JP2001310741A - テレスコピックステアリング装置 - Google Patents

テレスコピックステアリング装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレスコピック動作における可動ブラケット
の固定ブラケットに対する回転運動を防止し、異音や応
答遅れがなく、円滑なテレスコピック動作が可能なテレ
スコピックステアリング装置を提供すること。 【解決手段】 テレスコピックチューブ21のロアチュ
ーブ11に嵌挿される外周部に、少なくとも一個所の平
面部21aを設け、ロアチューブ11に固定された当接
部材15の平面端部15aを平面部21aに所定の押圧
力で当接させるとともに、モータ42の出力軸に連結さ
れたスクリュ45と螺合するナットを、テレスコピック
チューブ21に固定されたハウジング48内に、半径方
向にのみ変位可能となるようにゴムブッシュ51を介し
て配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレスコピックス
テアリング装置に関し、特にスクリュを用いて可動ブラ
ケットを固定ブラケットに対して軸方向に移動させるテ
レスコピックステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ステアリングシャフトを二重
構造とし、軸方向に相対移動可能とすることにより、運
転者の体格、嗜好に合わせてステアリングホイールの軸
方向の位置を調整するテレスコピックステアリング装置
が知られている。
【0003】一般的に、テレスコピックステアリング装
置は、固定シャフトを回転可能に軸支する固定ブラケッ
トに対して、可動シャフトを回転可能に軸支する可動ブ
ラケットを軸方向にスライド可能な構成とされている。
すなわち、移動機構によって、駆動源の回転運動あるい
は直線運動を可動ブラケットの軸方向運動に変換し、可
動ブラケットを固定ブラケットに対して軸方向に移動さ
せることによって可動ブラケットをスライドさせ、可動
シャフトに取り付けられたステアリングホイールを、運
転者に対して前後方向に移動させる構成とされている。
【0004】この種のテレスコピックステアリング装置
としては、例えば特開平11−043051号に開示さ
れたものが知られている。
【0005】このものは、固定ブラケットに固定された
ダイレクトドライブモータを駆動源として用いている。
移動機構を構成するスライダ部材は、ダイレクトドライ
ブモータとスライダ部材との中間の軸承機構によって軸
承されたスクリュと螺合しており、このスクリュが回転
することによって、スライダ部材が固定ブラケットに対
して移動する。
【0006】また、ダイレクトドライブモータとスクリ
ュとは、ケーブルによって連結されている。具体的に
は、ケーブルの一端部に形成された係合部がダイレクト
ドライブモータの出力軸に係合され、他端部がスクリュ
に係合されている。したがって、ダイレクトドライブモ
ータの回転力は、ケーブルを介してスクリュに伝達さ
れ、これによってスライダ部材が固定ブラケットに対し
て移動する。
【0007】さらに、スラスト玉軸受と凹曲面ブッシュ
と凸曲面ブッシュとから構成される軸承機構がスクリュ
を揺動可能に軸承する構成としたことにより、製造誤差
及び組立誤差に起因して可動ブラケットと固定ブラケッ
トとの間に軸ずれが発生しても、軸ずれは、スクリュが
揺動変位することにより吸収される。したがって、スク
リュとスライダ部材との螺合部位にこじりが発生するこ
とを防止でき、円滑なテレスコピックが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、可動ブラケットと固定ブラケットとの間の軸ずれ
は、スクリュが揺動変位をすることにより吸収される。
しかしながら、揺動変位が大きい場合には、スクリュ中
心軸が可動ブラケット中心軸に対して傾斜することにな
る。したがって、スクリュの回転により稼動ブラケット
が軸方向に移動する際、可動ブラケットの固定ブラケッ
トに対する回転運動が引起こされる。可動ブラケット
は、ブッシュによって固定ブラケットに押圧されている
ものの、上記の従来技術の構成では、可動ブラケットの
固定ブラケットに対する回転運動を防止できない。その
ため、テレスコピック動作の応答遅れが発生する虞があ
る。
【0009】また、上記の従来技術においては、ダイレ
クトドライブモータとスライダ部材との中間に、スクリ
ュを軸承するための軸承機構が必要となる。さらに、こ
の軸承機構は、上記のようにスラスト玉軸受、凹曲面ブ
ッシュ、凸曲面ブッシュを必要とし、これらを揺動可能
な軸受とするために、固定用のロックナットも必要とな
る。また、スクリュのスライダ部材と螺合する部位以外
に、固定用のロックナットを螺合するためのねじ加工を
要する。すなわち、円滑なテレスコピック動作を実現す
るために、多数の部品の追加と機械加工の追加を要し、
さらには組付工数の増大を招き、テレスコピックステア
リング装置のコストアップにつながるものであった。
【0010】本発明は、テレスコピック動作における可
動ブラケットの固定ブラケットに対する回転運動が発生
せず、簡単な構成で円滑なテレスコピック動作が可能な
テレスコピックステアリング装置を提供することをその
技術的課題とするものである。
【0011】
【課題を解決する手段】上記技術的課題を解決するため
に、請求項1に記載のように、車体に固定される固定ブ
ラケットと、前記固定ブラケットに回転可能に支持され
た固定シャフトと、前記固定ブラケットに軸方向に摺動
可能に嵌挿された可動ブラケットと、前記固定シャフト
に対して移動可能且つ一体回転可能に連結されるととも
に前記ブラケットに回転可能に支持された可動シャフト
と、前記可動ブラケット及び前記可動シャフトを前記固
定ブラケット及び前記固定シャフトに対して軸方向に移
動させる移動機構とを有するテレスコピックステアリン
グ装置において、前記可動ブラケットの前記固定ブラケ
ットに嵌挿される外周部は、少なくとも一個所の平面部
を有し、前記平面部に当接する平面端部を有する当接部
材が前記固定ブラケットに固定されていることを特徴と
するテレスコピックステアリング装置を構成した。
【0012】請求項1にかかる発明によれば、可動ブラ
ケットの固定ブラケットに嵌挿される外周部の少なくと
も一個所に平面部が設けられ、固定ブラケットに固定さ
れた押圧部材の平面端部で可動ブラケットの平面部を押
圧することにより、可動ブラケットの固定ブラケットに
対する回転運動を確実に防止することが可能となる。
【0013】次に、請求項2に記載のように、前記移動
機構は、前記固定ブラケットに固定されたモータと、前
記モータの出力軸に連結されたスクリュと、前記スクリ
ュと螺合するナットと、前記可動ブラケットに固定され
るとともに前記ナットを収容するハウジングとを備えて
なり、前記ナットは、半径方向にのみ変位可能となるよ
うに弾性体を介して前記ハウジング内に配置されている
ことが好ましい。
【0014】請求項2にかかる発明によれば、スクリュ
がモータの出力軸に連結されるとともに、ナットが半径
方向にのみ変位可能となるように弾性体を介して前記ハ
ウジング内に配置されている。このため、スクリュ中心
軸と可動ブラケットとの軸ずれは、ナットの半径方向変
位によって吸収される。また、固定ブラケットと可動ブ
ラケットとの相対回転運動が防止されているうえに、ナ
ットが軸方向には変位不可能なため、スクリュとナット
との螺合によるガタ以外にガタがなく、テレスコピック
動作中の異音や応答遅れは、ほとんど発生しない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態により
具体的に説明する。図1は、本発明の一実施例であるテ
レスコピックステアリング装置の全体構成を示すもの
で、車両に装着されたテレスコピックステアリング装置
を下方からみた図である。
【0016】図1に示されるように、本実施例にかかる
テレスコピックステアリング装置は、固定ブラケットと
なるステアリングコラム1とロアチューブ11、固定シ
ャフトとなるロアメインシャフト71、可動ブラケット
となるテレスコピックチューブ21とアッパーチューブ
31、可動シャフトとなるアッパメインシャフト72、
移動機構41等によって構成されている。
【0017】ステアリングコラム1は、筒状のロアチュ
ーブ11を有しており、ロアチューブ11には、ロアメ
インシャフト71が回転自在に配設されている。ロアチ
ューブ11は、ロアメインシャフト71側の図示しない
ブラケットとブラケット12によって車体に固定されて
いる。なお、ロアメインシャフト71の図1中左方端部
は、タイヤを操舵するためのステアリングギヤボックス
に接続されている。
【0018】ロアチューブ11には、ブッシュ19a、
19bを介して筒状のテレスコピックチューブ21が嵌
挿されている。テレスコピックチューブ21は、ロアチ
ューブ11内を、軸方向(図1中左右方向)に摺動する
ことが可能である。
【0019】ロアチューブ11には、移動機構41を構
成するテレスコピックモータ42がクランプ14によっ
て固定されている。一方、テレスコピックチューブ21
には、移動機構41を構成するナット50、ゴムブッシ
ュ(弾性体)51が、ハウジング48に収容されるかた
ちで配設されている。さらに、テレスコピックモータ4
2とハウジング48との間には、モテレスコピックータ
42の回転力をナット50に伝達するためのテレスコシ
ャフト44が回転自在に配設されている。
【0020】なお、本実施例においては、モテレスコピ
ックータ42の出力側には、減速機43が同軸に配置さ
れているが、減速機を介さずに、モテレスコピックータ
42の出力軸が直接テレスコシャフト44となる構成で
もよい。また、モテレスコピックータ42のが出力軸が
ロアチューブに垂直で、その出力軸に減速機43が接続
される構成であってもよい。
【0021】アッパチューブ31は、端部に二股状のア
ーム部32が形成されており、一対のアーム32は、と
もに支軸33によってテレスコピックチューブ21に回
動可能に支持されている。
【0022】アッパチューブ31には、チルトモータ6
2が配設されており、チルトモータ62の出力軸64に
は、スクリュウ65が形成されている。また、テレスコ
ピックチューブ21に回動自在に配設されたアーム22
には、ナット61が一体的に配置されていて、ナット6
1は、スクリュウ65と螺合している。チルトモータ6
2の回転によりスクリュウ65が回転すると、ナット6
1がチルトモータ62に対して接近または離隔し、その
結果、アッパチューブ31は、テレスコピックチューブ
21に対して支軸33を中心にして回動することにな
る。すなわち、図1の紙面奥または手前にアッパチュー
ブ31が動くことになり、これによりステアリングホイ
ールをチルト動作させることが可能となる。なお、本実
施例においては、チルトモータ62には減速機63が一
体的に配設され、チルトモータ62の回転を減速すると
ともにその出力方向が略直角に変換されて出力される構
成であるが、チルトモータ62が直接スクリュウ65を
回転させる構成でもよく、また、チルトモータ62の出
力軸と同軸に減速機とスクリュウ65とを配置した構成
でもよい。
【0023】また、アッパチューブ31には、筒状のチ
ルトブラケット34が設けられており、チルトブラケッ
ト34内には、アッパメインシャフト72が回転可能に
支持されている。ステアリングホイールは、アッパメイ
ンシャフト72に取付けられる。さらに、アッパメイン
シャフト72は、図示しないジョイント及びミドルシャ
フトを介してロアメインシャフト71と接続されてい
る。
【0024】アッパメインシャフト72とミドルシャフ
トを連結するジョイントは、そのジョイント中心が支軸
33の回動中心と一致しているため、チルト動作によっ
てアッパチューブ31がテレスコピックチューブ21に
対して支軸33を中心にして回動しても、アッパメイン
シャフト72とミドルシャフトとの間にこじりが発生す
ることはない。
【0025】さらに、アッパメインシャフト72とロア
メインシャフト71との間に配設されるミドルシャフト
は、スプライン嵌合によってロアメインシャフト71と
連結されている。このため、ロアチューブ11に対して
テレスコピックチューブ21が軸方向(図1中左右方
向)に移動しても、アッパメインシャフト72及びミド
ルシャフトは、ロアメインシャフト71に対して軸方向
に移動可能且つ回転トルク伝達可能な状態を維持できる
構成となっている。
【0026】次に、図1に加えて図2を用いて、ロアチ
ューブ11に対するテレスコピックチューブ21の装着
状態を説明する。なお、図2は、図1におけるA−A断
面図である。
【0027】筒状のテレスコピックチューブ21は、ロ
アチューブ11に固定されたブッシュ19a、19bを
介してロアチューブ11に嵌挿されていて、軸方向(図
1中左右方向)に摺動自在に支持されている。
【0028】テレスコピックチューブ21は、その外周
部の一部に図2に示すように平面部21aが設けられて
いて、この平面部21aには、ロアチューブ11の孔1
1aに皿ばね16、スペーサ17、スナップリング18
によって固定された押圧部材15の平面端部15aが当
接している。
【0029】平面部21aと押圧部材15の平面端部1
5aとの当接により、テレスコピック動作中のロアチュ
ーブ11に対するテレスコピックチューブ21の回転運
動を防止する。
【0030】また、皿ばね16の押圧力によって、平面
部21aと押圧部材15の平面端部15aとの当接を介
して、テレスコピックチューブ21がロアチューブ11
に固定されたブッシュ19a、19bに押圧され、テレ
スコピックチューブ21とロアチューブ11との半径方
向のガタが除去される。
【0031】テレスコピックモータ42が作動し、テレ
スコシャフト44が回転すると、テレスコシャフト44
と螺合するナット50ひいてはハウジング48が、テレ
スコピックモータ42に対して接近または離隔するテレ
スコピック動作がなされる。すなわち、ロアチューブ1
1に対してテレスコピックチューブ21が接近または離
隔する。このとき、テレスコシャフト44とテレスコピ
ックチューブ21との間に軸ずれがある場合には、テレ
スコピックチューブ21がロアチューブ11に対して回
転運動をしようとする。
【0032】しかしながら、上記したように、テレスコ
ピックチューブ21の平面部21aは、ロアチューブ1
1に固定された押圧部材15の平面端部15aによって
所定の押圧力によって押圧されている。このため、テレ
スコピックチューブ21がロアチューブ11に対して回
転運動をしようとする回転トルクを、平面部21aと平
面端部15aとの当接によって支え、ロアチューブ11
に対してテレスコピックチューブ21が回転することが
防止される。テレスコピックチューブ21のロアチュー
ブ11に対する回転運動は、テレスコピックチューブ2
1のロアチューブ11に対する軸方向運動すなわちテレ
スコピック動作にとっては無駄な動きであり、この無駄
な動きが除去されることによって、異音やテレスコピッ
ク動作の応答遅れが発生しない。
【0033】次に、図1に加えて図3を用いて、移動機
構41を構成し、テレスコピックモータ42の回転運動
を、ハウジング48ひいてはテレスコピックチューブ2
1の軸方向運動に変換する機構を説明する。
【0034】テレスコピックチューブ21には、ハウジ
ング48がボルト49によって固定されている。ハウジ
ング48には、スクリュ45が貫通する孔48aが設け
られていて、孔48aは、スクリュウ45の外径より大
きく設定されている。
【0035】ハウジング48内には、スクリュ45と螺
合するナット50がゴムブッシュ(弾性体)51を介し
て配置されている。ゴムブッシュ51は、焼付け、接着
等により、ハウジング48の内周部48bに固定され、
スクリュ45の回転トルクが伝達されても、ハウジング
48に対して回転することはない。また、ゴムブッシュ
51の内周部51aは、ナット50の外周部50aの形
状と略同一の多角形形状となっている。
【0036】ゴムブッシュ51の内周部51aとナット
50の外周部50aとは、双方とも多角形形状であり、
スクリュ45からナット50に回転トルクが伝達されて
も、ナット50は、ハウジング48及びスクリュ45に
対して回転することはない。
【0037】また、ナット50の側面部50bとゴムブ
ッシュ51のフランジ部51bとは、軸方向に全く間隙
がない。したがって、スクリュ45の回転運動は、ナッ
ト50の軸方向(図3中左右方向)運動に変換され、ひ
いてはハウジング48、テレスコピックチューブ21の
軸方向運動となりテレスコピック動作が行なわれる。
【0038】ゴムブッシュ51の内周部51aとナット
50の外周部50aの間には、所定の間隙が設けられて
いて、ロアチューブ11とテレスコピックチューブ21
との軸ずれ等を吸収することが可能である。
【0039】また、本実施例においては、ゴムブッシュ
51がハウジング48の内周部48bに固定され、ゴム
ブッシュ51の内周部51aとナット50の外周部50
aの間に間隙が設けられているが、ゴムブッシュ51の
内周部51aとナット50の外周部50aとが焼付け、
接着等で固定され、ハウジング48の内周部48bとゴ
ムブッシュ51の外周部とがともに多角形形状であると
ともに所定の間隙が設けられていても、同様な効果を奏
することはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、テレスコピック動作に
おける可動ブラケットの固定ブラケットに対する回転運
動が発生せず、簡単な構成で円滑なテレスコピック動作
が可能なテレスコピックステアリング装置を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるテレスコピックステア
リング装置の背面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】本発明の一実施例であるテレスコピックステア
リング装置の移動機構を構成する一部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム(固定ブラケット) 11 ロアチューブ(固定ブラケット) 15 当接部材 15a 平面端部 21 テレスコピックチューブ(可動ブラケッ
ト) 21a 平面部 31 アッパーチューブ(可動ブラケット) 41 移動機構 42 テレスコピックモータ(移動機構) 43 減速機(移動機構) 44 テレスコシャフト(移動機構) 45 スクリュ(移動機構) 46 軸部(移動機構) 48 ハウジング(移動機構) 50 ナット(移動機構) 51 ゴムブッシュ(弾性体) 71 ロアメインシャフト(固定シャフト) 72 アッパメインシャフト(可動シャフト)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定される固定ブラケットと、前
    記固定ブラケットに回転可能に支持された固定シャフト
    と、前記固定ブラケットに軸方向に摺動可能に嵌挿され
    た可動ブラケットと、前記固定シャフトに対して移動可
    能且つ一体回転可能に連結されるとともに前記可動ブラ
    ケットに回転可能に支持された可動シャフトと、前記可
    動ブラケット及び前記可動シャフトを前記固定ブラケッ
    ト及び前記固定シャフトに対して軸方向に移動させる移
    動機構とを有するテレスコピックステアリング装置にお
    いて、前記可動ブラケットの前記固定ブラケットに嵌挿
    される外周部は、少なくとも一個所の平面部を有し、前
    記平面部に当接する平面端部を有する当接部材が前記固
    定ブラケットに固定されていることを特徴とするテレス
    コピックステアリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記移動機構は、前
    記固定ブラケットに固定されたモータと、前記モータの
    出力軸に連結されたスクリュと、前記スクリュと螺合す
    るナットと、前記可動ブラケットに固定されるとともに
    前記ナットを収容するハウジングとを備えてなり、前記
    ナットは、半径方向にのみ変位可能となるように弾性体
    を介して前記ハウジング内に配置されていることを特徴
    とするテレスコピックステアリング装置。
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