JP2014528491A - 金属様外観を呈する物品の製造用重合体組成物 - Google Patents

金属様外観を呈する物品の製造用重合体組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2014528491A
JP2014528491A JP2014533382A JP2014533382A JP2014528491A JP 2014528491 A JP2014528491 A JP 2014528491A JP 2014533382 A JP2014533382 A JP 2014533382A JP 2014533382 A JP2014533382 A JP 2014533382A JP 2014528491 A JP2014528491 A JP 2014528491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer composition
polymer
molded product
gloss
stabilizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014533382A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6422777B2 (ja
Inventor
マルホランド,ブルース・エム
Original Assignee
ティコナ・エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ティコナ・エルエルシー filed Critical ティコナ・エルエルシー
Publication of JP2014528491A publication Critical patent/JP2014528491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6422777B2 publication Critical patent/JP6422777B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3467Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having more than two nitrogen atoms in the ring
    • C08K5/3472Five-membered rings
    • C08K5/3475Five-membered rings condensed with carbocyclic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
    • C08K3/08Metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L59/00Compositions of polyacetals; Compositions of derivatives of polyacetals
    • C08L59/02Polyacetals containing polyoxymethylene sequences only
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L59/00Compositions of polyacetals; Compositions of derivatives of polyacetals
    • C08L59/04Copolyoxymethylenes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L71/00Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L71/02Polyalkylene oxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
    • C08K3/08Metals
    • C08K2003/0812Aluminium

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

ポリアセタール樹脂、金属顔料および紫外線安定剤を含有し、金属様の輝く外観を呈する重合体組成物を開示する。これら金属顔料、紫外線安定剤およびポリアセタール樹脂は、重合品の成形に用いられる前に高強度ミキサー中で混合できる。【選択図】なし

Description

[001]本願は、2011年9月29日出願の米国仮特許出願第61/460,778号の出願日の特典を主張しており、当該出願の全内容を本明細書に引用して援用する。
[002]通常、ポリオキシメチレン(POMs)と呼ばれるポリアセタール重合体は、様々な用途において格別に有用な工業材料として確立されている。例えばPOMsは、自動車工業や民生機器工業で用いる部品のような成形部品を作るのに広く使用されている。例えばPOMsは、優れた機械的性質、耐疲労性、耐磨耗性、耐薬品性、及び成形性を有する。
[003]ポリアセタール樹脂は多くの有用な特性を持つが、ポリアセタール重合体を各種顔料または着色剤と組合わせる際に、これまで色々な問題を経験した。例えば、ポリアセタール重合体は加熱すると不安定になる可能性がある。重合体樹脂に顔料や着色剤を添加すると、重合体の不安定性が増大することがある。顔料や着色剤も得られる材料の特性に悪影響を与えることが判っている。
[004]上記の事実に鑑みて、当業者はポリアセタール重合体を顔料と組合わせることにより、重合体に悪影響を及ぼさずに所望の外観を持つ成形品を得ることを試みた。
[005]例えば、米国特許第5,096,951号は色が安定したポリオキシメチレン成形用組成物を開示している。この‘951特許において、金属不活性化剤を取り入れることにより、環境条件や熱で老化する色安定性が向上したポリオキシメチレン組成物が開示されている。金属不活性化剤は、自然な色を呈するか、またはアゾ染料のような種々の有色顔料を含んでよい組成物を製造するのに用いることができる。
[006]染料の他に、ポリオキシメチレン重合体組成物に金属顔料を取り入れる試みもなされてきた。例えば、過去にはアルミニウム顔料をポリアセタール重合体に取り入れることにより、特に華氏200度以下の表面温度を持つ型の内部で成形した場合、サテンのような塗装金属の見かけをした成形部品が作られた。型表面の温度を華氏200度より高くすると、表面光沢が増大することが知られている。しかしながら、残念なことには、金属様外観が改善されずに光沢が増加する。したがって、このような部品は、光沢があるが幾分鈍い金属色を示すのが普通である。
[007]上記の事柄を考慮すると、製品の全般的な金属様外観を向上できるポリアセタール重合体のような重合体組成物中に金属顔料を取り入れるための配合と方法に対する要望が存在する。特に、高い金属光沢を示す外面を持つ成形部品を製造するポリアセタール重合体中に金属顔料を取り入れる必要性がある。
米国特許第5,096,951号
[008]一般的に、本開示は、金属顔料を含有するポリアセタール組成物を対象としている。金属顔料は、この組成物から作られた成形製品が高度の金属光沢を示す外観を呈するように重合体組成物中に取り入れられる。例えば、本開示にしたがって調製された成形品は、高度の光沢特性とクロムめっき部品に似た金属様外観を持つ。本開示にしたがって作られた製品は多くの用途に用いることができる。例えば、本開示にしたがって作られた製品は、自動車部品(自動車の内装部品等)、民生機器部品等として用いてよい。
[009]例えば1つの態様において、本開示は、ポリオキシメチレン共重合体のようなポリアセタール樹脂を含んでなる重合体組成物から形成された成形重合品を対象とする。例えば、ポリアセタール樹脂は重合体組成物中に約60重量%より多い量、例えば約70重量%より多い量、例えば約80重量%より多い量、で存在してよい。一般的には、ポリアセタール重合体は、約98重量%未満の量、例えば約95重量%未満の量、で存在する。
[0010]本開示によると、ポリアセタール樹脂は、アルミニウム顔料のような金属顔料や、紫外線安定剤と併用される。金属顔料と紫外線安定剤とは、高強度ミキサーを用いて成形重合品を形成する前に、重合体樹脂と組合わせることができる。紫外線安定剤を金属顔料と共に添加し、重合体組成物を高強度混合に付し、その後に物品を成形すると、45グロスより大きい光沢度(光沢計を用いて角度60度で測定)を示す外面を持つ物品が製造されることが認められた。例えば、この物品の外面は、角度60度で測定すると、約50グロスより大、例えば約55グロスより大、の光沢度を示すと思われる。
[0011]1つの態様において、金属顔料は、約12ミクロン〜約20ミクロン、例えば約14ミクロン〜約18ミクロン、の平均メジアン粒子径を持つ板状粒子を含んでなる。金属顔料は重合体組成物中に約5〜約15重量%の量で存在することができる。上記のように、1つの態様では、金属顔料はアルミニウム顔料を含んでなる。金属粒子は研磨してよく、レンズ状外観を有してよい。
[0012]本開示中で用いてよい紫外線安定剤は、ベンゾトリアゾールを含んでなってよい。例えば1つの態様では、紫外線安定剤は2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)4,6−ビス(1−メチル−1−フェニルエチル)フェノールを含んでなる。紫外線安定剤は一般的に約2重量%未満の量で組成物中に存在してよい。例えば、紫外線安定剤は、約0.1重量%より大きな量、例えば約0.3重量%より大きな量、例えば約0.3重量%〜約1重量%の量、で組成物中に存在してよい。
[0013]さらに重合体組成物は、特定の用途に応じ他の各種成分を含有してもよい。例えば1つの態様では、重合体組成物は潤滑剤を含有することができる。例えば潤滑剤はワックスを含んでなってもよい。1つの態様では、潤滑剤はN,N’−エチレンビスステアルアミドを含んでなってよい。
[0014]重合体組成物に加えてよい他の成分には、酸化防止剤、クエン酸カルシウムのような酸掃去剤、ヒンダードアミン系光安定剤および/またはホルムアルデヒド掃去剤が含まれる。例えば、ホルムアルデヒド掃去剤はベンゾグアナミンを含んでなってよい。上記の成分は一般的に約2重量%未満の量、例えば約1重量%未満の量、で重合体組成物中に存在してよい。例えば、上記成分の各々は、約0.01重量%より大きな量、例えば約0.05重量%より大きな量、例えば約0.1重量%より大きな量、で組成物中に存在してよい。
[0015]上記に加え、加工助剤および/または核剤も組成物中に存在してよい。例えば、加工助剤は約3000〜約4000の分子量を持つPEG−75のようなポリエチレングリコールを含んでなってよい。
[0016]本開示は、上記の重合体組成物を高強度混合することから形成されたマスターバッチをも対象とする。マスターバッチ中、金属顔料と紫外線安定剤とは担体として作用する適当な熱可塑性樹脂と組合わせてもよい。例えば1つの態様において、熱可塑性重合体樹脂は、ポリアセタール樹脂単独またはポリオレフィンのような他の熱可塑性重合体との組合せを含んでなってもよい。マスターバッチに含有されるこの1種以上の熱可塑性重合体樹脂は、一般的に約40重量%より大きな量、例えば約40重量%〜約95重量%の量、で存在してよい。マスターバッチは成形重合品を製造するために単独で使用できるが、高度の光沢特性を持つ金属化外観を呈する物品を形成するためより大量のポリアセタール重合体樹脂と組合わせることもできる。
[0017]本開示は、金属様外観を持つ成形重合品の製造方法をも対象とする。この方法は、上述の重合体組成物を加熱し、型に注入する工程を含む。1つの態様では、型の表面温度は華氏200度以下である。重合品は射出成形、吹込成形、または他の適当な方法を用いて成形してよい。
[0018]本開示のその他の構成および側面は以下により詳細に述べる。
[0019]本説明は単に例示的な態様の説明であり、本開示のより広範な側面を限定するものではないこと、を当業者は理解すべきである。
[0020]一般的に、本開示は鮮やかな金属光沢仕上を示す成形重合部品を対象とする。本開示は、当該部品を製造するための重合体組成物と、この組成物を用いた成形法も対象とする。一般的に、本重合部品は、ポリアセタール重合体のような熱可塑性重合体、紫外線安定剤、および金属顔料を含有する組成物から形成される。本開示によれば、金属顔料と紫外線安定剤とは、成形部品を製造するための成形工程に組成物を送給する前に、重合体樹脂と密に組合わされる。金属顔料を紫外線安定剤と組合わせるだけでなく、紫外線安定剤、金属顔料および重合体樹脂を部品成形の前に高強度混合工程に付すことによって、著明に向上した外観を持つ部品を形成できることが、本発明者により発見された。特に、本開示によれば、鮮やかな金属様外観を生み出す著明に向上した光沢値を持つ部品が製造される。
[0021]本開示において用いてよい金属顔料は、一般的に板状粒子を含んでなる。1つの態様では、この粒子は研磨できるか、または高い反射性を持ちレンズ状であることができる。1つの態様では、板状粒子は、約4:1より大きい、例えば約8:1より大きい、例えば約10:1〜約50:1のアスペクト比を持つことができる。板状粒子は、一般的に約12ミクロンより大きい、例えば約14ミクロンより大きいメジアン径を持つことができる。板状粒子は、一般的に約25ミクロン未満、例えば約20ミクロン未満のメジアン径を持つことができる。
[0022]1つの態様では、金属顔料はアルミニウム元素を含有するアルミニウム顔料を含んでなってよい。例えば、アルミニウム顔料は極めて薄く、約1ミクロン未満の厚さを持つことができ、上述のメジアン径を持つことができる。例えば、特定の1つの態様では、アルミニウム顔料は約12ミクロン〜約18ミクロンのメジアン径を持ってよい。アルミニウム顔料は顕著なフロップと高い明度を持つことができ、高度の反射性を示すことができる。
[0023]1つの態様では、アルミニウム顔料は約80重量%より多いアルミニウムを含有することができる。アルミニウム顔料は、単独に、または担体のような他の添加剤と組合わされて存在することができる。例えば、アルミニウム顔料は、ポリオレフィンのような熱可塑性重合体や、精製された薬用流動パラフィンと組合わされて存在してよく、ジイソノニルフタレートのような溶媒と共に存在してもよい。
[0024]上記のように、金属顔料は製品を成形する前に紫外線安定剤と組合わされる。紫外線安定剤の存在は、得られる部品の光沢特性を増大させることが判っている。本明細書中に用いられる紫外線安定剤は、紫外線を吸収する材料を含んでなる。従来、紫外線吸収剤はポリアセタール重合体組成物のような重合体組成物に普通に用いられて、重合体を紫外線から守っていた。特に、紫外線安定剤は紫外線を吸収することにより、紫外線が重合体を変色したり、重合体に悪影響を及ぼしたりしないようにする。本願においては、紫外線安定剤は重合体を保護するだけでなく、何らかの機序で金属顔料と相乗的に作用して光沢も向上させる。
[0025]1つの態様では、紫外線安定剤はベンゾフェノン、ベンゾトリアゾールまたはベンゾエートを含んでなる。紫外線安定剤の具体例には、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、および5,5’−メチレンビス(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン);2−(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、例えば2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジクミルフェニル)ベンゾトリアゾール、および2,2’−メチレンビス(4−t−オクチル−6−ベンゾトリアゾリル)フェノール、フェニルサリチレート、レソルシノールモノベンゾエート、2,4−ジ−t−ブチルフェニル−3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベンゾエート、およびヘキサデシル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート;置換オキサニリド、例えば2−エチル−2’−エトキシオキサニリドおよび2−エトキシ−4’−ドデシルオキサニリド;シアノアクリレート、例えばエチル−α−シアノ−β,β−ジフェニルアクリレートおよびメチル−2−シアノ−3−メチル−3−(p−メトキシフェニル)アクリレート、またはこれらの混合物が含まれる。
[0026]本開示にしたがい製品を製造する場合、まず金属顔料と紫外線安定剤とを担体と組合わせてマスターバッチを調製でき、その後このマスターバッチを用いて製品を成形する。例えば担体は1種以上の熱可塑性重合体樹脂を含んでなってよい。マスターバッチは、成形製品を作るのに用いられるものと同様の組成を持つことができるが、後に、成形部品を作るための溶融加工中に、いっそうの量のポリアセタール樹脂のような熱可塑性樹脂や他の成分と組合わせることも可能である。
[0027]一般的に、金属顔料と紫外線安定剤との重量比は約4:1〜約150:1とすることができる。例えば様々な態様においては、金属顔料と紫外線安定剤との重量比は一般的に約5:1より大きく、例えば約10:1より大きく、例えば約15:1より大きいが、一般的に約100:1より小さく、例えば約80:1より小さく、例えば約60:1より小さい。
[0028]後により大きな量の重合体樹脂と組合わされる濃縮されたマスターバッチを形成する際、マスターバッチ中の重合体担体は、約30〜約80重量%の量、例えば約40〜約60重量%の量、で存在してよい。上に述べたように、重合体樹脂はポリアセタール樹脂単独、またはポリエステル重合体、ポリオレフィン重合体および/または液晶重合体のような他の熱可塑性重合体との組合わせを含んでなってよい。
[0029]他の態様では、金属顔料と紫外線安定剤とは最終製品中に見られるのと同一の量で1種以上の重合体樹脂と併用してよい。例えば、この1種以上の重合体樹脂は約60重量%より大きい量、例えば約70重量%より大きい量、例えば約80重量%より大きい量、例えば約90重量%より大きい量、で存在してよい。一般的に、上記1種以上の重合体樹脂は、成形部品を形成するのに用いられる重合体組成物中に約96重量%より少ない量、例えば約95重量%より少ない量、例えば約94重量%より少ない量、で存在する。
[0030]本開示にしたがい製品を成形するためのマスターバッチまたは重合体組成物を製造する場合、金属顔料、紫外線安定剤、重合体樹脂およびその他の各種成分をまず混ぜ合わせることができる。より具体的には、重合体樹脂内に金属顔料と紫外線安定剤が十分に分散されるようにこれらの成分を混合してよい。例えば、上記の三成分は大きな凝塊の存在を最低限にするような仕方で混合できる。例えば1つの態様では、タンブルミキサーと対照的に高強度ミキサーを用いて上記成分を組合わせてもよい。
[0031]1つの態様では、各種成分を高強度混合に付す場合、ヘンシェルミキサーを用いてよい。1つの態様では、この高強度混合は少なくとも10/秒の剪断速度をもたらす。1つの態様において、高強度ミキサーは10m/sより高い、例えば15m/sより高い、例えば20m/sより高い、例えば約25m/sより高い、先端速度を持ってよい。一般的には、先端速度は約60m/s未満である。本明細書において、先端速度とはミキサーブレードの先端速度である。
[0032]1つの態様では、金属顔料、紫外線安定剤、そして1種以上の重合体樹脂を一軸スクリューまたは二軸スクリュー押出機に送給し、ペレットのような粒子を製造し、次にこの粒子を成形工程に送給して成形製品にする。本開示によれば、押出成形、射出成形、吹込成形、圧縮成形等を用いて製品を作ることができる。
[0033]上述のように、本開示は、普通ポリオキシメチレン重合体とも呼ばれるポリアセタール樹脂を主成分とする重合体母材から一般的に調製される高い金属光沢を持つ成形品を製造するのに特に好適である。一般的に、適当なポリアセタール樹脂であれば本開示にしたがって用いることが可能である。1つの特定の態様では、比較的少量のホルムアルデヒド含量を持つポリアセタール樹脂が用いられる。例えば、ポリアセタール樹脂は、約1000ppm未満、例えば約20ppm〜約500ppm、の初期ホルムアルデヒド含量を持つことができる。例えば、ポリアセタール樹脂は、約20ppm〜約250ppm、例えば約20ppm〜約150ppm、の量でホルムアルデヒドを含有することができる。
[0034]ポリアセタール樹脂は単重合体または共重合体を含んでなってよく、末端封鎖剤を含むことができる。単重合体は、ホルムアルデヒドかトリオキサンを重合させて得てもよく、重合は陽イオン重合または陰イオン重合で始めることができる。単重合体は、重合鎖中に主としてオキシメチレン単位を含有することができる。一方、ポリアセタール共重合体はオキシメチレン単位に並行してオキシアルキレン単位を含有してもよい。例えば、オキシアルキレン単位は約2〜約8炭素単位を含有してもよく、直鎖でも枝分かれ鎖でもよい。1つの態様では、単重合体または共重合体は、エステル化またはエーテル化により分解に抵抗するように化学的に安定化されたヒドロキシ末端基を持つことができる。
[0035]上述のように、単量体は一般的に、ホルムアルデヒドかトリオキサンを好ましくは好適な触媒の存在下に重合させることにより調製される。特に適した触媒の例としては、三フッ化ホウ素とトリフルオロメタンスルホン酸があげられる。
[0036]ポリオキシメチレン共重合体は、−CHO−繰り返し単位に並行して50モル%まで、例えば0.1〜20モル%、特に0.5〜10モル%、の以下の式で表される反復単位を含有することができる:
Figure 2014528491
式中、R〜Rは互いに独立して水素原子、C−C−アルキル基、または炭素原子数が1〜4のハロ置換アルキル基であり、Rは--CH--、--O--CH--、またはC−C−アルキル−またはC−C−ハロアルキル−置換メチレン基、または相当するオキシメチレン基であり、nは0〜3である。
[0037]これらの基は、環状エーテルの開環により共重合体に導入してよく、これが有利である。好ましい環状エーテルは以下の式で表される:
Figure 2014528491
式中、R〜Rおよびnは上述の通りである。
[0038]具体例として挙げられる環状エーテルは、エチレンオキシド、プロピレン1,2−オキシド、ブチレン1,2−オキシド、ブチレン1,3−オキシド、1,3−ジオキサン、1,3−ジオキソラン、および1,3−ジオキセパンであり、具体例として挙げられる共重合体はポリジオキソランやポリジオキセパンのような線状オリゴホルマールまたはポリホルマールである。
[0039]オキシメチレンターポリマー、例えば、トリオキサンを上述の環状エーテルの一つおよび第三の単量体、好ましくは以下の式
Figure 2014528491
式中、Zは化学結合、--O--または--ORO--(RはC−C−アルキレンまたはC−C−シクロアルキレン)
で表される二官能化合物、と反応させることにより調整されたオキシメチレンターポリマー、も使用される。
[0040]この種の好ましい単量体は、エチレンジグリシド;ジグリシジルエーテル;モル比2:1のグリシジル単位とホルムアルデヒド、ジオキサンまたはトリオキサンとから構成されるジエーテル;そしてグリシジル化合物2モルと炭素原子数2〜8の脂肪族ジオール1モルとから構成されたジエーテル、例えば、数例だけを挙げると、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,3−シクロブタンジオール、1,2−プロパンジオール、または1,4−シクロヘキセンジオールのジグリシジルエーテルである。
[0041]本明細書中に規定したポリアセタール樹脂は、末端封鎖された樹脂も含むことができる。例えば、このような樹脂は側基としてのヒドロキシ基を持つことができる。このような重合体は例えば米国特許第5,043,398号に記載されており、その内容を本明細書中に引用して援用する。
[0042]1つの態様では、ポリアセタール重合体はヘミホルマール末端基および/またはホルミル末端基を含有してよい。特に、当該重合体がヘミホルマール末端基やおそらくホルミル末端基を含有していても、本開示の諸方法はポリアセタール重合体からのホルムアルデヒド放出を著明に低下させることができるのが好都合と考えられる。例えば、1つの態様では、ポリアセタール重合体はヘミホルマール末端基を1.0ミリモル/kgより多い量、例えば1.5ミリモル/kgより多い量、で含有してよい。他の態様では、ポリアセタール重合体はホルミル末端基を2ミリモル/kgより多い量、例えば2.5ミリモル/kgより多い量、で含有してよい。
[0043]上述のようにポリオキシメチレン重合体を形成するのに用いられる方法は、特定の用途にしたがい変わる可能性がある。しかしながら、比較的低いホルムアルデヒド含量を持つポリアセタール樹脂をもたらす方法を使用できる。これに関して、1つの態様では、米国特許出願公開第2007/0027300号および/または米国特許出願第2008/0242800号(それら両方の内容を本明細書中に引用して援用する)で記載されているような溶液加水分解法を介して当該重合体を作ることができる。例えば1つの態様では、脂肪族または脂環式ジオール単位を含有するポリオキシメチレン重合体は、メタノールおよび水をトリオールエチレンと共に用いることにより溶液加水分解を介して分解できる。
[0044]本開示にしたがい用いてよいポリアセタール樹脂またはポリオキシメチレンは、一般的に約150℃より高い融点を持つ。この重合体の分子量は、一般的に約2,000〜約1,000,000、例えば約7,000〜約150,000であることができる。本重合体は、約0.3〜約20g/10分、特に約2〜約9g/10分(ISO1133)、の溶融流量(MVR190−2.16)を持つことができる。
[0045]一般的に、重合体組成物はポリアセタール重合体樹脂を約60重量%より多い量、例えば約70重量%より多い量、例えば約80重量%より多い量、例えば約90重量%より多い量、で含有することができる。ポリアセタール樹脂重合体は一般的に約95重量%未満の量で存在する。上記のように、他の熱可塑性重合体樹脂も少量で存在してよい。例えば、1種以上の熱可塑性重合体樹脂も組成物中に約50重量%未満の量、例えば約10重量%未満の量、例えば約5重量%未満の量、で存在してよい。このような他の熱可塑性樹脂には、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂等が含まれてよい。
[0046]ポリアセタール重合体樹脂、金属顔料、紫外線安定剤の他にも、重合体組成物は他の様々な添加剤と成分を含有することができる。他の添加剤と成分はマスターバッチ中に存在してもよいが、後に工程中に添加されてもよい。
[0047]重合体組成物からのホルムアルデヒド放出を減らすために、この組成物は窒素含有化合物のようなホルムアルデヒド掃去剤を含有することができる。ホルムアルデヒド掃去剤は、ホルムアルデヒドと反応して結合する化合物である。窒素含有化合物を組成物中に導入する際、ポリアセタール重合体の初期ホルムアルデヒド含量は低いほうが望ましい。例えば、約500ppm未満の初期ホルムアルデヒド含量を持つポリアセタール重合体を使用することにより、窒素組成物は重合体内に良好に分散し、重合体内に可溶化することが実際に判明している。一方、より高いホルムアルデヒド含量を持つポリアセタール重合体を使用すると、重合体の他の特性に干渉しないように窒素含有化合物を重合体中に導入する際に問題が起こることが従来あった。例えば、より高いホルムアルデヒド含量を持つポリアセタール重合体を使用すると、窒素含有化合物は得られる重合体母材内に粒子を形成することがある。対照的に、上述のように組成物中に取入れられた窒素含有化合物は得られる重合体内に微細に分散でき、粒子径が1ミクロン未満となるか、または好ましくは、区別できる程度の粒子径は持たない。
[0048]一般的に、組成物中に存在するホルムアルデヒド掃去剤の総量は比較的少ない。例えば、ホルムアルデヒド掃去剤は約2重量%未満、例えば約0.01〜約2重量%、例えば約0.05〜約0.5重量%、の量で存在することができる(これは、組成物中に存在することがある他の窒素含有化合物で、ワックスやヒンダードアミンのようなホルムアルデヒド掃去剤とは考えられないもの、を除く)。例えばアミノトリアジン化合物、アラントイン、ヒドラジド、ポリアミド、メラミン、またはそれらの混合物を含む組成物中には、どのような好適なホルムアルデヒド掃去剤を含ませることもできる。1つの態様では、窒素含有化合物は、アミノ置換炭素原子またはカルボニル基に隣接した少なくとも1つの窒素原子を持つ複素環式化合物を含んでなってよい。例えば1つの特定の態様では、窒素含有化合物はベンゾグアナミンを含んでなってよい。
[0049]さらに他の態様では、窒素含有化合物は、メラミン変性フェノール、ポリフェノール、アミノ酸、窒素含有リン化合物、アセト酢酸アミド化合物、ピラゾール化合物、トリアゾール化合物、ヘミアセタール化合物、他のグアナミン、ヒダントイン、尿素誘導体を含む尿素等を含んでなってよい。
[0050]窒素含有化合物は、低分子量化合物または高分子量化合物を含んでなってよい。低分子量を持つ窒素含有化合物は、例えば脂肪族アミン(例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン)、芳香族アミン(例えば、o−トルイジン、p−トルイジン、p−フェニレンジアミン、o−アミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸、o−アミノ安息香酸エチル、またはp−アミノ安息香酸エチルのような芳香族第二または第三アミン)、イミド化合物(例えば、フタルイミド、トリメリトイミド、ピロメリトイミド)、トリアゾール化合物(例えばベンゾトリアゾール)、テトラゾール化合物(例えば、5,5’−ビテトラゾールのアミン塩、またはその金属塩)、アミド化合物(例えば、マロンアミドまたはイソフタルジアミドのようなポリカルボン酸アミド、およびp−アミノベンズアミド)、ヒドラジンまたはその誘導体[例えば、ヒドラジン、ヒドラゾン、カルボン酸ヒドラジド(ステアリン酸ヒドラジド、12−ヒドロキシステアリン酸ヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒドラジド、またはドデカン二酸ジヒドラジド)のような脂肪族カルボン酸ヒドラジド;安息香酸ヒドラジド、ナフトエ酸ヒドラジド、イソフタル酸ジヒドラジド、テレフタル酸ジヒドラジド、ナフタレンジカルボン酸ジドラジド、またはベンゼントリカルボン酸トリヒドラジドのような芳香族カルボン酸ヒドラジド]、ポリアミノトリアジン[例えば、グアナミン、アセトグアナミン、ベンゾグアナミン、スクシノグアナミン、アジポグアナミン、1,3,6−トリス(3,5−ジアミノ−2,4,6−トリアジニル)ヘキサン、フタログアナミンまたはCTU−グアナミンのようなグアナミンまたはその誘導体、メラミンまたはその誘導体(例えば、メラミン、およびメラム、メレムまたはメロンのようなメラミンの縮合体)]、メラミンおよびメラミン誘導体を含有するポリアミノトリアジン化合物と有機酸との塩[例えば、(イソ)シアヌル酸との塩(例えば、シアヌル酸メラミン)]、メラミンおよびメラミン誘導体を含有するポリアミノトリアジン化合物と無機酸との塩[例えば、ホウ酸メラミンのようなホウ酸との塩、およびリン酸メラミンのようなリン酸との塩]、ウラシルまたはその誘導体(例えば、ウラシルおよびウリジン)、シトシンおよびその誘導体(例えば、シトシンおよびシチジン)、グアニジンまたはその誘導体(例えば、グアニジンまたはシアノグアニジンのような非環状グアニジン;およびクレアチニンのような環状グアニジン)、尿素またはその誘導体[例えば、ビウレット、ビウレア、エチレン尿素、プロピレン尿素、アセチレン尿素、アセチレン尿素の誘導体(例えば、アルキル置換化合物、アリール置換化合物、アラルキル置換化合物、アシル置換化合物、ヒドロキシメチル置換化合物、およびアルコキシメチル置換化合物)、イソブチリデンジウレア、クロチリデンジウレア、尿素とホルムアルデヒドとの縮合体、ヒダントイン、置換ヒダントイン誘導体(例えば、1−メチルヒダントイン、5−プロピルヒダントインまたは5,5−ジメチルヒダントインのようなモノまたはジC1−4アルキル置換化合物;5−フェニルヒダントインまたは5,5−ジフェニルヒダントインのようなアリール置換化合物;および5−メチル−5−フェニルヒダントインのようなアルキルアリール置換化合物)、アラントイン、置換アラントイン誘導体(例えば、モノ、ジまたはトリC1−4アルキル置換化合物、およびアリール置換化合物)、アラントインの金属塩(例えば、アラントインジヒドロキシアルミニウム、アラントインモノヒドロキシアルミニウムまたはアラントインアルミニウムのような、アラントインと元素の周期律表の第3B族の金属元素との塩)、アラントインとアルデヒド化合物との反応生成物(例えば、アラントインとホルムアルデヒドとの付加物)、アラントインとイミダゾール化合物との化合物(例えば、アラントイン・dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム)、すなわち、有機酸塩]を含んでよい。
[0051]窒素含有樹脂は、例えばポリビニルアミンの単重合体または共重合体、ポリアリルアミンの単重合体または共重合体、ホルムアルデヒドを用いる反応から得られるアミノ樹脂(例えば、グアナミン樹脂、メラミン樹脂またはグアニジン樹脂のような縮合樹脂;フェノール−メラミン樹脂、ベンゾグアナミン−メラミン樹脂または芳香族ポリアミン−メラミン樹脂のような共縮合樹脂)、芳香族アミン−ホルムアルデヒド樹脂(例えば、アニリン樹脂)、ポリアミド樹脂(例えば、ナイロン3(ポリ−β−アラニン)、ナイロン46、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、ナイロンMXD6、ナイロン6−10、ナイロン6−11、ナイロン6−12、またはナイロン6−66−610、すなわち、メチロールまたはアルコキシメチル基を含有する置換ポリアミド、のような単重合または共重合ポリアミド)、ポリエステルアミド、ポリアミドイミド、ポリウレタン、ポリ(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリルアミドと他のビニル単量体との共重合体、ポリ(ビニルラクタム)、ビニルラクタムと他のビニル化合物との共重合体(例えば、日本特許出願公開第52338/1980号(JP−55−52338A)と米国特許第3,204,014号に記載された単重合体または共重合体)、ポリ(N−ビニルホルムアミド)またはその誘導体(例えば、N−ビニルホルムアミド−N−ビニルアミン共重合体)(例えば、三菱化学製の商品名“PNVEシリーズ”)、N−ビニルホルムアミドと他のビニル単量体との共重合体、ポリ(N−ビニルカルボン酸アミド)、N−ビニルカルボン酸アミドと他のビニル単量体との共重合体(例えば、日本特許出願公開第247745/2001号(JP−2001−247745A)、第131386/2001号(JP−2001−131386A)、第311302/1996号(JP−8−311302A)および第86614/1984号(JP−59−86614A)、と米国特許第5,455,042号、第5,407,996号、第5,338,815号に記載された単重合体または共重合体、および昭和電工製の商品名“ノニオレックス”と“クレアテック”)、その他を含んでよい。
[0052]窒素含有化合物は単独で使用しても、併用してもよい。
[0053]1つの特定の態様では、好ましい窒素含有化合物は、グアナミン化合物(例えば、アジポグアナミンおよびCTU−グアナミン)、メラミンまたはその誘導体[特に、メラミンまたはメラミン縮合体(例えば、メラムおよびメレム)]、グアニジン誘導体(例えば、シアノグアニジンおよびクレアチニン)、尿素誘導体[例えば、ビウレア、尿素とホルムアルデヒドとの縮合体、アラントイン、およびアラントインの金属塩(アラントインジヒドロキシアルミニウム等)]、ヒドラジン誘導体(例えば、カルボン酸ヒドラジド)、窒素含有樹脂[例えば、アミノ樹脂(メラミン樹脂またはメラミン−ホルムアルデヒド樹脂のようなアミノ樹脂;架橋メラミン樹脂のような架橋アミノ樹脂)、ポリアミド樹脂、ポリ(メタ)アクリルアミド、ポリ(N−ビニルホルムアミド)、ポリ(N−ビニルカルボン酸アミド)、およびポリ(ビニルラクタム)]を含む。これらの中では、特に、ビウレア、アラントイン、アラントインの金属塩、カルボン酸ヒドラジド、およびポリアミド樹脂からなる群から選ばれた少なくとも1種と、上述の式(I)により表される単位を持つグアナミン化合物との併用が、形成された物品から生成するホルムアルデヒドの量の著明な低下をもたらすことが出来る。
[0054]1つの態様では、組成物は核剤を含有してもよい。核剤は例えば結晶性を増大させることがあり、オキシメチレン三元重合体を含んでなってよい。例えば1つの特定の態様においては、核剤はブタンジオールジグリシジルエーテルと酸化エチレンとトリオキサンとの三元重合体を含んでなってよい。核剤は組成物中において約0.05重量%より大きい量、例えば約0.1重量%より大きい量で存在することができる。核剤は組成物中において約2重量%未満の量、例えば約1重量%未満の量でも存在することができる。
[0055]組成物中に存在してよい、さらに他の添加剤としては、ヒンダードフェノール化合物があり、酸化防止剤として作用してよい。市販のこのような化合物の具体例としては、ペンタエリトリチルテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート](Irganox1010、BASF)、トリエチレングリコールビス[3−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート](Irganox245、BASF)、3,3’−ビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオノヒドラジド](IrganoxMD1024、BASF)、ヘキサメチレングリコールビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート](Irganox259、BASF)、および3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシトルエン(LowinoxBHT、Chemtura)がある。Irganox1010、特にIrganox245が好ましい。上記の化合物は、約2重量%未満の量、例えば約0.01〜約1重量%の量で組成物中に存在してよい。
[0056]紫外線安定剤に加え組成物中に存在してよい光安定剤には、ヒンダードアミンが含まれる。使用してよいヒンダードアミン光安定剤には、N−メチル化されている低重合体化合物が含まれる。例えば、ヒンダードアミン光安定剤の他の例は、Adeka Palmaroleから入手できるADK STAB LA−63光安定剤を含んでなる。この光安定剤は存在するときには、約0.1重量%より多い量、例えば約0.5重量%より多いが約2重量%より少ない量、例えば約1重量%未満の量、で含まれることができる。
[0057]組成物に含めてよい充填剤には、ガラスビーズ、ウォラストナイト、ローム、二硫化モリブデンまたは黒鉛、ガラス繊維、炭素線維またはアラミド繊維のような無機または有機繊維が含まれる。例えばガラス繊維は、約3mmより大きい長さ、例えば5〜約50mmの長さを持ってよい。組成物はさらに、熱可塑性または熱硬化性高分子量添加剤、またはエラストマー、例えば、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリメチルメタクリレート、ポリブタジエン、ポリスチレン、または1,3−ブタジエン、イソプレン、n−ブチルアクリレート、エチルヘキシルアクリレートまたはそれらの混合物を重合することによりコアが調製され、スチレン、アクリロニトリルまたは(メタ)アクリレートを重合することによりシェルが調製された、他のグラフト共重合体を含むことができる。
[0058]1つの態様では、組成物は1つ以上の潤滑剤も含有してよい。潤滑剤は重合体ワックス組成物を含んでなってよい。組成物中に含めてよい潤滑剤には、例えばN,N’−エチレンビスステアルアミドが含まれる。1つの態様では、ポリエチレングリコール重合体(加工助剤)が組成物中に存在してよい。このポリエチレングリコールは、例えば約1000〜約5000、例えば約3000〜約4000、の分子量を持ってよい。例えば1つの態様では、PEG−75が存在してよい。潤滑剤は、一般的に約0.01〜約5重量%の量で重合体組成物中に存在することができる。例えば、潤滑剤は約0.1重量%より多い量、例えば約0.1〜約1重量%の量で存在することができる。上記のポリエチレングリコール重合体も約5重量%までの量で存在することができる。例えば、ポリエチレングリコール重合体は約0.1〜約2重量%、例えば約0.5〜約1重量%、の量で存在することができる。
[0059]上記の成分に加え、重合体組成物は酸掃去剤も含有してよい。酸掃去剤は例えばアルカリ土類金属塩を含んでなってもよい。例えば、酸掃去剤はクエン酸カルシウムのようなカルシウム塩を含んでなってもよい。酸掃去剤は、約0.01〜約1重量%の量で存在してよい。
[0060]本開示の重合体組成は、各種成形部品を製造するのに用いることができる。これらの部品は、射出成形法のような適宜な成形法により、または吹込成形法により形成できる。本開示にしたがい作製してよい重合品には、つまみ、ドアハンドル、自動車パネル、ベゼルのような自動車内装部品、民生機器部品等が限定なく含まれる。本開示に係る重合品を製造する際、1つの態様では、型の表面温度は華氏200度より低く維持される。
[0061]上述のように、本開示の重合体組成物は鮮やかな金属様外観を持つ成形部品を生成する。例えば、本開示にしたがい作られた部品は高度の光沢特性を持つ。光沢は、きらきらと輝くおよび/または金属様の外観を示させる外面の特性または属性である。光沢は一般的に、光が表面で反射される仕方に左右される。高度の光沢を示す表面は一般的に、光がこの表面に入射するのと主として同一の角度で入射光を反射する。例えば、より光沢の劣る表面は、光が当該表面から反射する際、光を全方向に散乱させる傾向がある。
[0062]光沢は、光を特定の角度で表面から反射させ、次に光沢計を用いて反射を測定することにより測定できる。より具体的には、表面に既知量の光を照射し、反射率を定量化することにより、光沢が測定される。光沢計は、光を特定の角度で試験面に照射し、同時に反射量を測定する。
[0063]本開示にしたがい作られた表面は、高度の金属様光沢を示す。特に、成形部品は、光沢計を用いて60度の角度で測定すると約45グロスより大きい光沢度を示すと思われる。より具体的には、本開示に係る成形部品は、60度の角度で測定すると約50グロスより大きい、例えば約55グロスより大きい、光沢度を示すと思われる。一般的に、当該表面は60度の角度で約90グロス未満、例えば約70グロス未満、例えば約65グロス未満、の光沢度を示す。光沢は、ASTM試験D−523−08により60度の角度で測定できる。
[0064]本開示は以下の実施例を参照することによりいっそう良く理解できるであろう。
[0065]アルミニウム顔料を含有する各種ポリアセタール重合体組成物を調製し、光沢を調べた。以下の重合体組成物をはじめに配合調製し、次に二軸スクリュー押出機に送給し、押出して円板試料とした。次に、この円板試料を光沢計を用いて60度の入射角で光沢を検査した。
[0066]アルミニウム顔料は、15ミクロンのメジアン粒子径を持つ研磨した板状粒子を含んでなっていた。6種の異なった組成物を製造した。以下の実施例1〜5は各々、分散を最大限にするため高強度ミキサーを用いて組合わせた組成物であった。一方、実施例6はタンブルミキサーを用いて配合した組成物であった。
Figure 2014528491
[0067]上述のように、上記の配合物の光沢を光沢計を用いて60度の角度で調べた。以下の結果が得られた。
Figure 2014528491
[0068]上に示したように、紫外線安定剤と組合わせて金属顔料が存在すると、光沢が実質的に向上する。さらに、組成物を物品に成形する前に高強度混合に付すと、光沢が実質的に向上する。
[0069]本発明に対する上記およびその他の改変、変更は、当業者であれば、添付された請求項においてより具体的に述べられた本発明の精神や範囲を逸脱することなく行うことができよう。さらに、各種態様の側面は全体的または部分的に交換可能であることを理解すべきである。また、以上の記載は例示のためだけに示してあり、上記の添付請求項にさらに記載した発明を限定するものではないことを当業者であれば理解するであろう。

Claims (28)

  1. 金属様外観を持つ成形製品であって、前記成形製品が:
    重合体組成物から形成された成形重合品を含んでなり、
    前記重合体組成物は、前記重合体組成物中に約60重量%より多い量で存在するポリアセタール樹脂を含んでなり、
    前記重合体組成物は、さらに金属顔料と紫外線安定剤とを含んでなり、
    前記金属顔料と前記紫外線安定剤は、得られる成形重合品が60度の角度で測定すると約45グロスより大きい光沢度を示す外面を持つのに十分な量で前記重合体組成物中に存在すると共に十分な程度に前記重合体組成物中に分散される、
    前記成形製品。
  2. 前記成形重合品の前記外面が60度の角度で測定すると約50グロス〜約70グロスの光沢度を示す、
    請求項1の成形製品。
  3. 前記金属顔料がアルミニウム顔料を含んでなり、前記アルミニウム顔料が約12ミクロン〜約20ミクロンのメジアン粒子径を持つ板状粒子を含んでなる、
    請求項1の成形製品。
  4. 前記アルミニウム顔料が前記重合体組成物中に約5〜約15重量%の量で存在する、
    請求項3の成形製品。
  5. 前記紫外線安定剤がベンゾトリアゾールを含んでなる、
    請求項1の成形製品。
  6. 前記紫外線安定剤が2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)4,6−ビス(1−メチル−1−フェニルエチル)フェノールを含んでなる、
    請求項5の成形製品。
  7. 前記紫外線安定剤が前記重合体組成物の約0.1〜約2重量%の量で存在する、
    請求項5の成形製品。
  8. 請求項1の成形製品を含んでなる内装用の自動車ぎ装片。
  9. 前記重合体組成物がさらに潤滑剤を含有する、
    請求項1の成形製品。
  10. 前記重合体組成物がさらに酸化防止剤、酸掃去剤、ヒンダードアミン光安定剤、およびホルムアルデヒド掃去剤を含んでなる、
    請求項1の成形製品。
  11. 前記ポリアセタール樹脂がポリオキシメチレン共重合体を含んでなる、
    請求項1の成形製品。
  12. 前記重合体組成物がさらにポリエチレングリコールを含有する、
    請求項1の成形製品。
  13. 前記成形重合品が自動車部品を含んでなる、
    請求項1の成形製品。
  14. 前記金属顔料が研磨された板状粒子を含んでなる、
    請求項1の成形製品。
  15. 金属様外観を持つ成形製品の製造用重合体組成物であって、前記重合体組成物が:
    前記組成物中に少なくとも約40重量%の量で存在する少なくとも1種の熱可塑性樹脂と;
    板状粒子の形状の金属顔料であって、前記粒子が約12ミクロン〜約20ミクロンのメジアン粒子径を持ち、前記金属顔料が前記組成物中に約5〜約15重量%の量で存在する、前記金属顔料と;
    前記組成物中に約0.1〜約2重量%の量で存在する紫外線安定剤であって、前記紫外線安定剤がベンゾトリアゾールを含んでなる、前記紫外線安定剤と;
    を含んでなり、
    前記重合体組成物が、前記熱可塑性重合体樹脂中に分散された前記金属顔料と前記紫外線安定剤とを含んでなる粒子またはペレットを含んでなり、前記重合体組成物が高強度混合に付せられている、
    前記重合体組成物。
  16. 上記金属顔料がアルミニウム顔料を含んでなる、
    請求項15の重合体組成物。
  17. さらに潤滑剤を含有する、
    請求項15の重合体組成物。
  18. 上記潤滑剤がN,N’−エチレンビスステアルアミドを含んでなる、
    請求項17の重合体組成物。
  19. 前記熱可塑性重合体樹脂がポリオキシメチレン共重合体を含んでなる、
    請求項15の重合体組成物。
  20. 前記ポリオキシメチレン共重合体が前記組成物中に約60〜約95重量%の量で存在する、
    請求項19の重合体組成物。
  21. 前記重合体組成物がさらに酸化防止剤およびヒンダードアミン光安定剤を含有する、
    請求項15の重合体組成物。
  22. 金属様外観を持つ成形製品の製造方法であって、以下の工程:
    重合体組成物を型に注入する工程であって、前記重合体組成物が前記重合体組成物中に約60重量%より多い量で存在するポリアセタール樹脂を含んでなり、前記重合体組成物がさらに金属顔料と紫外線安定剤とを含んでなり、前記型が約華氏200度未満の表面温度を持つ、工程;および
    前記型内で物品を形成し、前記物品を前記型から取出す工程であって、前記成形物品が60度の角度で測定すると約45グロスより大きい光沢度を示す外面を持つ、工程、
    を含んでなる方法。
  23. 前記重合体組成物がマスターバッチとして押出機に送給され、前記型に注入される、
    請求項22の方法。
  24. 前記成形重合品の前記外面が60度の角度で測定すると約50グロス〜約70グロスの光沢度を示す、
    請求項22の方法。
  25. 前記金属顔料が板状粒子を持つアルミニウム顔料を含んでなり、前記板状粒子が約12ミクロン〜約20ミクロンの粒子径を持ち、前記アルミニウム顔料が前記重合体組成物中に約5〜約15重量%の量で存在し、前記紫外線安定剤がベンゾトリアゾールを含んでなり、前記紫外線安定剤が前記重合体組成物中に約0.1〜約2重量%の量で存在する、
    請求項22の方法。
  26. 前記重合体組成物がさらに潤滑剤を含有する、
    請求項25の方法。
  27. 前記重合体組成物がさらに酸化防止剤、ヒンダードアミン光安定剤、およびホルムアルデヒド掃去剤を含んでなる、
    請求項25の方法。
  28. 前記ポリアセタール樹脂がポリオキシメチレン共重合体を含んでなる、
    請求項25の方法。
JP2014533382A 2011-09-29 2012-09-28 金属様外観を呈する物品の製造用重合体組成物 Active JP6422777B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161460778P 2011-09-29 2011-09-29
US61/460,778 2011-09-29
PCT/US2012/057874 WO2013049541A1 (en) 2011-09-29 2012-09-28 Polymer composition for producing articles having a metallic appearance

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014528491A true JP2014528491A (ja) 2014-10-27
JP6422777B2 JP6422777B2 (ja) 2018-11-14

Family

ID=47116347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014533382A Active JP6422777B2 (ja) 2011-09-29 2012-09-28 金属様外観を呈する物品の製造用重合体組成物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8975313B2 (ja)
EP (1) EP2760927A1 (ja)
JP (1) JP6422777B2 (ja)
CN (1) CN103946294B (ja)
BR (1) BR112014007774B1 (ja)
WO (1) WO2013049541A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017218563A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 旭化成株式会社 ポリアセタール樹脂組成物及び成形体
JP2020023609A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 旭化成株式会社 ポリアセタール樹脂製意匠部品

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2284216B1 (en) 2009-08-07 2012-03-28 Ticona LLC Low formaldehyde emission polyacetal composition
CN103906617A (zh) 2011-10-28 2014-07-02 提克纳有限责任公司 模制聚合物制品同时减少注口白晕的系统与方法
JP6215578B2 (ja) * 2013-06-03 2017-10-18 旭化成株式会社 アルミニウム顔料組成物、それを含む樹脂組成物、及びその成形品
WO2015160592A1 (en) 2014-04-17 2015-10-22 Ticona Llc Elastomeric composition having oil resistance
US11046058B2 (en) 2015-08-18 2021-06-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Composite material
KR20180104053A (ko) * 2016-01-21 2018-09-19 티코나 엘엘씨 금속성 안료를 함유하는 폴리아미드 조성물
CN107746541B (zh) * 2017-10-26 2020-04-14 上海中镭新材料科技有限公司 一种具有免喷涂金属效果的高光泽高耐磨pom树脂及其制备方法
JP7048312B2 (ja) * 2017-12-28 2022-04-05 旭化成株式会社 樹脂組成物
JP7048311B2 (ja) * 2017-12-28 2022-04-05 旭化成株式会社 樹脂組成物
US20210163730A1 (en) * 2018-07-26 2021-06-03 Dupont Polymers, Inc. Metal-polyacetal assembly
CN113754983A (zh) * 2020-06-03 2021-12-07 旭化成株式会社 树脂组合物

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004131641A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Mitsubishi Engineering Plastics Corp ポリアセタール樹脂用着色マスターバッチ、これを含むポリアセタール樹脂組成物、および成形品
JP2006522192A (ja) * 2003-04-04 2006-09-28 エッカルト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 薄層被覆アルミニウム顔料、その製造方法、およびそのアルミニウム顔料の使用
JP2009155418A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Polyplastics Co ポリアセタール樹脂組成物
JP2010065210A (ja) * 2008-08-11 2010-03-25 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリアセタール樹脂組成物
JP2011038097A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Ticona Llc ホルムアルデヒド低放出性ポリアセタール組成物
JP2011140577A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリアセタール樹脂組成物及び成形体
WO2011129445A1 (ja) * 2010-04-16 2011-10-20 旭化成ケミカルズ株式会社 ポリアセタール樹脂組成物、その製造方法及び成形体

Family Cites Families (89)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2772247A (en) 1951-11-20 1956-11-27 American Can Co Anti-blocking adhesive composition containing polyethylene, tackifying resin, and a polyvinyl ester
US3204014A (en) 1962-09-20 1965-08-31 Tenneco Chem Stabilization of polyacetals
US3448178A (en) 1967-09-22 1969-06-03 Nat Starch Chem Corp Hot melt adhesives comprising ethylene/vinyl acetate copolymers and alpha-pinene/phenol condensation products
JPS5259646A (en) 1975-11-11 1977-05-17 Mitsubishi Gas Chem Co Inc Polyacetal composition
JPS5552338A (en) 1978-10-13 1980-04-16 Mitsubishi Gas Chem Co Inc Oxymethylene copolymer composition
US4544600A (en) 1982-08-16 1985-10-01 Silberline Manufacturing Company, Inc. Resin compositions containing metals such as aluminum
DE3237308A1 (de) 1982-10-08 1984-04-12 Cassella Ag, 6000 Frankfurt Neue copolymerisate verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung
JPS59159846A (ja) 1983-03-03 1984-09-10 Mitsubishi Gas Chem Co Inc アセタ−ル樹脂組成物
JPS6086155A (ja) 1983-10-18 1985-05-15 Toyo Ink Mfg Co Ltd ポリアセタ−ル系樹脂着色用組成物
JPS6090250A (ja) 1983-10-24 1985-05-21 Mitsubishi Gas Chem Co Inc オキシメチレン共重合体組成物
JPS6136339A (ja) 1984-07-27 1986-02-21 Polyplastics Co 耐候性ポリアセタ−ル樹脂組成物
JPS61123652A (ja) 1984-11-21 1986-06-11 Asahi Chem Ind Co Ltd 潤滑性に優れたポリアセタ−ル組成物
EP0185543A3 (en) 1984-12-18 1988-01-13 Celanese Corporation Thermal stabilization of acetal polymers
US4624983A (en) 1985-01-22 1986-11-25 Bee Chemical Co. Liquid colorant/additive concentrate for plastics
DE3518375C1 (de) 1985-05-22 1986-07-17 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Oxymethylencopolymerisat-Formmassen mit verminderter Formaldehyd-Emission bei der thermoplastischen Verarbeitung
JPH066616B2 (ja) 1985-06-19 1994-01-26 山陽国策パルプ株式会社 ジシクロペンタジエン変性エポキシ樹脂の製造法
US4731397A (en) 1985-09-20 1988-03-15 Celanese Corporation Thermal stabilization of acetal polymers
JPS62201922A (ja) 1985-10-31 1987-09-05 Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd エポキシ樹脂組成物
US4607075A (en) 1986-01-06 1986-08-19 Gaf Corporation Polyester compostions
JPS63260949A (ja) 1987-04-03 1988-10-27 ヘキスト・セラニーズ・コーポレーション ポリアセタール成形用組成物
US4810733A (en) 1987-10-19 1989-03-07 Toyo Ink Mfg Co., Ltd Color concentrates
JPH0280416A (ja) 1988-09-16 1990-03-20 Mitsubishi Gas Chem Co Inc オキシメチレン重合体組成物
JPH02140243A (ja) 1988-11-21 1990-05-29 Showa Arumipaudaa Kk 光輝性プラスチック
JPH02281046A (ja) 1989-04-22 1990-11-16 Sumika Color Kk 着色剤組成物
US5043398A (en) 1989-05-12 1991-08-27 Hoechst Celanese Corporation Grafting of functional compounds onto functional oxymethylene polymer backbones, with diisocyanate coupling agents, and the graft polymers thereof
JP3046346B2 (ja) 1990-03-12 2000-05-29 昭和電工株式会社 外用剤基剤又は補助剤とそれを含有する人又は動物の外用剤
EP0473881B1 (en) 1990-09-03 2001-11-07 Showa Denko Kabushiki Kaisha Liquid absorption agent
DE4031794C1 (ja) 1990-10-08 1992-03-05 Degussa Ag, 6000 Frankfurt, De
US5096951A (en) 1990-12-13 1992-03-17 Hoechst Celanese Corporation Color stabilized polyoxymethylene molding compositions
JP3042546B2 (ja) 1991-04-23 2000-05-15 昭和電工株式会社 微粒子状の架橋型n−ビニルアミド樹脂及びミクロゲル、その製造法及び用途
JPH0598039A (ja) 1991-10-14 1993-04-20 Asahi Chem Ind Co Ltd 2軸延伸ポリオキシメチレンフイルム組成物
JP3100234B2 (ja) 1992-07-29 2000-10-16 日石三菱株式会社 フェノール樹脂、その製造法、エポキシ樹脂組成物及び半導体封止用エポキシ樹脂組成物
JP3298210B2 (ja) 1993-03-08 2002-07-02 三菱瓦斯化学株式会社 ポリアセタール樹脂組成物
JP3064753B2 (ja) 1993-08-10 2000-07-12 東亞合成株式会社 抗菌性熱可塑性樹脂成形体の製造方法
JP3399483B2 (ja) 1993-12-21 2003-04-21 三菱瓦斯化学株式会社 オキシメチレン共重合体樹脂組成物
JPH07292214A (ja) 1994-04-25 1995-11-07 Daicel Chem Ind Ltd 分子混和性重合体配合物
JP3374874B2 (ja) 1994-06-07 2003-02-10 三菱瓦斯化学株式会社 オキシメチレン共重合体樹脂組成物の製造方法
JP3457753B2 (ja) 1994-10-21 2003-10-20 Jsr株式会社 熱可塑性樹脂組成物
JPH08208946A (ja) 1995-02-03 1996-08-13 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 加工性が改善されたポリアセタール樹脂組成物
JP3343802B2 (ja) 1995-05-17 2002-11-11 旭化成株式会社 ポリオキシメチレン樹脂組成物
US5538761A (en) 1995-06-13 1996-07-23 Schuller International, Inc. Process for preparing binder-treated fiberglass exhibiting lowered formaldehyde and ammonia emissions and product prepared thereby
MY114026A (en) 1995-09-01 2002-07-31 Asahi Chemical Ind Polyacetal resin molded article and process for producing the same
JPH0976272A (ja) 1995-09-11 1997-03-25 Nissan Motor Co Ltd 耐衝撃性に優れた樹脂組成物
JP3578540B2 (ja) 1996-02-19 2004-10-20 旭化成ケミカルズ株式会社 エージング性に優れたポリアセタール樹脂組成物
GB9621954D0 (en) 1996-10-22 1996-12-18 Silberline Ltd Metal pigment composition
JP3695913B2 (ja) 1996-11-07 2005-09-14 ポリプラスチックス株式会社 ポリアセタール樹脂組成物およびその製造方法
CA2273098C (en) 1996-12-27 2008-03-18 Polyplastics Co., Ltd. Polyacetal resin composition and moldings
US6165407A (en) 1997-05-28 2000-12-26 Mitsubishi Engineering-Plastics Corp. Mold assembly for molding thermoplastic resin and method of manufacturing molded article of thermoplastic resin
DE19723592A1 (de) 1997-06-05 1998-12-17 Hoechst Ag Farbige Polyacetalformmasse mit verringerter Emission von Spaltprodukten
JPH1121376A (ja) 1997-06-30 1999-01-26 Hitachi Chem Co Ltd 複合光輝剤、これを用いたメタリック調樹脂組成物及び樹脂成形品
DE19803227B4 (de) 1998-01-27 2007-06-21 Ticona Gmbh Farbmittelzubereitung zur Einfärbung von Polyoxymethylen-Formmassen
JPH11335518A (ja) 1998-03-25 1999-12-07 Polyplastics Co ポリアセタ―ル樹脂組成物およびその製造方法
US20040063853A1 (en) 1998-04-08 2004-04-01 Stefan Disch Polyoxymethylene moulding material with improved processing stability and a reduced emissions tendency
JP2000026704A (ja) 1998-05-08 2000-01-25 Polyplastics Co ポリアセタ―ル樹脂組成物およびその製造方法
US6512047B2 (en) 1998-11-14 2003-01-28 Korea Engineering Plastics Co., Ltd. Polyoxymethylene resin compositions having enhanced tensile elongation, thermal stability and impact resistance properties
JP3414340B2 (ja) 1998-12-15 2003-06-09 日本電気株式会社 難燃性樹脂材料および難燃性樹脂組成物
JP4502467B2 (ja) 1999-06-29 2010-07-14 ポリプラスチックス株式会社 ポリアセタール樹脂組成物およびその製造方法
DE19936715A1 (de) 1999-08-06 2001-02-15 Ticona Gmbh Emissionsarme eingefärbte Polyoxymethylen-Formmassen
US6646038B1 (en) 1999-08-30 2003-11-11 Ferro Corporation Color concentrate
JP2001131386A (ja) 1999-11-01 2001-05-15 Showa Denko Kk ポリアセタール複合材料
WO2001042326A1 (fr) 1999-12-10 2001-06-14 Polyplastics Co., Ltd. Copolymere polyacetalique
JP4731010B2 (ja) 1999-12-27 2011-07-20 旭化成ケミカルズ株式会社 ポリオキシメチレン樹脂組成物
DE10125006B4 (de) 2000-05-24 2007-05-24 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Flammhemmende Polyacetalharzzusammensetzung
US7117239B1 (en) 2000-07-28 2006-10-03 Axeda Corporation Reporting the state of an apparatus to a remote computer
US7185014B1 (en) 2000-09-22 2007-02-27 Axeda Corporation Retrieving data from a server
US20030162912A1 (en) 2000-09-26 2003-08-28 Stefan Disch Impact-resistant polyoxymethylene moulding compounds with a low emission, the use thereof and moulded bodies produced therefrom
US6770340B2 (en) 2000-09-26 2004-08-03 Clemson University Chaotic mixing method and structured materials formed therefrom
ATE497517T1 (de) 2001-06-19 2011-02-15 United Resource Recovery Corp Verfahren zur trennung von polyester von anderen materialien
US6627691B2 (en) 2001-06-28 2003-09-30 Lord Corporation Aqueous resin adhesive composition having pre-bake resistance
JP3706567B2 (ja) 2001-10-05 2005-10-12 ポリプラスチックス株式会社 ポリアセタール樹脂組成物及びその製造方法
WO2003040225A1 (de) 2001-11-08 2003-05-15 Albis Plastic Gmbh Metallic-farbene thermoplastische formmasse
DE10160866A1 (de) 2001-12-12 2003-06-26 Ticona Gmbh Verfahren und Mittel zur Verringerung der Formaldehydemission bei der Verarbeitung von Thermoplasten mit Beimengungen von Polyacetal
WO2004005003A1 (ja) 2002-07-04 2004-01-15 Mitsubishi Engineering-Plastics Corporation 加圧ガス導入装置、及び、中空部を有する成形品の射出成形方法
JP3850762B2 (ja) 2002-07-10 2006-11-29 ポリプラスチックス株式会社 ポリアセタール系樹脂組成物及びその製造方法
KR100496947B1 (ko) 2002-11-18 2005-06-28 한국엔지니어링플라스틱 주식회사 레이저 마킹용 폴리옥시메틸렌 수지 조성물
JP4156597B2 (ja) 2002-12-26 2008-09-24 ポリプラスチックス株式会社 ポリアセタール樹脂組成物及びその製造方法
US7488764B2 (en) 2003-01-23 2009-02-10 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Polymer encapsulation of high aspect ratio materials and methods of making same
DE10317862A1 (de) 2003-04-16 2004-11-04 Basf Ag Verwendung von beschichteten metallischen Glanzpigmenten zur Pigmentierung von hochmolekularen Materialien
DE10340977B4 (de) 2003-09-05 2006-04-13 Ticona Gmbh Polyoxymethylen-Homo- und Copolymere, deren Herstellung und Verwendung
DE10345647A1 (de) 2003-10-01 2005-04-21 Merck Patent Gmbh Pigmentpräparation für Kunststoffe
JP2005112995A (ja) 2003-10-07 2005-04-28 Polyplastics Co ポリアセタール樹脂組成物及びその成形品
US7365135B2 (en) 2004-06-14 2008-04-29 Chung-Shan Institute Of Science & Technology Method for preparing a novolac phenolic resin/silica hybrid organic-inorganic nanocomposite
US7645821B2 (en) 2005-07-28 2010-01-12 Ticona Gmbh Low-emission, tribologically modified polyoxymethylene molding compositions and moldings produced therefrom
JP2007084714A (ja) 2005-09-22 2007-04-05 Polyplastics Co ポリアセタール樹脂組成物及びリサイクル加工品
JP5085061B2 (ja) 2006-06-30 2012-11-28 ポリプラスチックス株式会社 ポリアセタール樹脂組成物
US8043383B2 (en) 2006-06-30 2011-10-25 Georgia-Pacific Chemicals Llc Reducing formaldehyde emissions
CN101130619A (zh) 2006-08-25 2008-02-27 佛山市顺德区汉达精密电子科技有限公司 聚甲醛改性材料
US7442742B1 (en) 2007-04-04 2008-10-28 Carolina Color Corporation Masterbatch composition
US20130078481A1 (en) 2011-09-27 2013-03-28 Ticona Llc Metal Plating Polyacetal Compositions

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004131641A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Mitsubishi Engineering Plastics Corp ポリアセタール樹脂用着色マスターバッチ、これを含むポリアセタール樹脂組成物、および成形品
JP2006522192A (ja) * 2003-04-04 2006-09-28 エッカルト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 薄層被覆アルミニウム顔料、その製造方法、およびそのアルミニウム顔料の使用
JP2009155418A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Polyplastics Co ポリアセタール樹脂組成物
JP2010065210A (ja) * 2008-08-11 2010-03-25 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリアセタール樹脂組成物
JP2011038097A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Ticona Llc ホルムアルデヒド低放出性ポリアセタール組成物
JP2011140577A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリアセタール樹脂組成物及び成形体
WO2011129445A1 (ja) * 2010-04-16 2011-10-20 旭化成ケミカルズ株式会社 ポリアセタール樹脂組成物、その製造方法及び成形体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017218563A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 旭化成株式会社 ポリアセタール樹脂組成物及び成形体
JP2020023609A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 旭化成株式会社 ポリアセタール樹脂製意匠部品
JP7123689B2 (ja) 2018-08-07 2022-08-23 旭化成株式会社 ポリアセタール樹脂製意匠部品

Also Published As

Publication number Publication date
EP2760927A1 (en) 2014-08-06
US20130085214A1 (en) 2013-04-04
BR112014007774B1 (pt) 2020-08-11
WO2013049541A1 (en) 2013-04-04
CN103946294A (zh) 2014-07-23
CN103946294B (zh) 2017-10-03
US8975313B2 (en) 2015-03-10
JP6422777B2 (ja) 2018-11-14
BR112014007774A2 (pt) 2017-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6422777B2 (ja) 金属様外観を呈する物品の製造用重合体組成物
JP5650454B2 (ja) ホルムアルデヒド低放出性ポリアセタール組成物
EP2330155B1 (en) Polyacetal resin composition, resin molded article, and method and agent for improving polyacetal resin raw material composition
US9850367B2 (en) Polyacetal resin composition and resin molded article
JP2012233185A (ja) ポリアセタール組成物およびその組成物から作製される成形物
CN108026352B (zh) 聚缩醛树脂组合物及其成型体
JP5612430B2 (ja) ポリアセタール樹脂組成物及びその製造方法
JP7267099B2 (ja) 樹脂組成物
JP5612431B2 (ja) ポリアセタール樹脂組成物及びその製造方法
JP5778518B2 (ja) ポリアセタール樹脂組成物、及び摺動部品
JP5825922B2 (ja) ポリアセタール樹脂組成物及びその製造方法
JP5890754B2 (ja) ポリアセタール樹脂組成物
JP2019119774A (ja) 樹脂組成物
JP2019119773A (ja) 樹脂組成物
CN114402028B (zh) 氧亚甲基共聚物树脂组合物的制造方法和氧亚甲基共聚物树脂组合物
JP2005162909A (ja) ポリアセタール樹脂組成物およびそれからなる成形品
JP3695922B2 (ja) ポリアセタール樹脂組成物およびその製造方法
WO2022091522A1 (ja) オキシメチレン共重合体樹脂組成物の製造方法及びオキシメチレン共重合体樹脂組成物
JP2006045331A (ja) ポリアセタール樹脂組成物およびそれからなる成形品
CN113754983A (zh) 树脂组合物
JP4610689B2 (ja) 固化押出成形品
JP2005179593A (ja) ポリアセタール樹脂組成物およびそれからなる成形品
JP2013103958A (ja) ポリアセタール樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160930

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170306

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170313

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20170331

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6422777

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250