JPS6090250A - オキシメチレン共重合体組成物 - Google Patents

オキシメチレン共重合体組成物

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JPS6090250A
JPS6090250A JP19848483A JP19848483A JPS6090250A JP S6090250 A JPS6090250 A JP S6090250A JP 19848483 A JP19848483 A JP 19848483A JP 19848483 A JP19848483 A JP 19848483A JP S6090250 A JPS6090250 A JP S6090250A
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amine
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、安定化されたオキシメチレン共重合体組成物
に関する。
ホルムアルデヒドまたはその環状オリコマ−であるトリ
オキサンやテトラオキサンとこれらと共重合可能なモノ
マーとを共重合させて得られるオキシメチレン共重合体
は、その重合体の末端からの解重合を防止するために種
々の末端基処理が施され、次いで、これに酸化防止剤、
熱安定剤、光安定剤、滑剤などの添加剤を配合したオキ
シメチレン共重合体組成物は種々知られている。なかで
も、末端基処理とともに熱酸化安定剤を配合することは
、オキシメチレン共重合体の品質の保持および向上のた
めに必要かつ不可欠であり、従来より種々の安定剤およ
びそれらの組合わせが提案されてきた。たとえば、特公
昭40−21148号公報にはアミジン化合物と立体障
害性フェノールとの組合わせ、具体的にはシアノグアニ
ジン、ポリアミノトリアゾールまたはN、N−ジアリー
ルメラミン等と2、z−メチレン−ビス(4−メチル−
6−1−ブチルフェノール)との組合わせ等が提案され
ている。
しかし、かかる二元系の組合わせでは、オキシ)fレン
共重合体組成物の性能のバランスを考慮するとき、特に
種々の熱安定性性能においてさらに改良されるべき欠点
が見出されるのである。すなわち、従来のオキシメチレ
ン共重合体組成物成形相は、通常185〜220℃の範
囲の温度で成形され、高くとも高々225℃までであっ
て極めて狭い温度領域で成形せざるを得す、しかも、歯
車、軸受などの機構部品といった小物の成形が多いオキ
シメチレン共重合体組成物成形材では、上記成形温度領
域であっても、成形機の容量によっては成形材のシリン
ダー内での滞留時間が往々にして材料の分解開始時間限
界を上廻り、したがって、シリンダ内において材料の分
解、発泡等の好ましからざる現象が起こり、結局、不良
成形品の発生を惹起するのが従来成形材における状況で
あった。
かかる事情から、オキシメチレン共重合体組成物本来の
物性バランスを保ちながら、尚かつ、成形時の熱安定性
に極めて優れたオキシメチレン共重合体組成物成形材の
出現が、市場において切に望まれていたのである。
因みに、従来市場に出廻っているオキシメチレン共重合
体系成形材について、材料温度2゛50℃での滞留試験
(成形材料を250℃の温度に60分間保ったのち射出
成形を行ない、成形品外観その他の物性を評価する試験
であって、成形時の熱安定性試験として評価できる。)
を行なったところ、殆んどの利料において、材料温度2
50℃では材料のシリンダ内での激しい分解のため罠発
泡状態となり、ために材料が金似内を十分流動せず、射
出成形は事実上殆んど不可能になるという事態に至るこ
とが判った。
さらに、上記成形材について、材料温度225℃におけ
る連続射出成形試験を行ったところ、モールドデポジッ
ト(金型付着物)の極めて速い発生の為、満足な外観を
有する成形品が得られないことが判った。
本発明者らは、上記の如〈従来公知のオキシメチレン共
重合体組成物成形材の欠点を改善することを意図して、
既に特開昭56−18(540において、極めて高い熱
安定性を有するオキシメチレン共重合体組成物を提案し
た。
この特開昭56−18640に於いて提案する組成物に
於いては、前述の従来市場で入手された同種の組成物成
形材と比較して前述の熱安定性試験、すなわち、材料温
度250″Cでの滞留試験および材料温度225°Cに
おける連続射出成形試験等において飛躍的に優れた熱安
定性を有するものが得られる。。
しかしながら、この組成物も上述の如く、従来組成物と
比較しては飛躍的に優れた熱安定性を有するものではあ
るものの尚、改善の余地はあるものであり、その後、更
に優れた熱安定性を有する組成物を得るべく鋭意、検討
を重ねた結果、本発明に至ったものである。。
すなわち、本発明は、オキシメチンノ共重合体に (1)一般式 で示されるアミン置換トリアジン類または該アミン置換
トリアジン類とホルムアルデヒドとの初期重縮合物類の
少くとも一種と、〔式中、R1,R2およびR5は、水
素原子、ハaゲン原子、水酸基、アルキル基、アルコキ
シ基、アリール基、水添アリール基、アミノ基または置
換アミノ基を意味し、その少くとも一つはアミ7基もし
くは置換アミノ基である。〕 (2)一般式 で示される立体障害性フェノール類の少くとも一種と、 (式中、RaおよびR5は、アルキル基を表わし、R6
は、−0(CH2)20 (CH2)20(CH2)2
0−または−(CH2)2S(CH2)2−を表わす。
〕 (5) ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシ
ウムまたはバリウムの水酸化物および無機酸塩からなる
群で示される金属含有化合物の少くとも一種 とを配合してなる安定化されたオキシメチレン共重合体
組成物である。
このように三元系の安定剤を配合して得られる本発明の
オキシメチレン共重合体組成物では、前述の従来市場で
入手された同種の組成物成形材と異なり、材料温度25
0℃で60分間保持した後でも好適に成形が可能である
ばかりでなく、得られる成形品は、材料温度250℃で
のサイクル時間1分間という初期成形品と比べても色調
、光沢等の外観において実質的に遜色がないものとして
得られるのである。この事実は、本発明のオキシメチレ
ン共重合体組成物が材料温度250℃もしくはそれ以上
の温度を成形上限温度領域として持ち得ることを意味し
、かかる温度領域は、前述のごとき従来のオキシメチレ
ン共重合体組成物成形材に常識的に適用される220℃
あるいは225℃といった上限温度を遥かに上廻るもの
であり、したがって、本発明は熱安定性に驚異的に優れ
たオキシメチレン共重合体系成形材を実用に供し得るの
である。
本発明のオキシメチレン共重合体組成物では、さらに加
えて、材料温度225℃での歯車の連続成形におい【、
前述したモールド・デポジット(金を付着物)発生迄の
ショツト数が、従来市場品と比較しては、約10以上も
遅く、また前記した本発明者らが既に提案した方法に従
っての組成物と比較しても約1.5倍以上遅い。
歯車等の連続成形の場合、モールド・デポジットが金型
のキャビティ隅に付着すると、成形品表面の外観の悪化
ばかりか、歯先等が丸くなり実用上、製品として供し得
ない成形品を得ることとなる。その為、こういったモー
ルド・デポジフトが発生した場合は止むを得ず、その都
度金型の分解清掃を行なう為、著しく生産経済性を損な
う結果となり、モールド・デポジットの発生の遅延化は
切に望まれていたが、本発明の組成物は、それらの要望
に更に充分に応え得る成形材を提供しうる。
本発明のオキシメチレン基量合体組成物では、上述した
特徴にさらに加えて、従来組成物と比較して熱及び光に
対しての外観変色が極めて少ない事が挙げられる。
オキシメチレン共重合体組成物が、成形加工品として実
用に供される際、熱風環境下の温度としては高々10モ
ル度迄であるが、一方、成形加工品は殆んどの場合、多
かれ少なかれ、太陽光にさらされる。それらの場合、外
装製品の場合は、外観変色をきたした時点で、その製品
の寿命とする場合が多く、外観の変色も物性上極めて重
要な項目の1つであるが、不発ツ」の組成物は従来組成
物に比べて、それらが著しく改良されたものである。
さらに本発明の組成物の一般的な機械的物性、通常は特
に引張衝撃強度等が問題となるが、これも従来組成物と
比較して同等かもしくは幾分優れている程であり、全く
問題はない。
以上の説明から明らかなごとく、不発IJjのオキシメ
チレン共重合体組成物は、従来の同種の組成物に見られ
た欠陥を悉く解消した極めて高性能の成形材を提供する
のであり、かかる性能は、前述の三元系の安定剤の相乗
作用によってはじめてもたらされたものである。
本発明の組成物に於いて用いる、前記した如き一般式で
示されるアミン置換トリアジン類または該アミン置換ト
リアジン類とホルムアルデヒドとの初期重縮合物類(以
下「安定剤A」という)としては、例えばグアナミン、
メラミン、N−フェニルメラミン、N−フェニルメラミ
ン、N、N−ンフェニルメラミン、N、N−ジアリルメ
ラミン、N 、 N、 N”−)リフェニルメラミン、
N 、 N’、 N″−)リメチロールメラミン、ベン
ゾグアナミン、2.4−ジアミノ−6−メチル−6y1
n −)リアジン、2.4−ジアミノ−6−ブチル−S
”7m−)リアジン、2.4−ジアミノ−6−ベンジル
オキシ−5ym−トリアジン、2.4−ジアミノ−6−
ブトキシ−sym−)す7ジノ、2,4−ジアミノ−6
−ンクμヘキシル−8ym−)す7ジン、2.4−ジア
ミノ−6−クロロ−5ym−)リアジン、2.4−ジア
ミノ−6−メルカプト−S)’m−)リアジン、アメリ
ンまたはそれらとホルムアルデヒドとの初期重縮合物類
等が挙げられる。なかでも、メラミン、メチルールメラ
ミン、ベンゾグアナミン、水溶性メラミン−ホルムアル
デヒド樹脂は特に好適に用いることができる。
アミン置換トリアジン類とホルムアルデヒドとの初期重
縮合物類は、それ自体公知の方法により製造される。即
ちアミン置換トリアジン類1モルに対し、ホルムアルデ
ヒドを高々10モルの範囲内で、弱アルカリ下の水溶液
または水分散液中で加熱、反応させて、水溶性の段階で
容易に得られるものである。
本発明の組成物に於いて用いる、前記の如き一般式で示
される立体障害性フェノール類(以下「安定剤B」とい
う)としては、例えばトリエチレングリコール−ビス−
3−(3,5−ジー (1) −7’ f tジー4−
ヒドロキシフェニル)フロビオネート、トリエチレング
リコール−ビス−5−C5,5−ジメチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート、トリエチレングリ7−
ルーピスー3−(5−(t)−ブチル−4−ヒドロキシ
−5−メチルフェニル よび2,2′−チオジエチル−ビス−C5−<5。
5−ジーCt)−ブチル−4−ヒドロキシフェール)プ
ロピオネート〕等を挙げることができ、なかテモトリエ
チレングリコールービス−3−(5−(υーブチルー4
ーヒトpキシー5ーメチルフェニル)プμビオ子−トお
よび2,z−チオジエチル−ビス−(5−(5,5−ジ
ー(1)−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート〕は特に効果的で好ましい。
本発明の組成物で用いる金属含有化合物(以下「安定剤
C」という)は、前記した如き化合物であって、無機酸
塩としては、炭酸塩、りん酸塩、けい酸塩、はう酸塩な
どが例示され、特に水酸化カルシウム、水酸化マグネシ
ウム、水酸化カリウムおよび炭酸マグネシウムが効果的
本発明の組成物で用いるオキシメチレン共重合体は、ホ
ルムアルデヒドまたはその環状オリゴマー、例えばトリ
オキサン、テトラオキサン等と、環状エーテルまたは環
状アセタール、例えばエチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド、エビクールヒドリン、1. 6−ジオキソ
ラン、1.6−シオキセパン、グリコールのホルマール
、ジグリコールのホルマール等とを触媒の存在下洗共重
合させて得られる重合体であって、オキシメチレン主鎖
中に炭素数2以上のオキシアルキレン単位を、好ましく
は0.4〜40モル%、特罠好ましくは0.4〜10モ
ル%含有する重合体であり、所望により、粗共重合体を
溶融状態にして不安定化部分を分解する方法等により、
末端の安定化処理が施された重合体である。
重合触媒としては、一般のカチオン重合触媒が用いられ
るが、特にぶつ化はう素を含む化合物が好適であり、水
和物および配位錯体化合物が用いられ、エーテル類との
配位錯体である三ふつ化はう素ジエチルエーテラートは
特に好ましい触媒として挙げることができる。
重合反応によって得られたオキシメチレン共重合体は、
公知の方法によって触媒の除去処理を行なってもよいし
、また特公昭55−42085に示された如き、三価の
有機りん化合物を添加し、触媒の失活処理を施しても良
い。
後者の反応停止剤を用いる処理を施した場合、重合触媒
が失活し、重合反応が停止するだけでなく、失活した触
媒が共重合体中に残存しても、それが共重合体の熱安定
性に何ら悪影響を及ぼさず、その後の洗浄操作を必要と
しないばかりでなく、さらに加えて、本発明で用いる三
元系の安定剤は、この有機りん化合物による処理を施し
て得られるオキシメチレン共重合体において特に効果的
作用するものであり、特に好ましい本発明の組成物に於
いて、前記「安定剤A」、「安定剤B」および「安定剤
C」は、それぞれ単独で用いても、29以上を混合して
用いてもよく、所定の三元系の安定剤としてオキシメチ
レン共重合体に配合されればよい。それぞれの安定剤の
配合量は、その種類によって異なり、通常、オキシメチ
ンン共重合体100重址部に対して、「安定剤A」は0
.01〜7重量部、好ましくは0.01〜5重量部の範
囲で、「安定剤B」は0.05〜5重量部、好ましくは
0。
05〜3重量部の範囲で、そして「安定剤C」は0.0
04〜5重量部、好ましくは0.005〜5重量部の範
囲で適宜選ばれる。これらの限定範囲をはずれた場合、
射出成形機による成形時の熱安定性試験における成形品
の外観の悪化(たとえば、色調不良、銀条の発生)およ
び/または同じく射出成形機による連続成形試験罠おけ
る成形品の外観悪化を招き、好ましくない。それぞれの
安定剤の添加の順序は限定的でなく、また、添加時の形
態は粉体であっても、溶液であっても、さらには乳化液
または懸濁液であってもよい。
以下に1実施例および比較例を示して本発明をさらに具
体的に説明する。なお以下の記載において極限粘度は2
重量%のα−ピネンな添加したp−クロロフェノール中
で60℃で測定した値を示す。また、安定剤等の添加量
の単位であるrphrJは、オキシメチレン共重合体1
゜0重量部当りの重量部を意味する。
実施例 1 100重量部のトリオキサンと2.5重量部のエチレン
オキサイドとをぶつ化はう素ジエチルエーテラートを触
媒として用いて重合させ、粗オキシメチレン共重合体を
得た。得られた共重合体はエサし、一方については、こ
れをトリーn−ブチルアミンを含む水溶液中に懸濁させ
、加熱して触媒を除去し、洗浄および乾燥を行ない、m
限a度1.45 dA/gの精オキシメチレン共重合体
を得た。
この精オキシメチレン共重合体にメラミン0 、2ph
r1トリエチレングリコール−ビス−5−(5−(tJ
−ブチル−4−ヒドロキシ−5メチルフェニル)プロピ
オネート O−5phrおよび水酸化マグネシウム 0
 、1 phr宛添加し1ヘンシエルミキサーによって
均質に混合し、混合物をL/D=27、直径32論のペ
ントイツ二軸押出機を用いて約15分間の滞留で加熱し
、溶融し、安定化し、グイヘッドから白色の樹脂をスト
ラッドとして押出した。ストランドは直ちにベレットと
して製品化した。
得られた安定化されたオキシメチレノ共重合体組成物の
試験結果を第6表に示す。
実施例 2 実施例1の粗オキシメチレン共重合体の他方に、触媒量
の2倍モルに相当するトリフェニルホスフィンを添加し
、触媒を失活させた。これに実施例1と同じ組成の安定
剤を同じ割合で添加し、実施例1と同じ操作で処理し、
製品ペレットを得た。
得られた組成物の試験結果は、第6表に示される。
実施例 3〜11 実施例2で得られたトリフェニルフォスフインの添加に
より触媒な失活せしめたオキシメチレノ共重合体に第1
表に示した通りに「安定剤A」、「安定剤B」および「
安定剤C」を添加、混合し、実施例1と同じ操作で製品
ペレットを得た。
得られた組成物の試験結果を第5表に示す。
実施例 12 実施例1において、2,5重1部のエチレンオキサイド
に代えて3.5重量部の1.3−ジオキセバンを用いる
以外は全く同じ操作で粗オキシメチレン共重合体を得、
これに使用した触媒Hノ2 倍モルに相当するトリフェ
ニルホスフィンを添加し、極限粘度i 、 4’5 d
−07gの精オキシメチレン共重合体を得た。これに実
施例1と同じ組成の安定剤を同じ割合で添加し、実施例
1と同様に処理して製品ペレットを得た。
試験結果は第6表に示す。
比較例 1 実施例1において、水酸化マグネシウムを使用せず、総
添加量は同じになるように、メラミン 0 、25 p
hrおよびトリエチレングリコール−ビス−3−(5−
(t)−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル 0、55phrをオキシメチレノ共重合体に配合した。
得られた組成物の試験結果を第4表に示す。
比較例 2〜4 実施例2において、三種の添加剤のうちいずれか一種を
使用せず、総添加量は同じにして、第2表に示すごとく
安定剤を配合した。
得られた組成物の試験結果を第4表に示す。
比較例 5〜7 実施例11における三種の添加剤のうち、いずれか一種
を使用せず、総添加量は同じにして第2表に示すごとく
安定剤を配合した。
得られた組成物の試験結果を第4表に示す。
比較例 8〜9 実施例2及び11において、安定剤CB)として、それ
ぞれトリエチレングリコール−ビス−3−(5−(t)
−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)フロ
ビオネート 0 、5 phrを用いるかわりに、それ
ぞれ1,6−へ牛サンジオールービス−5C5,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト0.5 phrを用いる以外は実施例2及び11とそ
れぞれ全く同様に処理して製品ペレットを得た。
試験結果を第4表に示す。
比較例 10 実施例12において、水酸化マグネシウムを使用せず、
総添加量は同じになるように、メラミン 0 、25 
phrおよびトリエチレングリコール−ビス−5(5−
(をンープチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル 0 、 5 5 phrをオキシメチレン共重合体に配
合した。
得られた組成物の試験結果を第4表に示す。
1″IT! I 1 第6表及び第4表中の注の説明 注り 成形機内滞留試験 使用射出成形機−多機5J−35A 試験方法:材料湿度250℃において、通常成形(サイ
クルrMJr&1J50秒)を行ない(これを初期成形
品とする)、その彼、シリンダー内11留時間60分間
を経て射出成形を行ない(これを滞留仮成形品とする)
、初ルj成形品と滞留仮成形品について、成形品色調の
変化(△E)及び分子量低下Ji(実測値は、メルト・
インデックスの増加ff1(△MI))等で試しするも
の。
色調変化 使用機器 ハンター色差it (日本電色工摩製) △E−ル/′Σ&L)”+(ム、)2+(Δb、)1△
E 判定 肉眼による観察 0〜4.0@ ″微かに変化が認められる4、1〜 a
、OO&分変化が認められる8、1〜12.0 △ 明
らかに変化が認められる12.1〈 × 著しい茶褐色
変 分子量低下 △MI=(MI )滞留ffl−(MI )滞留v1i
」△MI 判定 4.0〜7.0@ 7.1〜10.O○ 10.1〜15.0 △ 111< X 注2) 連続成形試験 使用射出成形楓唐 試験方法二利料温良 225℃、金型温度80℃、成形
サイクル約20秒にて連続射出成形を行ない、金型にモ
ールド・デポジットの発生する迄のショツト数を計測す
る。
注3) 実使用時の色調変化 120℃熱風下の条件の場合 (120℃、熱風下、500 hrs後)△E O〜7.0@ 八1〜14.0 0 14.1〜21.0 △ 21.1〜 × 室内散乱光下の条件の場合 (2か月経過後) △E O−2,0◎ 2.0〜4.0 0 4.0〜6.0 △ 6.0〜 × 注4) 一般物性 引張衝撃強度:ASTM D−256 射出成形条件;材料温度 200℃ 金型温度 80℃1、− 射出圧力 600に9 /cv!2 特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社 代表者長野和吉 手続補正書 昭和58年12月13日 1、事件の表示 昭和58年特許願第198484号 2、発明の名称 オキシメチレン共重合体組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所(100)東京都千代田区丸の内皿丁目5番2号4
、補正の対象 明細書の発明の名称の欄 5.1ili正の内容 明細書箱1、発明の名称を「オキシメチレン共重合体組
成物」に訂正する。
手続補正書印釦 昭和59年9月5日 1、事件の表示 昭和58年特許願第198484号 2、発明の名称 オキシメチレン共重合体組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所(■100)東京都千代田区丸の内皿丁目5番2号
明細書の「特許請求の範囲」の欄及び[発明の詳5、補
正の内容 (11明細書の「特許請求の範囲」の欄別紙記載のとお
り (2) 明細書の「発明の詳細な説明」の欄■ 第9頁
第11〜19行目を次の如くに訂正する。
[ p。
で示される立体障害性フェノール類の少くとも一種と、 〔式中、R4およびRSは、アルギル基を表わし、R6
は、−0(C1l□)zO(CHz)zO(CHz)z
−または−〇(CI+□’) zs(C1lz) 、o
−を表わす。〕 」■ 第19頁第20行目を次の如く
に訂正する。
R3−(3−ft)−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メ
」■ 第25〜26頁第1表の下方欄外の“注1)、2
)を次の如くに訂正する。
[H・フェノール(a) トリエチレングリコール−ビス−3−(3−ft)−フ
チルー4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオ
ネート H・フェノールtb+ 2.2−チオジエチル−ビス−(3−(3゜5−シー(
tl−7’チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート〕 」 6、添付書類の目録 (1)別紙(特許請求の範囲) 1通 則紙:特許請求の範囲 1、オキシメチレン共重合体に +11 一般式 で示されるアミン置換トリアジン類または該アミン置換
トリアジン類とホルムアルデヒドとの初期重縮合物類の
少くとも一種と、〔式中、R+ 、RgおよびR8は、
水素原子、ハロゲン原子、水酸基、アルキル基、アルコ
キシ基、アリール基、水添アリール基、アミノ基または
置換アミノ基を意味し、その少くとも一つはアミノ基も
しくは置換アミノWである。〕 (2) 一般式 1;−−3r4qLイすノ表町キー寡Fhトーフ丁7−
117ネ6t)A>/とも一種と、 〔式中、R4およびR3はアルキル基を表わし、R5は
−0(Clh) 20(CIl□)go(C1l□)2
0−または−〇(C1l□) ms (Cl g) g
o−を表わす。)(3) ナトリウム、カリうム、マグ
ネシウム、゛カルシウムまたはバリウムの水酸化物およ
び無機酸塩からなる群で示される金属含有化合物の少く
とも一種 とを配合してなる安定化されたオキシメチレン共重合体
組成物 2、オキシメチレン共重合体100重量部に対して (1) アミン置換トリアジン類または該アミン置換ト
リアジン類とホルムアルデヒ]′との初期重縮合物類を
0.01〜7重量部と、(2)立体障害性フェノール類
を0.05〜5重量部と、 (3)金属含有化合物を0.004〜5重量部とを配合
する特許請求の範囲第1項記載の組成物 3、アミン置換トリアジン類または該アミン置換トリア
ジン類とホルムアルデヒドとの初期重縮合物類がメラミ
ン、メチロールメラミン、ベンゾグアナミンまたは水溶
性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂である特許請求の範
囲第1項記載の組成物 4、立体障害性フェノール類がトリエチレングリコール
−ビス−3−(3−(L)−ブチル−4−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)プロピオネートまたは2.2−チ
オジエチル−ビス−(3−(3,5−ジー1tl−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕である
特許請求の範囲第1項記載の組成物 5、金属含有化合物がカリウム、カルシウムもしくはマ
グネシウムの水酸化物または炭酸マグネシウムである特
許請求の範囲第1項記載の組成物 6、オキシメチレン共重合体が重合触媒の存在下にホル
ムアルデヒドおよび/またはその環状オリゴマーと他の
環状エーテルおよび/または環状アセタールとを共重合
させて得られる重合物であり、所望によって重合体末端
の安定化処理が施された重合物である特許請求の範囲第
1項記載の組成物 7、オキシメチレン共重合体が、反応停止剤として、三
価の有機リン化合物を添加して、重合反応を停止したも
のである特許請求の範囲第6項記載の組成物

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 オキシメチレン共重合体に (1〕 一般式 で示されるアミン置換トリアジン類または該アミン置換
    トリアジン類とホルムアルデヒドとの初期重縮合物類の
    少くとも一種と、〔式中、R1,R2およびR5は、水
    素原子、ハロゲン原子、水酸基、アルキル基、アルコキ
    シ基、アリール基、水添アリール基、7ミノ基または置
    換アミノ基を感体し、その少くとも一つはアミ7基もし
    くは置換アミノ基である。〕 (2)一般式 で示される立体障害性フェノール類の少くとも一種と、 〔式中、R4およびR5はアルキル基を表わし、R6バ
    ー 0 (CH2) 20 (CH2)20 (CH2
    )20−または−(CH2)2S(CH2)2−を表わ
    す。〕 (6) ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシ
    ウムまたはバリウムの水酸化物および無機酸塩からなる
    群で示される金属含有化合物の少くとも一種 とを配合してなる安定化されたオキシメチレン共重合体
    組成物 2、 オキシメチレン共重合体100重量部に対して (1)7ミン置換トリアジン類または該アミン置換トリ
    アジン類とホルムアルデヒドとの初期型−金物類を0.
    01〜7重量部と、(2) 立体障害性フェノール類を
    0.05〜5重量部と、 (3)金属含有化合物を0 、00”4〜5重量部とを
    配合する特許請求の範囲第1項記載の組成物 6、 アミン置換トリアジン類または該アミン置換トリ
    アジン類とホルムアルデヒドとの初期重縮合物類カメラ
    ミン、メチロールメラミン、ベンゾグアナミンまたは水
    溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂である特許請求の
    範囲第1項記載の組成物 4、 立体障害性フェノール類がトリエチレングリコー
    ル−ビス−5−C5−Ct)−ブチル−4−ヒドロキシ
    −5−メチフレフェニル)プロピオネートまたは2.2
    ′−チオジエチル−ビス−(5−(5,5−ジー(【〕
    −〕ブチルー4−ヒドロキシフェニルプロピオネートで
    ある特許請求の範囲第1項記載の組成物 5、金属含有化合物がカリウム、カルシウムもしくはマ
    グネシウムの水酸化物または炭酸マグネシウムである特
    許請求の範囲第1項記載の組成物 6、 オキシメチレン共重合体が重合触媒の存在下にホ
    ルムアルデヒドおよび/またはその環状オリゴマーと他
    の環状エーテルおよび/または環状アセタールとを共重
    合させて得られる重合体であり、所望によって重合体末
    端の安定化処理が旌された重合体である特許請求の範囲
    第1項記載の組成物 Z オキシメチレン共重合体が、反応停止剤として、三
    価の有機りん化合物を添加して、重合反応を停止したも
    のである特許請求の範囲第6項記載の組成物
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