JP4433561B2 - テレスコピックステアリング装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレスコピックステアリング装置に関し、特にスクリュを用いて可動ブラケットを固定ブラケットに対して軸方向に移動させるテレスコピックステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ステアリングシャフトを二重構造とし、軸方向に相対移動可能とすることにより、運転者の体格、嗜好に合わせてステアリングホイールの軸方向の位置を調整するテレスコピックステアリング装置が知られている。
【0003】
一般的に、テレスコピックステアリング装置は、固定シャフトを回転可能に軸支する固定ブラケットに対して、可動シャフトを回転可能に軸支する可動ブラケットを軸方向にスライド可能な構成とされている。すなわち、移動機構によって、駆動源の回転運動あるいは直線運動を可動ブラケットの軸方向運動に変換し、可動ブラケットを固定ブラケットに対して軸方向に移動させることによって可動ブラケットをスライドさせ、可動シャフトに取り付けられたステアリングホイールを、運転者に対して前後方向に移動させる構成とされている。
【0004】
この種のテレスコピックステアリング装置としては、例えば特開平11−043051号に開示されたものが知られている。
【0005】
このものは、固定ブラケットに固定されたダイレクトドライブモータを駆動源として用いている。移動機構を構成するスライダ部材は、ダイレクトドライブモータとスライダ部材との中間の軸承機構によって軸承されたスクリュと螺合しており、このスクリュが回転することによって、スライダ部材が固定ブラケットに対して移動する。
【0006】
また、ダイレクトドライブモータとスクリュとは、ケーブルによって連結されている。具体的には、ケーブルの一端部に形成された係合部がダイレクトドライブモータの出力軸に係合され、他端部がスクリュに係合されている。したがって、ダイレクトドライブモータの回転力は、ケーブルを介してスクリュに伝達され、これによってスライダ部材が固定ブラケットに対して移動する。
【0007】
さらに、スラスト玉軸受と凹曲面ブッシュと凸曲面ブッシュとから構成される軸承機構がスクリュを揺動可能に軸承する構成としたことにより、製造誤差及び組立誤差に起因して可動ブラケットと固定ブラケットとの間に軸ずれが発生しても、軸ずれは、スクリュが揺動変位することにより吸収される。したがって、スクリュとスライダ部材との螺合部位にこじりが発生することを防止でき、円滑なテレスコピックが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術においては、可動ブラケットと固定ブラケットとの間の軸ずれは、スクリュが揺動変位をすることにより吸収される。しかしながら、揺動変位が大きい場合には、スクリュ中心軸が可動ブラケット中心軸に対して傾斜することになる。したがって、スクリュの回転により稼動ブラケットが軸方向に移動する際、可動ブラケットの固定ブラケットに対する回転運動が引起こされる。可動ブラケットは、ブッシュによって固定ブラケットに押圧されているものの、上記の従来技術の構成では、可動ブラケットの固定ブラケットに対する回転運動を防止できない。そのため、テレスコピック動作の応答遅れが発生する虞がある。
【0009】
また、上記の従来技術においては、ダイレクトドライブモータとスライダ部材との中間に、スクリュを軸承するための軸承機構が必要となる。さらに、この軸承機構は、上記のようにスラスト玉軸受、凹曲面ブッシュ、凸曲面ブッシュを必要とし、これらを揺動可能な軸受とするために、固定用のロックナットも必要となる。また、スクリュのスライダ部材と螺合する部位以外に、固定用のロックナットを螺合するためのねじ加工を要する。すなわち、円滑なテレスコピック動作を実現するために、多数の部品の追加と機械加工の追加を要し、さらには組付工数の増大を招き、テレスコピックステアリング装置のコストアップにつながるものであった。
【0010】
本発明は、テレスコピック動作における可動ブラケットの固定ブラケットに対する回転運動が発生せず、簡単な構成で円滑なテレスコピック動作が可能なテレスコピックステアリング装置を提供することをその技術的課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する為に、請求項1に記載のように、車体に固定される固定ブラケットと、固定ブラケットに回転可能に支持された固定シャフトと、固定ブラケットに軸方向に摺動可能に嵌挿された可動ブラケットと、固定シャフトに対して移動可能且つ一体回転可能に連結されるとともに可動ブラケットに回転可能に支持された可動シャフトと、可動ブラケット及び可動シャフトを固定ブラケット及び固定シャフトに対して軸方向に移動させる移動機構とを有するテレスコピックステアリング装置において、可動ブラケットの固定ブラケットに嵌挿される外周部は、曲面部と、曲面部を切除した態様の少なくとも一個所の平面部とを有しており曲面部と平面部には当接部材が当接され、当接部材は、固定ブラケット固定され更に、当接部材は、可動ブラケットの平面部を押圧する第1端部と第1端部から延在し曲面部を押圧する第2端部と有する平面端部を備えていることを特徴とするテレスコピックステアリング装置を構成した。
【0012】
請求項1にかかる発明によれば、可動ブラケットの固定ブラケットに嵌挿される外周部の少なくとも一個所に平面部が設けられ、固定ブラケットに固定された押圧部材の平面端部で可動ブラケットの平面部を押圧することにより、可動ブラケットの固定ブラケットに対する回転運動を確実に防止することが可能となる。
【0013】
次に、請求項2に記載のように、前記移動機構は、固定ブラケットに固定されたモータと、モータの出力軸に連結されたスクリュと、スクリュと螺合するナットと、可動ブラケットに固定されるとともにナットを収容するハウジングとを備えてなり、ナットは、半径方向にのみ変位可能となるように弾性体を介してハウジング内に配置され、弾性体は、ナット及びハウジングに対してナットの進退方向の側面部で当接されるとともにナットの進退方向と直交する方向の側面において弾性体とナットとの間に所定の間隙が形成されていることが好ましい。
【0014】
請求項2にかかる発明によれば、スクリュがモータの出力軸に連結されるとともに、ナットが半径方向にのみ変位可能となるように弾性体を介して前記ハウジング内に配置されている。このため、スクリュ中心軸と可動ブラケットとの軸ずれは、ナットの半径方向変位によって吸収される。また、固定ブラケットと可動ブラケットとの相対回転運動が防止されているうえに、ナットが軸方向には変位不可能なため、スクリュとナットとの螺合によるガタ以外にガタがなく、テレスコピック動作中の異音や応答遅れは、ほとんど発生しない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施の形態により具体的に説明する。図1は、本発明の一実施例であるテレスコピックステアリング装置の全体構成を示すもので、車両に装着されたテレスコピックステアリング装置を下方からみた図である。
【0016】
図1に示されるように、本実施例にかかるテレスコピックステアリング装置は、固定ブラケットとなるステアリングコラム1とロアチューブ11、固定シャフトとなるロアメインシャフト71、可動ブラケットとなるテレスコピックチューブ21とアッパーチューブ31、可動シャフトとなるアッパメインシャフト72、移動機構41等によって構成されている。
【0017】
ステアリングコラム1は、筒状のロアチューブ11を有しており、ロアチューブ11には、ロアメインシャフト71が回転自在に配設されている。ロアチューブ11は、ロアメインシャフト71側の図示しないブラケットとブラケット12によって車体に固定されている。なお、ロアメインシャフト71の図1中左方端部は、タイヤを操舵するためのステアリングギヤボックスに接続されている。
【0018】
ロアチューブ11には、ブッシュ19a、19bを介して筒状のテレスコピックチューブ21が嵌挿されている。テレスコピックチューブ21は、ロアチューブ11内を、軸方向(図1中左右方向)に摺動することが可能である。
【0019】
ロアチューブ11には、移動機構41を構成するテレスコピックモータ42がクランプ14によって固定されている。一方、テレスコピックチューブ21には、移動機構41を構成するナット50、ゴムブッシュ(弾性体)51が、ハウジング48に収容されるかたちで配設されている。さらに、テレスコピックモータ42とハウジング48との間には、モテレスコピックータ42の回転力をナット50に伝達するためのテレスコシャフト44が回転自在に配設されている。
【0020】
なお、本実施例においては、モテレスコピックータ42の出力側には、減速機43が同軸に配置されているが、減速機を介さずに、モテレスコピックータ42の出力軸が直接テレスコシャフト44となる構成でもよい。また、モテレスコピックータ42のが出力軸がロアチューブに垂直で、その出力軸に減速機43が接続される構成であってもよい。
【0021】
アッパチューブ31は、端部に二股状のアーム部32が形成されており、一対のアーム32は、ともに支軸33によってテレスコピックチューブ21に回動可能に支持されている。
【0022】
アッパチューブ31には、チルトモータ62が配設されており、チルトモータ62の出力軸64には、スクリュウ65が形成されている。また、テレスコピックチューブ21に回動自在に配設されたアーム22には、ナット61が一体的に配置されていて、ナット61は、スクリュウ65と螺合している。チルトモータ62の回転によりスクリュウ65が回転すると、ナット61がチルトモータ62に対して接近または離隔し、その結果、アッパチューブ31は、テレスコピックチューブ21に対して支軸33を中心にして回動することになる。すなわち、図1の紙面奥または手前にアッパチューブ31が動くことになり、これによりステアリングホイールをチルト動作させることが可能となる。なお、本実施例においては、チルトモータ62には減速機63が一体的に配設され、チルトモータ62の回転を減速するとともにその出力方向が略直角に変換されて出力される構成であるが、チルトモータ62が直接スクリュウ65を回転させる構成でもよく、また、チルトモータ62の出力軸と同軸に減速機とスクリュウ65とを配置した構成でもよい。
【0023】
また、アッパチューブ31には、筒状のチルトブラケット34が設けられており、チルトブラケット34内には、アッパメインシャフト72が回転可能に支持されている。ステアリングホイールは、アッパメインシャフト72に取付けられる。さらに、アッパメインシャフト72は、図示しないジョイント及びミドルシャフトを介してロアメインシャフト71と接続されている。
【0024】
アッパメインシャフト72とミドルシャフトを連結するジョイントは、そのジョイント中心が支軸33の回動中心と一致しているため、チルト動作によってアッパチューブ31がテレスコピックチューブ21に対して支軸33を中心にして回動しても、アッパメインシャフト72とミドルシャフトとの間にこじりが発生することはない。
【0025】
さらに、アッパメインシャフト72とロアメインシャフト71との間に配設されるミドルシャフトは、スプライン嵌合によってロアメインシャフト71と連結されている。このため、ロアチューブ11に対してテレスコピックチューブ21が軸方向(図1中左右方向)に移動しても、アッパメインシャフト72及びミドルシャフトは、ロアメインシャフト71に対して軸方向に移動可能且つ回転トルク伝達可能な状態を維持できる構成となっている。
【0026】
次に、図1に加えて図2を用いて、ロアチューブ11に対するテレスコピックチューブ21の装着状態を説明する。なお、図2は、図1におけるA−A断面図である。
【0027】
筒状のテレスコピックチューブ21は、ロアチューブ11に固定されたブッシュ19a、19bを介してロアチューブ11に嵌挿されていて、軸方向(図1中左右方向)に摺動自在に支持されている。
【0028】
テレスコピックチューブ21は、その外周部の一部に図2に示すように平面部21aが設けられていて、この平面部21aには、ロアチューブ11の孔11aに皿ばね16、スペーサ17、スナップリング18によって固定された押圧部材15の平面端部15aが当接している。
【0029】
平面部21aと押圧部材15の平面端部15aとの当接により、テレスコピック動作中のロアチューブ11に対するテレスコピックチューブ21の回転運動を防止する。
【0030】
また、皿ばね16の押圧力によって、平面部21aと押圧部材15の平面端部15aとの当接を介して、テレスコピックチューブ21がロアチューブ11に固定されたブッシュ19a、19bに押圧され、テレスコピックチューブ21とロアチューブ11との半径方向のガタが除去される。
【0031】
テレスコピックモータ42が作動し、テレスコシャフト44が回転すると、テレスコシャフト44と螺合するナット50ひいてはハウジング48が、テレスコピックモータ42に対して接近または離隔するテレスコピック動作がなされる。すなわち、ロアチューブ11に対してテレスコピックチューブ21が接近または離隔する。このとき、テレスコシャフト44とテレスコピックチューブ21との間に軸ずれがある場合には、テレスコピックチューブ21がロアチューブ11に対して回転運動をしようとする。
【0032】
しかしながら、上記したように、テレスコピックチューブ21の平面部21aは、ロアチューブ11に固定された押圧部材15の平面端部15aによって所定の押圧力によって押圧されている。このため、テレスコピックチューブ21がロアチューブ11に対して回転運動をしようとする回転トルクを、平面部21aと平面端部15aとの当接によって支え、ロアチューブ11に対してテレスコピックチューブ21が回転することが防止される。テレスコピックチューブ21のロアチューブ11に対する回転運動は、テレスコピックチューブ21のロアチューブ11に対する軸方向運動すなわちテレスコピック動作にとっては無駄な動きであり、この無駄な動きが除去されることによって、異音やテレスコピック動作の応答遅れが発生しない。
【0033】
次に、図1に加えて図3を用いて、移動機構41を構成し、テレスコピックモータ42の回転運動を、ハウジング48ひいてはテレスコピックチューブ21の軸方向運動に変換する機構を説明する。
【0034】
テレスコピックチューブ21には、ハウジング48がボルト49によって固定されている。ハウジング48には、スクリュ45が貫通する孔48aが設けられていて、孔48aは、スクリュウ45の外径より大きく設定されている。
【0035】
ハウジング48内には、スクリュ45と螺合するナット50がゴムブッシュ(弾性体)51を介して配置されている。ゴムブッシュ51は、焼付け、接着等により、ハウジング48の内周部48bに固定され、スクリュ45の回転トルクが伝達されても、ハウジング48に対して回転することはない。また、ゴムブッシュ51の内周部51aは、ナット50の外周部50aの形状と略同一の多角形形状となっている。
【0036】
ゴムブッシュ51の内周部51aとナット50の外周部50aとは、双方とも多角形形状であり、スクリュ45からナット50に回転トルクが伝達されても、ナット50は、ハウジング48及びスクリュ45に対して回転することはない。
【0037】
また、ナット50の側面部50bとゴムブッシュ51のフランジ部51bとは、軸方向に全く間隙がない。したがって、スクリュ45の回転運動は、ナット50の軸方向(図3中左右方向)運動に変換され、ひいてはハウジング48、テレスコピックチューブ21の軸方向運動となりテレスコピック動作が行なわれる。
【0038】
ゴムブッシュ51の内周部51aとナット50の外周部50aの間には、所定の間隙が設けられていて、ロアチューブ11とテレスコピックチューブ21との軸ずれ等を吸収することが可能である。
【0039】
また、本実施例においては、ゴムブッシュ51がハウジング48の内周部48bに固定され、ゴムブッシュ51の内周部51aとナット50の外周部50aの間に間隙が設けられているが、ゴムブッシュ51の内周部51aとナット50の外周部50aとが焼付け、接着等で固定され、ハウジング48の内周部48bとゴムブッシュ51の外周部とがともに多角形形状であるとともに所定の間隙が設けられていても、同様な効果を奏することはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、テレスコピック動作における可動ブラケットの固定ブラケットに対する回転運動が発生せず、簡単な構成で円滑なテレスコピック動作が可能なテレスコピックステアリング装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるテレスコピックステアリング装置の背面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】本発明の一実施例であるテレスコピックステアリング装置の移動機構を構成する一部分の断面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム(固定ブラケット)
11 ロアチューブ(固定ブラケット)
15 当接部材
15a 平面端部
21 テレスコピックチューブ(可動ブラケット)
21a 平面部
31 アッパーチューブ(可動ブラケット)
41 移動機構
42 テレスコピックモータ(移動機構)
43 減速機(移動機構)
44 テレスコシャフト(移動機構)
45 スクリュ(移動機構)
46 軸部(移動機構)
48 ハウジング(移動機構)
50 ナット(移動機構)
51 ゴムブッシュ(弾性体)
71 ロアメインシャフト(固定シャフト)
72 アッパメインシャフト(可動シャフト)
151 第1端部
152 第2端部

Claims (2)

  1. 車体に固定される固定ブラケットと、前記固定ブラケットに回転可能に支持された固定シャフトと、前記固定ブラケットに軸方向に摺動可能に嵌挿された可動ブラケットと、前記固定シャフトに対して移動可能且つ一体回転可能に連結されるとともに前記可動ブラケットに回転可能に支持された可動シャフトと、前記可動ブラケット及び前記可動シャフトを前記固定ブラケット及び前記固定シャフトに対して軸方向に移動させる移動機構とを有するテレスコピックステアリング装置において、
    前記可動ブラケットの前記固定ブラケットに嵌挿される外周部は、曲面部と、該曲面部を切除した態様の少なくとも一個所の平面部とを有しており
    前記曲面部と前記平面部には当接部材が当接され、
    該当接部材は、前記固定ブラケット固定され
    更に、前記当接部材は、前記可動ブラケットの前記平面部を押圧する第1端部と該第1端部から延在し前記曲面部を押圧する第2端部と有する平面端部を備えていることを特徴とするテレスコピックステアリング装置。
  2. 請求項1において、
    前記移動機構は、前記固定ブラケットに固定されたモータと、前記モータの出力軸に連結されたスクリュと、
    前記スクリュと螺合するナットと、
    前記可動ブラケットに固定されるとともに前記ナットを収容するハウジングとを備えてなり、
    前記ナットは、半径方向にのみ変位可能となるように弾性体を介して前記ハウジング内に配置され、
    前記弾性体は、前記ナット及び前記ハウジングに対して前記ナットの進退方向側の側面部で当接されるとともに前記ナットの進退方向と直交する方向の側面において前記弾性体と前記ナットとの間に所定の間隙が形成されていることを特徴とするテレスコピックステアリング装置。
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