JP2593794Y2 - 電動格納式ドアミラー - Google Patents

電動格納式ドアミラー

Info

Publication number
JP2593794Y2
JP2593794Y2 JP1993019095U JP1909593U JP2593794Y2 JP 2593794 Y2 JP2593794 Y2 JP 2593794Y2 JP 1993019095 U JP1993019095 U JP 1993019095U JP 1909593 U JP1909593 U JP 1909593U JP 2593794 Y2 JP2593794 Y2 JP 2593794Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
frame
stopper
ball
plate stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993019095U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0671304U (ja
Inventor
敏弘 望月
直人 岩邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakami Corp
Original Assignee
Murakami Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murakami Corp filed Critical Murakami Corp
Priority to JP1993019095U priority Critical patent/JP2593794Y2/ja
Priority to US08/159,439 priority patent/US5477392A/en
Priority to EP93119999A priority patent/EP0616923B1/en
Priority to DE69309654T priority patent/DE69309654T2/de
Priority to CA002115520A priority patent/CA2115520C/en
Publication of JPH0671304U publication Critical patent/JPH0671304U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2593794Y2 publication Critical patent/JP2593794Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/062Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
    • B60R1/07Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators
    • B60R1/074Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators for retracting the mirror arrangements to a non-use position alongside the vehicle
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S248/00Supports
    • Y10S248/90Movable or disengageable on impact or overload

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電動格納式ドアミラー
の回動部の構造に係り、詳しくはミラを有するフレー
ムの回動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドアミラーは車体側方から突出し
て取付けられる場合が一般的であり、この場合車庫入れ
等において突出したドアミラーが邪魔にならないように
後方又は前方に倒す倒伏型のものが提案されている。
【0003】図4は、特開平2−290754号公報
開示されている電動格納式ドアミラーの分解斜視図を示
したもので、電動格納式ドアミラーは枢支軸50、フレ
ーム59及びクラッチ機構60等を有している。枢支軸
50は、フランジ部52及び軸部51を有し、フランジ
部52には一対の円弧状の溝54,55が設けられてい
る。フレーム59の底部にはブラケット57が設けら
れ、その底面は回動面58を形成している。また、ボー
ル56は、回動面58に設けられた半球状の凹部(図示
省略)にはめ込まれると共にフランジ部52の固定面5
3に設けられた円弧状の溝54,55と嵌合して、枢支
軸50に対しフレーム59が回動可能になっている。な
お、回動はモータ及びギヤ等の駆動力伝達部材(図示省
)により行われる。
【0004】図5は図4における矢視11よりみた平面
図を示したもので、同図において円弧61は枢支軸50
の固定面53上を動くボール56の軌跡を示している。
また、矢視IIIに沿って展開した断面を図6に示す。
同図において、56a,56b,56cはそれぞれフレ
ーム59が正常位置(使用位置)、後側位置(収納位
置)、前側位置(退避位置)に位置したときのボール5
6の位置を示している。また円弧状の溝54,55の段
差部62は段差Hを有して、ボール56の移動を規制し
ている。これらの図を参照してフレーム59の回動機構
を説明する。
【0005】モータを駆動してミラーハウジング59を
後方位置に回転させると、ボール56は位置56bに近
づく。そして位置56eに達したときモータの通電が遮
断されるように構成されている。このときギヤ等の駆動
力伝達部材がバックラッシュを有するためモータの駆動
停止と同時にミラーハウジング59の移動は停止せず慣
性によって回動が継続し、ボール56が段差部62に当
接して位置56bで停止しする。正常位置についても同
様に行われ、ボール56が位置56dに達したときモー
タの駆動力が停止し、慣性力により回動して位置56a
で停止する。さらにドアミラーが障害物に衝突するなど
の外力を受けたときには、ボール56が段差部62を乗
り越えてドアミラー前倒位置になる
【0006】なお、ミラーハウジング59が位置56e
に達した際に、モータの駆動を遮断する代わりに、図7
に示すようにモータ63の電力供給ラインに温度上昇を
検知して所定温度領域に達すると急激に抵抗値が変化す
るPTC(PositiveThermal Coef
ficience)素子64を接続してボール56が段
差62に当接した際に生じる過負荷による温度上昇を検
知してモータ63の駆動を制御する方法も提案されてい
る(実開平4−76196号公報参照)。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法では下記の問題があった。
【0008】2つのボール56が段差部62に当接す
ることにより後側位置及び正常位置を規制しているた
め、モータの動きを止めバックラッシュを一様に片寄せ
しても、ミラーハウジング59のガタ付き等の不安定が
発生しやすい問題がある。
【0009】円弧状の溝54,55に水、ホコリ、ゴ
ミ等が入り込み易く、ボール56の滑り易さが変化した
り、引っかかったりしてミラーハウジング59の回動特
性が不安定になったり、或いは停止位置が変化してしま
う問題がある。
【0010】モータ63の制御をPTC素子64を用
いて過負荷による温度上昇を検知することで行う方法で
は、過負荷の発生と温度上昇とに大きなタイムラグが発
生する問題があると共に温度上昇している間モータ63
には電力が供給されているので、ボール56が段差62
を乗り越えようとし円弧状の溝54,55の底部から離
接してミラーハウジング59を傾けてしまう問題があ
る。
【0011】そこで本考案は、上記問題の発生しない電
動格納式ドアミラーを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、安定な回動のために形成された摺動面の
外周に、環状のシャフトリブを設けてフレーム回動部分
へのゴミ、水等の浸入を防止するようにしたものであ
る。
【0013】すなわち、本発明の請求項1は、軸部(11)
を有するシャフト(10)と、前記軸部(11)に嵌合すると共
に該軸部を中心に回動するフレーム(15)と、該フレーム
(15)を回動させる回動手段とを備え;前記シャフト(10)
のフランジ部上面に摺動面(Sa)を有し、前記フレーム
(15)の根元部下面には前記摺動面(Sa)と当接して当該
フレームが軸部(11)を中心にして滑らかに回動すべく摺
動する凸状の摺動部(S)を有し;前記シャフト(10)のフ
ランジ部には、フレーム根元部の裏面に形成した円弧溝
(31)にルーズに係合する円弧状のミラー回動限界位置規
制用シャフトストッパ(32)を設けた電動格納式ドアミラ
ーにおいて;前記フレーム(15)の根元部の裏面における
環状の摺動部(S)の内側にリング状のプレートストッパ
(14)を配置し;前記シャフト(10)のフランジ部には、半
球凹溝(12,12)を設けて前記プレートストッパ(14)の下
面凹部に当接するボール(13、13)を保持し;前記フラン
ジ部の上面の摺動面(Sa)の外周にあたる位置に、環状
のシャフトリブ(16)を設けるとともに、前記フレーム根
元部の裏側には環状のシャフトリブ(16)にルーズに係合
するフレーム溝(17)を形成させている、ことを特徴とす
る。
【0014】また、前記摺動面(Sa)と環状の摺動部
(S)との当接及び前記シャフリブ(16)とフレー
ム溝(17)との嵌合により、リング状のプレートスト
ッパ部分への外部からの異物の進入を阻止する構成を有
してなり、 前記リング状プレートストッパ(14)は、
下面に段部(14a,14b)付きの一対の凹所を備
え、前記回動手段の駆動によって前記フレームが一方の
段部(14a)にボール(13,13)が当接するフレ
ームの起立位置とシャフトストッパ(32)が円弧溝
(31)の溝端に当接するフレーム(15)の後倒位置
との間を回動する構成となっている。
【0015】前記フレーム裏面の摺動部(S)は、所定
の高さ(h)をもち、これによりボール(13)の頂部
とプレートストッパ(14)の凹所内の底面(L)との
間の クリアランス(G1)が維持され、かつプレートス
トッパ(14)の下面とシャフト(10)のフランジ部
との間にクリアランス(G2)が維持されている。
【0016】
【作用】上記のようにフレームの根元部裏面の摺動部
が、所定の高さhをもち、これによりボールの頂部とプ
レートストッパのL面との間にクリアンスG1が維持さ
れ、かつプレートストッパ14のH面とシャフトのフラ
ンジ部との間にクリアランスG2が維持されているた
め、摺動面と環状の突出摺動部との面接触が維持され、
ミラー回動時のガタを防止できる。なわち、フレームが
シャフトに対し回動する際に摺動部が摺動面と面摺動す
ることによりビビリ等の発生を抑えると共にプレート
ストッパの凹凸部の側壁がボールと当接してミラーの位
置を正常位置に規制した際にボールが側壁を乗り越えよ
うとしてフレームが上下動するのを防止する。
【0017】また、摺動部を所定の高さにすることによ
りプレートストッパの凸部とシャフトの当接及びプレー
トストッパとボールの頂部との当接を防止する。
【0018】さらに、環状リブと環状溝とによる第1の
バリヤと摺動部と環状摺動面とによる第2のバリヤとに
囲まれた位置決め手段(リング状のプレートストッパと
ボール)は、水、ホロリ、ゴミ等の異物の侵入がなくボ
ールの転動性を保持してミラーの回動、停止位置制御を
狂わせることがない。
【0019】
【実施例】本考案の実施例を図に沿って説明する。図1
は本考案に係る電動格納式ドアミラーの部分断面図を示
している。電動格納式ドアミラー1は、ベース(図示省
略)に立てたシャフト10にミラーボデー(図示省略)
を回動自在に支持する。ミラーボデー内に設けたフレー
ム15のの根元部にはモータ及びギヤ18、19を含む
回動手段を設けるとともに、シャフト回りには電動格納
時にシャフトに固着され、強制回動時にはシャフトに対
しフリーとなるギヤ18を設けている。シャ フト10は
中空の軸部11と軸部の下端に一体に形成されたフラン
ジ部とを有している。また、フレーム15の上部にはシ
ャフト及び回動手段をカバーするプレートアウタ30が
取り付けられている。
【0020】フレーム15の底部には、所定の高さhを
持つ摺動部S、シャフト10の軸部11と同軸に設けら
れた円環状のフレーム溝17及び円弧状溝31が設けら
れ、プレートストッパ14が固着されている。また、シ
ャフト10には摺動部Sが当接し摺動する摺動面Sa、
フレーム溝17に嵌合する凸状のシャフトリブ16、円
弧状溝31に嵌合し該円弧状溝31の側壁に当接するシ
ャフトストッパ32及びボール13が埋設された半球断
面形状の半球凹溝12が設けられている。前記リング状
のプレートストッパ14は、フレーム根元部の裏面にお
ける環状摺動部Sの内側に配置され、更に環状摺動部S
の外周にあたるフレーム根元部24の裏側にはシャフト
と同心状に前記環状溝17を形成している(図1)。
【0021】さらに、シャフト10に挿合されたギヤ1
8は、軸部11の軸方向に移動可能で、かつボールクラ
ッチがONのとき回り止め状態となり、OFFのとき回
転可能状態となる。このボールクラッチはボールガイド
21にガイドされたボール22と当該ギヤ18の上面に
設けたボール受け凹部とによって構成されている。ギヤ
18にはフレーム15に固着されたギヤ19(回動手
段)が噛合している。そしてギヤ18にはボールガイド
21にガイドされたボール22が当接し、該ボール22
はワッシャロア23を介してスプリング26により下方
向(ボール13方向)に付勢されている。なお、スプリ
ング26の他端はワッシャアッパ25及びプレート27
により規制されている。
【0022】図2はボール13が位置する面を上面にし
裏面から見たプレートストッパ14の斜視図で、リン
グ状本体の下面Hの直径方向対称位置に段差部14a,
14bとL面とをもつ凹部を形成させて、ここにシャフ
トフランジ部の半球凹溝12に保持させたボール13、
13をそれぞれ介装させる。下面Hを凸部とするとL面
は凹部となっているため、リング状本体下面は一対の凹
凸部が形成されている
【0023】上電動格納式ドアミラー1の位置決め機
構を詳細に説明する。
【0024】図3はシャフト10、ボール13及びプレ
ートストッパ14の当接関係を説明するために円環状の
プレートストッパ14に沿って展開した部分断面図で、
図3(a)はドアミラーが正常位置に位置した状態を示
し、図3(b)は後方位置に倒伏した状態を示してい
る。ミラーの中立位置は、ボール13とプレートストッ
パ14の段差部で規制され、前方または後方倒し位置
は、フレームの円弧溝31とシャフトのストッパ32で
規制している。
【0025】モータ(図示省略)が駆動されるとギヤ1
9が回動し、これと噛合するギヤ18が回転しようとす
る。しかし上述したようにギヤ18は、シャフト10の
軸回りに対し固定されているのでフレーム15に固着さ
れているギヤ19がシャフト10の回りをフレーム15
と共に回動するようになる。そして、ミラーが正常位置
方向に向かう場合は、プレートストッパ14の段差14
aがボール13に当接し、モータがOFFされてフレー
ム15の回動が停止する。また、ミラーが後方位置方向
に向かう場合は、シャフトストッパ32が円弧状溝31
の溝端部(溝の段差部)と当接し、モータがOFFされ
てフレーム15の回動が停止する。さらに、障害物等と
接触した場合には、ボール13が段差14aを乗り越え
てプレートストッパ14のH面を摺動する。
【0026】なお、モータのOFFはフレーム位置検出
手段29によりボール13と段差14aとの当接及びシ
ャフトストッパ32と溝端部との当接を検出することに
より行われる。このフレーム位置検出手段29には応答
性の良いセンサ(例えば光センサ)が用いられ、無視で
きるタイムラグでモータを停止させることが可能になっ
ている。
【0027】また図3に示されるようにボール13はプ
レートストッパ14のL面と間隙G1を有し、プレート
ストッパ14とシャフト10とは間隙G2を有して対
している。この間隙G1,G2はフレーム15の摺動面
Saとシャフト10の摺動部Sが当接・摺動することに
より保持され、ボール13の頂部とプレートストッパ1
4との摺擦を防止してプレートストッパ14の摩耗を防
いでいる。また摺動部Sと摺動面Saとの接触が面接触
となっているので、フレーム15のビビリ等の不安定性
が防止できると共にボール13が段差14aに当接し、
これを乗り越えようとした場合でもフレーム15の傾斜
を防止することが可能になっている。
【0028】このような構成により、環状リブ16と環
状溝17とによる第1のバリヤと、摺動部Sと環状摺動
面Saとによる第2のバリヤとに囲まれた位置決め手段
(円環状のプレートストッパ14とボール13)は、
水、ホコリ、ゴミ等の異物の侵入がなくボールの転動性
を保持してミラーの回動、停止位置制御を狂わせること
がない。また、クレーム3のように、フレームの根元部
裏面の摺動部Sが、所定の高さhをもち、これによりボ
ール13の頂部とプレートストッパ14のL面との間に
クリアンスG1が維持され、かつプレートストッパ14
のH面とシャフト10のフランジ部との間にクリアラン
スG2が維持されるようにしてあるため、摺動面Saと
環状の突出摺動部Sとの面接触が維持され、ミラー回
時のガタを防止でき安定性が増加する。なお、シャフト
10に設けられたシャフトリブ16は凸状に突起し、こ
れにフレーム溝17が緩嵌するため水、ホコリ、ゴミ等
の異物の進入を防ぐことが可能になっている。これによ
り、異物によるフレーム15の回動に対する不安定性が
防止されている。
【0029】
【考案の効果】以上説明したように、フレームとシャフ
接触を面接触とし、プレートストッパとボール及び
シャフトとに間隙を設けたことにより、フレームのビビ
リ等の不安定性を防止することが可能になると共にプレ
ートストッパがボールに当接してミラー位置を正常位置
に規制した際にボールがプレートストッパの段差部を乗
り越えようとしてフレームが傾くことがなくなった。ま
た、プレートストッパの摩耗を抑えることが可能になっ
た。
【0030】また、シャフトに凸状のシャフトリブを設
け、フレームにこのシャフトリブと合するフレーム溝
を設けたことにより、ゴミ、ホコリ等の異物進入を防
止でき、フレームの回動安定性が向上し、電動格納ミラ
ーの品質並びに信頼性が向上した。即ち、環状のシャフ
トリブと環状のフレーム溝とによる第1のバリヤと、摺
動部Sと環状摺動面Saとによる第2のバリヤとに囲ま
れた位置決め手段は、水、ホコリ、ゴミ等の異物の侵入
がなくボールの転動性を保持してミラーの回動、停止位
置制御を狂わせることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を説明する電動格納式ドアミ
ラーの部分断面図である。
【図2】 図1に用いられプレートストッパを裏面か
ら見た斜視図である。
【図3】 プレートストッパ、ボール及びシャフトとの
当接状態を説明する展開図で、a)はドアミラーが正常
位置にあるとき、(b)はドアミラーが後方位置にある
ときを示している。
【図4】 従来の技術に用いられている電動格納式ドア
ミラーの分解斜視図である。
【図5】 図4の枢支軸の平面図である。
【図6】 図5の展開断面図である。
【図7】 従来の技術に用いられる制御回路図である。
【符号の説明】
1 電動格納式ドアミラー 10 シャフト 11 軸部12 半球凹溝 13 ボール 14 プレートストッパ 15 フレーム 16 シャフトリブ 17 フレーム溝 18,19 ギヤ(回動手段) 29 フレーム位置検出手段 31 円弧状溝 32 シャフトストッパ h 摺動部の高さ S 摺動部 Sa 摺動面

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部(11)を有するシャフト(10)と、前記
    軸部(11)に嵌合すると共に該軸部を中心に回動するフレ
    ーム(15)と、該フレーム(15)を回動させる回動手段とを
    備え前記シャフト(10)のフランジ部上面に摺動面(S
    a)を有し、前記フレーム(15)の根元部下面には前記摺動
    面(Sa)と当接して当該フレームが軸部(11)を中心にし
    て滑らかに回動すべく摺動する凸状の摺動部(S)を有
    ;前記シャフト(10)のフランジ部には、フレーム根元
    部の裏面に形成した円弧溝(31)にルーズに係合する円弧
    状のミラー回動限界位置規制用シャフトストッパ(32)を
    設けた電動格納式ドアミラーにおいて 前記フレーム(15)の根元部の裏面における環状の摺動部
    (S)の内側にリング状のプレートストッパ(14)を配置
    し; 前記シャフト(10)のフランジ部には、半球凹溝(12,12)
    を設けて前記プレートストッパ(14)の下面凹部に当接す
    るボール(13、13)を保持し; 前記フランジ部の上面の摺動面(Sa)の外周にあたる位
    置に、環状のシャフトリブ(16)を設けるとともに、前記
    フレーム根元部の裏側には環状のシャフトリブ(16)にル
    ーズに係合するフレーム溝(17)を形成させ ている、 ことを特徴とする電動格納式ドアミラー。
  2. 【請求項2】 前記摺動面(Sa)と環状の摺動部(S)と
    の当接及び前記シャフトリブ(16)とフレーム溝(17)との
    嵌合により、リング状のプレートストッパ部分への外部
    からの異物の進入を阻止する構成を有してなり、 前記リング状プレートストッパ(14)は、下面に段部(14
    a,14b) 付きの一対の凹所を備え、前記回動手段の駆動
    によって前記フレームが一方の段部 (14a)にボール(13,
    13)が当接するフレーム(15)の起立位置とシャフトスト
    ッパ(32)が円弧溝(31)の溝端に当接するフレーム(15)の
    後倒位置との間を回動する、請求項1に記載の電動格納
    式ドアミラー。
  3. 【請求項3】 前記フレーム裏面の摺動部(S)は、所定
    の高さ(h)をもち、これによりボール(13、13)の頂部と
    プレートストッパ(14)の凹所内の底面(L)との間のクリ
    アランス(G1)が維持され、かつプレートストッパ(14)
    の下面とシャフト(10)のフランジ部との間にクリアラン
    ス(G2)が維持されている請求項または記載の電動
    格納式ドアミラー。
JP1993019095U 1993-03-24 1993-03-24 電動格納式ドアミラー Expired - Fee Related JP2593794Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993019095U JP2593794Y2 (ja) 1993-03-24 1993-03-24 電動格納式ドアミラー
US08/159,439 US5477392A (en) 1993-03-24 1993-11-30 Electrically powered foldable outer rearview mirror for a motor vehicle
EP93119999A EP0616923B1 (en) 1993-03-24 1993-12-10 Electrically foldable outer rearview mirror for a motor vehicle
DE69309654T DE69309654T2 (de) 1993-03-24 1993-12-10 Elektrisch klappbarer Aussenspiegel für ein Kraftfahrzeug
CA002115520A CA2115520C (en) 1993-03-24 1994-02-11 Electrically powered foldable outer rearview mirror for a motor vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993019095U JP2593794Y2 (ja) 1993-03-24 1993-03-24 電動格納式ドアミラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0671304U JPH0671304U (ja) 1994-10-07
JP2593794Y2 true JP2593794Y2 (ja) 1999-04-12

Family

ID=11989923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993019095U Expired - Fee Related JP2593794Y2 (ja) 1993-03-24 1993-03-24 電動格納式ドアミラー

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5477392A (ja)
EP (1) EP0616923B1 (ja)
JP (1) JP2593794Y2 (ja)
CA (1) CA2115520C (ja)
DE (1) DE69309654T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013237447A (ja) * 2006-05-12 2013-11-28 Mci (Mirror Controls Internatl) Netherlands Bv ヒンジ構造

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69410370T2 (de) * 1993-09-03 1998-09-17 Ichiko Industries Ltd Rückspiegelsystem für Kraftfahrzeuge
US5734517A (en) * 1993-12-15 1998-03-31 Poong Jeong Ind. Co., Ltd. Device for regulating motor-driven foldable rear view mirror of automobile
JP3208994B2 (ja) * 1994-06-09 2001-09-17 市光工業株式会社 車両用後写鏡装置の駆動装置
JPH0840146A (ja) * 1994-08-03 1996-02-13 Murakami Kaimeidou:Kk 電動格納式ドアミラーの制御装置
JP3008334U (ja) * 1994-08-25 1995-03-14 株式会社村上開明堂 電動格納式ドアミラーの減速機構
JP3043961B2 (ja) * 1994-09-19 2000-05-22 株式会社村上開明堂 電動格納式ドアミラーの制御装置
AUPM942394A0 (en) * 1994-11-14 1994-12-08 Britax Rainsfords Pty Ltd A detent mechanism
DE19521432C2 (de) * 1995-06-15 1999-07-01 Hohe Gmbh & Co Kg Fahrzeugaußenspiegel mit motorisch schwenkbarem Spiegelkopf
KR100198321B1 (ko) * 1995-09-22 1999-06-15 모치마루 마모루 차량용 후시경의 위치결정장치
NL1003144C2 (nl) * 1996-05-15 1997-11-18 Iku Holding Montfoort Bv Elektrisch bedienbare scharnieractuator, en buitenspiegel met elektrisch bedienbaar scharniermechanisme.
EP0881124B1 (en) * 1997-05-29 2004-03-31 Schefenacker Vision Systems Australia Pty Ltd A mirror operating mechanism
AUPP853699A0 (en) * 1999-02-05 1999-03-04 Britax Rainsfords Pty Ltd A pivot with a detent
DE10031330B4 (de) * 2000-07-03 2005-10-06 Donnelly Hohe Gmbh & Co. Kg Schwenkbarer Außenspiegel für ein Kraftfahrzeug
EP1373019B1 (en) * 2001-03-26 2006-11-15 Schefenacker Vision Systems Australia Pty Ltd External vehicle mirror having a self-loading pivot and an end stop
NL1018687C2 (nl) * 2001-08-02 2003-02-04 Iku Holding Montfoort Bv Scharnierconstructie en scharnieractuator, in het bijzonder voor een buitenspiegel van een motorvoertuig.
AUPS062802A0 (en) * 2002-02-20 2002-03-14 Schefenacker Vision Systems Australia Pty Ltd Modular pivot arrangement
AU2003246602B2 (en) * 2002-02-20 2007-10-25 Smr Patents S.A.R.L. Modular pivot arrangement
JP2004009806A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Ichikoh Ind Ltd 車両用アウターミラー
US6880940B1 (en) 2003-11-10 2005-04-19 Honda Motor Co., Ltd. Magnesium mirror base with countermeasures for galvanic corrosion
JP2005199820A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Ichikoh Ind Ltd 車両用ミラー装置
US7441910B1 (en) * 2004-06-30 2008-10-28 Magna Mirrors Of America, Inc. Vehicular pivot mirror
US7350931B1 (en) * 2004-06-30 2008-04-01 Magna Donnelly Mirrors North America Llc Vehicular pivot mirror
US7448762B2 (en) * 2006-09-13 2008-11-11 Fu-Chu Su Universal sideview mirror for car
JP6618415B2 (ja) * 2016-04-08 2019-12-11 株式会社東海理化電機製作所 車両用視認装置
DE102017104755B3 (de) * 2017-03-07 2018-07-19 SMR Patents S.à.r.l. Rückblickanordnung für ein Kraftfahrzeug

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61191447A (ja) * 1985-02-19 1986-08-26 Murakami Kaimeidou:Kk 電動可倒式ドアミラ−
JPS6112452A (ja) * 1984-06-28 1986-01-20 Murakami Kaimeidou:Kk 電動可倒式ドアミラ−
JPS62203841A (ja) * 1986-03-01 1987-09-08 Aisin Seiki Co Ltd 自動車用ミラ−装置
US4832477A (en) * 1986-09-30 1989-05-23 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Door mirror assembly for automotive vehicles
JPH07110597B2 (ja) * 1987-02-10 1995-11-29 株式会社小糸製作所 電動格納型ドアミラ−
JP2718928B2 (ja) * 1987-07-28 1998-02-25 株式会社ホンダロック 可倒式車両用ミラー
EP0331741B1 (en) * 1987-08-20 1993-11-03 Ichikoh Industries Limited Driving mechanism for electric rear-view mirror
US4919526A (en) * 1987-10-27 1990-04-24 Ichikoh Industries Ltd. Electrically swingable door mirror
JPH0249638U (ja) * 1988-09-30 1990-04-06
JP2827272B2 (ja) * 1989-05-01 1998-11-25 市光工業株式会社 電動格納式ドアミラー
US4981349A (en) * 1989-09-01 1991-01-01 Kabushiki Kaisha Matsuyama Seisakusho Rearview mirror assembly for automobiles including positioning means with a recess surface extending uniformly horizontally
JPH03121946A (ja) * 1989-10-02 1991-05-23 Aisin Seiki Co Ltd 回動装置のトルクリミッタ機構
JPH04136949U (ja) * 1991-06-17 1992-12-21 株式会社村上開明堂 可倒式ドアミラー
JP2602999Y2 (ja) * 1991-12-26 2000-02-07 株式会社村上開明堂 電動格納ドアミラーの制御装置
JP2604693Y2 (ja) * 1992-09-16 2000-05-22 株式会社村上開明堂 電動格納式ドアミラー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013237447A (ja) * 2006-05-12 2013-11-28 Mci (Mirror Controls Internatl) Netherlands Bv ヒンジ構造

Also Published As

Publication number Publication date
EP0616923B1 (en) 1997-04-09
DE69309654T2 (de) 1997-08-21
CA2115520C (en) 1997-06-24
JPH0671304U (ja) 1994-10-07
CA2115520A1 (en) 1994-09-25
DE69309654D1 (de) 1997-05-15
EP0616923A1 (en) 1994-09-28
US5477392A (en) 1995-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2593794Y2 (ja) 電動格納式ドアミラー
US4981349A (en) Rearview mirror assembly for automobiles including positioning means with a recess surface extending uniformly horizontally
KR100491023B1 (ko) 카메라 내장형 아우터용 리어뷰 미러
JP3151529B2 (ja) 電動ピボットアクチュエータ、及び電動ピポット機構を有するバックミラー
EP0801609B1 (en) Exterior mirror with single pivot power fold
JPH0428572B2 (ja)
JPS63195042A (ja) 電動格納型ドアミラ−
US4988068A (en) Remote control mechanism
JPH10129349A (ja) 電動格納型ドアミラー
JPH0620859B2 (ja) 電動可倒式ドアミラー
JP2827272B2 (ja) 電動格納式ドアミラー
JPH0986277A (ja) 電動格納型ドアミラー
JP2529837Y2 (ja) 格納式ドアミラーの回転部構造
JPH07291033A (ja) 自動車用ドアミラー
JP2584198Y2 (ja) 車両用ミラーの駆動力断接機構
JP2524005Y2 (ja) 可倒式車両用ミラー
JP3425685B2 (ja) バックミラーの角度調整装置
JPH0316769Y2 (ja)
JPH04345548A (ja) 電動ミラー
JP2582083Y2 (ja) 電動ミラー
JP2547375Y2 (ja) 可倒式車両用ミラー
JPH0512112Y2 (ja)
JPH08119037A (ja) 電動格納式ドアーミラー
JPH0417391Y2 (ja)
JP2573853Y2 (ja) 可倒式車両用ミラー

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees