JPH0310966A - 平行移動式ステアリングコラム - Google Patents
平行移動式ステアリングコラムInfo
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- JPH0310966A JPH0310966A JP14455489A JP14455489A JPH0310966A JP H0310966 A JPH0310966 A JP H0310966A JP 14455489 A JP14455489 A JP 14455489A JP 14455489 A JP14455489 A JP 14455489A JP H0310966 A JPH0310966 A JP H0310966A
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- steering
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/181—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable with power actuated adjustment, e.g. with position memory
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は自動車の操向装置に係り、特には、ステアリ
ングコラムがその取付は面からドライバーに向けて平行
移動できるようにし、シートを前後動させることなく、
ドライバーの最適運転姿勢を確保できるようにした平行
移動式ステアリングコラムに関するものである。
ングコラムがその取付は面からドライバーに向けて平行
移動できるようにし、シートを前後動させることなく、
ドライバーの最適運転姿勢を確保できるようにした平行
移動式ステアリングコラムに関するものである。
［従来の技術］
一般に、自動車の操向装置は、ドライバーの最適運転姿
勢を確保できるように、ステアリングホイールの位置が
ドライバーに対し上下方向へ傾動して調整することがで
きるもの（所謂チルト式ステアリングコラム）、若しく
はステアリングシャフトがステアリングコラムの軸方向
へ伸縮してステアリングホイールがドライバーに近接若
しくは離れることができるもの（所謂テレスコピック式
ステアリングコラム）が開発され、また、それらの両方
を兼備したステアリングコラムが提供されている。さら
に、これらチルト式若しくはテレスコ式ステアリングコ
ラムのチルト若しくはテレスコ操作を電動モーターで行
うようにしたステアリングコラムも提供されている。
勢を確保できるように、ステアリングホイールの位置が
ドライバーに対し上下方向へ傾動して調整することがで
きるもの（所謂チルト式ステアリングコラム）、若しく
はステアリングシャフトがステアリングコラムの軸方向
へ伸縮してステアリングホイールがドライバーに近接若
しくは離れることができるもの（所謂テレスコピック式
ステアリングコラム）が開発され、また、それらの両方
を兼備したステアリングコラムが提供されている。さら
に、これらチルト式若しくはテレスコ式ステアリングコ
ラムのチルト若しくはテレスコ操作を電動モーターで行
うようにしたステアリングコラムも提供されている。
一方、最適運転姿勢は、ステアリングコラムの調節に限
ることなく、シートを前後方向へ移動可能に設けること
によって、ドライバーがステアリングホイールに対し近
接若しくは離れることができるようにし、シートの調節
によっても確保できるようにし、これと前記チルト式若
しくはテレスコ式ステアリングコラムとの組み合わせが
通常用いられている。
ることなく、シートを前後方向へ移動可能に設けること
によって、ドライバーがステアリングホイールに対し近
接若しくは離れることができるようにし、シートの調節
によっても確保できるようにし、これと前記チルト式若
しくはテレスコ式ステアリングコラムとの組み合わせが
通常用いられている。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、上記従来のチルト式若しくはテレスコ式
ステアリングコラムによれば、チルト調節ができる角度
、若しくはステアリングホイールが軸方向へ移動できる
距離はあまり大きくないので、例えば、シートの前後移
動調節ができない場合には最適運転姿勢の確保は困難で
あると言える。
ステアリングコラムによれば、チルト調節ができる角度
、若しくはステアリングホイールが軸方向へ移動できる
距離はあまり大きくないので、例えば、シートの前後移
動調節ができない場合には最適運転姿勢の確保は困難で
あると言える。
すなわち、ステアリングコラムにおけるチルト若しくは
テレスコ調節は、あくまでもシートの調節による最適運
転姿勢の補助をするものでしかないと言っても過言では
ないのである。しかも、チルト若しくはテレスコ式ステ
アリングコラムは構成が複雑化して、重量増加、コスト
上昇をもたらすほか、最適運転姿勢の確保はシートの調
節が主であるから、シートを移動させた場合、ドライバ
ーの居住性に悪影響が生じることらある。しかも、シー
トを移動させると、ドライバーによりビューポイントが
変化して視認性に悪影響を及ぼすことがある。
テレスコ調節は、あくまでもシートの調節による最適運
転姿勢の補助をするものでしかないと言っても過言では
ないのである。しかも、チルト若しくはテレスコ式ステ
アリングコラムは構成が複雑化して、重量増加、コスト
上昇をもたらすほか、最適運転姿勢の確保はシートの調
節が主であるから、シートを移動させた場合、ドライバ
ーの居住性に悪影響が生じることらある。しかも、シー
トを移動させると、ドライバーによりビューポイントが
変化して視認性に悪影響を及ぼすことがある。
そこで、この発明は上記事情に鑑みて、シートを移、動
詞節することなく最適運転姿勢を確保できるように、ス
テアリングコラムを車体取付は面から後方へ平行移動さ
せることを目的としてなされたものである。
詞節することなく最適運転姿勢を確保できるように、ス
テアリングコラムを車体取付は面から後方へ平行移動さ
せることを目的としてなされたものである。
［課題を解決するための手段］
この発明は上記課題を解決するため、車体のコラム取付
は面に、水平方向の長孔を穿設した枠体を固定し、該長
孔に係合する軸を介してステアリングコラムを枠体に対
し平行移動可能に装着した平行移動式ステアリングコラ
ムを構成し、また、車体のコラム取付は面に、水平方向
へ延伸するスクリュウロッドを懸架した枠体を固定し、
該スクリュウロッドに螺合するナツトブロックをステア
リングコラムに固定してステアリングコラムを枠体に対
し平行移動可能に装着した平行移動式ステアリングコラ
ムを構成し、更に、車体のコラム取付は面に、水平方向
の長孔を穿設した枠体を固定し、該長孔に係合する軸と
ステアリングコラムを連結し、かつ、前記枠体にモータ
ーユニットを固定し、該モーターユニットで回転するス
クリュウ軸を設け、該スクリュウ軸と螺合するナツトブ
ロックをステアリングコラムに固定し、ステアリングコ
ラムを枠体に対し平行移動可能に装着してなる平行移動
式ステアリングコラムを構成したものである。
は面に、水平方向の長孔を穿設した枠体を固定し、該長
孔に係合する軸を介してステアリングコラムを枠体に対
し平行移動可能に装着した平行移動式ステアリングコラ
ムを構成し、また、車体のコラム取付は面に、水平方向
へ延伸するスクリュウロッドを懸架した枠体を固定し、
該スクリュウロッドに螺合するナツトブロックをステア
リングコラムに固定してステアリングコラムを枠体に対
し平行移動可能に装着した平行移動式ステアリングコラ
ムを構成し、更に、車体のコラム取付は面に、水平方向
の長孔を穿設した枠体を固定し、該長孔に係合する軸と
ステアリングコラムを連結し、かつ、前記枠体にモータ
ーユニットを固定し、該モーターユニットで回転するス
クリュウ軸を設け、該スクリュウ軸と螺合するナツトブ
ロックをステアリングコラムに固定し、ステアリングコ
ラムを枠体に対し平行移動可能に装着してなる平行移動
式ステアリングコラムを構成したものである。
［作用］
この発明の上記構成によれば、ドライバーが最適運転姿
勢を調節する場合、シートを移動させることなく、ステ
アリングコラムを手前に引き寄せて固定し、若しくはモ
ーターユニットの駆動で手前に引き寄せて、ステアリン
グコラムを枠体に対し平行移動させ、ステアリングホイ
ールを最適位置に移動調節できる。
勢を調節する場合、シートを移動させることなく、ステ
アリングコラムを手前に引き寄せて固定し、若しくはモ
ーターユニットの駆動で手前に引き寄せて、ステアリン
グコラムを枠体に対し平行移動させ、ステアリングホイ
ールを最適位置に移動調節できる。
［実施例］
次に、この発明の実施例を図面に基づき説明する。第１
図から第３図に示したように、車体のコラム取付は面ｌ
に枠体２を固定し、その枠体２の略中間部と前端部の左
右両側にそれぞれ設けた水平移動手段３．４を介してス
テアリングコラム５を水平方向へ移動可能に装着する。
図から第３図に示したように、車体のコラム取付は面ｌ
に枠体２を固定し、その枠体２の略中間部と前端部の左
右両側にそれぞれ設けた水平移動手段３．４を介してス
テアリングコラム５を水平方向へ移動可能に装着する。
ステアリングコラム５にはステアリングシャフト６が軸
中心で回動可能に挿入され、そのステアリングシャフト
６の上端部にはステアリングホイール（図示路）が、ま
た下端部には中間シャフト７がそれぞれ連結され、その
中間シャフト７はダツシュボード８に穿設された透孔に
嵌着するブーツ取付は金具９を貫通しユニバーサルジヨ
イント１０を介してステアリングギヤボックス（図示略
）に連結される。中間シャフト７はスプライン係合によ
る雌軸７ａと離軸７ｂが軸方向移動可能に嵌合してなり
、雌軸７ａは軸方向へ移動できる。
中心で回動可能に挿入され、そのステアリングシャフト
６の上端部にはステアリングホイール（図示路）が、ま
た下端部には中間シャフト７がそれぞれ連結され、その
中間シャフト７はダツシュボード８に穿設された透孔に
嵌着するブーツ取付は金具９を貫通しユニバーサルジヨ
イント１０を介してステアリングギヤボックス（図示略
）に連結される。中間シャフト７はスプライン係合によ
る雌軸７ａと離軸７ｂが軸方向移動可能に嵌合してなり
、雌軸７ａは軸方向へ移動できる。
上記水平移動手段３は、枠体２の一側の後端部と略中間
部にそれぞれ立ち曲げ部２ ａ、 ２ ｂ（第２図参照
）を設け、第４図に示したように、それらにゴム等のス
トッパー１１．１１を有する軸受１２゜１２を介してス
クリュウロッド１３を回転可能に軸支して懸架し、その
スクリュウロッドＩ３に螺合するナツトブロック１４を
固定したブラケット１５を、第５図に示したように、ス
テアリングコラム５の略中央部を抱持するクランプ１６
の一側面に連結するとともに、そのクランプ１６の他側
面にブラケットＩ７を連結し、そのブラケット１７で抱
持されるスライド軸受１８にスライドロッド１９を貫通
せしめ、第６図に示したように、そのスライドロッド１
９の両端部を枠体２の他側部に形成した立ち曲げ部２
ｃ、 ２ ｄ（第１図参照）にそれぞれ固定し、かつ、
第４図に示したように、スクリュウロッド１３の一端部
にウオーム−歯車２０を軸着し、そのウオーム歯車２０
と噛合するウオーム歯車２０ａを介在してウオーム２１
を備えたモーターユニット２２（第１図〜第３図参照）
を枠体２に突設したブラケット２３に固定してなり、ス
テアリングコラム５を水平移動させる駆動部を構成する
。なお、上記スライド軸受１８は、第６図に示したよう
に、内側にボール２５を介在させてなり、その外側にゴ
ム等の弾性箱状体２４を介してブラケットＩ７に抱持さ
れている。また、スクリュウロッド１３に螺合するナツ
トブロック１４は第４図に示したように、スリット１４
ａを有し、そのスリット１４ａを締付けてスクリュウロ
ッド１３との間のガタ殺しをするボルト２６を設けると
ともに、そのボルト２６でセンサーブラケット２７を共
線めして連結し、そのセンサーブラケット２７の移動方
向と平行なガイドレール２８を枠体２の後端部の立ち曲
げ部２ａと略中間部の立ち曲げ部２ｂ間に支持せしめて
固定するとともに、そのレール２８にポテンショメータ
ー等の移動量検知器２９を長手方向へ固定し、かつ、そ
の移動量検知器２９とセンサーブラケット２７とをガイ
ドレール２８の長手方向に沿って移動可能なセンサーレ
バー３０で連結する。
部にそれぞれ立ち曲げ部２ ａ、 ２ ｂ（第２図参照
）を設け、第４図に示したように、それらにゴム等のス
トッパー１１．１１を有する軸受１２゜１２を介してス
クリュウロッド１３を回転可能に軸支して懸架し、その
スクリュウロッドＩ３に螺合するナツトブロック１４を
固定したブラケット１５を、第５図に示したように、ス
テアリングコラム５の略中央部を抱持するクランプ１６
の一側面に連結するとともに、そのクランプ１６の他側
面にブラケットＩ７を連結し、そのブラケット１７で抱
持されるスライド軸受１８にスライドロッド１９を貫通
せしめ、第６図に示したように、そのスライドロッド１
９の両端部を枠体２の他側部に形成した立ち曲げ部２
ｃ、 ２ ｄ（第１図参照）にそれぞれ固定し、かつ、
第４図に示したように、スクリュウロッド１３の一端部
にウオーム−歯車２０を軸着し、そのウオーム歯車２０
と噛合するウオーム歯車２０ａを介在してウオーム２１
を備えたモーターユニット２２（第１図〜第３図参照）
を枠体２に突設したブラケット２３に固定してなり、ス
テアリングコラム５を水平移動させる駆動部を構成する
。なお、上記スライド軸受１８は、第６図に示したよう
に、内側にボール２５を介在させてなり、その外側にゴ
ム等の弾性箱状体２４を介してブラケットＩ７に抱持さ
れている。また、スクリュウロッド１３に螺合するナツ
トブロック１４は第４図に示したように、スリット１４
ａを有し、そのスリット１４ａを締付けてスクリュウロ
ッド１３との間のガタ殺しをするボルト２６を設けると
ともに、そのボルト２６でセンサーブラケット２７を共
線めして連結し、そのセンサーブラケット２７の移動方
向と平行なガイドレール２８を枠体２の後端部の立ち曲
げ部２ａと略中間部の立ち曲げ部２ｂ間に支持せしめて
固定するとともに、そのレール２８にポテンショメータ
ー等の移動量検知器２９を長手方向へ固定し、かつ、そ
の移動量検知器２９とセンサーブラケット２７とをガイ
ドレール２８の長手方向に沿って移動可能なセンサーレ
バー３０で連結する。
一方、水平移動手段４は、ステアリングコラム５を水平
移動させる従動部を構成するもので、枠体２の下部にお
ける左右・両側に、それぞれ側板部３１．３１を一体形
成し、その側板部３１にそれぞれ水平方向の長孔３２を
穿設したガイドレール３３を設ける。長孔３２は前記ス
クリュウロッド１３と平行に配置され、その長孔３２に
スライド可能に角形のコマ３４が係合し、そのコマ３４
に螺合するボルト３５がステアリングコラム５の下端部
近傍を支持するブラケット３６に連結されている。コマ
３４の移動ストロークは前記スライド軸受の移動ストロ
ークと等しく設定される。コマ３４には、第７図に示し
たように、テーパー状の外周面を有し、かつ、０リング
３８で押圧されて挿入されているので、長孔３２とコマ
３４間のガタ殺しができるようになっている。
移動させる従動部を構成するもので、枠体２の下部にお
ける左右・両側に、それぞれ側板部３１．３１を一体形
成し、その側板部３１にそれぞれ水平方向の長孔３２を
穿設したガイドレール３３を設ける。長孔３２は前記ス
クリュウロッド１３と平行に配置され、その長孔３２に
スライド可能に角形のコマ３４が係合し、そのコマ３４
に螺合するボルト３５がステアリングコラム５の下端部
近傍を支持するブラケット３６に連結されている。コマ
３４の移動ストロークは前記スライド軸受の移動ストロ
ークと等しく設定される。コマ３４には、第７図に示し
たように、テーパー状の外周面を有し、かつ、０リング
３８で押圧されて挿入されているので、長孔３２とコマ
３４間のガタ殺しができるようになっている。
なお、枠体２は、第８図（Ａ）から（Ｃ）に示したよう
に、構成の都合上、コラム取付は面ｌに平行な板面２
ｅ、 ２ ｆを設けたコ字形断面の前枠体２Ａと後枠体
２Ｂに分けて形成し、これらをブラケット２３を挟んで
一体に連結したが、かかる枠体２の構成は必ずしも必須
事項ではない。そして、第１図および第２図に示したよ
うに、ステアリングコラム２の上端部にブラケット４０
が固定して取り付けられ、そのブラケット４０にはスイ
ッチユニットが取付けられる。
に、構成の都合上、コラム取付は面ｌに平行な板面２
ｅ、 ２ ｆを設けたコ字形断面の前枠体２Ａと後枠体
２Ｂに分けて形成し、これらをブラケット２３を挟んで
一体に連結したが、かかる枠体２の構成は必ずしも必須
事項ではない。そして、第１図および第２図に示したよ
うに、ステアリングコラム２の上端部にブラケット４０
が固定して取り付けられ、そのブラケット４０にはスイ
ッチユニットが取付けられる。
上記実施例の作用について説明すると、第１図に示した
状態からステアリングコラム２を後方移動させてステア
リングホイールの位置を調節するときは、モーターユニ
ット２２を駆動させるスイッチをＯＮ操作し、モーター
ユニット２２を正方向へ回転始動させ、ウオーム２１を
介してウオーム歯車２０が回転し、スクリュウロッド１
３が軸受１２．１２を介して軸中心で回転すると、ナツ
トブロック１４がスクリュウロッド１３の軸方向へ移動
するから、ブラケットを介して駆動側の水平移動手段３
におけるスライド軸受１８と従動側の水平移動手段にお
けるコマ３４．３４がそれぞれ同時に後方へ移動し、中
間シャフト７ａの離軸７ａが軸方向へ移動して追従し、
よってステアリングコラム５は第９図に示したように、
枠体２から離れる方向（後方）へ平行移動してドライバ
ーに近接する。そこで、所望の位置でモーターユニット
２２のスイッチをＯＦＦ操作すれば、その位置でステア
リングコラム５の移動が停止する。また、その停止した
位置から面方へ移動させるには、スイッチを操作してモ
ーターユニット２２を逆回転始動さけ、スクリュウロッ
ド１３を逆回転して行う。
状態からステアリングコラム２を後方移動させてステア
リングホイールの位置を調節するときは、モーターユニ
ット２２を駆動させるスイッチをＯＮ操作し、モーター
ユニット２２を正方向へ回転始動させ、ウオーム２１を
介してウオーム歯車２０が回転し、スクリュウロッド１
３が軸受１２．１２を介して軸中心で回転すると、ナツ
トブロック１４がスクリュウロッド１３の軸方向へ移動
するから、ブラケットを介して駆動側の水平移動手段３
におけるスライド軸受１８と従動側の水平移動手段にお
けるコマ３４．３４がそれぞれ同時に後方へ移動し、中
間シャフト７ａの離軸７ａが軸方向へ移動して追従し、
よってステアリングコラム５は第９図に示したように、
枠体２から離れる方向（後方）へ平行移動してドライバ
ーに近接する。そこで、所望の位置でモーターユニット
２２のスイッチをＯＦＦ操作すれば、その位置でステア
リングコラム５の移動が停止する。また、その停止した
位置から面方へ移動させるには、スイッチを操作してモ
ーターユニット２２を逆回転始動さけ、スクリュウロッ
ド１３を逆回転して行う。
なお、水平移動手段３におけるナツトブロック１４とス
ライド軸受１８の移動量は同じで有ることが肝要である
が、もしも多少のずれが生じても、スライド軸受１８は
弾性筒状体２４を介在しているので、そのずれを吸収し
てスムーズな動きを促すことができる。なお、ナツトブ
ロック１４がスクリュウロッド１３に沿って移動すれば
、センサーブラケット２７が共に移動してセンサーレバ
ー３０が連動し、移動量検知器２９がステアリングコラ
ム５の移動量を検出できる。したがって、この検出した
移動量をマイコンに入力してモーターユニットを制御す
れば、複数のドライバーの最適運転位置を予め記憶させ
、所定の停止位置で自動的にモーターユニット２２の駆
動を停止させ、ステアリングコラム５をそれぞれのドラ
イバーの最適運転姿勢位置に自動的に設定できるように
することができる。かくして、モーターユニット２２の
正逆駆動で、ステアリングコラム５はスクリュウロッド
１３とスライドロッド１９及び長孔３２゜３２に沿い、
ナツトブロック１４とコマ３４の移動ストロークの範囲
内で、枠体２に対し平行な所望の水平移動が可能である
。
ライド軸受１８の移動量は同じで有ることが肝要である
が、もしも多少のずれが生じても、スライド軸受１８は
弾性筒状体２４を介在しているので、そのずれを吸収し
てスムーズな動きを促すことができる。なお、ナツトブ
ロック１４がスクリュウロッド１３に沿って移動すれば
、センサーブラケット２７が共に移動してセンサーレバ
ー３０が連動し、移動量検知器２９がステアリングコラ
ム５の移動量を検出できる。したがって、この検出した
移動量をマイコンに入力してモーターユニットを制御す
れば、複数のドライバーの最適運転位置を予め記憶させ
、所定の停止位置で自動的にモーターユニット２２の駆
動を停止させ、ステアリングコラム５をそれぞれのドラ
イバーの最適運転姿勢位置に自動的に設定できるように
することができる。かくして、モーターユニット２２の
正逆駆動で、ステアリングコラム５はスクリュウロッド
１３とスライドロッド１９及び長孔３２゜３２に沿い、
ナツトブロック１４とコマ３４の移動ストロークの範囲
内で、枠体２に対し平行な所望の水平移動が可能である
。
なお、上記実施例において、ステアリングコラム５の移
動はモーターユニット２２を始動してスクリュウロッド
１３を回転せしめ、そのスクリュウロッド１３に螺合す
るナツトブロック１４を介して前後方向へ移動するよう
に構成したが、モーターユニット２２を設けず、スクリ
ュウロッド１３の後端部に延長軸部を設け、その延長軸
部にクランク若しくはホイールハンドル（図示略）を軸
着してそのクランク若しくはホイールハンドルを回転さ
せてナツトブロック１４を移動させるようにしてもよい
。さらに、このようなスクリュウロッド１３若しくはナ
ツトブロックＩ４をも設けず、水平移動手段３を水平移
動手段４と同じ構成にして、手動でステアリングコラム
５を前後動させ、かつ、所望の移動部位で固定できるよ
うにしてもよいことは明白である。さらに、ステアリン
グコラム５の下端部とダツシュボード８の間に伸縮自在
なブーツを装着してドライバーの足が中間シャフト７等
に触れないようにすることも容易にできることが明白で
ある。
動はモーターユニット２２を始動してスクリュウロッド
１３を回転せしめ、そのスクリュウロッド１３に螺合す
るナツトブロック１４を介して前後方向へ移動するよう
に構成したが、モーターユニット２２を設けず、スクリ
ュウロッド１３の後端部に延長軸部を設け、その延長軸
部にクランク若しくはホイールハンドル（図示略）を軸
着してそのクランク若しくはホイールハンドルを回転さ
せてナツトブロック１４を移動させるようにしてもよい
。さらに、このようなスクリュウロッド１３若しくはナ
ツトブロックＩ４をも設けず、水平移動手段３を水平移
動手段４と同じ構成にして、手動でステアリングコラム
５を前後動させ、かつ、所望の移動部位で固定できるよ
うにしてもよいことは明白である。さらに、ステアリン
グコラム５の下端部とダツシュボード８の間に伸縮自在
なブーツを装着してドライバーの足が中間シャフト７等
に触れないようにすることも容易にできることが明白で
ある。
［発明の効果コ
以上記載したこの発明によれば、ステアリングコラムを
その取付は面に対し平行移動させるようにしたから、ス
テアリングホイールをドライバーの最適運転姿勢が確保
できる位置に簡便に移動調節できるのは勿論のこと、シ
ートを移動させることは必ずしも要しないので、シート
スライド機構をシートに設ける必要がなくしてドライバ
ーを安全性、居住性、操作性高く乗車させるほか、最適
運転姿勢の確保にシートを移動させて調節する必要性は
ないから、車両におけるドライバーのビューポイントを
常に所定の部位に設定できる、等の効果を奏する。
その取付は面に対し平行移動させるようにしたから、ス
テアリングホイールをドライバーの最適運転姿勢が確保
できる位置に簡便に移動調節できるのは勿論のこと、シ
ートを移動させることは必ずしも要しないので、シート
スライド機構をシートに設ける必要がなくしてドライバ
ーを安全性、居住性、操作性高く乗車させるほか、最適
運転姿勢の確保にシートを移動させて調節する必要性は
ないから、車両におけるドライバーのビューポイントを
常に所定の部位に設定できる、等の効果を奏する。
第１図はこの発明の一実施例の右側面図、第２図は左側
面図、第３図は第１図Ｘ矢視図、第４図は第３図Ｃ−Ｃ
要部断面図、第５図は第１図Ｘ矢視面図、第６図は第３
図Ｄ−Ｄ要部断面図、第７図は第１図Ｂ−Ｂ断面図、第
８図（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）はそれぞれ枠体の側面図、
平面図および正面図、第９図は作用説明図である。 ｌ・・・コラム取付は面、２・・・枠体、３．４・・・
水平移動手段、５・・・ステアリングコラム、１３・・
・スクリュウロッド、１４・・・ナツトブロック、１８
・・・スライド軸受、１９・・・スライドロッド、２２
・・・モー々−ユニー？ ト ３２・・・路孔、 ３４・・・コマ
面図、第３図は第１図Ｘ矢視図、第４図は第３図Ｃ−Ｃ
要部断面図、第５図は第１図Ｘ矢視面図、第６図は第３
図Ｄ−Ｄ要部断面図、第７図は第１図Ｂ−Ｂ断面図、第
８図（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）はそれぞれ枠体の側面図、
平面図および正面図、第９図は作用説明図である。 ｌ・・・コラム取付は面、２・・・枠体、３．４・・・
水平移動手段、５・・・ステアリングコラム、１３・・
・スクリュウロッド、１４・・・ナツトブロック、１８
・・・スライド軸受、１９・・・スライドロッド、２２
・・・モー々−ユニー？ ト ３２・・・路孔、 ３４・・・コマ
Claims (3)
- （１）車体のコラム取付け面に、水平方向の長孔を穿設
した枠体を固定し、該長孔に係合する軸を介してステア
リングコラムを枠体に対し平行移動可能に装着したこと
を特徴とする平行移動式ステアリングコラム。 - （２）車体のコラム取付け面に、水平方向へ延伸するス
クリュウロッドを懸架した枠体を固定し、該スクリュウ
ロッドに螺合するナットブロックをステアリングコラム
に固定してステアリングコラムを枠体に対し平行移動可
能に装着したことを特徴とする平行移動式ステアリング
コラム。 - （３）車体のコラム取付け面に、水平方向の長孔を穿設
した枠体を固定し、該長孔に係合する軸とステアリング
コラムを連結し、かつ、前記枠体にモーターユニットを
固定し、該モーターユニットで回転するスクリュウ軸を
設け、該スクリュウ軸と螺合するナットブロックをステ
アリングコラムに固定し、ステアリングコラムを枠体に
対し平行移動可能に装着してなることを特徴とする平行
移動式ステアリングコラム。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14455489A JPH0310966A (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 平行移動式ステアリングコラム |
| EP90306186A EP0402133A1 (en) | 1989-06-07 | 1990-06-07 | Steering column assembly with horizontal position adjustment mechanism |
| AU56896/90A AU620720B2 (en) | 1989-06-07 | 1990-06-07 | Steering column assembly with horizontal position adjustment mechanism |
| US07/725,218 US5240284A (en) | 1989-06-07 | 1991-06-26 | Steering column assembly with horizontal position adjustment mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14455489A JPH0310966A (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 平行移動式ステアリングコラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0310966A true JPH0310966A (ja) | 1991-01-18 |
Family
ID=15364978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14455489A Pending JPH0310966A (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 平行移動式ステアリングコラム |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0402133A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0310966A (ja) |
| AU (1) | AU620720B2 (ja) |
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| JP2016187973A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | 富士機工株式会社 | ステアリングコラム装置 |
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1989
- 1989-06-07 JP JP14455489A patent/JPH0310966A/ja active Pending
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1990
- 1990-06-07 AU AU56896/90A patent/AU620720B2/en not_active Ceased
- 1990-06-07 EP EP90306186A patent/EP0402133A1/en not_active Withdrawn
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Also Published As
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|---|---|
| AU620720B2 (en) | 1992-02-20 |
| EP0402133A1 (en) | 1990-12-12 |
| AU5689690A (en) | 1990-12-13 |
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