JP2009113726A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステアリングコラムを支持する取付け部材をコンパクトな構成で実現する。
【解決手段】本発明のステアリング装置において、ステアリングホイールと、ステアリングホイールの回転力を伝達するシャフトと、シャフトを支持するステアリングコラムと、ステアリングコラムを車体側部材39取り付ける取付けブラケット36と、シャフトに回転力を付与する回転力アシスト機構と、ステアリングコラムの傾きを変化させることができるチルト機構と、を備える。取付けブラケット36は、取付けブラケット36に対してステアリングコラムを傾けることが可能なようにステアリングコラムを支持する支持部74と、車体側部材39に固定される固定部76とを有するとともに、チルト機構によるチルト範囲内の所定の傾きにおいて、シャフトの回転軸と垂直な同一面上に固定部76と支持部74とが位置するように構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両に装備されるステアリング装置に関する。
従来、運転者の姿勢や体格に応じてステアリングコラムの傾斜を変更することができるチルト機構が知られている(例えば、特許文献1〜3)。このようなチルト機構を備えながら車両本体にステアリングコラムを取り付けて支持する構造として、例えば、特許文献4には、ステアリングコラムが傾斜される際の軸中心となる枢支部材をピンでかしめることで車体側ブラケットとコラム側ブラケットとを締結する支持構造が開示されている。
また、特許文献5には、ステアリングコラムを跳ね上げる際に、ステアリングコラムを支持する可動ブラケットがスプリングの力により規制部材と衝突して振動や音を発生させないように、緩衝材を備えたチルトステアリング装置が開示されている。
また、特許文献6には、コラム側ブラケットの形状を工夫することでステアリングコラム支持部の剛性を向上したステアリング装置が開示されている。
特開2002−2502号公報 特開2005−8022号公報 特開2006−21569号公報 特開2002−370653号公報 実公平4−34137号公報 特開2000−62624号公報
ところで、ステアリング装置には、コラムシャフト部に取り付けられたモータと減速機の働きにより操舵時にアシストトルクを発生させる、いわゆる電動式パワーステアリングが知られている。このような電動式パワーステアリングでは、運転者による操舵の情報を検出して、その操舵方向へのアシストトルクを発生することで運転者の操作の負担を軽減している。
しかしながら、例えば、タイヤが縁石に当たった状態やハンドルが目一杯切られた状態のように、ステアリングギヤの内部に収納されているシャフトがそれ以上移動できない状態で、運転者がステアリングホイールを更に回転すると、コラムシャフトにアシストトルクが働くことになる。その場合、コラムシャフトはそれ以上回転できないため、モータの駆動力に起因する反力が、ステアリングコラムを支持するブラケットと車両本体との固定部に働くことになる。
そのため、このような反力が働いても車両本体にブラケットがしっかりと固定されるように、ブラケットの強度を考慮した設計が必要となる。特に、チルト機構を備えたステアリングコラムを支持するためのブラケットにおいては、チルト機構を実現しつつブラケットの強度を確保する設計が必要となり、ブラケットの大型化を招くことになる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、チルト機構を備えるとともに操舵時にステアリングホイールの回転力とは別の回転力を発生するステアリング装置において、ステアリングコラムを支持する取付け部材をコンパクトな構成で実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のステアリング装置は、車両を操舵するためのステアリングホイールと、前記ステアリングホイールを端部に固着し、該ステアリングホイールの回転力を伝達するシャフトと、前記シャフトを回転自在に支持するステアリングコラムと、前記ステアリングコラムをチルト可能に支持した状態で該ステアリングコラムを車体側部材に取り付ける取付け部材と、前記シャフトにステアリングホイールの回転力とは別の回転力を付与する回転力アシスト機構と、前記ステアリングコラムの傾きを変化させることができるチルト機構と、を備える。前記取付け部材は、該取付け部材に対して前記ステアリングコラムを車両の上下方向に傾けることが可能なように該ステアリングコラムを回転可能に支持する支持部と、前記車体側部材に固定される固定部とを有するとともに、前記チルト機構によるチルト範囲内の所定の傾きにおいて、シャフトの回転軸と垂直な同一面上に前記固定部と前記支持部とが位置するように構成されている。
シャフトがそれ以上回転できないような方向へ回転力アシスト機構による回転力がシャフトに付与されると、その反力として回転力アシスト機構が反対方向へ回転しようとする。回転力アシスト機構がステアリングコラムに対して固定されている場合、ステアリングコラムにも反力が伝達され、ステアリングコラムが支持されている取付け部材の支持部に捩れ方向(例えば、シャフトの回転方向)の力が発生する。支持部にかかった力により取付け部材が捩れる方向への力が発生するような場合、このような捩れ方向への力が発生しても取付け部材が大きく変形しないような対策が必要となる。
そこで、この態様によると、チルト機構によるチルト範囲内の所定の傾きにおいて、シャフトの回転軸と垂直な同一面上に固定部と支持部とが位置するように取付け部材が構成されているので、固定部によって車体側部材に取り付けられている取付け部材は、支持部にかかった力による捩れ方向への力が発生しにくくなる、又は、捩れずに済む。そのため、取付け部材が捩れないような強度を部材の厚みを増さずに、取付け部材をコンパクトな構成で実現することができる。
前記シャフトの外周に固定され前記回転力アシスト機構から回転力を受ける力受け部を有してもよい。前記力受け部と前記固定部と前記支持部とは、前記チルト機構によるチルト範囲内の所定の傾きにおいて、シャフトの回転軸と垂直な面上に位置するように構成されていてもよい。これにより、力受け部と固定部と支持部とがシャフトの回転軸と垂直な面上に位置している場合、取付け部材にかかる捩れ方向の力の発生がより小さくなるため、取付け部材をよりコンパクトな構成で実現することが可能となる。
前記回転力アシスト機構は、モータと、前記モータの回転軸に固定されたウォームギヤと、前記力受け部として前記ウォームギヤと噛み合うように前記シャフトの外周に固定されたホイールギヤとを有してもよい。これにより、回転力アシスト機構をシャフト近傍にコンパクトに配置することが可能となり、ステアリング装置のレイアウトの自由度を増すことが可能となる。
前記取付け部材は、前記車体側部材に前記固定部を取り付ける方向と、前記支持部が前記ステアリングコラムを支持する方向とが交差しないように構成されていてもよい。これにより、例えば、支持部が張り出していても取付け部材を車体側部材に取り付ける際の作業性の低下を抑制することができる。
前記取付け部材は、前記ステアリングコラムを支持する第1取付け部材と、前記ステアリングコラムを前記第1取付け部材と反対側から支持する第2取付け部材とを含んでもよい。前記第1取付け部材および前記第2取付部材が前記ステアリングコラムを支持する支持部の軸方向は、前記車体側部材へ取り付けられる前記第1取付け部材および前記第2取付け部材の取り付け面と平行に配置されていてもよい。
前記所定の傾きは、前記チルト機構のチルト範囲の中央部であってもよい。これにより、所定の傾きを中心にステアリングコラムのチルト範囲が設定されているので、取付け部材に大きな捩れ方向の力が発生する可能性が小さくなる。
前記所定の傾きは、前記取付け部材に前記ステアリングコラムを取り付ける際に位置決めされる角度であってもよい。これにより、車両の使用時にステアリングコラムの傾きを調整しなくても、取付け部材に捩れ方向の力が発生することを最小限に抑えることができる。
本発明の別の態様もまた、ステアリング装置である。この装置は、車両を操舵するためのステアリングホイールと、前記ステアリングホイールを端部に固着し、該ステアリングホイールの回転力を伝達するシャフトと、前記シャフトを回転自在に支持するステアリングコラムと、前記ステアリングコラムを支持した状態で該ステアリングコラムを車体側部材に取り付ける取付け部材と、前記ステアリングコラムに対して固定され、前記シャフトにステアリングホイールの回転力とは別の回転力を付与する回転力アシスト機構と、を備える。前記取付け部材は、該取付け部材に対して前記ステアリングコラムを支持する支持部と、前記車体側部材に固定される固定部とを有するとともに、シャフトの回転軸と垂直な同一面上に前記固定部と前記支持部とが位置するように構成されている。
この態様によると、シャフトの回転軸と垂直な同一面上に固定部と支持部とが位置するように取付け部材が構成されているので、固定部によって車体側部材に取り付けられている取付け部材は、支持部にかかった力による捩れ方向への力が発生しにくくなる、又は、捩れずに済む。そのため、取付け部材が捩れないような強度を部材の厚みを増さずに、取付け部材をコンパクトな構成で実現することができる。
前記シャフトの外周に固定され前記回転力アシスト機構から回転力を受ける力受け部を有してもよい。前記力受け部と前記固定部と前記支持部とは、シャフトの回転軸と垂直な面上に位置するように構成されていてもよい。これにより、力受け部と固定部と支持部とがシャフトの回転軸と垂直な面上に位置している場合、取付け部材にかかる捩れ方向の力の発生がより小さくなるため、取付け部材をよりコンパクトな構成で実現することが可能となる。
本発明によれば、ステアリングコラムを支持する取付け部材をコンパクトな構成で実現することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係るステアリング装置の一部を説明するための図である。ステアリング装置10は、ステアリングホイール12、ステアリングシャフト14、ステアリングコラム16、図示しないユニバーサルジョイント等を含んで構成されている。ステアリングホイール12は、円環状のリム、ステアリングシャフト14に差し込むハブ、リムとハブを接続するスポークで構成され、車両を操舵するために運転者により回転操作される。ステアリングシャフト14は、上端側においてステアリングホイール12をナット14aで固着し、ステアリングホイール12の回転力を伝達する役割をもち、ステアリングホイール12とステアリングシャフト14とが同時に回転するように構成される。また、ステアリングシャフト14の下端側には、ユニバーサルジョイントが設けられ、ステアリングギアボックス側と接続されている。
ステアリングコラム16は、アウターチューブ(外筒)18、インナーチューブ(内筒)20を含み、アウターチューブ18とインナーチューブ20でステアリングシャフト14を回転自在に支持する。アウターチューブ18は、取付けブラケット38を介して車両のフレームなどに固定されている。また、ステアリングコラム16のステアリングホイール12の固定側は、コラムカバー22に覆われている。コラムカバー22には、イグニッションキースイッチなど各種スイッチ類が配置されている。なお、ステアリングコラム16には、チルト機構(後述)やテレスコピック機構などが配置される。
図2は、ステアリングコラム16の外観構成を示す側面図である。図3は、図2のX−X線に沿った断面図である。ステアリングシャフト14は、コラム軸方向にて伸縮可能かつトルク伝達可能なアッパシャフト30とロアシャフト32を備える構成とされ、ステアリングシャフト14を回転自在に支持してコラム軸方向にて伸縮可能なステアリングコラム16がアウターチューブ18とインナーチューブ20を備える構成とされている。
アッパシャフト30は、アウターチューブ18に対して軸受(図示省略)を介して回転自在かつコラム軸方向移動不能に支持されていて、図中の右端ではステアリングホイール12が一体回転可能に組み付けられるようになっている。一方、ロアシャフト32は、インナーチューブ20に軸受(図示省略)を介して回転自在に支持されていて、図中左端にて自在継ぎ手を介して伸縮可能かつトルク伝達可能な中間軸(共に図示省略)に連結される。中間軸は自在継ぎ手を介してステアリングギヤボックス(共に図示省略)に連結される。
アウターチューブ18は、下端部にてインナーチューブ20の上端部にコラム軸方向へ摺動可能に嵌合連結されていて、下端部に固着したコラム側ブラケット34にてチルト及びテレスコピック調整可能な上方支持機構Aを介して車体の一部(図示省略)に固着される車体側ブラケットに組み付けられている。なお、コラム側ブラケット34はアウターチューブ18と一体となるように固着されて、ステアリングコラム16の一部を構成している。また、インナーチューブ20は、下端部に固着した取付けブラケット36にて回動可能な下方支持機構Bを介して車体の一部である車体側部材39に傾動可能に組み付けられるようになっている。つまり、取付けブラケット36は、ステアリングコラム16を車体側部材39に取り付ける取付け部材として機能している。
上方支持機構Aは、ステアリングコラム16の傾動を許可・規制可能でアッパシャフト30に組み付けられるステアリングホイール12の傾斜角度を調整可能なチルト機構と、ステアリングシャフト14とステアリングコラム16のコラム軸方向伸縮を許可・規制可能でステアリングホイール12のコラム軸方向位置を調整可能なテレスコピック機構を一体的に備えたものである。
この上方支持機構Aは、車体側ブラケットに前方へ移動離脱可能に組み付けられる取付けブラケット38を備えるとともに、この取付けブラケット38に対してコラム側ブラケット34を固定・解除可能(解除状態にてチルト調整可能かつテレスコピック調整可能)な締結用ボルト40、スラスト軸受46、カムプレート48,50、ナット52、操作レバー37、カラー54、偏心カム56等を備えている。
取付けブラケット38は、コラム側ブラケット34を上下方向にて傾動可能(チルト可能)かつコラム軸方向に移動可能(テレスコピック可能)に支持するものであり、左右一対のアーム42,44を有するとともに、これらアーム42,44より上方に一対の取付け部60,62を有していて、これらの取付け部60,62に設けた各スリット孔にて、樹脂カプセルと金属カラーを介して、取付けボルトを用いて車体側ブラケットに組み付けられる。なお、各取付けボルトは、車体側ブラケットにあらかじめ固着したウエルドナットに固定されるようになっている。
締結用ボルト40は、取付けブラケット38の両アーム42,44に設けた左右一対の円弧状挿通孔とコラム側ブラケット34に設けた左右一対の直線状挿通孔とに挿通されている。両アーム42,44の円弧状挿通孔(不図示)は、図1に示した下方支持機構Bの回動中心を中心とする円弧状のチルト長孔であり、この円弧状挿通孔をチルト範囲としてチルト調整を可能とするものである。コラム側ブラケット34の直線状挿通孔は、コラム軸方向に沿って形成された直線状のテレスコピック長孔であり、テレスコピック調整を可能とするものである。
スラスト軸受46は、取付けブラケット38の右方のアーム44とナット52間にて締結用ボルト40に組み付けられていて、締結用ボルト40とナット52の一体的な回転を保証している。ナット52は、締結用ボルト40のネジ部40aに固定されている。カムプレート48,50および操作レバー37は、取付けブラケット38の左方のアーム42と締結用ボルト40の頭部40b間にて締結用ボルト40の軸部40c上に組み付けられている。
左方のカムプレート48と操作レバー37は、一体的に連結されていて、締結用ボルト40の軸部40c上に組み付けられており、右方のカムプレート50に対して相対回転可能である。右方のカムプレート50は、締結用ボルト40の軸部40c上で回動可能かつボルト軸方向に移動可能であり、コラム側ブラケット34の左側の直線状挿通孔に対して回動不能かつコラム軸方向に移動可能である。
左右一対のカムプレート48,50は、操作レバー37の回転を締結用ボルト40の軸方向移動に変換して、締結用ボルト40とナット52を緊締状態(締結用ボルト40の頭部40bとナット52間にて締結用ボルト40の軸部40cが引っ張られた状態)又は弛緩状態(締結用ボルト40の頭部40bとナット52間にて締結用ボルト40の軸部40cが緩められた状態)とするものであり、その詳細な構成は公知であるため、説明は省略する。
操作レバー37は、連結プレート37aを用いて締結用ボルト40の頭部40bに連結されており、締結用ボルト40と一体的に回転する。この操作レバー37が、図1の反時計回り方向に回転操作されると、操作レバー37の回転が両カムプレート48,50により締結用ボルト40の軸方向移動に変換されて、両カムプレート48,50が離間し、締結用ボルト40とナット52が緊締状態とされて、コラム側ブラケット34と取付けブラケット38との間にて得られる摩擦力が増大する。これにより、取付けブラケット38に対してコラム側ブラケット34が摩擦係合により固定(ロック)され、ステアリングコラム16の傾動及びコラム軸方向移動が規制される。
また、操作レバー37が図1の時計回り方向に回転操作されると、操作レバー37の回転が両カムプレート48,50により締結用ボルト40の軸方向移動に変換されて、両カムプレート48,50が近接し、締結用ボルト40とナット52が弛緩状態とされて、上記した摩擦力が減少する。これにより、取付けブラケット38に対するコラム側ブラケット34の摩擦係合による固定が解除されて、ステアリングコラム16の傾動及びコラム軸方向移動が許可される。
カラー54は、コラム側ブラケット34内にて締結用ボルト40の軸部40c上に回動不能かつボルト軸方向に移動不能に一体的に組み付けられていて、操作レバー37の回転操作に伴って締結用ボルト40と一体的に回転する。偏心カム56は、カラー54に一体的に組み付けられていて、アウターチューブ18に設けた開口を通してインナーチューブ20の上端部下面に係合・離間可能であり、操作レバー37の回転操作に伴って締結用ボルト40と一体的に回転する。
下方支持機構Bは、ステアリングコラム16におけるインナーチューブ20を傾動(回動)可能に支持するものであり、インナーチューブ20の下端部に固着した取付けブラケット36に形成した貫通孔に回転自在に嵌合されるカラー70と、このカラー70をインナーチューブ20に固定するボルト等の締結部材72によって構成されている。
図4は、本実施の形態に係る回転力アシスト機構の概略断面図である。本実施の形態に係るステアリング装置10は、下方支持機構Bの近傍に、アッパシャフト30やロアシャフト32等のシャフト部材にステアリングホイール12の回転力とは別の回転力を付与する回転力アシスト機構Cを備えている。
回転力アシスト機構Cは、モータ100と、モータ100の回転軸102と同軸に設けられているウォームギヤ104と、ロアシャフト32の外周に相対回転不能に取り付けられているホイールギヤ106と、これらを収納するコラムハウジング108等を含んで構成されている。なお、コラムハウジング108は、インナーチューブ20の外周と一体的に形成されている。
ウォームギヤ104とホイールギヤ106とは回転軸の向きが互いに直交しており、減速機構を構成している。そして、モータ100で発生したトルクは、ウォームギヤ104とホイールギヤ106との働きにより減速比に応じて増大され、ロアシャフト32に伝達される。これにより、回転力アシスト機構Cは、ステアリングホイールの操舵角や操舵量の情報等に基づいて、必要に応じてステアリングホイール12の回転力とは別の回転力を発生させることで、運転者の操舵の負担を軽減することができる。
次に、取付けブラケット36の構成について説明する。図5(a)は、図2に示す取付けブラケット36近傍を拡大した要部側面図である。図5(b)は、(a)のY−Y断面図である。なお、図5には、一方の取付けブラケット36だけでなく、インナーチューブ20を挟んだ他方の取付けブラケット36も含めた一対の取付けブラケットが記載されている。取付けブラケット36は、取付けブラケット36に対してステアリングコラム16を車両の上下方向に傾けることが可能なようにステアリングコラム16を回転可能に支持する支持部74と、車体側部材39に固定される固定部76とを有している。また、取付けブラケット36は、上方支持機構Bのチルト機構によるチルト範囲内の所定の傾きにおいて、ロアシャフト32の回転軸と垂直な同一面D上に固定部76と支持部74とが位置するように構成されている。
具体的には、取付けブラケット36は、略L字状の部材であり、折り曲げられている一方の平面部にはカラー70がすべり部材90を外周部に装着した状態で挿入できるような直径の貫通孔36aが形成されており、折り曲げられている他方の平面部にはボルト78のねじ部が通過できる程度の直径の貫通孔36bが形成されている。また、インナーチューブ20の外周部にはねじ穴20aが形成されている。
インナーチューブ20は、ねじ穴20aと取付けブラケット36の貫通孔36aとの位置を合わせた状態で、締結部材72によりすべり部材90が外周部に装着されたカラー70を介して取付けブラケット36に組み付けられる。
図8は、図5(b)に示すすべり部材90の上面図である。すべり部材90は、図5(b)に示すように外周面の一部が内側の凹んだコの字状の断面を有するとともに、円形の一部が欠けた形状(図8参照)を有する樹脂ブッシュである。また、すべり部材90は、カラー70およびインナーチューブ20に対して摺動性が高いため、カラー70およびはすべり部材90に対して相対回転できることになる。これにより、取付けブラケット36は、ステアリングコラム16を車両の上下方向に傾けることが可能なようにインナーチューブ20を支持部74により回転可能に支持することができる。カラー70は、取付けブラケット36の貫通孔36aの直径よりわずかに小さい外径を有しており、取付けブラケット36に対して回転可能に支持されている。そのため、インナーチューブ20を含むステアリングコラム16は、取付けブラケット36の支持部74を回動中心として車両の上下方向に傾けることが可能となる。
固定部76において、取付けブラケット36は、貫通孔36bと車体側部材39の貫通孔39aとの位置を合わせた状態で、ボルト78とナット80とにより車体側部材39に締結される。これにより、取付けブラケット36と車体側部材39とは互いに動かないように固定される。
次に、このような取付けブラケット36を用いてインナーチューブ20を支持するとともに車体側部材39に固定されているステアリング装置10において、アッパシャフト30やロアシャフト32がそれ以上回転できないような状況で、更にステアリングホイール12を回転させようとする力が働いた場合に取付けブラケット36にかかる力について説明する。
例えば、図4に示すようにロアシャフト32がそれ以上回転できないような方向(例えば矢印Eの方向)へ回転力アシスト機構Cによる回転力がロアシャフト32に付与されると、ロアシャフト32が回転できないため、ロアシャフト32に固定されているホイールギヤ106も動くことができない。そのため、ホイールギヤ106と噛み合っているウォームギヤ104は、モータ100で発生している回転力に応じた反力をホイールギヤ106から受けることになると考えられる。
その結果、ウォームギヤ104やモータ100を収納するコラムハウジング108を備える回転力アシスト機構C及びコラムハウジング108と一体化しているインナーチューブ20には、矢印Fの方向へ回転しようとする力が働く。ステアリングコラム16の一部を構成するインナーチューブ20は、図5に示すように支持部74において取付けブラケット36に支持されているため、取付けブラケット36の支持部74に矢印F方向(図5(a)参照)の力が発生する。
本実施の形態に係るステアリング装置10は、チルト機構によるチルト範囲内の所定の傾き(例えば、図2や図5に示す状態)において、ロアシャフト32の回転軸と垂直な同一面D上に固定部76と支持部74とが位置するように取付けブラケット36が構成されているので、固定部76によって車体側部材39に取り付けられている取付けブラケット36には、支持部74にかかった力による捩れ方向への力が発生しにくくなる、又は、捩れずに済む。そのため、取付けブラケット36が捩れないような強度を部材の厚みを増したり、形状を複雑にしたりせずに、取付けブラケット36をコンパクトな構成で実現することができる。
また、本実施の形態に係るステアリング装置10は、図2や図4に示すように、ロアシャフト32の外周に固定され回転力アシスト機構Cから回転力を受ける力受け部としてホイールギヤ106を有している。そして、ステアリング装置10は、ホイールギヤ106と固定部76と支持部74とが、チルト機構によるチルト範囲内の所定の傾きにおいて、ロアシャフト32の回転軸と垂直な面D上に位置するように構成されている。これにより、少なくともホイールギヤ106と固定部76と支持部74とがロアシャフト32の回転軸と垂直な面D上に位置している場合、取付けブラケット36にかかる捩れ方向の力の発生がより小さくなるため、取付けブラケット36をよりコンパクトな構成で実現することが可能となる。
また、本実施の形態に係る回転力アシスト機構Cは、モータ100と、モータ100の回転軸102に固定されたウォームギヤ104と、ウォームギヤ104と噛み合うようにロアシャフト32の外周に固定されたホイールギヤ106とを含んで構成されているため、回転力アシスト機構Cをロアシャフト32近傍にコンパクトに配置することが可能となり、ステアリング装置10のレイアウトの自由度を増すことが可能となる。
なお、本実施の形態に係るステアリング装置10において、上述の所定の傾きは、上方支持機構Aにおけるチルト機構のチルト範囲の中心値となるように設定するとよい。これにより、所定の傾きを中心にステアリングコラム16のチルト範囲が設定されているので、チルト機構によりステアリングコラム16の角度を多少変更しても取付けブラケット36に大きな捩れ方向の力が発生する可能性が小さくなる。
あるいは、所定の傾きは、例えば、車両の製造時に取付けブラケット36にステアリングコラム16を取り付ける際に位置決めされる角度であってもよい。これにより、車両の使用時にステアリングコラム16の傾きを調整しなくても、取付けブラケット36に捩れ方向の力が発生することを最小限に抑えることができる。
(第2の実施の形態)
図6(a)は、第2の実施の形態に係る取付け部材近傍を拡大した要部側面図である。図6(b)は、(a)のY’−Y’断面図である。なお、第2の実施の形態に係る取付け部材及びその近傍の概略構成の説明のうち、第1の実施の形態で説明した図5の構成と類似している点の説明については適宜省略する。
取付けブラケット136は、取付けブラケット136に対してステアリングコラム16を車両の上下方向に傾けることが可能なようにステアリングコラム16を回転可能に支持する支持部174と、車体側部材139に固定される固定部176とを有している。また、取付けブラケット136は、上方支持機構Bのチルト機構によるチルト範囲内の所定の傾きにおいて、ロアシャフト32の回転軸と垂直な同一面D上に固定部176と支持部174とが位置するように構成されている。
具体的には、取付けブラケット136は、長方形の板状の平面部136aと、平面部136aに対して垂直に折り曲げられている平面部136bとからなる。平面部136bは、平面部136aの一辺に対して斜めに配置されている。一方の平面部136aにはカラー70が回転可能なようにカラー70の直径よりもわずかに直径の大きな貫通孔136cが形成されており、折り曲げられている他方の平面部136bにはボルト78のねじ部が通過できる程度の直径の貫通孔136dが形成されている。
図6では不図示であるが、インナーチューブ20は、ねじ穴20a(図5参照)と取付けブラケット136の貫通孔136cとの位置を合わせた状態で、締結部材72によりカラー70を介して取付けブラケット136に組み付けられる。
固定部176において、取付けブラケット136は、貫通孔136dと車体側部材139の貫通孔(不図示)との位置を合わせた状態で、ボルト78とナット(不図示)とにより車体側部材139に締結される。これにより、取付けブラケット136と車体側部材139とは互いに動かないように固定される。
本実施の形態に係る取付けブラケット136をステアリング装置10に用いた場合でも、チルト機構によるチルト範囲内の所定の傾き(例えば、図2や図6に示す状態)において、ロアシャフト32の回転軸と垂直な同一面D上に固定部176と支持部174とが位置するように取付けブラケット136が構成されているので、固定部176によって車体側部材139に取り付けられている取付けブラケット136は、支持部174にかかった力による捩れ方向への力が発生しにくくなる、又は、捩れずに済む。そのため、取付けブラケット136が捩れないような強度を部材の厚みを増したり、形状を複雑にしたりせずに、取付けブラケット136をコンパクトな構成で実現することができる。
また、本実施の形態に係る取付けブラケット136は、車体側部材139に固定部176を取り付ける矢印Gの方向と、支持部174がステアリングコラム16を支持する矢印Hの方向とが交差しないように構成されている。これにより、例えば、支持部174が取付けブラケット136から張り出していても取付けブラケット136を車体側部材139に取り付ける際の固定部176に対する作業性の低下を抑制することができる。
(第3の実施の形態)
図7は、第3の実施の形態に係る取付け部材近傍をステアリングホイール側から見た要部正面図である。なお、第3の実施の形態に係る取付け部材及びその近傍の概略構成の説明のうち、第1の実施の形態や第2の実施の形態で説明した図5、図6の構成と類似している点の説明については適宜省略する。
取付けブラケット236は、取付けブラケット236に対してステアリングコラム16を車両の上下方向に傾けることが可能なようにステアリングコラム16を回転可能に支持する支持部274と、車体側部材239に固定される固定部276とを有している。また、取付けブラケット236は、上方支持機構Bのチルト機構によるチルト範囲内の所定の傾きにおいて、ロアシャフト32の回転軸と垂直な同一面D上に固定部276と前記支持部274とが位置するように構成されている。
具体的には、取付けブラケット236は、図7に示すように、平面部236aと平面部236bとがなす角が鈍角となるように長方形の板状の部材が折り曲げられた形を有している。したがって、本実施の形態に係る取付けブラケット236は、車体側部材239に固定部276を取り付ける矢印Jの方向が、支持部274がステアリングコラム16を支持する矢印Kの方向に対して斜めになっている。これにより、例えば、支持部274が取付けブラケット236から張り出していても、取付けブラケット236を車体側部材239に取り付ける際の固定部276に対する作業の際に締結部材72と干渉する可能性が低くなり、作業性の低下を抑制することができる。
以上、本発明を上述の各実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の各実施の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて各実施の形態における処理の組合せや順番を適宜組み替えることや各種の設計変更等の変形を実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
第1の実施の形態に係るステアリング装置の一部を説明するための図である。 ステアリングコラムの外観構成を示す側面図である。 図2のX−X線に沿った断面図である。 本実施の形態に係る回転力アシスト機構の概略断面図である。 図5(a)は、図2に示す取付けブラケット近傍を拡大した要部側面図である。図5(b)は、(a)のY−Y断面図である。 図6(a)は、第2の実施の形態に係る取付け部材近傍を拡大した要部側面図である。図6(b)は、(a)のY’−Y’断面図である。 第3の実施の形態に係る取付け部材近傍をステアリングホイール側から見た要部正面図である。 図5(b)に示すすべり部材の上面図である。
符号の説明
10 ステアリング装置、 12 ステアリングホイール、 14 ステアリングシャフト、 16 ステアリングコラム、 18 アウターチューブ、 20 インナーチューブ、 20a ねじ穴、 32 ロアシャフト、 36 取付けブラケット、 36a 貫通孔、 36b 貫通孔、 39 車体側部材、 70 カラー、 72 締結部材、 74 支持部、 76 固定部、 78 ボルト、 80 ナット、 100 モータ、 102 回転軸、 104 ウォームギヤ、 106 ホイールギヤ、 108 コラムハウジング。

Claims (9)

  1. 車両を操舵するためのステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールを端部に固着し、該ステアリングホイールの回転力を伝達するシャフトと、
    前記シャフトを回転自在に支持するステアリングコラムと、
    前記ステアリングコラムをチルト可能に支持した状態で該ステアリングコラムを車体側部材に取り付ける取付け部材と、
    前記ステアリングコラムに対して固定され、前記シャフトにステアリングホイールの回転力とは別の回転力を付与する回転力アシスト機構と、
    前記ステアリングコラムの傾きを変化させることができるチルト機構と、を備え、
    前記取付け部材は、
    該取付け部材に対して前記ステアリングコラムを車両の上下方向に傾けることが可能なように該ステアリングコラムを回転可能に支持する支持部と、前記車体側部材に固定される固定部とを有するとともに、
    前記チルト機構によるチルト範囲内の所定の傾きにおいて、シャフトの回転軸と垂直な同一面上に前記固定部と前記支持部とが位置するように構成されていることを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記シャフトの外周に固定され前記回転力アシスト機構から回転力を受ける力受け部を有し、
    前記力受け部と前記固定部と前記支持部とは、前記チルト機構によるチルト範囲内の所定の傾きにおいて、シャフトの回転軸と垂直な面上に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記回転力アシスト機構は、モータと、前記モータの回転軸に固定されたウォームギヤと、前記力受け部として前記ウォームギヤと噛み合うように前記シャフトの外周に固定されたホイールギヤとを有することを特徴とする請求項2に記載のステアリング装置。
  4. 前記取付け部材は、前記車体側部材に前記固定部を取り付ける方向と、前記支持部が前記ステアリングコラムを支持する方向とが交差しないように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のステアリング装置。
  5. 前記取付け部材は、
    前記ステアリングコラムを支持する第1取付け部材と、
    前記ステアリングコラムを前記第1取付け部材と反対側から支持する第2取付け部材とを含み、
    前記第1取付け部材および前記第2取付け部材が前記ステアリングコラムを支持する支持部の軸方向は、前記車体側部材へ取り付けられる前記第1取付け部材および前記第2取付け部材の取り付け面と平行に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のステアリング装置。
  6. 前記所定の傾きは、前記チルト機構のチルト範囲の中央部であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のステアリング装置。
  7. 前記所定の傾きは、前記取付け部材に前記ステアリングコラムを取り付ける際に位置決めされる角度であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のステアリング装置。
  8. 車両を操舵するためのステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールを端部に固着し、該ステアリングホイールの回転力を伝達するシャフトと、
    前記シャフトを回転自在に支持するステアリングコラムと、
    前記ステアリングコラムを支持した状態で該ステアリングコラムを車体側部材に取り付ける取付け部材と、
    前記ステアリングコラムに対して固定され、前記シャフトにステアリングホイールの回転力とは別の回転力を付与する回転力アシスト機構と、を備え、
    前記取付け部材は、
    該取付け部材に対して前記ステアリングコラムを支持する支持部と、前記車体側部材に固定される固定部とを有するとともに、
    シャフトの回転軸と垂直な同一面上に前記固定部と前記支持部とが位置するように構成されていることを特徴とするステアリング装置。
  9. 前記シャフトの外周に固定され前記回転力アシスト機構から回転力を受ける力受け部を有し、
    前記力受け部と前記固定部と前記支持部とは、シャフトの回転軸と垂直な面上に位置するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載のステアリング装置。
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