JP2011056994A - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インナーチューブのガタつきを抑制することができる車両用操舵装置を提供すること。
【解決手段】アウターチューブ24およびインナーチューブ25は、テレスコピック調整のために軸方向X1に相対摺動可能に嵌合されている。ハウジング46は、テレスコピック調整用のモータ42を保持している。締め付け部材47は、取付部材57によってハウジング46に固定されている。さらに、締め付け部材47は、ハウジング46と協働してアッパーチューブ24の外周を外側から締め付けている。ガタ取り機構49は、アッパーチューブ24に形成された貫通孔24aを通してロアーチューブ25の外周を押圧する押圧部材48を含む。軸方向X1に関して、押圧部材48の少なくとも一部が、取付部材57の少なくとも一部と同じ位置に配置されている。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両用操舵装置に関する。
ステアリングホイールの位置をテレスコピック調整することができる車両用操舵装置が知られている(例えば下記特許文献1参照)。この特許文献1に係る車両用操舵装置は、ステアリングホイールの回転を転舵機構に伝達するためのステアリングシャフトと、ステアリングシャフトを回転可能に支持する筒状のステアリングコラムとを備えている。ステアリングコラムは、相対摺動可能に嵌合された円筒状のアウターチューブおよびインナーチューブを含む。
特開2008−87532号公報
前述の車両用操舵装置では、アウターチューブとインナーチューブとの嵌合部に隙間が設けられている。そのため、インナーチューブがガタつくおそれがある。
この発明は、かかる背景のもとになされたものであり、インナーチューブのガタつきを抑制することができる車両用操舵装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、テレスコピック調整のために軸方向(X1)に相対摺動可能に嵌合されたアウターチューブ(24)およびインナーチューブ(25)と、テレスコピック調整用のモータ(42)を保持するハウジング(46)と、取付部材(57)によって上記ハウジングに固定され、上記ハウジングと協働して上記アウターチューブの外周を外側から締め付ける締め付け部材(47)と、上記アウターチューブに形成された貫通孔(24a)を通して上記インナーチューブの外周を押圧する押圧部材(48)を含むガタ取り機構(49)と、を備え、上記軸方向に関して、上記押圧部材の少なくとも一部が、上記取付部材の少なくとも一部と同じ位置に配置されている、車両用操舵装置(1)である(請求項1)。
本発明によれば、インナーチューブの外周がガタ取り機構の押圧部材によって押圧されている。したがって、インナーチューブのガタつきを抑制することができる。さらに、押圧部材の少なくとも一部は、上記軸方向に関して、取付部材の少なくとも一部と同じ位置に配置されている。したがって、押圧部材と取付部材とが上記軸方向に離れて配置されている場合に比べてハウジングの上記軸方向への大型化を抑制しつつ、押圧部材によるインナーチューブの支持スパン(上記軸方向への支持長さ)を拡大することができる。これにより、押圧部材の支持剛性を向上させて、押圧部材によってインナーチューブを安定して支持することができる。さらにまた、押圧部材と取付部材とが上記軸方向に離れて配置されている場合に比べて押圧部材からの荷重によりインナーチューブに作用する曲げモーメントを低減することができる。これにより、インナーチューブのガタつきを確実に抑制することができる。
上記軸方向に関する上記取付部材の幅中心(C1)は、上記軸方向に関する上記押圧部材の幅中心(C2)と、上記軸方向に関して同じ位置に配置されていることが好ましい(請求項2)。
また、上記ハウジングは、上記押圧部材を上記インナーチューブ側に向けて進退可能に収容する収容孔(55)を含み、上記ガタ取り機構は、上記押圧部材と上記収容孔の底(55a)との間に介在し、上記押圧部材を上記インナーチューブに向けて弾性的に付勢する付勢部材(58)を含む場合がある。(請求項3)。この場合、収容孔が有底の袋状に形成されている。付勢部材は、押圧部材と収容孔の底との間に介在している。締め付け部材およびハウジングがアウターチューブに取り付けられた状態で、付勢部材は、押圧部材と収容孔の底とによって挟まれて弾性変形する。したがって、押圧部材との間で付勢部材を挟持するための部品(例えば、C形の止め輪)を別途設けなくてもよい。そのため、車両用操舵装置の部品点数および組立工数を削減することができる。また、上記挟持するための部品をハウジングに取り付けるための部分(例えば、C形の止め輪を嵌めるための溝)を設けなくてもよい。したがって、車両用操舵装置の加工を簡素化することができる。
また、上記ハウジングは、上記アウターチューブの上記貫通孔の内周に嵌合された環状突起(56)を含み、上記環状突起の内周(56a)が、上記収容孔の一部を区画している場合がある。(請求項4)。この場合、環状突起が、アウターチューブの貫通孔の内周に嵌合している。したがって、環状突起の外周とアウターチューブの貫通孔の内周との係合によって、ハウジングおよびアウターチューブの上記軸方向への相対移動を規制することができる。そのため、ハウジングおよびアウターチューブの上記軸方向への相対移動を規制するための部品(例えば、位置決めピン)を設けなくてもよい。これにより、車両用操舵装置の部品点数および組立工数を削減することができ、車両用操舵装置の加工を簡素化することができる。さらにまた、環状突起の内周が収容孔の一部を区画しているので、環状突起の内周によって押圧部材を案内することができる。すなわち、環状突起は、位置決め部およびガイド部として機能する。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の一実施形態に係る車両用操舵装置の概略構成の模式図である。 上記車両用操舵装置の一部の模式図である。 図1のIII−III線に沿う上記車両用操舵装置の要部の部分断面図である。 図3のIV−IV線に沿う上記車両用操舵装置の要部の部分断面図である。 ステアリングコラムから取り外された状態のギヤハウジングおよびブラケットの平面図である。 アウターチューブに対するブラケットおよびギヤハウジングの取付方法の一例を説明するための模式図である。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用操舵装置1の概略構成の模式図である。図2は、車両用操舵装置1の一部の模式図である。
図1を参照して、車両用操舵装置1は、操舵部材としてのステアリングホイール2と、図示しない転舵機構と、ステアリングホイール2の回転を転舵機構に伝達するためのステアリングシャフト3と、運転者の操舵を補助するための操舵補助機構4と、ステアリングシャフト3を回転可能に支持する筒状のステアリングコラム5と、ステアリングホイール2の位置をチルト調整するための電動チルト機構26と、ステアリングホイール2の位置をテレスコピック調整するための電動テレスコピック機構27とを備えている。
ステアリングシャフト3は、アッパーシャフト6、ロアーシャフト7、入力軸8および出力軸9を備えている。これらのシャフト6〜9は、ステアリングホイール2から転舵機構に向かって、アッパーシャフト6、ロアーシャフト7、入力軸8、出力軸9の順番で同軸的に配置されている。ステアリングホイール2は、アッパーシャフト6の一端(図1では、アッパーシャフト6の右端)に連結されている。また、転舵機構は、図示しない中間軸等を介して出力軸9の一端(図1では、出力軸9の左端)に連結されている。ステアリングホイール2の回転は、ステアリングシャフト3等を介して転舵機構に伝達される。ステアリングホイール2の回転が転舵機構に伝達されることにより、図示しない転舵輪が転舵される。転舵機構としては、例えば、ラックアンドピニオン機構が挙げられる。
アッパーシャフト6およびロアーシャフト7は、例えばスプライン嵌合により、同行回転可能に、且つステアリングシャフト3の軸方向X1(すなわち、テレスコピック方向)に相対移動可能に連結されている。また、ロアーシャフト7および入力軸8は、同行回転可能に連結されている。また、入力軸8および出力軸9は、それぞれ筒状に形成されている。出力軸9の一部は、入力軸8の内周に嵌合している。入力軸8および出力軸9は、トーションバー10を介して同一軸線上で相対回転可能に連結されている。ステアリングホイール2に操舵トルク(回転トルク)が入力されると、トーションバー10が弾性変形して、入力軸8および出力軸9が相対回転する。入力軸8および出力軸9の嵌合部近傍に配置されたトルクセンサ11は、入力軸8および出力軸9間の相対回転変位量に基づいて操舵トルクを検出する。トルクセンサ11の検出結果は、図示しないECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)に入力される。
操舵補助機構4は、操舵補助用の電動モータ12と、電動モータ12の出力をステアリングシャフト3に伝達する減速機構13とを備えている。また、ステアリングコラム5は、軸方向X1に相対摺動可能に嵌合された円筒状のアッパーチューブ24およびロアーチューブ25と、ロアーチューブ25の下端に連結されたハウジング14とを備えている。アッパーチューブ24およびロアーチューブ25は、それぞれ、アウターチューブおよびインナーチューブに相当する。また、ハウジング14には、操舵補助機構4の電動モータ12のモータハウジングが固定されている。ハウジング14内には、減速機構13が収容されている。ハウジング14は、減速機構13を収容する減速機構収容部15と、トルクセンサ11を収容するセンサ収容部16とを含む。
減速機構13は、駆動ギヤとしてのウォーム軸21と、ウォーム軸21に噛み合う従動ギヤとしてのウォームホイール22とを含む。ウォーム軸21は、電動モータ12の回転軸23に同行回転可能に連結されている。ウォーム軸21は、電動モータ12によって回転駆動される。また、ウォームホイール22は、出力軸9の途中部に同行回転可能に連結されている。電動モータ12の回転は、ウォーム軸21およびウォームホイール22を介して出力軸9に伝達される。これにより、電動モータ12の回転が転舵機構に伝達され、運転者の操舵が補助される。電動モータ12は、トルクセンサ11のトルク検出結果や図示しない車速センサの車速検出結果等に基づいて、ECUによって制御される。
ステアリングコラム5は、車両後方側の車体側部材19Aに固定されたアッパー固定ブラケット30と、車両前方側の車体側部材19Bに固定されたロアー固定ブラケット17によって支持されている。ステアリングコラム5のハウジング14は、ロアー固定ブラケット17に、ピボット軸としてのチルト中心軸18の回りに回転可能に支持されている。これにより、ステアリングコラム5の全体が、チルト中心軸18の回りに、概ね上下方向であるチルト方向Y1に回転可能とされている。
アッパーチューブ24は、ロアーチューブ25よりもステアリングホイール2側に配置されている。アッパーチューブ24の内周には、ロアーチューブ25の一端部が嵌合している。また、ロアーチューブ25の他端部の内周には、ハウジング14の一部が嵌合している。ロアーチューブ25は、ハウジング14に連結されている。
アッパーチューブ24およびロアーチューブ25は、ステアリングホイール2のテレスコピック調整に伴って、テレスコピック方向(軸方向X1に一致)に伸縮するように設けられている。また、アッパーチューブ24およびロアーチューブ25は、車両の衝突に伴って運転者がステアリングホイール2に衝突したとき(いわゆる、二次衝突したとき)に、収縮するように設けられている。
ステアリングシャフト3は、アッパーチューブ24およびロアーチューブ25の内周に挿通されている。ステアリングシャフト3は、軸受28を介してアッパーチューブ24によって支持されている。アッパーシャフト6は、軸方向X1に関して、アッパーチューブ24に同行移行可能に連結されている。したがって、ステアリングホイール2は、軸方向X1に関して、アッパーチューブ24に同行移行可能に連結されている。
また、アッパーチューブ24は、筒状のチューブガイド29の内周に嵌合している。アッパーチューブ24は、チューブガイド29に対して軸方向X1(テレスコピック方向)に相対移動可能に設けられている。また、アッパーチューブ24は、チューブガイド29に対してチューブガイド29の径方向への移動が規制されている。図2に示すように、アッパーチューブ24をテレスコピック方向(軸方向X1)に移動可能に支持するチューブガイド29が、アッパー固定ブラケット30の案内溝30aによりチルト方向Y1に移動可能に支持された支軸29aによって回転可能に支持されている。
また、アッパーチューブ24には、ステアリングホイール2の回転をロックするためのロック機構32が取り付けられる。ロック機構32は、アッパーシャフト6の外周に連結された円筒状のロックホルダ33と、アッパーチューブ24の外周に連結される本体34とを備えている。ロックホルダ33は、アッパーチューブ24内に収容されている。図示はしないが、ロックホルダ33の外周には、複数の凹部がロックホルダ33の周方向に間隔を隔てて設けられている。ロックホルダ33の外径は、予め定められており、アッパーチューブ24の内径は、ロックホルダ33に干渉しない大きさに設定されている。また、ロアーチューブ25の内径は、ステアリングホイール2の位置をテレスコピック調整するときや、二次衝突のときに、ロックホルダ33に干渉しない大きさに設定されている。
本体34は、ロック軸35と、ロック軸35を保持する筒状のロック軸保持部材36と、ロック軸35をロック軸35の軸方向に移動させるための図示しない移動機構とを備えている。アッパーチューブ24には、貫通孔37が形成されており、ロック軸35の一端部は、アッパーチューブ24内に出入りできるように配置されている。移動機構は、ロック軸35をロック位置(図1に示す位置)とロック解除位置との間で移動させることができる。ロック位置は、ロック軸35の一端部がアッパーチューブ24の内部に進入して、ロックホルダ33の外周に設けられたいずれかの凹部に嵌合する位置である。また、ロック解除位置は、ロック軸35の一端部がアッパーチューブ24の内部から退避して、ロック軸35の一端部と凹部との係合が解除される位置である。
ロック軸35がロック位置に配置されると、ロックホルダ33とロック軸35との係合によってステアリングホイール2の回転がロックされる。また、ロック軸35がロック解除位置に配置されると、ロックホルダ33とロック軸35との係合が解除され、ステアリングホイール2の回転ロックが解除される。ロック軸保持部材36の内径は、予め定められており、アッパーチューブ24の外径は、ロック軸保持部材36の内径に合う大きさに設定されている。
電動チルト機構26は、電動モータ38と、減速機構39と、ねじ軸40およびナット41とを備えている。電動モータ38および減速機構39は、ねじ軸40、ナット41、チューブガイド29およびアッパー固定ブラケット30を介して車体側部材19Aに連結されている。また、ねじ軸40は、チルト方向Y1である概ね上下方向(実際には、チルト中心軸18を中心とする円弧の接線方向)に沿って配置されている。ねじ軸40は、減速機構39を介して電動モータ38に連結されている。電動モータ38の回転は、減速機構39によってねじ軸40に伝達される。また、ナット41は、チューブガイド29に対してチルト方向Y1に同行移動可能に連結されている。
ねじ軸40が回転すると、ねじ軸40の回転が、ねじ軸40の軸方向へのナット41の移動に変換される。その結果、チューブガイド29が、ナット41と共にアッパー固定ブラケット30に対してチルト方向Y1に同行移動する。これにより、ステアリングホイール2が、チューブガイド29によって支持されたアッパーチューブ24と共に、チルト中心軸18まわりに回動して、ステアリングホイール2の位置がチルト調整される。また、アッパーチューブ24がチルト中心軸18まわりに回動するとき、チューブガイド29は、アッパー固定ブラケット30に対して支軸29a(図2参照)まわりに回動する。このとき、チューブガイド29が、アッパーチューブ24に対して軸方向X1に相対移動してもよい。
電動テレスコピック機構27は、電動モータ42と、減速機構43と、ねじ軸44およびナット45とを備えている。電動モータ42および減速機構43は、アッパーチューブ24に対して軸方向X1(テレスコピック方向)に同行移動可能に連結されている。また、ねじ軸44は、アッパーチューブ24とは平行に配置されている。ねじ軸44は、電動モータ42および減速機構43に対して軸方向X1に同行移動可能に連結されている。電動モータ42の回転は、減速機構43によってねじ軸44に伝達される。
また、ナット45は、チューブガイド29に固定されている。チューブガイド29は、アッパー固定ブラケット30に対してテレスコピック方向(軸方向X1)への移動が規制されている。したがって、ナット45は、アッパー固定ブラケット30に対してテレスコピック方向(軸方向X1)への移動が規制されている。
ねじ軸44が回転すると、ナット45に対してねじ軸44が軸方向X1に移動する。このとき、ねじ軸44に対して軸方向X1に同行移動可能に連結された電動モータ42および減速機構43が、アッパー固定ブラケット30に対して軸方向X1に同行移動する。そのため、電動モータ42および減速機構43に対して軸方向X1に同行移動可能に連結されたアッパーチューブ24が、アッパー固定ブラケット30に対して軸方向X1に移動する。これにより、アッパーシャフト6等を介してアッパーチューブ24に支持されたステアリングホイール2が軸方向X1に移動して、ステアリングホイール2の位置がテレスコピック調整される。
図3および図4は、それぞれ、車両用操舵装置1の要部の部分断面図である。図3は、図1に示すIII−III線に沿う部分断面図であり、図4は、図3に示すIV−IV線に沿う部分断面図である。以下では、図3および図4を参照して、電動テレスコピック機構27について具体的に説明する。
電動テレスコピック機構27は、上述の電動モータ42、減速機構43、ねじ軸44、およびナット45(図1参照)と、減速機構43を収容するハウジングとしてのギヤハウジング46と、締め付け部材としてのブラケット47と、ロアーチューブ25の外周を押圧する押圧部材48を含むガタ取り機構49とを備えている。ブラケット47は、ギヤハウジング46と協働してアッパーチューブ24の外周を外側から締め付けている。ブラケット47およびギヤハウジング46は、アッパーチューブ24の外周に取り付けられている。
図3に示すように、電動モータ42は、筒状のモータハウジング50を備えている。モータハウジング50は、ボルト51によってギヤハウジング46に連結されている。
また、図3に示すように、減速機構43は、駆動ギヤとしてのウォーム軸52と、ウォーム軸52に噛み合う従動ギヤとしてのウォームホイール53とを含む。ウォーム軸52は、電動モータ42に同行回転可能に連結されている。ウォーム軸52は、電動モータ42によって回転駆動される。また、ウォームホイール53は、ねじ軸44の途中部に同行回転可能に連結されている。
ギヤハウジング46は、例えば、アルミニウム合金製である。図3に示すように、ギヤハウジング46は、アッパーチューブ24の外周に沿う円筒面の一部をなす取付面54と、押圧部材48を収容する収容孔55と、アッパーチューブ24の貫通孔24aの内周に嵌合された環状突起56とを含む。取付面54は、軸方向X1に延びている。取付面54の断面(軸方向X1に直交する断面)は、例えば、アッパーチューブ24の外周に沿う半円状に形成されている。また、収容孔55は、有底の袋状に形成されている。収容孔55は、例えば、取付面54の底部に形成されている。収容孔55は、取付面54の底部から軸方向X1に直交する方向としてのチルト方向Y1に延びている。収容孔55は、押圧部材48をロアーチューブ25側に向けて進退可能に収容している。また、環状突起56は、例えば、取付面54の底部に形成されている。環状突起56は、例えば、円筒状に形成されている。環状突起56は、円筒状の内周56aおよび外周56bを含む。環状突起56の内周56aは、収容孔55の一部を区画している。
ブラケット47は、例えば、帯状に形成された板状の部材である。図3に示すように、ブラケット47は、一端部47aおよび他端部47bと、一端部47aおよび他端部47bの間に位置する中間部47cとを含む。中間部47cは、例えば、アッパーチューブ24の外周に沿う円弧状に湾曲している。中間部47cの断面(軸方向X1に直交する断面)は、例えば、アッパーチューブ24の外周に沿う半円状に形成されている。ブラケット47の一端部47aおよび他端部47bは、それぞれ、取付部材の一例であるボルト57によってギヤハウジング46に固定されている。ブラケット47の一端部47aおよび他端部47bがギヤハウジング46に固定されることにより、アッパーチューブ24の外周に沿う円筒面が、ブラケット47の内面47d(中間部47cの内面)とギヤハウジング46の取付面54とによって形成されている。
ガタ取り機構49は、押圧部材48と、付勢部材の一例である皿ばね58とを備えている。押圧部材48は、例えば、合成樹脂製である。押圧部材48は、例えば、円柱状に形成されている。押圧部材48の一端面48aは、アッパーチューブ24に形成された貫通孔24aを通って、アッパーチューブ24の内部に進入している。押圧部材48の一端面48aは、ロアーチューブ25の外周に沿う凹湾曲面状に形成されている。押圧部材48の一端面48aは、ロアーチューブ25の外周に当接している。押圧部材48の一端面48aは、皿ばね58の付勢力によって、ロアーチューブ25の外周に押し付けられている。
また、皿ばね58は、押圧部材48と収容孔55の底55aとの間に介在している。皿ばね58は、ブラケット47およびギヤハウジング46がアッパーチューブ24に取り付けられた状態で、押圧部材48と収容孔55の底55aとによって挟まれて弾性変形している。皿ばね58は、この弾性変形に伴う復元力によって、押圧部材48をロアーチューブ25に向けて弾性的に付勢している。これにより、押圧部材48は、ロアーチューブ25の外周を押圧している。そのため、ロアーチューブ25の外周がアッパーチューブ24の内周に当接し、ロアーチューブ25のガタつきが抑制されている。
図5は、ステアリングコラム5から取り外された状態のギヤハウジング46およびブラケット47の平面図である。
図3に示すように、ブラケット47およびギヤハウジング46は、アッパーチューブ24の軸方向X1の所定部を2つのボルト57を用いてチルト方向Y1に締め付けている。図5に示すように、2つのボルト57は、軸方向X1に関して同じ位置に配置されている。また、押圧部材48の少なくとも一部は、軸方向X1に関して、ボルト57の少なくとも一部と同じ位置に配置されている。この実施形態では、図5に示すように、軸方向X1に関するボルト57の幅中心C1が、軸方向X1に関する押圧部材48の幅中心C2と、軸方向X1に関して同じ位置に配置されている。押圧部材48の一部は、例えば、軸方向X1に関して、ボルト57全体と同じ位置に配置されている。
図6は、アッパーチューブ24に対するブラケット47およびギヤハウジング46の取付方法の一例を説明するための模式図である。
図3および図6を参照して、ブラケット47およびギヤハウジング46は、アッパーチューブ24を間に挟み込んだ状態でアッパーチューブ24に取り付けられている。より具体的には、例えば、最初に、ギヤハウジング46が、軸方向X1に直交する方向としてのチルト方向Y1からアッパーチューブ24に組み付けられる。このとき、ギヤハウジング46の環状突起56は、アッパーチューブ24の貫通孔24aの内周に嵌合される。
次に、ブラケット47が軸方向X1に直交する方向としてのチルト方向Y1からアッパーチューブ24に組み付けられる。このとき、ブラケット47の一端部47aおよび他端部47bは、ギヤハウジング46の所定位置に重ね合わされる。その後、ブラケット47の一端部47aおよび他端部47bが、それぞれ対応するボルト57によってギヤハウジング46に取り付けられる。これにより、アッパーチューブ24の外周がブラケット47およびギヤハウジング46によって外側から締め付けられる。このようにして、ブラケット47およびギヤハウジング46が、アッパーチューブ24を間に挟み込んだ状態でアッパーチューブ24に取り付けられる。
図6に示すように、押圧部材48がロアーチューブ25を押圧する方向(押圧方向D1)は、軸方向X1から見て、ロアーチューブ25の中心P1に向かう方向である。押圧部材48の中心軸線L1は、軸方向X1から見て、ロアーチューブ25の中心P1を通る。また、各ボルト57がブラケット47をギヤハウジング46に押し付ける方向D2は、軸方向X1から見て、押圧方向D1とは反対の方向である。2つのボルト57の取付方向(チルト方向Y1)にそれぞれ沿う2つ軸線L2は、軸方向X1から見て、押圧部材48の中心軸線L1と平行な軸線である。さらに、2つのボルト57の取付方向にそれぞれ沿う2つ軸線L2は、軸方向X1から見て、押圧部材48の中心軸線L1を間に挟んだ両側に配置されている。2つのボルト57の取付方向にそれぞれ沿う2つ軸線L2から押圧部材48の中心軸線L1までの最短距離A1は互いに等しい。
以上のように本実施形態では、ロアーチューブ25の外周がガタ取り機構49の押圧部材48によって押圧されている。したがって、ロアーチューブ25のガタつきを抑制することができる。さらに、押圧部材48の少なくとも一部は、軸方向X1に関して、ボルト57の少なくとも一部と同じ位置に配置されている。したがって、押圧部材48とボルト57とが軸方向X1に離れて配置されている場合に比べてギヤハウジング46の軸方向X1への大型化を抑制しつつ、押圧部材48によるロアーチューブ25の支持スパン(軸方向X1への支持長さ)を拡大することができる。これにより、押圧部材48の支持剛性を向上させて、押圧部材48によってロアーチューブ25を安定して支持することができる。さらにまた、押圧部材48とボルト57とが軸方向X1に離れて配置されている場合に比べて押圧部材48からの荷重によりロアーチューブ25に作用する曲げモーメントを低減することができる。これにより、ロアーチューブ25のガタつきを確実に抑制することができる。
さらにまた、ブラケット47およびギヤハウジング46は、それぞれ、軸方向X1に直交する方向としてのチルト方向Y1(概ね上下方向)からアッパーチューブ24に組み付けられる。したがって、車両用操舵装置1の組立の自由度が高い。すなわち、ブラケット47およびギヤハウジング46が単一の材料で一体に形成されている場合を想定する。この場合、ブラケット47およびギヤハウジング46は筒状に形成されている。ブラケット47およびギヤハウジング46をアッパーチューブ24に組み付ける場合には、ブラケット47およびギヤハウジング46は、例えば、アッパーチューブ24のステアリングホイール2側の端部からアッパーチューブ24の外周に嵌められる。したがって、アッパーチューブ24においてブラケット47およびギヤハウジング46が取り付けられる位置よりもステアリングホイール2側に予め他の部品が取り付けられている場合には、ブラケット47およびギヤハウジング46が当該他の部品に干渉してしまう。したがって、上記他の部材は、ブラケット47およびギヤハウジング46がアッパーチューブ24に組み付けられた後に、アッパーチューブ24に取り付けられる必要がある。一方、本実施形態では、アッパーチューブ24においてブラケット47およびギヤハウジング46が取り付けられる位置よりもステアリングホイール2側に予め他の部品を取り付けることができる。したがって、車両用操舵装置1の組立の自由度が高い。
また本実施形態では、収容孔55が有底の袋状に形成されている。付勢部材としての皿ばね58は、押圧部材48と収容孔55の底55aとの間に介在している。ブラケット47およびギヤハウジング46がアッパーチューブ24に取り付けられた状態で、皿ばね58は、押圧部材48と収容孔55の底55aとによって挟まれて弾性変形する。したがって、押圧部材48との間で皿ばね58を挟持するための部品(例えば、C形の止め輪)を別途設けなくてもよい。そのため、車両用操舵装置1の部品点数および組立工数を削減することができる。また、上記挟持するための部品をギヤハウジング46に取り付けるための部分(例えば、C形の止め輪を嵌めるための溝)を設けなくてもよい。したがって、車両用操舵装置1の加工を簡素化することができる。
また本実施形態では、ブラケット47およびギヤハウジング46がアッパーチューブ24に取り付けられた状態で、環状突起56が、アッパーチューブ24の貫通孔24aの内周に嵌合している。したがって、環状突起56の外周56bとアッパーチューブ24の貫通孔24aの内周との係合によって、ギヤハウジング46とアッパーチューブ24との軸方向X1への相対移動を規制することができる。そのため、ギヤハウジング46とアッパーチューブ24との軸方向X1への相対移動を規制するための部品(例えば、位置決めピン)を設けなくてもよい。これにより、車両用操舵装置1の部品点数および組立工数を削減することができ、車両用操舵装置1の加工を簡素化することができる。さらにまた、環状突起56の内周56aが収容孔55の一部を区画しているので、環状突起56の内周56aによって押圧部材48の移動方向に押圧部材48を案内することができる。すなわち、環状突起56は、位置決め部およびガイド部として機能する。
この発明の実施の形態の説明は以上であるが、この発明は、上述の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。例えば上述の実施形態では、取付部材としてのボルト57が2つ設けられている場合について説明した。しかし、取付部材は、単数であってもよいし、3つ以上であってもよい。
また、上述の実施形態では、押圧部材48の一部が、軸方向X1に関して、ボルト57全体と同じ位置に配置されている場合について説明した。しかし、押圧部材48全体が、軸方向X1に関して、ボルト57の一部と同じ位置に配置されていてもよい。また、押圧部材48全体が、軸方向X1に関して、ボルト57全体と同じ位置に配置されていてもよい。また、押圧部材48の一部が、軸方向X1に関して、ボルト57の一部と同じ位置に配置されていてもよい。
また、上述の実施形態では、押圧部材48を収容する収容孔55が取付面54の底部に形成されている場合について説明した。しかし、収容孔55は、取付面54の底部以外の位置に形成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、締め付け部材としてのブラケット47が、帯状に形成された板状の部材である場合について説明した。しかし、ブラケット47は、帯状および板状以外の形状に形成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、ブラケット47およびギヤハウジング46がアッパーチューブ24に取り付けられるときに、ギヤハウジング46が、ブラケット47よりも先にアッパーチューブ24に組み付けられる場合について説明した。しかし、ブラケット47が、ギヤハウジング46よりも先にアッパーチューブ24に組み付けられてもよいし、ブラケット47およびギヤハウジング46が同時にアッパーチューブ24に組み付けられてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1・・・車両用操舵装置、24・・・アッパーチューブ(アウターチューブ)、24a・・・貫通孔、25・・・ロアーチューブ(インナーチューブ)、42・・・電動モータ(モータ)、46・・・ギヤハウジング(ハウジング)、47・・・ブラケット(締め付け部材)、48・・・押圧部材、49・・・ガタ取り機構、55・・・収容孔、55a・・・収容孔の底、56・・・環状突起、56a・・・環状突起の内周、57・・・ボルト(取付部材)、58・・・皿ばね(付勢部材)、C1・・・取付部材の幅中心、C2・・・押圧部材の幅中心、X1・・・軸方向(テレスコピック方向)、Y1・・・チルト方向

Claims (4)

  1. テレスコピック調整のために軸方向に相対摺動可能に嵌合されたアウターチューブおよびインナーチューブと、
    テレスコピック調整用のモータを保持するハウジングと、
    取付部材によって上記ハウジングに固定され、上記ハウジングと協働して上記アウターチューブの外周を外側から締め付ける締め付け部材と、
    上記アウターチューブに形成された貫通孔を通して上記インナーチューブの外周を押圧する押圧部材を含むガタ取り機構と、を備え、
    上記軸方向に関して、上記押圧部材の少なくとも一部が、上記取付部材の少なくとも一部と同じ位置に配置されている、車両用操舵装置。
  2. 請求項1において、上記軸方向に関する上記取付部材の幅中心が、上記軸方向に関する上記押圧部材の幅中心と、上記軸方向に関して同じ位置に配置されている、車両用操舵装置。
  3. 請求項1または2において、上記ハウジングは、上記押圧部材を上記インナーチューブ側に向けて進退可能に収容する収容孔を含み、
    上記ガタ取り機構は、上記押圧部材と上記収容孔の底との間に介在し、上記押圧部材を上記インナーチューブに向けて弾性的に付勢する付勢部材を含む、車両用操舵装置。
  4. 請求項3において、上記ハウジングは、上記アウターチューブの上記貫通孔の内周に嵌合された環状突起を含み、
    上記環状突起の内周が、上記収容孔の一部を区画している、車両用操舵装置。
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