JPS6356552A - 改善された熱安定性を有するポリオキシメチレン成形材料及びその製造方法 - Google Patents

改善された熱安定性を有するポリオキシメチレン成形材料及びその製造方法

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JPS6356552A
JPS6356552A JP62201970A JP20197087A JPS6356552A JP S6356552 A JPS6356552 A JP S6356552A JP 62201970 A JP62201970 A JP 62201970A JP 20197087 A JP20197087 A JP 20197087A JP S6356552 A JPS6356552 A JP S6356552A
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polyoxymethylene
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alkaline earth
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JP62201970A
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マンフレート、ヴァルター
ヴィルヘルム、シュテ
ハイナー、ゲリセン
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BASF SE
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    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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    • C08K5/49Phosphorus-containing compounds
    • C08K5/51Phosphorus bound to oxygen
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は改善された熱安定性を有するポリオキシメチレ
ン成形材料及びその製造方法に関するものである。
(従来技術) ポリオキシメチレンの単独重合体及び共重合体は古(よ
り公知である。この重合体は多くの秀れた特性を有し、
そのために種々の分野の使用に適する。しかるにもかか
わらず、なおその処理加工性、例えば流動性、凝固時間
等の改善及び/或はこの重合体から作製された成形体の
機械的特性ならびに寸法安定性の改善のための手段を見
出すべき研究には不足していない。
例えば、西独特許出願公開1208490号公報(英国
特許999422号明細書)から、結合材料製造のため
に使用されるべきオキシメチレン重合体として、金属、
金属酸化物、金属炭酸塩、金属珪酸塩、金属硫化物、炭
化水素、珪酸及び/或は弗素及び場合によりガラス繊維
、アスベスト繊維を含有するものが公知である。
また、オキシメチレン重合体と、これに対して0.00
01乃至0.5重量%のタルクとから成る混合物が英国
特許1133490号明細書に記載されている。
その製品は高い寸法安定性を示すが、これに伴って衝撃
強さの劣化及び場合により処理加工性の変化をもたらす
西独特許出願公開2319359号公報(米国特許37
75363号明細書)の記載によれば、オキシメチレン
共重合体98乃至25重量%及び針状メタ珪酸カルシウ
ム2乃至75重量%から成る成形材料が改善された処理
加工性、寸法正確性、熱老化耐性を示すとしている。
ポリオキシメチレン成形材料が、適当な添加物により安
定化されることは公知である。この目的を達成するため
ポリオキシメチレン成形材料に立体障害フェノール誘導
体のような酸化防止剤が添加される。この種のフェノー
ル誘導体は西独特許出願公開2702661号公報(米
国特許4360617号明細書)に記載されている。ヨ
ーロッパ特許出願公開19761号公報によれば、衝撃
強さを改善するためポリオキシメチレン成形材料にガラ
ス繊維補強材が配合される。またヨーロッパ特許出願公
開52740号公報(米国特許4386178号明細書
)の記載によれば、100乃至150℃の温度において
長期間にわたる熱の影響に対して安定化するため、ポリ
オキシメチレン成形材料に部分エーテル化された特殊な
メラミン−ホルムアルデヒド縮合体を添加する。また西
独特許出願公開3011280号公報(米国特許434
2680号明細書)は、安定剤として少くとも1種類の
アミン置換トリアジン、少くとも1種類の室体障害フェ
ノール及び少くとも1種類の金属含有化合物から成る混
合物を配合した安定Jヒオキシメチレン共重合体を記載
している。
この金属含有化合物としては、水酸化カリウム、カルシ
ウム、マグネシウム或は炭酸マグネシウムが好ましいと
されている。
上述した改善対策にもかかわらず、公知のポリオキシメ
チレン成形材料は若干の用途に対して十分な熱安定性が
なく、これが成形体への処理加工に不利な影響を及ぼし
、例えは成形工具への沈積或は型離れの劣化をもたらし
、かつ/もしくは成形体のその後の使用に際して変色、
機械的特性の低減をもたらす。更に、材料混合物がなお
ホルムアルデヒド付加物を含有し、高温の処理加工に際
しホルムアルデヒド分解による嗅覚的災害をもたらすお
それがあるという欠点も有する。
従って、この分野の技術的課題は、ポリオキシメチレン
成形材料の熱安定性を改善し、しかも変色をできるだけ
回避し、場合により残存するホルムアルデヒド分を減少
させることである。
(発明の要約) しかるにこの技術的課題は、(2)少くとも1種類のポ
リオキシメチレン単独重合体及び/或は共重合体、@室
体障害フェノール構造を有する少くとも1種類の酸化防
止剤及び(C)場合により添加剤から成る、改善された
熱安定性を有するポリオキシメチレン成形材料において
、熱安定性改善のための添加物として更に(D)少くと
も1種類のアルカリ土類金属珪酸塩及び/或はアルカリ
土類金属グリセロ燐酸塩を含有することを特徴とする本
発明成形材料により解決され得ることが見出された。
なおこのポリオキシメチレン成形材料の製造方法も本発
明の対象である。
(発明の構成) 僅少の変色可能性及び最少限度のホルムアルデヒド分と
関連して、極めて良好な熱安定性をもたらすために、本
発明ポリオキシメチレン成形材料は組成分(A)の重量
に対して0.002乃至2.0重量%、好ましくは0.
005乃至帆5重量%、ことに0.01乃至0.3重量
%の少くとも1種類のアルカリ土類金属珪酸塩及び/或
はアルカリ土類金属グリセロ燐酸塩を含有する。珪酸塩
或はグリセロ燐酸塩形成のためのアルカリ土類金属とし
ては、カルシウム、ことにマグネシウムが好ましい。ア
ルカリ土類金属珪酸塩としては式MeO−xS102・
nH20(ただしMeはアルカリ土類金属、好ましくは
カルシウム、ことにマグネシウムを、Xは1.4乃至1
0、ことに1.4乃至6を、nは0乃至それ以上、こと
にO乃至8を意味するンで表わされるものが好ましく、
カルシウムグリセロ燐酸塩、好ましくはマグネシウムグ
リセロ燐酸塩及び/或はカルシウム珪酸塩好ましくはマ
グネシウム珪酸塩を使用するのが有利である。
添加物(D)は微粉砕されたものを使用するのが好まし
い。粒度が100μmより小さい、ことに50μmより
小さい粒径のものを使用するのが特に有利である。
以下の特徴になるべく近いカルシウム珪酸塩、マグネシ
ウム珪酸塩及び/或はカルシウムグリセロ[[、マグネ
シウムグリセロ燐酸塩を使用するのが特に好ヱしい。
カルシウム乃至マグネシウム珪酸塩について、CaO乃
至MgO含有分が4乃至32重量%、好ましくは8乃至
30重量%、ことに12乃至25重量%であること、 8i02 : C!ao乃至5to2: MgO(モル
対モル)が1.4乃至10、好ましくは1.4乃至8、
ことに1.5乃至4であること、 見掛は比重が10乃至80 g7100 d、好ましく
は10乃至40 r/100−であること、及び粒径が
100μm、ことに50μmより小さいこと。
カルシウム乃至マグネシウムグリセロ燐酸塩について、 OaO乃至MgO含有分が70重量%、ことに80重量
%より多いこと、 灰分が45乃至65重量−であること、融点が300℃
以上であること、及び 粒径が100μm、ことに50μm以下であること。
本発明によるポリオキシメチレン成形材料に使用される
べき組成分(4)及びCB)ならびに場合により使用さ
れるべき組成分(C)は以下の通りである。
(B)本発明において適当なポリオキシエチレン(A)
は、ホルムアルデヒドの単独重合体或はホルムアルデヒ
ド乃至トリオキサンとブタンジオールホルマールのよう
な直鎖性ホルマール及び/或は環式ホルマールとの、或
はトリオキサン或はエチレンオキシド、プロピレンオキ
シドのようなエポキシドとの共重合体である。単独重合
体は原則的にエステル基或はエーテル基のような熱安定
性末端基含有する。ホルムアルデヒド乃至トリオキサン
の共重合体は50%以上、ことに75%以上のオキシメ
チレン基を有することが好ましい。ことに少くとも2個
の隣接炭素原子を鎖中に有するコモノマー基を少くとも
帆1チ含有する共重合体が好ましい。
特に1乃至10重量−のコモノマーを含有する共重合体
が工業的に重要である。このような共重合体はそれ自体
公知の方法でトリオキサンと適当なコモノマー、例えは
エチレンオキシド、1,3−ジオキソラン、1,3−ジ
オキサン、1,3−ジオキサシクロへブタンのような環
式エーテル乃至アセタールとの、或はポリジオキソラン
のようなオリゴホルマール或はポリホルマールとの共重
合により得られる。使用されるポリオキシメチレンは一
般に2,000乃至100,000、ことにNo、00
0乃至100 、000の分子量Mn(数平均)、DI
N 53735による190℃、21.17 Nにおけ
るMF工0.5乃至200、ことに1乃至50を有する
。ことにトリオキサンと1乃至lOモルチのエチレンオ
キシド、1,3−ジオキソラン或はブタンジオールホル
マールとから形成される共重合体が有利である。本発明
による成形材料は、前述したように組成分(B)及び(
B)の重量に対して少くとも1種類のポリオキシメチレ
ン40乃至95重量%を含有する。
トリオキサンに対する追加的なコモノマーとしては、分
子中に複数個の重合可能の基を有する化学物、例えばア
ルキルグリシジルホルマール、ポリグリコールジグリシ
ジルエーテル、アルカンジオールジグリシジルエーテル
、ビス−(アルカントリオール)−トリホルマールなど
も使用される。
の)立体障害フェノール構造の酸化防止剤(B)として
は、以下の式 (式中、R1及びR2はアルキル基、置換アルキル基或
はt!換)IJアゾール基を意味し、R3はアルキル基
、置換アルキル基、アルコキシ基或は置換アミノ基を意
味し、R1及びR2は互に同じものを意味することもで
き或は異なるものを意味することもできる)で懺わされ
る化合物が使用される。これは熱の影響に対して使用さ
れるべき他の安定剤と共に使用するのが適当である。
上述した酸化防止剤は例えば西独特許出願公開2702
661号公報(米国特許4360617号明細書)に記
載されている。
例示すれは以下の如き化合物がある。
2.2−メチレン−ビス−(4−メチル−6−tart
−ブチルフェノール〕、1.6−ヘキサンシオールービ
スー(:3−(3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒ
ドロキシフェニル)−フロビオナート、ペンタエリトリ
チル−テトラキス−(3−(3゜5−ジーtert−ブ
チルー4−ヒドロキシフェニル)−プロピオナート、ジ
ステアリル−3,5−ジーtert−7” fルー4−
ヒドロキシベンジルホスホナート、2,6.7−)リオ
キサーホスファビシクロ−(2,2,23オクト−4−
イールーメチル−3,5−ジーtart−ブチルー4−
ヒドロキシヒドロシナマート、3,5−ジーtart−
ブチ/l/ −4−ヒドロキシメチルフェニル−3,5
−ジステアリル−チオトリアジルアミン、2−(2’−
ヒドロキシ−3,5−ジーtart−ブチルーフェニル
)−5−クロルベンゾトリアゾール、2.6−ジーte
rt −7” fルー4−ヒドロキシメチルフェノール
入1.3.5−トリメチル−2,4,6−トリスー(3
,5−ジーtart−ブチルー4−ヒドロキシベンジル
)−ベンゼン、4 、4’−メチレン−ビス−(2,6
−シーtert−ブチルフェノール)、3゜5−ジーt
ert−ブチ)v −4−ヒドロキシベンジル−ジメチ
ルアミン及びN、N−ヘキサメチレンビス−3,5−ジ
ーtart−ブチルー4−ヒドロキシヒドロシンナミド
。特に有効な。従って有利に使用され得るものとしては
、 2 、2’−メチレン−ビス−(4−メチル−5−
tert−ブチルフェノール)、1.8−ヘキサンジオ
ール−ビス−(3−(3゜5− シー tert −7
”チル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオナート及
びペンタエリトリチル−テトラキス−(3−(3,5−
ジーtart−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロピオナートが挙げられる。
酸化防止剤CB)は、個々の化合物であっても混合物で
あってもよいが、その量は組成分囚の重量に対して0.
05乃至2重量%、ことに0.1乃至1.0重量%であ
る。
(C)本発明のポリオキシメチレン成形材料は組成分(
B)、03)及び(D)のほかに場合により添加剤(C
)を含有することができる。
場合により合併して使用され得る適当な添加剤(C)と
しては、例えば安定剤、補強効果のある充填材、核発生
剤、帯電防止剤、遮光剤、難燃化剤、潤滑剤、可塑剤、
顔料、染料、光学的つや出し剤、離型剤などが挙げられ
る。
安定剤、ことに耐熱性併用安定剤としては、ことにポリ
アミド、多塩基性カルボン酸アミド、アミジン、例えば
ジシアンジアミド、ヒドラジン、尿素、ポリ−(N−ビ
ニルラクタム)脂肪族の、ことにヒドロキシル基を有す
る一塩基性乃至三塩基性カルポン酸(炭素原子数2乃至
20個ンのアルカリ金属塩、例えばカルシウムステアラ
ード、カルシウムリシルアート、カルシウムラフタート
、カルシウムシトラードが挙げられる。光安定剤として
は、例えばα−ヒドロキシベンゾフェノン誘導体及びベ
ンゾトリアゾール誘導体が適当である。
安定剤は組成分囚のitに対して全体で少くとも0.1
乃至5重量%、ことに0.5乃至3重量%使用される。
改善された熱安定性を有する本発明によるポリオキシメ
チレン成形材料を製造するには、組成分(B)、(D)
及び(D)、場合により更に(C)を、それぞれ別個に
或はあらかじめ調製したlfi類或は複数種類の混合物
として適当な混合装置に装填し、高温、例えば150乃
至260℃の温度で混和する。最も適当な、従ってよく
使用される方法によれば、ポリオキシメチレン重合体及
び/或は共重合体(B)(これは少量のトリオキサン及
び/或は非精製材料の他の不安定附加物を含有する形で
使用されることもできる)を、酸化防止剤03)、添加
物(至)及び場合により添加剤(0)との混合物と、O
乃至150℃、ことに0乃至50℃の温度においてよく
攪拌する。この混合物をエクストルーダ、ことに2軸#
、旋エクストルーダ(必要に応じ脱気装置を備える)に
装填し、150乃至260℃、ことに200乃至250
℃の温度で溶融させ、脱気し、溶融体を押出し、冷却し
、粉砕する。得られた粉体は一時的に貯蔵してもよく、
そのまま直ちにシートその他所型の成形体製造用に使用
してもよい。
本発明のポリオキシメチレン成形材料は、良好な機械特
性を有するほかに、著しく改善された耐熱性、僅かな変
色性向及びホルムアルデヒド残渣を示し、公知の技術、
例えば吹込み成形法、押出成形法、射出成形法によりシ
ートその他各種の成形体を製造するのに適する。成形体
は自動車、電気製品、エレクトロニクス製品などに使用
される。
97.3重量うのトリオキサンと2.7重量%のブタン
ジオールホルマールの混合物から形成され、190℃に
おいてMP■= 91710 min 、 21.17
 N (D工N53735 )を示し、未反応のトリオ
キサン約3重量%、熱不安定附加物約5mt%を含有す
る非精製ポリオキシメチレン共重合体99.7重量部を
、1゜6−ヘキサンシオールービスー(3,5−ジーt
ert−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)−プロピオ
ナート0.3重量部及び添加物0)) 0.02乃至0
.1重量%(本発明実施例)もしくは対比物質0.1乃
至0.5重量%(対比実験例)(何れの重量饅もポリオ
キシメチレン共重合体重量に対するものである〕と23
℃の温度で乾燥混合装置により混和した。
この混合物を23℃において脱気装置を設けた2軸螺旋
押出装置1li(シュツットガルト市ウェルネル、ラン
ト、プフライデラー社のZSK 28型)に装填し、2
30℃で均質化し、脱気し、この均質化混合物をノズル
から素状に押出し、冷却、乾燥、粉砕した。
熱安定性及び変色性向は以下のようにして測定し、表示
する。
GVN、 :窒素雰囲気下、220℃において2tの粉
末から成る試料を2乃至8時間加熱して重量損失をチで
示す。
GvLUFT=空気中、220℃において19の粉末か
ら成る試料を2乃至8時間加熱して重量損失を−で示す
色相二8時間のGVN、試験後の視覚判定使用された添
加剤(B)及び対比物質、その使用量について以下に説
明し、これにより得られた結果については以下のfil
及び2に示す。
カルシクム珪酸塩 CaD含有量   14乃至18重量襲5i02含有量
   60乃至68重量%粉粉末度    15 t7
100 ml灼熱ロス    15乃至30重量% 平均粒径    50μm以下 マグネシウム珪酸塩 MgO含有量   20重量−以下 5io2含有量   45亜量チ以下 5i02 : MgO1+5モル1モル粉体密度   
 25乃至40 r/100 mj干均粒径    2
0乃至40μm 灼熱ロス    20乃至30重量% 合成マグネシウム珪酸塩(仏国ブドー市ソシエテ、ノー
ベル、ボッニル社Ambosol■〕MgO含有量  
 14.8重量−以下Si○2含有重   59亜量チ
以下 5i02 : MgO’4.7モル1モル粉体密度  
  20乃至30 r/100 ml灼熱ロス    
25重量多以下 カルシウムグリセロ燐酸塩 CaO含有!    84重量%以下 灰分      5・1乃至57重量%遊離酸    
 0.2 mモルフ2以下遊離塩基    0.2mモ
ル/i以下マグネシウムグリセロ燐酸塩 MgO含有量   82重量%以下 灰分      47乃至52重量% 遊離酸     0.2 mモルフ1以下遊離塩基  
  0.2mモルフ2以下シリカゲル 気孔容積    約1i−!/f 灼熱ロス    5乃至8重量% 平均粒径    5μm以下 アルミニウムーマグネシウム珪酸塩 MgO含有量   約9重量% At203含有量    豹l支f、で−5i02含有
量     オシre t、f、74粉体密度    
  紡/62/10o−Jl灼熱o 、x、     
  zr 1−1.% ”’ポリアミド万すゴマー 米国特許3960984号明細書の実施例5−4と同様
の方法で、カプロラクタム、ヘキサメチレンジアミン、
アジピン酸及び醋酸から製造、分子量3000 タルカム(3Mg0.4Si02 ・nH2O)粒径2
0μm以下 メラミン−ホルムアルデヒド縮合物 西独特許出願公開2540207号公報の実施例1と同
様の方法で製造カルシウムステアリン酸塩 粒径10μm以下 カルシウム−12−ヒドロキシステアリン酸塩、粒径1
0μm以下 手続補正書 昭和62年11月11日

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)少くとも1種類のポリオキシメチレン単独
    重合体及び/或は共重合体、(B)立体障害フェノール
    構造を有する少くとも1種類の酸化防止剤及び(C)場
    合により添加剤から成る、改善された熱安定性を有する
    ポリオキシメチレン成形材料において熱安定性改善のた
    めの添加物として更に(D)少くとも1種類のアルカリ
    土類金属珪酸塩及び/或はアルカリ土類金属グリセロ燐
    酸塩を含有することを特徴とする成形材料。
  2. (2)特許請求の範囲(1)のポリオキシメチレン成形
    材料であって、上記添加物(D)が組成分(A)の重量
    に対し0.002乃至2重量%含有されていることを特
    徴とする成形材料。
  3. (3)特許請求の範囲(1)のポリオキシメチレン成形
    材料であって、上記アルカリ土類金属珪酸塩が化学式M
    eO・xSiO_2・nH_2O(ただしMeはアルカ
    リ土類金属、xは1.4乃至10の数値、nは0或はそ
    れ以上の数値を意味する)を有することを特徴とする成
    形材料。
  4. (4)特許請求の範囲(1)のポリオキシメチレン成形
    材料であって、上記珪酸塩及びグリセロ燐酸塩がアルカ
    リ土類金属としてカルシウム或はことにマグネシウムを
    含有することを特徴とする成形材料。
  5. (5)特許請求の範囲(1)のポリオキシメチレン成形
    材料であって、上記添加物(D)として化学式MeO・
    xSiO_2・nH_2O(式中Me、x及びnは上記
    の意味を有する)のカルシウム珪酸塩或はことにマグネ
    シウム珪酸塩を含有することを特徴とする成形材料。
  6. (6)特許請求の範囲(1)のポリオキシメチレン成形
    材料であって、上記添加物(D)としてカルシウムグリ
    セロ燐酸塩或はことにマグネシウムグリセロ燐酸塩を含
    有することを特徴とする成形材料。
  7. (7)特許請求の範囲(1)のポリオキシメチレン成形
    材料であって、立体障害フェノール構造を有する少くと
    も1種類の酸化防止剤を、組成分(A)の重量に対して
    0.05乃至2重量%含有することを特徴とする成形材
    料。
  8. (8)(A)少くとも1種類のポリオキシメチレン単独
    重合体及び/或は共重合体と、(B)立体障害フェノー
    ル構造を有する少くとも1種類の酸化防止剤と、(C)
    場合により添加剤と(D)熱安定剤を改善するための添
    加物とを混和して成る成形材料に、上記添加物(2)と
    して少くとも1種類のアルカリ土類金属珪酸塩及び/或
    はアルカリ土類金属グリセロ燐酸塩を添加混和すること
    を特徴とする、改善された熱安定性を有するポリオキシ
    メチレン成形材料の製造方法。
  9. (9)特許請求の範囲(8)のポリオキシメチレン成形
    材料の製造方法であって、上記組成分(A)、(B)、
    (D)及び場合により(C)をエクストローダにおいて
    150乃至260℃の温度で混和溶融させ、この溶融体
    を押出し、次いで粉砕することを特徴とする成形材料の
    製造方法。
JP62201970A 1986-08-22 1987-08-14 改善された熱安定性を有するポリオキシメチレン成形材料及びその製造方法 Pending JPS6356552A (ja)

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DE3628560.9 1986-08-22
DE19863628560 DE3628560A1 (de) 1986-08-22 1986-08-22 Polyoximethylen-formmassen mit verbesserter thermischer stabilitaet, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung

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