JPS6317172A - 伸縮及びチルト可能なステアリングコラム装置 - Google Patents
伸縮及びチルト可能なステアリングコラム装置Info
- Publication number
- JPS6317172A JPS6317172A JP16157086A JP16157086A JPS6317172A JP S6317172 A JPS6317172 A JP S6317172A JP 16157086 A JP16157086 A JP 16157086A JP 16157086 A JP16157086 A JP 16157086A JP S6317172 A JPS6317172 A JP S6317172A
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- JP
- Japan
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- steering column
- bracket
- fixed
- movable bracket
- steering
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- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/181—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable with power actuated adjustment, e.g. with position memory
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は自動車の伸縮及びチルト式ステアリングコラム
装置に関するもので、ステアリングホイールが運転者の
手前で前後及び上下方向へ移動して、最適ドライビング
ポジションを設定することができるようにしたものであ
る。
装置に関するもので、ステアリングホイールが運転者の
手前で前後及び上下方向へ移動して、最適ドライビング
ポジションを設定することができるようにしたものであ
る。
[従来の技術]
自動車のステアリング装置は、運転者の最適ドライビン
グポジションを確保できるように、運転者の手前で上下
方向へ傾動できるチルト式を採用することが多くなって
いる。このチルト式にも、運転者の足元付近にチルトヒ
ンジを有してステアリングコラムが全体的に傾動する所
謂足元チルト式のものと、運転者の手元付近にチルトヒ
ンジを有してステアリングコラムの上端部のみが傾動で
きる所謂手元チルト式のものとの二種に大別される。
グポジションを確保できるように、運転者の手前で上下
方向へ傾動できるチルト式を採用することが多くなって
いる。このチルト式にも、運転者の足元付近にチルトヒ
ンジを有してステアリングコラムが全体的に傾動する所
謂足元チルト式のものと、運転者の手元付近にチルトヒ
ンジを有してステアリングコラムの上端部のみが傾動で
きる所謂手元チルト式のものとの二種に大別される。
足元チルト式も手元チルト式も、共に運転室内のインス
トルメントパネルなどの車体に固定された固定ブラケッ
トに、ステアリングコラムに固着した可動ブラケットを
係合させ、この可動ブラケットがチルトレバーを介し固
定ブラケットに対し摺動し又は回動することによって、
ステアリングコラムが全体として又は一部として傾動す
る構成は共通している。足元チルト式の構成は比較的単
純であるが、手元チルト式の構成は比較的複雑であり、
したがって高価である。しかしながら、足元チルト式の
ものはステアリングコラムが全体として傾動するから、
運転室の足元空間がスペース的な制約を受けるので、ト
ラックなどの大型車には採用できても小型乗用車には採
用し難いものであり、そこで、手元チルト式のものは、
ステアリングコラムが全体として傾動せず、上端部のみ
傾動するしのであるので、狭い車室を有効に利用できる
利点をもっている。
トルメントパネルなどの車体に固定された固定ブラケッ
トに、ステアリングコラムに固着した可動ブラケットを
係合させ、この可動ブラケットがチルトレバーを介し固
定ブラケットに対し摺動し又は回動することによって、
ステアリングコラムが全体として又は一部として傾動す
る構成は共通している。足元チルト式の構成は比較的単
純であるが、手元チルト式の構成は比較的複雑であり、
したがって高価である。しかしながら、足元チルト式の
ものはステアリングコラムが全体として傾動するから、
運転室の足元空間がスペース的な制約を受けるので、ト
ラックなどの大型車には採用できても小型乗用車には採
用し難いものであり、そこで、手元チルト式のものは、
ステアリングコラムが全体として傾動せず、上端部のみ
傾動するしのであるので、狭い車室を有効に利用できる
利点をもっている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、ステアリングホイールを運転者の最適ド
ライビングポジションに設定できるようにするためには
、単にチルト式構成を採用するだけでは不十分であり、
ステアリングホイールが運転者の手前に前後動できるこ
とも必要である。もつとも、ステアリングホイールを運
転者の手前で前後動できる構成に代るものとして、シー
トの前後スライド可能な構成があるが、これはあくまで
シートとしての効果的な機能の追究の結果に基づく所産
であり、ステアリングコラム装置そのものの機能ではな
いのである。
ライビングポジションに設定できるようにするためには
、単にチルト式構成を採用するだけでは不十分であり、
ステアリングホイールが運転者の手前に前後動できるこ
とも必要である。もつとも、ステアリングホイールを運
転者の手前で前後動できる構成に代るものとして、シー
トの前後スライド可能な構成があるが、これはあくまで
シートとしての効果的な機能の追究の結果に基づく所産
であり、ステアリングコラム装置そのものの機能ではな
いのである。
一方、ステアリングホイールがステアリングコラムの軸
方向に進退可能に構成されたステアリングコラム装置と
して既に公知のものもあるが、それは単にステアリング
シャフトがテレスコピックに一定範囲内で伸縮しえて、
所定の伸縮長さで固定可能に構成したにすぎないもので
ある。しかし、足元チルト式のものにおいて、ステアリ
ングシャフトを伸縮自在とする構成では、ステアリング
コラム全体としての剛性が低下し、これを解決するため
に複雑化する傾向にある。
方向に進退可能に構成されたステアリングコラム装置と
して既に公知のものもあるが、それは単にステアリング
シャフトがテレスコピックに一定範囲内で伸縮しえて、
所定の伸縮長さで固定可能に構成したにすぎないもので
ある。しかし、足元チルト式のものにおいて、ステアリ
ングシャフトを伸縮自在とする構成では、ステアリング
コラム全体としての剛性が低下し、これを解決するため
に複雑化する傾向にある。
[問題点を解決するための手段]
本発明は上記問題点の解決を図るべく、ステアリングコ
ラムの下端近傍を摺動可能に車体に固定する一方、ステ
アリングコラムの上端近傍に可動ブラケットを固定し、
該可動ブラケットにステアリングコラムと平行な長孔を
穿設する一方、該可動ブラケットを軸支する固定ブラケ
ットに上下方向の長孔を穿設し、これらの長孔に嵌合す
る軸を設け、該軸を介し可動ブラケットが前後及び上下
に可動構成したものである。
ラムの下端近傍を摺動可能に車体に固定する一方、ステ
アリングコラムの上端近傍に可動ブラケットを固定し、
該可動ブラケットにステアリングコラムと平行な長孔を
穿設する一方、該可動ブラケットを軸支する固定ブラケ
ットに上下方向の長孔を穿設し、これらの長孔に嵌合す
る軸を設け、該軸を介し可動ブラケットが前後及び上下
に可動構成したものである。
[作用コ
本発明の上記構成によれば、ステアリングコラムは可動
ブラケットを介し、固定ブラケットの上下及び前後方向
のいずれにも移動可能である。従って、ステアリングホ
イールは全体として運転者側へ進退できる一方、運転者
の手前で上下方向へ傾動可能となる。
ブラケットを介し、固定ブラケットの上下及び前後方向
のいずれにも移動可能である。従って、ステアリングホ
イールは全体として運転者側へ進退できる一方、運転者
の手前で上下方向へ傾動可能となる。
[実施例コ
以下に本発明を図示の実施例に基づき説明する。
本実施例の概要について説明すれば、ステアリングコラ
ムの下端部近傍を摺動可能に車体に固定するとともに、
ステアリングコラムの上端部近傍を車体に固定した固定
ブラケットに係合する可動ブラケットに固定し、可動ブ
ラケットにはステアリングコラムの軸方向でスクリュウ
軸を回転自在に螺合する一方、そのスクリュウ軸にはス
ライダーを螺合させ、該スライダーには左右両側に突出
するアーム軸部を設け、該アーム軸部を可動ブラケット
にステアリングコラムと平行に穿設された長孔並びに固
定ブラケットに上下方向で穿設された長孔にそれぞれ挿
通する一方、アーム軸を嵌合する渦巻状溝を刻設したカ
ムを回転可能に固定ブラケットに設け、かつ、前記スク
リュウ軸及び上記カムをそれぞれ回転させる正逆回転可
能な電動モータをステアリングコラム及び固定ブラケッ
トにそれぞれ搭載せしめてなる。
ムの下端部近傍を摺動可能に車体に固定するとともに、
ステアリングコラムの上端部近傍を車体に固定した固定
ブラケットに係合する可動ブラケットに固定し、可動ブ
ラケットにはステアリングコラムの軸方向でスクリュウ
軸を回転自在に螺合する一方、そのスクリュウ軸にはス
ライダーを螺合させ、該スライダーには左右両側に突出
するアーム軸部を設け、該アーム軸部を可動ブラケット
にステアリングコラムと平行に穿設された長孔並びに固
定ブラケットに上下方向で穿設された長孔にそれぞれ挿
通する一方、アーム軸を嵌合する渦巻状溝を刻設したカ
ムを回転可能に固定ブラケットに設け、かつ、前記スク
リュウ軸及び上記カムをそれぞれ回転させる正逆回転可
能な電動モータをステアリングコラム及び固定ブラケッ
トにそれぞれ搭載せしめてなる。
第1図に示したように、ステアリングコラム1の下端近
傍にはロアブラケット2を取付け、このロアブラケット
2にはステアリングコラムlと平行に長孔3を穿設形成
し、この長孔3に挿通するボルト軸4を介しロアブラケ
ット2を車体側ブラケット5と連結する。一方、ステア
リングコラムlの上端近傍には、可動ブラケット6を固
定してこの可動ブラケット6を固定ブラケット7にX軸
及びy軸の両方向へ移動可能に係合する。なお、ステア
リングコラムlに挿通されたステアリングシャフト8の
上端にはステアリングホイール9が、また下端には自在
継手10を介し伸縮自在軸11が連結され、更にこの伸
縮自在軸11には自在継手12を介しギアボックス13
のステアリングギアシャフト14に連結されている。
傍にはロアブラケット2を取付け、このロアブラケット
2にはステアリングコラムlと平行に長孔3を穿設形成
し、この長孔3に挿通するボルト軸4を介しロアブラケ
ット2を車体側ブラケット5と連結する。一方、ステア
リングコラムlの上端近傍には、可動ブラケット6を固
定してこの可動ブラケット6を固定ブラケット7にX軸
及びy軸の両方向へ移動可能に係合する。なお、ステア
リングコラムlに挿通されたステアリングシャフト8の
上端にはステアリングホイール9が、また下端には自在
継手10を介し伸縮自在軸11が連結され、更にこの伸
縮自在軸11には自在継手12を介しギアボックス13
のステアリングギアシャフト14に連結されている。
第2図から第4図に基づき固定ブラケット7と可動ブラ
ケット6との関係について詳細に説明すると、可動ブラ
ケット6は上面が湾曲した凹部6aを有する箱状体6b
からなり、この箱状体6bの両側面には長孔6c、 6
cが、また前後面には丸孔6d、6dがそれぞれ穿設さ
れている。丸孔6d、 6dにはスクリュウ軸15が挿
入され、そのスクリュウ軸15には方形のブロック体か
らなるスライダー16が螺合している。スクリュウ軸1
5はステアリングコラムlと平行に軸方向へ延伸し、可
動ブラケット6の外部に歯車17を有し、この歯車17
には正逆転可能な減速機30付の電動モータ18の出力
車19が噛合する。
ケット6との関係について詳細に説明すると、可動ブラ
ケット6は上面が湾曲した凹部6aを有する箱状体6b
からなり、この箱状体6bの両側面には長孔6c、 6
cが、また前後面には丸孔6d、6dがそれぞれ穿設さ
れている。丸孔6d、 6dにはスクリュウ軸15が挿
入され、そのスクリュウ軸15には方形のブロック体か
らなるスライダー16が螺合している。スクリュウ軸1
5はステアリングコラムlと平行に軸方向へ延伸し、可
動ブラケット6の外部に歯車17を有し、この歯車17
には正逆転可能な減速機30付の電動モータ18の出力
車19が噛合する。
電動モータ18はステアリングコラムlの外周部に固定
される。スライダー16は、その両側面にそれぞれアー
ム軸部20.20が突設されていて、これらのアーム軸
部20.20は可動ブラケット6の長孔6c。
される。スライダー16は、その両側面にそれぞれアー
ム軸部20.20が突設されていて、これらのアーム軸
部20.20は可動ブラケット6の長孔6c。
6C及び固定ブラケット7に上下方向で穿設された長孔
7a、 ?aにそれぞれ挿入される。アーム軸部20゜
20にはバネ21.21を挿入してキャップ22.22
がそれぞれ嵌合している。キャップ22は端部が切頭円
錐形をしている。これらのキャップ22.22にはカム
23.23の片面に刻設した渦巻状の1M24.24を
それぞれ嵌合し、カム23.23は固定ブラケット7に
穿設した透孔7bに軸支された軸25を中心として一体
的に回転自在であり、かつ、少なくとも一方の周面には
歯部26を有する。この歯部26には、固定ブラケット
7に回転自在に軸支された歯車27を噛合させ、この歯
車27は固定ブラケット7に固定された正逆回転可能な
減速機31付の電動モータ28の出力軸29によって回
転自在である。電動モータ13゜28の操作スイッチは
、運転室内の適宜の部位、例えばインストルメントパネ
ルなどに配置する。なお、カム23の溝24はキャップ
22の端部と相補的なテーパーを有する内側面24aを
有する。
7a、 ?aにそれぞれ挿入される。アーム軸部20゜
20にはバネ21.21を挿入してキャップ22.22
がそれぞれ嵌合している。キャップ22は端部が切頭円
錐形をしている。これらのキャップ22.22にはカム
23.23の片面に刻設した渦巻状の1M24.24を
それぞれ嵌合し、カム23.23は固定ブラケット7に
穿設した透孔7bに軸支された軸25を中心として一体
的に回転自在であり、かつ、少なくとも一方の周面には
歯部26を有する。この歯部26には、固定ブラケット
7に回転自在に軸支された歯車27を噛合させ、この歯
車27は固定ブラケット7に固定された正逆回転可能な
減速機31付の電動モータ28の出力軸29によって回
転自在である。電動モータ13゜28の操作スイッチは
、運転室内の適宜の部位、例えばインストルメントパネ
ルなどに配置する。なお、カム23の溝24はキャップ
22の端部と相補的なテーパーを有する内側面24aを
有する。
次に、上記実施例の作用を説明すると、まず初めに、ス
テアリングホイール9をチルト操作するときは、電動モ
ータ28の操作スイッチをON操作すると、出力軸29
を介しカム23が回転する。そこで、歯車27を介しカ
ム23が時計方向へ回転すれば、溝24が偏心回転をす
るので、その溝24に係合したキャップ22はカム23
の軸25から遠去かる方向へ移動し、固定ブラケット7
の長孔7aの下端から徐々に上方へ上昇する。したがっ
て、スライダー■6に押し上げられた可動ブラケット6
は固定ブラケット7の上方へ移動し、よってステアリン
グコラム1は、第1図においてロアブラケット2のボル
ト軸4を中心として上方へ傾動する。また、減速機構付
電動モータ28を逆回転させ、カム23を反時計方向へ
回転させると、キャップ22は長孔7aを下方へ移動す
る。かくして、電動モータ28の正逆回転を適宜操作す
ると、可動ブラケット6は固定ブラケット7の長孔7a
の範囲内において上下動でき、その所定の位置で電動モ
ータ28を停止させると、その所定の位置でステアリン
グコラムlが固定静止する。なお、キャップ22は切頭
円錐形をし、かつ、カム23の溝24も内側に相補的な
テーパーを有する内側面24a及びバネ21を有するの
で、キャップ22と溝24は密に係合しガタを生じない
。
テアリングホイール9をチルト操作するときは、電動モ
ータ28の操作スイッチをON操作すると、出力軸29
を介しカム23が回転する。そこで、歯車27を介しカ
ム23が時計方向へ回転すれば、溝24が偏心回転をす
るので、その溝24に係合したキャップ22はカム23
の軸25から遠去かる方向へ移動し、固定ブラケット7
の長孔7aの下端から徐々に上方へ上昇する。したがっ
て、スライダー■6に押し上げられた可動ブラケット6
は固定ブラケット7の上方へ移動し、よってステアリン
グコラム1は、第1図においてロアブラケット2のボル
ト軸4を中心として上方へ傾動する。また、減速機構付
電動モータ28を逆回転させ、カム23を反時計方向へ
回転させると、キャップ22は長孔7aを下方へ移動す
る。かくして、電動モータ28の正逆回転を適宜操作す
ると、可動ブラケット6は固定ブラケット7の長孔7a
の範囲内において上下動でき、その所定の位置で電動モ
ータ28を停止させると、その所定の位置でステアリン
グコラムlが固定静止する。なお、キャップ22は切頭
円錐形をし、かつ、カム23の溝24も内側に相補的な
テーパーを有する内側面24a及びバネ21を有するの
で、キャップ22と溝24は密に係合しガタを生じない
。
一方、ステアリングホイール9をステアリングコラム1
の軸方向に伸縮させるには、減速機構付電動モータ18
の操作スイッチをON操作すると、出力車19と噛合す
る歯車17が回転し、スクリュウ軸15が回転する。そ
こで、スクリュウ軸15が時計方向へ回転すると、スラ
イダー16はステアリングコラムlの上端方向へ移動せ
んとするが、スライダー16はアーム軸20.20が長
孔7a、7aに嵌合して移動しえないために、反作用と
して可動ブラケット6がステアリングホイール9側へ移
動する。可動ブラケット6は長孔6c、 6cを介し、
またステアリングコラムlの下端部はロアブラケット2
の長孔3及びこれと係合するボルト軸4を介し、ステア
リングコラム1全体としての移動に追従し、かくしてス
テアリングホイール9は運転者側へ近接する。これとは
逆に、スクリュウ軸15が反時計方向へ回転すると、可
動ブラケット6はステアリングコラム1の下端方向へ移
動し、ステアリングホイール1は運転者から離れる。か
くして、減速機構付電動モータ18の正逆回転操作によ
り、可動ブラケット6は長孔6c、 6cの範囲内にお
いてステアリングコラムlの軸方向へ自在にt多動でき
るのである。
の軸方向に伸縮させるには、減速機構付電動モータ18
の操作スイッチをON操作すると、出力車19と噛合す
る歯車17が回転し、スクリュウ軸15が回転する。そ
こで、スクリュウ軸15が時計方向へ回転すると、スラ
イダー16はステアリングコラムlの上端方向へ移動せ
んとするが、スライダー16はアーム軸20.20が長
孔7a、7aに嵌合して移動しえないために、反作用と
して可動ブラケット6がステアリングホイール9側へ移
動する。可動ブラケット6は長孔6c、 6cを介し、
またステアリングコラムlの下端部はロアブラケット2
の長孔3及びこれと係合するボルト軸4を介し、ステア
リングコラム1全体としての移動に追従し、かくしてス
テアリングホイール9は運転者側へ近接する。これとは
逆に、スクリュウ軸15が反時計方向へ回転すると、可
動ブラケット6はステアリングコラム1の下端方向へ移
動し、ステアリングホイール1は運転者から離れる。か
くして、減速機構付電動モータ18の正逆回転操作によ
り、可動ブラケット6は長孔6c、 6cの範囲内にお
いてステアリングコラムlの軸方向へ自在にt多動でき
るのである。
[発明の効果コ
以上説明した本発明によれば、ステアリングコラムの下
端部近傍を軸方向移動可能に支架する一方、ステアリン
グコラムの上端近傍に固定した可動ブラケットを固定ブ
ラケットに対しX軸及びy軸の両方向へ移動可能に係合
させたから、ステアリングホイールが運転者の手前で前
後及び上下方向へ伸縮及び傾動できるため、運転者の最
適ドライビングポジションの設定が高度に、かつ精度高
く行える。しかも固定ブラケットに対し可動ブラケット
が2方向へ移動可能な構成であるから、ステアリングコ
ラム装置全体としての剛性を低下させる不都合も生じず
、簡単な構成で足るから製造上又はコスト上の問題が生
じない。
端部近傍を軸方向移動可能に支架する一方、ステアリン
グコラムの上端近傍に固定した可動ブラケットを固定ブ
ラケットに対しX軸及びy軸の両方向へ移動可能に係合
させたから、ステアリングホイールが運転者の手前で前
後及び上下方向へ伸縮及び傾動できるため、運転者の最
適ドライビングポジションの設定が高度に、かつ精度高
く行える。しかも固定ブラケットに対し可動ブラケット
が2方向へ移動可能な構成であるから、ステアリングコ
ラム装置全体としての剛性を低下させる不都合も生じず
、簡単な構成で足るから製造上又はコスト上の問題が生
じない。
第1図は全体の概略側面図、第2図は要部の分解斜視図
、第3図は第1図A−A断面図、第4図は第1図B−B
断面図である。 1・・ステアリングコラム、2・・ロアブラケット、3
・・・長孔、4・・・ボルト軸、5・・・車体側ブラケ
ット、6・・・可動ブラケット、7・・・固定ブラケッ
ト、8・・・ステアリングシャフト、9・・ステアリン
グホイール、10・・・自在継手、11・・・伸縮自在
軸、12・・・自在継手、15・・・スクリュウ軸、1
6・・スライダー、17・・・歯車、18.28・・・
電動モータ、19・・・出力車、20・・・アーム軸、
21・・・バネ、22・・・キャップ、23・・・カム
、24・・・苛、25・・・軸、26・・・歯部、27
・・・歯車、29・・・出力軸。 外2名 第3図
、第3図は第1図A−A断面図、第4図は第1図B−B
断面図である。 1・・ステアリングコラム、2・・ロアブラケット、3
・・・長孔、4・・・ボルト軸、5・・・車体側ブラケ
ット、6・・・可動ブラケット、7・・・固定ブラケッ
ト、8・・・ステアリングシャフト、9・・ステアリン
グホイール、10・・・自在継手、11・・・伸縮自在
軸、12・・・自在継手、15・・・スクリュウ軸、1
6・・スライダー、17・・・歯車、18.28・・・
電動モータ、19・・・出力車、20・・・アーム軸、
21・・・バネ、22・・・キャップ、23・・・カム
、24・・・苛、25・・・軸、26・・・歯部、27
・・・歯車、29・・・出力軸。 外2名 第3図
Claims (1)
- ステアリングコラムの下端部近傍を摺動可能に車体に固
定するとともに、ステアリングコラムの上端部近傍に可
動ブラケットを固定し、該可動ブラケットにステアリン
グコラムと平行な長孔を穿設する一方、該可動ブラケッ
トを軸支する固定ブラケットに上下方向の長孔を穿設し
、これらの長孔に嵌合する軸を設け、該軸を介し可動ブ
ラケットが上下並びに前後方向へ移動可能であることを
特徴とする伸縮及びチルト可能なステアリングコラム装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61161570A JPH0671888B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 伸縮及びチルト可能なステアリングコラム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61161570A JPH0671888B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 伸縮及びチルト可能なステアリングコラム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6317172A true JPS6317172A (ja) | 1988-01-25 |
JPH0671888B2 JPH0671888B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=15737624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61161570A Expired - Fee Related JPH0671888B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 伸縮及びチルト可能なステアリングコラム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0671888B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05287544A (ja) * | 1992-04-09 | 1993-11-02 | Nippon Steel Corp | 低鉄損方向性電磁鋼板 |
JPH0627430U (ja) * | 1992-09-10 | 1994-04-12 | 日本精工株式会社 | 電動式チルトステアリング装置 |
JPH0653366U (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-19 | 富士機工株式会社 | ステアリングコラム装置 |
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