JP6606224B1 - 自動ドアロック機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁ソレノイドを用いたドアロック機構の設置スペースの確保が容易であり、かつ、電磁ソレノイドの吸引効率を高めるとともに騒音を抑えることができ、さらには、電磁ソレノイドの吸引力が小さくても安定したロック状態を得ることができる自動ドアロック機構を提供すること。【解決手段】従動プーリー143に回転軸70を同じくして連結された歯付き従動プーリー10と、可動鉄芯41の移動方向で固定位置が調整可能に歯付き従動プーリー10の周辺に配置される電磁ソレノイドケース20と、支点側端部31と、吸引力が負荷される力点側端部32と、複数の当接歯33aが形成された当接歯部33と設けたロック用当接部30と、を有し、電磁ソレノイド40が通電状態の場合、当接歯33aが複数の歯11に当接されたドア120の施錠状態となり、電磁ソレノイド40が非通電状態の場合、複数の当接歯33aが複数の歯11から離れたドア120の解錠状態となる。【選択図】図3

Description

本発明は、ドアを施錠するためのドアロック機構として電磁ソレノイドを用いる自動ドアロック機構に関する。
従来、自動ドア装置は、ドアを施錠するためのドアロック機構が備えられている。
例えば、特許文献1には、ドアロック機構として電磁ソレノイドを用いた自動ドア装置が記載されている。
特開2012−172354号公報
しかしながら、特許文献1に記載された自動ドア装置は、ドアロック機構としての電磁ソレノイドが駆動モータの出力軸に取り付けられた歯付手動プーリーをロックするようになっており、駆動モータの周辺に設置されるため、駆動モータの種類に応じて設置スペースを確保する必要があり、設置スペースの確保が難しくなるおそれがあった。
また、電磁ソレノイドを自動ドア装置の複数の仕様に共用するためには、電磁ソレノイドの可動鉄芯のストロークを長くする必要があるため、電磁ソレノイドの吸引効率が悪くなり、しかも、騒音の問題が生ずるおそれがあった。
さらには、電磁ソレノイドが通電状態で歯付手動プーリーをロックする通電時施錠型のドアロック機構場合、電磁ソレノイドの吸引力が小さいとロックが不安定になるため、安定したロック状態を得るためには、電磁ソレノイドの吸引力を高くする必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電磁ソレノイドを用いたドアロック機構の設置スペースの確保が容易であり、かつ、電磁ソレノイドの吸引効率を高めるとともに騒音を抑えることができ、さらには、電磁ソレノイドの吸引力が小さくても安定したロック状態を得ることができる自動ドアロック機構を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動ドアロック機構は、自動ドア装置のドアが連結された駆動ベルトが架け渡される駆動モータ側の駆動プーリー、および、前記駆動ベルトによって前記駆動プーリーの動力が伝達される従動プーリーのうち、前記従動プーリーに回転軸を同じくして連結された歯付き従動プーリーと、磁ソレノイドを保持するケースであり、前記電磁ソレノイドの可動鉄芯の移動方向で固定位置が調整可能に前記歯付き従動プーリーの周辺に配置される電磁ソレノイドケースと、一端側の支点となる支点側端部と、前記可動鉄芯の先端部に固定されて該可動鉄芯にかかる吸引力が負荷される他端側の力点側端部と、前記支点側端部および前記力点側端部の間に前記力点側端部に負荷される力が作用される部分であり、前記歯付き従動プーリーの複数の歯に当接可能に該歯付き従動プーリーの円周の一部領域に対応して並んだ複数の当接歯が形成された当接歯部と、設けたロック用当接部と、を有し、前記電磁ソレノイドが通電状態の場合、前記ロック用当接部の前記当接歯が対応する前記複数の歯に当接された前記ドアの施錠状態となり、前記電磁ソレノイドが非通電状態の場合、前記ロック用当接部が通電状態で前記複数の歯に当接された前記複数の当接歯が該複数の歯から離れた前記ドアの解錠状態となることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動ドアロック機構は、上記の発明において、前記回転軸を中心として軸方向に並ぶ前記従動プーリーおよび前記歯付き従動プーリーの前記歯付き従動プーリー側で前記回転軸の一端部を軸支する歯付き従動プーリー側軸受が設けられ、かつ、前記電磁ソレノイドケースが固定された前記自動ドア装置の本体フレームに固定される固定プレートと、前記固定プレートに対向配置されて前記従動プーリ―と前記歯付き従動プーリーとの間を仕切り、かつ、前記固定プレートの前記歯付き従動プーリー側軸受に対して前記従動プーリー側で前記回転軸の端端部を軸支する従動プーリー側軸受が設けられた仕切りプレートと、前記固定プレートと前記仕切りプレートの間に前記回転軸に平行に配置された支持棒によって、前記支点側端部が回動可能に軸支されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る自動ドアロック機構は、上記の発明において、前記当接歯部が、前記歯付き従動プーリ―の円周に対応した略円弧状の円弧状曲面に前記当接歯が形成された円弧状曲面当接歯部と、前記円弧状曲面に接線方向で連接された平面に前記当接歯が形成された平面当接歯部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る自動ドアロック機構は、上記の発明において、前記ロック用当接部が、前記歯付き従動プーリーの円周の1/4の領域に並ぶ前記複数の歯に前記複数の当接歯が当接されることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る自動ドアロック機構は、駆動モータ側の駆動プーリ―でなく、従動プーリー側に設けられることによって、前記駆動モータの種類に応じて設置スペースを確保する必要がなく、しかも、前記電磁ソレノイドを自動ドア装置の複数の仕様に共有する場合であっても、前記可動鉄芯の移動方向で前記電磁ソレノイドケースの固定位置を調整することによって、前記可動鉄芯のストローク量をできる限り短くした状態で、前記ロック用当接部を前記複数の歯に当接させ、あるいは、前記複数の歯から離すことができ、さらには、梃の原理によって、前記可動鉄芯を介して前記力点側端部に負荷される吸引力が、作用点となる前記当接歯部に増加して作用されるので、電磁ソレノイドを用いたドアロック機構の設置スペースの確保が容易であり、かつ、電磁ソレノイドの吸引効率を高めるとともに騒音を抑えることができ、さらには、電磁ソレノイドの吸引力が小さくても安定したロック状態を得ることができる。
本発明の請求項2に係る自動ドアロック機構は、前記回転軸の軸受が設けられる前記固定プレートと前記仕切りプレートとの間に前記回転軸に平行に配置された支持棒によって前記支点側端部が回動可能に軸支されているので、前記支持棒を有効的に利用して前記支点側端部を回動可能に軸支することができる。
本発明の請求項3に係る自動ドアロック機構は、前記当接歯部が、前記歯付き従動プーリ―の円周に対応した略円弧状の円弧状曲面に前記当接歯が形成された円弧状曲面当接歯部と、前記円弧状曲面に接線方向で連接された平面に前記当接歯が形成された平面当接歯部と、を有するので、前記平面当接歯部の平面が、前記歯付き従動プーリーの接線方向と略重なり、前記円弧状曲面当接歯部の円弧状曲面が、前記歯付き従動プーリーの円周に沿って配置されることによって、前記複数の当接歯を前記複数の歯に連続的に当接させることができる。
本発明の請求項4に係る自動ドアロック機構は、前記ロック用当接部が、前記歯付き従動プーリーの円周の1/4の領域に並ぶ前記複数の歯に当接され、前記歯付き従動プーリーの多数の前記歯に当接されることによって、各当接歯にかかる荷重を分散させることができるので、当接部分の耐久性を高めることができる。
図1は、本発明の実施例に係る自動ドアロック機構が組み込まれた自動ドア装置の概略図である。 図2は、図1に示した自動ドア装置の自動ドアロック機構周辺部分を示した斜視図であり、自動ドアロック機構が施錠状態の図である。 図3は、(a)が、図2に示した自動ドアロック機構周辺部分を拡大した図であり、(b)が、(a)に示したロック用当接部周辺をさらに拡大した図である。 図4は、図1に示した自動ドア装置の自動ドアロック機構周辺部分を示した斜視図であり、自動ドアロック機構が解錠状態の図である。 図5は、(a)が、図4に示した自動ドアロック機構周辺部分を拡大した図であり、(b)が、(a)に示したロック用当接部周辺をさらに拡大した図である。 図6は、図2に示した自動ドア装置の自動ドアロック機構周辺部分を異なる方向から視た図である。 図7は、(a)が歯付き従動プーリーの周辺に配置された電磁ソレノイドケースを示した図であり、(b)が電磁ソレノイドケースを(a)とは異なる方向から視た図である。 図8は、電磁ソレノイドの可動鉄芯に固定されたロック用当接部を示した斜視図である。 図9は、(a)が電磁ソレノイドが通電状態で、ロック用当接部が歯付き従動プーリーの複数の歯に当接された状態を簡略的に示した図であり、(b)が電磁ソレノイドが非通電状態で、ロック用当接部が当接された複数の歯から離れた状態を簡略的に示した図である。 図10は、歯付き従動プーリーが自動ドア装置の左右どちら側に配置されるか、または、自動ドア装置の入口開口がドアの左右どちら側に配置されるかによって、自動ドアロック機構の向きを変化させて組み付けることを説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る自動ドアロック機構の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る自動ドアロック機構1が組み込まれた自動ドア装置100の概略図である。図2は、図1に示した自動ドア装置100の自動ドアロック機構1周辺部分を示した斜視図であり、自動ドアロック機構1が施錠状態の図である。図3は、(a)が、図2に示した自動ドアロック機構1周辺部分を拡大した図であり、(b)が、(a)に示したロック用当接部30周辺をさらに拡大した図である。図4は、図1に示した自動ドア装置100の自動ドアロック機構1周辺部分を示した斜視図であり、自動ドアロック機構1が解錠状態の図である。図5は、(a)が、図4に示した自動ドアロック機構1周辺部分を拡大した図であり、(b)が、(a)に示したロック用当接部30周辺をさらに拡大した図である。図6は、図2に示した自動ドア装置100の自動ドアロック機構2周辺部分を異なる方向から視た図である。図7は、(a)が歯付き従動プーリー10の周辺に配置された電磁ソレノイドケース20を示した図であり、(b)が電磁ソレノイドケース20を(a)とは異なる方向から視た図である。図8は、電磁ソレノイド40の可動鉄芯41に固定されたロック用当接部30を示した斜視図である。図9は、(a)が電磁ソレノイド40が通電状態で、ロック用当接部30が歯付き従動プーリー10の複数の歯11に当接された状態を簡略的に示した図であり、(b)が電磁ソレノイド40が非通電状態で、ロック用当接部30が当接された複数の歯11から離れた状態を簡略的に示した図である。図10は、歯付き従動プーリー10が自動ドア装置100の左右どちら側に配置されるか、または、自動ドア装置100の入口開口がドアの左右どちら側に配置されるかによって、自動ドアロック機構1の向きを変化させて組み付けることを説明するための図である。
なお、図2、図3、図4、図5、図9に示した回転方向を示す矢印Oは、ドア120が開く方向での歯付き従動プーリ―10および従動プーリ―143の回転方向を示している。
また、図7は、電磁ソレノイドケース20にコイル42が保持収容されている。
また、図10では、ドア120を開く回転方向を示す矢印を「open」と表記し、ドア120を閉じる回転方向を示す矢印を「close」と表記している。
本発明の実施例1に係る自動ドアロック機構1は、自動ドア装置100に組み込まれるものである。
自動ドア装置100は、図1に示すように、自動ドア装置100の骨格を構成する本体フレーム110と、出入り口を開閉可能に移動されるドア120と、ドア120に近づいた人や物を検出する不図示のセンサと、ドア120を吊持するドア吊持部130と、ドア120を開閉駆動する駆動機構140と、ドア120と駆動機構140とを連結する連結具150と、自動ドアロック機構1と、センサから出力された信号に基づいて駆動機構140および自動ドアロック機構1を制御する制御部160と、を有する。
本体フレーム110は、例えば、アルミニウム材からなり、複数のメーカーによって各種形状の異なるものが市販されている。
この本体フレーム110のフロント部分には不図示の点検カバーが本体フレーム110に着脱可能に取り付けられている。
点検カバーは、本体フレーム110から取り外すことによって開いた開口を利用して本体フレーム110の内部に配置された各機構を容易にメンテナンスすることができるようになっている。
センサは、ドア120に近づいた人や物を検出してドア120の開閉制御に必要な信号を制御部160に出力するものである。
このセンサは、例えば、自動ドア装置100のフロント部分に取り付けられている。
ドア吊持部130は、連結具150に設けられた戸車151のガイド部分となるレール131を含んでドア120を吊持する部分である。
連結具150は、ドア120を駆動ベルト144の回転駆動を利用して開閉移動可能にするため、ドア120と駆動ベルト144とを連結する部分である。
この連結具150は、ドア120の上端面に連結された状態でドア120の上方位置に配置されるように設けられた戸車151がドア吊持部130のレール131に載置されることによってドア120をドア吊持部130に吊持させるようになっている。
駆動機構140は、図1に示すように、駆動モータ141と、駆動モータ141に連結された駆動プーリー142と、駆動プーリー142とドア120の開閉方向で離れた位置に配置された従動プーリー143と、駆動プーリー142および従動プーリー143に架け渡された駆動ベルト144と、を有する。
自動ドアロック機構1は、駆動ベルト144が架け渡される駆動モータ141側の駆動プーリ―142、および、駆動ベルト144によって駆動プーリ―142の動力が伝達される従動プーリー143のうち、従動プーリー143に回転軸70を同じくして連結された歯付き従動プーリー10と、電磁ソレノイド40を保持するケースであり、電磁ソレノイド40の可動鉄芯41の移動方向で固定位置が調整可能に歯付き従動プーリー10の周辺に配置される電磁ソレノイドケース20と、歯付き従動プーリ―10の円周の一部領域に対応して並んだ複数の当接歯33aが形成された当接歯部33と、設けたロック用当接部30と、を有する。
歯付き従動プーリー10は、従動プーリ―143と回転軸70を同じくしているので、従動プーリ―143の回転に連動して回転するものである。
この歯付き従動プーリ―10は、全周に渡って複数の歯11が形成されており、この歯11がロック用当接部30に当接される部分になる。
なお、歯付き従動プーリー10と従動プーリ―143との間には、歯付き従動プーリー10と従動プーリ―143とを仕切る仕切りプレート50が配置されている。
この仕切りプレート50は、後述の固定プレート60に複数の支持棒51を介してネジ止め固定されるようになっている。
なお、各支持棒51は、固定プレート60と仕切りプレート50の間に回転軸70に平行に配置されている。
電磁ソレノイドケース20は、電磁ソレノイド40のコイル42を保持収容する枠状部材であり、可動鉄芯41の移動方向に対向配置された可動鉄芯挿通壁部21および底壁部22と、一対の側壁部23、23と、を有する。
可動鉄芯挿通壁部21は、可動鉄芯41が挿通される開口21aが形成されている。
また、可動鉄芯挿通壁部21は、外表面が可動鉄芯41をコイル42の内方から外方に向けて引き出すための力を負荷するためのバネ43が載置される面になっている。
なお、バネ43は、この実施例では、いわゆる電池バネを用いているが、その他の弾性部材であっても構わない。
可動鉄芯挿通壁部21と底壁部22とは、コイル42との間隔を小さく抑えてコイル42を略挟持する間隔で対向配置されている。このため、電磁ソレノイドケース20は、可動鉄芯41の移動方向での寸法をコンパクトに抑えることができるようになっている。
一対の側壁部23、23は、一方の側壁部23が歯付き従動プーリー10の回転軸70の不図示の軸受が設けられた後述する固定プレート60に固定される側の壁になっている。
なお、この実施例では、側壁部23は、固定プレート60にネジ止め固定されるようにネジ挿通孔が形成されている。
このような電磁ソレノイドケース20は、可動鉄芯41の移動方向での寸法がコンパクトになっているため、可動鉄芯41の移動方向での固定プレート60への取付け位置の調整範囲を広い領域で確保することができる。
ロック用当接部30は、一端側の支点となる支点側端部31と、可動鉄芯41の先端部に固定されて可動鉄芯41にかかる吸引力が負荷される他端側の力点側端部32と、支点側端部31および力点側端部32の間に力点側端部32に負荷される力が作用される部分であり、歯付き従動プーリー10の複数の歯11に当接可能に歯付き従動プーリ―10の円周の一部領域に対応して並んだ複数の当接歯33aが形成された当接歯部33と、を設けたものである。
支点側端部31は、梃の原理における支点に相当する部分であり、支持棒51が挿通される回転軸孔31aが形成されている。
この支点側端部31は、回転軸孔31aに仕切りプレート50と固定プレート60の間を橋渡す支持棒51が挿通されることによって、回転軸孔31aを中心として回動可能に支持されるようになっている。
力点側端部32は、梃の原理における力点に相当する部分であり、可動鉄芯41の先端部に固定するためのネジが挿通されるネジ挿通孔が形成されている。
この力点側端部32は、可動鉄芯41の先端部に固定されることによって、可動鉄芯41に負荷される吸引力が負荷される部分となる。
当接歯部33は、梃の原理における作用点に相当する部分であり、歯付き従動プーリ―10の円周に対応した略円弧状の円弧状曲面33bbに当接歯33aが形成された円弧状曲面当接歯部33bと、円弧状曲面33bbに接線方向で連接された平面33ccに当接歯33aが形成された平面当接歯部33cと、を有する。
この当接歯部33は、支点側端部31から力点側端部32に向けて平面当接歯部33cから円弧状曲面当接歯部33bに連接されている。
このようなロック用当接部30は、図9(a)に示すように、歯付き従動プーリー10の円周の1/4の領域Rに並ぶ複数の歯11に複数の当接歯33aが当接されるようになっている。
ロック用当接部30は、電磁ソレノイド40が通電状態で、歯付き従動プーリー10の複数の歯11に当接され、電磁ソレノイド40が非通電状態で、歯付き従動プーリー10の複数の歯11から離れるようになっている。
より具体的には、電磁ソレノイド40が通電状態になると、可動鉄芯41が電磁ソレノイドケース20に保持収容されたコイル42の内方に吸引されることによって、可動鉄芯挿通壁部21の外表面からの可動鉄芯41の突出量が短くなる(図9(a)参照)。
この状態では、可動鉄芯挿通壁部21の外表面に載置されたバネ43が可動鉄芯挿通壁部21とロック用当接部30との間で弾性的に圧縮された状態になっている。
このようにして可動鉄芯挿通壁部21の外表面からの可動鉄芯41の突出量が短くなり、ロック用当接部30が複数の歯11に当接されることによって、歯付き従動プーリ―10のドア120を開く方向への回転が阻止されるため、歯付き従動プーリ―10に回転軸70を同じくして連結された従動プーリー143もドア120を開く方向への回転が阻止される。
なお、電磁ソレノイド40が通電されることによって可動鉄芯41を介して力点側端部32に負荷される吸引力は、梃の原理によって作用点となる当接歯部33に増加して作用される。
このため自動ドアロック機構1は、電磁ソレノイド40の吸引力が弱い場合であっても、ロック用当接部30を複数の歯11に当接させた状態を安定して保持することができ、結果的に、ドア120を安定して施錠することができる。
また、自動ドアロック機構1は、ロック用当接部30を複数の歯11に当接させることができるため、ドア120を安定して施錠することができる。
より具体的には、電磁ソレノイド40が通電状態になると、可動鉄芯41が吸引されて力点側端部32に吸引力が負荷される。すると、ロック用当接部30が支点側端部31を支点として回動され、平面当接歯部33cの平面33ccが、歯付き従動プーリー10の接線方向と略重なり、円弧状曲面当接歯部33bの円弧状曲面33bbが、歯付き従動プーリー10の円周に沿って配置されることによって、複数の当接歯33aが複数の歯11に連続的に当接される。
電磁ソレノイド40が非通電状態になると、可動鉄芯41が電磁ソレノイドケース20に収容されたコイル42の吸引力から解放される。
可動鉄芯41がコイル42の吸引力から解放されると、可動鉄芯挿通壁部21とロック用当接部30との間で弾性的に圧縮された状態のバネ43が弾性的に復元されながらロック用当接部30を押し上げることによって、可動鉄芯挿通壁部21の外表面からの可動鉄芯41の突出量が長くなる(図9(b)参照)。
このように可動鉄芯挿通壁部21の外表面からの可動鉄芯41の突出量が長くなることによって、ロック用当接部30が支点側端部31を支点として回動されて複数の歯11から離れる。
ロック用当接部30が複数の歯11から離れることによって歯付き従動プーリ―10の回転が自由になるため、歯付き従動プーリ―10に回転軸70を同じくして連結された従動プーリー143も回転が自由になる。
なお、この実施例では、自動ドアロック機構1、および、歯付き従動プーリー10に連結された従動プーリ―143が固定プレート60に軸支されるようになっている。
より具体的には、固定プレート60は、従動プーリ―143および歯付き従動プーリー10の共通の回転軸70を軸支する不図示の軸受が設けられている。
また、この実施例では、上述の仕切りプレート50にも、回転軸70を軸支する不図示の軸受が設けられており、対向配置された二つの軸受によって回転軸70を軸支するようになっている。
また、固定プレート60は、電磁ソレノイドケース20が電磁ソレノイド40の可動鉄芯41の移動方向で固定位置が調整可能に固定されるようになっている。
固定プレート60は、電磁ソレノイドケース20が電磁ソレノイド40の可動鉄芯41の移動方向で固定位置が調整し易いように、例えば、ネジ止め用のネジ挿通孔を可動鉄芯41の移動方向を長手方向とする長穴形状にすると良い。
このように自動ドアロック機構1は、固定プレート60が自動ドア装置100の本体フレーム110に直接、あるいは、台座(不図示)を介して固定されることによって、自動ドア装置100に組み込まれる。
なお、自動ドアロック機構1は、図10に示すように、歯付き従動プーリー10が自動ドア装置100の左右どちら側に配置されるか、または、自動ドア装置100の入口開口がドア120の左右どちら側に配置されるかによって、ドア120を開閉する歯付き従動プーリー10の回転方向が異なるため、その仕様の変化に応じて取り付け向きを変化させて組み付けられる。
制御部160は、ボックス内にマイクロコンピュータが収容されており、不図示の電線によって、上述したセンサ、駆動機構140の駆動モータ141、および、自動ドアロック機構1の電磁ソレノイド40に接続されている。
なお、制御部160は、従来技術の電磁ソレノイド40を用いたドアロック機構と同様に、施錠時には、電磁ソレノイド40を通電し、解錠時には、電磁ソレノイド40を非通電とするように制御するため、従来技術の電磁ソレノイド40を用いたドアロック機構の制御部をそのまま用いることができる。
このため、顧客は、制御部160の変更をしなくても、従来の電磁ソレノイドを用いたドアロック機構を用いるか、この実施例の自動ドアロック機構1を用いるかを選択することができる。
この制御部160は、センサからドア120に近づいた人や物を検知した旨の信号を受信すると、ドア120を開くように駆動モータ141を駆動制御する。
制御部160は、ドア120を閉じた状態から開く場合、自動ドアロック機構1の電磁ソレノイド40を非通電状態にして、ドア120を解鍵する。
ドア120を開くように駆動モータ141が駆動されることによって、駆動プーリー142および駆動プーリー142に駆動ベルト144を介して繋がる従動プーリ―143がドア120を開く方向に回転される。
また、制御部160は、ドア120を開くように制御した後、不図示の安全光線スイッチによってドア120を通過中の人や物を検知しない旨の信号を受信すると、ドア120を閉じるように駆動モータ141を駆動制御する。
これにより駆動プーリー142および駆動プーリー142に駆動ベルト144を介して繋がる従動プーリ―143がドア120を閉じる方向に回転される。
制御部160は、ドア120が閉じた場合、自動ドアロック機構1の電磁ソレノイド40を通電状態にしてドア120を施錠する。
このような自動ドアロック機構1が組み込まれた自動ドア装置100は、センサおよび安全光線スイッチによる検知信号によって自動ドアロック機構1によるドア120の施錠および解錠を行うだけでなく、停電時には、電磁ソレノイド40が非通電となり、ドア120を解錠するようになっている。
本発明の実施例1に係る自動ドアロック機構1は、駆動モータ141側の駆動プーリ―142でなく、従動プーリー143側に設けられることによって、駆動モータ141の種類に応じて設置スペースを確保する必要がなく、しかも、電磁ソレノイド40を自動ドア装置100の複数の仕様に共有する場合であっても、可動鉄芯41の移動方向で電磁ソレノイドケース20の固定位置を調整することによって、可動鉄芯41のストローク量をできる限り短くした状態で、ロック用当接部30を複数の歯11に当接させ、あるいは、複数の歯11から離すことができ、さらには、梃の原理によって、可動鉄芯41を介して力点側端部32に負荷される吸引力が、作用点となる当接歯部33に増加して作用されるので、電磁ソレノイド40を用いたドアロック機構の設置スペースの確保が容易であり、かつ、電磁ソレノイド40の吸引効率を高めるとともに騒音を抑えることができ、さらには、電磁ソレノイド40の吸引力が小さくても安定したロック状態を得ることができる。
また、本発明の実施例1に係る自動ドアロック機構1は、回転軸70の軸受が設けられる固定プレート60と仕切りプレート50との間に回転軸70に平行に配置された支持棒51によって支点側端部31が回動可能に軸支されているので、支持棒51を有効的に利用して支点側端部31を回動可能に軸支することができる。
また、本発明の実施例1に係る自動ドアロック機構1は、当接歯部33が、歯付き従動プーリ―10の円周に対応した略円弧状の円弧状曲面33bbに当接歯33aが形成された円弧状曲面当接歯部33bと、円弧状曲面33bbに接線方向で連接された平面33ccに当接歯33aが形成された平面当接歯部33cと、を有するので、平面当接歯部33cの平面33ccが、歯付き従動プーリー10の接線方向と略重なり、円弧状曲面当接歯部33bの円弧状曲面33bbが、歯付き従動プーリー10の円周に沿って配置されることによって、複数の当接歯33aを複数の歯11に連続的に当接させることができる。
また、本発明の実施例1に係る自動ドアロック機構1は、ロック用当接部30が、歯付き従動プーリー10の円周の1/4の領域に並ぶ複数の歯11に当接され、歯付き従動プーリー10の多数の歯11に当接されることによって、各当接歯33aにかかる荷重を分散させることができるので、当接部分の耐久性を高めることができる。
なお、本発明の実施例に係る自動ドアロック機構1は、ロック用当接部30が、歯付き従動プーリー10の円周の1/4の領域に並ぶ複数の歯11に複数の当接歯33aを当接せるものを例示したが、これに限らず、歯付き従動プーリー10の複数の歯11に複数の当接歯33aを当接せるようになっていればよい。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 自動ドアロック機構
10 歯付き従動プーリ―
11 歯
20 電磁ソレノイドケース
21 可動鉄芯挿通壁部
21a 開口
22 底壁部
23 側壁部
30 ロック用当接部
31 支点側端部
31a 回転軸孔
32 力点側端部
33 当接歯部
33a 当接歯
33b 円弧状曲面当接歯部
33bb 円弧状曲面
33c 平面当接歯部
33cc 平面
40 電磁ソレノイド
41 可動鉄芯
42 コイル
43 バネ
50 仕切りプレート
51 支持棒
60 固定プレート
70 回転軸
100 自動ドア装置
110 本体フレーム
120 ドア
130 ドア吊持部
131 レール
140 駆動機構
141 駆動モータ
142 駆動プーリ―
143 従動プーリ―
144 駆動ベルト
150 連結具
151 戸車
160 制御部

Claims (4)

  1. 自動ドア装置のドアが連結された駆動ベルトが架け渡される駆動モータ側の駆動プーリー、および、前記駆動ベルトによって前記駆動プーリーの動力が伝達される従動プーリーのうち、前記従動プーリーに回転軸を同じくして連結された歯付き従動プーリーと、
    磁ソレノイドを保持するケースであり、前記電磁ソレノイドの可動鉄芯の移動方向で固定位置が調整可能に前記歯付き従動プーリーの周辺に配置される電磁ソレノイドケースと、
    一端側の支点となる支点側端部と、前記可動鉄芯の先端部に固定されて該可動鉄芯にかかる吸引力が負荷される他端側の力点側端部と、前記支点側端部および前記力点側端部の間に前記力点側端部に負荷される力が作用される部分であり、前記歯付き従動プーリーの複数の歯に当接可能に該歯付き従動プーリーの円周の一部領域に対応して並んだ複数の当接歯が形成された当接歯部と、設けたロック用当接部と、
    を有し、
    前記電磁ソレノイドが通電状態の場合、前記ロック用当接部の前記当接歯が対応する前記複数の歯に当接された前記ドアの施錠状態となり、前記電磁ソレノイドが非通電状態の場合、前記ロック用当接部が通電状態で前記複数の歯に当接された前記複数の当接歯が該複数の歯から離れた前記ドアの解錠状態となる
    ことを特徴とする自動ドアロック機構。
  2. 前記回転軸を中心として軸方向に並ぶ前記従動プーリーおよび前記歯付き従動プーリーの前記歯付き従動プーリー側で前記回転軸の一端部を軸支する歯付き従動プーリー側軸受が設けられ、かつ、前記電磁ソレノイドケースが固定された前記自動ドア装置の本体フレームに固定される固定プレートと、
    前記固定プレートに対向配置されて前記従動プーリーと前記歯付き従動プーリーとの間を仕切り、かつ、前記固定プレートの前記歯付き従動プーリー側軸受に対して前記従動プーリー側で前記回転軸の端端部を軸支する従動プーリー側軸受が設けられた仕切りプレートと、
    前記固定プレートと前記仕切りプレートの間に前記回転軸に平行に配置された支持棒によって、前記支点側端部が回動可能に軸支されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動ドアロック機構。
  3. 前記当接歯部は、
    前記歯付き従動プーリーの円周に対応した略円弧状の円弧状曲面に前記当接歯が形成された円弧状曲面当接歯部と、
    前記円弧状曲面に接線方向で連接された平面に前記当接歯が形成された平面当接歯部と、を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動ドアロック機構。
  4. 前記ロック用当接部は、
    前記歯付き従動プーリーの円周の1/4の領域に並ぶ前記複数の歯に前記複数の当接歯が当接される
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の自動ドアロック機構。
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