、弁70からリターンスプリング部80を取り外す
際、或いは組み付ける際に、ハウジング81の大きさや
高さ等によっては、ドライバ等がハウジング81の上端
のフランジ86に干渉して下端のフランジ84のねじ1
00の脱着作業をすることができず、このため先端がL
型に曲がった工具等を使用してハウジング81の側方か
らの作業となり、作業性が悪い。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、被操作対象物体又は弁とスプリングユニット及びア
クチュエータの組付性の向上及びスプリングユニットの
前記被操作対象物体又は弁からの熱の影響を少なくする
ようにしたスプリングリターン型操作器及びスプリング
リターン型弁装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、電動モータによって回転される
出力軸を有するアクチュエータと、一端が前記出力軸か
らの回転力を受けると共に他端が被操作対象物へ回転力
を伝達する回転軸とこの回転軸に一方向の回転力を付与
するバネとを有するスプリングユニットと、前記アクチ
ュエータとスプリングユニットとが所定の位置関係を持
つようにそれぞれを着脱可能に支持するヨークとを備え
たことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明では、弁軸の回転操作によ
り流体流路の開度を変化させて流体流量を制御する弁
と、電動モータによって回転される出力軸を有するアク
チュエータと、一端が前記出力軸からの回転力を受ける
と共に他端が前記弁軸へ回転力を伝達する回転軸とこの
回転軸に一方向の回転力を付与するバネとを有するスプ
リングユニットと、前記アクチュエータとスプリングユ
ニットと前記弁とが所定の位置関係を持つようにそれぞ
れを着脱可能に支持するヨークとを備えたことを特徴と
する。
【0012】請求項3の発明では、請求項1に記載のス
プリングリターン型操作器において、前記ヨークは、正
面視略U形をなし、中央部が前記被操作対象物体に取り
付ける第1の取付部とされ、対向する両側部の略中央に
前記スプリングユニットを取り付ける第2の取付部が形
成され、前記両側部の上端に前記アクチュエータを取り
付ける第3の取付部が形成されていることを特徴とす
る。
【0013】請求項4の発明では、請求項1に記載のス
プリングリターン型操作器において、前記ヨークは、前
記第2及び第3の取付部が空いているときにのみ前記被
操作対象物体に前記第1の取付部を着脱可能であり、前
記スプリングユニットは、前記第3の取付部が空いてい
るときにのみ前記第2の取付部に着脱可能であることを
特徴とする。
【0014】請求項5の発明では、請求項2に記載のス
プリングリターン型弁装置において、前記ヨークは、正
面視略U形をなし、中央部が前記弁に取り付ける第1の
取付部とされ、対向する両側部の略中央に前記スプリン
グユニットを取り付ける第2の取付部が形成され、前記
両側部の上端に前記アクチュエータを取り付ける第3の
取付部が形成されていることを特徴とする。
【0015】請求項6の発明では、請求項2に記載のス
プリングリターン型弁装置において、前記ヨークは、前
記第2及び第3の取付部が空いているときにのみ前記弁
に前記第1の取付部を着脱可能であり、前記スプリング
ユニットは、前記第3の取付部が空いているときにのみ
前記第2の取付部に着脱可能であることを特徴とする。
【0016】好ましくは、前記第1の取付部は、中央部
の中央に前記弁軸が遊貫する軸孔が設けられ、前記軸孔
の周りに前記弁装置の弁軸の周りに設けられた複数のボ
ルト孔と対応して複数のボルト挿通孔が穿設されている
ことを特徴とする。好ましくは、前記ボルト挿通孔は、
半径方向に長い長孔とされていることがよい。
【0017】好ましくは、前記ボルト挿通孔は、周方向
に沿って等間隔に配置されていることがよい。好ましく
は、前記第2の取付部は、前記両側部の一部を切り起こ
して内側に逆L形に折曲して形成され、且つ前記スプリ
ングユニットを取り付けるねじ孔が穿設されていること
がよい。
【0018】好ましくは、前記第3の取付部は、前記両
側部の上端の一部を内側に逆L形に折曲して形成され、
且つ前記アクチュエータを取り付けるねじ孔が穿設され
ていることがよい。好ましくは、前記第3の取付部は、
前記第2の取付部に対して少なくともこれらのねじ孔に
螺合するねじ頭部の大きさ分ずれて設けられていること
がよい。
【0019】好ましくは、前記弁装置の弁軸には、弁開
度を示す指示手段が設けられていることがよい。好まし
くは、前記アクチュエータの出力軸には、前記弁装置の
弁開度を示す指示手段が設けられていることがよい。好
ましくは、前記指示手段は、指針であることがよい。
【0020】好ましくは、前記指示手段は、マーキング
であることがよい。好ましくは、前記弁開度は、終端位
置であることがよい。被操作対象物体、又は弁にヨーク
の第1の取付部としての下面を載置し、軸孔に被操作対
象物体の回転軸又は弁の弁軸を遊貫してボルトにより固
定した後、スプリングユニットをヨークの両側部間に収
納し、その回転軸の一端を被操作対象物体の回転軸又は
弁の弁軸に結合する。このときスプリングユニットの回
転軸と被操作対象物体の回転軸又は弁軸との結合部分を
外部から目視することができるため、これら両軸を容易
に結合することができる。そして、スプリングユニット
をヨークの第2の取付部に載置してボルトにより固定す
る。
【0021】次いで、アクチュエータをヨークの両側部
間に収納し、出力軸の先端をスプリングユニットの回転
軸の他端に結合する。このとき、回転軸と出力軸の結合
部分を外部から目視することができるため、これら両軸
を容易に結合することができる。そして、アクチュエー
タをヨークの第3の取付部に載置してボルトにより固定
する。このようにして被操作対象物体又は弁にヨークを
介してスプリングユニットとアクチュエータを順次組み
付ける。
【0022】ヨークの第1の取付部は、第2及び第3の
取付部が空いているとき即ち、スプリングユニット及び
アクチュエータが取り付けられていない状態のときにの
み被操作対象物体又は弁への着脱が可能とされ、スプリ
ングユニットは、第3の取付部が空いているとき即ち、
アクチュエータが取り付けられていない状態のときにの
みヨークへの着脱が可能である。そして、これらの取り
付け、取り外しの際におけるボルトの着脱作業は、全て
上方から行うことが可能であり、作業性がよい。また、
被操作対象物体の回転軸の回転位置又は弁の弁開度を外
部から認識可能であり、故障時に有効に対処可能であ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を実施例
により説明する。図1は、本発明に係るスプリングリタ
ーン型弁装置の正面図、図2は、図1の側面図、図3
は、図1の平面図、図4は、図1の矢線IV−IVに沿う底
面図である。
【0024】図1乃至図3に示すようにスプリングリタ
ーン型弁装置1は、流体通路の途中に介挿されて該流体
通路を開閉する弁2と、バネ力により弁2を一方向(例
えば、閉弁方向)に回転させるスプリングユニット3
と、スプリングユニット3のバネ力に抗して弁2を他方
向(例えば、開弁方向)に回転させるアクチュエータ4
と、弁2に着脱可能に取り付けられ、スプリングユニッ
ト3とアクチュエータ4が前記順序で取り付けられるヨ
ーク5とから成る。
【0025】弁2は、ハウジング21内に回動可能に収
納された回転形の弁体(図示せず)が弁軸22に固定さ
れており、ハウジング21の外部へ一端が導出された弁
軸22の回動操作により前記弁体が回動して流体通路の
断面積即ち、弁開度を変化させて流体流量を制御する。
弁軸22の一端は、ハウジング21の上面21aから突
出されており、図5に示すように外周面が四角形状に面
取りされて平取り部22aとされている。ハウジング2
1の上面21aは、ヨーク5の取付面とされており、弁
軸22の周りに同心的に複数例えば、4本のボルト孔
(図示せず)が同一円周上に周方向に等間隔で穿設され
ている。尚、回転形の弁体として、ボール形、バタフラ
イ形、偏心形等の形状のものを用途に応じて用いること
ができる。
【0026】また、弁軸22の端部には弁開度位置例え
ば、閉弁位置を示す弁開度指示手段としてのマーキング
22b(図1)が設けられている。このマーキング22
bは、前記弁体の開度位置(向き)と対応しており、例
えば、図1に示すようにハウジング21の上部外周面に
設けられた閉弁位置を示す突起等のマーク21bと合致
する位置即ち、流体通路に対して直行する方向に向いて
いるときに閉弁位置を指示するように設けられている。
特に、ボール形弁体の場合、弁軸を360°以上回転さ
せることが可能であるため、閉弁位置標示は有用であ
る。尚、ハウジング21側のマーク21bは、所望の弁
開度位置毎に設けてもよい。
【0027】図5に示すようにスプリングユニット3
は、回転軸32の両端がハウジング31の本体31a、
蓋体31bから突出され、軸心に弁軸22の平取り部2
2aと同軸に嵌合する角孔32aが貫通して設けられて
いる。本体31a内には例えば、ゼンマイ形のリターン
スプリングが収納されており、その一端が本体31aの
内面に固定され、他端が回転軸32に固定されて当該回
転軸32に復帰力を付与している。
【0028】更に詳述すると、本体31aの内面には、
回転軸32の閉弁方向の回転限度位置を規制するストッ
パ(図示せず)が設けられている。この回転限度位置
は、弁体を完全に閉弁状態にできる位置である。回転軸
32がストッパに接触して回転限度位置にある状態で、
ゼンマイ形リターンスプリングは所定量だけ巻き込まれ
て閉弁方向のトルクを発生している。このときのトルク
の大きさは、弁軸22を回動操作するのに十分な大きさ
に予め設定されている。これにより、リターンスプリン
グを用いて完全に閉弁操作を行うことが可能である。
尚、アクチュエータ4により、弁軸22が開弁方向に回
動されるにつれてゼンマイ形リターンスプリングも巻き
込まれて行き、ゼンマイ形リターンスプリングが発生す
るトルクが増大する。図9は、弁開度に応じてゼンマイ
形リターンスプリングのバネにより発生するトルクの一
例を示す概略図である。図9に示すように、弁開度が0
%(全閉)の前記回転限度位置において、リターンスプ
リングのトルクがT1に設定されており、弁開度が100
%(全開)の状態においてトルクがT2(>T1)とな
る。
【0029】ハウジング31は、本体31aと蓋体31
bとが図1に点線で示すように複数のボルト34により
固定され、且つこれらのボルト34は、本体31aの下
側からのみ着脱可能とされており、スプリングユニット
3をヨーク5から取り外した状態においてのみボルト3
4を取り外して本体31aから蓋体31bを取り外すこ
とができるようになっている。これにより、作業者がヨ
ーク5からスプリングユニット3を取り外す際に間違え
て本体31aから蓋体31bを取り外すことが防止され
る。本体31aの両側部には四隅所定位置にヨーク5へ
の取付部31cが設けられており、蓋体31bと本体3
1aとを貫通してボルト挿通孔が穿設されており、蓋体
31bの上方から取付用のボルト62が挿通可能とされ
ている。
【0030】アクチュエータ4は、例えば、電動アクチ
ュエータで、ハウジング41の本体41a内にモータ
と、このモータの回転を減速して出力軸42(図5)に
伝達する減速機構(歯車機構)と、モータと減速機構と
の間に介在してモータの回転力を減速機構へ伝達する状
態又は非伝達状態にする電磁クラッチ、電磁クラッチが
非伝達状態になされたときに、リターンスプリングのト
ルクにより閉弁状態へ復帰する速度を制限する発電ブレ
ーキ機構、及びこれらのモータや電磁クラッチを制御す
る制御回路等(何れも図示せず)が収納されている。即
ち、出願人が特開平10−164878号公報に開示し
た電動アクチュエータを適用することができる。蓋体4
1bは、ボルト44(図1)により本体41aに固定さ
れている。図5に示すように出力軸42の先端は、本体
41aの下面から突出しており、外周面が四角形状に面
取りされて平取り部42aとされ、スプリングユニット
3の回転軸32の角孔32aに同軸に嵌合可能とされ、
出力軸42の回転力が回転軸32へ伝達される。本体4
1aの両側部には四隅所定位置にヨーク5への取付部4
1cが設けられており、上方から取付用のボルト63が
挿通可能とされている。
【0031】また、出力軸42の平取り部42aの基端
には弁2の弁開度位置例えば、閉弁位置を示す弁開度指
示手段としての指針45が設けられている(図1、図
2)。一方、図1に示すようにアクチュエータ4の本体
41aの外周面下端所定位置には閉弁位置を示す突起等
のマーク41dが設けられており、指針45の先端45
aの指示方向が当該マーク41dと合致したときに閉弁
位置を指示するようになっている。このマーク41d
は、図1及び図2に示すように指針45の指示方向がヨ
ーク5の両側部52、52'と平行をなすときに閉弁位
置を指示するような位置に設けると視認し易い。尚、本
体41a側の弁開度位置を示すマーク41dは、所望の
弁開度位置毎に設けてもよい。
【0032】尚、弁2の弁開度指示手段として弁軸22
のマーキング22bに代えて前記指針を設けてもよい。
また、出力軸42の弁開度手段として前記指針45に代
えてマーキングを設けてもよい。図2及び図3に示すよ
うにスプリングユニット3のヨーク5への取付部31c
の前記ボルト挿通孔とアクチュエータ4のヨーク5への
取付部41cの前記ボルト挿通孔の位置は、少なくとも
これらをヨーク5に固定する前記ボルト62と63の頭
部の大きさ以上離れて設けられている。
【0033】図6は、図1に示すヨーク5の正面図、図
7は、図6の平面図、図8は、図6の側面図である。図
6乃至図8に示すようにヨーク5は、正面視略U字形状
をなし、対向する両側部52、52’ の間にスプリン
グユニット3、アクチュエータ4が収納可能とされてい
る。ヨーク5は、中央部(下面)51が弁2のハウジン
グ21の上面21aへの取付部(第1の取付部)とされ
ており、対向する両側部52、52’の略中央位置にス
プリングユニット3の取付部(第2の取付部)53が、
上端にアクチュエータ4の取付部(第3の取付部)54
が夫々形成されている。
【0034】図7に示すようにヨーク5の第1の取付部
としての下面51の中央に弁2の弁軸22が遊貫する軸
孔51aが穿設されており、この軸孔51の周りにボル
ト挿通孔51bが弁2のハウジング21の上面21aに
設けられた前記4本のボルト孔と対応して穿設されてい
る。これらのボルト挿通孔51bは、半径方向に長い長
孔とされており、基端側が軸孔51aに開口している。
尚、ボルト挿通孔51bの基端側は、必ずしも軸孔51
aに開口する必要はない。このようにボルト挿通孔51
bを半径方向に長い長孔とすることで、弁2のボルト孔
の弁軸22からの半径方向の位置が異なる場合にも対応
することが可能であり、種々の弁装置に適用可能とな
る。
【0035】また、弁2の前記ボルト孔を4本として周
方向に等間隔で配置し、ヨーク5のボルト挿通孔51b
を対応して設けることで、弁2に対してヨーク5を軸周
りに90°回した位置に取り付けることが可能となる。
また、弁軸22の先端の平取り部22a、回転軸32の
軸孔32a、及び出力軸42の先端の平取り部42a
を、四角形状とすることで、軸周りに90°毎に軸孔3
2aと平取り部42aとを嵌め合わせることができ、こ
れら軸間の回転方向の結合の自由度が大きくなる。これ
により、後述するように流体通路へのスプリングリター
ン型弁装置1の取付の自由度が大きくなる。
【0036】図7及び図8に示すように第2の取付部5
3は、両側部52、52’の各一側端及び板面の一部を
夫々内側に逆L形に切り起こして形成された対向する舌
片状の2対の支持片53a、53b、53a’、53
b’から成り、スプリングユニット3の両側部に形成さ
れている取付部31cが載置可能とされており(図1、
図2)、当該取付部31cの各ボルト挿通孔と対応する
位置に夫々ねじ孔53cが穿設されている。
【0037】第3の取付部54は、両側部52、52’
の上端の一部を夫々内側に逆L形に切り起こして形成さ
れた対向する舌片状の2対の支持片54a、54b、5
4a’、54b’から成り、アクチュエータ4の両側部
に形成されている取付部41cが載置可能とされており
(図1、図2)、当該取付部41cの各ボルト挿通孔と
対応する位置に夫々ねじ孔54cが穿設されている。
【0038】前述したようにスプリングユニット3の取
付部31cのボルト挿通孔とアクチュエータ4の取付部
41cのボルト挿通孔の位置は、少なくともこれらをヨ
ーク5に固定するボルト62、63の頭部の大きさ以上
の間隔を存して一側にずれて設けられていることで、こ
れに応じて図7に示すようにヨーク5の取付部53と5
4の支持片53a、53bと54a、54b、及び53
a’、53b’と54a’、54b’、及びこれらの各
ねじ孔53cと54cとが前記間隔を存して一側にずれ
て配置されている。これにより、下側に位置する取付部
53の取付台53a、53b、53a’、53b’に螺
合する各ボルト62の上方からの着脱に際してドライバ
等の工具が上側に位置する取付部54の取付台54a、
54b、54a’、54b’により干渉されることが防
止される。
【0039】また、下側の取付部53の2対の支持片の
うち、板面に切り起こして形成された1対の支持片53
bと53b’は、上側の取付部54に取り付けられるア
クチュエータ4の下方に位置するように形成されている
(図2)。これにより、アクチュエータ4を取り外した
後でなければ、出力軸42の平取り部42aと回転軸3
2の軸孔32aとの嵌め合い、及び弁軸22の平取り部
22aと回転軸32の軸孔32aとの嵌め合いを解除す
ることができないので、スプリングユニット3を取り外
すことができないようになっている。
【0040】尚、取付部53の支持片53a、53a'
は、両側部52、52’の各一側端を切り起こして形成
したが、これに限るものではなく、支持片53bと53
b’と同様に板面に切り起こして形成してもよい。ま
た、ヨーク5の両側部52、52’の他側端には夫々補
強用のリブ52d、52e、52d’、52e’が内方
に略直角に折曲されて形成されている。かかる構造のヨ
ーク5は、金属板により一体に形成されており、放熱板
(又は吸熱板)としての機能も有している。
【0041】以下に組み付け手順について説明する。ま
ず、図1に示すように弁2の弁軸22のマーキング22
bを閉弁位置に合わせて当該弁2を閉弁状態に設定した
後、ハウジング21の上面21aにヨーク5の中央部
(下面)51を載置し、軸孔51a(図7)に弁軸22
を遊貫し、ボルト挿通孔51b(図6)を介してボルト
61により固定する。
【0042】次いで、スプリングユニット3をヨーク5
の両側部52、52’間に収納し、回転軸32の角孔3
2aの下端に弁軸22の先端の平取り部22aを嵌合し
てこれらを結合する(図5)。このとき弁軸22及び回
転軸32の各先端即ち、結合部分を外部から目視するこ
とができるため、これら両軸を容易に結合することがで
きる。更に、弁軸22の先端平取り部22aと回転軸3
2の角孔32aが四角形状とされていることで、これら
両軸を結合する際の回転方向の整合可能位置が90°毎
となり、自由度が大きく、組み付け作業が容易となる。
次いで、ハウジング31の両側部の各取付部31cをヨ
ーク5の取付部53に載置してボルト62により固定す
る。
【0043】次いで、アクチュエータ4をヨーク5の両
側部52、52’間の上部に収納し、出力軸42の先端
の平取り部42aをスプリングユニット3の回転軸32
の角孔32aの上端に嵌合してこれらを結合する(図
5)。このとき、出力軸42に取り付けられている指針
45を閉弁位置に合わせて弁軸の22のマーキング22
bと一致させる。回転軸32及び出力軸42の各先端即
ち、結合部分を外部から目視することができるため、こ
れら両軸を容易に結合することができる。更に、出力軸
42の先端平取り部42aと回転軸32の角孔32aが
四角形状とされていることで、これら両軸を結合する際
の回転方向の整合可能位置が90°となり、自由度が大
きく、組み付け作業が容易となる。次いで、アクチュエ
ータ4の両側部の各取付部41cをヨーク5の取付部5
4に載置してボルト63により固定する(図3)。そし
て、これらの取り付けの際におけるボルト61〜63の
取り付け作業は、全て上方から行うことが可能であり、
作業性がよい。このようにして弁2にヨーク5を介して
スプリングユニット3とアクチュエータ4を順次組み付
けてリターンスプリング型弁装置1を構成する。
【0044】図1及び図2に示すように、ヨーク5の下
面(第1の取付部)51を弁2に固定する4本のボルト
61は、スプリングユニット3の下方に位置しており、
当該スプリングユニット3が第2の取付部53に取り付
けられている状態においては取り外し工具が周囲と干渉
して操作が困難であるためボルト61の取り外しはでき
ないか、或いは非常に困難である。また、スプリングユ
ニット3をヨーク5の第2の取付部53に固定する4本
のボルト62のうち、支持片53b、53b'に螺合す
る2本のボルトは、アクチュエータ4の下方に位置して
おり、当該アクチュエータ4が第3の取付部54に取り
付けられている状態においては取り外し工具が周囲と干
渉して操作が困難であるためこれらの2本のボルトの取
り外しはできない。
【0045】換言すれば、ヨーク5の中央部(第1の取
付部)51は、第2及び第3の取付部が空いているとき
即ち、スプリングユニット3及びアクチュエータ4が取
り付けられていない状態のときにのみ弁2への着脱が可
能とされ、スプリングユニット3は、第3の取付部54
が空いているとき即ち、アクチュエータ4が取り付けら
れていない状態のときにのみヨーク5への着脱が可能で
ある。
【0046】このリターンスプリング型弁装置1は、弁
2が図示しない流体通路に介挿されて接続される。前述
したように、弁2のヨーク5を取り付けるボルト孔を4
本として周方向に等間隔で配置し、ヨーク5のボルト挿
通孔51bを対応して設けることで(図4、図7)、弁
2に対してヨーク5を90°回した位置に取り付けるこ
とが可能となり、更に、弁軸22の先端平取り部22
a、回転軸32の角孔32aが四角形状とされているこ
とで、これら両軸を結合する際の回転方向の整合可能位
置が90°毎となり、弁2へのスプリングユニット3及
びアクチュエータ4の取付の自由度が大きくなり、リタ
ーンスプリング型弁装置1の前記流体通路への取付の自
由度が大きくなる。これにより、前記流体通路に応じて
スプリングユニット3及びアクチュエータ4を作業しや
すい向きに取り付けることが可能となる。
【0047】このリターンスプリング型弁装置1は、ア
クチュエータ4(モータ及び電磁クラッチ及び制御回
路)に外部から給電されていないとき(以下「初期状
態」という)には、スプリングユニット3のリターンス
プリングの予め与えられたバネ力(図9のT1)により
弁2が閉弁されており、前記流体通路が閉塞されてい
る。アクチュエータ4に外部から給電されると、電磁ク
ラッチが通電励磁されてモータの出力軸と減速機構とを
機械的に結合して回転力を伝達可能な状態にすると共
に、制御回路が動作状態になる。制御回路には外部から
弁開度設定値が与えられ、現在の弁開度が設定値と異な
る場合には、弁開度を設定値に一致させるようにモータ
に開閉駆動力を与える。前記モータは、前述した制御回
路により通電されると、出力軸42が回転してスプリン
グユニット3の前記リターンスプリングのバネ力に抗し
て弁軸22を開閉方向に回転させて所定の弁開度位置ま
で駆動され、当該位置でモータへの通電が停止され、モ
ータの保持力によりリターンスプリングのバネ力に抗し
て停止する。
【0048】もし、停電等によりアクチュエータ4への
外部からの給電が途絶えた場合、前記電磁クラッチへの
通電がなくなり、モータの出力軸と減速機構との間の機
械的結合が解除されると、モータの保持力がリターンス
プリングのトルクを拘束しなくなるためスプリングユニ
ット3のリターンスプリングのバネ力により弁2が閉弁
されて、前記流体通路が閉塞される。このようにして、
前記流体通路を流れる流体が制御される。また、前記流
体通路内を蒸気等の高温の流体が流れている場合には、
ヨーク5が弁2からの熱を放熱してスプリングユニット
3、アクチュエータ4への熱伝達が抑えられ、これらス
プリングユニット3、アクチュエータ4の熱の影響によ
る劣化が軽減され、耐久性が向上する。
【0049】また、弁2の流路に低温の流体が流れてい
る場合には、弁2全体が低温になるが、ヨーク5が外気
から吸熱してスプリングユニット3及びアクチュエータ
4の温度が低下するのを防ぐ。これにより、スプリング
ユニット3及びアクチュエータ4の内部の結露を防止或
いは低減する。そして、金属部品の錆発生や電気回路の
水滴による短絡を防ぐことができる。
【0050】アクチュエータ4が故障例えば、万が一内
蔵する減速機構の歯車が折損してロックし、弁2が全開
付近で停止した場合、作業者は、アクチュエータ4の出
力軸42に固定されている指針45により、弁2の弁開
度が全開位置付近にあることを知ることができる。これ
により、作業者は、アクチュエータ4の取り外し作業を
慎重にすべく認識することができる。作業者は、スプリ
ングリターン型弁装置1のアクチュエータ4、スプリン
グユニット3及び弁2が全て全閉状態にあるとき以外
は、前記交換作業を行わないようにすることが好まし
い。
【0051】作業者は、アクチュエータ4を取り外す場
合には、ボルト63を取り外し、当該アクチュエータ4
を上方に引き上げることで、スプリングユニット3との
結合を簡単に解除することができ、アクチュエータ4を
ヨーク5から取り外すことができる。また、スプリング
ユニット3が故障して交換する場合には、上述したよう
にアクチュエータ4を取り外し、次いで、ボルト62を
取り外して上方に持ち上げて弁軸との結合を解除し、ヨ
ーク5から取り外す。前述したように前記流体通路に高
温の流体が流れている場合でも、ヨーク5により放熱さ
れてアクチュエータ4のハウジング41やボルト62等
の作業部の温度が低くなっており、作業しやすい。
【0052】スプリングユニット3は、ヨーク5から取
り外した後でなければハウジング31の本体31aから
蓋体31bを取り外すことができないように構成されて
いるため、作業者の不慣れや不注意によるスプリングユ
ニット3の取り外す際のリターンスプリングに起因する
事故を防止することができる。また、ヨーク5を弁2か
ら取り外す場合には、前述したようにアクチュエータ
4、スプリングユニット3を取り外した後、ボルト61
を取り外して、弁2から取り外す。このように、リター
ンスプリング型弁装置1の組み付け、分解作業は、所定
の手順に従ってのみ可能とされることで、作業者の不注
意等による事故を未然に防止することが可能となる。
【0053】尚、上記実施の形態においては、弁2が全
閉した状態を初期状態として説明したが、これに限るも
のではなく、どのような弁開度を初期状態としてもよ
い。全閉全開のみならず中間開度でもよい。また、上記
実施の形態では、中間開度で制御可能な調節弁を示した
が、単なる開閉二位置弁装置にも適用可能である。
【0054】また、上記実施の形態では、被操作対象物
体として弁を使用し、流体流量を制御するスプリングリ
ターン型弁装置について記述したが、これに限るもので
はなく、被操作対象物体として他の例えば、ダンパ、ド
アの開閉装置、バスや電話ボックス等の折り畳み式扉の
ヒンジ操作、或いはロボットアームの操作等に適用しも
よいことは勿論である。
【0055】図10は、弁装置の他の実施形態を示す。
この弁装置は、スプリングリターン機能を持たないノン
スプリングリターン型弁装置で、弁2にヨーク7を介し
てアクチュエータ4を取り付け、ジョイント8により弁
軸22とアクチュエータ4の出力軸42とを結合した構
成としたものである。ヨーク7は、図1に示すヨーク5
のスプリングユニット3を取り付けるための取付部が設
けられていない点を除いて同様に形成されており、中央
部7aが弁2のハウジング21の上面21aへの取付部
とされ、対向する両側部7b、7bの上端にアクチュエ
ータ4の取付部41cを取り付ける取付部としての支持
片7c、7cが形成されており、両側部7b、7bの間
にアクチュエータ4が収納可能とされている。
【0056】ヨーク7は、弁2のハウジング21の上面
21aに中央部7aが載置され、軸孔(図示せず)に弁
軸22が遊貫されてボルト61により固定されている。
アクチュエータ4は、ヨーク7の両側部7b間に収納さ
れ、両側の各取付部41cが夫々ヨーク7の支持片7c
に載置されてボルト63により固定されている。ジョイ
ント8は、軸心に角孔(図示せず)が貫設されており、
下端が弁軸22の上端の平取り部に嵌合され、上端がア
クチュエータ4の出力軸42の平取り部に嵌合されて、
これら両軸を結合している。これにより、スプリングリ
ターン型弁装置とノンスプリングリターン型弁装置とに
おいて、アクチュエータ4を共用することが可能とな
る。
【0057】このノンリターンスプリング型弁装置は、
初期状態のときには例えば、弁2が閉弁されており、流
体通路が閉塞されている。アクチュエータ4に外部から
給電されると、電磁クラッチが通電励磁されてモータの
出力軸と減速機構とを機械的に結合して回転力を伝達可
能な状態にすると共に、制御回路が動作状態になる。制
御回路には外部から弁開度設定値が与えられ、現在の弁
開度が設定値と異なる場合には、弁開度を設定値に一致
させるようにモータに開閉駆動力を与える。前記モータ
は、前述した制御回路により通電されると、出力軸42
が回転して弁軸22を開閉方向に回転させて所定の弁開
度位置まで駆動され、当該位置でモータへの通電が停止
される。このようにして、前記流体通路を流れる流体が
制御される。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、被操作
対象物体又は弁に着脱可能にヨークを取り付け、前記ヨ
ークに、回転軸の一端が前記被操作対象物体の回転軸又
は弁の弁軸に結合されてバネ力により一方向に回転させ
るスプリングユニットと、出力軸が前記スプリングユニ
ットの回転軸の他端に結合されて前記スプリングユニッ
トのバネ力に抗して前記被操作対象物体の回転軸又は弁
軸を他方向に回転させるアクチュエータとを取り付ける
ことで、スプリングユニットの回転軸の一端を被操作対
象物体の回転軸又は弁軸に結合するとき、及びアクチュ
エータの出力軸をスプリングユニットの回転軸の他端に
結合するときに、これらの結合部分を外部から目視する
ことができるために結合が容易となり、組み付けの作業
性の向上が図られる(請求項1、2)。
【0059】また、被操作対象物体や弁にヨークを介し
てスプリングユニットとアクチュエータとを組み付ける
ことで、前記被操作対象物体や弁の温度が高温の場合に
は当該弁からの熱がヨークにより放熱され、被操作対象
物体や弁の温度が低温の場合には、前記ヨークが外気か
ら吸熱して前記スプリングユニット及びアクチュエータ
への熱の影響を少なくすることが可能となり、スプリン
グユニットやアクチュエータの耐久性の向上が図られる
(請求項1、2)。
【0060】ヨークは、正面視略U形をなし、中央部
(下面)が被操作対象物体又は弁への第1の取付部とさ
れ、対向する両側部の略中央にスプリングユニットを取
り付ける第2の取付部が、上端にアクチュエータを取り
付ける第3の取付部が形成されていることで、極めて簡
単な構造とすることができ、コストの低減が図られる
(請求項3、5)。
【0061】ヨークの第1の取付部は、スプリングユニ
ット及びアクチュエータが取り付けられていない状態の
ときにのみ被操作対象物体又は弁への着脱が可能とさ
れ、前記スプリングユニットは、前記アクチュエータが
取り付けられていない状態のときにのみヨークへの着脱
が可能であることで、分解作業時における事故や種々の
不具合を防止することが可能となる(請求項4、6)。
【0062】また、前記ヨークの第1の取付部に設けら
れた前記弁への取付用の複数のボルト挿通孔は、半径方
向に長い長孔とされていることで、ボルト孔の位置が異
なる弁装置に対応可能となり、汎用性が向上する。更
に、ボルト挿通孔は、周方向に沿って等間隔に配置され
ていることで、弁装置に対するヨークの取り付け方向を
変えることが可能であり、流体通路に応じた取り付けが
可能であり、作業性の向上が図られる。
【0063】前記弁の弁軸及びアクチュエータの出力軸
に弁開度を示す指示手段が設けられていることで、弁の
弁開度を外部から簡単に知ることが可能となり、作業者
に注意を喚起することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプリングリターン型弁装置の正
面図である。
【図2】図1に示すスプリングリターン型弁装置の側面
図である。
【図3】図1に示すスプリングリターン型弁装置の平面
図である。
【図4】図1に示すスプリングリターン型弁装置の矢線
IV―IVに沿う底面図である。
【図5】図1に示すスプリングリターン型弁装置の弁軸
とスプリングユニットの回転軸とアクチュエータの出力
軸との各結合部を示す要部断面図である。
【図6】図1に示すスプリングリターン型弁装置のヨー
クの正面図である。
【図7】図6に示すヨークの平面図である。
【図8】図6に示すヨークの側面図である。
【図9】弁開度に応じてゼンマイ形リターンスプリング
のバネにより発生するトルクの一例を示す概略図であ
る。
【図10】弁装置の他の実施形態を示す正面図である。
【図11】従来のスプリングリターン型弁装置の断面図
である。
【符号の説明】
1 スプリングリターン型弁装置 2 弁 3 スプリングユニット 4 アクチュエータ 5、7 ヨーク 8 ジョイント 21 ハウジング 22 弁軸 22a 平取り部 22b マーキング(弁開度指示手段) 31 ハウジング 31c 取付部 32 回転軸 32a 角孔 41 ハウジング 41c 取付部 42 出力軸 42a 平取り部 45 指針(弁開度指示手段) 51 中央部(第1の取付部) 52、52' 側部 53 第2の取付部 53a、53a'、53b、53b' 支持片 54 第3の取付部 54a、54a'、54b、54b' 支持片 61〜63 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H051 AA02 BB02 BB09 CC13 FF03 3H062 AA03 AA07 BB14 BB31 CC01 DD01 EE07 FF38 HH10 3H063 AA02 BB33 BB35 DA14 DB31 EE20 GG07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータによって回転される出力軸を
    有するアクチュエータと、 一端が前記出力軸からの回転力を受けると共に他端が被
    操作対象物体へ回転力を伝達する回転軸とこの回転軸に
    一方向の回転力を付与するバネとを有するスプリングユ
    ニットと、 前記アクチュエータとスプリングユニットとが所定の位
    置関係を持つようにそれぞれを着脱可能に支持するヨー
    クとを備えたことを特徴とするスプリングリターン型操
    作器。
  2. 【請求項2】 弁軸の回転操作により流体流路の開度を
    変化させて流体流量を制御する弁と、 電動モータによって回転される出力軸を有するアクチュ
    エータと、 一端が前記出力軸からの回転力を受けると共に他端が前
    記弁軸へ回転力を伝達する回転軸とこの回転軸に一方向
    の回転力を付与するバネとを有するスプリングユニット
    と、 前記アクチュエータとスプリングユニットと前記弁とが
    所定の位置関係を持つようにそれぞれを着脱可能に支持
    するヨークとを備えたことを特徴とするスプリングリタ
    ーン型弁装置。
  3. 【請求項3】 前記ヨークは、正面視略U形をなし、中
    央部が前記被操作対象物体に取り付ける第1の取付部と
    され、対向する両側部の略中央に前記スプリングユニッ
    トを取り付ける第2の取付部が形成され、前記両側部の
    上端に前記アクチュエータを取り付ける第3の取付部が
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスプ
    リングリターン型操作器。
  4. 【請求項4】 前記ヨークは、前記第2及び第3の取付
    部が空いているときにのみ前記被操作対象物体に前記第
    1の取付部を着脱可能であり、前記スプリングユニット
    は、前記第3の取付部が空いているときにのみ前記第2
    の取付部に着脱可能であることを特徴とする請求項1に
    記載のスプリングリターン型操作器。
  5. 【請求項5】 前記ヨークは、正面視略U形をなし、中
    央部が前記弁に取り付ける第1の取付部とされ、対向す
    る両側部の略中央に前記スプリングユニットを取り付け
    る第2の取付部が形成され、前記両側部の上端に前記ア
    クチュエータを取り付ける第3の取付部が形成されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のスプリングリター
    ン型弁装置。
  6. 【請求項6】 前記ヨークは、前記第2及び第3の取付
    部が空いているときにのみ前記弁に前記第1の取付部を
    着脱可能であり、前記スプリングユニットは、前記第3
    の取付部が空いているときにのみ前記第2の取付部に着
    脱可能であることを特徴とする請求項2に記載のスプリ
    ングリターン型弁装置。
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