JPS62288649A - ポリアセタ−ルの安定化組成物 - Google Patents

ポリアセタ−ルの安定化組成物

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JPS62288649A
JPS62288649A JP62090005A JP9000587A JPS62288649A JP S62288649 A JPS62288649 A JP S62288649A JP 62090005 A JP62090005 A JP 62090005A JP 9000587 A JP9000587 A JP 9000587A JP S62288649 A JPS62288649 A JP S62288649A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 1」11 本発明は改善された安定性及び加工性を特徴とする成る
ポリアセタール組成物に関する。ポリアセタール組成物
は、エステル化又はエーテル化により末端基が置換され
ている(end −capped)ホルムアルデヒドの
ホモポリマー、並びにホルムアルデヒド又はホルムアル
デヒドの環式オリゴマーと、主鎖に少なくとも二つの隣
接した炭素原子を有するオキシアルキレン基を生じる他
の単量体との共重合物で、その末端基がヒドロキシル末
端であるか又はエステル化或いはエーテル化により該末
端が置換されていることができる共重合体を基剤とした
組成物を含むと一鍛に理解されている。コモノマー比率
は最高20重量%であることができる。
比較的高分子量、即10,000ないし100,000
の分子量を持ったポリアセタールを基剤とした組成物は
、熱可塑性材料について普通に使用されている任意の技
術、即ち圧縮成形、射出成形、押出し成形、吹き込み成
形、回転成形、溶融紡糸、型押し及び熱成形等によって
半製品及び最終製品を製造する際に有用である。該組成
物から製造された最終製品は高い靭性、低い摩擦係数及
び良好な耐溶媒性を含む望ましい物理的性質を有してい
る。しかし或種の用途においては、普通のポリアセター
ル組成物にとって従来可能であった安定性以上の大きい
安定性を有することが望ましいことがある。
投貨!目UE アルサブ(Alsup)等の1961年7月18日付は
米国特許第2,993.025号;つオリング(Wal
ling)等の1962年3月27日付は米国特許第3
,027,352号;ミュラー(Muller)等の1
969年8月5日付は米国特許第3.459.789号
;つオルタース(Wolters)等の1973年7月
3日付は米国特許第3,743.614号;イシイ(I
shii)等の1974年1月22日付は米国特許第3
.787.353号;コハン(K ohan)の197
6年6月1日付は米国特許第3,960,984号;ジ
ョンソン(J ohnson)等の1974年7月4日
付は米国特許第4.098.843号:1968年9月
30日付けの日本国特許公報第22669/68号;及
び1975年発行の日本国特許公報第48051/75
号;以上総てはホモポリマーを基剤としたもの及び共重
合体を基剤としたものの両者にわたる各種のポリアセタ
ール組成物、及び該組成物を安定化する各種の方法を開
示している。アルサブは合成ポリアミドを配合すること
によるポリアセタール組成物の安定化を開示している。
ウォリングは或種のポリアセタール共重合体組成物の熱
安定性は対応するホモポリマーと比軟して改善されると
述べている。ミュラーはポリアセタールの安定剤として
遊離の水酸基を含む或種の非重合体(mono■eri
c)ウレタンメチロールエーテル類の使用を開示してい
る。つオルタースはアルカリ土類金属化合物及び(アル
キル−ヒドロキシフェニル)−カルボン酸とポリオール
の非重合体エステルの混合物を配合することによるポリ
アセタール組成物の安定化について述べている。イシイ
は下記式 %式%) 但し Rは炭化水素基であり、Xはシアノスはカルバモ
イル基であり、nは2−6である、の化合物を配合する
ことによるポリアセタール組成物の安定化を記載してい
る。コハンはアミドオリゴマーと配合することによるポ
リアセタール組成物の安定化を開示している。ジョンソ
ンはキャリアー(carrier)樹脂中のポリアミド
の分散物を配合することによるポリアセタール組成物の
安定化を記載している0日本国特許公報第22669/
68号はエチレン−酢酸ビニル共重合体によるポリアセ
タール組成物の安定化を、及び日本国特許公報第480
51/75号はエピクロールヒドリン重合体及び金属石
鹸、エポキシ化合物又は有機フォスファイトを用いるポ
リアセタール組成物の安定化を開示している。
上述の引用文献の各がポリアセタール組成物の安定化を
増進する各種の手段を記載しているが、本発明の組成物
に使用される安定化方式に言及しているものはない。
マツバヤシ(M atsubayashi)等の196
7年3月21日付は米国特許第3,310,608号は
、とりわけビニルアルコールと溶融配合することにより
染色性及び透明性が改善されたポリアセタールホモポリ
マー組成物を開示している。各実施例とも精製したヒド
ロキシ基含有重合体又はオリゴマーを使用してはおらず
、且つ各実施例ともヒドロキシ基含有重合体又はオリゴ
マーを本発明で使用されているような景で使用してはい
ない。
キ7(Kiff)等の1967年3月30日付は米国特
許第3,322.740号は、本発明の記述において用
いられている言葉としての“ポリアセタール”ではない
アセタール樹脂について、該樹脂中にアルキレンオキシ
ド−ポリオールポリエーテルを、約IOないし約50%
の量で配合することにより該樹脂の衝撃強度が増大する
ように改善したと述べている。
プライス(P rice)及びネフ(Neff)の19
68年10月15日付は米国特許第3.406,129
号及び米国特許第3.406,130号は夫々アセター
ル重合体の最高50%の遊離のヒドロキシル基を有する
セルロース重合体の溶融配合物、及びセルロース重合体
用の或種の溶剤と該配合物のコロイド状分散物を記載し
、その組成物は改善された溶融強度及び伸びを有すると
述べている。
カウスガ(Kausga)等の1985年11月26日
付は米国特許第4,555,357号は、下記式但し 
Rはカルボン酸残基であり、X及びyは0−10であり
、且つnは1−6である、のアミドを0.1−15重厘
%含むポリアセタール樹脂組成物を開示している。実・
絶倒はいずれも高分子量体又はオリゴマ一体である上記
式の化合物については言及していない。
1968年4月4日付けの東ドイツ国特許第61.34
5号は曲げ破壊の耐性を増大さぜる可塑剤として1−1
5重量%のトリメチロールプロパンで改質されたポリア
セタール組成物を開示している。
上横の文献はいずれもポリアセタール組成物の安定性を
対象とするものではなく、又一方幾つかはポリアセター
ル組成物中にヒドロキシル基含有重合体を配合すること
を述べているが、本発明の組成物中に用いられている特
定のヒドロキシル基含有重合体、及びその結果としての
予期しない程度の安定性の改善について言及しているも
のはない。
本」已1の1ト良 本発明は改善された安定性を有することを特徴とする或
種のポリアセタール組成物に関する0本文で使用される
“ポリアセタール°′という言葉は、エステル化又はエ
ーテル化により末端基がttaされているホルムアルデ
ヒドのホモポリマー、及びホルムアルデヒド又はホルム
アルデヒドの環式オリゴマーと、主鎖に少なくとも二つ
の隣接した炭素原子を有するオキシアルキレン基を生じ
る他の単量体との共重合体で、その共重合体の末端基が
ヒドロキシル基末端であることができ、又はエステル化
又はエーテル化により末端基を置換されていることがで
きる共重合体を含む。
ポリアセタールは改善された安定性を有する組成物とし
て配合することができることが見出だされた。より詳細
には、ポリアセタールを或種のヒドロキシル基含有重合
体と溶融配合することにより、ホルムアルデヒドの発生
量の減少により測定される安定性の改善、保色性の改善
、汚染の減少、金型付着物の減少及び溶融安定性の改善
等の特色を有する組成物が得られる。
一般に市販されているポリアセタール組成物はポリアミ
ドで安定化されている(アルサブ等の米国特許第2.9
93.025号の開示のように)。
ポリアミドは加工中に遊離するホルムアルデヒドと反応
する可能性があり、反応生成物及び/又は分解生成物が
成形された製品を汚染する結果を招くことがある0本発
明の組成物中に使用されるヒドロキシル基含有重合体は
、通常のナイロン安定剤のように容易に解重合又は汚染
物の生成を招くことはない。更にそれらは長い時間熱に
暴露される場合にもポリアセタールの安定性の改善を6
たらず。
本発明の組成物中に使用されるポリアセタールは分岐状
又は直鎖状であることができ、一般に1o、oooない
し100,000、好適には20゜000ないし70,
000の範囲の数平均分子量を有している0分子量は呼
称孔径60ないし1000人のデュポン(Du  Po
nt)製BSM型二種モード用(bimodal)カラ
ムキットを用いて160℃のm−クレゾール中でのゲル
透過クロマトグラフィー (G P C)により測定す
るのが便利である。所望の物理的及び加工的性質に依存
して、もっと高いか又は低い平均分子量を有するポリア
セタールを使用することができるが、ポリアセタールの
上述の平均分子量は、製造される成形製品が最も望まし
い組み合わせで物性を有するような組成物として溶融配
合される各種の成分の混合を良好に行う最適な均衡を与
えるものとして好適である。
上記のようにポリアセタールはホモポリマー、共重合体
又はそれらの混合物であることができる。
共重合体はポリアセタール組成物を製造する際一般に使
用されるような一種又は多種のコモノマーを含むことが
できる。最も普通に使用されるコモノマーは2−12の
炭素原子のアルキレンオキシド又はそのホルムアルデヒ
ドとの環状付加生成物を含む、コモノマーの量は20重
量%以下で、好適には15重量%以下であり、最も好適
には約2重量%である。最も好適なコモノマーはエチレ
ンオキシドである。一般にポリアセタールホモポリマー
はその靭性が大きいために共重合体よりも好適である。
好適なポリアセタールホモポリマーはその末端ヒドロキ
シル基が化学反応によって置換されて、エステル又はエ
ーテル基、好適には夫々酢酸エステル又はメトキシ基を
形成しているものを含む。
本発明の組成物中に使用されるヒドロキシル基を含む重
合体は、ヒドロキシル基が直接又は間接に結合している
主鎖中の原子相互の間に、平均して20個よりも多くな
い数あ主鎖原子がはさまれている(即ち互いに結合して
いる)重合体又はオリゴマーである。好適にはヒドロキ
シル基含有重合体又はオリゴマーは、重合体又はオリゴ
マーの主鎖中の炭素原子各20個当たり平均して少なく
とも一個のヒドロキシル基を含み、主鎖中の炭素原子−
個当たり一個以上のヒドロキシル基を含まないものであ
る。より好適には主鎖中のヒドロキシル基対炭素原子の
比は1:2−1:10であり、最も好適には1:2−1
:5である。
特に好適なヒドロキシル基含有重合体はポリ(ビニルア
ルコール)、ポリ(エチレンビニルアルコール)、ポリ
(メタ)アクリレートのヒドロキシエステル、例えばポ
リ(ヒドロキシプロピルメタクリレート)又はポリ(ヒ
ドロキシエチルメタクリレート)、及びビニルアルコー
ル/メチルメタクリレ−1・共重合体を含む。
前記の改善点、即ちホルムアルデヒドの発生量の低下、
保色性の改善、汚染の減少、金型付着物の減少及び溶融
安定性の改善を達成するためには、本発明の組成物中に
ポリアセタールの量に対して0.1ないし10重量%、
好適には0.2−4.0重量%、及び最も好適には0.
6−2.5重量%の量のヒドロキシル基含有重合体又は
オリゴマーを存在させる。もっと少ない量、例えば0.
005重量%といった量のヒドロキシル基含有重合体を
使用することができ、そして上記の改善点を総て実現化
できないにしても、下記に述べるような必須な純度を有
するヒドロキシル基含有重合体を使用することによって
ポリアセタールの不安定化が防止される。
本発明の組成物中に使用されるヒドロキシル基含有重合
体又はオリゴマーは、アセタール樹脂を不安定化させる
化合物を事実上台まないことが重要である1本発明の組
成物において有用である市販のヒドロキシル基含有重合
体又はオリゴマーに無視できない量で見い出だされ得る
化合物は、塩基性の非揮発性灰分と酸性物質である。
−iに市販のポリビニルアルコールはポリ酢酸ビニルの
塩基性触媒によるメタツリシスによって製造されており
、その結果副産物として酢酸ナトリウムが生じる。ポリ
アセタールホモポリマーを安定化する際には、上記の、
及び他のアルカリ又はアルカリ土類酢酸塩又は他の有機
酸の同様な塩は40ppm以下に、好適には約101)
Ell11以下に除去する必要がある。勿論のこと塩基
性物質は例え揮発性であってもポリアセタールホモポリ
マーを不安定化し得るので、従ってもし存在すれば除去
しなければならないことが理解されよう。ポリアセター
ル共重合体を安定化する際には、より高濃度(例えば〉
1重量%)の塩基性物質が許容され得る。
更にもし不純物が酢酸ナトリウムに比べて弱い塩基だけ
であれば、比較的高濃度まで許容することができる。
ポリアセタールのホモポリマー及び共重合体を安定化す
る際には、ヒドロキシル基含有重合体又はオリゴマー中
の酸性不純物はできるだけ少なくしなければならない。
一般に本発明の組成物に使用される市販のヒドロキシル
基含有重合体又はオリゴマーは、塩化第二鉄、塩化亜鉛
又は他のルイス酸のような酸性塩を含むことがある。こ
のような塩が一般のポリ(ビニルアルコール)又はポリ
(エチレンビニルアルコール)に著量見られることはな
いが、該塩が或種のヒドロキシル基含有重合体又はオリ
ゴマーに存在することがあり、40ppmを超えない水
準まで、好適には10ppmまで除去しなければならな
い。塩基性不純物と同様に、不純物が塩化第二鉄又は塩
化亜鉛よりも酸性が弱いものだけであれば、比較的高濃
度であっても許容され得ることが理解されよう。従って
該酸性及び/又は塩基性不純物が上記の限界量以上の足
で存在する時には、ヒドロキシル基含有重合体又はオリ
ゴマーは本発明の組成物中に配合する前に精製しなけれ
ばならない。ポリ(ビニルアルコール)はメタノール/
水溶液で洗浄することによって精♀Lできる、ポリ(エ
チレンビニルアルコール)は最初に酸、例えばHs P
 O4、HCI又は酢酸でpH2−3に酸性とした水で
、ついで脱塩水で洗浄することにより精製できる。
本発明の組成物で使用されるヒドロキシル基含有安定剤
の分子量は特に重要ではない、上記のようにこの物質は
オリゴマーであることができる。
従って低分子量の安定剤が意図される。同様に高分子量
の安定剤も意図されるが、加工及び市販品の入手の容易
さからして、ヒドロキシル基含有安定剤は5,000な
いし100,000の分子量を有することが一般に好適
である。
本発明の組成物は、ポリアセタール及びヒドロキシル基
含有オリゴマー又は重合体の他に、他の成分、改質剤及
び補助安定剤(米国特許第3,960.984号及び米
国特許第4,098,843号に開示されたような)、
酸化防止剤、顔料、着色剤、強化剤、補強剤及び充填剤
を包含する、ポリアセタール成形樹脂に一般に使用され
るような添加剤を含有できることを理解すべきである。
或種の顔料及び着色剤はそれ自体ポリアセタール組成物
の安定性に悪影響があることも理解しなければならない
本発明の組成物はポリアセタール重合体とヒドロキシル
基含有安定剤とを、組成物のこれら二種成分の融点以上
の温度で、熱可塑性ポリアセタール組成物を製造する際
普通に使用される任意の強力混合装置、例えばゴム用ロ
ール機、“バンバリー CB anbury)”及び°
゛ブラベンダーB rabender)”ミキサーのよ
うな密閉式ミキサー、外部的に又は摩擦により加熱され
るキャビティ(cavity)を持った一枚羽根又は数
枚羽根の密閉式ミキサー、゛コニーダー(Ko−kne
acler)”、IIファレル(Farrel)連続式
ミキサー”のような多段バレル(a+ulLibarr
el)ミキサー、射出成形機、及び−軸スクリユー及び
、同方向回転又は逆方向回転の両者を含む二軸スクリュ
ーの双方が含まれる押出機等を用いて混合することによ
り製造することができる。これらの装置は単独で、又は
静的(static)ミキサー、混合トーピード(to
rpedo)及び/又は、内部圧及び/又は混合の強度
を増強する目的のために設計されたパルプ、ゲート又は
スクリュー等各種の装置と組み合わせて使用できる。押
出機が好適である。勿論こうした混合は組成物の著しい
劣化が起る温度よりも低い温度で行なわれなければなら
ない。
本発明の組成物から任意の通常の方法、即ち圧縮成形、
射出成形、押出し成形、吹き込み成形、回転成形、溶融
紡糸、及び熱成形を含む方法を用いて成形品を製造する
ことができる。射出成形が好適である。成形品の例とし
てシート、異形材(prof i Ies)、棒材、フ
ィルム、フィラメント、繊維、荷造り用テープ、管材料
及びパイプが含まれる。
かような成形品は配向、延伸、被覆、アニール。
塗装、積層及びめっきによって後処理することができる
。かような成形品及びそのスクラップは摩砕して再成形
することができる。
本発明の組成物及びそれから造られた成形品のll!造
に用いられる加工条件は約170−260℃、好適には
185−240℃、最も好適には20〇−230℃の溶
融温度を含む。本発明のffl成物の射出成形の際には
、製造される成形品の複雑性に対応して金型は出来るだ
け低い温度にあることが好ましい。一般には金型の温度
は10−120℃、好適には10−100℃、及び最も
好適には約50−90℃である。
下記の実施例においては本発明の好適な具体化、及び本
発明の範囲外の対照実験の具体化を伴う数種の比戟例が
示されている0本発明の組成物は安定性が向上している
ことが特徴的であることが明らかであろう、総ての部及
びパーセントは重址を基準とするものであり、総ての温
度は特に断らない限り摂氏の度(’C)である、測定値
は始めSI昨位ではないものも換算されており、数字は
必要に応じて丸められた。
下記の実施例には三檻の異なったポリアセタールが使用
された: (a)“ポリアセタールA”は数平均分子量が約65.
000で、アセテートとして末端を置換されたホモポリ
マーであった。
(b)“ポリアセタールB 11は数平均約分子量が約
40.000で、アセテートとして末端を置換されたホ
モポリマーであった。
(c)“ポリアセタールC″°はジシアノジアミドで安
定化された分子量約40.000の市販のホルムアルデ
ヒド/エチレンオキシド共重合体であった。
下記の実施例には四種の異なった安定剤が使用された。
(a)“PVA”はメタノール及び水の溶液で撹拌する
ことにより酢酸ナトリウムが1.5重量%ないし31)
Glmlまで精製されたポリビニルアルコールである。
ポリビニルアルコールは 過により回収され、濾過ケー
クはメタノールで洗浄された。溶剤はゲージ圧635i
zHHにおいて70−80℃の真空炉中で乾燥すること
によりポリビニルアルコールから除去された; (b)“ナイロン”はナイロン66、ナイロン6/10
、及びナイロン6の夫々33/23/43のターポリマ
ーであった。
(c)”E V OH″は29重量%のエチレンと71
重蓋%のビニルアルコールを含むエチレン/ビニルアル
コール共重合体で、水(H3P O4でpH3に調節さ
れた)を用いて75℃で16時間洗浄することによって
精製され、210℃における見掛けの溶融粘度は950
0Pを有していた。酸性の洗浄水は洗浄容器から排出し
、脱塩水で4時間75℃で洗浄して、次いで乾燥した。
洗浄の前には1コVOHは一般に500 ppmの灰分
を含んでおり、精製後EVOHに含まれる灰分は10p
pmよりも少ない;及び (d)“PHEMA”はインプロパツール溶剤中で遊離
基開始剤を用いてヒドロキシエチルメタクリレートの重
合によって製造された約10,000の分子量を有する
重合体であった。
下記の実施例中に三種の異なった酸化防止剤が使用され
た: (a)“酸化防止剤A″゛は2.2″−メチレンビス(
4−メチル−6−tert−ブチルフェノール);(b
)“酸化防止剤B”はヒドロ桂皮M<3.5−ジー t
erL−ブチル−4−ヒドロキシ−ネオペンタン−デト
ラアリルエステル);及び (e)“酸化防止剤C”はN、N’−へキサメチレンビ
ス−3−(3,5−ジーtert−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオンアミドであった。
上記に挙げた成分を含む組成物(又は配合物)の製造及
び押出しにおいては、各種の機械及び条件が用いられた
: (a)“押出しA”は2.54cmのモダン・プラスチ
ックス・マシーナリ(Modern  P 1assi
es  Machinery)製押出機を用い、温度2
00℃、スクリュー速度40rpm、及びヘッド圧力1
300psi として行なわれた; (b)“押出しB”はスクリュー速度を5Qrpmとし
た以外は押出しAと同様であった: (e)“押出しC″はメルトバリヤー(+aelt  
barrier)スクリューを用いた5、08clIの
ロイル(Royle)押出機を使用し、温度215℃、
スクリュー速度60 rpn+ 、及びヘッド圧力6.
89MPaで行なわれた; (d)“押出しD”はメルトバリヤー・スクリューを用
いた6、35czのスターリング(S terling
)押出機を使用し、温度200℃、スクリュー速度80
rp−で行なわれた; (e)“押出しE”は押出し温度を195℃、スクリュ
ー速度を45rpa+とじた以外は押出しDと同様であ
った; (f)“押出しF”はバレル加熱設定温度を230℃、
スクリュー速度を75rpmとした以外は押出しDと同
様であった;そして (g)“押出しG″は温度(ダイの出口)200℃、及
びスクリュー速度150rpmで操作した2811Rの
二軸スクリュー押出機を用いて行なわれた。
下記の実施例においては、組成物の熱安定性は熱的に発
生したホルムアルデヒド(TF、F)試験方法によって
測定された。ポリアセタール組成物の秤量した試料をチ
ューブ中に入れ、酸素を含まない環境中に試料を保持し
つつ、装置から発生する気体を取り除くために試験試料
に窒素を導入する蓋をチューブに取り付けた。試料をシ
リコン油洛中で259℃に加熱した。窒素と、それによ
って輸送される発生気体は、40g/lの亜硫酸ナトリ
ウム水溶液75mN中を気泡状となって通過する。発生
したホルムアルデヒドは亜硫酸ナトリウムと反応して水
酸化すl・リウムを生じる。水酸化ナトリウムは標準0
.1N HCIで連続的に中和される。結果は滴定液の
111対時間のチャートとして得られる0発生したホル
ムアルデヒドのパーセントは下記式 但し Vは滴定液の体積alであり、 Nは滴定液の規定度であり、且つ SWは試料の重量3である、 で計算される。
係数“0.03”はg/ミリ当量で現したホルムアルデ
ヒドのミリ当量重量である。
熱的に発生したホルムアルデヒドは便宜上30分加熱(
TEFs。)及び60分加熱(T E F s。)とし
て報告される。TEFs。の結果は特に本発明による組
成物の長期安定性の改善を明らかにしている。
下記の実施例においては組成物の安定性は又汚染の精査
研究によって評価することができる。この精査において
、汚染を生じ易いような条件下で押し出された各組成物
は、無添加(着色していない)樹脂のベレットに黒色の
斑点として現れてくる。
下記の実施例において組成物の安定性は、該組成物から
成形された引っ張り試験片の色を測定するハンター・ト
リスチマラス(Hunter  T ristimul
us)色彩計を用いて評価された。
実施例8以外の各種の組成物の物理的性質はボーイ(B
OY)5QT成形機で成形された試験片について測定さ
れた。組成物は成形機の溶融区域中で205℃で溶融さ
れ、93℃の温度に保持された金型中に加圧下に射出さ
れた。こうして成形された引っ張り試験片は厚さ3.1
7511、頚部の幅12.7ms+、呼称長さは21.
27czであった。曲げ試験用試験片も同様に成形され
、厚さ3゜17511、幅12.7ix、長さ12.5
cmであった。引っ張り強度及び伸びはASTM  D
〜638法を用いて測定された;ノツチ付きアイゾツト
試験はASTM  D−256法により測定された;又
屈曲弾性率(flew  n+odulus)はD−7
90法を用いて測定された。
1し ポリアセタールA、酸化防止剤A、精製PVA及びナイ
ロンの配合物を押出しA法により製造し、次いでそのT
E Fjo値について試験しな、これらの試験結果は各
配合物の組成と共に下記の第1表に示されている。
老  −へ  ω  マ 曝 夾[2 ポリアセタールA、酸化防止剤B、M製PVA及ヒナイ
ロンの配合物を押出しC法により製造し、次いでそのT
EF、。及びTEF、。値について試験した。更に引っ
張り試験片及び屈曲試験片を製造し、上記のようにして
物理的性質を測定した0組成物及びこれらの試験結果は
下記の第2表にまとめられている。
ホリアセタールB 、酸化防止剤B、精製EVOH及び
ナイロンの配合物を押出しD法により製造し、次いでそ
のTEF、。値について試験した。更に引っ張り試験片
及び屈曲試験片を製造し、上記のヨウにして物理的性質
を測定した。組成物及びこれらの試験結果は下記の第3
表に示されている。
X蕉j1工( ポリアセタールA、酸化防止剤B、精製EVOH及びナ
イロンの配合物を押出しC法により製遺し、次いでその
T E F *a値について試験した8組成物及びこれ
らの 試験結果は下記の第4表に示されている。
犬1j1−1 ポリアセタールA、酸化防止剤B及びC,精製EVOH
及びナイロンの配合物を押出しC法により製造し、次い
でそのTEF、。値について試験した0組成物及びこれ
らの試験結果は下記の第5表に示されている。
叉W工( ポリアセタールB、酸化防止剤B、PHEMA及びナイ
ロンの配合物を押出しA法により製造し、次いでそのT
EF、。値及びTE Fs。について試験した0組成物
及びこれらの試験結果は下記の第6表に示されている。
夾[7 本実施例の実験にはポリアセタールCが使用された。こ
のポリアセタールについて (a)第一番目に、市販品のままで; (b)第二番目に、ジシアノジアミド系の安定剤を除去
するためにエチルアルコールで抽出後に;(c)第三番
目に、抽出されたポリアセタール共重合体を精製EVO
H及び酸化防止剤Bと配合した後に;及び (d)第四番目に、抽出されたポリアセタール共重合体
を未精製のEVOH及び酸化防止剤Bと配合した後に、
TEF値を測定した。
配合物(c)及び(d)は押出しB法によって製造され
た0組成及びTEF値の結果の概要を下記の第7表に示
す。
X遣1−影 ポリアセタールA、酸化防止剤B、精製PVA、精g!
EVOH及びナイロンの配合物を押出しE法によって製
造し、次いで下記のように成形し、そして成形工程の間
に発生するホルムアルデヒド量を評価した。該配合物は
8オンス用のシンシナチ(C1ncinnati)成形
機を用い、21.6CJIX1゜3 cm Xo、3 
cmの引っ張り試験片として成形された。成形の際の呼
称保圧時間(hold  up  tio+e)は、成
形機の温度229℃で17゜5分であった@8時間の成
形時間にわたる雰囲気中のホルムアルデヒド暴露量は、
“プローチク(Pro−Tek)”バッチを用いて測定
された。組成及び暴露結果の概要は下記の第8表に示さ
れている。
237°Cの14オンス用HPM成形機における“トッ
プ−ハツト(top −hat)”金型を用いて、これ
ら三種の配合物について金型の付着物を検査した。
配合物1は200部の成形後パラホルムアルデヒド系の
金型付着物が、そして245部の成形後便少量のナイロ
ン系の金型付着物が認められた。配合物2及び3は30
0部の成形後もいかなる種類の金型付着物も認められな
かった。
火11t−」− ポリアセタールA、#化防止剤B、M製EVOH及びナ
イロンの配合物をスクリューが隠れる程の供給速度(フ
ラッド・フィード[flood  feed])に設定
し、二個の孔を持ったダイで押出しF法によって製造し
た。ダイ出口の溶融物の温度は比較的一定で、各配合物
について252−254℃であった。
各配合物について約2時間の間作業を行い、各実験の連
続15分毎に区切ったロットとじて生成物を取りまとめ
た。汚染の程度を評価するために、各実験のm後のロフ
トから5 k、の生成物を採取し、ペレットを白い皿の
上に広げ、目に見える汚染を持ったベレット総てを拾い
上げ、計数し、特長を識別した。組成及び結果を下記の
第9表に総括して示している。
更に各作業の間にグイ取り付は板上のダイ滴下物の形成
について観察した。配合物2はダイの孔の周囲に黒色の
堂状物が相当程度集積していることが認められた。
去m ポリアセタールA、酸化防止剤B、精製PVA、精製E
VOH及びナイロンの配合物を押出しE法で製造し、引
っ張り試験片を製作した。
ハンター・トリスチマラス(Hunter  Tris
ti信ulus)色彩計を用いて引っ張り試験片の色を
測定した。各場合とも引っ張り試験片を半分に切断し、
色彩測定に充分な表面積が得られるように両半分をテー
プ止めした。
各試料について3個のパラメーターを測定した。
“L”はO=黒及び100=白としたときの明るさの尺
度である。“a”は赤/緑の均衡の尺度であり、プラス
の値は赤に向かっての移動(shift)を示し、マイ
ナスの値は緑へ向かっての移動を示している。
“b”は黄/青の均衡の尺度であり、プラスの値は黄色
へ向かっての移動を示し、マイナスの値は青へ向かって
の移動を示す。
配合物組成及び潤色の結果は下記の第10表Gで一括し
て示しである。
寒施1L二11 ポリアセタールB、酸化防止剤C1及びEVOHの配合
物を押出しG法により製造し、次いでそのTEF、。値
について試験しな、これらの試験結果は各配合物の組成
と共に下記の第11表に示されている。
東111−」じL 67.3kgのポリアセタールA、680gの精製EV
OH及び136gの酸化防止剤りを6゜35cmの一軸
スクリユー押出機で押し出すことによって配合物1を製
造した。67.3に#のポリアセタールA、475gの
ナイロン及び136gの酸化防止剤りを、配合物1と同
一条件下で同一装置を用いて配合物2を製造した。
各配合物を長期間にわたり高温(240℃)に保持した
時の各配合物のメルトインデックスの増加を測定するこ
とにより、これら2種の配合物の熱安定性を評価した。
メルトインデックスは一定の力を受けた時に、一定の温
度で一定の時間内に一定の寸法のオリフィスを通って押
し出される重合体重量の9数であり、重合体の分子量と
反比例的な関係がある。従ってメルトインデックスの増
加が速ければ速い程、熱安定剤の効果が小さいというこ
とである。
10分ないし240分の保圧時間をかけた場合配合物l
及び2について得られた値を第12表に示す0表示のメ
ルトインデックス値は重量55 g、直径9.5251
1のピストンで3285 y重の力をかけ、2.065
gmのオリフィスを通って240℃で10分間に押出さ
れた重合体のg数を表している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)0.1−10重量%のヒドロキシル基含有重
    合体及びヒドロキシル基含有オリゴマーからなる群から
    選ばれた少なくとも一種の化合物、及び (b)90−99.9重量%の少なくとも一種のポリア
    セタール重合体 から本質的に構成され、上記の百分率は成分(a)及び
    (b)の合計量のみに対する値であり;該重合体又はオ
    リゴマーの主鎖中にあってヒドロキシル基が直接又は間
    接に結合している原子相互の間には、平均して20個よ
    りも多くない数の主鎖原子がはさまれており;さらに又
    該ヒドロキシル基含有化合物は事実上酸性物質を含まな
    いことを特徴とする熱可塑性ポリアセタール組成物。 2、該ポリアセタールがホモポリマーであり、且つ該ヒ
    ドロキシル基含有重合体又はオリゴマーが事実上酸性物
    質及び塩基性物質を含まないことを特徴とする特許請求
    の範囲1項記載の組成物。 3、該ヒドロキシル基含有化合物が事実上酸の塩及び塩
    基性の非揮発性灰分を含まないことを特徴とする特許請
    求の範囲1項記載の組成物。 4、成分(a)が該組成物の0.2−4.0重量%を構
    成することを特徴とする特許請求の範囲1、2又は3項
    記載の組成物。 5、成分(a)が該組成物の0.6−2.5重量%を構
    成することを特徴とする特許請求の範囲1、2又は3項
    記載の組成物。 6、ヒドロキシル基に対する重合体又はオリゴマーの主
    鎖中の炭素原子の比率が1:1ないし1:20の範囲内
    にあることを特徴とする特許請求の範囲1、2又は3項
    記載の組成物。 7、ヒドロキシル基に対する重合体又はオリゴマーの主
    鎖中の炭素原子の比率が1:2ないし1:20の範囲内
    にあることを特徴とする特許請求の範囲3項記載の組成
    物。 8、ヒドロキシル基に対する重合体又はオリゴマーの主
    鎖中の炭素原子の比率が1:2ないし1:10の範囲内
    にあることを特徴とする特許請求の範囲1、2又は3項
    記載の組成物。 9、炭化水素基に対する重合体又はオリゴマーの主鎖中
    の炭素原子の比率が1:2ないし1:5の範囲内にある
    ことを特徴とする特許請求の範囲1、2又は3項記載の
    組成物。 10、成分(a)がポリ(ビニルアルコール)、ポリ(
    エチレンビニルアルコール)、ポリ(ヒドロキシエチル
    メタクリレート)、ポリ(ヒドロキシプロピルメタクリ
    レート)、及び酢酸ビニル/メチルメタクリレート共重
    合体の加水分解物からなる群から選ばれることを特徴と
    する特許請求の範囲1、2又は3項記載の組成物。 11、成分(a)がポリ(エチレンビニルアルコール)
    であることを特徴とする特許請求の範囲1、2又は3項
    記載の組成物。 12、該ポリアセタール重合体が共重合体であることを
    特徴とする特許請求の範囲1又は3項記載の組成物。 13、該ヒドロキシル基含有重合体又はオリゴマーが4
    0ppm以上の酸性物質を含まないことを特徴とする特
    許請求の範囲12項記載の組成物。 14、成分(a)が40ppm以上の塩基性物質及び4
    0ppm以上の酸性物質を含まないことを特徴とする特
    許請求の範囲2項記載の組成物。 15、該ポリアセタールが10,000−100,00
    0の数平均分子量を有することを特徴とする特許請求の
    範囲1、2又は3項記載の組成物。 16、少なくとも一種の補助安定剤、酸化防止剤、顔料
    、着色剤、補強剤、強化剤及び充填剤を更に含むことを
    特徴とする特許請求の範囲1、2又は3項記載の組成物
    。 17、更にナイロン補助安定剤を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲1、2又は3項記載の組成物。 18、特許請求の範囲1、2又は3項記載の組成物から
    製造されたことを特徴とする成形品。 19、ヒドロキシル基含有化合物とポリアセタール重合
    体とを組成物の各成分の融点以上の温度で、且つ各成分
    の分解が起こる温度以下の温度で混合することを特徴と
    する特許請求の範囲1、2又は3項記載の組成物の製造
    方法。
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