JP2000280917A - ステアリング位置調整制御装置 - Google Patents

ステアリング位置調整制御装置

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JP2000280917A JP9183099A JP9183099A JP2000280917A JP 2000280917 A JP2000280917 A JP 2000280917A JP 9183099 A JP9183099 A JP 9183099A JP 9183099 A JP9183099 A JP 9183099A JP 2000280917 A JP2000280917 A JP 2000280917A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高耐久性・高剛性の安価なステアリング位置
調整制御装置の提供。 【解決手段】 略円筒状の固定コラム11と、移動コラ
ム12と、揺動コラム13と、ロアシャフト14と、セ
ンタシャフト15と、アッパシャフト16と、揺動コラ
ムを揺動させるチルト機構17と、移動コラムを固定コ
ラムに対して伸縮させるテレスコ機構18と、チルト機
構及びテレスコ機構のモータ171,181を制御する
制御装置とを有するステアリング位置調整制御装置にお
いて、固定コラムの車体の後方側端部近傍11aにおけ
る軸方向に垂直方向の断面形状を周方向に連続したリン
グ形状とし、固定コラムと移動コラムとの嵌合面に円筒
状のブッシュ203を介在させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両におけるステ
アリングホイールの位置を調整するステアリング位置調
整制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、運転者の体型に合わせる等の
ため、ステアリングホイールの位置を上下または前後方
向に変化させるステアリング位置調整制御装置が知られ
ている。
【0003】この装置は、例えば、アリスト新型車解説
書(1998年 トヨタ自動車株式会社発行)に記載さ
れている図1、図2に記載の装置のように、ステアリン
グホイール2を支持する略円筒状の固定コラム11に揺
動コラム13及び移動コラム12を設けて、アッパアー
ム16を上下(チルト)または前後(テレスコピック)
方向に移動させアッパアーム16に固定されるステアリ
ングホイールの位置調整を行うものであり、これはチル
ト アンド テレスコピック装置と呼ばれるものであ
る。
【0004】ところで、このステアリング位置調整装置
においては、テレスコ機構、すなわち移動コラム12を
固定コラム11に対して前後方向へ移動させる機構は、
固定コラム11に固定されたモータ181と、モータ1
81の回転駆動力をギヤ機構182を介して伝達するシ
ャフト184と、シャフト184に設けられた雄ネジ部
と噛合し移動コラム12に固定された雌ネジ部材185
とからなり、このテレスコ機構においてモータ18Pが
回転すると、シャフト184が連動して回転し、シャフ
ト184の回転によりシャフト184の雄ネジ部と噛合
する雌ネジ部材が図2において左右方向へ移動すること
により移動コラム12が固定コラム11に対して相対的
に前後に移動するものである。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述
の装置においては、上述のテレスコ機構部を固定コラム
11に内蔵するため、略円筒状の固定コラム11に、径
方向にふくらみを持たせたテレスコ機構部収容部11b
(図3参照、図3は、図2においてモータ171の中心
線に沿って紙面垂直方向に切った断面を左から見た図で
ある。)を設け、その中の空間に上述のテレスコ機構部
を収容している。よって、固定コラム11の車両後方端
部側の移動コラム12との摺動面は、周方向に連続した
完全な円筒内面とはなっておらず、テレスコ機構部収容
部11bが設けられている範囲において一部切り欠いた
形状となっており、2箇所のエッジ部分12a(図3参
照)を有している。
【0006】よって、テレスコ機構が作動し移動コラム
12が固定コラム11内にて摺動する際に、移動コラム
12の表面における上記エッジ部分12aに接触する部
分にて接触面圧が増大する傾向があり、長時間使用され
ると、この部分の摩耗が他の部位に比して異常に促進さ
れることにより摺動抵抗の増大、異音の発生等が発生
し、耐久性が低下するという問題が発生していた。ま
た、この部分の異常摩耗を低減するため、移動コラム1
2の摺動表面にコーティング等を施し表面硬度を向上さ
せることも考えられるが、コスト上昇等の新たな問題が
発生する。さらに、移動コラム12と固定コラム11と
の摺動面にブッシュ等の摺動部材を介在させることも考
えられるが、固定コラム11の移動コラム12との摺動
内面は、上述のように周方向に連続した完全な円筒内面
とはなっておらず一部切り欠いた形状となっているの
で、一部切り欠いた形状に対応する部分においてブッシ
ュ等が径外方向に変形しやすく、周方向に均一な摺動を
確保することが困難となり、確実に移動コラム12の異
常摩耗を回避することはできない。さらには、上述のテ
レスコ機構部収容部11bを設けたため、固定コラム1
1に作用する外力により発生する応力が均一に分散せ
ず、固定コラム11の剛性が低下するという問題もあっ
た。
【0007】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、高耐久性を有し、かつ剛性の高い安
価なステアリング位置調整制御装置を提供することを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた請求項1に記載の技術的手段は、車体に固定
され前記車体の前後方向に配設される略円筒状の固定コ
ラムと、前記固定コラム内に伸縮自在に嵌合される移動
コラムと、前記移動コラムに枢支され揺動可能な揺動コ
ラムと、前記固定コラム内に軸支されたロアシャフト
と、前記移動コラム内に配設されるとともに前記ロアシ
ャフトに伸縮自在に嵌合され前記ロアシャフトと一体回
転するセンタシャフトと、前記揺動コラムに軸支される
とともにステアリングホイールが嵌まり前記ステアリン
グホイールの回転操作を前記センタシャフトに伝達する
アッパシャフトと、前記揺動コラムを揺動させるチルト
機構と、前記移動コラムを前記固定コラムに対して伸縮
させるテレスコ機構と、前記チルト機構及び前記テレス
コ機構のモータを制御する制御装置とを有するステアリ
ング位置調整制御装置において、前記固定コラムは、前
記車体の後方側端部近傍における軸方向に垂直方向の断
面形状が周方向に連続したリング形状を有しており、前
記固定コラムと前記移動コラムとの嵌合面には円筒状の
ブッシュが介在していることを特徴とするステアリング
位置調整制御装置とした。
【0009】このように、固定コラムにおいて、車体の
後方側端部近傍における軸方向に垂直方向の断面形状を
周方向に連続したリング形状とすることにより、移動コ
ラムとの摺動内面を完全な円筒内面とすることができ、
従来の装置のようなエッジ部分をなくすことができる。
よって、テレスコ機構作動時の移動コラムの摺動面の異
常摩耗を回避することが可能となる。また、この円筒内
面部にブッシュを圧入等により配設し固定コラムと移動
コラムとの嵌合面に介在させることにより、ブッシュ
は、従来の装置のような径外方向に変形することがなく
なり周方向に均一な摺動性を確保することができる。こ
れにより、ブッシュの摺動性を最大限に活用することが
でき、移動コラムの摺動表面にコーティング等の処理を
施すことなく摺動表面の摩耗の発生を最大限に抑えるこ
とができ、テレスコ機構作動時の耐久性を向上させるこ
とが可能となる。
【0010】また、固定コラムの後方側端部近傍におい
て、従来の装置のようなテレスコ機構部収容部を設け
ず、軸方向に垂直方向の断面形状を周方向に連続したリ
ング形状とすることにより、固定コラムに作用する外力
により発生する応力を均一に分散させることができ、固
定コラムの剛性が向上する効果をも奏するものである。
【0011】より好ましくは、請求項2に記載のよう
に、前記テレスコ機構を、前記固定コラムに一体固設さ
れた前記モータと、前記固定コラムに軸方向に直列的に
設けられた2つの軸受部と、前記2つの軸受部に軸支さ
れるとともに前記モータの回転駆動力を伝達するシャフ
トと、前記移動コラムに一体固設されるとともに前記シ
ャフトに設けられた雄ネジ部に噛合する雌ネジ部材とで
構成することが望ましい。
【0012】このような構成を採用することにより、簡
易な構成にてテレスコ機構を構成することができる。ま
た、シャフトを軸支する2つの軸受部が共に固定コラム
に設けられているので、2つの軸受部を同軸的・一体的
に機械加工可能となり、両者の同軸度の精度を容易に向
上させることができる。よって、テレスコ機構作動時に
おける同軸度不良に起因するシャフトのこじり等の問題
の発生を容易に解決することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係るステアリング位置調整制御装置の実施形態について
説明する。
【0014】ステアリング位置調整制御装置(以下、ス
テアリング装置と称す)1は、車両等においてチルト機
構17によりステアリングホイール2の上下位置、また
はテレスコ機構18により前後位置を調整するものであ
り、その実施形態を図4〜図6に示す。ここで、図4は
側面から見た主要断面図、図5は上面から見た主要断面
図、図6は下面から見たチルト機構部を中心とした下面
図である。また、図4〜図6において、前記図1〜図3
における部材及び部位等と同一ないし均等のものは前記
と同一符号をもって示す。
【0015】ステアリング装置1は、主に、固定コラム
11、固定コラム11に対して軸方向に伸縮自在に移動
する移動コラム12、移動コラム12に枢支され揺動す
る揺動コラム13、固定コラム11に軸支されたロアシ
ャフト14、ロアシャフト14が挿入され回転を伝達す
るセンタシャフト15、ステアリングホイール2が嵌ま
りステアリングホイール2の回転操作をセンタシャフト
15に伝達するアッパシャフト16、ステアリングホイ
ール2の位置を上下に移動させるチルト機構17、前後
に移動させるテレスコ機構18、及びチルト機構17と
テレスコ機構18のモータ171,181を制御する図
示しない制御装置とを備えるものである。
【0016】固定コラム11は車両のボデーに取付けブ
ラケット25により固定され、移動コラム12は、車両
前後方向(B方向)に固定コラム11に対し移動可能と
なっている。移動コラム12は固定コラム11に設けら
れた図示しないピンにより軸方向ガイドされ、固定コラ
ム11に対し回転規制されている。また、揺動コラム1
3は、移動コラム12に固定された枢支ピン21により
車両の上下方向(C方向)に揺動可能に枢支される。
【0017】ロアシャフト14は、固定コラム11に対
して端部近傍に配設されたベアリング55により回転可
能に支持され、図1に示すロアシャフト14の左端は図
示しない車両の前輪に連係される。ロアシャフト14の
図示右端外周にはロアシャフトの軸方向に延在するスプ
ライン141が形成されている。センタシャフト15
は、移動コラム12内に回転可能に配設され、ロアシャ
フト14と同軸上に並んでいる。また、センタシャフト
15は、図示左端に円筒部151を有しており、この円
筒部151の内周には、センタシャフト15の軸方向に
延在するスプライン152が形成されている。円筒部1
51には、ロアシャフト14の図示右端が挿入され、ロ
アシャフト14のスプライン141がスプライン152
に係合している。このスプライン141,152の係合
により、センタシャフト15は、ロアシャフト14と一
体回転が可能になり、ロアシャフト14に対し車両前後
方向(図示B方向)に移動可能になっている。アッパシ
ャフト16は、揺動コラム13に固定された円筒部材2
2に回転可能に支持され、ロアシャフト14及びセンタ
シャフト15と同軸上に並んでいる。アッパシャフト1
6の図1に示す左端部は、図示しないボールジョイント
を介してセンタシャフト15に連結されており、このボ
ールジョイントによりアッパシャフト16はセンタシャ
フト15と一体回転可能となり、センタシャフト15に
対し車両の上下方向(C方向)に揺動可能となる。この
アッパシャフト16の右端には、ステアリングホイール
2が嵌め込まれ固定される。そして、運転者がステアリ
ングホイール2を操作すると、アッパシャフト16、セ
ンタシャフト15及びロアシャフト14が一体回転し、
その結果、図示しない車両の前輪が操舵される。
【0018】また、固定コラム11の図示右端近傍11
a(車体の後方側近傍)は、紙面垂直方向(軸方向に垂
直方向)の断面形状が周方向に連続したリング形状を有
しており、この部分においては、移動コラム12との摺
動内面は完全な円筒内面となっている。そして、その完
全な円筒内面に円筒状のブッシュ203が圧入されてお
り、移動コラム12は、ブッシュ203を介して固定コ
ラム11と嵌合されている。このブッシュ203を介在
させたことにより、移動コラム12と固定コラム11と
の摺動性が向上し、移動コラム12の摺動表面にコーテ
ィング等の処理を施さなくても移動コラム12の摺動表
面の異常摩耗の発生を抑えることができ、テレスコ機構
作動時の耐久性を向上させることができる。なお、図4
において、201は皿バネ、202は径方向ガタ詰めブ
ッシュであり、皿バネ201の付勢力により径方向ガタ
詰めブッシュ202を移動コラム12に向けて図4にお
いて下方向に常時押し付けることにより、移動コラム1
2と固定コラム11との径方向のガタを解消している。
【0019】(チルト機構)チルト機構17は、揺動コ
ラム13を移動コラム12の枢支ピン21に対し車両上
下方向に揺動させ、ステアリングホイール2の位置を上
下に移動させるものである。このチルト機構17は、固
定コラム11に固設されたチルト用のモータ171と、
モータ171の回転を伝達するギヤ機構172と、移動
コラム12に軸方向規制されつつギヤ機構172の回転
を伝達するスクリューシャフト174(シャフト)と、
揺動コラム13から張り出す一対のフランジ部13aに
一対のピン206にて支持される一対のアーム204の
他端に一対のピン205にて支持されアーム204に連
動するように設けられるとともにスクリューシャフト1
74の雄ネジ部174aに噛合する雌ネジ部材175と
を備えている。
【0020】このように構成されたチルト機構17にお
いて、チルト用のモータ171が回転すると、ギヤ機構
172が駆動され、ギヤ機構172の回転は、その後、
スクリューシャフト174へと伝達され、スクリューシ
ャフト174は移動コラム12に軸方向に規制されてい
るので、アーム204に連動するように設けられた雌ネ
ジ部材175の位置がスクリューシャフト174の回転
により図4において左右に変化するものとなる。この雌
ネジ部材175の位置の変化により、アーム204を介
して、揺動コラム13及び円筒部材22は枢支ピン21
を中心として回動し、揺動コラム13及び円筒部材22
の位置がC方向に変化する。このとき、アッパシャフト
16は、図示しないボールジョイントを介してセンタシ
ャフト15に連結されているため、アッパシャフト16
も揺動コラム13と共にセンタシャフト15に対し図示
C方向に揺動する。これにより、ステアリングホイール
2が図示C方向(車両上下方向)に移動し、ステアリン
グホイール2の上下位置の調整がなされる。なお、この
ような構成のチルト機構17により、雌ネジ部材175
の図4における左右方向の移動による揺動コラム13と
のアライメントのずれは、揺動コラム13と雌ネジ部材
175との間に介在されているアーム204にて吸収す
ることができ、チルト機構17の作動中、スクリューシ
ャフト174は常に一直線上を移動可能となっている。
よって、図4におけるスクリューシャフト174は、生
産上の都合から2本のシャフトを同軸的に結合すること
により作製されているが、一本のシャフトにより作製す
ることも可能である。
【0021】(テレスコ機構)テレスコ機構18は、移
動コラム12を固定コラム11に対し車両の前後方向
(B方向)に移動させるためのものである。このテレス
コ機構18は、固定コラム11に固設されたテレスコ用
のモータ181と、モータ181の回転を伝達するギヤ
機構182と、固定コラム11に軸方向規制されるとと
もにギヤ機構182の回転を伝達するスクリューシャフ
ト184と、移動コラム12側に固定されスクリューシ
ャフト184の雄ネジ部184aと噛み合うナット部材
185とを備えている。スクリューシャフト184は、
固定コラム11に軸方向に直列的に設けられた2つの軸
受部11bに各々配設されたブッシュ207にて軸支さ
れている。このようにスクリューシャフト184を軸支
する2つの軸受部11bが共に固定コラム11に設けら
れているので、2つの軸受部11bのブッシュ圧入孔を
同軸的・一体的に機械加工可能となり、両者の同軸度の
精度を容易に向上させることができる。よって、テレス
コ機構18作動時における同軸度不良に起因するスクリ
ューシャフト184のこじり等の問題の発生を容易に解
決することが可能となる。
【0022】このようなテレスコ機構18において、テ
レスコ用のモータ181が駆動されると、ギヤ機構18
2が駆動され、ギヤ機構182の回転は、スクリューシ
ャフト184へ伝達され、スクリューシャフト184は
固定コラム11に軸方向に規制されているので、移動コ
ラム12に設けられたナット部材185の位置が、スク
リューシャフト184の回転により図5において左右方
向に変化するものとなる。これにより、移動コラム12
の位置は、固定コラム11に対しB方向に変化する。従
って、移動コラム12に枢支ピン21を介して支持され
た揺動コラム13及び円筒部材22も図示B方向に一体
的に移動するものとなり、アッパシャフト16及びセン
タシャフト15も図示B方向に一体的に移動する。これ
により、ステアリングホイール2が図示B方向(車両前
後方向)に移動し、ステアリングホイール2の前後位置
の調整がなされる。
【0023】以上のようなステアリング装置1におい
て、チルト用のモータ171及び、テレスコ用のモータ
181は、それぞれ、図示しない制御装置からの指令に
基づいて作動を行う。図示しない制御装置は、車両の各
種スイッチ、センサ等の信号を基に、モータ171及び
181へ供給する電流値等を演算するものである。
【0024】
【効果】本発明によれば、高耐久性を有し、かつ剛性の
高い安価なステアリング位置調整制御装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術おけるステアリング位置調整制御装
置の要所部分断面を示した側面断面図である。
【図2】 従来技術におけるステアリング位置調整制御
装置の上面断面図である。
【図3】 図2においてモータ171の中心線に沿って
紙面垂直方向に切った断面を左から見た断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態におけるステアリング位
置調整制御装置の要所部分断面を示した側面断面図であ
る。
【図5】 本発明の一実施形態におけるステアリング位
置調整制御装置の上面断面図である。
【図6】 本発明の一実施形態におけるステアリング位
置調整制御装置のチルト機構部分を中心とした下面図で
ある。
【符号の説明】
2 ステアリングホイール 11 固定コラム 11a 後方側端部近傍, 11b 軸受部 12 移動コラム 13 揺動コラム 14 ロアシャフト 15 センタシャフト 16 アッパシャフト 17 チルト機構 18 テレスコ機構 171,181 モータ 174,184 スクリューシャフト(シャフト) 174a,184a 雄ネジ部 185 雌ネジ部材 203 ブッシュ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定され前記車体の前後方向に配
    設される略円筒状の固定コラムと、前記固定コラム内に
    伸縮自在に嵌合される移動コラムと、前記移動コラムに
    枢支され揺動可能な揺動コラムと、前記固定コラム内に
    軸支されたロアシャフトと、前記移動コラム内に配設さ
    れるとともに前記ロアシャフトに伸縮自在に嵌合され前
    記ロアシャフトと一体回転するセンタシャフトと、前記
    揺動コラムに軸支されるとともにステアリングホイール
    が嵌まり前記ステアリングホイールの回転操作を前記セ
    ンタシャフトに伝達するアッパシャフトと、前記揺動コ
    ラムを揺動させるチルト機構と、前記移動コラムを前記
    固定コラムに対して伸縮させるテレスコ機構と、前記チ
    ルト機構及び前記テレスコ機構のモータを制御する制御
    装置とを有するステアリング位置調整制御装置におい
    て、前記固定コラムは、前記車体の後方側端部近傍にお
    ける軸方向に垂直方向の断面形状が周方向に連続したリ
    ング形状を有しており、前記固定コラムと前記移動コラ
    ムとの嵌合面には円筒状のブッシュが介在していること
    を特徴とするステアリング位置調整制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記テレスコ機構
    は、前記固定コラムに一体固設された前記モータと、前
    記固定コラムに軸方向に直列的に設けられた2つの軸受
    部と、前記2つの軸受部に軸支されるとともに前記モー
    タの回転駆動力を伝達するシャフトと、前記移動コラム
    に一体固設されるとともに前記シャフトに設けられた雄
    ネジ部に噛合する雌ネジ部材とを有することを特徴とす
    るステアリング位置調整制御装置。
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