JP2015517973A5

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Publication number: JP2015517973A5
Application number: JP2014537248A
Authority: JP
Filing date: 2012-10-18
Publication date: 2015-12-03
Anticipated expiration: 2032-10-18

Claims

式：

（式中、
Ｒ^１およびＲ^２の各例は、独立してＣ_１−Ｃ_１５アルキル、Ｃ_２−Ｃ_１５アルケニル、ハロ−（Ｃ_１−Ｃ_１５アルキル）、Ｃ_３−Ｃ_６シクロアルキル、ハロ−（Ｃ_３−Ｃ_６シクロアルキル）、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−（Ｃ_１−Ｃ_１５アルキル）、アリール、アリール−（Ｃ１−Ｃ１５アルキル）、ヘテロアリールもしくはヘテロアリール−（Ｃ_１−Ｃ_１５アルキル）またはアルコキシ−（Ｃ１−１５アルキル）であり、これらの各々は、場合によりＣ_１−Ｃ_１５アルキル、ハロ−（Ｃ_１−Ｃ_１５アルキル）、Ｃ_３−Ｃ_６シクロアルキル、ハロ−（Ｃ_３−Ｃ_６シクロアルキル）、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−（Ｃ_１−Ｃ_１５アルキル）、アリール、アリール−（Ｃ_１−Ｃ_１５アルキル）、ヘテロアリール、Ｃ_１−Ｃ_１５アルコキシ、Ｃ_１−Ｃ_１５アルキルチオ、ヒドロキシル、ニトロ、アジド、シアノ、アシルオキシ、カルボキシまたはエステルで置換されてよい；
［Ａ］は、Ｃ_１−Ｃ_１２アルキルジオール、シクロヘキサンジメタノールの任意の異性体、ポリブチルＴＨＦまたはトリメチロールプロパンに由来する連結基を表す；
Ｑの各例は、−Ｏ−もしくは直接結合を表す。）を有する多官能性モノマー。
式：

を有する多官能性モノマー。
式：

を有する多官能性モノマー。
式：

を有する多官能性モノマー。
多官能性メチレンマロネートモノマーを製造する方法であって：
（ａ）触媒の存在下で、少なくとも１つのメチレンマロネートモノマーを、少なくとも２つのヒドロキシル基を有するジオール、ポリオールもしくはポリマー樹脂と反応させ、反応複合体を形成する工程；および
（ｂ）反応複合体から多官能性メチレンマロネートモノマーを回収する工程
を含む、方法。
（ｃ）工程（ａ）において形成された反応複合体に適切な安定剤を加える工程
をさらに含む、請求項５に記載の方法。
工程（ａ）において少なくとも１つのメチレンマロネートモノマーが過剰量で提供され、工程（ｂ）において多官能性メチレンマロネートモノマーを回収する工程が、多官能性メチレンマロネートモノマーを過剰分から分離する工程を含む、請求項５に記載の方法。
多官能性β−ケトエステルモノマーを製造する方法であって：
（ａ）触媒の存在下において、少なくとも１つのメチレンβ−ケトエステルモノマーを、少なくとも２つのヒドロキシル基を有するジオール、ポリオールもしくはポリマー樹脂と反応させ、反応複合体を形成する工程；
（ｂ）反応複合体から多官能性メチレンβ−ケトエステルモノマーを回収する工程
を含む方法。
（ｃ）工程（ａ）において形成された反応複合体に適切な安定剤を加える工程をさらに含む、請求項８に記載の方法。
工程（ａ）において少なくとも１つのメチレンβ−ケトエステルモノマーが過剰量で提供され、工程（ｂ）において多官能性メチレンβ−ケトエステルモノマーを回収する工程が、多官能性メチレンβ−ケトエステルモノマーを過剰分から分離する工程を含む、請求項８に記載の方法。
工程（ａ）における反応条件が：
ａ）大気圧での室温；
ｂ）高温および大気圧；
ｃ）室温および真空下；
ｄ）高温および真空下；
ｅ）（ａ）から（ｄ）の組み合わせ
から選択される群の少なくとも１つを含む、請求項５から１０のいずれか一項に記載の方法。
多官能性メチレンマロネートモノマーを製造するための方法であって：
（ａ）マロン酸エステルもしくはマロン酸クロリドを、少なくとも２つのヒドロキシル基を含むジオール、ポリオールもしくはポリマー樹脂と反応させ、多官能性マロン酸エステルを形成する工程；
（ｂ）工程（ａ）において形成された多官能性マロン酸エステルを、場合により酸性もしくは塩基性触媒の存在下で、場合により酸性もしくは非酸性溶媒の存在下で、および場合により酸性スカベンジャーの存在下で、ホルムアルデヒド源と反応させ、反応複合体を形成する工程；ならびに
（ｃ）反応複合体から多官能性メチレンマロネートモノマーを回収する工程
を含む方法。
（ａ）において、マロン酸エステルが、式：

（式中、
ＲおよびＲ’は、独立してＣ_１−Ｃ_１５アルキル、Ｃ_２−Ｃ_１５アルケニル、ハロ−（Ｃ_１−Ｃ_１５アルキル）、Ｃ_３−Ｃ_６シクロアルキル、ハロ−（Ｃ_３−Ｃ_６シクロアルキル）、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−（Ｃ_１−Ｃ_１５アルキル）、アリール、アリール−（Ｃ１−Ｃ１５アルキル）、ヘテロアリールもしくはヘテロアリール−（Ｃ_１−Ｃ_１５アルキル）またはアルコキシ−（Ｃ１−１５アルキル）であり、これらの各々は、場合によりＣ_１−Ｃ_１５アルキル、ハロ−（Ｃ_１−Ｃ_１５アルキル）、Ｃ_３−Ｃ_６シクロアルキル、ハロ−（Ｃ_３−Ｃ_６シクロアルキル）、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−（Ｃ_１−Ｃ_１５アルキル）、アリール、アリール−（Ｃ_１−Ｃ_１５アルキル）、ヘテロアリール、Ｃ_１−Ｃ_１５アルコキシ、Ｃ_１−Ｃ_１５アルキルチオ、ヒドロキシル、ニトロ、アジド、シアノ、アシルオキシ、カルボキシまたはエステルで置換されてよい。）を含む、請求項１２に記載の方法。