JP3544001B2 - 回転検出器付モータ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、ウインドガラスを自動的に駆動するパワーウインドに利用される回転検出器付モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
ウインドガラスを自動的に駆動するパワーウインド用の回転検出器付モータとしては、図4に示されるようなものが知られている。図示する回転検出器付モータ50は、通電により回転する回転子51のモータシャフト52の回転力でウオームホイール53を回転させ、ウオームホイール53の内側に取付けたダンパ部材54を介し出力軸55に回転動力を伝達して、この出力軸55に連結したウインドガラスを昇降させる。出力軸55にはマグネット56を取付けたプレート57が固定されており、マグネット56の近くにリードスイッチ58が配置されている。通電によってモータシャフト52が回転することにより出力軸55が回転すると、マグネット56もプレート57とともに回転するため、マグネット57が発生している磁気によってリードスイッチ58がオン状態とオフ状態とを繰り返し、リードスイッチ58に電気的に接続されたコントローラに出力軸55の回転数に対応したパルス信号を送給する。ウインドガラスが全閉位置や全開位置に到達して移動を阻止されて出力軸55が回転を拘束されることによってリードスイッチ58がパルス信号を発生しなくなると、コントローラによってウインドガラスがストローク端にあることが認識されて回転子51に対する通電を中止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した回転検出器付モータ50においては、マグネット56はプレート57に焼付けや接着剤によって固定されていたため、この回転検出器付モータ50の組付け行程とは別個にマグネット56をプレート57に固定させるための行程を設けなければならず、それによって、工数の増大を避けられないという問題点があるとともに、プレート57に取付けられたマグネット56は、外周部に上下方向の振れを発生しやすく、外周部に上下方向の振れが発生することにより、マグネット56とリードスイッチ58との間隔に狂いができると、回転するマグネット57より発生している磁力の検出時間に誤差が生じ、結果的に、確実な磁力の検出ができなくなりうるという問題点もあり、これらの問題点を解決することが課題となっていた。
【0004】
【発明の目的】
この発明に係わる回転検出器付モータは、極めて簡略な組付けを行うことができるとともに確実な回転検出を行うことができる回転検出器付モータを提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係わる回転検出器付モータは、外部コントローラからの電流の供給により回転し、端部にウオーム軸が一体的に形成された回転子を備えたモータと、モータのウオーム軸に噛み合わされることにより、モータのウオーム軸の回転を減速するウオームホイールと、モータに連結されているとともに、ウオームホイールを回転自在に内蔵する開口部を備えたギヤケースと、ギヤケースに回転自在に支持されるとともに、ウオームホイールの回転が伝達される出力軸と、ギヤケースに固定され、上記ギヤケースの開口部を覆うギヤカバーと、多極着磁された磁気発生部材と、外部コントローラに電気的に接続され、ギヤカバーに固着され、磁気発生部材が発生する磁束の変化を検出することにより出力軸の回転を検出する回転検出部材とを備えた回転検出器付モータにおいて、円盤状に形成され、磁気発生部材を収容する磁気発生部材収容部を有し、ウオームホイールに対向した位置に配置され、出力軸の回転が伝達され回転するホルダと、ギヤカバーとホルダとの間に配置され、磁気発生部材に摺接されることにより、磁気発生部材が磁気発生部材収容部から抜けるのを防止する第1のリング状部材と、断面T字状を成した環状に形成され、ギヤケースとギヤカバーとに挟持されているとともに、ホルダを第1のリング状部材とともに回転自在に支持するホルダ支持部材とを備えたこと構成としたことを特徴としており、この発明の請求項2に係わる回転検出器付モータは、外部コントローラからの電流の供給により回転し、端部にウオーム軸が一体的に形成された回転子を備えたモータと、モータのウオーム軸に噛み合わされることにより、モータのウオーム軸の回転を減速するウオームホイールと、モータに連結されているとともに、ウオームホイールを回転自在に内蔵する開口部を備えたギヤケースと、ウオームホイールに係止された弾性部と、弾性部に固着されたハブとを備えたダンパ部材と、ギヤケースに回転自在に支持されるとともに、ダンパ部材のハブと連結され、ウオームホイールの回転がダンパ部材を介して伝達される出力軸と、ギヤケースに固定され、ギヤケースの開口部を覆うギヤカバーと、多極着磁された磁気発生部材と、外部コントローラに電気的に接続され、ギヤカバーに固着され、磁気発生部材が発生する磁束の変化を検出することにより出力軸の回転を検出する回転検出部材とを備えた回転検出器付モータにおいて、ダンパ部材のハブは、ギヤカバー方向側に第1の係合部が形成され、円盤状に形成され、ダンパ部材に対向した位置に配置されるとともに、中央部には出力軸が挿入され摺動される挿入孔と、挿入孔の外周部には軸部と、平面部には磁気発生部材が収容された磁気発生部材収容部と、ダンパ部材のハブの第1の係合部と係合され、ダンパ部材のハブの回転が伝達される第2の係合部とが形成されたホルダと、ギヤカバーとホルダとの間に配置され、磁気発生部材の外周部平面に摺接されることにより、磁気発生部材がホルダの磁気発生部材収容部から抜けるのを防止する第1のリング状部材と、断面T字状を成した環状に形成され、ギヤケースとギヤカバーとに挟持されているとともに、ホルダを第1のリング状部材とともに摺動可能に支持するホルダ支持部材とを備えていることとしており、この発明の請求項3に係わる回転検出器付モータは、ホルダ支持部材は、断面T字状を成した環状をなし、ギヤケースとギヤカバーとに挟持される第1の凸状環部と、第1の凸状環部より垂直方向に連設され、ホルダの外周面に対向して配置された第2の凸状環部と、第1の凸状環部と対称な位置に連設され、ホルダを回転自在に支持するホルダ支持面部と、ホルダ支持面部と対向した相反する面には、ウオームホイールの外周部平面に摺接することにより、ウオームホイールの軸方向の倒れを防止するウオームホイール当接面部とが形成された第3の凸状環部とが一体的に形成されていることとしており、この発明の請求項4に係わる回転検出器付モータは、第1のリング状部材は、磁気発生部材の外周部に摺接され、磁気発生部材がホルダの磁気発生部材収容部から抜けるのを防止することとしており、この発明の請求項5に係わる回転検出器付モータは、第1のリング状部材は、磁気発生部材の内周部に摺接され、磁気発生部材がホルダの磁気発生部材より抜けるのを防止することとしており、この発明の請求項6に係わる回転検出器付モータは、ホルダとギヤカバーとの間に配置され、磁気発生部材の内周部に摺接することより、磁気発生部材の内周部がホルダの磁気発生部材収容部より抜けるのを防止する第2のリング状部材を備えたこととしている。
【0007】
【発明の作用】
この発明の請求項1に係わる回転検出器付モータにおいて、磁気発生部材を磁気発生部材収容部に収めたホルダは、出力軸の回転を伝達されると、第1のリング状部材およびホルダ支持部材によってギヤケースとギヤカバーとの間で回転自在に支持されながら回転し、磁気発生部材は第1のリング状部材が摺接することによってホルダから抜け止められる。それ故、磁気発生部材は焼付けや接着剤などによらずにホルダに抜け止められ、しかも回転検出部材に対し振れなく取付けられる。この発明の請求項2に係わる回転検出器付モータにおいて、磁気発生部材を磁気発生部材収容部に収めたホルダは、ハブの回転を伝達されると、第1のリング状部材およびホルダ支持部材によってギヤケースとギヤカバーとの間で回転自在に支持されながら回転し、磁気発生部材は第1のリング状部材が摺接することによってホルダから抜け止められる。それ故、磁気発生部材は焼付けや接着剤などによらずにホルダに抜け止められ、しかも回転検出部材に対し振れなく取付けられる。この発明の請求項3に係わる回転検出器付モータにおいて、磁気発生部材を磁気発生部材収容部に収めたホルダは、出力軸の回転を伝達されると、ギヤケースとギヤカバーとに挟持されたホルダ支持部材の第1の凸状環部、ホルダの外周面に対向配置されたホルダ支持部材の第2の凸状環部、ウオームホイール上に摺接し且つホルダの下面に摺接するホルダ支持部材の第3の凸状環部および第1のリング状部材によって回転自在に支持されながら回転し、磁気発生部材は第1のリング状部材が摺接することによってホルダから抜け止められる。それ故、磁気発生部材は焼付けや接着剤などによらずにホルダに抜け止められ、しかも回転検出部材に対し振れなく取付けられる。この発明の請求項4に係わる回転検出器付モータにおいて、磁気発生部材を磁気発生部材収容部に収めたホルダは、出力軸の回転を伝達されると、第1のリング状部材およびホルダ支持部材によってギヤケースとギヤカバーとの間で回転自在に支持されながら回転し、磁気発生部材の外周部に第1のリング状部材が摺接することによってホルダから抜け止められる。それ故、磁気発生部材は焼付けや接着剤などによらずにホルダに抜け止められ、しかも回転検出部材に対し振れなく取付けられる。この発明の請求項5に係わる回転検出器付モータにおいて、磁気発生部材を磁気発生部材収容部に収めたホルダは、出力軸の回転を伝達されると、第1のリング状部材およびホルダ支持部材によってギヤケースとギヤカバーとの間で回転自在に支持されながら回転し、磁気発生部材の内周部に第1のリング状部材が摺接することによってホルダから抜け止められる。それ故、磁気発生部材は焼付けや接着剤などによらずにホルダに抜け止められ、しかも回転検出部材に対し振れなく取付けられる。この発明の請求項6に係わる回転検出器付モータにおいて、磁気発生部材を磁気発生部材収容部に収めたホルダは、出力軸の回転を伝達されると、第1のリング状部材,第2のリング状部材およびホルダ支持部材によってギヤケースとギヤカバーとの間で回転自在に支持されながら回転し、磁気発生部材の外周部は第1のリング状部材が摺接することによってホルダから抜け止められ、磁気発生部材の内周部は第2のリング状部材が摺接することによってホルダから抜け止められる。それ故、磁気発生部材は焼付けや接着剤などによらずにホルダに抜け止められ、しかも回転検出部材に対し振れなく取付けられる。
【0008】
【実施例】
図1ないし図3にはこの発明に係わる回転検出器付モータの実施例が示されており、図1および図2はこの発明に係わる回転検出器付モータの一実施例が示されている。
【0009】
図1に示される回転検出器付モータ1は、略円筒形状に形成されたモータケース2内に回転子6を収容したモータ5が備えられており、モータケース2の開口側がビス3をギヤケース4にねじ込むことによって結合されている。モータケース2の内側にはマグネット7が固定され、マグネット7の内周側に配置された回転子6に備えたモータシャフト6aの一方側はモータケース2の開口側と反対側で第1の軸受21によって回転可能に支持され、モータシャフト6aの他方側はギヤケース4内に突出してこのギヤケース4に設けられた第2の軸受22によって回転可能に支持されている。モータシャフト6aの他方側にはウオーム6bが形成されている。
【0010】
モータ5は、回転子6のモータシャフト6aに固定された整流子6cにブラシ23,24が夫々圧接しており、整流子6cはコイル6dに電気的に接続され、ブラシ23,24は外部回路に電気的に接続されるため、外部回路からブラシ23,24を通じてコイル6dに通電されると、コイル6bが順次励磁され、コイル6bが発生する磁力とマグネット7が発生している磁力とによって回転子6が回転する。ブラシ23,24に対する通電を正方向から行うと回転子6は正回転し、ブラシ23,24に対する通電を逆方向から行うと回転子6は逆回転する。
【0011】
ギヤケース4のほぼ中央部分には凹状の開口状をなすウオームホイール収容部4aが形成されており、ウオームホイール収容部4aはギヤカバー8によって閉塞されている。ウオームホイール収容部4aの中央には円筒形状をなすウオームホイール支持部4bが形成されており、ウオームホイール支持部4bはウオームホイール9を回転可能に支持している。
【0012】
ウオームホイール9は、中央に設けられた丸孔9aにギヤケース4のウオームホイール支持部4bが挿入されているとともに、歯部9bがモータシャフト6aのウオーム6bに噛み合っているため、モータシャフト6aの回転力を伝達されてウオームホイール収容部4a内で回転する。ウオームホイール9の内周側には凹状に形成された開口となるダンパ部材収容部9cが設けられており、このダンパ部材収容部9cの外側部は多角形の凹凸状になっている。ダンパ部材収容部9cにはダンパ部材10が収納されている。
【0013】
ダンパ部材10には、ゴムを素材としてウオームホイール9に設けたダンパ部材収容部9cの内径寸法よりもわずかに小さい外径寸法を有するものとして形成され且つダンパ部材収容部9cの凹凸と相似形状に成形された外側部を有する弾性部10aが外側に備えられているとともに、この弾性部10aの内側部に焼き付けによって一体的に固定されていて断面形状がコ字形状で剛性を有する素材によって成形されたハブ10bが備えられている。
【0014】
弾性部10aはダンパ部材収容部9cに収容されると外側部がウオームホイール9に回転不能に係合されるため、弾性部10aを介してハブ10bをウオームホイール9に予め定めた弾性反発力を介して連結する。ハブ10bの中央には小判形の孔状に成形された小判状係止孔10b1が設けられているため、この小判状係止孔10b1が後述する出力軸11に設けられている係止軸部11cに係止されている。小判状係止孔10b1が出力軸11の係止軸部11cに係止されるので、ハブ10bは出力軸11と一体的に回転する。また、ハブ10bの小判状係止孔10b1の外側部分には後述するホルダ13に向けて突出した係止突部10b2が形成されており、この係止突部10b2はホルダ13に形成された係止孔13dに係止される。ハブ10bの係止突部10b2がホルダ13の係止孔13dに係止されるため、ハブ10bが回転するとホルダ13を一体的に回転させる。
【0015】
ギヤケース4のウオームホイール支持部4bの内側には第3の軸受12が装着されていて、この第3の軸受12の内側に出力軸11が挿入されているため、出力軸11は第3の軸受12によってギヤケース4上で回転可能に支持されている。出力軸11の中央部分には大径軸部11aが設けられており、この大径軸部11aが第3の軸受12内に挿入され、出力軸11の一方側となる大径軸部11aの図1中の右方側に小径軸部11bが設けられている。大径軸部11aと小径軸部11bとのあいだには大径軸部11aの外周の相対向する位置を切除した係止軸部11cが設けられており、出力軸11の小径軸部11bにホルダ13が挿入されている。出力軸11の小径軸部11bの反対側にはギヤケース4の外側で図示しないウインド昇降機構を介してウインドガラスが連結される。
【0016】
ホルダ13は略円盤形状に形成されたホルダ本体13aの中央部分に丸孔状をなす中央孔13bが設けられているため、この中央孔13bが出力軸11の小径軸部11bに挿通されて回転可能に支持されている。また、ホルダ本体13aの片面には環状にへこんだものとして形成された磁気発生部材収容部13cが形成されているため、この磁気発生部材収容部13cに磁気発生部材14が収容されている。磁気発生部材収容部13cの中央は非円形状に形成されている。そして、ホルダ本体13aのもう一方の片面にはハブ10bに形成された係止突部10b2に対応したものとして角孔状に形成された係止孔13dが設けられている。
【0017】
磁気発生部材14は円盤形状をなす金属製板材の片面に相等しい角度を有するものとしてN極とS極とが互い違いに多極着磁された板状マグネットであって、この磁気発生部材14の中央はホルダ13に形成された磁気発生部材収容部13cの中央と近似状の非円形に形成されているため磁気発生部材収容部13cに回り止められて収められている。磁気発生部材収容部13cに収容された磁気発生部材14の外周側上には第1のリング状部材15が配置され、磁気発生部材収容部13cに収容された磁気発生部材14の内周側上には第2のリング状部材18が配置され、磁気発生部材14を収めたホルダ13の外周にはホルダ支持部材16が配置されている。
【0018】
第1のリング状部材15、第2のリング状部材18、ホルダ支持部材16はいずれもギヤカバー8およびギヤケース4とは独立して形成されている。
【0019】
ホルダ支持部材16は断面T字状を成した環状をなしてウオームホイール9上に配置され、外周側に鍔状に突出していてギヤケース4とギヤカバー8とに挟持可能に形成された第1の凸状環部16bと、図1中の右方に向けて第1の凸状環部16bから垂直方向に連設され、ホルダ13の外周面に対向して配置された第2の凸状環部16aと、第1の凸状環部16bと対称な位置に内周側に鍔状に突出連設されたホルダ支持面部16c1を有するとともにホルダ支持面部16c1と対向した相反する面においてウオームホイール9の外周部平面に摺接可能に形成されたウオームホイール当接面部16c2を有する第3の凸状環部16cとが一体的に備えられている。
【0020】
ホルダ支持部材16は、外周部分の第1の凸状環部16bがギヤケース4とギヤカバー8とにより挟持されているため、内周部分の第3の凸状環部16cにおいてホルダ支持面部16c1がホルダ13の外周部下面に摺接されてホルダ13を回転可能に支持し、且つウオームホイール当接面部16c2がウオームホイール9の外周部平面に摺接されてウオームホイール9の軸方向の倒れを防止する機能を有する。
【0021】
第1のリング状部材15は、その厚さ寸法が磁気発生部材収容部13cに収められた磁気発生部材14の外周部分からギヤカバー8の内側までの寸法に比べてわずかに小さく、その外径寸法はホルダ支持部材16の第2の凸状環部16aが有する内径寸法よりもわずかに小さく、その内径寸法は磁気発生部材14の外径寸法よりも小さいため、ホルダ13の外周寄りで磁気発生部材14の外周側をホルダ13側に押圧して磁気発生部材14がホルダ13の磁気発生部材収容部13cから抜けるのを防止する機能を有する。
【0022】
第2のリング状部材18は、その厚さ寸法が磁気発生部材収容部13cに収められた磁気発生部材14の内周部分からギヤカバー8の内側までの寸法に比べてわずかに小さく、その外径寸法は磁気発生部材14の内径寸法よりも大きく、その内径寸法はホルダ13の磁気発生部材収容部13cの内径寸法にほぼ一致し、磁気発生部材14は中央が非円形状にしてホルダ13の磁気発生部材収容部13cに収められているため、ホルダ13の中央寄り部分で磁気発生部材14の内周側をホルダ13側に押圧して磁気発生部材14がホルダ13の磁気発生部材収容部13cから抜けるのを防止する機能を有する。
【0023】
この場合、磁気発生部材14の外周部分上に第1のリング状部材15を配置し、磁気発生部材14の内周部分上に第2のリング状部材18を配置したものを示しているが、第1のリング状部材15を磁気発生部材14の内周側部分上に配置可能な形状として、この第1のリング状部材15とホルダ支持部材16とによってホルダ13および磁気発生部材14を回転可能に支持してもよい。
【0024】
一方、ギヤケース4のウオームホイール収容部4aに対応したギヤケースカバー8上には回転検出部材となる第1のホール素子17a、第2のホール素子17bが取付けられており、第1、第2のホール素子17a、17bは外部接続配線20を介して図示しないコントローラに夫々電気的に接続されている。第1、第2のホール素子17a、17bは図2に示されるように、磁気発生部材14のN極上に第1のホール素子17aが位置するときに、磁気発生部材14のS極とN極とのあいだ上に第2のホール素子17bが位置するようにして、どちらかの極のエッジを検出してコントローラにアナログのパルス信号を転送する機能を有する。各ホール素子17a、17bが発生したパルス信号は図示しない入力インターフェイスを介してコントローラに送給されるため、コントローラは、磁気発生部材14の磁極のエッジ検出により出力軸11の回転方向を認識するとともに回転数をカウントする。回転検出部材としては上記した2個のホール素子17a,17bを使用する以外に、単一のホール素子または単一のリードスイッチを使用してもよいが、その場合には、モータの回転方向を認識するための判別回路を備えることが好ましい。
【0025】
磁気発生部材14はホルダ13の磁気発生部材収容部13cに収められて第1のリング状部材15および第2のリング状部材18によって押圧され、ホルダ13はホルダ支持部材16によってギヤケース4とギヤカバー8とのあいだに回転可能に支持されているので、磁気発生部材14の回転に際してがたや振れは発生せずに、磁気発生部材14から第1、第2のホール素子17a、17bまでのあいだに設定される検出用ギャップに狂いを生ずることはなく、長期的な使用に際しても検出感度に誤差が発生することは少ない。
【0026】
このような構造を有する回転検出器付モータ1は、ウオームホイール支持部4bに装着された第3の軸受12の内側に出力軸11を挿入してある状態で、ウオームホイール収容部4aの図1中の右方向からウオームホイール9を挿入してウオームホイール支持部4bによってウオームホイール9の丸孔9aを回転可能に支持させ、ウオームホイール9のダンパ部材収容部9cに図1中の右方向からダンパ部材10を挿入してハブ10bの小判状係止孔10b1を出力軸11の係止軸部11cに係止し、ホルダ支持部材16を図1中の右方向からウオームホイール収容部4a内でウオームホイール9上に置き、このホルダ支持部材16の内側に図1中の右方向からホルダ13を挿入してハブ10bの係止突部10b2にホルダ13の係止孔13dを挿入し、このホルダ13の磁気発生部材収容部13cに図1中の右方向から磁気発生部材14を収め、ホルダ支持部材16の内側に図1中の右方向から第1のリング状部材15および第2のリング状部材18を組み入れ、ホルダ支持部材16の図1中の右方向からギヤカバー8をギヤケース4に組付ける。これらの組付けはすべて同一の方向から行われるので自動的な組み込みとすることもできる。
【0027】
そこで、出力軸11にウインド昇降機構を介してウインドガラスを連結し、乗員によってスイッチがウインド開側にオン操作されると、ブラシ23,24に対する通電が正方向から行われるためモータシャフト7が正回転し、ウオームホイール9を正回転させる。ウオームホイール9が正回転すると、ダンパ部材10の弾性部10aに有する弾性反発力を介してハブ10bにウオームホイール9の回転力が伝達されるため、ハブ10bが正回転して出力軸11もハブ10bと一体的に正回転し、出力軸11に連結されたウインド昇降機構を介してウインドガラスを全開側に移動させる。ウインドガラスに直接的に連結された出力軸11が正回転すると、ホルダ13も正回転するため、各ホール素子17a、17bは磁気発生部材14の磁極が順次切換わることによって発生したパルス信号をコントローラに与え、コントローラはウインドガラスが全開側に移動していることの認識をする。ウインドガラスが全開位置に到達して移動を阻止されると出力軸11は回転を拘束されるため、出力軸11が回転を拘束されたことによってホルダ13および磁気発生部材14も回転を停止して各ホール素子17a、17bよりのパルス信号は発生しなくなり、コントローラはウインドガラスが全開位置に到達したと同時にタイムラグを生じないでウインドガラスが全開位置に到達したことを認識してブラシ23,24に対する通電をカットする。
【0028】
また、ウインドガラスが開いているときに、乗員によってスイッチがウインド閉側にオン操作されると、ブラシ23,24に対する通電が逆方向から行われるためモータシャフト7が逆回転し、ウオームホイール9を逆回転させ、ダンパ部材10の弾性部10aに有する弾性反発力を介してハブ10bにウオームホイール9の回転力が伝達されるので、ハブ10bも逆回転して出力軸11もハブ10bと一体的に逆回転し、出力軸11に連結されたウインド昇降機構を介してウインドガラスを全閉側に移動させる。ウインドガラスに直接的に連結された出力軸11が逆回転すると、ホルダ13も逆回転するため、各ホール素子17a、17bは磁気発生部材14の磁極が順次切換わることによって発生したパルス信号をコントローラに与え、コントローラはウインドガラスが全閉側に移動していることの認識をする。ウインドガラスが全閉位置に到達して移動を阻止されると出力軸11は回転を拘束されるため、出力軸11が回転を拘束されたことによってホルダ13および磁気発生部材14も回転を停止してホール素子17よりのパルス信号は発生しなくなり、コントローラはウインドガラスが全閉位置に到達したと同時にタイムラグを生じないでウインドガラスが全閉位置に到達したことを認識し、ブラシ23,24に対する通電をカットするものとなる。
【0029】
出力軸11とともにホルダ13が正回転または逆回転する際、磁気発生部材14はホルダ13の磁気発生部材収容部13cに収められて第1のリング状部材15および第2のリング状部材18によって押圧され、ホルダ13はホルダ支持部材16によってギヤケース4とギヤカバー8とのあいだに回転可能に支持されているので、磁気発生部材14の回転に際してがたや振れは発生せずに、第1、第2のホール素子17a、17bは磁気発生部材14からの検出用ギャップに狂いのない状態で回転検出を行うものとなる。
【0030】
図3はこの発明に係わる回転検出器付モータの他の実施例が示されている。
【0031】
この場合の回転検出器付モータ1は、ハブ10bの係止突部10b2とホルダ本体13aの係止孔13dが設けられておらず、出力軸11の小径軸部11bにローレット状にして円周上に突出したホルダ係止凸部11b1が形成され、このホルダ係止凸部11b1にホルダ13の中央孔13bが係止されている。ホルダ13はホルダ係止凸部11b1によって出力軸11とともに一体的に回転する。その他の部位は図1および図2に示された実施例と同様にしてある。この場合も、出力軸11とともにホルダ13が正回転または逆回転する際、磁気発生部材14はホルダ13の磁気発生部材収容部13cに収められて第1のリング状部材15および第2のリング状部材18によって押圧され、ホルダ13はホルダ支持部材16によってギヤケース4とギヤカバー8とのあいだに回転可能に支持されているので、磁気発生部材14の回転に際してがたや振れは発生せずに、第1、第2のホール素子17a、17bは磁気発生部材14からの検出用ギャップに狂いのない状態で回転検出を行うものとなる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明に係わる回転検出器付モータは上述した構成としたことから、ホルダを第1のリング状部材およびホルダ支持部材によってギヤケースとギヤカバーとの間で回転自在に支持しながら回転させ、第1のリング状部材が摺接することによって磁気発生部材をホルダから抜け止めるため、従来のものと比較して、磁気発生部材を焼付けや接着剤などによらずにホルダに抜け止めて取付けられるとともに回転検出部材に対し振れなく取付けられるので、極めて簡略な組付けを行うことができるとともに確実な回転検出を行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる回転検出器付モータの一実施例の縦断側面図である。
【図2】図1に示した回転検出器付モータにおいてのギヤカバーを外した状態の正面図である。
【図3】この発明に係わる回転検出器付モータの他の実施例の縦断側面図である。
【図4】従来の回転検出器付モータの縦断側面図である。
【符号の説明】
1 回転検出器付モータ
4 ギヤケース
4a (開口部)ウオームホイール収容部
5 モータ
6 回転子
6b (ウオーム軸)ウオーム
8 ギヤカバー
9 ウオームホイール
10 ダンパ部材
10a 弾性部
10b ハブ
10b2 第1の係合部
11 出力軸
13 ホルダ
13b (挿入孔)中央孔
13c 磁気発生部材収容部
13d 第2の係合部
14 磁気発生部材
15 第1のリング状部材
16 ホルダ支持部材
16a 第2の凸状環部
16b 第1の凸状環部
16c 第3の凸状環部
16c1 ホルダ支持面部
16c2 ウオームホイール当接面部
17a (回転検出部材)第1のホール素子
17b (回転検出部材)第2のホール素子
18 第2のリング状部材

Claims (6)

  1. 外部コントローラからの電流の供給により回転し、端部にウオーム軸が一体的に形成された回転子を備えたモータと、
    上記モータのウオーム軸に噛み合わされることにより、モータのウオーム軸の回転を減速するウオームホイールと、
    上記モータに連結されているとともに、上記ウオームホイールを回転自在に内蔵する開口部を備えたギヤケースと、
    上記ギヤケースに回転自在に支持されるとともに、上記ウオームホイールの回転が伝達される出力軸と、
    上記ギヤケースに固定され、上記ギヤケースの開口部を覆うギヤカバーと、
    多極着磁された磁気発生部材と、
    外部コントローラに電気的に接続され、上記ギヤカバーに固着され、上記磁気発生部材が発生する磁束の変化を検出することにより上記出力軸の回転を検出する回転検出部材とを備えた回転検出器付モータにおいて、
    円盤状に形成され、上記磁気発生部材を収容する磁気発生部材収容部を有し、上記ウオームホイールに対向した位置に配置され、前記出力軸の回転が伝達され回転するホルダと、
    上記ギヤカバーと上記ホルダとの間に配置され、前記磁気発生部材に摺接されることにより、前記磁気発生部材が前記磁気発生部材収容部から抜けるのを防止する第1のリング状部材と、
    断面T字状を成した環状に形成され、上記ギヤケースと上記ギヤカバーとに挟持されているとともに、前記ホルダを上記第1のリング状部材とともに回転自在に支持するホルダ支持部材とを備えたことを特徴とする回転検出器付モータ。
  2. 外部コントローラからの電流の供給により回転し、端部にウオーム軸が一体的に形成された回転子を備えたモータと、
    上記モータのウオーム軸に噛み合わされることにより、モータのウオーム軸の回転を減速するウオームホイールと、
    上記モータに連結されているとともに、上記ウオームホイールを回転自在に内蔵する開口部を備えたギヤケースと、
    上記ウオームホイールに係止された弾性部と、前記弾性部に固着されたハブとを備えたダンパ部材と、
    上記ギヤケースに回転自在に支持されるとともに、上記ダンパ部材のハブと連結され、上記ウオームホイールの回転が上記ダンパ部材を介して伝達される出力軸と、
    上記ギヤケースに固定され、上記ギヤケースの開口部を覆うギヤカバーと、
    多極着磁された磁気発生部材と、
    外部コントローラに電気的に接続され、上記ギヤカバーに固着され、上記磁気発生部材が発生する磁束の変化を検出することにより上記出力軸の回転を検出する回転検出部材とを備えた回転検出器付モータにおいて、
    上記ダンパ部材のハブは、上記ギヤカバー方向側に第1の係合部が形成され、
    円盤状に形成され、上記ダンパ部材に対向した位置に配置されるとともに、中央部には上記出力軸が挿入され摺動される挿入孔と、前記挿入孔の外周部には軸部と、平面部には上記磁気発生部材が収容された磁気発生部材収容部と、上記ダンパ部材のハブの第1の係合部と係合され、前記ダンパ部材のハブの回転が伝達される第2の係合部とが形成されたホルダと、
    上記ギヤカバーと上記ホルダとの間に配置され、磁気発生部材の外周部平面に摺接されることにより、前記磁気発生部材が前記ホルダの磁気発生部材収容部から抜けるのを防止する第1のリング状部材と、
    断面T字状を成した環状に形成され、前記ギヤケースと前記ギヤカバーとに挟持されているとともに、前記ホルダを前記第1のリング状部材とともに摺動可能に支持するホルダ支持部材とを備えていることを特徴とする回転検出器付モータ。
  3. ホルダ支持部材は、断面T字状を成した環状をなし、ギヤケースとギヤカバーとに挟持される第1の凸状環部と、
    前記第1の凸状環部より垂直方向に連設され、ホルダの外周面に対向して配置された第2の凸状環部と、
    前記第1の凸状環部と対称な位置に連設され、前記ホルダを回転自在に支持するホルダ支持面部と、前記ホルダ支持面部と対向した相反する面には、ウオームホイールの外周部平面に摺接することにより、前記ウオームホイールの軸方向の倒れを防止するウオームホイール当接面部とが形成された第3の凸状環部とが一体的に形成されている請求項1、2のいずれかに記載の回転検出器付モータ。
  4. 第1のリング状部材は、磁気発生部材の外周部に摺接され、前記磁気発生部材が前記ホルダの磁気発生部材収容部から抜けるのを防止する請求項1、2、3のいずれかに記載の回転検出器付モータ。
  5. 第1のリング状部材は、磁気発生部材の内周部に摺接され、前記磁気発生部材が前記ホルダの磁気発生部材より抜けるのを防止する請求項1、2、3のいずれかに記載の回転検出器付モータ。
  6. ホルダとギヤカバーとの間に配置され、磁気発生部材の内周部に摺接することより、前記磁気発生部材の内周部が前記ホルダの磁気発生部材収容部より抜けるのを防止する第2のリング状部材を備えた請求項4に記載の回転検出器付モータ。
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