JP4211126B2 - ステアリング位置調整制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両におけるステアリングホイールの位置を調整するステアリング位置調整制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、運転者の体型に合わせる等のため、ステアリングホイールの位置を上下または前後方向に変化させるステアリング位置調整制御装置が知られている。
【0003】
この装置は、例えば、アリスト新型車解説書(1998年 トヨタ自動車株式会社発行)に記載されている図1、図2に記載の装置のように、ステアリングホイール2を支持する略円筒状の固定コラム11に揺動コラム13及び移動コラム12を設けて、アッパアーム16を上下(チルト)または前後(テレスコピック)方向に移動させアッパアーム16に固定されるステアリングホイールの位置調整を行うものであり、これはチルト アンド テレスコピック装置と呼ばれるものである。
【0004】
ところで、このステアリング位置調整装置においては、テレスコ機構、すなわち移動コラム12を固定コラム11に対して前後方向へ移動させる機構は、固定コラム11に固定されたモータ181と、モータ181の回転駆動力をギヤ機構182を介して伝達するシャフト184と、シャフト184に設けられた雄ネジ部と噛合し移動コラム12に固定された雌ネジ部材185とからなり、このテレスコ機構においてモータ18Pが回転すると、シャフト184が連動して回転し、シャフト184の回転によりシャフト184の雄ネジ部と噛合する雌ネジ部材が図2において左右方向へ移動することにより移動コラム12が固定コラム11に対して相対的に前後に移動するものである。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の装置においては、上述のテレスコ機構部を固定コラム11に内蔵するため、略円筒状の固定コラム11に、径方向にふくらみを持たせたテレスコ機構部収容部11b(図3参照、図3は、図2においてモータ171の中心線に沿って紙面垂直方向に切った断面を左から見た図である。)を設け、その中の空間に上述のテレスコ機構部を収容している。よって、固定コラム11の車両後方端部側の移動コラム12との摺動面は、周方向に連続した完全な円筒内面とはなっておらず、テレスコ機構部収容部11bが設けられている範囲において一部切り欠いた形状となっており、2箇所のエッジ部分12a(図3参照)を有している。
【0006】
よって、テレスコ機構が作動し移動コラム12が固定コラム11内にて摺動する際に、移動コラム12の表面における上記エッジ部分12aに接触する部分にて接触面圧が増大する傾向があり、長時間使用されると、この部分の摩耗が他の部位に比して異常に促進されることにより摺動抵抗の増大、異音の発生等が発生し、耐久性が低下するという問題が発生していた。また、この部分の異常摩耗を低減するため、移動コラム12の摺動表面にコーティング等を施し表面硬度を向上させることも考えられるが、コスト上昇等の新たな問題が発生する。さらに、移動コラム12と固定コラム11との摺動面にブッシュ等の摺動部材を介在させることも考えられるが、固定コラム11の移動コラム12との摺動内面は、上述のように周方向に連続した完全な円筒内面とはなっておらず一部切り欠いた形状となっているので、一部切り欠いた形状に対応する部分においてブッシュ等が径外方向に変形しやすく、周方向に均一な摺動を確保することが困難となり、確実に移動コラム12の異常摩耗を回避することはできない。さらには、上述のテレスコ機構部収容部11bを設けたため、固定コラム11に作用する外力により発生する応力が均一に分散せず、固定コラム11の剛性が低下するという問題もあった。
【0007】
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、高耐久性を有し、かつ剛性の高い安価なステアリング位置調整制御装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために講じた請求項1に記載の技術的手段は、車体に固定され車体の前後方向に配設される略円筒状の固定コラムと、固定コラム内に伸縮自在に嵌合される移動コラムと、移動コラムに枢支され揺動可能な揺動コラムと、固定コラム内に軸支されたロアシャフトと、移動コラム内に配設されるとともにロアシャフトに伸縮自在に嵌合されロアシャフトと一体回転するセンタシャフトと、揺動コラムに軸支されるとともにステアリングホイールが嵌まりステアリングホイールの回転操作をセンタシャフトに伝達するアッパシャフトと、揺動コラムを揺動させるチルト機構と、移動コラムを固定コラムに対して伸縮させるテレスコ機構と、チルト機構及びテレスコ機構のモータを制御する制御装置とを有するステアリング位置調整制御装置において、固定コラムは、車体の後方側端部近傍における軸方向に垂直方向の断面形状が周方向に連続したリング形状を有しており、固定コラムの内周には移動コラムが固定コラム内を出入りする側の端部から軸方向に延在する座ぐり形状の段部を有しており、段部における固定コラム内を出入りする側の一方の端部と、固定コラムの内部に設けられる他方の端部に、円筒状のブッシュが各々圧入され、更に、固定コラムには、一方の端部に配設されたブッシュと他方に配設されたブッシュの間に、固定コラムの径方向から移動コラムを径方向に常に押圧して固定コラムと移動コラムの間のガタを詰めるガタ詰めブッシュとが配設されていることを特徴とするステアリング位置調整制御装置とした。
【0009】
このように、固定コラムにおいて、車体の後方側端部近傍における軸方向に垂直方向の断面形状を周方向に連続したリング形状とすることにより、移動コラムとの摺動内面を完全な円筒内面とすることができ、従来の装置のようなエッジ部分をなくすことができる。よって、テレスコ機構作動時の移動コラムの摺動面の異常摩耗を回避することが可能となる。また、この円筒内面部にブッシュを圧入等により配設し固定コラムと移動コラムとの嵌合面に介在させることにより、ブッシュは、従来の装置のような径外方向に変形することがなくなり周方向に均一な摺動性を確保することができる。これにより、ブッシュの摺動性を最大限に活用することができ、移動コラムの摺動表面にコーティング等の処理を施すことなく摺動表面の摩耗の発生を最大限に抑えることができ、テレスコ機構作動時の耐久性を向上させることが可能となる。
【0010】
また、固定コラムの後方側端部近傍において、従来の装置のようなテレスコ機構部収容部を設けず、軸方向に垂直方向の断面形状を周方向に連続したリング形状とすることにより、固定コラムに作用する外力により発生する応力を均一に分散させることができ、固定コラムの剛性が向上する効果をも奏するものである。
【0011】
より好ましくは、請求項2に記載のように、前記テレスコ機構を、前記固定コラムに一体固設された前記モータと、前記固定コラムに軸方向に直列的に設けられた2つの軸受部と、前記2つの軸受部に軸支されるとともに前記モータの回転駆動力を伝達するシャフトと、前記移動コラムに一体固設されるとともに前記シャフトに設けられた雄ネジ部に噛合する雌ネジ部材とで構成することが望ましい。
【0012】
このような構成を採用することにより、簡易な構成にてテレスコ機構を構成することができる。また、シャフトを軸支する2つの軸受部が共に固定コラムに設けられているので、2つの軸受部を同軸的・一体的に機械加工可能となり、両者の同軸度の精度を容易に向上させることができる。よって、テレスコ機構作動時における同軸度不良に起因するシャフトのこじり等の問題の発生を容易に解決することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係るステアリング位置調整制御装置の実施形態について説明する。
【0014】
ステアリング位置調整制御装置(以下、ステアリング装置と称す)1は、車両等においてチルト機構17によりステアリングホイール2の上下位置、またはテレスコ機構18により前後位置を調整するものであり、その実施形態を図4〜図6に示す。ここで、図4は側面から見た主要断面図、図5は上面から見た主要断面図、図6は下面から見たチルト機構部を中心とした下面図である。また、図4〜図6において、前記図1〜図3における部材及び部位等と同一ないし均等のものは前記と同一符号をもって示す。
【0015】
ステアリング装置1は、主に、固定コラム11、固定コラム11に対して軸方向に伸縮自在に移動する移動コラム12、移動コラム12に枢支され揺動する揺動コラム13、固定コラム11に軸支されたロアシャフト14、ロアシャフト14が挿入され回転を伝達するセンタシャフト15、ステアリングホイール2が嵌まりステアリングホイール2の回転操作をセンタシャフト15に伝達するアッパシャフト16、ステアリングホイール2の位置を上下に移動させるチルト機構17、前後に移動させるテレスコ機構18、及びチルト機構17とテレスコ機構18のモータ171,181を制御する図示しない制御装置とを備えるものである。
【0016】
固定コラム11は車両のボデーに取付けブラケット25により固定され、移動コラム12は、車両前後方向(B方向)に固定コラム11に対し移動可能となっている。移動コラム12は固定コラム11に設けられた図示しないピンにより軸方向ガイドされ、固定コラム11に対し回転規制されている。また、揺動コラム13は、移動コラム12に固定された枢支ピン21により車両の上下方向(C方向)に揺動可能に枢支される。
【0017】
ロアシャフト14は、固定コラム11に対して端部近傍に配設されたベアリング55により回転可能に支持され、図1に示すロアシャフト14の左端は図示しない車両の前輪に連係される。ロアシャフト14の図示右端外周にはロアシャフトの軸方向に延在するスプライン141が形成されている。センタシャフト15は、移動コラム12内に回転可能に配設され、ロアシャフト14と同軸上に並んでいる。また、センタシャフト15は、図示左端に円筒部151を有しており、この円筒部151の内周には、センタシャフト15の軸方向に延在するスプライン152が形成されている。円筒部151には、ロアシャフト14の図示右端が挿入され、ロアシャフト14のスプライン141がスプライン152に係合している。このスプライン141,152の係合により、センタシャフト15は、ロアシャフト14と一体回転が可能になり、ロアシャフト14に対し車両前後方向(図示B方向)に移動可能になっている。アッパシャフト16は、揺動コラム13に固定された円筒部材22に回転可能に支持され、ロアシャフト14及びセンタシャフト15と同軸上に並んでいる。アッパシャフト16の図1に示す左端部は、図示しないボールジョイントを介してセンタシャフト15に連結されており、このボールジョイントによりアッパシャフト16はセンタシャフト15と一体回転可能となり、センタシャフト15に対し車両の上下方向(C方向)に揺動可能となる。このアッパシャフト16の右端には、ステアリングホイール2が嵌め込まれ固定される。そして、運転者がステアリングホイール2を操作すると、アッパシャフト16、センタシャフト15及びロアシャフト14が一体回転し、その結果、図示しない車両の前輪が操舵される。
【0018】
また、固定コラム11の図示右端近傍11a(車体の後方側近傍)は、紙面垂直方向(軸方向に垂直方向)の断面形状が周方向に連続したリング形状を有しており、この部分においては、移動コラム12との摺動内面は完全な円筒内面となっている。そして、その完全な円筒内面に円筒状のブッシュ203が圧入されており、移動コラム12は、ブッシュ203を介して固定コラム11と嵌合されている。このブッシュ203を介在させたことにより、移動コラム12と固定コラム11との摺動性が向上し、移動コラム12の摺動表面にコーティング等の処理を施さなくても移動コラム12の摺動表面の異常摩耗の発生を抑えることができ、テレスコ機構作動時の耐久性を向上させることができる。なお、図4において、201は皿バネ、202は径方向ガタ詰めブッシュであり、皿バネ201の付勢力により径方向ガタ詰めブッシュ202を移動コラム12に向けて図4において下方向に常時押し付けることにより、移動コラム12と固定コラム11との径方向のガタを解消している。
【0019】
(チルト機構)
チルト機構17は、揺動コラム13を移動コラム12の枢支ピン21に対し車両上下方向に揺動させ、ステアリングホイール2の位置を上下に移動させるものである。このチルト機構17は、固定コラム11に固設されたチルト用のモータ171と、モータ171の回転を伝達するギヤ機構172と、移動コラム12に軸方向規制されつつギヤ機構172の回転を伝達するスクリューシャフト174(シャフト)と、揺動コラム13から張り出す一対のフランジ部13aに一対のピン206にて支持される一対のアーム204の他端に一対のピン205にて支持されアーム204に連動するように設けられるとともにスクリューシャフト174の雄ネジ部174aに噛合する雌ネジ部材175とを備えている。
【0020】
このように構成されたチルト機構17において、チルト用のモータ171が回転すると、ギヤ機構172が駆動され、ギヤ機構172の回転は、その後、スクリューシャフト174へと伝達され、スクリューシャフト174は移動コラム12に軸方向に規制されているので、アーム204に連動するように設けられた雌ネジ部材175の位置がスクリューシャフト174の回転により図4において左右に変化するものとなる。この雌ネジ部材175の位置の変化により、アーム204を介して、揺動コラム13及び円筒部材22は枢支ピン21を中心として回動し、揺動コラム13及び円筒部材22の位置がC方向に変化する。このとき、アッパシャフト16は、図示しないボールジョイントを介してセンタシャフト15に連結されているため、アッパシャフト16も揺動コラム13と共にセンタシャフト15に対し図示C方向に揺動する。これにより、ステアリングホイール2が図示C方向(車両上下方向)に移動し、ステアリングホイール2の上下位置の調整がなされる。なお、このような構成のチルト機構17により、雌ネジ部材175の図4における左右方向の移動による揺動コラム13とのアライメントのずれは、揺動コラム13と雌ネジ部材175との間に介在されているアーム204にて吸収することができ、チルト機構17の作動中、スクリューシャフト174は常に一直線上を移動可能となっている。よって、図4におけるスクリューシャフト174は、生産上の都合から2本のシャフトを同軸的に結合することにより作製されているが、一本のシャフトにより作製することも可能である。
【0021】
(テレスコ機構)
テレスコ機構18は、移動コラム12を固定コラム11に対し車両の前後方向(B方向)に移動させるためのものである。このテレスコ機構18は、固定コラム11に固設されたテレスコ用のモータ181と、モータ181の回転を伝達するギヤ機構182と、固定コラム11に軸方向規制されるとともにギヤ機構182の回転を伝達するスクリューシャフト184と、移動コラム12側に固定されスクリューシャフト184の雄ネジ部184aと噛み合うナット部材185とを備えている。スクリューシャフト184は、固定コラム11に軸方向に直列的に設けられた2つの軸受部11bに各々配設されたブッシュ207にて軸支されている。このようにスクリューシャフト184を軸支する2つの軸受部11bが共に固定コラム11に設けられているので、2つの軸受部11bのブッシュ圧入孔を同軸的・一体的に機械加工可能となり、両者の同軸度の精度を容易に向上させることができる。よって、テレスコ機構18作動時における同軸度不良に起因するスクリューシャフト184のこじり等の問題の発生を容易に解決することが可能となる。
【0022】
このようなテレスコ機構18において、テレスコ用のモータ181が駆動されると、ギヤ機構182が駆動され、ギヤ機構182の回転は、スクリューシャフト184へ伝達され、スクリューシャフト184は固定コラム11に軸方向に規制されているので、移動コラム12に設けられたナット部材185の位置が、スクリューシャフト184の回転により図5において左右方向に変化するものとなる。これにより、移動コラム12の位置は、固定コラム11に対しB方向に変化する。従って、移動コラム12に枢支ピン21を介して支持された揺動コラム13及び円筒部材22も図示B方向に一体的に移動するものとなり、アッパシャフト16及びセンタシャフト15も図示B方向に一体的に移動する。これにより、ステアリングホイール2が図示B方向(車両前後方向)に移動し、ステアリングホイール2の前後位置の調整がなされる。
【0023】
以上のようなステアリング装置1において、チルト用のモータ171及び、テレスコ用のモータ181は、それぞれ、図示しない制御装置からの指令に基づいて作動を行う。図示しない制御装置は、車両の各種スイッチ、センサ等の信号を基に、モータ171及び181へ供給する電流値等を演算するものである。
【0024】
【効果】
本発明によれば、高耐久性を有し、かつ剛性の高い安価なステアリング位置調整制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術おけるステアリング位置調整制御装置の要所部分断面を示した側面断面図である。
【図2】 従来技術におけるステアリング位置調整制御装置の上面断面図である。
【図3】 図2においてモータ171の中心線に沿って紙面垂直方向に切った断面を左から見た断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態におけるステアリング位置調整制御装置の要所部分断面を示した側面断面図である。
【図5】 本発明の一実施形態におけるステアリング位置調整制御装置の上面断面図である。
【図6】 本発明の一実施形態におけるステアリング位置調整制御装置のチルト機構部分を中心とした下面図である。
【符号の説明】
2 ステアリングホイール
11 固定コラム
11a 後方側端部近傍, 11b 軸受部
12 移動コラム
13 揺動コラム
14 ロアシャフト
15 センタシャフト
16 アッパシャフト
17 チルト機構
18 テレスコ機構
171,181 モータ
174,184 スクリューシャフト(シャフト)
174a,184a 雄ネジ部
185 雌ネジ部材
203 ブッシュ

Claims (3)

  1. 車体に固定され前記車体の前後方向に配設される略円筒状の固定コラムと、
    前記固定コラム内に伸縮自在に嵌合される移動コラムと、
    前記移動コラムに枢支され揺動可能な揺動コラムと、
    前記固定コラム内に軸支されたロアシャフトと、
    前記移動コラム内に配設されるとともに前記ロアシャフトに伸縮自在に嵌合され前記ロアシャフトと一体回転するセンタシャフトと、
    前記揺動コラムに軸支されるとともにステアリングホイールが嵌まり前記ステアリングホイールの回転操作を前記センタシャフトに伝達するアッパシャフトと、
    前記揺動コラムを揺動させるチルト機構と、
    前記移動コラムを前記固定コラムに対して伸縮させるテレスコ機構と、
    前記チルト機構及び前記テレスコ機構のモータを制御する制御装置とを有するステアリング位置調整制御装置において、
    前記固定コラムは、前記車体の後方側端部近傍における軸方向に垂直方向の断面形状が周方向に連続したリング形状を有しており、
    前記固定コラムの内周には前記移動コラムが前記固定コラム内を出入りする側の端部から軸方向に延在する座ぐり形状の段部を有しており、
    前記段部における前記固定コラム内を出入りする側の一方の端部と、前記固定コラムの内部に設けられる他方の端部に、円筒状のブッシュが各々圧入され、
    更に、前記固定コラムには、前記一方の端部に配設されたブッシュと前記他方に配設されたブッシュの間に、前記固定コラムの径方向から前記移動コラムを径方向に常に押圧して前記固定コラムと前記移動コラムの間のガタを詰めるガタ詰めブッシュとが配設されていることを特徴とするステアリング位置調整制御装置。
  2. 請求項1において、前記テレスコ機構は、前記固定コラムに一体固設された前記モータと、前記固定コラムに軸方向に直列的に設けられた2つの軸受部と、前記2つの軸受部に軸支されるとともに前記モータの回転駆動力を伝達するシャフトと、前記移動コラムに一体固設されるとともに前記シャフトに設けられた雄ネジ部に噛合する雌ネジ部材とを有することを特徴とするステアリング位置調整制御装置。
  3. 請求項1において、前記ガタ詰めブッシュは皿ばねにより前記移動コラムにより押し付けられていることを特徴とするステアリング位置調整制御装置。
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